JPH02231326A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH02231326A
JPH02231326A JP5155889A JP5155889A JPH02231326A JP H02231326 A JPH02231326 A JP H02231326A JP 5155889 A JP5155889 A JP 5155889A JP 5155889 A JP5155889 A JP 5155889A JP H02231326 A JPH02231326 A JP H02231326A
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paddle
roller
feeding
nudger
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Yoshimasa Sasaoka
義正 笹岡
Masahito Takeshita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子複写機やプリンター等のような画像形成
装置における給紙装置に関し、特に、通常の円形断面の
ローラと、パドルとを組合せて構成してなる給紙ti置
に関する。
(従来の技術) 電子複写機やプリンター等のような画像形成装置におい
ては、用紙トレイに収容した用紙を送り出すために、給
紙装置を用いている。前述したような給紙Illにおい
ては、給紙ローラやパドルのような回転部材を用い、該
回転部材を用紙に押圧した状態で駆動することによって
、両者の摩擦により用紙の送り出しの動作を行うように
している.前記給紙装置としては、例えば、第18図に
示されるようなローラ装置を用いること、または、第1
9図に示されるようなパドルを一般に用いている。
前記第18図に示されるローラを用いた給紙装置は、例
えば、実開昭62−147626号公報等に示されるよ
うな装置であり、用紙トレイ1に収容した用紙八に対し
て、給紙装110を設けている。
この給紙装M10としては、用紙Aの端部に押圧される
ナジャーローラ12と、その下流部分に配置される用紙
さばき機構とからなり、用紙トレイから用紙八を搬出す
る際には、該給紙部材をソレノイド(図示を省略)等に
よりF方に揺動させ、ナジャー口ーラ12を用紙に押圧
した状態で、該ナジャーローラにより用紙の送り出しの
動作を行う。
そして、前述したように送り出された用紙を、用紙さば
き機構に導入して用紙さばき作用を行い、1枚ずつに分
離された用紙を搬送ローラ装l置4によって、用紙m送
路5を介して記録部に向けて搬出りる。
なお、前記給紙装置においては、用紙さばき機構として
給紙ローラ30とリタードパッド31とを対向させて配
置し、給紙ローラによりリタードパッドに向けて用紙を
押圧しながら、さばき作用を行い得るようにしている。
前述したような通常の給紙ローラを用いる場合の他に、
特開昭63−196427号公報等に示されるようなパ
ドルを用いる場合がある。前述した従来例に示されるパ
ドルを用いた給紙IIは、原稿トレイから原稿を画像読
取り部に向けて送り出すための手段として用いられてい
る装置である。
このパドルを用いた給紙手段は、第19図に示されるよ
うなものであり、駆動軸24に対してパドル20aを串
差し状に多数設け、該パドルを構成する2枚のパドル部
材P1 、P2により、原稿をリタードパッドに向けて
押圧しながら、用紙さばき作用と送りの作用とを行い、
用紙を1枚ずつ用紙搬送路に向けて送り出すことが出来
るように構成されている。
このパドルを用いた給紙手段は、手差しトレイからの用
紙の送り出し等に多く用いられている方式の装置であり
、構成が簡単であることや、比較的小数枚の用紙を、用
紙トレイ等から送り出す手段として多く使用されている
装置である。
(発明が解決しようとする問題点) 前述したようなパドルを用いた給紙装置においては、用
紙を用紙トレイから送り出す際に、パドル20aによっ
て用紙トレイ1に収容ざれた用紙Aを押圧しながら、両
者の摩擦力によって送り出しの作用を行うようにされる
前述したようにして、用紙トレイ1に収容された用紙A
を送り出す際に、第20図に示されたように、パドルの
最初の回転に際しては、パドル部材P1が用紙Aを所定
の力Fにより押圧することによって、その用紙Aを送り
出し、該パドル部材P1によって、リタードバッド2に
押圧しながら送りの作用を加えることで、用紙さばき作
用が良好に行なわれるものとなる。
ところが、前記パドル20aが1/2回転した状態では
、第20a図に示されるように、用紙さばき作用が行な
われて用紙搬送路に先端部分が突出した状態の用紙A1
と、リタードパッドにより停止された用紙A2とが、該
パドル部材による押圧が解除された状態となるために、
その紙の腰の強さによって、浮き上がる状態となること
が多く発生する。
そして、前述したように先端部分が浮き上がった状態の
用紙に対して、次のパドル部材P2によって第20b図
に示されるような送りの作用が加えられることになる。
したがって、前述したように、パドル部材P2により送
りの作用が加えられた場合には、用紙トレイ1の部分で
は用紙A1と、リタードバッド2の部分に先端が停止ざ
れている用紙A2に対して、その後部から送りの作用が
加えられることになるため、2枚の用紙AI 、A2が
重なった状態で送り出されるので、その用紙には重送が
発生するという問題が発生する。
つまり、前述したような従来の2枚のパドル部材を用い
たパドルにおいては、その駆動軸を1回転させて給紙を
行う場合に、パドル部材が間歇的に2回の押圧作用を行
うために、そのパドル部材による押圧作用の間に、用紙
の腰の強さによって、その用紙がリタードパッドから離
間するという問題が発生し、用紙さばき作用が良好に行
なわれにくくなるという欠点がある。
それに加えて、用紙トレイに収容された用紙の量が多い
場合には、用紙がパドル部材に押圧される位置が高いの
で、パドルの変形が大きくなり、用紙に対する押圧力が
大きくなるという問題が発生する。そして、用紙の量が
多い場合には、用紙がリタードパッドから離れやすくな
り、それによって前述した問題が生じやすくなる。
さらに、用紙トレイに収容された用紙が次第に減少する
につれて、用紙に対するパドル部材の押圧力が小さくな
り、パドルによる送り力が低下することによって、ミス
フィード等が発生しやすいという欠点がある。
(発明の目的) 本発明は、上記したような従来のパドルを用いた給紙装
置の欠点を解消するもので、パドル部材が用紙に接しな
い位置でも、その用紙をリタードパッドに向けて押圧す
る部材を設けることにより、用紙の浮き上がりを防止す
ることが出来るようにする装置を提供することを目的と
している。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明の給
紙装置は、画像形成装置の給紙部に設けられ、用紙トレ
イに収容された用紙の端部に接して、送りの作用を行う
ナジャーローラと、該ナジャー口ーラにより送り出され
た用紙をさばいて記録部に向けて送り出すように構成し
てなる装置に関する。
本発明の給紙装置においては、前記用紙さばき作用を行
う部材を、用紙搬送路を挟むようにして配置したパドル
とリタードパッドとにより構成し、用紙トレイから用紙
を送り出す際に、ナジャー〇一ラを用紙に対して押圧す
る動作を行うように構成している。
また、本発明の給紙装置では、駆動軸に対して所定の間
隔で配置したパドルの間にスポンジローラを配置し、該
スポンジローラをパドルの径よりも若干小径に形成し、
前記パドルに対応する部分にのみリタードパッドを配置
することが出来る。
さらに、前述したような2つのパドル部材を用いたパド
ルに代えて、パドルを多指パドルにより構成し、パドル
の闇に用紙を押圧する作用を有するスポンジ口ーラを設
けることが可能である。
前述した給紙装置において、前記給紙部材をパドルによ
り構成し、該パドルと同軸に円板部材を設け、該円板部
材は駆動軸に対してフリーに回転が可能な状態で設けら
れ、給紙部材装置を用紙の上に支持するとともに、前記
用紙さばき機構を、用紙搬送路を挟むようにして配置し
たローラとリタードパッドとにより構成すること、また
は、前記給紙部材を半月口ーラにより構成し、該半月口
ーラと同軸に円板部材を設け、該円板部材は駆動軸に対
してフリーに回転が可能な状態で設けられ、給紙部材装
置を用紙の上に支持するとともに、前記用紙さばき機構
を、用紙搬送路を挟むようにして配置したローラとリタ
ードパッドとにより構成することが出来る。
前述したような給紙装置において、前記用紙さばき作用
を行う部材を、用紙搬送路を挟むようにして配置したパ
ドルとリタードバンドとにより構成し、前記用紙さばき
機構の下流側に搬送口ーラ装置を設けるとともに、用紙
搬送路の所定の位置に用紙センサーを設け、用紙が搬送
ローラ装置によりニップざれたことを検知した際に、給
紙部材を用紙から離間させるようにする動作と、パドル
が用紙搬送路に対して邪魔をしない位置で、そのパドル
の回転を停止させ得るようにする動作とを行うように構
成することが出来る。
そして、本発明の給紙装置においては、例えば、第18
図に示されたような給紙装置の用紙さばき機構としてパ
ドルとリタードパッドとを組合せた装置を用いること、
または、パドルを多指パドルまたは3指パドルにより構
成する場合には、その給紙の作用と、用紙さばぎ作用と
を良好な状態で行うことが出来、重送の発生を極力少な
くすることが旬能になる。
また、本発明の給紙装置において、搬送ローラ装置に用
紙を引き渡した優で、該ナジャーローラまたは用紙さば
き機構に設けたパドルが用紙の移動に支障を発生するこ
とがないように、そのパドルの回転の制御を行うことが
出来るので、用紙搬送路内での用紙の移動を給紙装置に
影響されずに行うことが出来るものとなる。
(実施例) 図示された例に従って、本発明の給紙装置の構成を説明
する。
第1図に示される本発明の給紙装置10は、用紙トレイ
1に収容された用紙△に対して、給紙部材11が接する
とともに、その給紙部材による送り出し部分の下流部に
、リタードパツド2とパドル20とを対向させて配置し
、ナジャーローラ12を用紙八の端部に押圧して、その
用紙の送り出しの動作を行うように構成した装置の場合
を示している。
この第1図に示される実施例において、給紙部材11は
、用紙さばき機構の駆動軸に対して揺動可能に支持され
る支持アーム14に対して、その先端部分に、ナシャー
口ーラ12を設けた駆動軸13が支持され、該駆動軸1
3を伝導装冒14aにより駆動するように構成する。
また、前記支持アーム14は、ソレノイド等の駆動手段
とリンク機構等(図示を省略)を介して、ナジャーロー
ラが用紙に対して押圧される位置と、離間される位置と
の間で揺動可能に設けられている。そして、用紙トレイ
1から用紙Aを取り出す際に、ナジャー口ーラ12を用
紙に押圧して、所定の時間だけナジャーローラによる送
りの動作を行い、用紙さばき機構に向けてその用紙を送
る作用を行うようにしている。
本発明の用紙さばきn構においては、リタードバッド2
とパドル20とを用紙搬送路を挟むようにして配置して
いるが、その他に、用紙をリタードパッドを設けた1τ
ガイド板に向けて押圧するためのローラ部材23を設け
ている。
前述したローラ部材23は、第2図にも示されるように
、パドル20を設けた駆動軸24に支持され、該駆動軸
24に固定ざれるか、または、軸に対してフリーに回転
が行なわれるような状態で設けられることが出来る。
そして、前記ローラ部材23は、スポンジ等の材料によ
って構成され、用紙に対する押圧力は小さいが、用紙を
用紙さばき部分に軽く押圧して、その用紙が浮き上がる
ことを防止する作用を行う。
したがって、本発明の前記した実施例においては、第2
図に示されるように、ナジャーローラ12を用紙八の上
に押圧して駆動を行うことによって、その用紙を取り出
し、用紙さばき機構の部分でパドルにより用紙をリター
ドパッドに向けて押圧しながら、用紙に対するさばき作
用を行う。
また、パドル部材が押圧しない間にも、その用紙をスポ
ンジローラ23によりさばき部材に向けて軽く押圧した
状態に保持することが出来、その用紙が浮き上がったり
して、用紙さばき作用が不安定になることを防止するこ
とが出来るものとなる。
前述したようにして、さばき作用が行なわれた用紙は、
搬送ローラ装M4によって上ガイド板6と下ガイド板7
とにより設定された用紙搬送路5内を搬送され、記録部
に向けて送られる。
前述したような2つのパドル部材を用いたパドルに代え
て、本発明の装置においては、パドルとして第3図に示
されるような多指パドル25を用いることが出来る。こ
の多指パドル25は、5つのパドル部材が略半円形の状
態になるように、所定の角度で配置されているもので、
それぞれのパドル部材は同一の形状の部材で構成される
そして、前記第2図に示された実施例の場合と同様に、
給紙部材11と組合せて給紙装置を構成することによっ
て、用紙をリタードパッド2に向けて押圧し、用紙がリ
タードパッドから浮き上がることを防止しながら、用紙
さばき作用を行うことが出来るようにする。
なお、多指パドル25を用いる場合には、該多指パドル
と同軸にローラ部材を設けなくとも、用紙の浮き上がり
を防止することが可能であるが、図示されるように、ス
ポンジローラ23を設ける場合には、その用紙さばき作
用をより完全に行うことが出来るものとなる。
前述したような用紙さばき機構にパドルを用いる場合に
は、例えば、第2図に示されるように、2つのパドル部
材を設けたパドル20に対して、スポンジローラ23を
組合せる場合には、第4図ないし第4b図に示されるよ
うな構成の装置を設けることが出来る。
つまり、この第4図に示される実施例においては、パド
ル20とスポンジロー523とを、交互に駆動軸24に
対して串刺し状態に取付け、駆動軸24が駆動されるこ
とによって、両部材が回転されるようになっている。そ
して、該バドル20により用紙をリタードパッドに押圧
しながら、用紙の送りとさばき作用とを行うが、そのパ
ドルを構成するパドル部材がリタードパッドから離間し
た場合でも、スポンジローラ23により用紙の押圧を継
続することが出来るようにされる。
なお、前述したパドルによる用紙さばき機構においては
、第4a図および第4b図に示されるように、スポンジ
ローラ23の径は、パドルの回転半径よりも若干小さく
形成され、そのスポンジローラ23がリタードパッドに
対して軽く接する状態に取付けられる。
そして、第4b図に示ざれるように、パドルにより用紙
を用紙トレイから搬出し、スポンジローラによって押圧
しながら、用紙さばき作用を行うことが出来る。さらに
、前述したようにして、用紙の送りとさばき作用を行う
際には、第5図に示されるように、パドルの変形量を一
定に維持しながら、用紙をリタードパッドに向けて押圧
することが出来るようにされる。
なお、第5図に示される実施例においては、リタードパ
ッド2をパドルに対応する位置にのみ設け、それらのリ
タードパッドの間に下ガイド板の板部材により構成され
る下板3を配置し、該下板3の部分に対してスポンジロ
ーラ23による用紙の抑圧の作用を行うようにする。
前述したような構成の本発明の給紙装置とは別に、ロー
ラ部材とパドルとを組合せる場合に、第6図に示される
ように、給紙部材をパドルによって構成し、用紙さばき
機構をローラ部材30とリタードパツド31とにより構
成することも出来る。
この第6図に示される給紙装置においては、給紙部材1
1aを、駆動軸13に設けたパドル16と円板部材15
とにより構成し、第6a図および第6b図に示されるよ
うに、それ等のパドル16と円板部材15とを、駆動軸
13に対して串刺し状に所定の間隔を介して設けている
。そして、前記円板部材15の径をパドルの回転半径よ
りも若干小径に構成して、パドル16による用紙の押圧
の作用が良好な状態で行われ得るようにする。
この実施例においては、給紙部材11aを給紙ローラ3
0の軸に対して支持アーム14を介して支持するだけで
、その支持アームの揺動機構を設けなくとも、円板部材
15によって用紙八の上に給紙部材を支持することが出
来るとともに、パドルによる送りの作用を行う際に、そ
のパドルの変形量を一定に維持することが出来るものと
なる。
また、第7図に示される本発明の別の実施例においては
、給紙部材1lbを半月ローラ17と円板部材15とに
より構成し、その駆動軸13を給紙部のフレームに固定
状態で設けており、該給紙部材に対して、用紙△を支持
するボトムプレート1aを、スプリング1bによって付
勢するように構成している。
そして、該スプリング1bにより上方に付勢される用紙
と、半月ローラ17との間で、円板部材15が介在され
ることによって、半月日ーラが回転する場合に、該ロー
ラ17の用紙に接する位置が一定になるように設定し、
該半月ローラによる給紙性能が変化することがないよう
にされる.なお、前述した給紙装置においては、給紙ロ
ーラ30と半月日ーラとの駆動系統は、両部材が連動さ
れ得るようにして形成されるものであり、該円板部材が
駆動軸13に対してフリーに、または、固定される等の
いずれの支持状態に構成しても、ローラ部材の用紙に対
する送りの性能を良好に発揮することが出来る。
前述した本発明の給紙@胃において、パドルが用紙の送
りと用紙さばき作用を行った後で、搬送ローラ装誼によ
り搬送される場合に、そのパドル部材が用紙の移動に支
障が発生しないようにするために、第8図または第9図
に示されるようにして、そのパドルの停止位置の制御を
行うことが出来る。例えば、第8図に示される実施例に
おいては、給紙部の下流部分に、搬送ローラ装置4を設
けているが、用紙トレイ1から搬出された用紙を検知す
るために、アーム9を用紙移動経路に向けて突出させた
センサー8を設けている。
そして、用紙トレイ1からの用紙の搬出を行う際に、ナ
ジャーローラによって搬出された用紙を、センサー8に
よって検知すると、その情報を制御装置に入力し、該セ
ンサーによる検知の後で所定の時間経過後にナジャーロ
ールを持上げて、用紙からナジャーローラを離間させる
。その状態で、用紙さばき作用の駆動が継続されて、用
紙さばき作用が行なわれた用紙は、搬送ローラ装w4を
介して用MWi送路5内を搬送されることになる。
前記したようにして、給紙部材による搬送の作用を早期
に遮断することにより、本発明の給紙装置においては、
ナジャーローラによる余分な搬送の作用を行うことがな
いので、用紙さばき機構によるさばき作用を良好な状態
で行うことが出来、用紙の重送等を発生させることが防
止される。
また、用紙搬送路5内で用紙が搬送される状態になると
、用紙さばき機構を構成するパドルの駆動が停止される
が、その場合には、該パドルの駆動軸は、パドル部材が
用紙に接することがない位置で停止され、用紙の通過に
支障が生じないようにパドルの回転の制御が行われる。
さらに、前述した給紙装置においては、ナジャーローラ
を駆動して用紙の送り出しの動作を行う際に、前記用紙
センサー8により用紙を検知してから、所定のタイミン
グでパドルの駆動を開始させるようにすることが出来る
そしてパドルの駆動のタイミングを用紙センサーによっ
て設定する場合には、パドル部材が用紙搬送路を塞いだ
状態で、ナジャーローラによって用紙を送り出す等の問
題が発生することを防止することが可能になり、給紙部
での障害が発生することを防止出来るものとなる。
これに対して、第9図に示される本発明の別の実施例に
おいては、用紙センサー8aを搬送ローラ装置4の下流
部分の用紙搬送路5の部分に設け、搬送ローラ装置4に
よって搬送される用紙の検知を行うことが出来るように
構成している。
この実施例の場合には、パドルによって送りとさばき作
用が行なわれた用紙を、用紙センサー8aが検知した後
で、パドルの駆動を停止させる際に、そのパドルが用紙
の通過に支障が生じない位置に停止され、搬送ローラ装
W14による搬送を良好な状態で行い得るようにするこ
とが可能になる。
つまり、前記第8図および第9図に示されるパドルの駆
動の制御に際しては、ナジャーローラを支持する支持ア
ームの揺動と、パドルの停止位置の設定および、パドル
の駆動開始のタイミング等の、必要とされる条件にした
がった制御の動作を、用紙センサーの配置位置と、制@
gixに組込んだ条件とに応じて、任意に設定すること
が出来るものとなる。
前述したような構成される本発明の給紙装置において、
パドルを第10図ないし第17図に示されるように構成
することが出来る。第10図に示される実施例において
は、5つのパドル部材P1ないしP5を、略45゜の間
隔で軸部材22から突出させて設け、該軸部材22を駆
動軸24に固定するようにしている。
このパドル部材P1〜P5は、同一の溝成を有する弾性
部材により構成されるもので、その長さ方向に直角な断
面が略半円形状のもので、一般のパドルの場合と同様に
構成される部材を用いている。そして、該パドル25が
半回転される間に、そのパドル部材P1からP5が順次
用紙に対して接する状態となり、用紙に対する押圧と、
搬送の作用を行うことが出来る。
第11図に示される別の構成のパドル25aにおいては
、パドル部材P1を短く、順次長く形成されて、パドル
部材P5が最も長く構成されるもので、パドル25aが
回転される際には、パドル部材による押圧力が次第に強
く発揮される状態となる。また、前述した実施例におい
ては、各パドル部材は、同一の材料で、断面形状等も同
一に形成されることが可能であるが、その長さが異なる
ことにより、用紙に対する送り力が次第に強くされるよ
うになっている。
第12図に示される実施例の場合には、各パドル部材は
板状の部材により構成され、その軸部材からの突出長さ
等も同じに形成されるが、パドル部材P1からP5に向
けて、板厚が次第に厚くなるように構成される。したが
って、前記したように構.成する場合には、第11図に
示される例の場合と同様に、パドルの回転にしたが,プ
て、パドル部材による押圧力が次第に大きくなるように
設定ざれることになる。
さらに、本発明のパドルは、1つの軸部材から当角度に
パドル部材を突出させることのみに限定されるものでは
なく、第13図および第13a図に示されるように、1
つの軸部材から1つのパドル部材を突出させた状態で、
駆動軸に対して取付けるようにして形成することも可能
である。
そして、前述したように構成する場合には、用紙に対し
てパドルの押圧する位冴が次第に変化することになるの
で、用紙が比較的腰の弱いものであったり、その他の特
別の条件の場合には、その給厭の性能を良好に発揮させ
ることが出来る場合もある。
また、本発明のパドルは第14図ないし第17図に示さ
れるように、3つのパドル部材を90”に突出させた3
指パドル26として構成することが出来る。例えば、第
14図および第14a図に示される実施例においては、
3指パドル26のパドル部材P1ないしP3は、それぞ
れが90゜の角度で軸部材22に設けられ、それ等の各
パドル部材を同一の弾力性と長さおよび送り力を有する
部材で構成している。
そして、2つのパドル部材により構成されたパドルの場
合のように、パドル部材による抑圧の作用の間に、用紙
が浮きとがる等の不都合な状態が発生することを防止し
、用紙さばき作用が良好に行なわれ得るようにされる。
また、第15図に示される実施例の場合には、パドル2
6aを構成するパドル部材を、平板状の弾性を有する部
材で構成し、そのパドルの形状を単純化出来るようにす
るが、そのパドルによる用紙さばき作用が良好に行なわ
れることは、前述した実施例の場合と同様である。
ざらに、第16図に示されるパドル26bにおいては、
第11図に示され例と同様に、パドル部材P1からP3
に向けて、その突出長さを次第に大きく設定している。
また、第17図に示される例においては、第12図の場
合と同様に、各パドル部材をそれぞれの軸部材から突出
させて設け、それ等のパドル部材を駆動軸24に対して
所定の間隔で配置している。
前記したように、本発明のパドルにおいては、従来の2
つのパドル部材を設けたものに代えて、多指パドルまた
は3指パドルを用いることも可能であり、それ等の多数
のパドル部材を設けたパドルを用いることによって、用
紙を送る性能と、用紙さばき作用の性能を向上させるこ
とが出来る。
また、本発明の前述した構成を有するパドルは、ナジャ
ーローラとして、または、用紙さばき機構を構成する部
材として用いることが出来るものであり、その適用位置
は特に制限されるものではなく、給紙装置の任意の位置
に、装着して用いることが出来るものである。
ドルの回転の制御を行うことが出来るので、用紙搬送路
内での用紙の移動を給紙装置に影響されずに行うことが
出来る。
(発明の効果) 本発明の給紙装置は、上記したような構成を有するもの
であるから、給紙装置の用紙さばき機構として、パドル
とリタードパッドとを組合せた装置を用いる場合でも、
リダードパッドの部分で用紙が浮き上がったりすること
を防止することが出来る。
また、本発明の装置において、パドルを多指パドルまた
は3指パドルにより構成する場合には、その給紙の作用
と、用紙さばき作用とを良好な状態で行うことが出来、
重送の発生を極力少なくすることが可能になる。
ざらに、本発明の給紙装置において、搬送ローラ装置に
用紙を引き渡した後で、該ナジャーローラまたは用紙さ
ばきamに設けたパドルが用紙の移動に支障を発生する
ことがないように、そのパ
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給紙装置の斜視図、第2図はその側面
図、第3図は本発明の別の実施例の側面図、第4図はパ
ドルとスポンジローラとを組合せる装置の正面図、第4
a図はその側面図、第4b図および第5図は、それぞれ
第4図の装置による給紙の動作を示す側面図と正面図、
第6図はナジャーローラにパドルを用いる場合の側面図
、第6a図および第6b図は、それぞれの第6図におけ
るパドルと円板部材との関係を示す正面図と側面図、第
7図はナジャーローラに半月ローラを用いる場合の側面
図、第8図および第9図はそれぞれ用紙の通過を検知す
る用紙センサーを設けた場合の説明図、第10図ないし
第13図および第13a図は、それぞれ本発明の多指パ
ドルの構成を示す説明図、第14図ないし第17図は、
それぞれ本発明の3指パドルの構成の例を示す説明図、
第18図は従来の給紙装置の側面図、第19図は従来の
2つのパドル部材を設けたパドルの斜視図、第20図、
第20a図および第20b図は、それぞれ第19図に示
されるパドルによる給紙の動作を示す説明図である。 図中の符号 1・・・・・・用紙トレイ、2・・・・・・リタードパ
ッド、4・・・・・・搬送ローラ装置、5・・・・・・
用M′m送路、8・・・・・・用紙センサー 10・・
・・・・給紙装置、11・・・・・・給紙部材、12・
・・・・・ナジャーローラ、13・・・・・・駆e軸、
14・・・・・・支持アーム、15・・・・・・円板部
材、16・・・・・・パドル、17・・・・・・半月ロ
ーラ、20・・・・・・パドル、22・・・・・・軸部
材、23・・・・・・スポンジローラ、24・・・・・
・駆動軸、25・・・・・・多指パドル、26・・・・
・・3指パドル。 第4 図 第4a図 第4b図 第5 図 第6図 第16図 Pt 第19図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像形成装置の給紙部に設けられ、用紙トレイに
    収容された用紙の端部に接して送りの作用を行うナジャ
    ーローラと、該ナジャーローラにより送り出された用紙
    をさばいて記録部に向けて送り出すように構成してなる
    装置において、 前記用紙さばき作用を行う部材を、用紙搬送路を挟むよ
    うにして配置したパドルとリタードパッドとにより構成
    し、用紙トレイから用紙を送り出す際に、ナジャーロー
    ラを用紙に対して押圧する動作を行うことを特徴とする
    給紙装置。
  2. (2)駆動軸に対して所定の間隔で配置したパドルの間
    にスポンジローラを配置し、該スポンジローラをパドル
    の径よりも若干小径に形成し、前記パドルに対応する部
    分にのみリタードパッドを配置することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の給紙装置。
  3. (3)画像形成装置の給紙部に設けられ、用紙トレイに
    収容された用紙の端部に接して送りの作用を行うナジャ
    ーローラと、該ナジャーローラにより送り出された用紙
    をさばいて記録部に向けて送り出す部材を設けてなる装
    置において、 前記用紙さばき作用を行う部材を、用紙搬送路を挟むよ
    うにして配置したパドルとリタードパッドとにより構成
    し、前記パドルを駆動軸に沿って複数設けるとともに、
    該パドルを多指パドルにより構成し、パドルの間に用紙
    を押圧する作用を有するスポンジローラを設けることを
    特徴とする給紙装置。
  4. (4)画像形成装置の給紙部に設けられ、用紙トレイに
    収容された用紙の端部に接して送りの作用を行う給紙部
    材と、該給紙部材により送り出された用紙をさばいて記
    録部に向けて送り出す用紙さばき機構とを設けてなる装
    置において、 前記給紙部材をパドルにより構成し、該パドルと同軸に
    円板部材を設け、該円板部材は駆動軸に対してフリーに
    回転が可能な状態で設けられ、給紙部材装置を用紙の上
    に支持するとともに、前記用紙さばき機構を、用紙搬送
    路を挟むようにして配置したローラとリタードパッドと
    により構成することを特徴とする給紙装置。
  5. (5)画像形成装置の給紙部に設けられ、用紙トレイに
    収容された用紙の端部に接して送りの作用を行う給紙部
    材と、該給紙部材により送り出された用紙をさばいて記
    録部に向けて送り出す用紙さばき機構とを設けてなる装
    置において、 前記給紙部材を半月ローラにより構成し、該半月ローラ
    と同軸に円板部材を設け、該円板部材は駆動軸に対して
    フリーに回転が可能な状態で設けられ、給紙部材装置を
    用紙の上に支持するとともに、 前記用紙さばき機構を、用紙搬送路を挟むようにして配
    置したローラとリタードパッドとにより構成することを
    特徴とする給紙装置。
  6. (6)画像形成装置の給紙部に設けられ、用紙トレイに
    収容された用紙の端部に接して送りの作用を行うナジャ
    ーローラと、該ナジャーローラにより送り出された用紙
    をさばいて記録部に向けて送り出す部材を設けてなる装
    置において、 前記用紙さばき作用を行う部材を、用紙搬送路を挟むよ
    うにして配置したパドルとリタードパッドとにより構成
    し、前記用紙さばき機構の下流側に搬送ローラ装置を設
    けるとともに、用紙搬送路の所定の位置に用紙センサー
    を設け、 用紙が搬送ローラ装置によりニップされたことを検知し
    た際に、給紙部材を用紙から離間させるようにする動作
    と、パドルが用紙搬送路に対して邪魔をしない位置で、
    そのパドルの回転を停止させる動作の制御を前記用紙セ
    ンサの情報にもとづいて行うように構成したことを特徴
    とする給紙装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011732A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Ibm Japan Ltd 現金自動取引装置、紙葉類給送装置および現金自動取引装置の制御方法
JP2011213423A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Sinfonia Technology Co Ltd 紙葉類処理装置

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