JPH03207258A - モーター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 従来のモーターは、電磁石とローターとの電極の反攬お
よび吸引を利用し、両者は接触せずにローターが回転さ
せられるようになっている。

［従来の技術］ したがって従来のモーターは、停止させた場合に、ロー
ターに慣性力が生じ瞬時の停止、さらには回転方向を瞬
時に変化させるといったことは不可能である。したがっ
て精密さを要求される機器等において許容誤差がいまだ
大きい欠点を有している。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、電磁石とローターとの吸着を利用し、大円に
内接させた小円との周長差によって小円をころがり回転
させるようにすることで、高トルクのしかも慣性力によ
る障害の無いモーターを提供するものである。そのため
に本発明は、大きい径の外円の外周にｎ個の電磁石を等
間隔に配置するとともに、この外円内に外円の径より短
い径の小さい内円からなる永久磁石、あるいは磁性体の
ローターを内接させ、外周の電磁石に周方向に沿って交
流ｔ＠を通電することにより、順次各電磁石の位置で内
円のローターを吸着し、外円の電磁石の通電が一巡した
ときに内円の周長が外円の周長より短いことにより、そ
の周長差分外円に内接して回転していくことを利用し、
このローターのころがりをカップリング機構にて回転と
して取り出すようにしたモーターである。また逆に外円
のｎ個の電磁石への通電が一周したときに、内円のロー
ターはその周長差分しか回転しないことを利用してギヤ
ートモ−ターの代用としても利用できるものである。

［実施例］ 次に第１図に示す実施例にしたがって説明する。

半径Ｒの外円Ａの外周にｎ個、本実線側においては６個
の電磁石ａ〜ｆを配置し、外円の径より短い径ｒの内円
からなる永久磁石、あるいは磁性体からなるローターＢ
を、外円Ａに内接させて配置しである。外円の電磁石ａ
〜ｆへ、交流電流を通電すると電極が変化していき、順
次電磁石ａ〜ｆと対向する内円Ｂの部位が吸着されてい
き、内円か外円内をころがる。このころがりを第２図に
示すような、カップリング機構により回転として取り出
す。

このカップリング機構は、外円Ａであるステイタガイド
１に内接して、内円Ｂ、即ぢローター２に同心円上に等
間隔に孔３があけられており、ステイタガイドｌの中心
線上にある回転軸４に連結されたカップリング軸５が、
前記ローター２の孔３内に係合されており、ローター２
のころがりにつれ、孔内のカップリング軸５に連結した
回転軸４の回転として取り出されるようになってるもの
である。

尚、内円Ｂのローター２を磁性体とし、外円の電磁石に
３個づつ、第１図（ａ）ではａ〜Ｃ１第１図（ｂ）では
ｂ〜ｄ、第１図（Ｃ）では、ｃ〜ｅのように同時にパル
ス電流を流すようにしても内円Ｂが同様に回転する。

また、外円Ａの内周および内円Ｂの外周を歯車状に凹凸
を形成して両者がかみ合いながらローター２をころがす
ようにすれば瞬時の停止、および逆回転を与えるのに効
果的となる。

［発明の効果］ 以上のようにローター（内円）がステイタ−ガイド（外
円）をころがることで回転が得られ、両者の周長比を少
なくすればするほど高トルクとすることができ、このこ
とはまた、減速機としての効果も同様に高められる。当
然に静止時の保持トルクも多くなる。

さらに従来のパルスモータ−と異なりローターがころが
りであることからなめらかな回転が得られる。

そして何よりも構造が簡単であるので製作コストが非常
に廉価である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、原理図。 第２図は、カップリング機構の原理図。 Ａ・・・外円　　　　　　Ｂ・・・内円ａ〜ｆ・・・電
磁石

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）適当な径の外円を描き、この外円に内接する外円
   の径より短い径の内円を描き、外円の外周上にｎ個の電
   磁石を等間隔に位置させ、そして内円を等極方性の永久
   磁石、あるいは磁性体としてあり、外円の電磁石に電極
   を順次切換えることによって、小円の永久磁石、あるい
   は磁性体を順次外円の内周に吸着させることで内円を外
   円に内接させてころがし、外円と内円の周長差により差
   動するところのモーター。
2. （２）外円の内周および内円の外周を凹凸に形成し両者
   がかみ合うようになっている請求項（１）に記載のモー
   ター。