JPH0222370Y2 - - Google Patents

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JPH0222370Y2
JPH0222370Y2 JP1983002593U JP259383U JPH0222370Y2 JP H0222370 Y2 JPH0222370 Y2 JP H0222370Y2 JP 1983002593 U JP1983002593 U JP 1983002593U JP 259383 U JP259383 U JP 259383U JP H0222370 Y2 JPH0222370 Y2 JP H0222370Y2
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steering wheel
center pad
steering
cable
vehicle body
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JP1983002593U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、車体に回転自在に配設されたステア
リングホイール上に、該ステアリングホイールと
一体回転しないようにセンタパツドを配置し、こ
のセンタパツド側と前記車体側との間で信号と送
受信するステアリングセンタパツド装置に関す
る。
(従来の技術) 従来この種のステアリングセンタパツド装置と
しては、特開昭57−140251号公報記載のものがあ
る。このものは第4図に図示するように、車体
(図示せず)に固設されたステアリングコラム2、
該ステアリングコラム2内に介挿されたステアリ
ングシヤフト1に固設されたステアリングホイー
ル3、該ステアリングホイール3上にステアリン
グホイール3と一体回転しないように配置された
センタパツド4、及び該センタパツド4上に設け
られた操作部5とから構成されている。ステアリ
ングコラム2とセンタパツド4の間にはステアリ
ングホイール3が回転可能に介在しているので、
ステアリングホイール3には、ステアリングホイ
ール3の両側にステアリングシヤフト1の回転軸
を中心とする環状の接触面6a,6bを有するス
リツプリング6を取付けるとともに、センタパツ
ド4とステアリングコラム2には、スリツプリン
グ6の接触面6a,6bと接するブラシ7,8を
夫々設けて、操作部5を有するセンタパツド4側
を、ブラシ7、スリツプリング6、ブラシ8を介
してステアリングコラム2側と電気的に接続して
いた。
(考案が解決しようとする課題) この様に従来装置では、センタパツド4側とス
テアリングコラム2側を、スリツプリング6とブ
ラシ7,8という導体の端子を接触させて電気的
に接続させていた。このため、スリツプリング6
とブラシ7,8を介して伝送される信号は、電気
信号に限られる上に、この電気信号も、スリツプ
リング6とブラシ7,8の接触不良により伝送さ
れなかつたり、スリツプリング6とブラシ7,8
の接触により発生する雑音の影響を受けて歪み誤
信号となつて伝送されたりするという信頼性の低
いものであつた。
そこで本考案は、ステアリングコラム(即ち車
体)側とセンタパツド側との間で、送受信される
信号を、信頼性高く送受信させることを技術的課
題とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) この課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は、従来装置において、車体側とセンタパ
ツド側とをケーブルを介して接続するとともに、
該ケーブルを前記ステアリングホイールの回転軸
まわりに且つ径方向に巻回せしめ該巻回隙間に前
記ステアリングホイールのスポークを介在させ
た、ステアリングセンタパツド装置。
(作用) この手段は次のように作用する。つまり、ステ
アリングホイールを回転させると、巻回されたケ
ーブルの巻回間〓に介在させたステアリングホイ
ールのスポークはケーブルをステアリングホイー
ルの回転径方向に付勢することとなる。これによ
り、ケーブルは径方向に移動させられるから、ス
テアリングホイールの回転とともにその回転方向
に応じて、ケーブルのステアリングホイールとセ
ンタパツドとの間に位置する部分をステアリング
ホイールと車体との間に送り出したり、或いは逆
に、ステアリングホイールとセンタパツドとの間
にケーブルのステアリングホイールと車体との間
に位置する部分を送り込んだりしながら、ステア
リングホイールのスポークがケーブルの巻回間隙
を移動する。従つて、車体側とセンタパツド側と
をケーブルで接続しても、車体とセンタパツドと
の間に介在するステアリングホイールは回転可能
となる。よつて、車体側とセンタパツド側とがケ
ーブルで接続されており、ケーブルを介して信号
が伝送されるので、信号を信頼性高く送信でき
る。
(実施例) 第1図は本考案によるステアリングセンタパツ
ド装置の実施例を示す側断面図である。
第1図において、ステアリングセンタパツド装
置10′は、車体(図示せず)に固定されたステ
アリングコラム11、このステアリングコラム1
1内に回転自在に介挿され且つ図示しない下端が
舵取リンク機構に連結されるステアリングシヤフ
ト12、このステアリングシヤフト12の上端部
に固定されたステアリングホイール13、及びス
テアリングホイール13の上面に配置されたセン
タパツド17を有する。
ステアリングシヤフト12の上端部は、テーパ
ー部、セレーシヨン部12aを介して、ネジ部が
形成されている。このステアリングシヤフト12
の上端部にはステアリングホイール13のボス部
が嵌合されている。ステアリングホイール13は
ステアリングシヤフト12のテーパー部と先端の
ネジ部に配されたボルト14によりステアリング
シヤフト12に固定される。
ステアリングホイール13のボス部に形成され
たセレーシヨン部13bがステアリングシヤフト
12のセレーシヨン部12aと係合しており、ス
テアリングホイール113の回転がステアリング
シヤフト12に確実に伝達される。ステアリング
ホイール13のボス部の下側外周面とステアリン
グコラム11の上端内周面との間には軸受15が
配設され、ステアリングホイール13はステアリ
ングコラム11に対し円滑に回転する。
ステアリングホイール13の上面に配置された
センタパツド17は、ベース18と、このベース
18上に取付られた操作部19とからなる。ベー
ス18の内周面とステアリングホイール13のボ
ス部の上端外周との間には軸受20が配設され、
センタパツド17に対してステアリングホイール
13が円滑に回転するようになつている。
ステアリングホイール13はスポーク13cを
介してホイール部13eとボス部とを連結させて
いる。このスポーク13cの貫通孔13dには両
端に一対のピニオンギア21a,21bを有する
シヤフト21が回転自在に取付られている。ピニ
オンギア21aはステアリングコラム11の上端
外周に形成されたギア22aに噛合し、ピニオン
ギア21bはセンタパツド17のベース18の外
周に形成されたギア22bに噛合している。従つ
て、センタパツド17はステアリングコラム1
1、即ち、車体側に固定されている。しかも、両
ギア22a,22bはステアリングシヤフト12
と同軸で且つ互いに同径・同ピツチに形成されて
いる。従つて、ステアリングホイール13を回転
させると、ピニオンギア21a,21bを有する
シヤフト21はピニオンギア21aとステアリン
グコラム12のギア22aの噛合によりステアリ
ングホイール13の回転とは逆方向に回転しなが
らステアリングコラム11のまわりをステアリン
グホイール13とともに周回する。
よつて、ピニオンギア21bもステアリングホ
イール13の回転とは逆方向に回転するから、こ
のピニオンギア21bと噛合しているギア22b
を有するセンタパツド17はステアリングコラム
11に対し何ら相対回転しない。つまり、センタ
パツド17はステアリングホイール13上に配置
されても何らステアリングホイール13の回転に
追従せず、ステアリングコラム11に固定的にな
つている。尚、ギア21bの歯数をギア21aの
歯数よりも若干多くしておけば、ステアリングホ
イール13の回転に追従してセンタパツド17を
多少回動させることもできる。これにより、ステ
アリングホイール13の回動操作時、運転者の姿
勢に合せた動きをセンタパツド17に持たせられ
る。
ステアリングホイール13を介してセンタパツ
ド17と対設するステアリングコラム11には、
環状の凹溝11aが形成されている。
第1図に示すようにケーブル16をコイル状に
ステアリングホイール13にボス部のまわりで巻
回させ、その巻回間隙にステアリングホイール1
3のスポーク13cを介在させることによりステ
アリングシヤフト12の軸方向スペースを要さな
くすることができる。
第2図に示すように、ケーブル16は弾性を有
する樹脂製の外被に覆われた2本の光フアイバー
16a,16bと電源ライン16cを有する。光
フアイバー16aは車体側からセンタパツド17
への光信号を伝送し、光フアイバー16bはセン
タパツド17から車体側への光信号を伝送する。
又、電源ライン16cはセンタパツド17へ電圧
を供給する。ケーブル16の両端には夫々光電変
換器26,27が接続され、光電変換器26は環
状凹溝11aに収容され、光電変換器27はベー
ス18とステアリングホイール13の間に配設さ
れている。これにより、ケーブル16がステアリ
ングコラム11及びセンタパツド17に固定され
るとともに、ケーブル16の光フアイバー16
a,16bよりの光信号を電気信号に変換、或い
は光電変換器26,27に付与された電気信号を
光信号に変換し光フアイバー16a,16bによ
る伝送を可能としている。
第3図は第2図に示されたケーブルの別の実施
例を表すものである。ケーブル116は弾性を有
する樹脂製の外被内に一対の光フアイバー116
a,116b及び電源ライン116cを有する。
電源ライン116cはコイルスプリングとして自
立可能なバネ性を有し、通信ケーブル116を自
立させる上、センタパツド17を支持する。従つ
て、ケーブル116以外にセンタパツド17を支
持させる機構を要さない。よつて、ステアリング
ホイール13を回動させてもセンタパツド17は
ステアリングホイール13と一体回転しないよう
にステアリングホイール13上に配置される。
尚、その他の構成は前述のものと同一である。
光電変換器26,27にはリード線28,29
が夫々接続されている。該両リード線28,29
は図示しない2本の電線と、1本の電源ラインを
有し、夫々ケーブル16の光フアイバー16a,
16b及び電源ライン16cに光信号を伝送可能
にし、かつ、電気的に接続されている。さらに、
リード線29はベース18上に配置された操作部
19上のキースイツチ19aにあるいは図示しな
い表示器に接続される。
キースイツチ19aの操作により電気信号はリ
ード線29を介して光電変換器27に導入され、
該光電変換器27により光信号に変換されて、ケ
ーブル16の光ケーブル16bを介してステアリ
ングコラム11側に伝送される。
また、車体側からの電気信号はリード線28、
を介して光電変換器26に導入され、ここで光信
号に変換される。さらに、この光信号はケーブル
16の光フアイバ16aを介して、センタパツド
17側の光電変換器28に伝達されるようになつ
ている。
〔考案の効果〕
本考案の従来技術として、特開昭57−110542号
公報に示されたものが知られている。これは、弾
力性をもち、コイル状、渦巻状又は螺線状に形成
した接続線を、パツドからステアリングホイール
のボス部までの間と、ステアリングホイールのボ
ス部からステアリングコラムまでの間とに夫々、
ステアリングシヤフトに緩く巻回させて配線し、
パツドとステアリングコラムとを、ボス部のコネ
クタを介して電気的に接続して構成させている。
しかし、上記した構成では、接続線を伸縮させて
ステアリングホイールの回動に影響を及ぼさない
ようにしているため、接続線の弾性力によつて接
続線に歪みが生じたりコネクタに疲労が生じたり
する。このため接続線の弾性力を考慮して接続線
を配線しなければならない。また、接続線を自由
に伸縮させるためのスペースを取らなければ等の
欠点がある。しかし、本考案は車体側とセンタパ
ツド側とをケーブルを介して接続するとともにこ
のケーブルを前記ステアリングホイールの回転軸
まわりに且つ径方向に巻回せしめ、その巻回隙間
に前記ステアリングホイールのスポークを介在さ
せていので上記した欠点もなく、車体側とセンタ
パツド側との間で、送受信される信号を信頼性高
く送受信することができる。また、本考案の手段
によれば、車体側とセンタパツド側との間にケー
ブルが接続されているため、ケーブルとしていわ
ゆる通信或いは電源用の電線以外に、光フアイバ
ー、ワイヤーハーネスを使用すれば、電気信号だ
けでなく光等による信号も電層可能になるという
効果も得ることができる。
特に、信号の伝達媒体として光を使用した場合
には、電気信号と比較して飛躍的に多量の信号を
伝達させることができる。
さらにケーブルはステアリングホイールの回転
軸の回りに且つ径方向に巻回されているので、ス
テアリングホイールの回転に伴つて径方向に移動
することになる。このため、回転軸の軸方向にチ
ルト機構やテレスコ機構を配設するためのスペー
スを充分に確保することができると共にケーブル
の移動も軸方向に配設されるチルト機構やテレス
コ機構の影響を受けることなく充分に作動するす
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のステアリングセンタパツド装
置の断面を示す側面図、第2図は第1図に図示さ
れたケーブルの拡大断面図、第3図は第2図に図
示されたケーブルの別のケーブルの拡大断面図、
第4図は本考案の従来装置を示す断面図をそれぞ
れ示す。 ステアリングホイール……13、スポーク……
13c、センタパツド……17、ケーブル……1
6。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に対して回転自在に配設されたステアリン
    グホイール上に、該ステアリングホイールと一体
    回転しないようにセンタパツドを配置し、該セン
    タパツド側と前記車体側との間で信号を送受信す
    るステアリングセンタパツド装置において、前記
    車体側と前記センタパツド側とをケーブルを介し
    て接続するとともに、該ケーブルを前記ステアリ
    ングホイールの回転軸まわりに且つ径方向に巻回
    せしめ該巻回隙間に前記ステアリングホイールの
    スポークを介在させた、ステアリングセンタパツ
    ド装置。
JP259383U 1983-01-12 1983-01-12 ステアリングセンタパツド装置 Granted JPS59110254U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP259383U JPS59110254U (ja) 1983-01-12 1983-01-12 ステアリングセンタパツド装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP259383U JPS59110254U (ja) 1983-01-12 1983-01-12 ステアリングセンタパツド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59110254U JPS59110254U (ja) 1984-07-25
JPH0222370Y2 true JPH0222370Y2 (ja) 1990-06-15

Family

ID=30134251

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JP259383U Granted JPS59110254U (ja) 1983-01-12 1983-01-12 ステアリングセンタパツド装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011193969A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Taito Corp 回転操作部を有するゲーム機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57140250A (en) * 1981-02-25 1982-08-30 Toyota Motor Corp Electrical connector for switch provided on steering wheel

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JPS57140250A (en) * 1981-02-25 1982-08-30 Toyota Motor Corp Electrical connector for switch provided on steering wheel

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