JPH0356333A - ２段給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 倉匙と悲挫匙介夏 本発明は．上下方向に２段に重ねられた上下２段の給紙
トレイと、両給紙トレイの用紙を給紙する単一の給紙ロ
ーラとを有する画像形成装置の給紙装置に関する。

従来技術 電子写真複写機やプリンタ等の画像形成装置で常時２種
類のサイズの用紙を選択的に給紙可能とする場合、従来
一般に２つの給紙トレイを設け、各給紙トレイに対して
夫々個別の給紙ローラを設けるようにしていた。そのた
め、装置のサイズが大きくなり，コストも高くなる欠点
があった。特に、小型の画像形成装置ではサイズが小さ
く又、価格が低廉であることが望ましい。又、従来、１
つの給紙カセットを装着可能で、それに対ずる１つの給
紙ローラを設けた画像形成装置に装置本体をそのま＼利
用して２つの給紙カセットを装着することができれば好
都合である。

このような目的のため別途提案されている給紙装置の例
を次に説明する。第２図は１つの給紙トレイ１とその」
二に載置された用紙２を給紙する１つの給紙ローラ１．
　７とを有するレーザプリンタ１０の１例の全体概轄構
戊を示す図である。

給紙トレイ１から給紙ローラ１７により矢印Ａ方向に給
送された用紙２はレジストローラ３によりタイミングを
とられて感光体ドラム４に給紙される。感光体ドラムの
周囲には、矢印で示すその回転方向の順に帯電チャージ
ャ５、レーザ書込光学系６による書込み部、現像装置７
、転写チャージャ８、クリーニングブレードエ２と回収
ローラ１６とを備えたクリーニング装置１３及び除電ブ
ラシ１４が設けられ、これらのプロセスユニットにより
公知の電子写真プロセスにより感光体４上に形成された
トナー像は用紙２に転写され定着置９により定着され、
排出口−ラ１８により矢印３− Ｂの方向に排紙部工１に排出される。

第３図は上記のレーザプリンタ１０の給紙カセット装着
部に装着可能な別途提案にか＼る２段給紙装置の１−例
の構戊を示す図である。

この給紙装置は下給紙１〜レイ］ＯＯと上絵紙１−レイ
２００とがＪ；下方向に重ねて設けられている。

下絵紙トレイ１　０　０は、通常の給紙トレイ同様、レ
バー２１により加圧、解除可能な可動底板２４を底部に
設けた給紙カセット２５を有し，底板２４の上に載置さ
れた用紙束２の」二面前端部は通常時装置本体側に設け
られた給紙ローラ１７に圧接している。底板の加圧はス
プリング２３、リンク２２により行なわれる。

給紙ローラ１７の用紙束２の上面前端が圧接する位置の
すぐ下流側の位置に接してフリクションパッド２６が設
けられ、これにより重送が分離されて１枚ずつ給紙され
る。底板２４が加圧されていることはセンサ２０により
検知される。

」二給紙１〜レイ２００の底板３８は固定されており、
この上に用紙束２″は、前端を下端が僅かに底抜３８と
離間したストツパ４１に衝合させて載置されその上面を
スプリング４０で加圧される押え板３９により押圧され
、底抜３８に設けられた開口を介して用紙束の下面に接
離する欠円状呼出しローラ４９が給紙信号に応じて回転
することにより用紙束２′の下から順に呼出され、分離
ローラ４８とスプリング４３によりこれに圧接するブレ
ード４２により重送を分離され、プレスローラ４５．４
６によりガイド板４４，２９に案内されて、前記の給紙
ローラ１７と、下給紙トレイ上の用紙束２の上面との間
に給紙され、給紙ローラ１７により装置内に給紙される
。

この給紙装置では、下段に通常多く使用する用紙を載置
し、上段に使用頻度の少い用紙、あるいは封筒などの特
殊もののアプリケーション用紙を載置し、選択した用紙
を給紙ローラ１７により給紙する。

ところが、下給紙トレイ１００の底板２４上に載置され
た用紙束２の上面前端部は常に給紙ローラ１７に圧接し
ているので、給紙ローラ１７が回転すれば装置内へ送り
込まれようとしている。したがって、下段給紙を選択し
た場合は問題はないが、上段給紙を選択した場合は、上
段給紙１ヘレイ２００から送り出された用紙が給紙ロー
ラ１７に達した時には、すでに下段給紙ｌ−レイ］２０
０の用紙２の最上位紙が給紙ローラ１７に圧接している
ため、上側の用紙の前端が給紙ローラエ７に押入される
より前に給紙ローラ１７が回転した場合は、下側の用紙
が給紙されてしまうと云う給紙ミスが発生する可能性が
ある。

が　　しようとする　題 本発明は、上記構或の２段給紙装置の」二述の欠点を解
決した給紙ミスの発生を防止した上記構或の２段給紙装
置を提供することを課題とする。

豊題邂迭迫一な一断廷毛段− 本発明の２段給紙装置は、上記の課題を解決させるため
、下段給紙トレイ上に積載された用紙束上面を押圧可能
な押圧手段を設け、」二段給紙Ｉ−レイ給紙を行なう場
合、上記押圧手段を作動させるように制御することを特
徴とする。

？■Ｉ肛 」二記の如く構或したことにより、上段給紙１〜レイよ
り給紙する場合は、下段給紙トレイに載置された用紙束
の上面は押圧手段により押えられるので、上段給紙トレ
イからの用紙が給紙ローラに達する前に給紙ローラが回
転したとしても、下段給紙トレイの最上位の用紙は押え
部材との間の摩擦力，直下の用紙との間の摩擦力により
前進を阻止され、確実に上段給紙トレイの用紙が給紙さ
れ、給紙ミスが防止される。

実施例 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。

第１図は本発明を、第３図に示した２段給紙装置に適用
した実施例を示す図である。したがって、同一の機能を
有する部材には同一の符号を付し、異る点を中心に説明
する。

この実施例では、」二段給紙トレイ２００に固定された
軸３０に一端を軸支され、上段給紙トレイ２００のハウ
ジング５０の底部に設けた逃げ孔を一　７− 貫通し、他端に用紙押え部材３３を一体的に有するアー
ム３２が設けられている。アーム３２は、上段給紙トレ
イ２００のハウジング５０内に設けられたソレノイド３
５により、図中に実線で示す如く、用紙押え部材３３が
下段給紙Ｉ−レイ１００に載置された用紙束２の」二面
に圧接する位置と、鎖線で示す如く、これから離間した
位置との間に変位可能となっている。

又、上段給紙トレイの呼出しローラ４９から給紙ローラ
ｔ７迄の用紙搬送路にはセンサ２７が設けられ、上段給
紙を選択した場合、上段給紙トレイより呼出され給紙ロ
ーラ１７に向って搬送される用紙を検知することができ
るようになっている。

このセンサ２７により用紙の先端が検知されると，その
信号によりソレノイド３５がオンし用紙押え部材３３は
下段給紙トレイの用紙束２の上面を押圧する。用紙がセ
ンサ２７を通過し終るとソレノイドはオフとなる。した
がって下段の用紙は給紙されない。

下段給紙の場合は、ソレノイド３５は常時オフとなって
おり、下段の用紙は支障なく給紙される。

なお、上段給紙を選択し、プリントボタンを押下すれば
ソレノイド３５がオンになるようにすることも可能であ
る。

又，給紙カセットに用紙束を載置する場合、前端をスト
ツパに衝合せて位置決めして載置するが、その場合、給
紙カセットの前下り角度が小さい場合は自重では先端が
揃えられず載置位置が揃いにくい。又、前下り角度が大
きすぎると用紙が自重でカールし給紙不良が起りやすい
。経験によれば、給紙カセットの前下り角度は２０゜〜
３０’が適当である。

なお、カセットの後端を持上げてカセットの傾斜角度を
変えられるようにすれば用紙束の先端を揃えやすく、カ
セットの用紙サイズ設定用部品の数が減り、機械の設置
面積が小さくて済む。

羞一果 以上の如く、本発明によれば、２段に給紙トレイを設け
、給紙ローラを工個で共用した場合にも、給紙ミスを防
止することができ、装置の小型化、コストの低減、信頼
性の向上に効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構或を示す断面図、第２図は
レーザプリンタの一例の構或を示す断面図、第３図はそ
のレーザプリンタに対して別途提案された２段給紙装置
の断面図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）上下方向に２段に重ねられた上段及び下段給紙ト
   レイと、両給紙トレイに積載された用紙を給紙する単一
   の給紙ローラとを有し、下段給紙トレイに積載された用
   紙束上面前端部は常時上記給紙ローラに圧接し、上段給
   紙トレイに積載された用紙束から給紙を行なう時は用紙
   を呼出しローラにより呼出し上記給紙ローラに搬送し、
   該給紙ローラにより給紙を行なう画像形成装置の給紙装
   置において、 下段給紙トレイに積載された用紙束上面を 押圧可能な押圧手段を設け、上段給紙トレイより給紙を
   行なう場合、上記押圧手段を作動させるように制御する
   ことを特徴とする給紙装置。
2. （２）上段給紙トレイの上記呼出しローラから上記給紙
   ローラ迄の用紙搬送経路に用紙検知手段を設け、該用紙
   検知手段の検知信号により上記押圧手段を作用させる如
   く制御することを特徴とする請求項１に記載の給紙装置
   。