JPH02229685A - セルフドリルスクリューの製造方法 - Google Patents
セルフドリルスクリューの製造方法Info
- Publication number
- JPH02229685A JPH02229685A JP4912489A JP4912489A JPH02229685A JP H02229685 A JPH02229685 A JP H02229685A JP 4912489 A JP4912489 A JP 4912489A JP 4912489 A JP4912489 A JP 4912489A JP H02229685 A JPH02229685 A JP H02229685A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- screw
- self
- carbon steel
- intermediate product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 11
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 9
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims abstract description 7
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 15
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 11
- 239000013067 intermediate product Substances 0.000 abstract description 7
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 239000000047 product Substances 0.000 abstract description 5
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 abstract description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 abstract description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 101150065537 SUS4 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- AHADSRNLHOHMQK-UHFFFAOYSA-N methylidenecopper Chemical compound [Cu].[C] AHADSRNLHOHMQK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
- 238000005121 nitriding Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 102220005308 rs33960931 Human genes 0.000 description 1
- 239000002436 steel type Substances 0.000 description 1
- 238000005482 strain hardening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はねじ棒の先端部にドリル刃を形成してなるセル
フドリルスクリューの製法に関する。
フドリルスクリューの製法に関する。
[従来の技術]
例えばビルの壁に外装パネルを固着する場合や、自動車
、冷蔵庫等の外装材の固着用にセルフドリルスクリュー
と呼ばれるねじが使用されている。
、冷蔵庫等の外装材の固着用にセルフドリルスクリュー
と呼ばれるねじが使用されている。
このセルフドリルスクリューは、木ねじ状、六角ボルト
状等の頭部を有するねじ棒の先端部にドリル刃が形成さ
れたもので、施工に際して下穴を設ける必要がなく、電
動のハンβカ鼻で簡単に螺着することができるので最近
種々の用途に使用されるようになった。
状等の頭部を有するねじ棒の先端部にドリル刃が形成さ
れたもので、施工に際して下穴を設ける必要がなく、電
動のハンβカ鼻で簡単に螺着することができるので最近
種々の用途に使用されるようになった。
[発明が解決しようとする課題]
上記従来のセルフドリルスクリューは炭素鋼で作られて
いたので、時間の経過により錆が発生し、雨水等によっ
てこの錆が外装材表面に流出付着して外装材表面を変色
させるという問題点があった。
いたので、時間の経過により錆が発生し、雨水等によっ
てこの錆が外装材表面に流出付着して外装材表面を変色
させるという問題点があった。
また、ステンレス鋼(焼入れ可能なる鋼種:SUS42
0J2またはA I S 1 440C)でセルフドリ
ルスクリューを製作しているが、焼入れ硬度がSUS4
20J2で50〜53、AISI440Cで55〜56
と炭素鋼より硬度が低いという問題があるほか、ドリル
先端塑性加工時金型の寿命が短くコストアップの原因に
なっている。
0J2またはA I S 1 440C)でセルフドリ
ルスクリューを製作しているが、焼入れ硬度がSUS4
20J2で50〜53、AISI440Cで55〜56
と炭素鋼より硬度が低いという問題があるほか、ドリル
先端塑性加工時金型の寿命が短くコストアップの原因に
なっている。
本発明は上記問題点を解決し、有害な錆の.発生を防止
させるとともにパネル等に下穴なしでねじ込むことので
きるセルフドリルスクリューを提供することを目的とし
、先端に炭素鋼を採用した。
させるとともにパネル等に下穴なしでねじ込むことので
きるセルフドリルスクリューを提供することを目的とし
、先端に炭素鋼を採用した。
[課題を解決するための手段]
上記B題を解決するため、本発明は次のような製法を提
供する。
供する。
すなわち、本発明にかかるセルフドリルスクリューの製
法は、一端部に大径の頭部が形成されたねし棒の先端部
にドリル刃を形成してなるセルフドリルスクリューの製
造方法であワて、前記頭部とねじ棒を構成する部分をス
テンレス鋼で製作するとともに、前記ドリル刃を構成す
る部分を炭素銅で製作し、両者を摩掠圧接法で一体化す
ることを特徴とする。
法は、一端部に大径の頭部が形成されたねし棒の先端部
にドリル刃を形成してなるセルフドリルスクリューの製
造方法であワて、前記頭部とねじ棒を構成する部分をス
テンレス鋼で製作するとともに、前記ドリル刃を構成す
る部分を炭素銅で製作し、両者を摩掠圧接法で一体化す
ることを特徴とする。
以下、具体的な例を挙げて詳細に説明する。
本発明の製法では、上記の如くねじ棒を構成する本体部
分とドリル刃を構成する刃先部分とを異種の材料で別体
に製作し、摩椋圧接法で両者を接合一体化するのである
が、その手順を例示すわば次のようである。
分とドリル刃を構成する刃先部分とを異種の材料で別体
に製作し、摩椋圧接法で両者を接合一体化するのである
が、その手順を例示すわば次のようである。
焼き入れのできる炭素鋼例えば320C,S50C等の
所定太さ(φ)の棒材を所定長さL,で切断し、第1図
に示すようなドリル刃構成用の素材1を得る。また、第
2図に示すように、ステンレス鋼例えばSUS304の
棒材をヘッダ加工して頭部とねじの切られていない棒体
からなるねじブランク2(φ’.L2)に成形する。図
示例では、頭部が木ねじ状の頭部2aとなっているが他
の形状でもよい。
所定太さ(φ)の棒材を所定長さL,で切断し、第1図
に示すようなドリル刃構成用の素材1を得る。また、第
2図に示すように、ステンレス鋼例えばSUS304の
棒材をヘッダ加工して頭部とねじの切られていない棒体
からなるねじブランク2(φ’.L2)に成形する。図
示例では、頭部が木ねじ状の頭部2aとなっているが他
の形状でもよい。
次に、上記ドリル刃素材1とねじブランク2とを摩擦圧
接機によフて圧接合する。この場合、摩擦圧接法以外の
接合法、例えばスポット溶接,ろう接等では強度的に優
れた製品を能率的に製造することが困難でありコストも
高くなるので好ましくない。本発明では摩擦圧接法を利
用する点に大きな特徴がある。このようにして、第3図
に示すような第1段階の中間製品5 (L+ <L2)
が得られる。この中間製品5を例えば600〜650℃
で焼鈍した後、炭素鋼で作られたドリル刃素材の部分1
を金型を用いてドリル形状に成形し、第4図に示す如き
ドリルポイント部6を有する第2段階の中間製品7を得
る。つぎに、この中間製品7のねじブランク外周部に転
造機でねじ加工を行ない、第5図に示すようなセルフド
リルスクリュー10を得る。実際にこのねじ加工を行な
うと、冷間塑性加工の特徴である加工硬化が生じてねじ
部の硬度が高くなった。得られたセルフドリルスクリュ
ー10は、ドリル刃の部分6を高周波焼き入れして製品
とする。図中Sは摩控圧接法による接合部を示す。さら
にこのスクリューにタフトライト処理(軟窒化処理)を
行なえば、ドリルポイント部6の防錆効果が得られると
ともに、ステンレス鋼で作られたねじ部および頭部の十
字穴の部分の硬度が高くなり、対摩耗性が向上するので
好ましい。
接機によフて圧接合する。この場合、摩擦圧接法以外の
接合法、例えばスポット溶接,ろう接等では強度的に優
れた製品を能率的に製造することが困難でありコストも
高くなるので好ましくない。本発明では摩擦圧接法を利
用する点に大きな特徴がある。このようにして、第3図
に示すような第1段階の中間製品5 (L+ <L2)
が得られる。この中間製品5を例えば600〜650℃
で焼鈍した後、炭素鋼で作られたドリル刃素材の部分1
を金型を用いてドリル形状に成形し、第4図に示す如き
ドリルポイント部6を有する第2段階の中間製品7を得
る。つぎに、この中間製品7のねじブランク外周部に転
造機でねじ加工を行ない、第5図に示すようなセルフド
リルスクリュー10を得る。実際にこのねじ加工を行な
うと、冷間塑性加工の特徴である加工硬化が生じてねじ
部の硬度が高くなった。得られたセルフドリルスクリュ
ー10は、ドリル刃の部分6を高周波焼き入れして製品
とする。図中Sは摩控圧接法による接合部を示す。さら
にこのスクリューにタフトライト処理(軟窒化処理)を
行なえば、ドリルポイント部6の防錆効果が得られると
ともに、ステンレス鋼で作られたねじ部および頭部の十
字穴の部分の硬度が高くなり、対摩耗性が向上するので
好ましい。
なお、本発明の製造方法は上記具体例に限定されるもの
ではない。また、製品形状も例えば第6図に示すような
ボルト状の頭部を有するもの等種々のものが可能である
。
ではない。また、製品形状も例えば第6図に示すような
ボルト状の頭部を有するもの等種々のものが可能である
。
[実施例]
上に述べたような手順により′s5図に示すような形状
の製品を製造した。図中、Dは5.7mm.Hは9.5
mmであり、ねじ部はM6xlビッチであフた。このセ
ルフドリルスクリューは通常の電動ハンドドリルで外装
パネルにねじ込むことができ、しかも水に濡らしても錆
がパネル表面に浮き出るようなことがなかった。
の製品を製造した。図中、Dは5.7mm.Hは9.5
mmであり、ねじ部はM6xlビッチであフた。このセ
ルフドリルスクリューは通常の電動ハンドドリルで外装
パネルにねじ込むことができ、しかも水に濡らしても錆
がパネル表面に浮き出るようなことがなかった。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれば実用上
何ら問題がなく、しかも錆を生じないすぐれたセルフド
リルスクリューを工業的規模で容易に製造することが可
能となった。
何ら問題がなく、しかも錆を生じないすぐれたセルフド
リルスクリューを工業的規模で容易に製造することが可
能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図(a).(b)、第2図(a),(b)および第
3図から第5図までの各図は本発明の1実施例の説明図
、第6図は異なる形状を例示する外観図である。 l・・・ドリル刃素材 2・・・ねじブランク 10−
・・セルフドリルスクリュー 特許出願人 日本ノース株式会社 区 城
3図から第5図までの各図は本発明の1実施例の説明図
、第6図は異なる形状を例示する外観図である。 l・・・ドリル刃素材 2・・・ねじブランク 10−
・・セルフドリルスクリュー 特許出願人 日本ノース株式会社 区 城
Claims (1)
- (1)一端部に大径の頭部が形成されたねじ棒の先端部
にドリル刃を形成してなるセルフドリルスクリューの製
造方法であって、前記頭部とねじ棒を構成する部分をス
テンレス鋼で製作するとともに、前記ドリル刃を構成す
る部分を炭素鋼で製作し、両者を摩擦圧接法で一体化す
ることを特徴とするセルフドリルスクリューの製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4912489A JPH02229685A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | セルフドリルスクリューの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4912489A JPH02229685A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | セルフドリルスクリューの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02229685A true JPH02229685A (ja) | 1990-09-12 |
Family
ID=12822315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4912489A Pending JPH02229685A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | セルフドリルスクリューの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02229685A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997027021A1 (de) * | 1996-01-23 | 1997-07-31 | Fixinox Gesellschaft Zur Entwicklung Rationeller Befestigungs- Und Montagesysteme Mbh | Verfahren zur herstellung von befestigungselementen |
CN102764783A (zh) * | 2012-07-19 | 2012-11-07 | 格朗富(苏州)集团有限公司 | 一种丝杆的加工方法 |
-
1989
- 1989-03-01 JP JP4912489A patent/JPH02229685A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997027021A1 (de) * | 1996-01-23 | 1997-07-31 | Fixinox Gesellschaft Zur Entwicklung Rationeller Befestigungs- Und Montagesysteme Mbh | Verfahren zur herstellung von befestigungselementen |
CN102764783A (zh) * | 2012-07-19 | 2012-11-07 | 格朗富(苏州)集团有限公司 | 一种丝杆的加工方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4958972A (en) | Breakable composite drill screw | |
US6338600B2 (en) | Self-tapping, corrosion-resistant screw with hardened tip | |
US4233880A (en) | Stainless steel drill screw | |
US8172692B2 (en) | Method of forming a high performance thread forming screw | |
US6874986B2 (en) | Self-tapping fastener | |
KR100902226B1 (ko) | 블라인드 나사 인서트 제조방법 | |
HU221837B1 (hu) | Szerszám és eljárás az előállításához | |
US7632053B2 (en) | Method for the production of a screw, and screw produced according to said method | |
JPH02229685A (ja) | セルフドリルスクリューの製造方法 | |
US20080304927A1 (en) | Cutting bit adapted to cut metal and wood and associated method | |
JP2001502021A (ja) | 摩擦溶接したドリルロッド及びそのロッドの製造方法 | |
US20040226754A1 (en) | Connection rod and method for production thereof | |
JPH0124587B2 (ja) | ||
JPH055246U (ja) | 転造ダイス | |
JPH09317733A (ja) | タッピングビスの製造法 | |
KR100308686B1 (ko) | 셀프드릴링나사못과그제조방법 | |
JP2007298141A (ja) | ドリルねじ及びその製造方法 | |
JPH0741421B2 (ja) | オーステナイト系ステンレス複合タッピンネジとドリルネジの製法 | |
JPH0694915B2 (ja) | 管継手用アイボルトの製造方法 | |
JPH03309A (ja) | オーステナイト系ステンレス鋼ボルトとその製造装置 | |
JPH0625564B2 (ja) | 複合ねじ | |
JP4567349B2 (ja) | 管継手のフェルールの製造方法及びフェルール | |
JP2007298110A (ja) | もみ切り式自己穿孔ねじ及びその製造方法 | |
JPH01188712A (ja) | 特殊テーパネジ及びその成形方法 | |
CA2008383A1 (en) | Breakable composite drill screw |