JPH02231915A - 電線等の鳥害防止器 - Google Patents

電線等の鳥害防止器

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JPH02231915A
JPH02231915A JP1217823A JP21782389A JPH02231915A JP H02231915 A JPH02231915 A JP H02231915A JP 1217823 A JP1217823 A JP 1217823A JP 21782389 A JP21782389 A JP 21782389A JP H02231915 A JPH02231915 A JP H02231915A
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Japan
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bird
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hole
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JP1217823A
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Kenichi Washino
賢一 鷲野
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Kinki Denki Co Ltd
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Kinki Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、送配電線又は架空地線に取付けて、鳥類が止
まって充電部に接触することにより生じる閃絡、或いは
糞害を防止するため、さらには、街路樹等の樹木との接
触により電線被覆が欠損することのないように保護する
電線等の鳥害防止器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の目的に使用されるものに例えば筒状の保
護カバーが知られており、これら従来のものは筒体の外
周表面に突起や突刺を多数設けて、鳥類が接近しにくく
、また掴まりに<<シているが、このように表面に突起
や突刺を設けたものでは電線への取付けに際してこれら
の突起や突刺が邪魔になって作業性が悪く、さらに電線
に取付けた状態は回動ずることなく固定されており、鳥
が一旦休止するとぐらついたリせずに安定に止り続ける
ことができ、鳥害防止効果が不十分なものであった。
そこでこのような不具合を解消するため本出願人は、中
央に透孔を設けてなる左右一対の支持体と、この支持体
の周縁沿いに互いに間隔を置いて配置,され、両端部を
二枚の支持体に夫々止着せしめてなる複数本のバーとか
らなり、支持体の透孔を電線等に遊嵌させることにより
電線等の外周に回転自在に装着するようにした回転体を
使用する電線等の鳥害防止器を発明した。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の鳥害防止器を実施する上において克服しなければ
ならない重要な点は、 a.使用すべき場所に応じてその長さが自在に調節可能
でなければならない、 b.電線の長い範囲を被覆する場合に、電線の自重によ
る撓みに追従する形態の柔軟性がなければならない、 C.多くの鳥が一度に掴ろうとしてもバランスすること
なく確実に回転してその休止を阻止しなければならない
、等である。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため本発明は、中央に透孔を設け
てなる左右一対の支持体と、この支持体の周縁沿いに互
いに間隔を置いて配置され、両端部を二枚の支持体に夫
々止着せしめてなる複数本のバーとからなり、支持体の
透孔を電線等に遊嵌させることにより電線等の外周に回
転自在に装着するようにした回転体を二個以上使用し、
各回転体を相互に独立して回転可能なるように連結して
電線等に装着してなる電線等の鳥害防止器を提供するも
のである。
また、前記回転体は、一方の支持体の外側に透孔と同心
的に雄型連結部を突設し、他方の支持体の外側に透孔と
同心的であって、かつ、前記雄型連結部を回転自在に遊
嵌し得る雌型連結部を突設することが望ましい。
〔作用〕
電線に止ろうとする鳥は、その電線が鳥害防止器で覆わ
れているため、該鳥害防止器のバーに止ろうとする。
しかし、各回転体は、電線に対して回転自在に装着され
ているため非常に不安定な状態にある。
従って、バーに鳥の体重が加わることにより鳥害防止器
が回転し、鳥の静止を妨げる。
また、適当な長さの回転体を連結して電線に被覆するも
のであるから使用すべき場所に応じて長さを自在に調節
することができる。
そして、複数の回転体を連結して電線に被覆するもので
あり、その連結部分が関節的な機能を果すから、電線の
自重による撓みに追従する形態の柔軟性がある。
そしてさらに、多くの鳥が一度に掴ろうとしても各回転
体が相互に独立して回転可能であるためバランスせず、
確実に回転してその休止を阻止する。
また、請求項(2)のように、回転体の一対の支持体に
夫々雄型連結部と雌型連結部を設けることにより、回転
体相互の連結が簡単に行える。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面と共に説明する。
1.1“は第4図及び第7図に示すように平面六角形で
、かつ、各角部にバー2.2・・・の端部を止着させて
、計六本のバー2を互いに等間隔を保って支持させる左
右一対をなす板状の支持体である。
これらの支持体1.1′の六角形をなす各辺の大きさは
隣接するバー2.2の間隔を鳥が足指で跨いで同時に掴
めないように設定する。そして、これらの支持体1,1
” は、中央に電線Wに遊嵌させる透孔3を形成し、該
透孔3の内周面に保持環3a.3a’ を嵌着してなり
、さらに、支持体1.1゜及び保持環3a,3a’ は
、鉛直方向の中心線で二等分した半割体1a,lb,l
a’ ,1b゛に分割し、支持体1.1”の上辺部を蝶
番4により連結して両半割体1a,lb,la’ .1
b゛を開閉自在にすると共に、下辺部に夫々閉止具5a
,5bを増付ける。
前記保持環3a,3a“には夫々外側面に互いに雌型と
雄型をなす雌型連結部6aと雄型連結部6bを突設し、
第5図に示すように支持体1側(左側)を雌型連結部6
aとし、支持体1′側(右側)を雄型連結部6bとし、
該雄型連結部6bの先端に外フランジ7bを突設すると
共に、雌型連結部6aに前記外フランジを遊嵌する凹室
7aを形成してなる。
さらにこれらの保持環3a,3a’ 及び連結部6aと
6bは、例えばポリアセクール樹脂や四弗化エチレン樹
脂のような摩擦係数の小さい材料で形成し、雌型連結部
6a及び雄型連結部6bは適当な遊びをもって係合する
ようにして滑り易くする工夫がなされている。
一方、前記支持体1(1”)の下辺部に取付けた閉止具
5a,5bは、第8図に示すように支持体1(1”)の
半割体1b(lb”)の外側に閉止具5aを、また半割
体1b(lb’)の内側に閉止具5bをビス8をもって
枢着状態に装着する。
そして一方の閉止具5aには平板の一側面に他方の半割
体1a(la’)に設けた盲孔9に嵌合させる突起l1
を設け、他方の閉止具5bには先端につまみ片13を設
けると共に、中間部に半割体1a(la’)の内側面に
突出している突出ピン14に跨乗させる係合凹部15を
設けている。
次にこのように構成した回転体Aの使用について説明す
る。先ず、閉止具5bの係合凹部15と突出ピン14の
保合を外して閉止具5bをフリー状態とし、半割体1a
(la”)を軸方向(第8図矢示方向)に押して盲孔9
に嵌合している突起1)を盲孔9から離脱させて閉止具
5aをフリー状態とし、半割体1a (la’ ). 
 lb (lb’ )を蝶番4を支点にして第7図鎖線
のように拡関させ、この拡開部分から電線Wを挿入させ
て架設された電線Wに被着し、拡開している左右の半割
体1aとlb,la” と1b’ を夫々閉じて保持環
3a,3a’ 内に電線Wを遊嵌させる。そして、閉止
具5aの突起1)を盲孔9に嵌合させ、閉止具5bのつ
まみ片13をつまんで係合凹部15と突出ピン14を係
止させ、半割体1aと1b及び半割体1a’  と1b
’ を一体に固定する。
次に、二個目の回転体A゛を前記回転体Aの取扱かいに
準じて該回転体八の右側で電線Wに被着させ、この際第
10図のように回転体A゜の左端の雌型連結部6aの凹
室7aを前記回転体Aの右端の雄型連結部6bの外フラ
ンジ7bの外側から包み込むように係合させる。この連
結された回転体A′の右側に引続き三個目以降の回転体
を二個目の回転体A゛の扱かいと同じ要領で取付けるこ
とで、所要の長さにわたり多数の回転体を互いに連結し
た状態に電線Wに取付け得る。
また、第1)図は閉止具5a,5bの構成の他の実施例
を示したものであり、この実施例では各支持体1.1′
の半割体1aとla’ の前記盲孔9を貫通孔16とな
し、前記閉止具5aの突起1)を延長して輪状突起17
としている。そして、該輪状突起17の突出部分に閉止
具5bの係合凹部l5を係止させるようにしたものであ
る。この実施例のものは前記実施例の短かい突起1)を
盲孔9に嵌合させるものに比べて、長い軸状突起17を
貫通孔16に嵌合させなければならないために若干作業
性は悪くなるが一旦係合したものは外れにくくて、一段
と安定した状態で使用し続けることができる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように本発明の電線等の鳥害防止器は、各
回転体が電線に回転自在に装着されているため、鳥が休
止しようとしてバーに掴まると鳥の体重によって回転体
が回転して不安定となり、鳥は起立状態が保てず休止す
ることができない。
従って、閃絡や糞害を防止することができる。そして、
回転体Aの表面に従来のような突起や突刺がないため、
装着作業が安全かつ迅速に行える。
また、電線がバーにより囲われて保護されているため、
樹木に接触して電線被覆が欠損するのを防止できる利点
をも有する。
また、適当な長さの回転体を多数連結して電線に被覆す
るものであるため、使用すべき場所に応じて長さを自在
に調節することができる。
そして、複数の回転体を連結して電線に被覆するもので
あり、個々の回転体は真直ぐであってもその連結部が関
節的に機能して電線の自重による撓みに追従する形態の
柔軟性がある。
そしてさらに、多くの鳥が一度に掴ろうとしても各回転
体が相互に独立して回転可能であるためバランスせず、
確実に回転してその休止を阻止する。
また、請求項(2)のように、回転体の一対の支持体に
夫々雄型連結部と雌型連結部を設けることにより、回転
体相互の連結が簡単に行えると共に、同じ形態の回転体
を量産すればよいからコスト面での優位性をも発揮する
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例に係わるもので、第1図は斜視図
、第2図は平面図、第3図は正面図、第4図は側面図、
第5図は第4図のX−X線断面図、第6図は第3図のY
−Y線断面図、第7図は第3図の2−2線断面図、第8
図は閉止具を中心に示す拡大断面図、第9図は使用状態
の斜視図、第lθ図は連結部を中心に示す拡大断面図、
第1)図は閉止具を中心に示す他の実施例の一部断面図
である。 1.1゜・・・支持体、2.2・・・バー、3・・・透
孔、6a・・・雌型連結部、6b・・・雄型連結部、A
, A’・・・回転体、W・・・電線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央に透孔を設けてなる左右一対の支持体と、こ
    の支持体の周縁沿いに互いに間隔を置いて配置され、両
    端部を二枚の支持体に夫々止着せしめてなる複数本のバ
    ーとからなり、支持体の透孔を電線等に遊嵌させること
    により電線等の外周に回転自在に装着するようにした回
    転体を二個以上使用し、各回転体を相互に独立して回転
    可能なるように連結して電線等に装着してなることを特
    徴とする電線等の鳥害防止器。
  2. (2)前記回転体は、一方の支持体の外側に透孔と同心
    的に雄型連結部を突設し、他方の支持体の外側に透孔と
    同心的であって、かつ、前記雄型連結部を回転自在に遊
    嵌し得る雌型連結部を突設してなることを特徴とする請
    求項(1)記載の電線等の鳥害防止器。
JP1217823A 1989-08-24 1989-08-24 電線等の鳥害防止器 Granted JPH02231915A (ja)

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