JP3011725U - ブイブロック付サインバー - Google Patents
ブイブロック付サインバーInfo
- Publication number
- JP3011725U JP3011725U JP1994015849U JP1584994U JP3011725U JP 3011725 U JP3011725 U JP 3011725U JP 1994015849 U JP1994015849 U JP 1994015849U JP 1584994 U JP1584994 U JP 1584994U JP 3011725 U JP3011725 U JP 3011725U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- surface plate
- block
- sign
- buoy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【構成】サインバーの定盤1上面に断面V字形状の載置
面2を形成し、定盤1の下面よりもバー4の下端を高く
形成する。バー4は、定盤1の下面よりも0.1mm乃至0.2
mm の高さに設ける。 【効果】固定精度を高め、ブイブロックとして研磨機や
フライス盤などと組み合わせることができる。
面2を形成し、定盤1の下面よりもバー4の下端を高く
形成する。バー4は、定盤1の下面よりも0.1mm乃至0.2
mm の高さに設ける。 【効果】固定精度を高め、ブイブロックとして研磨機や
フライス盤などと組み合わせることができる。
Description
【0001】
この考案は、測定工具として用いられるサインバーの改良に係るもので、特に 、ブイブロックとしても使用することができるブイブロック付サインバーに関す るものである。
【0002】
従来、工作測定器具として、定盤及びブロックゲージと併用して所定の角度を 作り出すサインバーが知られている。このサインバーは、定盤の上に載せた製品 や工作物に、ブロックゲージで所定の角度を与え、完成品の精度検査や未完製品 の角度罫書き、あるいは、研磨機と組み合わせて研磨加工を行うものである。
【0003】
ところが、従来のサインバーは、設定角度が大きくなるほど固定精度が安定し 難くなるといった不都合があった。また、研磨機と組み合わせる場合は、マグネ ットベースにサインバーを組み合わせるものであるが、工作物が小さいものの固 定精度に問題を有するものである。
【0004】 そこでこの考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、固定精度を高 め、研磨機やフライス盤などと組み合わせることができるブイブロック付サイン バーの提供を目的とする。
【0005】
上述の目的を達成すべくこの考案の第1の手段は、サインバーの定盤1上面に 断面V字形状の載置面2を形成し、定盤1の下面よりもバー4の下端を高く形成 したことにある。
【0006】 また、第2の手段に係るバー4は、定盤1の下面よりも0.1mm 乃至0.2mm の高 さに設けたことを課題解消の手段とする。
【0007】
この考案の第1の手段によると、定盤1の上面に設けた載置面2が載置物の固 定精度を高める。そして、定盤1の下面3よりも、下端を高く形成したバー4に より、ブロックゲージ7を使用しないときは、サインバーではなく、定盤1の下 面3のみが接地するブイブロックとして利用することができる。
【0008】 また、第2の手段では、定盤1の下面よりも0.1mm 乃至0.2mm の高さに設けた バー4は、ブロックゲージ7を利用する場合に、定盤1の下面が妨げになること がない。
【0009】
以下、図面を参照してこの考案を詳細に説明する。
【0010】 図に示す符号1は、この考案サインバーの定盤であり、この定盤1の上面に断 面V字形状の載置面2を形成している。図示例の定盤1は、正面において幅 106 mmの定盤1に、64mm幅のV字状の溝を32mmの深さまで設けた載置面2を形成して いる(図1参照)。
【0011】 そして、サインバーの定盤1上面に断面V字形状の載置面2を形成し、定盤1 の下面3よりもバー4の下端を高く形成してある。このとき、バー4は、定盤1 の下面3よりも0.1mm 乃至0.2mm の高さに設けてある。また、バー4は六角穴付 きのボルト6とバネ座金5とで定盤1に固定されている。また、図示のバー4は 、直径20mmのバー4を記載している。サインバーとして使用する場合は、図2及 び図3(イ)〜(ニ)に示す如く使用される。
【0012】 更に、ブロックゲージ7を使用しない場合は、ブイブロックとして用いる(図 1参照)。このとき、定盤1の下面3のみが接地するものとなり、バー4は、下 面3よりも僅かに高く形成してあるので接地しない。したがって、ブイブロック として用いる場合は、バー4の磨耗を防止することができる利点がある。また、 任意のクランプ等と共に、研磨機やフライス盤などと組み合わせて使用するもの である。
【0013】
この考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。すなわ ち、サインバーの定盤1上面に断面V字形状の載置面2を形成したことで、固定 精度を高めることができる。したがって、設定角度が大きくなるほど固定精度が 安定し難くなるといった従来の不都合は解消され、また、工作物が小さいものの 固定精度も高い。
【0014】 一方、定盤1の下面3よりもバー4の下端を高く形成したことで、ブイブロッ クとしての使用が可能になり、研磨機やフライス盤などと組み合わせることがで きるなど、汎用性に富むものである。
【0015】 また、バーは、定盤の下面よりも0.1mm 乃至0.2mm の高さに設けたことで、ブ ロックゲージ7を利用する場合に、定盤1の下面が妨げにならずにすみ、しかも 、ブイブロックとして使用する場合は、バー4の摩耗を防止することができる。
【0016】 このように、この考案によると、固定精度を高め、ブイブロックとして研磨機 やフライス盤などと組み合わせることができるなどといった実用上有益な種々の 効果を奏する。
【図1】この考案の定盤とバーとを示す正面図。
【図2】この考案の使用状態を示す斜視図。
【図3】この考案の使用状態を示す正面図。
1 定盤 2 載置面 3 下面 4 バー 5 バネ座金 6 ボルト 7 ブロックゲージ
Claims (2)
- 【請求項1】 サインバーの定盤上面に断面V字形状の
載置面を形成し、定盤の下面よりもバーの下端を高く形
成したことを特徴とするブイブロック付サインバー。 - 【請求項2】 バーは、定盤の下面よりも0.1mm 乃至0.
2mm の高さに設けた請求項1記載のブイブロック付サイ
ンバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994015849U JP3011725U (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ブイブロック付サインバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994015849U JP3011725U (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ブイブロック付サインバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3011725U true JP3011725U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=43147452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994015849U Expired - Lifetime JP3011725U (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ブイブロック付サインバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011725U (ja) |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP1994015849U patent/JP3011725U/ja not_active Expired - Lifetime
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