JPS6042039Y2 - 加工物の位置決めクランプ装置 - Google Patents
加工物の位置決めクランプ装置Info
- Publication number
- JPS6042039Y2 JPS6042039Y2 JP13021682U JP13021682U JPS6042039Y2 JP S6042039 Y2 JPS6042039 Y2 JP S6042039Y2 JP 13021682 U JP13021682 U JP 13021682U JP 13021682 U JP13021682 U JP 13021682U JP S6042039 Y2 JPS6042039 Y2 JP S6042039Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positioning
- workpiece
- groove
- stand
- machine table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は加工物の位置決めクランプ装置に関するもので
ある。
ある。
昨今の低成長経済下においては、機械加工においても、
大量生産がなくなり、10ツトの生産数量が減少し段取
り替えが多くなってきた。
大量生産がなくなり、10ツトの生産数量が減少し段取
り替えが多くなってきた。
生産コストを低減させるためには単に加工上の合理化を
図るだけでなく段取り替え時間の短縮化を図らなければ
ならない。
図るだけでなく段取り替え時間の短縮化を図らなければ
ならない。
そこで、未熟練者であっても加工物の基準位置が正確に
決まり、しかもその操作は至極簡単にできるようにすべ
く、本考案者は長年の機械加工の経験に基づき、機械テ
ーブル上に基準台を配置し基準台に位置決め台を載置し
位置決め台に加工物を支持させ緊締具にて固定するよう
にしたものである。
決まり、しかもその操作は至極簡単にできるようにすべ
く、本考案者は長年の機械加工の経験に基づき、機械テ
ーブル上に基準台を配置し基準台に位置決め台を載置し
位置決め台に加工物を支持させ緊締具にて固定するよう
にしたものである。
以下、本考案を添付する図面に示す具体的な実施例に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
長方形状の機械テーブル1の表面には長手方向(X方向
)に複数個のT溝2が刻設しである。
)に複数個のT溝2が刻設しである。
機械テーブル1の幅(Y方向)より若干長い直方状の基
準台6を、機械テーブル1上に直交状に(Y方向に)適
宜間隔をおいて配置する。
準台6を、機械テーブル1上に直交状に(Y方向に)適
宜間隔をおいて配置する。
この基準台6の機械テーブル1に対する位置決めは、そ
の下面に直交状に(X方向に)取付けた基準キー3をT
溝2に嵌合させてなし、また、T溝2に嵌入したTナツ
ト13に取付ボルト14を螺合させて基準台6を機械テ
ーブル1に固定する。
の下面に直交状に(X方向に)取付けた基準キー3をT
溝2に嵌合させてなし、また、T溝2に嵌入したTナツ
ト13に取付ボルト14を螺合させて基準台6を機械テ
ーブル1に固定する。
この基準台6の上面には位置決め台11を載置するため
のT溝4を長手方向(Y方向)に刻設し、T溝4の近傍
にはロケーションピン9を起立させる位置決め穴5を穿
設し、基準台6の高さ、基準穴5、基準キー3および基
準穴5の位置は正確に加工する。
のT溝4を長手方向(Y方向)に刻設し、T溝4の近傍
にはロケーションピン9を起立させる位置決め穴5を穿
設し、基準台6の高さ、基準穴5、基準キー3および基
準穴5の位置は正確に加工する。
位置決め台11は略立方状で、その下面には基準台6に
正確に位置決めするため直交状(X方向とY方向とがク
ロスした状態)の基準溝7を刻設し、上面には基準溝7
に対向した個所に加工物位置決め基準面10をそれぞれ
形成する。
正確に位置決めするため直交状(X方向とY方向とがク
ロスした状態)の基準溝7を刻設し、上面には基準溝7
に対向した個所に加工物位置決め基準面10をそれぞれ
形成する。
この加工物位置決め基準面10は加工物Wを支持する水
平面10aと加工物Wの側面に当接する垂直面10bと
よりなり、加工物Wの支持高さを変えられるように2個
所の水平面leaの高さを異ならしめている。
平面10aと加工物Wの側面に当接する垂直面10bと
よりなり、加工物Wの支持高さを変えられるように2個
所の水平面leaの高さを異ならしめている。
また、中央には取付ボルト15を挿入するボルト孔16
を貫設し、ボルト孔16の近傍に緊締具12の取付ボル
ト17を螺着するネジ孔18を刻設する。
を貫設し、ボルト孔16の近傍に緊締具12の取付ボル
ト17を螺着するネジ孔18を刻設する。
位置決め台11は基準溝7および加工物位置決め基準面
10は正確に加工されている。
10は正確に加工されている。
この位置決め台11を基準台6上に設置固定するには、
まず位置決め台11の基準溝7にキー8を取付け、基準
台6の位置決め穴5にロケーションピン9を挿入起立さ
せてから、キー8をT溝4に嵌合させると共に、ロケー
ションピン9をキー8が装着されてない基準溝7に嵌め
、続いてボルト孔16に取付ボルト15を挿入しT溝4
に嵌入されたTナツト19に螺合させ螺締する。
まず位置決め台11の基準溝7にキー8を取付け、基準
台6の位置決め穴5にロケーションピン9を挿入起立さ
せてから、キー8をT溝4に嵌合させると共に、ロケー
ションピン9をキー8が装着されてない基準溝7に嵌め
、続いてボルト孔16に取付ボルト15を挿入しT溝4
に嵌入されたTナツト19に螺合させ螺締する。
なお、ロケーションピン9の頭部は基準溝7にしつくり
嵌合するように設定しである。
嵌合するように設定しである。
このようにして、機械テーブル1上に基準台6を配置し
基準台6に位置決め台11を取付けて、加工物Wを位置
決め台11の水平面leaに支持させ且つ垂直面10b
に当接させてから緊締具12にて固定する。
基準台6に位置決め台11を取付けて、加工物Wを位置
決め台11の水平面leaに支持させ且つ垂直面10b
に当接させてから緊締具12にて固定する。
緊締具12は位置決め具11の上面にマグネット内蔵の
スペーサ20、ステップブロック21を積み重ね、加工
物W上面端部とステップブロック21にクランプ板22
を載せ、取付ボルト17をクランプ板22を挿通させて
位置決め具11のネジ孔18に螺合させ加工物Wを固定
する。
スペーサ20、ステップブロック21を積み重ね、加工
物W上面端部とステップブロック21にクランプ板22
を載せ、取付ボルト17をクランプ板22を挿通させて
位置決め具11のネジ孔18に螺合させ加工物Wを固定
する。
なお、加工物Wの緊締具12はここで述べたものに限ら
れず、その他に変更することは自由である。
れず、その他に変更することは自由である。
また、基準台6を第4図および第5図に示すようにして
使用することもできる。
使用することもできる。
第4図では基準台6の位置決め穴5にストッパーピン2
3を挿入起立させT溝4に1字状ナツト24を嵌入し、
加工物Wを基準台6に直接載せ、加工物Wの側面をスト
ッパーピン23および1字状ナツト24に当接させ、1
字状ナツト24を座金25を介して取付ボルト26で基
準台6に螺締した後、取付ボルト17をクランプ板22
に挿通させ1字状ナツト24に螺合させて固定する。
3を挿入起立させT溝4に1字状ナツト24を嵌入し、
加工物Wを基準台6に直接載せ、加工物Wの側面をスト
ッパーピン23および1字状ナツト24に当接させ、1
字状ナツト24を座金25を介して取付ボルト26で基
準台6に螺締した後、取付ボルト17をクランプ板22
に挿通させ1字状ナツト24に螺合させて固定する。
これによると、切削加工中、加工物Wが機械テーブル1
上で移動するようなことはない。
上で移動するようなことはない。
第5図では基準台6のT溝4に嵌めたTナツト19と取
付ボルト27により固定位置決めされたサイドプレート
28に加工物Wの側面に当接し他方の側面を基準台6に
取付けられたストッパープレート29に螺着したボルト
30にて押圧して固定する。
付ボルト27により固定位置決めされたサイドプレート
28に加工物Wの側面に当接し他方の側面を基準台6に
取付けられたストッパープレート29に螺着したボルト
30にて押圧して固定する。
本考案は、上述のように、正確に加工された位置決め基
準面を有する位置決め台を基準台に載置し基準台は機械
テーブル上に配置され、しかも位置決め台、基準台共に
正確に位置決めされているため、単に位置決め台の基準
面に当接して加工物を載置し緊締具で固定すればよく、
未熟練者であっても加工物の基準位置が正確にきまり、
しかもその操作は至極簡単にできる。
準面を有する位置決め台を基準台に載置し基準台は機械
テーブル上に配置され、しかも位置決め台、基準台共に
正確に位置決めされているため、単に位置決め台の基準
面に当接して加工物を載置し緊締具で固定すればよく、
未熟練者であっても加工物の基準位置が正確にきまり、
しかもその操作は至極簡単にできる。
また、位置決め台の基準面は2種類あるため種々な加工
物の段取り替えに対応でき、段取り替え時間の短縮化が
できる。
物の段取り替えに対応でき、段取り替え時間の短縮化が
できる。
また、基準台を使用しているため、加工物が直接機械テ
ーブルに接触せず長時間テーブル面を保護できる。
ーブルに接触せず長時間テーブル面を保護できる。
機械テーブル上の加工物を左右に並べても、基準面上に
加工物が載置されているので、短時間で座標系が設定で
き、切削開始までの時間を大幅に短縮できる。
加工物が載置されているので、短時間で座標系が設定で
き、切削開始までの時間を大幅に短縮できる。
さらに、1字状ナツト等を使用して加工物を固定すると
切削加工中加工物の機械テーブル上での横すべりを防止
できる。
切削加工中加工物の機械テーブル上での横すべりを防止
できる。
取付ボルト等の緊締具を加工物上で、できるだけ低い位
置にとどめてあり、NC機等のプログラミングも簡単に
できる。
置にとどめてあり、NC機等のプログラミングも簡単に
できる。
また、この装置ではテーブルの加工面積が拡大する。
第1図は本考案の具体的一実施例の平面図、第2図は第
1図の側面図、第3図は要部拡大斜視図、第4図は基準
台の使用例を示す側面図、第5図は基準台の他の使用例
を示す正面図である。 1・・・・・・機械テーブル、2・・・・・・T溝、3
・・・・・・基準キー、4・・・・・・T溝、5・・・
・・・位置決め穴、6・・・・・・基準台、7・・・・
・・基準溝、8・・・・・・キー、9・・・・・・ロケ
ーションピン、10・・・・・・基準面、11・・・・
・・位置決め台、12・・・・・・緊締具。
1図の側面図、第3図は要部拡大斜視図、第4図は基準
台の使用例を示す側面図、第5図は基準台の他の使用例
を示す正面図である。 1・・・・・・機械テーブル、2・・・・・・T溝、3
・・・・・・基準キー、4・・・・・・T溝、5・・・
・・・位置決め穴、6・・・・・・基準台、7・・・・
・・基準溝、8・・・・・・キー、9・・・・・・ロケ
ーションピン、10・・・・・・基準面、11・・・・
・・位置決め台、12・・・・・・緊締具。
Claims (1)
- 機械テーブル1のTi2に基準キー3を介して機械テー
ブル1上に直交状に配置され上面の長手方向にT溝4を
刻設しTi4の近傍に位置決め穴5を設けた基準台6と
、下面に直交状に刻設した基準溝7のいずれか一方にキ
ー8を介在させて前記基準台6のT溝4に嵌合させ他方
の基準溝7には位置決め穴5に嵌入させたロケーション
ピン9を受入れさせて基準台6上に載置し上面には基準
溝7に対向した箇所に加工物位置決め基準面10をそれ
ぞれ形成した位置決め台11と加工物の緊締具12とよ
りなる加工物の位置決めクランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13021682U JPS6042039Y2 (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 加工物の位置決めクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13021682U JPS6042039Y2 (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 加工物の位置決めクランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5934929U JPS5934929U (ja) | 1984-03-05 |
JPS6042039Y2 true JPS6042039Y2 (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=30294790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13021682U Expired JPS6042039Y2 (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 加工物の位置決めクランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042039Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101387888B1 (ko) * | 2012-08-17 | 2014-04-21 | 손상선 | 테이블의 피가공물 세팅장치 |
-
1982
- 1982-08-28 JP JP13021682U patent/JPS6042039Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5934929U (ja) | 1984-03-05 |
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