JPH02225470A - 1―ベンジルイミダゾール化合物の合成方法 - Google Patents

1―ベンジルイミダゾール化合物の合成方法

Info

Publication number
JPH02225470A
JPH02225470A JP1048943A JP4894389A JPH02225470A JP H02225470 A JPH02225470 A JP H02225470A JP 1048943 A JP1048943 A JP 1048943A JP 4894389 A JP4894389 A JP 4894389A JP H02225470 A JPH02225470 A JP H02225470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
formula
carboxylic acid
benzyl
alkali
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1048943A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0569826B2 (ja
Inventor
Takeshi Masuda
武 増田
Naoki Kano
直喜 狩野
Shozo Miura
昌三 三浦
Natsuo Sawa
澤 夏雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Chemicals Corp
Original Assignee
Shikoku Chemicals Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku Chemicals Corp filed Critical Shikoku Chemicals Corp
Priority to JP1048943A priority Critical patent/JPH02225470A/ja
Priority to CA000610304A priority patent/CA1337428C/en
Priority to US07/403,460 priority patent/US5021584A/en
Priority to KR1019890012841A priority patent/KR970005532B1/ko
Priority to DE68916725T priority patent/DE68916725T2/de
Priority to EP89309024A priority patent/EP0358484B1/en
Publication of JPH02225470A publication Critical patent/JPH02225470A/ja
Publication of JPH0569826B2 publication Critical patent/JPH0569826B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は1位未置換イミダゾール化合物をベンジル化し
て1−ベンジルイミダゾール化合物を合成する方法に関
するものであり、本発明の方法によって得られる1−ベ
ンジルイミダゾール化合物はポリエポキシ樹脂の硬化剤
及び硬化促進剤として有用である。
従来の技術 1位未置換イミダゾール化合物と塩化ベンジルとをII
cI受容体(accep tor)の存在下、活性水素
をもたない適当な溶剤中で反応させる方法が知られてい
る。
発明が解決しようとする課題 1位未置換イミダゾール化合物に塩化ベンジルを反応さ
せてベンジル化する方法においては、次のような問題が
ある。即ち、1位未置換イミダゾール化合物と塩化ベン
ジルの反応によって生じた1−ベンジルイミダゾール化
合物は、未反応の塩化ベンジルと反応して1.3−ジベ
ンジルイミダゾリウム−クロライド化合物となり易いの
で、不要なイミダゾリウム−クロライドが多量に副生成
し、また塩化ベンジルは催涙性を有するので取扱いが困
難であった。
本発明方法はこのような難点を解消するために為される
ものである。
課題を解決するための手段 本発明者等はこのような事情に鑑み鋭意研究の結果、1
位未置換イミダゾール化合物とヘンシルアルコールをカ
ルボン酸、カルボン酸無水物、それらのベンジルエステ
ルあるいはそれらの低級アルキルエステルの共存下に加
熱反応させ、反応生成物をアルカリ中和することにより
、■−ベンジルイミダゾール化合物が効率よく得られる
ことを見い出し、本発明を導き出すことができた。
また本発明者等は、1位未置換イミダゾール化合物とカ
ルボン酸ベンジルエステルとを反応させ、反応生成物を
アルカリ中和することによって同様に1−ベンジルイミ
ダゾール化合物が得られることを知見した。
発明の合成方法を反応式で示せば次の通りである。
前記反応式(1)において、カルボン酸、カルボン酸無
水物、それらのベンジルエステルあるいはそれらの低級
アルキルエステルは、イミダゾール化合物1.0モルに
対して通常0.Olないし1.0モルの範囲で使用され
るが、特に好ましい範囲は0゜05ないし0.4モルで
ある。またベンジルアルコールは、イミダゾール化合物
1.0モルに対して通常1.05ないし1.5モルの範
囲で使用される。反応温度は200ないし300°Cの
範囲であるが、特に230ないし260°Cの範囲が好
適であり、この場合反応は4時間以内で完結する。本反
応は常圧下あるいはベンジルアルコールが留出しない程
度の減圧下で行ってもよい。生成水はアゼオドロープ(
b、p。
98°C)の形で系外に留出する。系内における少量の
残留水分を除去するために反応が充分進行した段階で6
00mnl1g程度の減圧にするか、または不活性ガス
を用いて掃気してもよい。
本反応において、カルボン酸、カルボン酸無水物、それ
らのベンジルエステルあるいはそれらの低級アルキルエ
ステルは触媒作用を示すが、これは一つの新しい知見と
言える。
反応混合物にカルボン酸成分を中和するのに必要な量の
水酸化アルカリを加え、減圧蒸留を行えば粗目的物1−
ベンジルイミダゾール化合物が得られる。
粗目的物に未反応のイミダゾール化合物に相当するモル
数の水酸化アルカリを加え、再び減圧蒸留を行えば、未
反応イミダゾール化合物を殆ど含まない目的物が得られ
る。
本発明において使用されるカルボン酸、カルボン酸無水
物、それらのベンジルエステルとしては、安息香酸、フ
タル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸
、それら酸無水物及びそれらのベンジルエステルである
。(ポリカルボン酸の場合はセミエステルも含む) 前記の各種カルボン酸のベンジルエステルは、ベンジル
アルコールと対応するカルボン酸無水物あるいはカルボ
ン酸とを加熱して得られるものである。従って、本発明
の実施に際し予め別に準備したカルボン酸エステルを使
用する代わりに、カルボン酸とベンジルアルコールを併
用することもできる。
また、カルボン酸の低級アルキルエステルは熱時にベン
ジルアルコールと容易にエステル交換して(低沸点アル
コールは系外に留去される)ベンジルエステルを与える
ことが知られている。
従って、本発明の実施に際して、カルボン酸の各種低級
アルキルエステル、例えばメチルエステル、エチルエス
テル、プロピルエステル、イソプロピルエステル及びブ
チルエステル等を使用することができる。
前記反応式(If)で示される製法においては、カルボ
ン酸ベンジルエステルは、イミダゾール化合物に対して
当量あるいは当量よりやや過剰に使用すべきである。ま
た、反応温度は通常200ないし300°Cの範囲であ
るが、特に230ないし260°Cの範囲が好ましく、
この場合反応は4時間以内で完結する。反応混合物のカ
ルボン酸成分を水酸化アルカリで中和したのら、有機溶
剤(例えばアセトン)を加え、濾過を行い、濾液を減圧
蒸留すれば粗目的物1−ベンジルイミダゾール化合物が
得られる。粗目的物に未反応のイミダゾール化合物のモ
ル数に相当する水酸化アルカリを加え、再び減圧蒸留を
行えば、未反応イミダゾール化合物を殆ど含まない目的
物が得られる。
ヘンシルエステルを合成するために使用される代表的な
カルボン酸としては、安息香酸、フタル酸、トリメリッ
ト酸、ピロメリット酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
コハク酸、マレイン酸、アジピン酸及びそれら酸無水物
である。
前記の各種カルボン酸のベンジルエステル(セミエステ
ルも含める)は、ベンジルアルコールと対応するカルボ
ン酸無水物あるいはカルボン酸とを生成水を系外に留去
させながら加熱して得られるものである。
本発明において使用される代表的なイミダゾール化合物
は2−メチルイミダゾール(以下2MZで表わす)、2
−エチルイミダゾール(以下2EZで表わす)、2−イ
ソプロピルイミダゾール(以下2rZで表わす)、2−
フェニルイミダゾール(以下2PZで表わす)及び2−
エチル−4−メチルイミダゾール(以下2E4MZで表
わす)である。
本発明の方法によって得られる各種の1−ベンジルイミ
ダゾールの性質を表1に示す。
但し、TLCの展開はシリカGとクロロホルム/メタノ
ール、メタノールあるいはアセトンのいずれかを用いて
行った。
表1 あった。
なお、ベンジルアルコールのカルボン酸エステル化反応
を予め行ったのち、1位未置換イミダゾール化合物を反
応系に加え、改めて加熱反応を行った場合は、備考欄に
エステル化先行と注記した。
得られた各粗目的物はTLC(シリカG)/アセトンで
調べたところ、極く僅かの未反応イミダゾールを含むの
みであった。
実施例1〜24 1位未置換イミダゾール0.1モルとベンジルアルコー
ル0.11モル、所定量のカルボン酸、カルボン酸無水
物あるいはカルボン酸低級アルキルエステルを混合し、
所定の条件で加熱反応させたのち、反応混合物にアルカ
リを加えて中和塩析し、生じた油層を分液採取し、その
抽出液をそのままあるいはNaOHの共存下で減圧分留
して、粗目的物の1−ベンジルイミダゾール化合物を得
た。これらの試験条件及びその結果は表2に示したとお
りで実施例25〜33        1゜1位未置換
イミダゾール0.1モルもカルボン酸ベンジルエステル
をイミダゾール化合物に対して当量(但し実施例32に
おいては3.3当量)%用い、所定条件で加熱反応させ
たのち、反応混合物をアルカリで中和塩析して生じた油
層を分液採取したのち、必要に応じてアルカリ中和した
混合物を減圧乾固したのちメタノール抽出し、減圧分留
を行い、粗目的物の1−ベンジルイミダゾール化合物を
得た。これらの試験条件及びその結果は表3に示したと
おりであった。なお、粗目的物は、前記実施例と同じ薄
層クロマトグラフ分析の結果、不純物として極く僅かな
未反応イミダゾールを含むのみであった。
手続補正書 1゜ 2゜ 3゜ 事件の表示 平成1年特許願第48943号 発明の名称 1−ベンジルイミダゾール化合物の合成方法補正をする
者 事件との関係:特許出願人 4. 5゜ 6゜ 補正命令の日付 自  発 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 補正の内容 明細書第13頁の表2の項目欄中の 「中和塩析」

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔但し、R_2はメ
    チル基、エチ ル基、イソプロピル基また はフェニル基を表わし、R_4 は水素原子またはメチル基 を表わす。〕 で示される1位未置換イミダゾール化合物とベンジルア
    ルコールをカルボン酸、カルボン酸無水物、それらのベ
    ンジルエステルあるいはそれらの低級アルキルエステル
    の共存下で加熱反応させ、反応生成物をアルカリで中和
    することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔但し、R_2とR
    _4は 前記のとおり。〕 で示される1−ベンジルイミダゾール化合物の合成方法
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔但し、R_2はメ
    チル基、エチ ル基、イソプロピル基また はフェニル基を表わし、R_4 は水素原子またはメチル基 を表わす。〕 で示される1位未置換イミダゾール化合物とカルボン酸
    ベンジルエステルとを加熱反応させ、反応生成物をアル
    カリで中和することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔但し、R_2とR
    _4は 前記のとおり。〕 で示される1−ベンジルイミダゾール化合物の合成方法
JP1048943A 1988-09-06 1989-02-28 1―ベンジルイミダゾール化合物の合成方法 Granted JPH02225470A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1048943A JPH02225470A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 1―ベンジルイミダゾール化合物の合成方法
CA000610304A CA1337428C (en) 1988-09-06 1989-09-05 Process for preparation of 1-benzylimidazole compound, and novel compound
US07/403,460 US5021584A (en) 1988-09-06 1989-09-06 Process for preparation of 1-benzylimidazole compound
KR1019890012841A KR970005532B1 (ko) 1988-09-06 1989-09-06 1-벤질이미다졸 화합물의 제조 방법 및 신규 화합물
DE68916725T DE68916725T2 (de) 1988-09-06 1989-09-06 Verfahren zur Herstellung von 1-Benzylimidazol und dessen Verbindung.
EP89309024A EP0358484B1 (en) 1988-09-06 1989-09-06 Process for preparation of 1-benzylimidazole compound, and its compound

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1048943A JPH02225470A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 1―ベンジルイミダゾール化合物の合成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02225470A true JPH02225470A (ja) 1990-09-07
JPH0569826B2 JPH0569826B2 (ja) 1993-10-01

Family

ID=12817360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1048943A Granted JPH02225470A (ja) 1988-09-06 1989-02-28 1―ベンジルイミダゾール化合物の合成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02225470A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0569826B2 (ja) 1993-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CS226045B2 (en) Method of producing n-(halogenmethyl)acylamide
JPH02225470A (ja) 1―ベンジルイミダゾール化合物の合成方法
US5684161A (en) Process for preparing 1-substituted pyrrole-3-carboxylic acid derivatives
US3910958A (en) Process for preparing arylacetic acids and esters thereof
JPH0853395A (ja) フッ素化β−ケトエステルの製造方法
US3985811A (en) 5-Chloro-2-hydroxymethyl benzhydrol
JPS63316743A (ja) 脱アシル化方法
JPH02233662A (ja) 1―ベンジルイミダゾール化合物の合成方法
JP3477631B2 (ja) 1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの精製方法
EP0358484B1 (en) Process for preparation of 1-benzylimidazole compound, and its compound
SAIKACHI et al. Synthesis of 1-Isocyanomethyl Azoles and Related Compounds
US4118583A (en) Mixed esters of polyols
IE57058B1 (en) 2,2-diethoxypropionic acid derivatives
JPS61112056A (ja) イミダゾ−ル誘導体及びその製法
JPS6032783A (ja) 含フッ素クマリン類
JPH0285237A (ja) 3‐アミノクロトン酸メチルの製造方法
JPS63170335A (ja) dl−cis−菊酸の先駆物質の合成法
JPS5921671A (ja) 2‐メチルベンゾイミダゾール誘導体及びこれを含有する殺虫剤
KR100365526B1 (ko) 바이시클로[3.3.1]노난 구조 화합물의 제조방법
SU666166A1 (ru) Способ получени с- с - алифатических эфиров трихлорвинилбензойной кислоты
JPS5923314B2 (ja) 新規ピロ−ル誘導体
JPS5919546B2 (ja) α−アロイル−γ−ブチロラクトンの製造方法
JPS6034523B2 (ja) 新規不斉還元方法
JPH0340024B2 (ja)
JPS61291542A (ja) テトラアクリレ−トおよびその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001

Year of fee payment: 16