JPH02232209A - 含フッ素高分子化合物及び該化合物からなる強誘電性液晶 - Google Patents

含フッ素高分子化合物及び該化合物からなる強誘電性液晶

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JPH02232209A
JPH02232209A JP1052458A JP5245889A JPH02232209A JP H02232209 A JPH02232209 A JP H02232209A JP 1052458 A JP1052458 A JP 1052458A JP 5245889 A JP5245889 A JP 5245889A JP H02232209 A JPH02232209 A JP H02232209A
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JP
Japan
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liquid crystal
compound
polymer compound
general formula
fluorine
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JP1052458A
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English (en)
Inventor
Tomoya Kitatsume
智哉 北爪
Takeshi Onoki
大野木 毅
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Kashima Oil Co Ltd
Original Assignee
Kashima Oil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、含フッ素高分子化合物及び該化合物からなる
強誘電性液晶に関する。さらに詳しくは、本発明は、光
エレクトロニクスの分野、特に各種の表示素子,電子光
学デバイスとして有用な、常温付近で強誘電性を示し、
電界応答性に優れ、かつ大画面や曲面画面の表示素子と
しても好適に使用しうる含フッ素高分子化合物及び該化
合物からなる液晶に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕光エレ
クトロニクスの分野で、液晶を高分子化し、大画面や曲
面画面の表示素子として利用しようとする試みは、若干
の報告例に見られるが、いずれも応答速度が遅く、未だ
満足しうるちのが得られていない。ところで、光学活性
な含フッ素系物質を組み込んだ強誘電性液晶は、大きな
自発分極を有しており、これを分子内に組み込んだ高分
子液晶は、上記の欠点を克服し、電界などの外的因子に
対する応答速度が極めて速いことが期待される.このよ
うな高分子液晶の合成に当たっては、■単量体にいかに
して光学活性な含フッ素系物質を組み込むか、■得られ
た高分子液晶の分子量分布をいかに狭くするか、さらに
■この分子量をいかに太き《するかなどが重要な問題点
である。
そこで、本発明者らは、このような問題点を解決し、常
温付近で強誘電性を示し、電界応答速度が極めて速い強
誘電性含フッ素高分子液晶を開発すべく、鋭意研究を重
ねた。
〔課題を解決するための手段〕
その結果、特定の繰り返し単位を有する新規な高分子化
合物が上記の課題を達成することを見出し、本発明を完
成した。
すわなち、本発明は、一般式(1) R’ 〔式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2は炭
素原子数1〜10個のアルキル基を示し、Rfは炭素原
子数1又は2個のフッ素含有アルキル基を示す。〕 で表わされる繰り返し単位を存する含フッ素高分子化合
物を提供するとともに、上記の一般式(1)で表わされ
る繰り返し単位を有する含フッ素高分子化合物からなる
強誘電性液晶を提供するものである。
本発明の含フッ素高分子化合物は、上記の一般式〔■]
で表わされる繰り返し単位を有するものであるが、この
式において、R2は炭素原子数1〜10個のアルキル基
を示す。このアルキル基は、直鎖又は分岐鎖であってよ
く、例えばメチル基エチルL  n−プロビル基,イソ
プロビル4,n=ブチルL sec−ブチル基.イソブ
チル基, tart−ブチル基,ベンチル基,ヘキシル
基,ヘプチル基,オクチル基,ノニル基あるいはデシル
基などである。また、Rfは炭素原子数1又は2個の含
フッ素アルキル基である。ここで、含フン素アルキル基
とは、少なくとも1個のフッ素原子を有するアルキル基
を意味し、そのアルキル基の水素原子がさらに塩素など
の他のハロゲン原子で置換されている含フッ素アルキル
基も包含するものとする。さらに具体的には、RfはC
Fs,CFzCCCHF*,CHtF.CzFs.CF
zCCI2t等である。
本発明の含フッ素高分子化合物は、様々な方法で製造す
ることができるが、例えば下記の方法で好適に製造する
ことができる。すなわち、まず、下記の反応式で示され
るように、一般式〔■〕で表わされる4−ペンジルオキ
シ安息香酸クロリドと一般式(Ill)で表わされる光
学活性なα−フルオロアルキルカルビノールをビリジン
等の塩基の存在下に塩化メチレン.ジエチルエーテル,
テトラヒド口フランなどの適切な溶媒中で反応させ、一
殻式(IV)で表わされる化合物を得る.この化合物を
メタノール,エタノール.イソブロバノール等の溶媒中
でPd−Cを触媒として水素で還元して、一般式(V)
で表わされる4−ヒドロキシ安息香酸エステルを得る。
また、一般式[111]で表わされる光学活性なαーフ
ルオロアルキルカルビノールは、対応するラセミ体をア
セチルクロリド又はイソプチロイルクロリド等でアシル
化した後、加水分解酵素、例えばリバーゼP、リバーゼ
MYなどを用いて適当な加水分解率まで加水分解するこ
とにより、両鏡像体を作り分けることができる。
(Ill (I[I) (IV) 〔式中、R2及びRfは前記と同じものを示す。]次に
、上記の一般式(V)で表わされる化合物を一般式〔■
〕で表わされる4−アルコキシビフェニル−4″一カル
ボン酸クロリドと、前記と同様にピリジン等の塩基の存
在下で適当な溶媒中で反応させ、一般式〔■〕で表わさ
れる化合物を得る.この化合物を前記と同様にPd−C
を触媒として水素で還元して一般式〔■〕で表わされる
化合物を得る。
(IXI (Vl) (V) 〔■〕 〔■〕 〔式中R′ はアルキル基又はベンジル基を示し、Rz
及びRfは前記と同じものを示す。〕さらに、上記の一
般式〔■〕で表わされる化合物と一般弐([X)で表わ
されるアクリル酸クロリド又はメタクリル酸クロリドを
、ピリジン等の塩基の存在で、塩化メチレン等の適切な
溶媒中で反応させ、一般式(X)で表わされる単量体化
合物を得る。
(X) 〔式中、RI,R!及びRfは前記と同じものを示す.
〕 このようにして得られた前記一般式(X)で表わされる
単量体を次に重合させて、本発明の高分子化合物を製造
するが、この際の重合方法としては、公知の方法、例え
ば塊状重合、懸濁重合あるいは溶液重合などの各種の方
法を適用することができる。また、重合に当たって様々
な重合開始剤を用いることができ、例えば過酸化ベンゾ
イル,過酸化ラウロイル.アゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)等の開始剤を用いてラジカル重合を、ブチ
ルリチウムなどの開始剤を用いてアニオン重合を行うこ
とができる。
重合温度は、重合方法、用いる開始剤の種類などによっ
て適宜決定することができる。例えば、アニオン重合を
行う場合には、得られるボリマーの立体規則性を制御す
るためには、−78゜C〜0゜C程度の低温が特に好ま
しい。
また、重合時間は、重合温度など、他の条件によって異
なるが、通常、1=30時間である。
分子量の調節は、公知の分子量調節剤の添加又は単量体
に対する開始剤の濃度を調節することにより行われる。
本発明の高分子化合物の数平均分子量は、3,000〜
300.000の範囲にあることが好ましい。
このようにして得られた重合体は、公知の成膜法により
フィルムに成形して液晶として用いることができる。フ
ィルム状の重合体は、2枚の通常のガラス基板,大型の
ガラス基板、曲面状のガラス基板,ポリエステルフィル
ム等の間に挟むことにより種々の表示素子.゛電子光学
デバイスなど、種々のオプトエレクトロニクスの分野で
利用することができる。
本発明の含フッ素高分子液晶は、強誘電性を示すカイラ
ルスメクチックC相液晶状態が室温付近の広い温度範囲
で現れ、また、電界応答速度が極めて速いことが確認さ
れた。
〔実施例〕
次に、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
なお、得られた化合物の構造は、19F−NMR、’H
−NMRS IRにより確認し、また、相転移温度の測
定及び相の確認はそれぞれ示差走査熱量計(DSC)及
び偏光顕微鏡により行った。
実施例1 4−(4゜−ベンジルオキシビフエニル−4一カルボニ
ルオキシ)一安息香酸1−トリフルオロメチルへブチル
エステル(前記の一般式〔■〕において、R’−CHt
CbHs; R”=CiH+i; Rf−CF,の化合
物)(1.3g,2ミリモル)をエタノール20mに溶
解し、パラジウムチャコール(Pd−C)を触媒として
水素で還元し、4− (4’ヒドロキシビフェニル−4
−カルポニルオキシ)一安息香酸1−トリフルオロメチ
ルへブチルエステル(前記一般式〔■〕において、Rf
=CF3.R ” =C b H l 3の化合物)を
収率43%で得た。この化合物(1.1g、2ミリモル
)とアクリル酸クロリド(0.91g、10ミリモル)
を塩化メチレン10dに溶解し、この溶液に室温でピリ
ジン(0.5d、6ミリモル)を滴下した。反応終了後
、1規定の塩酸を加え、有機層を分離し、炭酸水素ナト
リウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した.
溶媒を留去した後、シリカゲル力ラムクロマトグラフィ
ーで生成物を精製し、単量体を収率76%で得た.この
単量体の物理的性質を以下に示す。
1’F−NMR (CDCl3):δ(ppm)  −
 1. 5 ( d、J r−H= 6. O I{z
) ’H  NMR (CDCf,l) i 6 (ppm
) 0.9 4〜2.10  (1.3H)、5.74
  (C=CH)、6.18(CHS m) 、6.2
 6、6.35  (C=CH.)7. 1. 0 〜
1. 3 0  (Ar − H )IR  (KBr
);  1 725、l 7 2 0 (C=O) c
m−’(α) o =+ 1 4. 1(c=1. 1
 4 ; トルエン)これらの物理的性質から、得られ
た単量体は、4−(4’−アクリ口イルオキシビフエニ
ル−4一力ルボニルオキシ)一安息香酸1−トリフルオ
ロメチルへブチルエステル(前記一般式(X)において
、Rf=CFs; R’=H ; R”=ChH+3の
化合物)であることが確認された。
人 の ゛1 アニオン A) 得られた単量体(1.0g、1.8ミリモル)をテトラ
ヒドロフラン(lod)に溶解させ、窒素気流下で−7
8゛Cに保ち、n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(0
.051lte、0.08ミリモル)を加えた.−78
゜Cで24時間反応させた後、■規定の塩酸を加えた。
生成した固体を単離精製し、重合体を収率57%で得た
この重合体の数平均分子量Mnは39600であり、重
量平均分子量Mwは51500であり、比旋光度は(α
) . =+4..39 (c=1.0 1、トルエン
)であった。また、このものの相転移温度は、 あり、重量平均分子i M wは、89900であり、
比旋光度は〔α]。=+4.0 8 (c=0.9 7
、トルエン)であった。また、このものの相転移温度は
、 であった。また、応答速度は9.1ms(52゜C、セ
ル厚25μm)であった。但し、ここでgはガラス状態
、SmC”はカイラルスメクチックC相液晶状態、Sm
AはスメクチックA相液晶状態、rsoは等方性液体を
示す。
実施例2 人 の   一ジカル ム 実施例1で製造した単量体(1.0g、1. 8 ミI
Jモル)をベンゼン(10d)に溶解させ、アゾビスイ
ソブチロニトリル(A I BN, 0. 1 g)を
加え、脱気封管をした。これをi o o ”cに加熱
し、24時間反応させた後、溶媒を留去し、重合体を収
率69%で得た。
この重合体の数平均分子景Mnは53200でであり、
応答速度は、9.4ms(54゜C、セル厚25μm)
であった。
実施例3 4−(4“−ヒドロキシビフエニル−4−カルポニルオ
キシ)一安息香酸1−}リフルオ口メチルへブチルエス
テル(前記一般式〔■〕において、Rf=CFz: R
”=CiH+xの化合物)(1.1.g、2ミリモル)
とメタクリル酸クロリド(1.0d、10ミリモル)を
塩化メチレン(lod)に溶解させ、この溶液に室温で
ビリジン(0.5d,6ミリモル)を滴下した。後処理
を実施例1と同様に行い、単量体を収率68%で得た。
得られた単量体の物理的性質を以下に示す。
”F−NMR (CDCf!.)iδ(ppm) − 
1. 7 ( d,J F−H = 6. 5 Hz) ’H−NMR (CD(Iff);δ(ppm) 0。
89〜2.15 (1 6H) 、6.2 1 (CH
..m)、6、24、6.39 (C=CH2)、7.
0 5〜7.3 5 (Ar−H)IR (KBr);
 1 725、! 7 2 0 (C=0) cya−
’Crt)o =+ 10.3 (c=1.0 1 ;
 トルエン)これらの物理的性質から、得られた単量体
は、4−(4’−メタクリ口イルオキシビフエニル−4
一カルポニルオキシ)一安息香酸1−トリフルオロメチ
ルへブチルエステル(前記一触式(X)において、Rf
=CF,: R’=CH1: R”=C.H.ffの化
合物)であることが確認された。
八 の    二オン 4 得られた単量体(1.0g、1.8ミリモル)を実施例
1と同様にして重合させ、重合体を収率63%で得た。
得られた重合体の数平均分子量MOは46800で、重
量平均分子量M詩は56700であった。また、比旋光
度は〔α),一十6.14(c=f.14、トルエン)
であった。このものの相転移温度は、 であった,また、応答速度は、7.0ms(60゜C、
セル厚25μm)であった。
実施例4 人 〇 ′龜 一ジカル 人 実施例3で得られた単量体(1.0g、1.8ミリモル
)を用い、実施例2と同様にしてAIBNを開始剤とし
て反応させ、重合体を収率65%で得た。この重合体の
数平均分子i1 M nは52400であり、重量平均
分子量M11は86100であった。また、比旋光度は
〔α〕。=+5.44(c=1.05、トルエン)であ
った。このものの相転移温度は、 であった。また、応答速度は、9.0ms(58゜C、
セル厚25μm)であった。
実施例5 4− (4’−ベンジルオキシビフェニル−4一力ルボ
ニルオキシ)一安息香酸1−トリフルオロメチルノニル
エステル(前記の一般式〔■〕において、R’=CHz
C6Hs; R”=C++H+t; Rf=CF.の化
合物)(1.4g、2ミリモル)をエタノール20dに
溶解し、Pd−C(1 00■)を触媒として水素で還
元し、4− (4’−ヒドロキシビフェニル−4−カル
ポニルオキシ)一安息香酸Iートリフルオロメチルノニ
ルエステル(前記一般式〔■]において、Rf=CFx
; R”=CaH+t(7)化合物)を収率59%で得
た。この化合物(1.2g、2ミリモル)とアクリル酸
クロリド(0.91g、10ミリモル)を用いて、実施
例1と同様な方法で反応させ、単量体を収率63%で得
た。この単量体の物理的性質を以下に示す。
”F−NMR  (CD(us); δ(ppm)  
− 1. 0  ( d、J y−s  = 6. O
セ) H−NMR  (CDCf,); δ(ppm)  0
. 9 1〜2.23  (17H) 、5..7 1
  (C=C}l)、6.23(CH,m)、6.27
、6.38(C=CH2)、7.06〜7. 3 8 
 (Ar − H )IR  (K.Br);  l 
730、 1 7 2 5 (C = O)cm−’〔
α〕。=十f5.4 (c=1.0 7 ; トルエン
)これらの物理的性質から、得られた単量体は、4−(
4゜−アクリ口イルオキシビフエニル−4一カルボニル
オキシ)一安息香酸1−トリフルオロメチルノニルエス
テル(前記一般式〔X]において、Rf=CF:li 
R’=H ; R”=CaH+tの化合物)であること
が確認された。
人 の ゛6 アニオン 人) 得られた単量体(1.0g、1.7ミリモル)を実施例
lと同様にして、n−ブチルリチウムを開始剤として反
応させ、重合体を収率64%で得た。
この重合体の数平均分子量Mnは49800であり、重
量平均分子量Msvは63400であった。
比旋光度は〔α) o =+7.6 4 (c=0.9
 6、トルエン)であった。また、このものの相転移温
度は、 セル厚25μm)であった。
実施例7 であった。また、応答速度は、7.5ms(65゜C、
セル厚25μm)であった。
実施例6 人 の   一ジカル 人 実施例5で得られた単量体(1.0g、1.7ミリモル
)を用い、実施例2と同様にAIBNを開始剤として反
応させ、重合体を収率68%で得た。
この重合体の数平均分子量Mnは46700であり、重
量平均分子量M−は79600であった。
また、比旋光度は〔α〕。=+7.0 2(c=1.0
 4、トルエン)であった。また、このものの相転移温
度は、 であった。また、応答速度は、6.5ms(55゜C1
4−(4゜−ヒドロキシビフェニル−4−カルポニルオ
キシ)一安息香酸1−トリフルオロメチルノニルエステ
ル(前記一般式〔■〕において、Rf=CFz; R”
=CiH+t(7)化合物)(1.2g、2ミリモル)
とメタクリル酸クロリド( 1.. 0 /d、10ミ
リモル)を実施例3と同様に反応させ、単量体を収率7
l%で得た。この単量体の物理的性質を以下に示す。
−9F−NMR  (CDCI!!);  δ(ppm
)  − 1.6  ( d、.J W−H ” 6.
 O HZ) ’H−NMR (CDCf3);δ(ppm) 0. 
8 8 〜2.16 (20H) 、6.20 (CH
..m) 、6.24、6.36 (C=CH.)、7
.0 7〜7.4 1 (Ar−H)IR(KBr);
1725、l 7 2 0 (C = O)am−’〔
α) b =+9.6 (c=o.9 7 ; }ノレ
エン)これらの物理的性質から、得られた単量体は、4
−(4″−メタクリ口イルオキシビフェニル−4−カル
ポニルオキシ)一安息香酸1−トリフルオロメチルノニ
ルエステル(前記一般式(X)におイテ、R f = 
C F * ;R ’ = C H 3 i R ” 
= C tr H l 7の化合物)であることが確認
された。
人 の ″ アニオン 4 得られた単量体(1.0g、1.7ミリモル)を用い、
実施例1と同様にして、n−ブチルリチウムを開始剤と
して反応させ、重合体を収率62%で得た.この重合体
の数平均分子量Mnは41100で、重量平均分子量M
wは55700であり、比旋光度は〔α〕。=+4.7
9 (c=1.20、トルエン)であった。このものの
相転移温度は、実施例7で得られた単量体(1.0g、
1.7ミリモル)を用い、実施例2と同様にしてAIB
Nを開始剤として反応させ、重合体を収率55%で得た
。この重合体の数平均分子量Mnは67600であり、
重量平均分子量M一は、94100であった。また、比
旋光度は〔α]。=+4.19(c一〇.94、トルエ
ン)であった。また、このものの相転移温度は、 であった。また、応答速度は、8.0ms(64”C、
セル厚25μm、)であった。
これらの結果をまとめて第1表に示す。
(以下余白) であった。また、応答速度は、9.5ms(65゜C、
セル厚25μm)であった。
実施例8 ▲ の   一ジカル 4 〔発明の効果〕 以上のように、本発明の含フッ素高分子化合物は、常温
付近で強誘電性を示すばかりでなく、電界応答速度が著
しく速い。したがって、本発明の含フッ素高分子液晶は
、各種の表示素子,電子光学デバイスなどに有効に利用
され、大画面や曲面画面の表示素子としても好適に利用
される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子又はメチル基を示し、R^2
    は炭素原子数1〜10個のアルキル基を示し、Rfは炭
    素原子数1又は2個のフッ素含有アルキル基を示す。〕 で表わされる繰り返し単位を有する含フッ素高分子化合
    物。
  2. (2)請求項1記載の繰り返し単位を有する含フッ素高
    分子化合物からなる強誘電性液晶。
JP1052458A 1989-03-04 1989-03-04 含フッ素高分子化合物及び該化合物からなる強誘電性液晶 Pending JPH02232209A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6096908A (en) * 1992-01-31 2000-08-01 Kashima Oil Company Optically active fluorinated compounds

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6096908A (en) * 1992-01-31 2000-08-01 Kashima Oil Company Optically active fluorinated compounds

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