JPH0222604A - 光コネクタ組立治具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＪ光コネクタの組立に用いる治具に関するもの
である。

〔従来技術〕

図−４は光コネクタの分解状態を示す斜視図、図−５は
光コネクタの組立状態を示す断面図である０図において
、１１は光ファイバ、１２はその端部に取り付けられた
フェルール、１３は管状胴体、１４はスプリング、１５
は内ナンド、１６は外ナンドである。

図−４のように光ファイバ１１の端部にフェルール１２
を取り付けた後、図−５のように光コネクタを組み立て
る場合には、フェルール１２の基部をスプリング１４と
共に管状胴体１３に挿入した後、フェルール１２を押圧
してスプリング１４を圧縮しつつ、。

内ナラ）１５を管状胴体１３に螺合させる必要があるが
、これを手作業で行おうとすると、光コネクタそのもの
が極めて小さい上、内ナツト１５の外側に外ナツト１６
があるため、フェルール１２を押しながら（スプリング
１４を圧縮してフェルール１２外周の凹部１２ａと管状
胴体１３先端部の突片１３ａを係合させた状態で）内ナ
ツト１５を回転させることが極めて困難である。

このため従来は、外ナツト１６を外した状態で、いった
ん図−５のように内ナンド１５を管状胴体１３に螺合さ
せた後、光ファイバ１１と管状胴体１３を接着などの手
段により固定しくこれでスプリング１４が圧縮されたま
まの状態になる）、その後、内すット１５を外し、外ナ
ツト１６を装着して、再び内ナラ目５を螺合するという
方法がとられている。しかしこの方法は作業工程が多（
、組立に時間がかかり、コスト高になる欠点がある。

〔課題の解決手段とその作用〕

本発明は、上記のような課題を解決するため、新しい光
コネクタ組立治具を提供するもので、その構成は、光コ
ネクタのフェルールが突き当たる先端面に凹みを有する
固定ロッドと、この固定ロッドの外周に回転可能に、か
つ軸線方向に移動可能に配置され、先端に光コネクタの
内ナツトの外周面の突起と係合する切込みを有する可動
筒体と、光コネクタの内ナツトと管状胴体を螺合させる
際に外す７）を所定の位置に保持するホルダとを具備す
ることを特徴とするものである。

この治具は、固定ロッドにフェルールの先端を突き当て
てスプリングを圧縮し、かつホルダにより外ナツトを保
持した状態で、可動筒体を軸線方向に若干加圧しながら
回転させることにより、簡単に光コネクタの組立が行え
るものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

図−１は本発明に係る光コネクタ組立治具の一実施例を
示す０図において、２１は固定フレーム、２２はこの固
定フレーム２１に水平に取り付けられた固定ロッドであ
る。固定ロッド２２の先端面には凹み２２ａが形成され
ている。また２３は固定ロフト２２の外周に同軸配置さ
れた可動筒体、２４Ａ・２４Ｂは可動筒体２３を回転可
能に、かつ軸線方向に移動可能に支持するガイド、２５
は可動筒体２３の外周に固定されたフランジ、２６はこ
のフランジ２５とガイド２４Ａとの間に介挿されたコイ
ルばねである。可動筒体２３の先端には、光コネクタの
内ナツト１５の外周面に形成された突起１５ａと係合す
る切込み２３ａが形成されている。また２７は光コネク
タの外ナツト１６を把持するホルダである。

本発明の組立治具は以上のような構成であり、次にこの
治具の使用方法を説明する。

まず図−１に示すように、可動筒体２３の先端に内ナツ
ト１５を装着する。このとき内ナツト１５の外周面の突
起１５ａが切込み２３ａに入るようにする。

次いで内ナツト１５の外周に外ナツト１６を装着し、そ
の位置で外ナツト１６をホルダ２７により把持する。

次いでフェルール１２とスプリング１４と管状胴体１３
の組立体を、図−２に示すように内ナツト１５に向けて
挿入し、フェルール１２の先端が固定ロッド２２の先端
に突き当たるまで押し込む、すると内ナツト１５が可動
筒体２３と共に後退し、コイルばね２６が圧縮されるた
め、その反発力で光コネクタ内のスプリング１４も圧縮
され、管状胴体１３の突片１３ａがフェルール１２の凹
部１２ａと係合する。この状態で可動筒体２３を回転さ
せると、可動筒体２３はコイルばね２６により押されて
いるため回転しながら前進し、図−３のように内ナツト
１５を管状胴体１３に螺合させることができる。これで
光コネクタの組立が完了する。

なお固定ロッド２２の先端面には凹み２２ａが形成され
ているため、フェルール１２を固定ロッド２２に突き当
てても、フェルール１２の先端面に露出する光ファイバ
の端面に傷がつくことはない。

可動筒体２３の回転は手動で行ってもよいし、フランジ
２５を歯車などに換えて、機械的に行ってもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係る組立治具を使用すれば
、外ナツトをホルダにより保持し、フェルールを固定ロ
ッドに押つけて、可動筒体を回転させるだけで、内ナツ
トを管状胴体に螺合させることができるので、光コネク
タの組立をきわめて簡単にかつ迅速に行える利点がある
。また固定ロッドの先端面には凹みが形成されているた
め、そこにフェルールの先端を突き当てても光ファイバ
の端面に傷がつくことはな（、組立時の不良発生をなく
すことができる。

【図面の簡単な説明】

図−１は本発明の一実施例に係る光コネクタ組立治具を
示す断面図、図−２および図−３は同組立治具で光コネ
クタの組立を行う過程を示す要部の断面図、図−４は光
コネクタの分解斜視図、図−５は光コネクタの組立状態
の断面図である。 １１：光ファイバ、１２：フェルール、１３：管状胴体
、１４ニスプリング、１５：内ナツト、１５ａ：突起、
１６：外ナツト、２１：固定フレーム、２２：固定ロッ
ド、２３：可動筒体、２３ａ：切込み、２４Ａ　・２４
Ｂ　ｊガイド、２５：フランジ、２６：コイルばね、２
７：ホルダ。 図−２ 図−３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、光コネクタのフェルールが突き当たる先端面に凹み
   を有する固定ロッドと、この固定ロッドの外周に回転可
   能に、かつ軸線方向に移動可能に配置され、先端に光コ
   ネクタの内ナットの外周面の突起と係合する切込みを有
   する可動筒体と、光コネクタの内ナットと管状胴体を螺
   合させる際に外ナットを所定の位置に保持するホルダと
   を具備することを特徴とする光コネクタ組立治具。