JP2001045953A - 防鳥具 - Google Patents
防鳥具Info
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- JP2001045953A JP2001045953A JP11221526A JP22152699A JP2001045953A JP 2001045953 A JP2001045953 A JP 2001045953A JP 11221526 A JP11221526 A JP 11221526A JP 22152699 A JP22152699 A JP 22152699A JP 2001045953 A JP2001045953 A JP 2001045953A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人間が怪我をする虞が少なく、鳥類が被装着
物に止まることを防止できる防鳥具を提供する。 【解決手段】 防鳥具10は、本体部20と、スペーサ
30とを備えて構成される。本体部20は、丸棒材15
(被装着物)を遊挿可能な遊挿孔21と、手摺り15に
対して径方向外側に突出する停留部22とを備えてお
り、丸棒材15周りに回動可能に組み付けられる。鳥類
が停留部22に止まろうとすると、本体部20が丸棒材
15周りに回転するため、鳥類が止まることが防止され
る。
物に止まることを防止できる防鳥具を提供する。 【解決手段】 防鳥具10は、本体部20と、スペーサ
30とを備えて構成される。本体部20は、丸棒材15
(被装着物)を遊挿可能な遊挿孔21と、手摺り15に
対して径方向外側に突出する停留部22とを備えてお
り、丸棒材15周りに回動可能に組み付けられる。鳥類
が停留部22に止まろうとすると、本体部20が丸棒材
15周りに回転するため、鳥類が止まることが防止され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防鳥具に関する。
【0002】
【従来の技術】ベランダの柵の横木等(以下、丸棒材と
呼ぶ。本発明の被装着物に相当する。)には、多数の鳥
類が止まって糞害等を生じることがある。これを防止す
るために、従来では、丸棒材の周りに有刺鉄線を巻いて
鳥類が止まれないようにしていた。
呼ぶ。本発明の被装着物に相当する。)には、多数の鳥
類が止まって糞害等を生じることがある。これを防止す
るために、従来では、丸棒材の周りに有刺鉄線を巻いて
鳥類が止まれないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、丸棒材に有刺
鉄線を巻く方法では、人間が怪我をしてしまう虞があ
り、必ずしも好適な手段とはいえなかった。本発明は、
上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、人間が
怪我をする虞が少なく、鳥類が被装着物に止まることを
防止できる防鳥具を提供するところにある。
鉄線を巻く方法では、人間が怪我をしてしまう虞があ
り、必ずしも好適な手段とはいえなかった。本発明は、
上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、人間が
怪我をする虞が少なく、鳥類が被装着物に止まることを
防止できる防鳥具を提供するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係る防鳥具は、鳥類が停留動作を
試みる停留部と細長の被装着物を遊挿可能な遊挿孔とを
備えた本体部が設けられるとともに、前記被装着物周り
に組み付けられ鳥類の停留動作によって回転可能である
ところに特徴を有する。なお、被装着部は、柵の横木や
パイプ、電線等を含むものとする。
めの請求項1の発明に係る防鳥具は、鳥類が停留動作を
試みる停留部と細長の被装着物を遊挿可能な遊挿孔とを
備えた本体部が設けられるとともに、前記被装着物周り
に組み付けられ鳥類の停留動作によって回転可能である
ところに特徴を有する。なお、被装着部は、柵の横木や
パイプ、電線等を含むものとする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記停留部は、前記被装着物の径方向外側に
突設する平板状とされているところに特徴を有する。
において、前記停留部は、前記被装着物の径方向外側に
突設する平板状とされているところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項2に記載のもの
において、複数の前記本体部を前記被装着物の長さ方向
に連続して備えたときに、互いに隣接する前記停留部の
間隔が鳥類の進入を規制し得る所定の間隔に保持するス
ペーサが設けられているところに特徴を有する。なお、
スペーサは、本体部と一体としても別体としても良い。
において、複数の前記本体部を前記被装着物の長さ方向
に連続して備えたときに、互いに隣接する前記停留部の
間隔が鳥類の進入を規制し得る所定の間隔に保持するス
ペーサが設けられているところに特徴を有する。なお、
スペーサは、本体部と一体としても別体としても良い。
【0007】請求項4の発明は、請求項2または3に記
載のものにおいて、前記本体部は、可撓性を備えた材料
から形成されているとともに、前記停留部には、外縁か
ら前記遊挿孔までに連続する切り込みが設けられている
ところに特徴を有する。
載のものにおいて、前記本体部は、可撓性を備えた材料
から形成されているとともに、前記停留部には、外縁か
ら前記遊挿孔までに連続する切り込みが設けられている
ところに特徴を有する。
【0008】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載のものにおいて、前記防鳥具は、前記被装着物
周りに分割され、互いに連結可能な連結部を備えた複数
の分割部材から構成されているところに特徴を有する。
かに記載のものにおいて、前記防鳥具は、前記被装着物
周りに分割され、互いに連結可能な連結部を備えた複数
の分割部材から構成されているところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、鳥
類が停留部に止まろうとすると、本体部が回転するた
め、鳥類が止まることが防止される。従来の有刺鉄線を
巻く方法に比べて、人間が怪我をする虞が少ない。
類が停留部に止まろうとすると、本体部が回転するた
め、鳥類が止まることが防止される。従来の有刺鉄線を
巻く方法に比べて、人間が怪我をする虞が少ない。
【0010】請求項2の発明によれば、停留部が被装着
物の径方向外側に突設する平板状とされているため、停
留部が筒状のものと比較して回転しやすい。
物の径方向外側に突設する平板状とされているため、停
留部が筒状のものと比較して回転しやすい。
【0011】請求項3の発明によれば、スペーサによっ
て隣接する各停留部の間隔が鳥類の進入を規制し得る所
定の間隔に保持される。
て隣接する各停留部の間隔が鳥類の進入を規制し得る所
定の間隔に保持される。
【0012】請求項4の発明によれば、本体部を被装着
物に組み付けるには、切り込みを拡げて被装着部を遊挿
孔内へ進入させれば良いため、組付け作業が簡単であ
る。
物に組み付けるには、切り込みを拡げて被装着部を遊挿
孔内へ進入させれば良いため、組付け作業が簡単であ
る。
【0013】請求項5の発明によれば、分割部材を被装
着物周りに組み付け連結部によって連結することで、分
割部材の連結と、被装着物への取付が行われる。
着物周りに組み付け連結部によって連結することで、分
割部材の連結と、被装着物への取付が行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】〈第1実施形態〉次に、本発明の
第1実施形態について図1から図5を参照しつつ説明す
る。本実施形態の防鳥具10は、図1に示すように、ベ
ランダの柵の横木等の丸棒材15(本発明の構成要件で
ある被装着物に相当する。なお、図中には一部分のみを
示す)に組み付けられ、カラス、ハト、スズメ等の鳥類
が止まることを防止するものである。防鳥具10は、以
下に述べるように本体部20と、スペーサ30との2種
の部材を複数個ずつ備えて構成される。
第1実施形態について図1から図5を参照しつつ説明す
る。本実施形態の防鳥具10は、図1に示すように、ベ
ランダの柵の横木等の丸棒材15(本発明の構成要件で
ある被装着物に相当する。なお、図中には一部分のみを
示す)に組み付けられ、カラス、ハト、スズメ等の鳥類
が止まることを防止するものである。防鳥具10は、以
下に述べるように本体部20と、スペーサ30との2種
の部材を複数個ずつ備えて構成される。
【0015】本体部20は、図2に示すように、合成樹
脂材等の可撓性を備えた材料から円形の平板状に形成さ
れている。本体部20は、中央に開口して丸棒材15を
遊挿可能な遊挿孔21と、丸棒材15に対して径方向外
側に突出する停留部22とを備えており、丸棒材15周
りに回転可能に組み付けられる。また、停留部22には
外縁から遊挿孔21までに連続する切り込み23が設け
られており、図3に示すように、切り込み23とは反対
側の撓み部24を撓ませつつ切り込み23の両側孔縁を
拡げて、ここから丸棒材15を遊挿孔21内へ受け入れ
可能とされている。また、通常時には、切り込み23に
よって分断された端縁同士が突き当たることで丸棒材1
5を遊挿孔21内に閉じこめている。
脂材等の可撓性を備えた材料から円形の平板状に形成さ
れている。本体部20は、中央に開口して丸棒材15を
遊挿可能な遊挿孔21と、丸棒材15に対して径方向外
側に突出する停留部22とを備えており、丸棒材15周
りに回転可能に組み付けられる。また、停留部22には
外縁から遊挿孔21までに連続する切り込み23が設け
られており、図3に示すように、切り込み23とは反対
側の撓み部24を撓ませつつ切り込み23の両側孔縁を
拡げて、ここから丸棒材15を遊挿孔21内へ受け入れ
可能とされている。また、通常時には、切り込み23に
よって分断された端縁同士が突き当たることで丸棒材1
5を遊挿孔21内に閉じこめている。
【0016】一方、スペーサ30は、合成樹脂材等の可
撓性を備えた材料から形成されている(図4参照)。こ
のスペーサ30は、後述するように所定の長さ寸法Lを
有する断面C字形に形成されており、側部に装着口31
が設けられている。スペーサ30の内側には丸棒材15
が遊挿可能とされており、スペーサ30全体を撓ませつ
つ装着口31の両側孔縁を拡げて、丸棒材15を内側に
受け入れ可能とされている。
撓性を備えた材料から形成されている(図4参照)。こ
のスペーサ30は、後述するように所定の長さ寸法Lを
有する断面C字形に形成されており、側部に装着口31
が設けられている。スペーサ30の内側には丸棒材15
が遊挿可能とされており、スペーサ30全体を撓ませつ
つ装着口31の両側孔縁を拡げて、丸棒材15を内側に
受け入れ可能とされている。
【0017】上記の本体部20とスペーサ30とは、丸
棒材15に対して複数個が交互に連続して組み付けられ
る(図5参照)。このとき、互いに隣接する停留部22
の間隔はスペーサ30によって所定の長さ寸法Lに保持
される。この長さ寸法Lは、隣接する停留部22間への
鳥類の進入を規制し得る寸法に設定されている。
棒材15に対して複数個が交互に連続して組み付けられ
る(図5参照)。このとき、互いに隣接する停留部22
の間隔はスペーサ30によって所定の長さ寸法Lに保持
される。この長さ寸法Lは、隣接する停留部22間への
鳥類の進入を規制し得る寸法に設定されている。
【0018】本実施形態は以上の構成であり、次にその
組付け方法を説明する。まず、本体部20を丸棒材15
に組付けるには、撓み部24を撓ませつつ切り込み23
の両側孔縁を拡げ、ここから丸棒材15を遊挿孔21の
孔縁の内側へ進入させる。そして、撓み部24を復帰変
形させつつ切り込み23の両側孔縁を閉じると、本体部
20が丸棒材15の周囲に組み付けられる。
組付け方法を説明する。まず、本体部20を丸棒材15
に組付けるには、撓み部24を撓ませつつ切り込み23
の両側孔縁を拡げ、ここから丸棒材15を遊挿孔21の
孔縁の内側へ進入させる。そして、撓み部24を復帰変
形させつつ切り込み23の両側孔縁を閉じると、本体部
20が丸棒材15の周囲に組み付けられる。
【0019】次にスペーサ30を取り付けるには、スペ
ーサ30全体を撓ませつつ装着口31の両側孔縁を拡
げ、ここから丸棒材15を内側に進入させる。そして、
装着口31の両側孔縁を元の位置に復帰変形させると、
スペーサ30が丸棒材15の周囲に組み付けられる。以
上のようにして、本体部20とスペーサ30とを丸棒材
15に沿って交互に連続して装着すると、防鳥具10の
組付けが完了する。
ーサ30全体を撓ませつつ装着口31の両側孔縁を拡
げ、ここから丸棒材15を内側に進入させる。そして、
装着口31の両側孔縁を元の位置に復帰変形させると、
スペーサ30が丸棒材15の周囲に組み付けられる。以
上のようにして、本体部20とスペーサ30とを丸棒材
15に沿って交互に連続して装着すると、防鳥具10の
組付けが完了する。
【0020】次に、本実施形態の作用を説明する。鳥類
が停留部22に止まろうして脚をかけると、本体部20
が丸棒材15周りに回転するため、鳥類が止まることが
防止される。これによれば、丸棒材の周囲に有刺鉄線を
巻く方法のように、針状の突起物を設けていないため、
人間が怪我をする虞がない。
が停留部22に止まろうして脚をかけると、本体部20
が丸棒材15周りに回転するため、鳥類が止まることが
防止される。これによれば、丸棒材の周囲に有刺鉄線を
巻く方法のように、針状の突起物を設けていないため、
人間が怪我をする虞がない。
【0021】また、停留部22が丸棒材15の径方向外
側に突設する平板状とされているため、停留部22が筒
状のものと比較して回転しやすい。また、本体部20
は、全体が平板状であるから取付前にはかさばらず、取
り扱い性に優れている。さらに、本体部20を丸棒材1
5に組み付けるには、切り込み23を拡げて被丸棒材1
5を遊挿孔21内へ進入させれば良いため、組付け作業
が簡単である。また、スペーサ30によって隣接する各
停留部22の間隔が鳥類の進入を規制し得る所定の長さ
Lに保持される。また、スペーサ30は装着口31を拡
げて丸棒材15に組付けることができるため、組付け作
業が簡単である。
側に突設する平板状とされているため、停留部22が筒
状のものと比較して回転しやすい。また、本体部20
は、全体が平板状であるから取付前にはかさばらず、取
り扱い性に優れている。さらに、本体部20を丸棒材1
5に組み付けるには、切り込み23を拡げて被丸棒材1
5を遊挿孔21内へ進入させれば良いため、組付け作業
が簡単である。また、スペーサ30によって隣接する各
停留部22の間隔が鳥類の進入を規制し得る所定の長さ
Lに保持される。また、スペーサ30は装着口31を拡
げて丸棒材15に組付けることができるため、組付け作
業が簡単である。
【0022】〈第2実施形態〉次に、本発明の第2実施
形態について、図6から図9を参照しつつ説明する。本
実施形態の防鳥具40は、上記実施形態と同じく丸棒材
15に組み付けられるものであり、図6に示すように、
複数個の本体部41を連ねて構成される。各本体部41
は、中心軸を通る平面で分断することにより互いに同形
でかつ互いに連結可能な一対の分割部材42,42から
構成されている。
形態について、図6から図9を参照しつつ説明する。本
実施形態の防鳥具40は、上記実施形態と同じく丸棒材
15に組み付けられるものであり、図6に示すように、
複数個の本体部41を連ねて構成される。各本体部41
は、中心軸を通る平面で分断することにより互いに同形
でかつ互いに連結可能な一対の分割部材42,42から
構成されている。
【0023】各分割部材42は、筒体を径方向に半割し
た形状の半筒体43を備えており(図7,図8参照)、
一対の分割部材42,42を連結することにより、両半
筒体43同士が合体して筒状のスペーサ51が形成され
る(図9参照)。このスペーサ51の前後両側の開口は
遊挿孔52とされており、丸棒材15を遊挿可能とされ
ている。
た形状の半筒体43を備えており(図7,図8参照)、
一対の分割部材42,42を連結することにより、両半
筒体43同士が合体して筒状のスペーサ51が形成され
る(図9参照)。このスペーサ51の前後両側の開口は
遊挿孔52とされており、丸棒材15を遊挿可能とされ
ている。
【0024】また、半筒体43の外周面の長さ方向の中
央には、扇状の半円板44が突設されており、一対の分
割部材42,42を連結することにより、両半円板44
同士が合体して円形の停留部53が形成される。なお、
半円板44から突出する半筒体43の長さ寸法は、第1
実施形態における所定の長さ寸法Lの半分とされてい
る。
央には、扇状の半円板44が突設されており、一対の分
割部材42,42を連結することにより、両半円板44
同士が合体して円形の停留部53が形成される。なお、
半円板44から突出する半筒体43の長さ寸法は、第1
実施形態における所定の長さ寸法Lの半分とされてい
る。
【0025】また、半円板44の両端部には、一端側に
矢線形状の係合突部45が突設されており、他端側に係
合突部45を挿通可能な貫通孔46Aを備えた係合受部
46が設けられている。係合突部45の先端には両側方
へ張り出す一対の突起45Aが設けられており、係合受
部46の貫通孔46Aの孔縁に係合可能とされている。
なお、係合突部45と係合受部46とは、本発明の構成
要件である連結部55を構成しており、対応する両部4
5,46を係合させることにより、一対の分割部材4
2,42が連結され、本体部41が形成される。
矢線形状の係合突部45が突設されており、他端側に係
合突部45を挿通可能な貫通孔46Aを備えた係合受部
46が設けられている。係合突部45の先端には両側方
へ張り出す一対の突起45Aが設けられており、係合受
部46の貫通孔46Aの孔縁に係合可能とされている。
なお、係合突部45と係合受部46とは、本発明の構成
要件である連結部55を構成しており、対応する両部4
5,46を係合させることにより、一対の分割部材4
2,42が連結され、本体部41が形成される。
【0026】本実施形態は以上の構成であり、次にその
組付け方法について説明する。まず、一対の分割部材4
2,42の両半筒体43の内側に丸棒材15を挟むよう
にして、両分割部材42,42を接近させる。すると、
各係合突部45がそれぞれ相手側の係合受部46の貫通
孔46A内に押し込まれる。両分割部材42,42をさ
らに接近させると、各係合突部45の先端の突起45A
が貫通孔46Aを抜けてその孔縁に係合する。以上のよ
うにして、両分割部材42,42が丸棒材15の周りに
組み付けられ、本体部41が形成される。
組付け方法について説明する。まず、一対の分割部材4
2,42の両半筒体43の内側に丸棒材15を挟むよう
にして、両分割部材42,42を接近させる。すると、
各係合突部45がそれぞれ相手側の係合受部46の貫通
孔46A内に押し込まれる。両分割部材42,42をさ
らに接近させると、各係合突部45の先端の突起45A
が貫通孔46Aを抜けてその孔縁に係合する。以上のよ
うにして、両分割部材42,42が丸棒材15の周りに
組み付けられ、本体部41が形成される。
【0027】同様にして複数個の本体部41を丸棒材1
5に装着し、各本体部41の間を詰めると、隣り合う停
留部53間の間隔は、隣接する2つのスペーサ51によ
って所定の長さ寸法Lに保持される。これにより、隣り
合う停留部53間に鳥類が進入することが規制される。
本実施形態では、停留部53に鳥類が止まろうとする
と、停留部53及びスペーサ51とが一体となって回転
し、鳥類が止まることが防止される。
5に装着し、各本体部41の間を詰めると、隣り合う停
留部53間の間隔は、隣接する2つのスペーサ51によ
って所定の長さ寸法Lに保持される。これにより、隣り
合う停留部53間に鳥類が進入することが規制される。
本実施形態では、停留部53に鳥類が止まろうとする
と、停留部53及びスペーサ51とが一体となって回転
し、鳥類が止まることが防止される。
【0028】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。また、
その他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶ
ものである。 (1)上記各実施形態の防鳥具10,40は、ともに丸
棒材15に装着するものであるが、本発明によれば、被
装着物として例えばパイプや電線等に装着するようにし
ても良い。 (2)上記各実施形態の停留部22,53の形状は円形
とされているが、本発明によれば、多角形や星形等の他
の形状にしても良い。 (3)上記第2実施形態では、本体部41を構成する一
対の分割部材42,42は別体となっているが、本発明
によれば、一対の分割部材の一端をヒンジを介して接続
しても良い。 (4)上記各実施形態では、スペーサ30,51は丸棒
材15の周囲に組み付けられる形態のものであるが、本
発明によれば、スペーサは必ずしも被装着部の周囲に組
み付ける形態のものでなくとも、隣り合う停留部間の間
隔を保持できるものであれば良い。
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。また、
その他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶ
ものである。 (1)上記各実施形態の防鳥具10,40は、ともに丸
棒材15に装着するものであるが、本発明によれば、被
装着物として例えばパイプや電線等に装着するようにし
ても良い。 (2)上記各実施形態の停留部22,53の形状は円形
とされているが、本発明によれば、多角形や星形等の他
の形状にしても良い。 (3)上記第2実施形態では、本体部41を構成する一
対の分割部材42,42は別体となっているが、本発明
によれば、一対の分割部材の一端をヒンジを介して接続
しても良い。 (4)上記各実施形態では、スペーサ30,51は丸棒
材15の周囲に組み付けられる形態のものであるが、本
発明によれば、スペーサは必ずしも被装着部の周囲に組
み付ける形態のものでなくとも、隣り合う停留部間の間
隔を保持できるものであれば良い。
【図1】第1実施形態の防鳥具の組付け状態を示す斜視
図
図
【図2】本体部の正面図
【図3】本体部の切り込みを拡げた状態を示す正面図
【図4】スペーサの斜視図
【図5】防鳥具の組付け状態を示す側面図
【図6】第2実施形態の防鳥具の組付け状態を示す側面
図
図
【図7】一対の分割部材を示す正面図
【図8】分割部材の平面図
【図9】一対の分割部材を互いに組み付けた状態を示す
正面図
正面図
10,40…防鳥具 15…丸棒材(被装着部) 20,41…本体部 21,52…遊挿孔 22,53…停留部 23…切り込み 30,51…スペーサ 42…分割部材 55…連結部
Claims (5)
- 【請求項1】 鳥類が停留動作を試みる停留部と細長の
被装着物を遊挿可能な遊挿孔とを備えた本体部が設けら
れるとともに、前記被装着物周りに組み付けられ鳥類の
停留動作によって回転可能であることを特徴とする防鳥
具。 - 【請求項2】 前記停留部は、前記被装着物の径方向外
側に突設する平板状とされていることを特徴とする請求
項1に記載の防鳥具。 - 【請求項3】 複数の前記本体部を前記被装着物の長さ
方向に連続して備えたときに、互いに隣接する前記停留
部の間隔が鳥類の進入を規制し得る所定の間隔に保持す
るスペーサが設けられていることを特徴とする請求項2
に記載の防鳥具。 - 【請求項4】 前記本体部は、可撓性を備えた材料から
形成されているとともに、前記停留部には、外縁から前
記遊挿孔までに連続する切り込みが設けられていること
を特徴とする請求項2または3に記載の防鳥具。 - 【請求項5】 前記防鳥具は、前記被装着物周りに分割
され、互いに連結可能な連結部を備えた複数の分割部材
から構成されていることを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかに記載の防鳥具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11221526A JP2001045953A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 防鳥具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11221526A JP2001045953A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 防鳥具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001045953A true JP2001045953A (ja) | 2001-02-20 |
Family
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-08-04 JP JP11221526A patent/JP2001045953A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7249436B2 (en) | 2005-04-15 | 2007-07-31 | Kaba Corporation | Electric shock bird and animal deterrent |
JP2012120282A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 伝送路の防護装置 |
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