JPH0222979Y2 - - Google Patents

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JPH0222979Y2
JPH0222979Y2 JP18305684U JP18305684U JPH0222979Y2 JP H0222979 Y2 JPH0222979 Y2 JP H0222979Y2 JP 18305684 U JP18305684 U JP 18305684U JP 18305684 U JP18305684 U JP 18305684U JP H0222979 Y2 JPH0222979 Y2 JP H0222979Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は安定器本体に突設した端子をヒユーズ
を介して電源端子台の端子金具に接続するように
した安定器に関する。
<従来技術> 例えば放電灯用安定器では、安定器本体に突設
した端子を収納保護する端子カバーを設け、前記
端子をヒユーズを介して電源端子台の端子金具に
接続し、これにより電源と安定器本体との間にヒ
ユーズを介在するようにしたものがある。ところ
が従来のこの種の安定器では、端子カバーと電源
端子台とを離間した状態で互いに別個に配置して
いた。
<考案が解決しようとする問題点> 従つてヒユーズを介在して安定器本体の端子と
電源端子台の端子金具とを接続する配線が面倒で
あり、また端子カバー及び電源端子台とは別個に
ヒユーズを保持するための保持部材を必要とし、
このため部品点数が多くなり、また装置も大型化
するという問題があつた。
本考案は上記問題点に鑑み、配線が簡単になる
と共に、ヒユーズを保持するための特別の保持部
材を要さず、構成が簡単で装置全体をコンパクト
になし得るようにしたものである。
<問題点を解決するための手段> この技術的課題を解決する本考案の技術的手段
は、積層鉄心2にコイル4a,4bを巻装して成
る安定器本体1に、端子41を外方突設すると共
に、該端子41を収納保護する端子カバー52を
設け、前記端子41をヒユーズ86を介して電源
端子台72の端子金具79に接続するようにした
安定器において、電源端子台72を端子カバー5
2に対して重合状に配置すると共に、端子カバー
52と電源端子台72との間に、前記ヒユーズ8
6を収納する収納孔部62,88を設け、収納孔
部62,88に収納したヒユーズ86を前記端子
41と端子金具79との間に接続するように、端
子41にヒユーズ86の一端部を挟持する挟持部
46を設けると共に、端子金具79にヒユーズ8
6の他端部を挟持する挟持部85を設けたことを
特徴とする。
<実施例> 以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図乃至第6図において、1は安定器本体
で、日字型の積層鉄心2と、一対のコイルボビン
3a,3bと、一次コイル4a及び二次コイル4
bとを備える。鉄心2は第7図及び第8図に示す
如く日字型に形成され、中央磁路5と幅方向一対
の外磁路6と長手方向一対の継鉄部7とを有す
る。一次コイル4a及び二次コイル4bは夫々コ
イルボビン3a,3bを介して鉄心2の中央磁路
5に巻回されている。コイルボビン3a,3bは
第9図にも示す如く中央磁路5に外嵌する角筒状
の胴部8と胴部8の両端から径方向に突出した一
対の鍔部9,10とを有する。
13は安定器本体1を収納する安定器ケース
で、鉄心2を積層方向の両側から挟んで緊締する
ベース14とカバー15とを備える。ベース14
は第10図にも示す如く、コイル4a,4bを収
納するように積層方向外方に突出した収納凸部1
6と、外磁路6の下面に添つて収納凸部16から
幅方向外方に突出した幅方向一対の押圧板部17
と該押圧板部17から折曲した幅方向外端の折曲
縁部18とを有する。カバー15はコイル4a,
4bを収納するように積層方向外方に突出した収
納凸部20と、外磁路6の上面に添つて収納凸部
20から幅方向外方に突出した幅方向一対の押圧
板部21と、押圧板部21から外磁路6の外端面
に添つてベース14側にその折曲縁部18に重合
するように突出した幅方向一対の側壁部22とを
有する。収納凸部20の長手方向両端には該凸部
20の長手方向両端を塞ぐように継鉄部7に向け
て突出した閉塞壁23が設けられている。カバー
15は、側壁部22に突設した爪24を折曲げて
ベース14の折曲縁部18に係合させることによ
り、ベース14とカバー15との間で安定器本体
1の挟んだ状態でベース14に固定されている。
前記コイルボビン3a,3bの外端の鍔部10
は、第9図に示す如くその高さF及び幅Eが内端
の鍔部9の高さF′及び幅E′より大に形成され、ベ
ース14及びカバー15の各収納凸部16,20
の長手方向両側を密閉状に塞いでいる。26はベ
ース14の長手方向中央部に設けたコンパウンド
注入用の注入孔で、第11図及び第12図にも示
す如くボビン3a,3bの中間位置に対応して一
対形成されている。28は方形板状の絶縁紙で、
コイル4a,4bとカバー15の収納凸部20と
の間に介在されている。29はコイル4a,4b
とベース14の収納凸部16との間に介在した絶
縁紙で、該絶縁紙29の長手方向両端部には第1
0図、第13図及び第14図に示す如くコ字形の
切欠部33と三角形状の係合突部34とが形成さ
れ、この係合突部34は、ベース14の収納凸部
16に円弧状に湾曲形成した係止片35に係合さ
れ、これにより絶縁紙29は収納凸部20の底壁
に添うように位置決め固定されている。また絶縁
紙29には第10図乃至第13図に示す如く前記
注入孔26に対応して漏れ防止用の弁36が一対
設けられ、この各弁36に注入孔26より大きい
円形板状の閉塞片37と該閉塞片37を絶縁紙2
9に連結する一対の連結片38とで構成されてお
り、弁36は連結片38の弾性変形等により閉塞
片37で注入孔26を開閉できるように塞いでい
る。而して第11図及び第12図に示す如く注入
孔26から樹脂圧入治具39を挿入し、該治具3
9により弁36を内方に押圧して注入孔26を開
放しながらコンパウンド27をケース13内に注
入することにより、コンパウンド27が鍔部1
0,10間で漏れ止めされてベース14及びカバ
ー15と安定器本体1との間を塞ぐようにケース
13内に充填されている。そしてコンパウンド2
7の注入後にはケース13の内部圧力により弁3
6が注入孔26を塞ぐように該注入孔26の開口
縁部に圧着されるのである。
安定器本体1の端子41,42,43,44
は、第7図、第15図乃至第17図にも示す如く
鍔部10,10に一体に設けた端子取付片45に
夫々外方突設され、該端子41は切起し形成した
一対の挟持片46を有すると共に、コイル4a,
4bのコイル端を巻回連結するための接続片48
が切起し形成されている。端子42,43,44
は互いに同様の構成であつて、夫々接続片49,
50が切起し形成されている。52,53は端子
カバーで、第15図乃至第25図に示す如く端子
41,42,43,44を収納保持した保持凹部
54,55,56,57と、保持凹部54,5
5,56に連通する開口部58,59,60,6
1と保持凹部54に連通する収納孔部62とを有
する。また端子カバー52,53は、幅方向一対
のクサビ部63,64と、幅方向一対の板片6
5,66とを有する。
各端子41,42,43,44は、第7図、第
15図、第17図、第19図及び第25図に示す
如く先端部が2つ折り状に折曲されると共に、上
方に向けて2段階に段階状に屈曲して成る起立部
94,95が中途部に形成され、また各端子4
1,42,43,44の2つ折りにした前記先端
部には上端から下方に向けて切欠いて成る係合溝
96が設けられている。各端子カバー52,53
の保持凹部54,55,56,57には、各端子
41,42,43,44の起立部94に外方側か
ら面接触状に接当する接当凸部67と、起立部9
5に面接触状に接当する直方形状の接当凸部68
とが設けられている。
端子41の挟持部46は第15図に示す如く収
納孔部62に対応する位置にある。また幅方向一
対の板片65間及び板片66間に前記係止片35
が位置している。各クサビ部63,64は第16
図に示す如く収納凸部16の側壁16bと鍔部1
0との間に嵌め込まれており、クサビ部63,6
4は前記コンパウンド27がここから外部に漏れ
ないように完全に漏れ止めしている。端子カバー
52,53の下部コーナには、第16図、第19
図及び第25図に示す如く収納凸部16の底壁1
6aと側壁16bとの間のRをさけるように切欠
して成る切欠部70が設けられ、これによりカバ
ー52,53がベース14に密着できるようにし
ている。絶縁紙29の長手方向両端部は第15図
に示す如く端子カバー52,53の板片65,6
6の下面に重ねられている。
72は電源端子台で、第15図、第18図、第
19図、第20図及び第24図に示す如く収納部
73,74と貫通孔75と幅方向一対の係止凹部
76と収納部73に連通する収納孔部88とを有
し、収納孔部88は前記端子カバー52の収納孔
部62と連続するように形成されている。収納部
73,74には端子ねじ77,78及び端子金具
79,80が収納され、各端子ねじ77,78に
は角形の挟持板81,82が螺合されており、端
子ねじ77,78を回動操作することにより挟持
板81,82を上下調整できるようになつてい
る。電源端子台72に嵌合突部83が下方突設さ
れ、該嵌合突部83は端子カバー52の嵌合凹部
84に着脱自在に嵌合され、これにより電源端子
台72は端子カバー52に対して重合状に載置さ
れている。端子金具79には挟持片85が一体に
設けられ、この挟持片85間と挟持片46間でヒ
ユーズ86の両端部を夫々着脱自在に挟持し、こ
れによりヒユーズ86は収納孔部62,88に収
納された状態で端子金具79と端子41との間に
接続されている。また端子金具80には接続キー
87が一体に設けられ、該キー87は貫通孔75
から下方突出されて、端子42の係合溝96に係
合保持され、これにより端子42と端子金具80
とが接続されている。カバー15の幅方向一対の
側壁部22には第18図に示す如く夫々切片し形
成した切起し片が設けられ、切起し片89の先端
部が係止凹部79に係合され、切起し片89間で
電源端子台72を挟持固定している。
なお、カバー15の押圧板部21を第26図に
示す如く波形に折曲させており、これによりカバ
ー15を補強できると共に、安定器の騒音を効果
的に低減し得る。また、電源端子台72には、端
子ねじ77,78を回動操作するためのドライバ
ー挿入孔を有する蓋体がその上端開口を塞ぐよう
に着脱自在に取付けられるようになつている。
第27図は安定器本体1及びヒユーズ86の電
源及び放電灯への接続を示す回路図であり、同図
において、91は交流電源、92は放電灯であ
る。なお、端子44は内部結線上設けたものであ
る。
<考案の効果> 本考案によれば、電源端子台72を端子カバー
52に対して重合状に配置すると共に、端子カバ
ー52と電源端子台72との間に、前記ヒユーズ
86を収納する収納孔部62,88を設けたの
で、ヒユーズ86を保持するための特別の保持部
材を必要とせず、端子カバー52と電源端子台7
2との間でヒユーズ86を非常に納まりよく収納
保持することができる。また収納孔部62,88
に収納したヒユーズ86を前記端子41と端子金
具79との間に接続するように、端子41にヒユ
ーズ86の一端部を挟持する挟持部46を設ける
と共に、端子金具79にヒユーズ86の他端部を
挟持する挟持部85を設けたので、挟持部46,
85により孔部62,88に収納したヒユーズ8
6をガタ付かないように固定できると共に、ヒユ
ーズ86と端子41及び端子金具79との接続も
無駄な配線を要さず非常に簡単になし得る。しか
も装置全体をコンパクトにできるし、構成が非常
に簡単になり、製造容易でかつ安価に提供でき、
その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は同側面図、第3図は同底面図、第4図は同正
面図、第5図は同側断面図、第6図は同正断面
図、第7図は同安定器本体部分の底面図、第8図
は同安定器本体部分の斜視図、第9図は同コイル
ボビン部分の斜視図、第10図は同ベース及び絶
縁紙部分の平面図、第11図は同ベース部分の拡
大正断面図、第12図の同第3図のA−A線断面
図、第13図は同絶縁紙の平面図、第14図は同
第3図のB−B線断面図、第15図は同拡大側断
面図、第16図は同端子カバー部分の拡大底面
図、第17図は同端子部分の平面図、第18図は
同電源端子台部分の平面図、第19図は同第18
図のC−C線断面図、第20図は同第18図のD
−D線断面図、第21図は同端子カバーの平面
図、第22図は同端子カバーの正面図、第23図
は同他の端子カバーの平面図、第24図は同電源
端子台の底面図、第25図は同第15図のE−E
線断面図、第26図は同第1図のF−F線断面
図、第27図は同回路図である。 1……安定器本体、2……積層鉄心、4a,4
b……コイル、41……端子、52……端子カバ
ー、72……電源端子台、79……端子金具、6
2,88……収納孔部、86……ヒユーズ、4
6,85……挟持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 積層鉄心2にコイル4a,4bを巻装して成る
    安定器本体1に、端子41を外方突設すると共
    に、該端子41を収納保護する端子カバー52を
    設け、前記端子41をヒユーズ86を介して電源
    端子台72の端子金具79に接続するようにした
    安定器において、電源端子台72を端子カバー5
    2に対して重合状に配置すると共に、端子カバー
    52と電源端子台72との間に、前記ヒユーズ8
    6を収納する収納孔部62,88を設け、収納孔
    部62,88に収納したヒユーズ86を前記端子
    41と端子金具79との間に接続するように、端
    子41にヒユーズ86の一端部を挟持する挟持部
    46を設けると共に、端子金具79にヒユーズ8
    6の他端部を挟持する挟持部85を設けたことを
    特徴とする安定器。
JP18305684U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0222979Y2 (ja)

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JP18305684U JPH0222979Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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JPS6181124U JPS6181124U (ja) 1986-05-29
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JP18305684U Expired JPH0222979Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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