JPH0739291A - 鳥害防止器 - Google Patents
鳥害防止器Info
- Publication number
- JPH0739291A JPH0739291A JP5208861A JP20886193A JPH0739291A JP H0739291 A JPH0739291 A JP H0739291A JP 5208861 A JP5208861 A JP 5208861A JP 20886193 A JP20886193 A JP 20886193A JP H0739291 A JPH0739291 A JP H0739291A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base body
- disposing
- diameter
- outer diameter
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 別体の取付部材を必要とすることなく、電線
又は保護管にワンタッチで容易に取付け固定することが
できるようにする。 【構成】 送配電線の外径又は送配電線に被着した保護
管の外径に合致する内径を持った断面円弧形で長尺に形
成された基体1の円弧の両側端から対向させて該基体1
の円弧の径に合致するように湾曲させた係止片2を垂設
すると共に、これらの係止片2を基体1の長手方向に複
数組設け、さらに該基体1の長手方向の両端に互いに係
合する連結片部3a,3bを延設して連結片部3aには
突起4、連結片部3bには前記突起と嵌合する係合孔5
を設けると共に基体1の外表面にはバリヤー棒材7,
7′,7″を放射状に多数林立させた。
又は保護管にワンタッチで容易に取付け固定することが
できるようにする。 【構成】 送配電線の外径又は送配電線に被着した保護
管の外径に合致する内径を持った断面円弧形で長尺に形
成された基体1の円弧の両側端から対向させて該基体1
の円弧の径に合致するように湾曲させた係止片2を垂設
すると共に、これらの係止片2を基体1の長手方向に複
数組設け、さらに該基体1の長手方向の両端に互いに係
合する連結片部3a,3bを延設して連結片部3aには
突起4、連結片部3bには前記突起と嵌合する係合孔5
を設けると共に基体1の外表面にはバリヤー棒材7,
7′,7″を放射状に多数林立させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送配電線用の電線等の
器具に鳥が飛来して接触し、トラブルを起こすのを防止
する鳥害防止器に関するものである。
器具に鳥が飛来して接触し、トラブルを起こすのを防止
する鳥害防止器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の鳥害防止器は、バリヤー
棒材を林立させた棒状体で構成したものは多数知られて
いるが、例えば特公平5−74927号公報記載のよう
に送配電線用の器具や電柱の腕金等に取付ける基台、保
持台、支持杆、及び締付バンド等の取付部材を必要とし
ている。
棒材を林立させた棒状体で構成したものは多数知られて
いるが、例えば特公平5−74927号公報記載のよう
に送配電線用の器具や電柱の腕金等に取付ける基台、保
持台、支持杆、及び締付バンド等の取付部材を必要とし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の鳥害
防止器は、すべて多くの取付部材を必要とするため、風
圧を受けやすく、しかもこれらの取付け固定手段が煩雑
で、かつその取付け作業が危険を伴なう高所で行なわな
ければならないため手間の掛かるものであった。それ故
に本発明の目的は、このような従来の課題を解決して、
風圧の弊害を防止すると共にワンタツチで装着できる鳥
害防止器を提供することにある。特に本発明の鳥害防止
器は、送配電線、又は送配電線に被着した保護管に使用
するのに適するものである。
防止器は、すべて多くの取付部材を必要とするため、風
圧を受けやすく、しかもこれらの取付け固定手段が煩雑
で、かつその取付け作業が危険を伴なう高所で行なわな
ければならないため手間の掛かるものであった。それ故
に本発明の目的は、このような従来の課題を解決して、
風圧の弊害を防止すると共にワンタツチで装着できる鳥
害防止器を提供することにある。特に本発明の鳥害防止
器は、送配電線、又は送配電線に被着した保護管に使用
するのに適するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の鳥害防止器は、
送配電線の外径又は送配電線に被着した保護管の外径に
合致する内径を持った断面円弧形で長尺に形成された基
体の円弧の両側端から対向させて該基体の円弧の径に合
致するように湾曲させた係止片を垂設すると共に、これ
らの係止片対を基体の長手方向に複数組設け、さらに該
基体の長手方向の両端に互いに係合する連結片部を延設
し、前記基体の外表面にバリヤー棒材を放射状に多数林
立させた。
送配電線の外径又は送配電線に被着した保護管の外径に
合致する内径を持った断面円弧形で長尺に形成された基
体の円弧の両側端から対向させて該基体の円弧の径に合
致するように湾曲させた係止片を垂設すると共に、これ
らの係止片対を基体の長手方向に複数組設け、さらに該
基体の長手方向の両端に互いに係合する連結片部を延設
し、前記基体の外表面にバリヤー棒材を放射状に多数林
立させた。
【0005】
【作用】このように構成した本発明の鳥害防止器は、送
配電線又は送配電線用保護管に対して、基体が上方に位
置するように被せて下向きに押付け、各係止片対で挟持
させることでワンタッチ的に装着される。装着した状態
は各係止片対の締付けで位置を固定し、基体の上面に放
射状に林立した多数のバリヤー棒材で鳥が接近するのを
防ぐ。また、電線や保護管を長さの長い範囲にわたり保
護させるときは、基体の長手方向両端に延設した連結片
部を互いに連結させるこで複数の鳥害防止器を一体的に
結合して安定的に使用することができる。
配電線又は送配電線用保護管に対して、基体が上方に位
置するように被せて下向きに押付け、各係止片対で挟持
させることでワンタッチ的に装着される。装着した状態
は各係止片対の締付けで位置を固定し、基体の上面に放
射状に林立した多数のバリヤー棒材で鳥が接近するのを
防ぐ。また、電線や保護管を長さの長い範囲にわたり保
護させるときは、基体の長手方向両端に延設した連結片
部を互いに連結させるこで複数の鳥害防止器を一体的に
結合して安定的に使用することができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図において1は断面円弧状で所要の長さに形成した
基体である。該基体1の円弧はその全長が円周の半分よ
り小さい劣孤であり、しかも円弧の内径は被着させる送
配電線の外径又は該送配電線に被着した保護管の外径と
合致するものが選ばれる。基体1の円弧の両側端から互
いに対向させて該基体1の円弧の径と合致するように湾
曲した係止片2を垂設する。この係止片2と基体1とを
合わせた長さは図5に示すようにその内径の全長が円周
の半分より大きい優孤をなすようにする。そして、この
係止片2は、図1乃至図3に示すように基体1の長手方
向に一定間隔で複数組設ける。
る。図において1は断面円弧状で所要の長さに形成した
基体である。該基体1の円弧はその全長が円周の半分よ
り小さい劣孤であり、しかも円弧の内径は被着させる送
配電線の外径又は該送配電線に被着した保護管の外径と
合致するものが選ばれる。基体1の円弧の両側端から互
いに対向させて該基体1の円弧の径と合致するように湾
曲した係止片2を垂設する。この係止片2と基体1とを
合わせた長さは図5に示すようにその内径の全長が円周
の半分より大きい優孤をなすようにする。そして、この
係止片2は、図1乃至図3に示すように基体1の長手方
向に一定間隔で複数組設ける。
【0007】また、基体1の長手方向の両端に連結片部
3a,3bを夫々延設するが、一方の連結片部3aは基
体1の肉厚の上半部を削り取った形としてその上面に突
起4を突設し、他方の連結片部3bは基体1の肉厚の下
半部を削り取った形としており、前記突起4を嵌合させ
る係合孔5を穿設している。
3a,3bを夫々延設するが、一方の連結片部3aは基
体1の肉厚の上半部を削り取った形としてその上面に突
起4を突設し、他方の連結片部3bは基体1の肉厚の下
半部を削り取った形としており、前記突起4を嵌合させ
る係合孔5を穿設している。
【0008】そして、基体1の上面頂部に段部6を突設
して該段部6上の長手方向に一定間隔にて先端を尖らせ
て針棒状に形成したバリヤー棒材7を直立させる。さら
に基体1の上面には段部6の両側に、前記各バリヤー棒
材7と位置を揃えて、バリヤー棒材7′,7″を夫々放
射状に林立させる。
して該段部6上の長手方向に一定間隔にて先端を尖らせ
て針棒状に形成したバリヤー棒材7を直立させる。さら
に基体1の上面には段部6の両側に、前記各バリヤー棒
材7と位置を揃えて、バリヤー棒材7′,7″を夫々放
射状に林立させる。
【0009】このように形成した本発明の鳥害防止器A
は図4及び図5に示すように、基体1が上方に位置する
ようにして電線Wの上方から押付けて被着させ、該基体
1の両側に垂設した複数の係止片2で電線Wを両側から
挟持させる。このようにして電線Wに被着した鳥害防止
器Aは、係止片2が基体1の長手方向に一定間隔に複数
組設けられているために、電線Wにしつかりと固定され
てずれたりすることなく装着される。
は図4及び図5に示すように、基体1が上方に位置する
ようにして電線Wの上方から押付けて被着させ、該基体
1の両側に垂設した複数の係止片2で電線Wを両側から
挟持させる。このようにして電線Wに被着した鳥害防止
器Aは、係止片2が基体1の長手方向に一定間隔に複数
組設けられているために、電線Wにしつかりと固定され
てずれたりすることなく装着される。
【0010】また、長い範囲に鳥害防止器Aを設置する
ときには、図4に示すように基体1の長手方向両端に延
設した連結片部3a,3bを重合させて連結片部3aの
突起4を連結片部3bの係合孔5に嵌合させて連結させ
れば、複数の鳥害防止器Aを必要に応じて一体に結合さ
せて使用することができる。
ときには、図4に示すように基体1の長手方向両端に延
設した連結片部3a,3bを重合させて連結片部3aの
突起4を連結片部3bの係合孔5に嵌合させて連結させ
れば、複数の鳥害防止器Aを必要に応じて一体に結合さ
せて使用することができる。
【0011】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の鳥害防止器
は、断面円弧形の基体と該基体の両側に対向させて円弧
状に垂設した係止片対とで電線や保護管を挟持させるも
のであるから、ワンタッチで装着することができる。し
かも、別の取付部材等は一切必要としないから、高所で
の危険を伴なう取付作業を簡略にかつ迅速に行なうこと
ができ、コスト低減に大きく寄与することができる。
は、断面円弧形の基体と該基体の両側に対向させて円弧
状に垂設した係止片対とで電線や保護管を挟持させるも
のであるから、ワンタッチで装着することができる。し
かも、別の取付部材等は一切必要としないから、高所で
の危険を伴なう取付作業を簡略にかつ迅速に行なうこと
ができ、コスト低減に大きく寄与することができる。
【図1】鳥害防止器の斜視図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の側面図。
【図4】鳥害防止器を2個連結して電線に使用した状態
の斜視図。
の斜視図。
【図5】図4の連結位置での拡大断面図。
1 基体 2 係止片 3a,3b 連結片部 7,7′,7″ バリヤー棒材 W 電線
Claims (1)
- 【請求項1】 送配電線の外径又は送配電線に被着した
保護管の外径に合致する内径を持った断面円弧形で長尺
に形成された基体の円弧の両側端から対向させて該基体
の円弧の径に合致するように湾曲させた係止片を垂設す
ると共にこれらの係止片対を基体の長手方向に複数組設
け、さらに該基体の長手方向の両端に互いに係合する連
結片部を延設し、前記基体の外表面にバリヤー棒材を放
射状に多数林立させたことを特徴とする鳥害防止器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5208861A JPH0739291A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 鳥害防止器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5208861A JPH0739291A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 鳥害防止器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0739291A true JPH0739291A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16563339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5208861A Pending JPH0739291A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 鳥害防止器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739291A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011239601A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 鳥害防止装置 |
JP2012196056A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Daito Corp | 電線用動物忌避器具 |
CN109362700A (zh) * | 2018-09-20 | 2019-02-22 | 国网黑龙江省电力有限公司检修公司 | 可侧倒式防鸟针板 |
AT17964U1 (de) * | 2021-08-23 | 2023-09-15 | Eder Wolfgang | Vorrichtung zur Vogelabwehr |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61239832A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-25 | 名立産業株式会社 | 送電施設の鳥害防止装置 |
JPS6441283U (ja) * | 1987-09-04 | 1989-03-13 | ||
JPH0464929U (ja) * | 1990-10-15 | 1992-06-04 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP5208861A patent/JPH0739291A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61239832A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-25 | 名立産業株式会社 | 送電施設の鳥害防止装置 |
JPS6441283U (ja) * | 1987-09-04 | 1989-03-13 | ||
JPH0464929U (ja) * | 1990-10-15 | 1992-06-04 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011239601A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 鳥害防止装置 |
JP2012196056A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Daito Corp | 電線用動物忌避器具 |
CN109362700A (zh) * | 2018-09-20 | 2019-02-22 | 国网黑龙江省电力有限公司检修公司 | 可侧倒式防鸟针板 |
AT17964U1 (de) * | 2021-08-23 | 2023-09-15 | Eder Wolfgang | Vorrichtung zur Vogelabwehr |
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