JPH0222233B2 - - Google Patents
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- JPH0222233B2 JPH0222233B2 JP56097611A JP9761181A JPH0222233B2 JP H0222233 B2 JPH0222233 B2 JP H0222233B2 JP 56097611 A JP56097611 A JP 56097611A JP 9761181 A JP9761181 A JP 9761181A JP H0222233 B2 JPH0222233 B2 JP H0222233B2
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- JP
- Japan
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- valve
- fuel injection
- valve needle
- support
- needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M65/00—Testing fuel-injection apparatus, e.g. testing injection timing ; Cleaning of fuel-injection apparatus
- F02M65/005—Measuring or detecting injection-valve lift, e.g. to determine injection timing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関用の燃料噴射弁であつて、燃
料圧力の作用を受けて閉鎖ばねのばね力に抗して
燃料流れ方向で弁孔を開放する弁ニードルと、弁
支持部材内に組込まれた、評価回路に接続可能な
誘導コイルとを備え、該誘導コイルの磁界内に、
弁ニードルに連結された軟鉄のような磁化化可能
な材料から成る導体が突入しており、該導体が弁
ニードルの位置に関連して誘導コイルを通る磁束
に作用を及ぼすようになつている形式のものに関
する。
料圧力の作用を受けて閉鎖ばねのばね力に抗して
燃料流れ方向で弁孔を開放する弁ニードルと、弁
支持部材内に組込まれた、評価回路に接続可能な
誘導コイルとを備え、該誘導コイルの磁界内に、
弁ニードルに連結された軟鉄のような磁化化可能
な材料から成る導体が突入しており、該導体が弁
ニードルの位置に関連して誘導コイルを通る磁束
に作用を及ぼすようになつている形式のものに関
する。
燃料噴射装置の噴射時期は燃料噴射弁自体にお
いてのみ正確に測定される。この理由から、直接
燃料噴射弁に設けられる信号発生器を開発するた
めには、著しい出費が余儀なくされる。燃料噴射
弁内の可動部分の細長い構造およびわずかな行程
に基づいて、燃料噴射弁自体において噴射時期を
測定することは例えば噴射ポンプにおいて噴射時
期を測定することよりも極めて困難である。冒頭
に述べた形式の公知の燃料噴射弁のばあいには
(ドイツ連邦共和国特許第1049635号明細書)、弁
ニードルに連結された導体はコアピンとして構成
されており、このコアピンは供給される燃料によ
つても貫流される誘導コイルの中央の孔内に突入
している。この構成では高圧燃料は電気的な誘導
コイル端子の弁支持部材を貫通する貫通部をも負
荷するので、不気密性を回避するには細心の注意
が払われねばならない。
いてのみ正確に測定される。この理由から、直接
燃料噴射弁に設けられる信号発生器を開発するた
めには、著しい出費が余儀なくされる。燃料噴射
弁内の可動部分の細長い構造およびわずかな行程
に基づいて、燃料噴射弁自体において噴射時期を
測定することは例えば噴射ポンプにおいて噴射時
期を測定することよりも極めて困難である。冒頭
に述べた形式の公知の燃料噴射弁のばあいには
(ドイツ連邦共和国特許第1049635号明細書)、弁
ニードルに連結された導体はコアピンとして構成
されており、このコアピンは供給される燃料によ
つても貫流される誘導コイルの中央の孔内に突入
している。この構成では高圧燃料は電気的な誘導
コイル端子の弁支持部材を貫通する貫通部をも負
荷するので、不気密性を回避するには細心の注意
が払われねばならない。
更に別の公知の燃料噴射弁のばあいには(イギ
リス国特許第729431号明細書)、誘導コイルは燃
料を充填された燃料噴射弁の内室から分離された
室内に配置されており、このばあい弁ニードルは
永久磁石を備えた延長区分を有しており、該延長
区分はブシユによつて燃料を充填された内室から
誘導コイルのコア範囲に案内されている。このば
あい主たる問題点は燃料噴射弁のシールおよび構
造寸法にある。
リス国特許第729431号明細書)、誘導コイルは燃
料を充填された燃料噴射弁の内室から分離された
室内に配置されており、このばあい弁ニードルは
永久磁石を備えた延長区分を有しており、該延長
区分はブシユによつて燃料を充填された内室から
誘導コイルのコア範囲に案内されている。このば
あい主たる問題点は燃料噴射弁のシールおよび構
造寸法にある。
更に弁ニードル運動を検出するために誘導コイ
ルを備えた燃料噴射弁が公知であるフランス国特
許第2320557号明細書)。このばあい誘導コイルは
弁ニードルとは反対側の弁支持部材の端面に固定
されている。この構成も冒頭に述べた形式の市販
の燃料噴射弁よりも多くのスペースを必要としか
つ燃料の側方供給部を有する特殊構造が必要とな
る。
ルを備えた燃料噴射弁が公知であるフランス国特
許第2320557号明細書)。このばあい誘導コイルは
弁ニードルとは反対側の弁支持部材の端面に固定
されている。この構成も冒頭に述べた形式の市販
の燃料噴射弁よりも多くのスペースを必要としか
つ燃料の側方供給部を有する特殊構造が必要とな
る。
本発明の課題は、誘導コイルを用いない大量生
産される燃料噴射弁の外部寸法を越えないか又は
著しく越えないように、冒頭に述べた形式の燃料
噴射弁を改良することにある。
産される燃料噴射弁の外部寸法を越えないか又は
著しく越えないように、冒頭に述べた形式の燃料
噴射弁を改良することにある。
前記課題は本発明によれば、
(イ) 誘導コイルが弁支持部材内に嵌め込まれた軟
鉄のような磁化材料から成る支持体上に配置さ
れており、 (ロ) 前記支持体が弁ニードルとは反対側で磁気を
通すように同様に磁化可能な材料から成る弁支
持部材に結合されており、 (ハ) 前記支持体が弁ニードルに面した端部で磁気
を通さない材料から成る分離体によつて弁支持
部材に対してシールされかつ磁気的に遮蔽され
ており、 (ニ) 前記支持体が燃料用の供給孔を有しており、 (ホ) 弁ニードルに面した支持体の端面が導体と共
に磁気回路内で弁ニードルの位置によつて可変
な軸方向のギヤツプを形成していることによつ
て解決された。
鉄のような磁化材料から成る支持体上に配置さ
れており、 (ロ) 前記支持体が弁ニードルとは反対側で磁気を
通すように同様に磁化可能な材料から成る弁支
持部材に結合されており、 (ハ) 前記支持体が弁ニードルに面した端部で磁気
を通さない材料から成る分離体によつて弁支持
部材に対してシールされかつ磁気的に遮蔽され
ており、 (ニ) 前記支持体が燃料用の供給孔を有しており、 (ホ) 弁ニードルに面した支持体の端面が導体と共
に磁気回路内で弁ニードルの位置によつて可変
な軸方向のギヤツプを形成していることによつ
て解決された。
上記構成の本発明による燃料噴射弁によつて得
られる利点は、大量生産される燃料噴射弁の外部
形状および寸法を変えることなしに燃料噴射弁を
構成できるということにある。これにもかかわら
ず誘導コイルは完全に燃料貫流経路から分離され
るので、完全に密でしかもコンパクトな構造が得
られる。
られる利点は、大量生産される燃料噴射弁の外部
形状および寸法を変えることなしに燃料噴射弁を
構成できるということにある。これにもかかわら
ず誘導コイルは完全に燃料貫流経路から分離され
るので、完全に密でしかもコンパクトな構造が得
られる。
本発明による有利な実施態様は特許請求の範囲
第2項以降に記載されている。
第2項以降に記載されている。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図では弁体2を有する燃料噴射弁を縦断面
図で図示しており、前記弁体2には外部に向けて
弁孔を開放する弁ニードル3が配置されている。
弁体2のフランジ状に形成されたフランジ部分4
とストツパスリーブ5形状のばね皿との間には圧
縮ばね7が緊縮されており、該圧縮ばね7は閉鎖
ばねとして弁ニードルを閉鎖位置で保持する。こ
のためにストツパスリーブ5は保持リング8を介
してヘツド状に形成された弁ニードルの端部9に
連結されている。このばあい弁ニードルのヘツド
状の端部9は詳細に図示されてない導入孔を通し
て保持リング8を貫通案内されかつ導入した後で
係止位置にもたらされる。保持リング8は弁ニー
ドルのヘツド状の端部9を越えて突出しかつこの
突出区分でリング11を形成しており、該リング
11の端面12は弁ニードル3の軸線に対して直
角に位置しかつ接続される接続管片17の端面1
5と平行なギヤツプ14を形成する。前記接続管
片17はスリーブ状の弁支持部材18内にねじ込
まれていてかつ端面15の外縁部でスペーサリン
グ19を介して弁支持部材18の内側の肩20に
密に接触しているので、弁体2のフランジ部分4
と端面15との間で燃料を充填された内室22が
密に取り囲まれる。このばあい弁体2はフランジ
部分4を介して押えねじ23によつて密に弁支持
部材18の端面に押し付けられる。
図で図示しており、前記弁体2には外部に向けて
弁孔を開放する弁ニードル3が配置されている。
弁体2のフランジ状に形成されたフランジ部分4
とストツパスリーブ5形状のばね皿との間には圧
縮ばね7が緊縮されており、該圧縮ばね7は閉鎖
ばねとして弁ニードルを閉鎖位置で保持する。こ
のためにストツパスリーブ5は保持リング8を介
してヘツド状に形成された弁ニードルの端部9に
連結されている。このばあい弁ニードルのヘツド
状の端部9は詳細に図示されてない導入孔を通し
て保持リング8を貫通案内されかつ導入した後で
係止位置にもたらされる。保持リング8は弁ニー
ドルのヘツド状の端部9を越えて突出しかつこの
突出区分でリング11を形成しており、該リング
11の端面12は弁ニードル3の軸線に対して直
角に位置しかつ接続される接続管片17の端面1
5と平行なギヤツプ14を形成する。前記接続管
片17はスリーブ状の弁支持部材18内にねじ込
まれていてかつ端面15の外縁部でスペーサリン
グ19を介して弁支持部材18の内側の肩20に
密に接触しているので、弁体2のフランジ部分4
と端面15との間で燃料を充填された内室22が
密に取り囲まれる。このばあい弁体2はフランジ
部分4を介して押えねじ23によつて密に弁支持
部材18の端面に押し付けられる。
弁ニードルの軸線に対する保持リングもしくは
端面の位置の直角性を保証するために、ストツパ
スリーブ5は弁ニードルのはめあい部分26を取
り囲む案内部材25を有している。
端面の位置の直角性を保証するために、ストツパ
スリーブ5は弁ニードルのはめあい部分26を取
り囲む案内部材25を有している。
接続管片17は通常の構成では高圧導管を接続
するための接続ねじ山27と供給孔28とを有し
ており、該供給孔28は接続管片17の端面で内
室22に開口している。接続管片全体は軟鉄のよ
うな磁化可能な材料から製作されていてかつねじ
込みねじ山35を介して弁支持部材18と結合さ
れている。
するための接続ねじ山27と供給孔28とを有し
ており、該供給孔28は接続管片17の端面で内
室22に開口している。接続管片全体は軟鉄のよ
うな磁化可能な材料から製作されていてかつねじ
込みねじ山35を介して弁支持部材18と結合さ
れている。
ねじ込みねじ山35と磁気を通さない材料から
製作されている分離体としてのスペーサリング1
9との間の範囲では接続管片17の周囲の切欠き
36内に誘導コイル37が配置されており、該誘
導コイル37の接続線38はねじ込みねじ山35
の範囲で接続管片17内に設けられた溝39を通
つて外方に案内される。
製作されている分離体としてのスペーサリング1
9との間の範囲では接続管片17の周囲の切欠き
36内に誘導コイル37が配置されており、該誘
導コイル37の接続線38はねじ込みねじ山35
の範囲で接続管片17内に設けられた溝39を通
つて外方に案内される。
燃料噴射弁の記述の構成によつて、評価回路
(詳細に図示せず)46の自体公知の定電流源か
らの定電流により誘導コイルが励起されたばあい
には磁束が生ぜしめられる。前記磁束は磁気回路
を形成して接続管片17から弁支持部材18を介
して導びかれて、前記弁支持部材18から誘導コ
イル37の外部に沿つて更に弁体2と弁ニードル
3と保持リング8とギヤツプ14とを介して再び
接続管片17に戻される。更に磁束が保持リング
8と該保持リング8を半径方向で取り囲む弁支持
部材18との間に形成された狭いギヤツプ40を
介して短かい接続で保持リング8に達することが
極めて重要である。
(詳細に図示せず)46の自体公知の定電流源か
らの定電流により誘導コイルが励起されたばあい
には磁束が生ぜしめられる。前記磁束は磁気回路
を形成して接続管片17から弁支持部材18を介
して導びかれて、前記弁支持部材18から誘導コ
イル37の外部に沿つて更に弁体2と弁ニードル
3と保持リング8とギヤツプ14とを介して再び
接続管片17に戻される。更に磁束が保持リング
8と該保持リング8を半径方向で取り囲む弁支持
部材18との間に形成された狭いギヤツプ40を
介して短かい接続で保持リング8に達することが
極めて重要である。
弁ニードルを軸方向に移動させかつ燃料を弁体
から流出させるように、弁ニードルの閉鎖位置か
ら出発して内室22に圧力下で燃料が供給された
ばあいには、ギヤツプ14が拡大されるので、磁
気回路における抵抗が増大しかつ磁束変化が生ぜ
しめられる。前記磁束変化は接続線を介して評価
回路と接続されている誘導コイル37内で相応す
る誘導起電力を生ぜしめる。このばあい設けられ
ている保持リングは、磁束によつて貫流される比
較的大きな面を実現するという可能性をもたら
す。
から流出させるように、弁ニードルの閉鎖位置か
ら出発して内室22に圧力下で燃料が供給された
ばあいには、ギヤツプ14が拡大されるので、磁
気回路における抵抗が増大しかつ磁束変化が生ぜ
しめられる。前記磁束変化は接続線を介して評価
回路と接続されている誘導コイル37内で相応す
る誘導起電力を生ぜしめる。このばあい設けられ
ている保持リングは、磁束によつて貫流される比
較的大きな面を実現するという可能性をもたら
す。
燃料噴射弁の前記構成のばあには簡単な形式
で、ニードル行程信号発生器もしくは噴射時期信
号発生器を用いることなしに、大量生産される燃
料噴射弁の外部寸法を維持することができる。更
に前記構成では規定された磁気回路を生ぜしめる
ことができる。幅が弁ニードルの位置を示す可変
なギヤツプ14の範囲では、磁束は同時にシール
リングとして用いられるスペーサリング19によ
つて半径方向で保持リング8から遮断されるてい
るので、磁束の変化はほぼ専ら弁ニードル運動も
しくは保持リンケグ8によつて行なわれる。
で、ニードル行程信号発生器もしくは噴射時期信
号発生器を用いることなしに、大量生産される燃
料噴射弁の外部寸法を維持することができる。更
に前記構成では規定された磁気回路を生ぜしめる
ことができる。幅が弁ニードルの位置を示す可変
なギヤツプ14の範囲では、磁束は同時にシール
リングとして用いられるスペーサリング19によ
つて半径方向で保持リング8から遮断されるてい
るので、磁束の変化はほぼ専ら弁ニードル運動も
しくは保持リンケグ8によつて行なわれる。
第2図による第2実施例はほぼ第1図による実
施例と同じに構成されている。このばあい第1図
の実施例との相違は第1図の実施例による接続管
片17と弁支持部材18とが弁支持部材18′と
して一構成部材に統合されているということにあ
るので、第1図におけるねじ込みねじ山35が省
かれる。前記弁支持部材18′は完全に磁気を通
す材料、例えば軟鉄から製作されていてかつ同じ
形式でスリーブ状に形成されており、このばあい
一端が弁体のフランジ部分4に載設されており、
前記弁体はフランジ部分4によつて、弁支持部材
18′とねじ結合された押えねじ33を介して保
持される。従つて弁支持部材の内部では第1図の
実施例のばあいと同じ形式で内室22が形成さ
れ、該内室22内には弁ニードルが保持リングと
共に突入している。接続部側では弁支持部材1
8′は縦孔42を有しており、該縦孔42内に同
様に磁気を通す材料から成る支持体を成すほぼ棒
状の挿入体43が差し嵌められている。挿入体4
3の内室22に面した端部は半径方向でスペーサ
リング19′によつて取り囲まれており、該スペ
ーサリング19′は段付けされて保持リング8の
リング11をも半径方向で接触することなしに取
り囲んでいてかつ磁気を通さない材料から形成さ
れている。接続管片17と同じ形式で挿入体43
はスペーサリング19′と共に内室22を弁体と
向かい合つて位置する端部で端面側で閉鎖してお
り、このばあい端面15′はギヤツプ14を形成
して弁ニードルの軸線に対して直角にもしくは保
持リング8の端面12に対して平行に位置してい
る。挿入体43の接続部側の端部および内室側の
端部では挿入体43はそれぞれ弁支持部材18′
と密に結合されており、このばあいこのような密
な結合部は例えば電子ビーム溶接によつて製作さ
れる。挿入体の内室側の端部では内室の密な閉鎖
は例えば一方では挿入体43かつ他方では弁支持
部材18′とスペーサリング19′とを溶接するこ
とによつて行なわれる。挿入体43の溶接個所の
間では挿入体43の外周面に再び誘導コイル37
が配置されており、このばあい誘導コイルの接続
線38は弁支持部材18′内に設けられた切欠き
45を介して外方に案内される。挿入体43の内
部には供給孔28がのびている。第2実施例によ
る燃料噴射弁は第1実施例による燃料噴射弁とほ
ぼ同じ特性を有している。有利には本実施例では
ねじ込みねじ山およびスペーサリング19の嵌め
込み並びに前記個所での内室22のシールが省略
される。燃料噴射弁は全体として簡単に製作かつ
組立てることができ、このばあいシールの問題は
例えば電子ビーム溶接によつて制御することがで
きる。
施例と同じに構成されている。このばあい第1図
の実施例との相違は第1図の実施例による接続管
片17と弁支持部材18とが弁支持部材18′と
して一構成部材に統合されているということにあ
るので、第1図におけるねじ込みねじ山35が省
かれる。前記弁支持部材18′は完全に磁気を通
す材料、例えば軟鉄から製作されていてかつ同じ
形式でスリーブ状に形成されており、このばあい
一端が弁体のフランジ部分4に載設されており、
前記弁体はフランジ部分4によつて、弁支持部材
18′とねじ結合された押えねじ33を介して保
持される。従つて弁支持部材の内部では第1図の
実施例のばあいと同じ形式で内室22が形成さ
れ、該内室22内には弁ニードルが保持リングと
共に突入している。接続部側では弁支持部材1
8′は縦孔42を有しており、該縦孔42内に同
様に磁気を通す材料から成る支持体を成すほぼ棒
状の挿入体43が差し嵌められている。挿入体4
3の内室22に面した端部は半径方向でスペーサ
リング19′によつて取り囲まれており、該スペ
ーサリング19′は段付けされて保持リング8の
リング11をも半径方向で接触することなしに取
り囲んでいてかつ磁気を通さない材料から形成さ
れている。接続管片17と同じ形式で挿入体43
はスペーサリング19′と共に内室22を弁体と
向かい合つて位置する端部で端面側で閉鎖してお
り、このばあい端面15′はギヤツプ14を形成
して弁ニードルの軸線に対して直角にもしくは保
持リング8の端面12に対して平行に位置してい
る。挿入体43の接続部側の端部および内室側の
端部では挿入体43はそれぞれ弁支持部材18′
と密に結合されており、このばあいこのような密
な結合部は例えば電子ビーム溶接によつて製作さ
れる。挿入体の内室側の端部では内室の密な閉鎖
は例えば一方では挿入体43かつ他方では弁支持
部材18′とスペーサリング19′とを溶接するこ
とによつて行なわれる。挿入体43の溶接個所の
間では挿入体43の外周面に再び誘導コイル37
が配置されており、このばあい誘導コイルの接続
線38は弁支持部材18′内に設けられた切欠き
45を介して外方に案内される。挿入体43の内
部には供給孔28がのびている。第2実施例によ
る燃料噴射弁は第1実施例による燃料噴射弁とほ
ぼ同じ特性を有している。有利には本実施例では
ねじ込みねじ山およびスペーサリング19の嵌め
込み並びに前記個所での内室22のシールが省略
される。燃料噴射弁は全体として簡単に製作かつ
組立てることができ、このばあいシールの問題は
例えば電子ビーム溶接によつて制御することがで
きる。
図面は本発明の2つの実施例を示すものであつ
て、第1図は燃料圧力の作用を受けて外部に向け
て開放される燃料噴射弁の第1実施例の断面図、
第2図は燃料噴射弁の第2実施例である。 2…弁体、3…弁ニードル、4…フランジ部
分、5…ストツパスリーブ、7…圧縮ばね、8…
保持リング、9…端部、11…リング、12,1
5,15′…端面、14,40…ギヤツプ、17
…接続管片、18,18′…弁支持部材、19,
19′…スペーサリング、20…肩、22…内室、
23,33…押えねじ、25…案内部材、26…
はめあい部分、27…接続ねじ山、28…供給
孔、35…ねじ込みねじ山、36,45…切欠
き、37…誘導コイル、38…接続線、39…
溝、42……縦孔、43…挿入体、46…評価回
路。
て、第1図は燃料圧力の作用を受けて外部に向け
て開放される燃料噴射弁の第1実施例の断面図、
第2図は燃料噴射弁の第2実施例である。 2…弁体、3…弁ニードル、4…フランジ部
分、5…ストツパスリーブ、7…圧縮ばね、8…
保持リング、9…端部、11…リング、12,1
5,15′…端面、14,40…ギヤツプ、17
…接続管片、18,18′…弁支持部材、19,
19′…スペーサリング、20…肩、22…内室、
23,33…押えねじ、25…案内部材、26…
はめあい部分、27…接続ねじ山、28…供給
孔、35…ねじ込みねじ山、36,45…切欠
き、37…誘導コイル、38…接続線、39…
溝、42……縦孔、43…挿入体、46…評価回
路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内燃機関用の燃料噴射弁であつて、燃料圧力
の作用を受けて閉鎖ばね7のばね力に抗して燃料
流れ方向で弁孔を開放する弁ニードル3と、弁支
持部材18,18′内に組込まれた、評価回路4
6に接続可能な誘導コイル37とを備え、該誘導
コイルの磁界内に、弁ニードル3に連結された磁
化化可能な材料から成る導体8が突入しており、
該導体が弁ニードルの位置に関連して誘導コイル
を通る磁束に作用を及ぼすようになつている形式
のものにおいて、 (イ) 誘導コイル37が弁支持部材18,18′内
に嵌め込まれた磁化可能な材料から成る支持体
17,43上に配置されており、 (ロ) 前記支持体17,43が弁ニードル3とは反
対側で磁気を通すように同様に磁化可能な材料
から成る弁支持部材18,18′に結合されて
おり、 (ハ) 前記支持体17,43が弁ニードル3に面し
た端部で磁気を通さない材料から成る分離体1
9,19′によつて弁支持部材18,18′に対
してシールされかつ磁気的に遮蔽されており、 (ニ) 前記支持体17,43が燃料用の供給孔28
を有しており、 (ホ) 弁ニードル3に面した支持体17,43の端
面15が導体8と共に磁気回路内で弁ニードル
の位置によつて可変な軸方向のギヤツプ14を
形成していることを特徴とする、内燃機関用の
燃料噴射弁。 2 前記導体8として保持リングが用いられ、該
保持リングを介して閉鎖ばね7が弁ニードル3に
作用している特許請求の範囲第1項記載の燃料噴
射弁。 3 前記導体8が弁支持部材18,18′と共に
磁気回路内で半径方向のギヤツプ40を形成して
いる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の燃料
噴射弁。 4 前記支持体17が弁支持部材18内にねじ込
み可能な接続管片17として構成されている特許
請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項
記載の燃料噴射弁。 5 前記分離体19が支持体17および弁支持部
材18に設けられた互いに向き合う肩の間に締付
け固定されている特許請求の範囲第4項記載の燃
料噴射弁。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19803024424 DE3024424A1 (de) | 1980-06-28 | 1980-06-28 | Kraftstoffeinspritzventil fuer brennkraftmaschinen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS5732052A JPS5732052A (en) | 1982-02-20 |
JPH0222233B2 true JPH0222233B2 (ja) | 1990-05-17 |
Family
ID=6105797
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|
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JP (1) | JPS5732052A (ja) |
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DE3408012A1 (de) * | 1984-03-05 | 1985-09-05 | Gerhard Dipl.-Ing. Warren Mich. Mesenich | Elektromagnetisches einspritzventil |
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Citations (1)
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JPS54117822A (en) * | 1978-02-08 | 1979-09-12 | Bosch Gmbh Robert | Injection start detector for injection valve of internal combustion engine |
Family Cites Families (5)
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- 1980-06-28 DE DE19803024424 patent/DE3024424A1/de not_active Withdrawn
-
1981
- 1981-03-28 DE DE8181102371T patent/DE3164663D1/de not_active Expired
- 1981-03-28 EP EP81102371A patent/EP0042915B1/de not_active Expired
- 1981-06-25 JP JP9761181A patent/JPS5732052A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54117822A (en) * | 1978-02-08 | 1979-09-12 | Bosch Gmbh Robert | Injection start detector for injection valve of internal combustion engine |
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DE3164663D1 (en) | 1984-08-16 |
EP0042915A2 (de) | 1982-01-06 |
EP0042915A3 (en) | 1982-06-30 |
DE3024424A1 (de) | 1982-01-21 |
JPS5732052A (en) | 1982-02-20 |
EP0042915B1 (de) | 1984-07-11 |
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