JPH02228244A

JPH02228244A - モーター

Info

Publication number: JPH02228244A
Application number: JP4513489A
Authority: JP
Inventors: Takeaki Kobori; 小堀　剛明
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-02-28
Filing date: 1989-02-28
Publication date: 1990-09-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ＮＣ旋盤、産業用ロボット、プリント基板作
成等における位置決めモーター、ブレーキ、サーボモー
ター、位置測定器、角度割出器、低高速トルクモーター
、クレーン、エレベータ−産業用等のモーター、モータ
ー付減速機等に用いられるモーターに関するものである
。

［従来の技術］従来のモーターは、を磁石とローターとの電極の反碗を
利用し、両者は接触せずにローターが回転させられるよ
うになっている。

［発明が解決しようとする問題点］したがって従来のモーターは、停止させた場合に、ロー
ターに慣性力が生じ瞬時の停止、さらには回転方向を瞬
時に変化させるといったことは不可能である。したがっ
て精密さを要求される機器等において許容誤差がいまだ
大きい欠点を有している。

［問題点を解決するための手段〕そこで本発明は、ローターの回転方向に対し、この回転
を抑止するように角度を有した面同士を接触させながら
回転力を与えるようにし、逆に停止させる時は、ロータ
ーの回転方向に対し角度を有する面同士が街るようにし
、瞬時の停止、および逆回転を与えることができるよう
にしたものである。

そのために、本発明は、大小二つの円周上に同一大の凹
凸を適宜数等間隔に設け、外円となる大円の方が一つ多
い数の凹凸数となるようにする。

これは、小円の径を大円の径より凹あるいは凸の数の割
合分の１少くしておけば良い、外側となる大円の凹部あ
るいは凸部を電極としておき、内側となる小円の凸部あ
るいは凹部を磁性体として大円に内接して転がるように
しである。したがって外円の各凹部あるいは凸部の電磁
石に順次電流を通じることで、内円の磁性体の凹部ある
いは凸部が、順次電流が通じた外円の電磁石に吸着して
いき、外円の凹凸部が内円の凹凸部より一つ数を多くし
であることで、外円の電磁石への通電が一周したときに
、内円の磁性体が一個の凹凸部が回転することになる。

このようにして順次通電することで、内円は外円の内周
に沿って回転していくことになる。この内円の回転を、
クランクあるいは自由継手等により軸回転として取り出
すようにしたものである。

また、外円の電磁石への通電が一周したときに、内円の
磁性体は一個の凹凸部のみしか回転しないことを利用し
、減速機としても利用できる。

［実施例１］第１図に示す第１の実施例に従って説明する。

まず０を中心として半径Ｒの外円を描き、この円周をｎ
等分（本実施例では８等分）する０次にこの外円の半径
Ｒよりｎ分の１の割合分短い半径ｒにて内接円である内
円Ｙを描く、この内円Ｙの中心を０′としである。そし
てこの内円Ｙの円周をｎ−１等分（本実施例では７等分
）する、そして各等分割りした外円Ｘ周、内円７周上の
点を中心としてそれぞれの円周上の隣同志の円が交わら
ない大きさの小円を略同−半径にて描き、外円周上の小
円Ａ〜Ｈと、内円周上の小円ａ〜ｇとが交わる各点のう
ち、内円Ｙの中心Ｏ′との距離の最も短い点Ｐとの長さ
で内円Ｙとの同心円Ｚを描き、この円Ｚと内円周上の各
小円ａ〜ｇとの交点以内の各小円の弧ａ１〜Ｑ１を結ん
だ線の形状にてローター１を作成し、各弧ａ１〜ｇ１の
部分を磁性体とし、外円Ｘ周上の各小円Ａ〜Ｈを電磁石
としである。

したがって、電磁石Ａ〜Ｈに順次電極を切換えていくと
、通電されて各電磁石は、近接する磁性体ａ１〜ｇ１を
順次吸着していく、いま電磁石Ｂに電極が入ると磁性体
ｂ１が吸着され磁性体ａ１は１個ずれて電磁石Ｈの位置
へ移動する。ローター１は、点線ｍで示す位置となる。

つづいて電磁石の電極が切換えられ、電磁石Ｃに電極が
入れられると、電磁石Ｃは磁性体Ｃ１を吸着し、ロータ
ー１は、−点鎖線ｎで示す位置となる。

したがって電磁石Ａ〜Ｈへの電極切換えを７周、合計５
６回繰返すことにより、ローター１は１回転する。を極
切換を次々に連続させて行なうことでローター１も連続
回転する。この電極切換えは、１個づつ行なわず、１〜
３個づつ行なうこともでき、磁性体ａ　−ｇは、電磁石
Ａ〜Ｈに順次接近していくので、最接近している磁性体
から順番に吸着していき、電極の入った全電磁石に磁性
体が全て吸着されることは無いので、同時に１〜３個の
電磁石の電極が入っても、ローターの回転には支障がな
い。

以上のようにしてローターは回転するが、このローター
は、外円Ｘ周上の小円Ａ〜Ｈに吸着されながら回転する
ので、外円に沿ったころがり回転となるため、ローター
１の中心軸Ｏ′は、外円Ｘの中心０を外れてその回りの
同文上を移動する。

そこでこのローター１の回転は、クランク３、あるいは
自由継手等を介して伝えることで、−軸回転に変換する
。４は、軸受を示す。

［実施例２］第３図には、第２の実施例を示しである。

この第２の実施例においては、第１の実施例と磁性体ａ
２〜ｇ２と電磁石＾２〜＃１２との形状が逆となってお
り、磁性体ａ２〜ｇ２は円形であり　電磁石八２〜Ｈ２
が、磁性体の円と交わらないように円が切欠された外方
へ膨らんだ弧とし°ζある。

［実施例３］第４図には、第３の実施例を示しである。

この第３の実施例においては、磁性体ａ３〜ｇ３と、電
磁石＾３〜■３の形状を三角形状に凸としである。

［発明の効果］本発明のローターは、外周に円あるいは弧が設けられて
いるので、この円あるいは弧は回転方向に対し角度を有
した凹凸部となり、この凹凸部が、同様な凹凸部を有す
る電磁石に凹と凸あるいは凸と凹とが嵌合するように吸
着されながら動いて回転していくので、停止させる時に
は、１個の電磁石のみに電極を入れたままにすれば、磁
性体と電磁石とが吸着し、しかも両者の凹凸部が面接触
したま１となるのでブレーキの保持性が良く、慣性力を
阻止する堅固なブレーキ力となり、したがって瞬時の停
止、あるいはまた、瞬時の回転方向の変換が可能である
。さらに、回転力も磁性体と電磁石との面と面との接触
になるため、強い回転力が取り出せる。このような諸効
果を有す、るため、精密機器、あるいはまたパワーを要
する産業機器に幅広い適用が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、第１の実施例のロータ一部分の平面図。第２図は、回転構造を示す図。第３図は、第２の実施例のロータ一部分の平面図。第４図は、第３の実施例のロータ一部分の平面図。１・・・・ローター　　　　Ａ〜Ｈ・・・・電磁石ａ１
〜ｇ１・・・・磁性体　　　Ｘ・・・・外円Ｙ・・・・
内円

Claims

【特許請求の範囲】

（１）適当な径の外円を描き、この円周をｎ等分し、相
互に交わらない大きさの小円を各等分した位置に描き、
次に前記外円の径よりｎ分の１の割合分短い径にて内接
する内円を描き、この内円の円周をｎ−１等分し、この
等分した位置に前記小円と略同一径にて小円を描き、外
円周上の小円と内円周上の小円とが相互に交わらないよ
うに、いづれか一方の小円の弧を同一大に切除して、そ
の弧同士を円にて結合して成り、外円周上の小円、ある
いは弧を電磁石とし、内円周上の弧、あるいは小円を磁
性体とし、各電磁石に電極を順次切換えることによって
、磁性体を順次吸着することで、磁性体を取付けたロー
ターを回転させるようにして成るモーター。
（２）外円周および内円周上の小円を三角形状、あるい
は矩形状等に凸としてなる請求項（１）に記載のモータ
ー。