JPH078129B2 - パルスモ−タ - Google Patents

パルスモ−タ

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JPH078129B2
JPH078129B2 JP22097086A JP22097086A JPH078129B2 JP H078129 B2 JPH078129 B2 JP H078129B2 JP 22097086 A JP22097086 A JP 22097086A JP 22097086 A JP22097086 A JP 22097086A JP H078129 B2 JPH078129 B2 JP H078129B2
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JP
Japan
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rotor
magnetic poles
stator
pulse motor
permanent magnet
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JP22097086A
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JPS6377368A (ja
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正孝 太田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、小形のパルスモータに関するものであり、
さらに詳しくは、いわゆるPM形(パーマネントマグネッ
ト形)といわれる小形パルスモータに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のPM形パルスモータの構造断面図を第4図に示す。
この図で、パルスモータはロータ5と、ステータ10とを
有している。ロータ5においては、1は永久磁石で、複
数の磁極(N極)2-1と磁極(S極)2-2とが形成されて
おり、非磁性部材からなる円筒状の心体3の表面に設け
られる。4は回転軸である。
ステータ10において、6A,6Bはステータ鉄心で、複数の
磁極7-1A,7-2A;7-1B,7-2Bを有し、これらの磁極7-1A,7-
2A;7-1B,7-2Bは歯8を有し、さらに、コイル9A,9Bを巻
装している。また11は軸受け、12はワッシャである。
なお、ステータ10において、Aは上側、Bは下側を示
す。
第5図は第4図のステータ10の部分斜視図で、歯8はク
ローポールと呼ばれる構造をしており、コイル9A,9Bに
よって交互の極性に磁化される。また、ロータ5の永久
磁石1は歯8と同数の磁極を持ち、それらは磁性を交互
にして着磁されている。第4図の下側Bのステータ10は
歯8が上側Aとは半ピッチずれている。したがって、よ
く知られているようにコイル9A,9Bに流れる方向を適宜
変えながら電流パルスを供給すれば、回転磁界を発生さ
せてロータ5を回転することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のパルスモータは以上の構成のため、パルスモータ
の直径を小さくするにはロータ5の径を小さくすること
を必要とし、その結果、トルクの低下をきたすため小径
化は困難であった。また、回転軸4の軸方向については
本体の寸法を小さくする、いわゆる薄形化は比較的容易
で、トルクの低下も小形化に見合った程度であるので、
このような製品は比較的多く市販されている。しかし、
このタイプは回転軸4は歯車などを取り付けるため、あ
る程度の長さを必要とするため、回転軸4の長さが本体
の厚み方向と同じである従来のパルスモータでは小形化
はさほど期待できないという問題点があった。
この発明は、上記問題点を除去するため、従来のパルス
モータとは全く異なる磁路構成によってロータ5の回転
軸と直交する高さ方向の寸法を小さくしたパルスモータ
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかるパルスモータは、ロータ5とステータ
10とを有し、ロータ5は、回転軸4と、この回転軸4の
長手方向に対し、スペーサ13を介して順次配列して結合
された円筒状の永久磁石1-1,1-2とを有し、 各永久磁石1-1,1-2は、円周方向に磁極2-1,2-2を2極以
上有するとともに、永久磁極1-1,1-2の磁極2-1,2-2が互
いに電気位相角で90度ずらして配設され、 ステータ10は、ステータ鉄心6A,6Bがロータ5のスペー
サ13に対向する部分にコイル9A,9Bを巻装し、ロータ5
の回転軸4に対し対称に配置され、 ステータ鉄心6A,6Bはロータ5の各永久磁石1-1,1-2の磁
極2-1,2-2の数に応じた数の歯8を有する磁極7-1A,7-2
A;7-1B,7-2Bを有し、 コイル9A,9Bは、磁極7-1A,7-2A;7-1B,7-2Bをロータ5の
両側でそれぞれ2個ずつ磁気的に結合している部分に設
けられたものである。
〔作用〕
この発明においては、ロータ5の永久磁石1が回転軸4
の方向に2等分割され、しかも電気位相角で90度ずれて
いるため、一方の駆動してから、他方を駆動し、その
後、再び一方を駆動することで連続した駆動を行う。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図で、第4図と
同一符号は同一部分を示す。この図において、パルスモ
ータはロータ5とステータ10を有し、ロータ5は回転軸
4と、この回転軸4の長手方向に対し、スペーサ13を介
して順次配列して結合された円筒状の永久磁石1-1,1-2
とを有している。
永久磁石1-1,1-2は円周方向に第2図に示す磁極(N
極)2-1と(S極)2-2の2極以上有するとともに、永久
磁石1-1,1-2の磁極2-1,2-2の着磁位置が互いに半ピッ
チ、すなわち電気位相角で90度ずらして配設されてい
る。
ステータ10は、ステータ鉄心6A,6Bとが一対となってロ
ータ5の左側Aと右側Bとに配置されている。
ステータ鉄心6A,6Bは、ロータ5のスペーサ13に対向す
る部分に交流電流を通すコイル9A,9Bを巻装し、ロータ
5を有する回転軸4に対して対称に配置されるととも
に、ロータ5の各永久磁石1-1,1-2の磁極2-1,2-2の数に
応じた数の歯8を有する磁極7-1A,7-2A;7-1B,7-2Bを備
えている。
この実施例では歯8は各磁極7-1A,7-2A;7-1B,7-2Bの1
つに対してそれぞれ2個ずつ設けているが、永久磁石1-
1,1-2の磁極2-1,2-2の数に応じて増減できる。
コイル9A,9Bは、各ステータ鉄心6A,6Bの磁極7-1A,7-2A;
7-1B,7-2Bをロータ5の両側でそれぞれ2つずつ磁気的
に結合する部分に設けられている。
また、ロータ5の永久磁石1-1,1-2は互いに半ピッチす
なわち、電気位相角で90度着磁位置がずれており、第4
図,第5図に示す従来例の歯8のずれに代わって電気位
相角のずれを発生せしめている。
第2図(a),(b)は第1図の実施例に示すロータ5
の永久磁石1-1,1-2の着磁位置とステータ10の磁極7-1A,
7-2A;7-1B,7-2Bの歯8の位置の関係を示す説明図で、ロ
ータ5の永久磁石1-1はステータ10の磁極7-1A,7-1Bの歯
8が永久磁石1-1の着磁位置の間に位置し(第2図
(a))、永久磁石1-2はステータ10の磁極7-2A,7-2Bの
歯8が永久磁石1-2の着磁位置に位置している(第2図
(b))。したがって、この状態では非励磁時において
は、ロータ5は永久磁石1-2によって位置決めされてい
る。いま、この状態で、コイル9A,9Bに電流パルスを供
給し、第2図(a)に示す向きに各歯8を磁化すれば、
ロータ5は矢印の向きに力を受けて永久磁石1-1の着磁
位置の半ピッチ分矢印の方向に回転する。その場合、前
述の関係は逆になり、第2図(b)のようになり、永久
磁石1-1に対して歯8が着磁位置に位置する。
第3図はこの発明の実施例の平面原理図で、第1図,第
2図と同一符号は同一部分を示す。この図において、コ
イル磁束φは図示のような閉ループ状に流れる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように、ロータ5とステータ10
とを有し、ロータ5は、回転軸4と、この回転軸4の長
手方向に対し、スペーサ13を介して順次配列して結合さ
れた円筒状の永久磁石1-1,1-2とを有し、 各永久磁石1-1,1-2は、円周方向に磁極2-1,2-2を2極以
上有するとともに、永久磁石1-1,1-2の磁極2-1,2-2が互
いに電気位相角で90度ずらして配設され、 ステータ10は、ステータ鉄心6A,6Bがロータ5のスペー
サ13に対向する部分にコイル9A,9Bを巻装し、ロータ5
の回転軸4に対し対称に配置され、 ステータ鉄心6A,6Bは、ロータ5の各永久磁石1-1,1-2の
磁極2-1,2-2の数に応じた数の歯8を有する磁極7-1A,7-
2A;7-1B,7-2Bを有し、 コイル9A,9Bは、磁極7-1A,7-2A;7-1B,7-2Bをロータ5の
両側でそれぞれ2個ずつ磁気的に結合している部分に設
けられているので、薄形のパルスモータが得られ、機器
の小形化に有利である利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第2図
(a),(b)は第1図の実施例のロータの永久磁石の
着磁の様子とステータとの関係を示す説明図、第3図は
この発明の原理説明のための平面略図、第4図は従来の
PM形パルスモータの平面断面略図、第5図は従来のPM形
パルスモータのステータの部分斜視図である。 図中、1-1,1-2は永久磁石、2-1,2-2,は磁極、3は心
体、4は回転軸、5はロータ、6A,6Bはステータ鉄心、7
-1A,7-2A;7-1B,7-2Bは磁極、8は歯、9A,9Bはコイル、1
0はステータ、11は軸受、12はワッシャ、13はスペーサ
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータ(5)と、ステータ(10)とを有す
    るパルスモータであって、 ロータ(5)は、回転軸(4)と、この回転軸(4)の
    長手方向に対し、スペーサ(13)を介して順次配列して
    結合された円筒状の永久磁石(1-1,1-2)とを有し、 各永久磁石(1-1,1-2)は、円周方向に磁極(2-1,2-2)
    を2極以上有するとともに、永久磁極(1-1,1-2)の磁
    極(2-1,2-2)が互いに電気位相角で90度ずらして配設
    され、 ステータ(10)は、ステータ鉄心(6A,6B)がロータ
    (5)のスペーサ(13)に対向する部分にコイル(9A,9
    B)を巻装し、ロータ(5)の回転軸(4)に対し対称
    に配置され、 ステータ鉄心(6A,6B)は、ロータ(5)の各永久磁石
    (1-1,1-2)の磁極(2-1,2-2)の数に応じた数の歯
    (8)を有する磁極(7-1A,7-2A;7-1B,7-2B)を有し、 コイル(9A,9B)は、磁極(7-1A,7-2A;7-1B,7-2B)をロ
    ータ(5)の両側でそれぞれ2個ずつ磁気的に結合して
    いる部分に設けられた パルスモータ。
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JP2842521B2 (ja) 1994-12-28 1999-01-06 三菱電機株式会社 交換型記憶装置並びに記録媒体カートリッジ並びにカード型装置用スロットの利用方法

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