JPH0222909Y2 - - Google Patents

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JPH0222909Y2
JPH0222909Y2 JP11016082U JP11016082U JPH0222909Y2 JP H0222909 Y2 JPH0222909 Y2 JP H0222909Y2 JP 11016082 U JP11016082 U JP 11016082U JP 11016082 U JP11016082 U JP 11016082U JP H0222909 Y2 JPH0222909 Y2 JP H0222909Y2
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arc extinguishing
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JP11016082U
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JPS5859119U (ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H73/00Protective overload circuit-breaking switches in which excess current opens the contacts by automatic release of mechanical energy stored by previous operation of a hand reset mechanism
    • H01H73/02Details
    • H01H73/18Means for extinguishing or suppressing arc
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H9/44Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet

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  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Breakers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、開閉リンクによつて動く可動接触
子、並びに固定接触子を支持している電弧駆動板
が少なくとも接触部の範囲で消弧室の消弧グリツ
ドに対しほぼ直角に配されている、電弧駆動手段
を備えた回路しや断器に関する。そのような構成
は2点切りの開閉器においてはよく知られている
(西独特許第898019号および同第885109号参照)。
一点切りの自動しや断器においても、前記した
ような配置がなされているものがある(西独特許
第1194489号参照)。
回路しや断器(これも以前は自動しや断器とも
呼ばれていた)においては、性能の高いしや断器
であればある程、より厚みを薄くし、高さを低く
することに、すなわち全体としてより小さくする
ことに努力が行われてきた。ここにおいて、効果
的な電弧駆動手段を得ることの必要性が生じてき
た。従来は、可動接触子の範囲で電弧吹消用の環
状回路が使用されていたが、これだけでは十分な
電弧駆動力を得ることができなかつた。
本考案は、電弧駆動板およびこれに至る入力導
体を特に配慮することにより消弧グリツドへの電
弧の駆動を従来より効果的に行うことのできる電
弧駆動手段を形成することを目的としている。
この目的は本考案によれば、電弧駆動板に至る
入力導体を、可動接触子の作動する面よりも下方
に消弧グリツドの前面に沿うように配置し、電弧
駆動板の電弧駆動方向にみて固定接触子より後方
端側を入力導体に接続するとともに前方端側を消
弧室まで延長することによつて達成される。
このようにすることにより、接点部分の後方
(電弧駆動方向にみて)に配されかつ消弧グリツ
ドの配列方向に走る部分もそなえる入力導体と、
固定・可動両接触子間の開く部分とが、アーク駆
動のためのひとつの環状回路を形成する。アーク
駆動力は電弧と入力導体との間の作用力によつて
強められる。
この場合、消弧グリツドの前面に沿つて入力導
体を配置することにより、可動接触子の開極後、
電弧が入力導体に向つて吸引されたので、電弧は
接触部をはなれてから後も強力に駆動される。こ
れにより、電弧は勢いよく消弧室の中へ引き込ま
れ、それにより消弧グリツドでの滞留時間が減少
する。電弧は電弧駆動板によつて消弧室前まで引
伸ばされるので入力導体によつて引き起される吸
引力に対する有効作用長が大きくなる。回路しや
断器においてはあらゆる条件下において接点の溶
着を避けるために数パーセントのグラフアイトを
有する銀合金接点が使用されている。このような
“非均一性”の接点材質では電弧の走りが悪いと
いうことが知られている。このような場合には、
本考案による電弧駆動方式が特に有効である。
入力導体は、例えば固定接触子の接点の範囲で
電弧駆動板に並行するように消弧グリツドの前面
側に沿つて電弧駆動板に並行して配置することが
できる。また入力導体は大きな弧を描いて、電弧
駆動板に導いてもよい。
以上に述べた構成を採れば、回路しや断器を小
さくかつ高性能にすることができる。加えて接点
消耗量を従来品における消耗量よりも小さくでき
るという利点が得られる。
以下本考案の一実施例を図面により詳細に説明
する。図において1は消弧室、2は可動接触子3
(これは2つの異なる状態が示されている)が位
置する開閉スペースである。可動接点3には図示
されていない開閉リンクが作用している。回路し
や断器は、過電流引外し装置、手動開閉装置、端
子およびレール取付のためのスナツプ取付装置と
いつた図示しない周知の構成要素を有している。
接続端子から電弧駆動板5へ入力導体4が導か
れており、この入力導体4は可動接触子3が配さ
れる面よりも下方部に位置する。入力導体4は消
弧グリツド6の前面側7に沿つて配置される。図
では、可動接触子3はちようど開極し始めた直後
の状態が描かれており、この時の電弧は矢印9の
方向に駆動される。入力導体4はアークの駆動方
向に配置され、固定接点10の後方で電弧駆動板
5と接続している。導体11は入力導体4の置か
れた平面と可動接触子3の置かれた平面とを橋渡
ししている(図のこの部分は見取図的に描いてあ
る)。電弧駆動板5の固定接点10より前方の部
分は、消弧室1まで延長され最外側の一方の消弧
グリツド18を形成する。
入力導体4は電弧駆動板5にほぼ並行してい
る。両者の接続部はこれを大きな円弧とすること
もできる。
接触子が閉じている状態において、電弧駆動板
5と固定接点10、可動接触子3とから構成され
る環状回路13を電流12が流れ形成する。可動
接触子3が開き出すと、電磁力は電弧8にこれを
矢印9の方向に駆動する電磁力が作用する。この
ような電弧を駆動する力は入力導体4の磁界15
により更に強められ、そして、電弧駆動板5が電
弧の駆動方向に延びているので、開極により固定
接点10と可動接触子3の間に生じた電弧8は、
固定接点10側のアークスポツトが固定接点10
から外れて直ちに電弧駆動板5へ移動し、この上
を極めて高速で走行する。このように駆動され位
置の移動した電弧8aには、更に消弧グリツド6
の前面側に配置された入力導体4の作る磁界16
によつて電弧を矢印方向に駆動する力が作用す
る。このとき、電弧8aはほぼ消弧室1の幅と等
しい長さまで延びているので、入力導体4によつ
て電弧8aに作用する力は極めて大きくなり、し
たがつて電弧8aは消弧室1に強力に押し込まれ
て、ここで短時間で限流され消弧される。
完全な開極状態となると、可動接触子3は電弧
駆動板17と接するようになる。このため消弧室
1内へ押し込まれた電弧は、電弧駆動板5,17
に連続して形成された両側の消弧グリツド18,
18に移動する。このため電弧は全体が消弧室に
押し込まれるので、消弧が速くなる。
以上の説明から明らかであるように本考案は、
固定接触子を支持する電弧駆動板および可動接触
子を消弧室の消弧グリツドに対し直角に配置し、
消弧室の消弧グリツドの前面に沿つて電弧駆動板
への入力導体をこれと並行に配置し、電弧駆動板
の固定接触子より後方端側に入力導体を接続する
とともに、前方端側を消弧室まで延長しているの
で次のような作用効果を発する。
(1) 開極初期の段階で、固定・可動接点間に生じ
た電弧が入力導体、電弧駆動板、固定接触子お
よび可動接触子からなる環状回路の発生する磁
気駆動力によつて固定接点から電弧駆動板へ移
動し、この電弧駆動板上を走行し伸長される。
(2) 十分に伸長され加速された電弧は、消弧室前
面の入力導体の電磁的吸引力によりさらに加速
されて消弧室に押し込められる。
(3) このため、消弧室の消弧グリツドは、接点の
開極距離が小さいときでも、電弧柱全体をとら
えることができ、電弧電圧を高める陰極点を多
数形成することが可能となる。
(4) 上記(1)〜(3)の作用が開極初期に高速で行なわ
れるので、しや断器の電弧による減流効果が大
きく、しや断容量を増大できる効果が得られ
る。しや断容量を同一にした場合はしや断器を
小形にできる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による回路しや断器の要部の側面図
である。 1……消弧室、2……開閉スペース、3……可
動接触子、4……入力導体、5……電弧駆動板、
6……消弧グリツド、7……消弧グリツド6の前
面側、10……固定接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 開閉リンクによつて動く可動接触子と、固定
    接触子を支持している電弧駆動板とを少なくと
    もそれらの接触部の範囲で消弧室の消弧グリツ
    ドに対しほぼ直角に配置し、前記電弧駆動板に
    至る入力導体を前記可動接触子の作動する面よ
    り下方に前記消弧グリツドの前面に沿い、かつ
    前記電弧駆動板に対して並行するように配置
    し、さらに、前記電弧駆動板の電弧駆動方向に
    みて固定接触子より後方端側を前記入力導体に
    接続し、前方端側を前記消弧室内まで延長して
    消弧グリツドを形成してなることを特徴とする
    回路しや断器。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の回路
    しや断器において、前記消弧室が、この消弧室
    内に延長された前記入力導体により形成した消
    弧グリツドと反対側の端にこれと対向して設け
    られた消弧グリツドに接続されるとともに開極
    状態で前記可動接触子と接触するように配設さ
    れたもう一つの電弧駆動板を備えることを特徴
    とする回路しや断器。
JP11016082U 1976-03-09 1982-07-20 回路しや断器 Granted JPS5859119U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19762609708 DE2609708C2 (de) 1976-03-09 1976-03-09 Leitungsschutzschalter mit Lichtbogenanlaufhilfe
DE26097085 1976-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5859119U JPS5859119U (ja) 1983-04-21
JPH0222909Y2 true JPH0222909Y2 (ja) 1990-06-21

Family

ID=5971896

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2469477A Pending JPS52109166A (en) 1976-03-09 1977-03-07 Circuit breaker
JP11016082U Granted JPS5859119U (ja) 1976-03-09 1982-07-20 回路しや断器

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JP2469477A Pending JPS52109166A (en) 1976-03-09 1977-03-07 Circuit breaker

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JP (2) JPS52109166A (ja)
AT (1) AT374621B (ja)
BE (1) BE852147A (ja)
CH (1) CH607312A5 (ja)
DE (1) DE2609708C2 (ja)
DK (1) DK140419C (ja)
ES (1) ES456661A1 (ja)
FR (1) FR2344113A1 (ja)
GB (1) GB1546745A (ja)
GR (1) GR61777B (ja)
IT (1) IT1077647B (ja)
TR (1) TR19402A (ja)

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Family Cites Families (1)

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Also Published As

Publication number Publication date
GB1546745A (en) 1979-05-31
FR2344113B1 (ja) 1981-01-09
DE2609708B1 (de) 1977-07-14
DK8877A (da) 1977-09-10
CH607312A5 (ja) 1978-11-30
JPS5859119U (ja) 1983-04-21
DE2609708C2 (de) 1980-10-09
BE852147A (fr) 1977-07-01
ES456661A1 (es) 1978-06-16
IT1077647B (it) 1985-05-04
ATA983276A (de) 1983-09-15
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GR61777B (en) 1979-01-16
DK140419B (da) 1979-08-20
FR2344113A1 (fr) 1977-10-07
DK140419C (da) 1980-01-14
AT374621B (de) 1984-05-10
TR19402A (tr) 1979-03-15

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