JPH0222230Y2 - - Google Patents

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JPH0222230Y2
JPH0222230Y2 JP1985002576U JP257685U JPH0222230Y2 JP H0222230 Y2 JPH0222230 Y2 JP H0222230Y2 JP 1985002576 U JP1985002576 U JP 1985002576U JP 257685 U JP257685 U JP 257685U JP H0222230 Y2 JPH0222230 Y2 JP H0222230Y2
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JP
Japan
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base
tightening bolt
blocks
marking
workpiece
Prior art date
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Expired
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JP1985002576U
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JPS61120486U (ja
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  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ワーク(主として丸棒材)に90゜
の角度毎に割出されたけがき線をけがく場合に、
同ワークを把持するためのけがき用治具に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種のけがき線をワークであるところ
の丸棒材Wにけがく場合には、第5図に示すよう
に、インデツクス(角度割出し具)1のスクロー
ルチヤツク2にて丸棒材Wを把持し、同丸棒材W
にハイトゲージ3によりけがき線Kのけがきが行
われていた。そして、同けがき線Kに対し90゜の
角度毎に割出されたけがき線をけがく場合には、
前記の丸棒材Wをインデツクス1により間欠回転
させたうえで、前記のハイトゲージ3によるけが
きが行われていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来の技術にあつて
は、インデツクス1により丸棒材Wを間欠回転さ
せることによつて、90゜の角度毎に割出されたけ
がき線のけがきを行うため、けがき作業が繁雑で
あるという問題点があつた。また、割出しを行う
インデツクス1の割出し精度に起因して、けがき
精度が低下されるという問題点があつた。また、
丸棒材の把持装置としては、実開昭49−35696号
公報に記載されたV型センターバイスがあるが、
このバイスによると、丸棒材のけがき毎に同丸棒
材を一々把持し直さなければならず、結局、けが
き作業が繁雑となるとともに、良好なけがき精度
を得ることができなかつた。
(問題点を解決するための手段) 上記した従来の技術における問題点を解決する
ためのこの考案は、ベース上には締着ボルトを所
定の位置で回転可能に支持し、同ベース上には前
後のVブロツクを締着ボルトの軸方向にスライド
可能にそれぞれ係合するとともに、両Vブロツク
に前記の締着ボルトを螺合して、同ボルトの回動
により両Vブロツクを対向方向あるいは相反方向
へ移動可能となし、前記のベースには締着ボルト
に直交する側面を有する座部を形成し、同座部の
側面と前記の両Vブロツク間に把持されるワーク
の軸心を通る垂直線とのなす距離が、ベースの底
面と同ワークの軸心を通る水平線とのなす距離と
が同一となるように設定したことを構成の要旨と
するものである。
(作用) 上記した手段によれば、締着ボルトの回動して
両Vブロツクを対向方向へ移動させることによ
り、両Vブロツク間にワークが把持され、ベース
の底面を設置面とした場合にはワークに水平方向
のけがき線のけがきが行え、またベースの底面に
代えて座部の側面を設置面とした場合には前記の
けがき線に90゜の角度をもつて割出されたけがき
線のけがきが行える。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図〜第4図に
したがつて説明する。けがき用治具を断面で示し
た第1図、同側面図で示した第2図、および同斜
視図で示した第3図において、四角形板状に形成
されたベース10の上面中央部には、左右方向に
あり溝状のスライド溝11が直線状に形成されて
いる。スライド溝11の中央部には支持突起12
が突出状に固着されている。
支持突起12の上端には、同上端とそれに適宜
取付けられたブラケツト13とにより、前記のス
ライド溝11と同一方向に沿う支持孔14が形成
されている。この支持孔14には、締着ボルト1
5の中央の支持部16が回転可能に軸支されてい
る。締着ボルト15の軸部は、支持部16より左
方に延出する右ねじ部17と、同支持部16より
右方に延出する左ねじ部18とからなり、同右ね
じ部17の左端部には外周にローレツトが施され
た頭部19が形成されている。
ベース10のスライド溝11には、一対のVブ
ロツク20,20の下端に形成した係合突部2
1,21がそれぞれスライド可能に係合されてい
る。各Vブロツク20,20の下端部に形成され
た各ねじ孔22,22には、前記の締着ボルト1
5の各ねじ部17,18が螺合されている。した
がつて、締着ボルト15の回動によつて、両Vブ
ロツク20,20が対向方向あるいは相反方向へ
移動されるようになつている。
両Vブロツク20,20の上部対向面には、V
字状の把持溝23,23が対向状にそれぞれ凹設
されている。
前記のベース10の前後右端部には、前記の締
着ボルト15の軸心Bに直交する側面25を有す
る四角形状をした前後の座部24,24が一体状
に形成されている。
しかして、両座部24,24の各側面25と前
記の両Vブロツク20,20間に把持されるワー
クであるところの丸棒材Wの軸心Aを通る垂直線
L1とのなす距離aが、ベース10の底面26と
同ワークWの軸心Aを通る水平線L2とのなす距
離bとが同一となるように設定されている。
上記したけがき用治具において、ベース10を
けがき定盤27の上に設置し、Vブロツク20,
20の把持溝23,23間に丸棒材Wが締着ボル
ト15の回動によつて締着される。これによつ
て、丸棒材Wの軸心Aは、その軸径が異なつても
常に一定のところに位置されることになる(第1
図〜第3図参照)。
この状態で、丸棒材Wの外側に対し、周知のハ
イトゲージ(図示省略)によつて、水平状にけが
き線K1をけがくことができる。なお、ハイトゲ
ージのけがき針の先端の高さは、ベース10の底
面26と同ワークWの軸心Aを通る水平線L2と
のなす距離bと等しくなるように設定される。
また、丸棒材Wの外側に前記のけがき線K1に
直交するけがき線K2をけがく場合には、前記の
けがき定盤27の上に、ベース10の底面26に
代えて、ベース10の座部24,24の側面2
5,25を設置面として設置する(第4図参照)。
この状態で、前記と同様にハイトゲージによつ
て、丸棒材Wの外側に対し前記のけがき線K1に
直交するけがき線K2をけがくことができる。
(考案の効果) すなわち、この考案は前述した「問題点を解決
するための手段」の欄に記載した構成を要旨とな
し、締着ボルトの回動して両Vブロツクを対向方
向へ移動させることにより、両Vブロツク間にワ
ークが把持され、ベースの底面を設置面とした場
合にはワークに水平方向のけがき線のけがきが行
え、またベースの底面に代えて座部の側面を設置
面とした場合には前記のけがき線に90゜の角度を
もつて割出されたけがき線のけがきが行えるもの
であるから、丸棒材の外側に90゜の角度毎に割出
されたけがき線をけがく作業を、従来に比し、簡
便にして行うことができるとともに、丸棒材の把
持位置およびハイトゲージの高さの調整を要する
ことなく前記のけがきを行えることによつて、従
来に比し、けがき精度が向上されるという効果が
ある。また、締着ボルトの回動により両Vブロツ
クを対向方向へ移動させてワーク(丸棒材)を把
持するものであるから、ワークの軸径が異なつて
もそのワークの軸心が常に一定位置となることに
よつて、軸径の異なるワークに対してもハイトゲ
ージなどの高さを変更することなく、90゜毎のけ
がき作業が簡便に行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示すも
ので、第1図はけがき治具の正断面図、第2図は
同側面図、第3図は同斜視図、第4図はけがき状
態を示す斜視図、第5図は従来例を示す略示斜視
図である。 10……ベース、15……締着ボルト、20,
20……Vブロツク、24……座部、25……側
面、26……底面、W……丸棒材(ワーク)、A
……丸棒材の軸心、L1……垂直線、L2……水
平線、a,b……距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース上には締着ボルトを所定の位置で回転可
    能に支持し、同ベース上には前後のVブロツクを
    締着ボルトの軸方向にスライド可能にそれぞれ係
    合するとともに、両Vブロツクに前記の締着ボル
    トを螺合して、同ボルトの回動により両Vブロツ
    クを対向方向あるいは相反方向へ移動可能とな
    し、前記のベースには締着ボルトに直交する側面
    を有する座部を形成し、同座部の側面と前記の両
    Vブロツク間に把持されるワークの軸心を通る垂
    直線とのなす距離が、ベースの底面と同ワークの
    軸心を通る水平線とのなす距離とが同一となるよ
    うに設定したことを特徴とするけがき用治具。
JP1985002576U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0222230Y2 (ja)

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JPS61120486U JPS61120486U (ja) 1986-07-29
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JPS61120486U (ja) 1986-07-29

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