JPH02229319A - アンカーボルトの施工方法 - Google Patents

アンカーボルトの施工方法

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JPH02229319A
JPH02229319A JP4955689A JP4955689A JPH02229319A JP H02229319 A JPH02229319 A JP H02229319A JP 4955689 A JP4955689 A JP 4955689A JP 4955689 A JP4955689 A JP 4955689A JP H02229319 A JPH02229319 A JP H02229319A
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anchor
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Munechika Hamada
浜田 宗親
Yoshinori Sumitomo
義則 住友
Akira Tomita
彰 富田
Mikio Ishikawa
石川 幹夫
Tetsuo Hiramatsu
平松 哲雄
Seiji Tanigawa
谷川 清次
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、建物の骨組材を基礎コンクリート側に取り
付けて支持させるアンカーボルトの施工方法に関するも
のである。
従来の技術 鉄骨構造の建物においては、基礎コンクリートに予めア
ンカーボルトを埋設し、このアンカーボルトで建物駆体
側の骨組材を支持する方法が取られている。この場合、
アンカーボルトは上向きの引張力と水平方向の剪断力の
双方を負担するような構造となっている。そして、前記
骨組材には予めボルト穴が形成されており、基礎側に埋
設されたアンカーボルトの先端をこのボルト穴に差し込
んで、ナットで締結する方法が取られている。
発明が解決しようとする課題 一般に、住宅用に使用されるアンカーボルトは直径14
φ〜16φぐらいのものが多く用いられており、これに
対するボルト穴の直径は、そのボルト径+1flと定め
られている。
このように、アンカーボルトとボルト穴との間の余裕が
小さいのは、このアンカーボルトが水平方向の剪断力(
横ズレカ)を負担しているためであり、ボルト穴がボル
ト径に比較して大きすぎると、このような剪断力を充分
に負担できないからである。
従って、アンカーボルトを予め基礎コンクリートに埋設
する際には、このlmの誤差の範囲内に収められなけれ
ばならない。しかしながら、10m〜40mもの間布状
に屈曲しながら続く基礎コンクリートの天端に、1mま
たは2mごとに埋設される数多いアンカーボルトを、そ
の延べ長さの範囲内で1mlI1の誤差内に施工するの
は至難の技である。
そのため、従来においては、基礎コンクリート硬化後に
、アンカーボルFの位置修正に非常に多くの時間を費や
し(例えば1棟当たり半日から1日程度必要)、また、
そのような位置修正を行なうためにはアンカーボルトを
折り自げる必要があり、そのために基礎コンクリートに
ひび割れを生じやすくするという不都合があった。この
発明は、このような従来の欠点を解消して、アンカーボ
ルトを引張力負担用のものと剪断力負担用のものとに分
けることによって、アンカーボルトの設置作業を容易に
したものである。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため、この発明では、基礎コンク
リートに埋設されたアンカーボルトで建物の骨組材を支
持するものにおいて、前記基礎コンクリートに予め埋設
される引張力負担用アンカーボルトと、骨組材より下向
きに突出された剪断力負担用アンカーボルトとから構成
し、引張力負担用アンカーボルトを前記骨組材のボルト
穴へ差し込んで締結するとともに、剪断力負担用アンカ
ーボルトを基礎コンクリーF上に形成された凹所内に差
し込み、この凹所内へ充填したモルタル等硬化剤によっ
てその剪断力負担用アンカーボルトを基礎コンクリート
側へ一体に埋設することを特徴としている。
また、前記凹所の内壁に沿って金網かごを設けることに
より、この金網かとによって水平力に対する抵抗力を増
大させることができる。
実施例 この発明の実施例を示す第1図において、(1)は、基
礎コンクリートであり、この基礎コンク!l−} (1
)には、構造駆体の柱部分に対応して各々2本のアンカ
ーポル} (2)(2)−・・が、所要の間隔をおいて
埋設されている。アンカーポル} (2)(2)−・・
には、それぞれ注脚台座(3)が外嵌されて、基礎コン
クリート(1)上に設匿されている。このアンカーボル
ト《2》は引張力を負担するためのもので、例えば、直
径16m程度のものが用いられる。更に、上記のように
して所要間隔をおいて配置されたアンカーボルト(2》
 《2》間には、長方形状の凹所《4》が形成されてい
る。この凹所《4》は、基礎コンクリート《1》が硬化
する前に、その基礎コンクリート《l》の天端か−ら第
4図のような金網かご《5》を埋め込み、その金網かご
(5)によって囲まれる部分を掘り出すことによって形
成することができる。これにより、金網かご(5)は凹
所《4》の内壁に沿って設置された状態になる。
次に《7》は、この発明の骨組材を構成する垂直断面コ
の字形の鋼製土台であり、その下辺(8)に、前記引張
力負担用アンカーボルト(2)(2)・・・に合わせて
ボルト穴(9)(9)が形成されている。(1G)  
(10)は、第3図で示すように、その上端に直径23
w〜24m程度の雄螺子《11・》を形成した剪断力負
担用アンカーボルトであって、この剪断力負担用アンカ
ーボル} (10)を2木で一対として、前記土台《7
》の下辺(8)へ形成した別のボルト穴(12)  (
12)へ下側から差し込み、上部側のナッ} (13)
で、下向きに突出するような状態で締め付け固定されて
いる。この場合、剪断力負担用アンカーボルト( 10
)を差し込むボルト穴《12》は、その雄螺子《11》
の直径23〜24mに対して25u程度のものが開口さ
れるが、ボルト穴の径を統一するため、他の引張力負担
用アンカーポル} (2)(2)を差し込むためのボル
ト穴《9》も25■程度のものとする。
上記第1図は、土台(7)設置前の状態を示しており、
上記のように剪断力負担用アンカーボル} (10)を
予め突出させた状態に取り付けておいて、その剪断力負
担用アンカーボル} (10)を前記の凹所(4)内に
差し込むとともに、基礎コンクリート(1)より突出す
る引張力負担用アンカーボル} (2)(2)の上端を
、それに対応するボルト穴(9)へ差し込んで、この引
張力負担用アンカーボルト(2)を従来と同様にナット
で締め付け固定する。このと含、前記凹所(4)内には
予めモルタルその他の硬化剤(14)が充填されており
、その硬化剤を充填させた状態で剪断力負担用アンカー
ボルト(10)を差し込むと、硬化した段階で基礎コン
ク!J−} (1)と一体に埋設されることになる。こ
の種の硬化剤としては、例えば収縮性の少ない無収縮モ
ルタルが最適である。
また、上記において、引張力負担用アンカーボルト(2
)を差し込むボルト穴(9)は、そのボルトの直径16
mmに対し25!Imと充分な余裕があり、従って、ア
ンカーボルト(2)の直径に対して9鶴の余裕があるこ
とになり、従来のようにアンカ一ボルト(2)の位置を
正確に設定する必要がない。
第5図及び第6図は、より大きな剪断力を負担させるよ
うにしたもので、第5図では2本の剪断力負担用アンカ
ーボル} (10)  (10)間を垂直プレー} (
15)によって一体に連結したもの、他方、第6図では
、更にその垂直プレー} (15)と直角な方向に別の
垂直プレー} (16)を溶接して、十字形に配置した
ものを示している。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、アンカーボルトを剪
断力負担用のものと引張力負担用のものとに分けており
、引張力負担用のアンカーボルトは、その引張力強度を
増すため基礎コンクリートへ深く埋設しておくことが必
要であるが、剪断力負担用アンカーボルトはそのように
深く埋設させる必要がな《、この発明では、剪断力負担
用アンカーボルトを骨組材側より予め突出させて、これ
を基礎コンクリートの凹所内へ差し込むことによって設
置し、他方、引張力負担用アンカーボルトを差し込むた
めのボルト穴は、引張力のみを考えれば余裕を小さく取
る必要がなく、従って、その引張力負担用アンカーボル
トの埋設時の精度にもそれほど厳密なものは必要とされ
ず、アンカーボルトの設置がそれだけ容易に行なえると
いう効果がある。従って、従来のように熟練者が細心の
注意をもってアンカーボルトを施工する必要がなく、経
験の少ない者でも短時間のうち施工できる。加えてアン
カーボルトの位置修正も不要となることから、それに伴
うコンクリートのひび割れの発生の虞れもなくなるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例を示すアンカーボルト部分
の分解斜視図、第2図は、同じく剪断力負担用アンカー
ボルト部分で切断した要部縦断面図、第3図は、剪断力
負担用アンカーボルトの斜視図、第4図は金網かどの斜
視図、第5図及び第6図は、剪断力負担用アンカーボル
トの他の実施例を示す斜視図である。 (1)・・・基礎コンクリート、 (lO) ・・・引張力負担用アンカーボルト、 ・・・凹所、  (5)・・・金網かご、・・・建物の
土台、 ・・・剪断力負担用アンカーボルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基礎コンクリートに埋設されたアンカーボルトで建
    物の骨組材を支持するものにおいて、前記基礎コンクリ
    ートに予め埋設される引張力負担用アンカーボルトと、
    骨組材より下向きに突出された剪断力負担用アンカーボ
    ルトとから構成し、引張力負担用アンカーボルトを前記
    骨組材のボルト穴へ差し込んで締結するとともに、剪断
    力負担用アンカーボルトを基礎コンクリート上に形成さ
    れた凹所内に差し込み、この凹所内へ充填したモルタル
    等の硬化剤によってその剪断力負担用アンカーボルトを
    基礎コンクリート側へ一体に埋設することを特徴とする
    アンカーボルトの施工方法。 2、凹所の内壁に沿って金網かごを設置した請求項1記
    載のアンカーボルトの施工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100936396B1 (ko) * 2009-07-30 2010-01-12 극동건설주식회사 결합홈이 보강되는 펀칭 크랙 방지용 판형 합성 구조체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100936396B1 (ko) * 2009-07-30 2010-01-12 극동건설주식회사 결합홈이 보강되는 펀칭 크랙 방지용 판형 합성 구조체

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