JPH0223260Y2 - - Google Patents

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JPH0223260Y2
JPH0223260Y2 JP4092184U JP4092184U JPH0223260Y2 JP H0223260 Y2 JPH0223260 Y2 JP H0223260Y2 JP 4092184 U JP4092184 U JP 4092184U JP 4092184 U JP4092184 U JP 4092184U JP H0223260 Y2 JPH0223260 Y2 JP H0223260Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は処理剤貯留容器に一回分処理剤を入れ
その処理剤貯留容器を所定の行程で待機位置から
投入位置に回動させることによつてその内部の処
理剤を洗い槽に放出させる洗濯機等の処理剤投入
装置に関する。
〔考案の技術的背景〕
洗濯機におけるこの種の装置として、例えば実
開昭58−117292号公報に示されたものがある。こ
れは処理剤貯留容器を処理剤の再貯留のために投
入位置から待機位置に戻す機構として、処理剤貯
留容器の後端部に斜め上向きに延びるレバー受部
を延設する一方、操作箱に処理剤貯留容器への処
理剤投入のために設けられた開口部を開閉する蓋
部材にレバーを延設し、蓋部材を開放すると、こ
れに伴いレバーが回動してレバー受部に当接し処
理剤貯留容器を投入位置から待機位置に復帰回動
させる構成を採用している。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら上記構成では、蓋部材を完全開放
しないと処理剤貯留容器は待機位置までに完全に
回動せず、この場合には処理剤貯留容器は待機位
置に保持されることなく蓋部材の閉鎖に伴つて投
入位置に戻つてしまう。とこりが実使用時におい
ては、蓋部材を全開することなく、半開程度の状
態で処理剤を供給することが間々あるが、これで
は処理剤供給後に蓋部材を閉じると、処理剤貯留
容器が投入位置に戻つてしまい、処理剤が流出し
てしまうという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、処理剤貯留容器を待機位置に戻すた
めのレバーが完全に回動されなくとも、該容器を
待機位置に復帰保持することができる洗濯機等の
処理剤投入装置を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、レバーを処理剤貯留容器の回動軸心
から離れた軸心を中心に回動し得るように設ける
一方、このレバーに当接されることにより回動し
つつレバーに対し摺動して処理剤貯留容器を投入
位置から待機位置に戻すカムを設け、このカムの
カム面をレバーが限界位置まで回動したとき該レ
バーの回動軸心と略同心となる円弧状に形成し、
レバーの回動限界位置到達以前に処理剤貯留容器
が待機位置に到達するようにしたものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案を脱水兼用洗濯機に適用した一実施
例につき図面を参照しながら説明する。1は洗い
槽兼用の回転槽2を内設した水受槽3を備えた脱
水兼洗濯機の外箱で、上部に洗濯物出入口4を有
した蓋体5を設け、この蓋体5の前部を運転制御
装置6を内設した操作部7とし、後部を後述する
電磁給水弁8、水位スイツチ9等を内設した電装
品収納部10としている。11は電装品収納部1
0の底板で、これの上面にリブ11aによつて囲
まれた注水室12を形成し、この注水室12内に
電磁給水弁8の出水口8aを臨ませている。尚、
12aは注水室12内に供給された水を回動槽2
内に注入する注水口である。13は出水口8a下
方に設けた水勢弱化用の多孔質体である。14は
略船底状をなす上面開放形の処理剤貯留容器で、
注水室12内に電磁給水弁8の側方に位置して設
けられており、後方部両側に突設した軸部14a
を前記リブ11a及び電磁給水弁8との間に立設
した別のリブ11bに回動可能に支持せしめてい
る。15は処理剤貯留容器の前方部右側に突設し
た突片、16はリブ11a外側方に底板11に突
成された細溝17への差込み及び底板11に突説
されたボス18へのねじ止めによつて固定配置さ
れたブザーで、このブザー16はコイル16a及
び振動板16bを備えている。このブザー16の
振動板16bは下端部が固定端で上端部が自由端
となつており、その自由端を略「ワ」字状に折曲
形成している。そして、第3図乃至第6図の状態
において振動板16bの自由端には処理剤貯留容
器14の突片15が載置され、これにて該容器1
4を水平の待機位置に係止し、この状態でコイル
16aが短時間通電されると、振動板16bがコ
イル16aの磁気力により吸引されて第6図に二
点鎖線で示す状態に変位し、これにて処理剤貯留
容器14の係止が外れて該容器14が自重で軸部
14aを中心に下方に回動して第7図に示す傾斜
状の放出位置に達する。従つて、本実施例におい
ては、ブザー16の振動板16bが処理剤貯留容
器14を待機位置に保持する係止部材として作用
し、コイル16aがその保持を解除する作動装置
として作用する。19は電装品収納部10の上面
部に一体に形成した処理剤供給用の案内ケース
で、これの下端注入口19aが処理剤貯留容器1
4内に臨んでいる。20は案内ケース19の上面
開口部を開閉する蓋部材で、後端部両側に突設し
た軸部20aを案内ケース19の後端部に回動可
能に枢支している。21は蓋部材20にその後端
部右側から電装品収納部10内に向きに一体に延
設したレバーで、下端部にピン部21aを横向き
に突設している。従つて、このレバー21aは蓋
部材20の開閉回動に伴つて、処理剤貯留容器1
4の回動軸心即ち軸部14aの軸心から上方に離
れた軸心即ち蓋部材20の軸部20aの軸心を中
心にして回動する。而して、22は処理剤貯留容
器14の右側に支片23を介して一体に形成した
板状のカムで、レバー21のピン部21aに摺接
される円弧状のカム面22aを有し、そのカム面
22aの終端部には突起22bを突設している。
このカム22は後述のようにレバー21のピン
部21aに当接されて上方に回動するが、カム面
22aの曲率半径はレバー21が限界位置まで上
方に回動したとき即ち蓋部材20が第8図に二点
鎖線で示す直立の全開位置まで回動されてカム2
2が最上位置まで回動されたとき、円弧状のカム
面22aがレバー21の回動軸心たる軸部20a
の軸心となるように定められている。尚、24は
蓋部材20の一方の軸部20aに巻装したねじり
コイルばねで、一方の巻端を電装品収納部10の
内上面に係止させ、他方の巻端をレバー21の途
中に設けた突片21bに係止させており、これに
て蓋部材20を常時閉方向に回動付勢している。
次に上記構成の作用を説明する。今、運転制御
装置6を操作して洗濯運転を開始するに当り、処
理剤貯留容器14が第4図に示す如く水平状態の
待機位置にあつて、そ内部に既にソフト仕上剤等
の処理剤が貯留されているとする。この状態で洗
濯運転が開始されると、洗い、中間脱水及び中間
すすぎへと行程が順に進行し、洗い及び中間すす
ぎの各行程では電磁給水弁8が通電されるため、
水は電磁給水弁8から多孔質体13に吐出され、
そして第3図に矢印Aで示す如く注水室12内を
通り、その注水口12aから回転槽2内に供給さ
れる。さて、処理剤を回転槽2内に供給すべき所
定時期例えば最終すすぎ行程に移行されると、電
磁給水弁8が通電されて給水を開始すると共に、
ブザー16のコイル16aが極く短時間だけ通電
されて振動板16bを吸引変位させる。この結
果、振動板16bが処理剤貯留容器14の突片1
5から外れるため、該容器14が自重により待機
位置から第7図に示す投入位置まで下方に回動
し、その先端部から内部の処理剤が注水室12内
に放出される。注水室12内に放出された処理剤
は注水室12内を流れる水中に溶け込み、水と共
に回転槽2内に供給される。そして、最終すすぎ
行程後に最終脱水行程が行われ、以て洗濯機運転
を終了する。
さて、次の洗濯時に処理剤を処理剤貯留容器1
4内に供給すべく蓋部材20を開方向に回動す
る。
すると、レバー21も一体的に回動し、そのピ
ン部21aが第7図に二点鎖線Bで示す軸部20
aを中心とした円弧上を旋回してゆく。このと
き、処理剤貯留容器14は前の洗濯運転における
処理剤投入により第7図に示す如く傾斜状態の投
入位置にあつてカム22のカム面22aがレバー
21のピン部21aの旋回軌跡Bと交差する位置
に存在しているため、レバー21aが旋回し始め
ると、その直後にピン部21aがカム面22aに
当接してカム22を押上げるように作用する。こ
れによりカム22がカム面22aをピン部21a
に対し摺動させながら処理剤貯留容器14と一体
的に軸部14aを中心に上方に回動し、処理剤貯
留容器14がレバー21の小なる旋回角度で早期
に第8図に実線で示す水平状態の待機位置に到達
する。
本実施例ではレバー21の旋回角度ひいては蓋
部材20の開放角度が第8図に実線で示すように
略30度になつた時点で処理剤貯留容器14が待機
位置に到達するように構成している。そして、そ
の後の蓋部材20の開回動により、レバー21の
ピン部21がカム22を上方に回動させつつカム
面22aの上を摺動してゆくため、処理剤貯留容
器14の突片15は蓋部材20の開放角度が30度
をわずかに越えた時点でブザー16の振動板16
b上端を完全に通過し、その後、処理剤貯留容器
14の前端部が第8図に破線で示すように電装品
収納部10の内上面に当接する。この時点では蓋
部材20は未だ全開位置に達してはいないが、カ
ム22の上方への回動伴つてカム面22aは次第
にピン部21aの旋回軌跡Bと平行に近い状態と
なつてゆくため、レバー21の旋回開始当初はそ
の旋回角度の割にカム22の回動角が大きく、そ
の後はレバー21の旋回角度に対するカム22の
回動角は次第に小さくなつていく。従つて、処理
剤貯留容器14の前端部が電装品収納部10の内
上面に当接してそれ以上の回動が阻止された状態
となつた後に蓋部材20を更に第8図に二点鎖線
で示す全開位置まで回動しても、これによるカム
22の回動は僅かであり、このカム22の単独回
動は支片23の弾性的なひねり変形によつて許容
される。ちなみに上述の如き蓋部材20の開放操
作時において、レバー21のピン部21aは滑ら
かな円弧状のカム面22a上を摺動するから、カ
ム面が多角形状をなすような場合とは異なり、開
放力が段階的に変動して操作感を害するといつた
虞れはない。尚、カム22の突起22bはピン部
21aのカム面22aからの外れ防止をなすため
のものである。さて、このようにして蓋部材20
を開放した後、案内ケース19内に一回分の使用
量の処理剤をカツプ等によつて供給すると、その
処理剤は案内ケース19の注入口19aから処理
剤貯留容器14内に流下し貯留される。そして、
この後に蓋部材20から手を離すと、蓋部材20
はねじりコイルばね24のばね力により閉鎖位置
に戻され、これに伴いピン部21aもカム面22
aから離れて第4図に示す原位置に復帰する。す
ると処理剤貯留容器14が自重で下方に回動し、
そして突片15がブザー16の振動板16b上端
に載置され、これにて処理剤貯留容器14が待機
位置に係止される。
ところで、処理剤を処理剤貯留容器14に供給
すべく蓋部材20を開放する際、該蓋部材20を
全開せず半開程度(開放角度略45度)の状態で処
理剤を案内ケース19内に供給することがある。
然るに本実施例によれば、蓋部材20を全開せず
とも、閉鎖位置から30度をやや上回る程度開放す
れば、処理剤貯留容器14は待機位置を通過して
そ突片15が振動板16b上端の上方に位置する
ようになるため、その後、蓋部材20から手を離
しても、処理剤貯留容器14は振動板16bによ
つて確実に待機位置に係止され、従つて、処理剤
は処理剤貯留容器14内に確実に貯留され、該容
器14から放出されてしまうような虞れはない。
尚、上記実施例では作動装置をブザー16のコ
イル16aにより構成したが、運転制御装置を、
カムスイツチのカムをタイマーモータにより駆動
するタイマー装置により構成した場合には、タイ
マー装置のカム軸にカムを取着してこのカムによ
り係止部材を動作させて処理剤貯留容器の保持を
解除するように構成してもよい。
また、上記実施例ではレバー21を蓋部材20
に一体に形成したが、レバーを蓋部材とは別個に
枢設し、該レバーの回動操作によつて処理剤貯留
容器を待機位置に復帰させるように構成してもよ
く、この場合でもレバーを回動限界位置まで完全
に回動操作せず、途中で回動操作を止めても処理
剤貯留容器を確実に待機位置に復帰させることが
できるものである。更に本考案はソフト仕上剤の
みならず洗剤或は漂白剤の投入装置に適用しても
よく、また洗濯機に限らず食器洗浄機に適用して
もよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、処理剤貯留容器
を待機位置に戻すためのレバーが完全に回動され
なくとも、該容器を確実に待機位置に復帰保持す
ることができ、供給した処理剤が不用意に放出さ
れてしまう虞れがないという優れた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は洗濯
機全体の斜視図、第2図は同上部の縦断側面図、
第3図は要部の拡大横断面図、第4図は同要部の
拡大縦断側面図、第5図及び第6図は夫々第3図
中−線及び−線に沿う縦断正面図、第7
図及び第8図は互に異なる状態で示す作用説明用
の第4図相当図である。 図中、2は回転槽(洗い槽)、14は処理剤貯
留容器、16aはコイル(作動装置)、16bは
振動板(係止部材)、20は蓋部材、21はレバ
ー、22はカム、22aはカム面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 処理剤を貯留する待機位置と内部の処理剤を洗
    い槽内に放出する投入位置との間で上下方向に回
    動し得るように設けられた処理剤貯留容器と、こ
    の処理剤貯留容器を待機位置に保持する係止部材
    と、この係止部材を適宜の時期に前記処理剤貯留
    容器の保持を解除するように動作させる作動装置
    と、前記処理剤貯留容器の回動軸心から離れた軸
    心を中心に回動し得るように設けられたレバー
    と、前記処理剤貯留容器と一体的に回動するよう
    に設けられ回動する前記レバーに当接されること
    により回動しつつレバーに対し摺動して処理剤貯
    留容器を投入位置から待機位置に戻すカムとを具
    備し、前記カムのカム面を前記レバーが略限界位
    置まで回動したとき該レバーの回動軸心と略同心
    となる円弧状に形成し、レバーの回動限界位置到
    達以前に処理剤貯留容器が待機位置に到達するよ
    うにしたことを特徴とする洗濯機等の処理剤投入
    装置。
JP4092184U 1984-03-21 1984-03-21 洗濯機等の処理剤投入装置 Granted JPS60151496U (ja)

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JP4092184U JPS60151496U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 洗濯機等の処理剤投入装置

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JP4092184U JPS60151496U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 洗濯機等の処理剤投入装置

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JPS60151496U JPS60151496U (ja) 1985-10-08
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JPS60151496U (ja) 1985-10-08

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