JPH0222754Y2 - - Google Patents

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JPH0222754Y2
JPH0222754Y2 JP1985034559U JP3455985U JPH0222754Y2 JP H0222754 Y2 JPH0222754 Y2 JP H0222754Y2 JP 1985034559 U JP1985034559 U JP 1985034559U JP 3455985 U JP3455985 U JP 3455985U JP H0222754 Y2 JPH0222754 Y2 JP H0222754Y2
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JP
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case
cases
abutting
taximeter
rear case
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はタクシーメータに係り、より詳細に
は、タクシー料金の計算、表示などタクシーメー
タとしての機能を行う電子回路などからなる電子
内機を、前ケースと後ケースとからなる2分割可
能なケース内に収容し、検定後前後ケースの結合
部を封印するようにしたタクシーメータに関する
ものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題点〕
タクシーメータは計量器であるため、車輌に搭
載した状態で公的機関によつて検定を受けた後、
不正が行われないように封印される。封印は出来
る丈少ない方がよいので、一般に、電子内機を収
容しているケースを前後ケースに2分割し、該2
分割した前後ケースの結合部の1箇所で行われ
る。
このようなタクシーメータとして、第5図及び
第6図に示すものが例えば実公昭58−28304号公
報において公知である。
図示タクシーメータのケースは、2分割された
前ケースaと後ケースbからなり、ケース内に
は、後ケースbの底板内面に沿つて配された主配
線基板cと、後ケースbの背面板b′にネジ止めさ
れた発熱用配線基板dと、主配線基板cの前方部
に垂直に立てられ後ケースbの前面開放面を塞ぐ
ように配された表示用配線基板eとが収容されて
いる。上記主配線基板c上にはタクシーメータの
料金計算などを行う論理回路を構成する電子部品
c′などが載置されている。そして、発熱用配線基
板d上には、電源回路などを構成する発熱電子部
品d′や該発熱電子部品d′が発生する熱をケース外
に放熱する放熱板d″などが載置され、上記表示用
配線基板e上には、主配線基板c上の論理回路で
計算したタクシー料金を表示する表示器e′やタリ
フ操作により作動されるタリフスイツチe″などが
載置されている。
上記主配線基板cと発熱用配線基板dとは離脱
可能なフラツトケーブルfによつて電気的に接続
されている。また、前ケースaには、前ケースa
を後ケースbの前面開放面を塞ぐように連結一体
化したとき、表示器e′の表示などを視認可能にす
る透明板gやタリフスイツチe″を操作するための
タリフ操作釦hなどが取付られている。
以上の構造において、タクシーメータを組立る
場合には、発熱電子部品d′、放熱板d″などが載置
され、フラツトケーブルfの一端が接続された発
熱用配線基板dを後ケースbの後面側からネジに
よつて背面板b′に固定する。この際、フラツトケ
ーブルfの他端は先に後ケースb内に入れられて
いる。次に、フラツトケーブルfの他端を後ケー
スbの前面側から引出し、主配線基板cに接続
し、その後主配線基板cを後ケースbの前面側か
ら挿入する。続いて、前ケースaを後ケースbの
前面開放縁に突合わせ、先端にネジi′及び封印線
を通す孔i″をもつ封印ボルトiと長尺のナツトj
とを後ケースbの背後から挿入し、前ケースaの
前面に突出した封印ボルトiの先端にナツトkを
螺合すると共に長尺のナツトjのネジ穴にボルト
lを前ケースaの前面から螺合し、前後ケースを
連結する。その後車輌に組付け検定を受けてから
封印ボルトの孔i″に封印線mを通して封印nが行
われる。
なお、上述の例の場合、放熱板d″を載置した放
熱用配線基板dを後ケースbの後面側からネジ止
めしている関係で、長尺の封印ボルトiと長尺の
ナツトjとを後ケースbの背後から挿入して前記
ケースの連結を行つているが、放熱板d″を含めて
一体化した電子内機を2分割可能なケースに収容
するようにしたもの、例えば、特開昭51−11476
号公報に示されるものにおいても、前後ケースは
複数箇所でボルト、ナツトの螺合を行うことで連
結されている。
このため、組立時や分解時にはボルト、ナツト
を螺合して締付けたり、締付けを緩めて螺合を解
く作業が必要となり作業性が悪い他、部品点数が
多くコストアツプ要因となつていた。特に、タク
シー運賃制の改正があつた場合、該運賃制が適用
される全てのタクシーに搭載されているタクシー
メータの改造を短期間に行わなければならない
が、この際封印を解いて前後ケースの結合を解
き、電子内機の調整を行つた後前後ケースを再度
結合して検定を受け、検定が合格すれば再度封印
する作業が必要であるので、上述のような組立、
分解の作業性が悪い従来のタクシーメータにおい
ては、これに迅速に応じることが難しかつた。
そこで、本考案は部品点数が少なくコストダウ
ンが図れると共に、手数と時間がかからず簡単迅
速に組立、分解することができるタクシーメータ
を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案によりなされ
たタクシーメータは、タクシー料金の計算、表示
などタクシーメータとしての機能を行う電子回路
などからなる電子内機を、前ケースと後ケースと
からなる2分割可能なケース内に収容してなるも
のにおいて、前記前ケース及び後ケースを互いに
突合わせてケースを構成し、前記両ケースの突合
わせ部の一側に互いに係合して該一側の突合わせ
方向と反対方向の移動を規制する突起、係合凹部
などの係合部を設け、かつ前記両ケースの突合わ
せ部の他側に突合わせ状態で連通する2つの溝を
設け、帯状の本体部の両側を折曲して形成した折
曲部を介して腕部をそれぞれ設けてなる固定金具
の前記折曲部を前記溝に嵌合し、かつ前記本体部
及び前記腕部を前記前ケース及び後ケースの一部
分にそれぞれ係合して前記他側の突合わせ方向と
反対方向の移動を規制し、また前記固定金具と前
記両ケースの少なくとも一方とに封印線を通す孔
を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
以上の構成により、前後ケースを突合わせ、一
側の係合部を係合させ、他側に固定金具を装着す
るだけで組立は殆んどワンタツチで終了する。逆
に分組も固定金具を外すことで簡単に行うことが
できる。また、前後ケースを連結する独立の部材
として固定金具があればよい。
その結果、従来のようなボルト、ナツトが不用
となり、部品点数が減少し、また運賃制改正時の
改造を短時間で迅速に行うことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図において、Aはタクシーメータであり、
タクシー料金の表示、計算などに必要な電子回路
などを装備した電子内機11を収容するケース
は、前ケース12と後ケース13の2つに分割さ
れている。
前ケース12の一側である上壁12aの内面、
即ち後ケース13との突合わせ部には2個の突起
14が設けられ、後ケース14の対応部分には突
起14に対する係合凹部15を有する錠片16が
突出形成されている。
また、前ケース12の他側である下壁12bに
は電子内機11に固定したIC用ソケツト17の
保護枠18が鍔状に突出して形成され、この保護
枠18の両側には若干離間されて後述する固定金
具24の受座20が形成され、受座20にはピン
挿通孔20aとともにその前面外周部に半円状の
縁取りが形成されている。この結果、保護枠18
と受座20との間に溝19が形成される。また、
保護枠18の一方(図中右側)には、受座20に
向いて封印線を通す孔21の取付片22が受座前
面と適宜間隔を残すように突設されている。一
方、後ケース13にも前ケース12の保護枠18
などに対応する位置に受枠18′、溝19′及びピ
ン挿通孔20′aを有する受座20′がそれぞれ設
けられている。上記溝19及び19′は前後ケー
スを突合わせたとき互いに連通して保護枠18の
前面から受枠18′の背面に至る1つの溝を形成
する。
固定金具23は、前ケース12と後ケース13
の双方にまたがつて嵌着するもので、帯状の本体
部23aの両側を直角に折曲して形成した折曲部
23bを介して腕部23cを設けてなり、一方の
腕部23cには前記孔21と整合する孔25とピ
ン挿通孔26が設けられている。
次に、タクシーメータの組立と封印方法につい
て説明する。
先ず、後ケース13内に電子内機11を装着し
た後、その錠片16の係合凹部15に突起14が
はまるように前ケース12を突合わせる(第2
図)。
次いで、前ケース12の前方から一方の受座2
0(第3図の左側)のピン挿通孔20aに固定金
具23における腕部23cのピン24を差し込ん
だ後、固定金具23をケース側に倒すと、折曲部
23bは19に、また本体部23aは後ケース受
枠18の背後に沿うように移動し、他方の腕部2
3cも自然に取付片22と受座20の受面の間に
嵌まり込む。即ち、前ケース12と後ケース13
は、その前後にわたつて固定金具23により固定
される。
その結果、取付片22の孔21と固定金具23
の孔25とが整合するから、第4図のように封印
線26を通し、封印27を取付ければタクシーメ
ータの組立から封印までの作業が完了する。
固定金具23を一旦取付けると、両端の腕部2
3cは受座20に周設した縁取り20bにより動
きが規制されるので、そのままの状態で両ケース
がロツクされた状態となる。
このように分割された両ケースの組立および封
印は、きわめて短時間で簡単に行なうことがで
き、従来のようなボルトやナツトも不要である。
以上は封印用の孔21を有する取付片22を設
けた例について説明したが、固定金具23と前、
後ケース12,13のいずれか少なくとも一方と
の間に封印線を通る孔を設ければよく、種々の態
様が可能である。
また、固定金具23も開示の例に限定されず、
両ケース12,13にまたがつて取付けられる構
造であればよい。さらに、固定部材として突起1
4や錠片16は、例えばピンとピン孔のように互
に係合する凸部材と凹部材で置き代えることがで
きる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のタクシーメータ
によれば、分割ケースの組立がきわめて簡単に短
時間で行なうことができ、タクシーメータの点
検、修理、料金改正に伴う改造、調整なども迅速
に対応することができることに加え、部品点数の
減少と相俟つてタクシーメータ自体のコスト低減
に寄与すること大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分離した状態
の斜視図、第2図は前ケース12と後ケースの結
合状態を示す一部断面図、第3図は本考案のタク
シーメータの封印構造を示す正面図、第4図は同
じくその底面図、第5図及び第6図はそれぞれ従
来例のタクシーメータの斜視図及び断面図であ
る。 12……前ケース、13……後ケース、14…
…突起(係合部)、15……係合凹部(係合部)、
23……固定金具、19,19′……溝、20a,
20a′……ピン挿通孔、23a……本体部、23
b……折曲部、23c……腕部、24……ピン、
21,25……封印線を通す穴、27……封印。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タクシー料金の計算、表示などタクシーメータ
    としての機能を行う電子回路などからなる電子内
    機を、前ケースと後ケースとからなる2分割可能
    なケース内に収容してなるタクシーメータにおい
    て、 前記前ケース及び後ケースを互に突合わせてケ
    ースを構成し、 前記両ケースの突合わせ部の一側に互に係合し
    て該一側の突合わせ方向と反対方向の移動を規制
    する突起、係合凹部などの係合部を設け、かつ前
    記両ケースの突合わせ部の他側に突合わせ状態で
    連通する2つの溝を設け、 帯状の本体部の両側を折曲して形成した折曲部
    を介して腕部をそれぞれ設けてなる固定金具の前
    記折曲部を前記溝に嵌合し、かつ前記本体部及び
    前記腕部を前記前ケース及び後ケースの一部分に
    それぞれ係合して前記他側の突合わせ方向と反対
    方向の移動を規制し、 また前記固定金具と前記両ケースの少なくとも
    一方とに封印線を通す孔を設けた、 ことを特徴とするタクシーメータ。
JP1985034559U 1985-03-13 1985-03-13 Expired JPH0222754Y2 (ja)

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JP1985034559U JPH0222754Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JP1985034559U JPH0222754Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JPS61152160U JPS61152160U (ja) 1986-09-20
JPH0222754Y2 true JPH0222754Y2 (ja) 1990-06-20

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ID=30538039

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529237A (en) * 1975-07-08 1977-01-24 Kienzle Apparate Gmbh Apparatus for fixing taxi meter in cabin of vehicle simply in the manner capable of sealing
JPS583161U (ja) * 1981-06-30 1983-01-10 松下電工株式会社 往復式電気かみそり

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529237A (en) * 1975-07-08 1977-01-24 Kienzle Apparate Gmbh Apparatus for fixing taxi meter in cabin of vehicle simply in the manner capable of sealing
JPS583161U (ja) * 1981-06-30 1983-01-10 松下電工株式会社 往復式電気かみそり

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JPS61152160U (ja) 1986-09-20

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