JPH02223596A - 魚類の成長ホルモンポリペプチド - Google Patents

魚類の成長ホルモンポリペプチド

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JPH02223596A
JPH02223596A JP1043304A JP4330489A JPH02223596A JP H02223596 A JPH02223596 A JP H02223596A JP 1043304 A JP1043304 A JP 1043304A JP 4330489 A JP4330489 A JP 4330489A JP H02223596 A JPH02223596 A JP H02223596A
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JP
Japan
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growth hormone
fish
tuna
dna
polypeptide
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JP1043304A
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English (en)
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Ichiro Kawazoe
川添 一郎
Nobuyuki Sato
信行 佐藤
Seiji Kimura
木村 省二
Michio Nonaka
野中 道夫
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Maruha Nichiro Corp
Original Assignee
Taiyo Fishery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、魚類の成長ホルモンポリペプチド、及び、そ
れをコードする遺伝子を組み込んだ組換え体微生物によ
る魚類の成長ホルモンボリペプチドの高収率な製法、及
び、該成長ホルモンポリペプチドによる広範囲の魚類の
生育促進方法に関するものである。
〔従来の技術〕
魚類の成長ボルモンボリペブチドを魚類の脳下垂体から
単離する報告は多数ある。その−例をあげると、テイラ
ビア (S、N、Farmer等、Gen、Comp。
Endocrin、、30.91(1976))、チョ
ウザメ(S、N、Farmer等、Endocrino
logy+ 1(と8,377(1981)) 、コイ
(八、F。
Cook等、Gen、Comp、Endocrin、、
50,335(1983))、シロサケ(特開昭60−
214798号)および本発明者らのマグo(特開昭6
3−133951号)等である。またそめコードする遺
伝子の単離に成功している例も多数あり、その例はシロ
サケ (特開昭61−93197号)、ハマチ(N、W
atahiki等、Gen、Comp、 Endocr
in、 。
刊、 401 (1988) )および本発明者らのマ
グロ(′11榊誘41−7272ヲ()等である。
従来、魚類の組み換え成長ホルモンポリペプチドは魚類
の成長ポルモンボリペプチドをコードする遺伝子を微生
物に取り込ませ培養し、培養物を精製後、尿素で再生し
、活性型(2個のS−S環を有する単量体の分子)にし
て得てきた。活性型にする理由は、成長ホルモンポリペ
プチドを構成している4個のシスティンの環をまいて2
個のSS環にしないと成長促進活性を保持しないからで
ある。しかし、尿素では、低い収率でしか再生できなか
った。
〔発明が解決しようとする課題〕
魚類の成長ホルモンは魚類の成長促進効果を有し栽培漁
業に於いて極めて有用な将来的飼料である。しかし、現
在該ホルモンを安価に且つ大量に供与することは魚類の
脳下垂体を大量に必要とし、本質的に不可能な問題であ
る。
本発明者等は先にマグロ類の成長ホルモンを単離し、そ
の性質と一次構造とを明らかにすると共に、このマグロ
類の成長ホルモンが硬骨魚類の優れた成長促進因子とな
り得ることを明らかにした(特開昭63−133951
号)。また、この遺伝子を単離しプラスミドに組み込み
大腸菌に導入することにより、成長ホルモンを発現させ
ることに成功した(4’i々印輯1j3−7:z’72
う子)。
本発明者らはさらに研究を進めて魚類の成長ホルモンを
安価に大量に供給する方法を開発すべく研究を行ない本
発明を完成するにいたった。
〔課題を解決する手段〕
本発明者らは、組換えDNA技法で微生物に生産させた
魚類の成長ホルモンポリペプチドを効率良く活性型の分
子に製造する方法について研究を行い成功した。即ち、
大腸菌に生産させたマグロの成長ホルモンポリペプチド
を塩酸グアニジン処理および尿素処理することにより効
率良く活性型の分子に再生することができるのみでなく
、得られた分子は従来未知の新規物質であることを発見
した。そして更に、この方法は上記したマグロの成長ホ
ルモンポリペプチドのみでなく他の成長ホルモンポリペ
プチドに適用可能であることも発見した。そして、これ
らの分子は、これを硬骨魚類に投与したところ、すぐれ
た成長促進効果も発見した。
本発明はこれらの新知見を基礎として、更に研究の結果
、遂に完成されたものである。
本発明の骨子とするところは、魚類の成長ホルモンポリ
ペプチドを尿素と塩酸グアニジンとを用いて効率的に精
製、再生し、目的とするペプチドを大量に採取する点で
ある。
本発明に係る尿素・塩酸グアニジン処理の対象は、魚類
の成長ホルモンポリペプチドを広く指すものであって、
遺伝子組換えや細胞融合の手法によって得たもの及び抽
出によって得たもののいずれも問わないし、魚類の種類
についても格別の限定はなく、各種の魚類が広範に使用
できる。
上記した遺伝子組換え技術による魚類の成長ホルモンポ
リペプチドの製造は、144%o;’J′1(−qλ’
7u了(に記載したように例えば次のようにして行えば
よい。
先ず、マグロの新鮮な脳下垂体より全RNAを抽出し、
之をオリゴdTセルロース(oligo dTcell
ulose)カラムに導通してポリアデニル酸(ポリA
)を有するRNA (ポリA−RNA)を調製する。次
にこれを鋳型とし、逆転写酵素によりRNΔ−DNA二
重鎖を合成する。これを、DNA組換え技術を用い、オ
リゴdT付ベクターブライマーpsV7186(ファル
マシア社製)等のプラスミドDNAに挿入してマグロ成
長ホルモンをコードするDNAを含むプラスミド(例え
ばpTTS339)を得る。
次いで、このようにして得たマグロ成長ホルモンをコー
ドするDNAを含むプラスミドから該DNAを切り出し
、これをベクターDNAに組み込み得られた組換え体D
NAを微生物に導入し、得られる形質転換体を培養する
ことによってマグロ成長ホルモンポリペプチドを培地中
に生成蓄積させ、これを採取することにより、マグロ成
長ホルモンポリペプチドを製造するのである。マグロ成
長ホルモンをコードするDNAを含むプラスミドとして
は、上記したようにpTTS339が好適な例としてあ
げられる。
ベクターDNAとしては、挿入したDNAを微生物中で
発現させることができるものなら、いかなるものでも用
いることができるが、好ましくは、tac(trp−1
ac)、  trp+λPL 、ara、 recAプ
ロモーターなどをもち、その下流にシャインダルガルノ
(SD)配列をもつ発現ベクターに、SD配列と挿入遺
伝子の開始コドン(ATG)が6−20塩基に調整した
ベクターDNAが用いられる。具体的に好適なベクター
DNAとしてpKK223−3やpKK233−2 (
ファルマシア・ジャパン社製)をあげることができる。
マグロ成長ホルモンをコードするDNAとベクタ−DN
Aとの組換え体は一般的な方法である制限酵素やその関
連酵素により作成することができ、例えば、シグナル部
分を除いたマグロ成長ホルモンをコードする遺伝子DN
Aを含む組換え体プラスミド(pTES 8 S)を作
成する。
次に発現ベクターとしては、pKK223−3の複製開
始点をpUc19に置換させてなるpug 1を使用し
、これに上記した成長ホルモンをコードするDNAを含
むpTES 8 Sを挿入する。これを更に、非翻訳領
域の除去、末端平滑化した後、結合して、成熟クロマグ
ロ成長ホルモンをコードするプラスミドpUEs13s
を作成する。
これと同様に処理して、マグロ成長ホルモン遺伝子を2
個含むプラスミドp[lEs13s−2を作成する。
これらのプラスミドを常法によって大腸菌JM109に
形質転換して形質転換体を作成する。これらのプラスミ
ドpUEs13s、 pUEs13s−2を含む大腸菌
(それぞれpUEs 13S/Escherichia
 colt JM109. pUEs13S/Esch
erichia coli JM109)は、それぞれ
昭和63年3月22日、昭和63年3月16日付でそれ
ぞれFERM BP−1807,FERM BP−17
99として工業技術院微生物工業技術研究所に国際寄託
し、受託されている。
このようにして得た組換え体プラスミドpUEs13S
、 pUEs13s−2を保持するE、coli JM
109を、例えば8%トリプトン、5%イーストエキス
トラクト、5%NaCl (pH7,2)を含むYT培
地といった適宜培地で、30分〜10時間程度誘導培養
すれば、目的とするポリペプチドが産生される。目的と
するポリペプチドが菌体外に産生される場合は直ちに常
法によりポリペプチドを採取することができるが、菌体
内に産生される場合は、集菌した後、菌体を破壊ないし
溶解する必要がある。
本発明においては、上記工程において尿素、塩酸グアニ
ジン処理を行うのであるが、上記したいずれかの工程に
おいて処理すればよく、その回数も問わない。また、尿
素処理と塩酸グアニジン処理は同時に行ってもよいし、
別々に行ってもよく、その際、処理の順序、回数につい
て格別の限定はない。また、上記によって製造されたポ
リペプチド含有液ないしはその濃縮液ないしはそれから
単離されたポリペプチド自体に、尿素、塩酸グアニジン
を添加、混合したりすることも可能である。
また更に、ポリペプチドの分離、精製時、例えばクロマ
トグラフィーにおける展開時、溶出時に尿素、塩酸グア
ニジン処理をしてもよい。これらの処理における尿素及
び塩酸グアニジン溶液の濃度は、それぞれ0.5〜IO
M及び0.1〜20M程度が好適であるが、必要ある場
合は上記範囲外とすることもできる。
本発明に係る精製・再生法は、上記したDNA組換え技
術によって製造した魚類の成長ボルモンボリペプチドに
適用できるのみでなく、魚類から抽出法によって製造し
た成長ポルモンポリペプチド、その他すべての魚類の成
長ホルモンポリペプチドに対して広く適用することがで
きる。
抽出法による成長ホルモンポリペプチドの製造例として
は、例えば、魚類の脳下垂体をホモゲナイズした後に、
塩基性水溶液を用いて成長ホルモンを抽出する本発明者
の発明に係る方法(特開昭63−133951号)が例
示される。尿素、グアニジン処理は前記したところにし
たがって適宜実施されるが、例えば、上記方法の実施例
Iにおける4M尿素処理の際に塩酸グアニジン処理を併
用してもよい。
以上、主としてマグロを出発原料とした場合について説
明したが、本発明に係る精製、再生法は、マグロのほか
、サバ、マダイ、スズキといったスズキ類、ニシン、ニ
ジマスその他のニシン類、及び中生類その他の硬骨魚類
についてもマグロの場合と全く同様に適用することがで
きる。
このようにして各種魚類より調製した成長ホルモンポリ
ペプチドは、これを魚類に投与すると、魚類の成長が著
しく促進され、顕著な体重増加、体長増加等が認められ
る。投与方法としては、魚体の腹腔その他体内に直接投
与したり、水中に入れておき間接的に投与したり、ある
いは餌料に混合したり、また魚体に直接スプレーしたり
して外部表面に直接適用したりする方法が適宜用いられ
る。その際、本発明に係る成長ボルモンボリペブチドは
、後記する実施例からも明らがなように体重13〜17
gのマダイ稚魚に対してjμg程度の腹腔内投与量で充
分であり、他の投与方法の場合もこれに準じたごく微量
の投与量で充分である。しかも、本発明に係る成長ホル
モンポリペプチドは、マグロ起源のものであってもスズ
キ、マダイ、ニジマス、ニシン等の成長促進に有効であ
り、またその逆も確認されているところからも、きわめ
て汎用性が高く、ある魚類起源のペプチドは他の魚類の
成長促進に広く利用することができるという著効も奏さ
れる。
このように本発明に係る成長ホルモンポリペプチドは、
本来、天然起源であるので安全であるのみでなく、極く
少量の投与量でよく、しがも他の種類の魚類にも通用す
ることができ、各種の投与方法も広く選択できるので、
栽培漁業、魚類の養殖産業の技術分野において特に好適
である。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1 (大腸菌で生産したマグロ成長ホルモンの精
製と再生) 発現ベクターはpKK223−3(イソプロピル−β−
D−チオガラクトシドで発現可能なプラスミド)の複製
開始点をpUc19に置換させて用いた。このベクター
に、マグロ成長ホルモン構造遺伝子の5′末端側に開始
コトパン(ATG) ?こ付加させ、5D−ATG間の
距離を13ベースペアにしたプラスミドをタンデムに連
結して挿入した。これらを大腸菌JM109に形質転換
し、5時間誘導培養した。
すなわち、マグロ成長ホルモンcDNA保持プラスミド
pUEs13s−2/J門109を2LのYT培地中で
誘導後、集菌洗浄し、菌体を得た。菌体を凍結、解凍を
3回繰り返した後、10mM(240mg)  )リス
塩酸、1 mM (9mg) EDTA、 pH8,0
溶液2(10mj!で水冷下で5分間超音波処理し、遠
心分離した。得られた沈澱物をl M シュツo −ス
(68g)溶液2(10mR。
続いて2%(2mfi))ライドンX、5 mM (2
2mg)EDTA、10mM(121mg)  トリス
塩酸、pH9,0溶液1(10m!で洗浄し、5(10
mgマグロ成長ホルモン封入体を得た。この封入体を1
0mM(240mg)  トリス塩酸、1mM(4,5
mg) F、DTA、 6 M(114g)塩酸グアニ
ジン、pl+9.0溶液2(10m1に溶解させ、4°
Cで2日間放置後、5mMの重炭酸アンモニウム(79
0mg) 溶液2 Lで透析した。その結果、沈澱物が
生じたため遠心分離し、上清を凍結乾燥した。また、沈
澱物を10mMt□リス塩酸(24Drng) 、4 
M (48g)尿素、p)19.0溶液2(10滅に溶
解させ、4°Cで2日間放置後、5mMの重炭酸アンモ
ニウム(790mg)溶液2して透析後凍結乾燥した。
乾燥物は合計340mgであった。
一方、5(10mgマグロ成長ホルモン封入体を10m
Mトリス塩酸、1mM EDTA 、8 M尿素、pH
9,0溶液に溶解させ、4°Cで2日間放置後、5mM
の重炭酸アンモニウム溶液で透析した。その結果、得た
上清を凍結乾燥した。乾燥物は1(10mgであった。
実施例2 (大腸菌で生産したマグロ成長ホルモンの性
質) 実施例1と同様に精製し、再生した成長ホルモンを5D
S−ゲル電気泳動では、分子量22,(100であった
。等電点は7.1であった。また、0,1%トリフロロ
酢酸に溶解後、TSK(Hel 0DS−120T逆相
カラムの高速液体クロマトグラフィーに添加した。
その結果を第2図に示す。以上の結果、分子量、等重点
、高速液体クロマトグラフでの溶出時間とも天然のマグ
ロ成長ホルモンと一致した。アミノ酸配列分析の結果を
第1図に示した。その結果、天然マグロ成長ホルモンの
アミン末端側に1残基のAlaが付加した新規な構造を
有していることがわかった。
実施例3 (スズキ類に対するマグロ成長ホルモン活性
の測定) ふ死後90日のマダイ (13−17g)の稚魚(1群
10尾)に個体識別し、それぞれの腹腔内に実施例1と
同様にして単離、再生した成長ホルモンを5gg(0,
1mり/尾、1gg(0,1mβ)7尾、対照区として
0.9%食塩水を0.1 mR7尾ずつ、それぞれ7目
おきに5回投与した。飼育は水温22.0−15.0°
Cの条件下で行い、朝夕2回食糧を投餌した。第1回目
の投与から30日後の体長、体重増加率を第3図に示す
。第3図の結果から、本発明の成長ホルモンがスズキ類
の一部であるマダイの成長を促進することが明らかにな
った。
実施例4 にシン類に対するマグロ成長ホルモン活性の
測定) ふ化後4−7カ月齢のニジマス(6−8g)の稚魚(1
群10尾)に個体識別し、それぞれの腹腔内に実施例1
と同様にして単離、再生した成長ホルモンを5 μg(
0,1mR)7尾、1 μg(0,1mlり/尾、対照
区として0.9%食塩水をO,ImR/尾ずつ、それぞ
れ7日おきに5回投与した。飼育は水温16°Cの条件
下で行い、朝夕2回食糧を投餌した。第1回目の投与か
ら30日後の体重増加率を第4図に示す。第4図の結果
から、本発明の成長ホルモンがニシン類の一部であるニ
ジマスの成長を促進することが明らかになった。
〔発明の効果] 1、本発明により、微生物を用いて生産させた及び/又
は抽出した魚類の成長ホルモンポリペプヂトを効率よく
、大量に活性型の分子にすることができる。
2、本発明により、微生物で生産させた及び/又は抽出
した活性型の魚類の成長ホルモンポリペプチドを硬骨魚
類に投与することにより、その成長を促進することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図は大腸菌で生産させたマグロ成長ホルモンのアミ
ノ酸配列を示す図である。 第2図は大腸菌で生産させたマグロ成長ホルモンをO,
]%トリフロロ酢酸に溶解後、アセトニ1〜リル濃度4
0%から1(10%の勾配を用いて、TSMge1(1
03−120T逆相カラム(4,6X 250mm)の
高速液体クロマトグラフィーに添加した図である。流速
は1分間に1 ml、カラム温度は40゛C1吸光度は
210%mでおこなった。 第3図は大腸菌で生産させたマグロ成長ホルモンのタイ
稚魚に対する成長促進効果を体長および体重の増加割合
(%)で示す図である。 第4図は大腸菌で生産させたマグロ成長ホルモンのニジ
マス稚魚に対する成長促進効果を体長および体重の増加
割合(%)で示す図である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1図に示したペプチド配列を有する魚類の成長
    ホルモンポリペプチド。
  2. (2)魚類がスズキ類である請求項1記載の成長ホルモ
    ンポリペプチド。
  3. (3)スズキ類がマグロである請求項1又は2記載の成
    長ホルモンポリペプチド。
  4. (4)第1図に示したペプチド配列を有する魚類の成長
    ホルモンポリペプチドをコードするDNAを組み込んだ
    組換え体DNAを含む微生物を栄養培地に培養し、該培
    養物中に魚類の成長ホルモンポリペプチドを蓄積せしめ
    た後、該培養物から塩酸グアニジンおよび尿素を用いて
    該ポリペプチドを採取する魚類の成長ホルモンポリペプ
    チドの精製、再生法。
  5. (5)微生物がエシェリヒア属に属する微生物である請
    求項4記載の方法。
  6. (6)魚類がスズキ類である請求項4又は5記載の方法
  7. (7)スズキ類がマグロである請求項4、5又は6記載
    の方法。
  8. (8)請求項1記載の魚類の成長ホルモンポリペプチド
    を魚類に投与してそして成長を促進する方法。
  9. (9)魚類がスズキ類である請求項8記載の成長促進方
    法。
  10. (10)スズキ類がマグロである請求項8又は9記載の
    成長促進方法。
  11. (11)魚類の成長ホルモンポリペプチド自体及び/又
    はその製造、精製工程中に、尿素及び塩酸グアニジン処
    理を行うことを特徴とする魚類の成長ホルモンポリペプ
    チドの精製、再生法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998042748A1 (fr) * 1997-03-24 1998-10-01 Hih.Biocenter Inc. Nouveau polypeptide synthetique

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