JPH02221794A - 支柱を備えた家具 - Google Patents

支柱を備えた家具

Info

Publication number
JPH02221794A
JPH02221794A JP4270289A JP4270289A JPH02221794A JP H02221794 A JPH02221794 A JP H02221794A JP 4270289 A JP4270289 A JP 4270289A JP 4270289 A JP4270289 A JP 4270289A JP H02221794 A JPH02221794 A JP H02221794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
pipe
cylinder
column
base mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4270289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0799234B2 (ja
Inventor
Akira Asakura
朝倉 瑛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP1042702A priority Critical patent/JPH0799234B2/ja
Publication of JPH02221794A publication Critical patent/JPH02221794A/ja
Publication of JPH0799234B2 publication Critical patent/JPH0799234B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Legs For Furniture In General (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテーブルやハンガースタンド等のような支柱を
備えた家具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、支柱を備えた家具の一つのタイプとして、円盤形
その他のベースの中心上に一本の支柱を立て、この支柱
に、たとえばテーブルの場合は天板、ハンガースタンド
の場合はハンガー吊り腕を取付けたものが公知である。
この場合、支柱とベースとをねじ連結する手段として、
支柱の下端にベース取付座を固着し、支柱の中心線上(
−ベース中心)においてこのベース取付座とベースとを
一本のねじで連結する構成をとっている。
なお、このねじ連結手段として、ベース取付座を十分大
き(し、支柱をとり囲むように複数個所でベースにねじ
連結する二とが考えられるが、こうするとねじ連結部分
が外部に露呈して美観が著しく損われるため、実際には
行なわれていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記のように一本の支柱に天板、ハンガー吊
り腕等の支持部材を取付ける従来の家具構成によると、
次のような欠点があった。
テーブルを例にとると、 !、一般的なテーブル構成としては、支柱の上端に一枚
の天板を取付けるものであるから、たとえばOAテーブ
ルのようにデイスプレィ装置とキーボードとを上下に段
差を置いて支持したいという要望に応えられない。
なお、天板の下方において補助天板を支柱に取付けるこ
とは可能であるが、これではデイスプレィ装置とキーボ
ードとを前後に位置ずれして支持することができないた
め、使い勝手が非常に悪くなる。
Il、 OAテーブルにおいては、使用者の体格等に応
じてデイスプレィ装置またはキーボードの高さ位置を自
由に:A!!したいという要望が強い。この場合、支柱
に昇降機構を組込んで支柱を高さ調整自在とすることは
可能であるが、この高さ調整はデイスプレィ装置および
キーボードの両者を一体としてしか行なえず、これらを
個別に高さi堕することができない。
このような欠点は、程度の差はあれ、ベースタイプの家
具に共通してあった。
ところで、このような問題を解決する手段として、ベー
ス上に間隔を置いて二本の支柱を立てることが考えられ
る。しかし、こうするとベースと支柱の連結点が二個所
になるため、構造が複雑になるとともに、組立が面倒と
なる。また、ベースが徒らに大形化して、!fr量、コ
スト等の面で非常に不利となる。このため、到底実用に
適さない。
一方、別の問題点として、支柱のベース取付座とベース
とを一本のねじで連結しているため、天板等に大きな回
転モーメントが加えられると、ねじがゆるんで支柱が簡
単に回転してしまうという欠点があった。
そこで本発明は、ベースタイプでありながら、支柱に対
し、天板等の支持部材を、前後に独立して、また支柱に
昇降機構を組込むものにあっては別々に高さ調整しうる
状態で取付けることができ、また支柱の回転を確実に防
止することができる支柱を錫えた家具を提供するもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明は、基本的には、天板等の支持部材が取付けられ
る支柱の下端に、この支柱を床面上に自立させるベース
が取付けられる家具において、上記支柱が、前柱と、後
柱と、この両柱を前後に間隔を置いて一体となす連結管
部と、この連結管部の下面に下向きに取付けられたベー
ス取付パイプとによって構成され、上記ベース取付パイ
プには内部にベース取付座が固着され、このベース取付
座にはねじ孔、上記ベースにはねじ通し孔がそれぞれベ
ース取付パイプの中心を挟んで前後両側に設けられ、二
本のベース取付ねじが上記ねじ通し孔を介してねじ孔に
ねじ込まれることによ、す、ベースがベース取付パイプ
の下端に取付けられてなるものである。
また、請求項2記載の家具においては、上記構成を前提
として、支柱における前柱および後柱にそれぞれ天板が
取付けられてテーブルが構成されたものである。
一方、請求項3記載の家具においては、上記支柱の前柱
および後柱が、それぞれ管体と、この管体に対しシリン
ダが可動側となる状態で取付けられたロック機構付きガ
ススプリングとによって高さ調整自在に構成されたもの
である。
また、請求項4記載の家具においては、請求項3の構成
を前提として、ガススプリングのシリンダと管体との間
に、管体に対するシリンダの回転を阻止する第1回り止
め機構、同シリンダと天板との間にシリンダに対する天
板の回転を阻止する第2回り止め機構がそれぞれ設けら
れ、上記第1回り止め機構は、ガススプリングのシリン
ダの外面と管体の内面のいずれか一方に上下方向、のガ
イド溝を備えた凹部材、他方にガススプリングの全伸縮
ストロークを通じて上記ガイド溝に係合する凸部材がそ
れぞれ設けられて構成され、上記第2回り止め機構は、
シリンダ上端に上すぼまりのテーパ軸、天板の下面にこ
のテーパ軸に密嵌するテーパ管がそれぞれ設けられ、か
つ、このテーパ管の上部にテーパ管の径方向に貫通して
ロールピンが設けられる一方、上記テーパ軸の上端面に
、上記ロールピンの外面に対応する曲面を有し上記テー
パ軸とテーパ管とが密嵌した状態でロールピンが嵌まり
込む係合溝が設けられて構成されたものである。
さらに、請求項5記載の家具においては、ガススプリン
グが昇降機構として用いられることと関連して、管体の
内部と外部とを連通させる通気路が、管体、連結管部、
ベース取付パイプ、ベースに跨る経路で形成されたもの
である。
〔作用〕
請求項1記載の支柱を備えた家具においては、前柱と後
柱という実質的に二本の支柱を備えているため、この両
柱に天板等の支持部材を別々に、すなわち、前後に独立
して、また昇降機構を組込むものにあっては別々に高さ
調整しうる状態で取付けることができる。
とくに請求項2のように両柱に天板を取付けてテーブル
を構成すると、デイスプレィ装置とキーボードとを前後
に位置ずれして支持できるとともに、この両者を個別に
高さ調整できる点で使い勝手が非常に、良いものとなる
また、ベース取付座とベースとが二本のねじで、しかも
、主たる荷重のかかる方向である支柱中心の前後両側で
連結されているため、支柱の回転が確実に防止されると
ともに、荷重支持力が高いものとなる。
また、この前後のねじ連結部分で支柱の前後方向の傾き
を任意に調整することができる。
一方、請求項3記載の家具においては、前柱および後柱
の昇降機構としてガススプリングを用いているため、こ
の種の家具に従来使用されているラックとビニオンによ
る歯車式昇降機構またはねじ軸とナツトによるねじ式昇
降機構と比較して昇降操作を簡単に行なうことができる
この場合、昇降機構としてガススプリングを用いると、
次のようなガススプリング特有の問題が生じる。
イ、可動柱たるシリンダと固定柱たるロッドとが相対回
転自在であるため、管体に対してシリンダが回転する。
口、ガススプリングにおいては、内部に窒素ガスとオイ
ルが封入され、かつ熱に弱いシール部材が設けられてい
ることから、シリンダと天板等の支持部材との連結手段
として溶接手段をとることができない。従って、支持部
材の受は金具とシリンダ上端とを直接溶接することがで
きないため、とりうる手段としてシリンダ上端の丸軸部
と、受は金具側の管体とを嵌合させて連結することとな
リ、これによって支持部材の回転が生じる。
従って、このままでは、支持部材が回転すると都合の悪
い家具の場合に問題となる。
この点、請求項4記載の家具によると、支柱の管体に対
するシリンダの回転、およびシリンダに対する天板等の
支持部材の回転を第1および第2両回り止め機構によっ
て阻止できるため、実用価値を高めることができる。
また、請求項5記載の家具によると、ガススプリングの
伸縮時に通気路を介して支柱の管体内外間で空気の出入
りが行なわれるため、伸縮抵抗が小さくてすむ。このた
め、高さ調整操作が一層楽になる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図によって説明する。
この実施例ではOAテーブルを適用対象として例にとっ
ている。
Aは支柱、A1はこの支柱Aを構成する前柱、A2は向
後柱である。
前柱A1および後柱A2は、それぞれ丸パイプ材からな
る固定管体(以下、前管、後管という)1.2に、昇降
機構としてロック機構付きガススフIJ ンクS1 、
  S2が取付けられることにより無段階伸縮(高さ調
整)自在に構成され、前側ガススプリングS1の上端に
、キーボードBが載置される前天板U1、後側ガススプ
リングs2の上端に、CRT等のデイスプレィ装置Cが
載置される後天板U2がそれぞれ取付けられている。
前管1と後管2の下端部間には、連結管3か所BY止め
溶接によって取付けられ、この連結管3により、両柱A
1.A2が前後に間隔を置いた平行状態で一体に連結さ
れている。
また、連結管3の中央部下面にベース取付パイプ4が下
向きに固着され、このベース取付パイプ4の下端に、支
柱Aを床面上に自立させる円盤状のベース5が取付けら
れている。
こうして、ベースタイプで、しがも前柱A1と後柱A2
という実質的に前後二本の支柱を備え、この両柱Al 
、A2にそれぞれ別個独立した天板Ui 、U2が取付
けられたOAテーブルが構成されている。
従って、このOAテーブルによると、デイスプレィ装置
CとキーボードBとを、最も使用しゃすい前後に位置ず
れした状態で、かつ上下に任意の大きさの段差をもった
状態で支持することができる。また、両者を、前後別々
のガススプリングS1、S2により、使用者の体格等に
応じて最適の高さ位置に個別に調整することができる。
ベース取付パイプ4とベース5とは次のように連結され
ている。
ベース5は、鋼板等により円盤状に形成されたベース本
体6と、この本体6の上面に固着されたベース補強板7
と、同本体6の′下面に取付けられたウェイト8と、こ
のウェイト8に取付けられた複数のアジャスタ9・・・
とから成っている。
このベース5には、ベース中心を挟んで前後両側にねじ
通し孔10.10がベース補強板71本体6.ウェイト
8の王者に跨って設けられている。
一方、ベース取付パイプ4には、下部内方にベース取付
座11が水平に固着されている。、このベース取付座1
1には、パイプ中心を挟んで前後両側にねじ孔12.1
2が設けられ、二本のねじ(ボルト)13.13が、上
記ベース5のねじ通し孔10.10を介してこのねじ孔
12.12にベース下側からねじ込まれることにより、
ベース取付座11(ベース取付パイプ4)とベース5と
が連結されている。
このように、支柱Aとベース5とが、二本のねじ13.
13で連結されているため、支柱Aに支柱中心まわりの
大きな回転力が加えられた場合でも、上記二個所のねじ
連結部分によって支柱Aの回転を確実に防止することが
できる。
しかも、支柱Aとベース5とは、このテーブルにおいて
主たる荷重のかかる方向である支柱A中心の前後両側で
ねじ連結されているため、この連結部分の荷重支持力が
高いものとなる。
また、前後二個所でねじ連結されるため、両側ねじ13
.13のワッシャ14.14の枚数等を調節することに
より、ねじ連結部分で支柱の前後方向の傾きを任意に調
整することができる。
なお、ベース取付座11は、第5図に示すように円板の
左右両側がカットされた形状に形成され、この取付座1
1のカットされた面とベース取付パイプ4の内面との間
に通気孔16.16が形成されている。また、第4,5
図に示すように、支柱Aの連結管3およびベース5の両
者におけるベース取付パイプ4内に臨む個所に、それぞ
れ同パイプ4内に連通ずる通気孔15.17が設けられ
ている。これら各通気孔15,16.17により、支柱
Aの前管1および後管2の内部を連結管3、ベース取付
パイプ4、ベース5経由で外部に連通させる通気路が形
成されている。
次に、支柱前柱A1および後柱A2の昇降構造を第4図
および第6,7図によって詳述する。
両柱Al 、A2のガススプリングs1.s2は、それ
ぞれロッド18が下側(固定側)、シリンダ1つが上側
(可動側)となる状態で前管1および後管2内に嵌入さ
れ、ロッド18の下端部が前管1および後管2内の下部
にロッド受は部材20を介して固定されている。従って
、このガススプリングs1.s2の作動時にシリンダ1
9が上下移動して前柱A1および後柱A2が伸縮するよ
うになっている。
ロッド受は部材20は、ロッド下端部の段部18aと止
めビン21とによってロッド18に取付けられ、前管1
、後管2内に挿入された状態で、同管外面側からねじ2
2によって固定されている。
23はこのロッド受は部材20の上面でロッド18に1
Maされたクツション部材である。
ガススプリングs1.s2の加圧(伸長)、圧力解除(
縮小)を制御する図示しないバルブはシリンダ上部に設
けられている。そして、このバルブを操作する操作レバ
ー24.24は、天板U1U2の幅方向端部近くに位置
するように、ガススプリングs1.s2のシリンダ上部
から天板下面に沿って横向きに取付られている。
こうすれば、天板u1 、U2の高さを低くするために
これらの幅方向端部を持って押し下げる場合に、同時に
操作レバー24をつかんで引上げ操作(圧力解除操作)
することができる。このため1、−人でも簡単に天板下
げ操作を行なうことができる。
このように、昇降機構としてロック機構付きのガススプ
リングs1.s2を用いることにより、従来の歯車式ま
たはねじ式昇降機構と比較して、上昇時には操作レバー
24の押し下げ操作のみにより、また下降時には操作レ
バー24を引上げて圧力解除した状態で天板u1 、U
2を押し下げることにより、いずれも簡単に天板Ul 
、U2の無段階高さ調整を行なうことができる。
なお、ガススプリングs1.s2の伸縮作動時に、前記
した通気路により、前管1および後管2の内部と外部と
の間で空気の給排作用が行なわれる。従って、ガススプ
リングSl 、s2の伸縮作動の抵抗が少なくてすむた
め、天板高さ調!!操作がスムースに行なわれる。しか
も、通気路は連結管3、ベース取付パイプ4、ベース5
経出で形成されているため、たとえば前管1および後管
2の側壁に直接通気孔を設けた場合のように管内に塵や
水等が侵入するおそれがない。また、美観上も好ましい
ものとなる。
ところで、上記構成のみでは、ガススプリングs1.s
2のシリンダ19.19が前管1、後管2に対して回転
し、またシリンダ19.19に対して天板Ut 、U2
が回転しつる状態にあるため、使用中に天板U1 、U
2が回転するおそれがある。
そこで次のような回り止め機構が設けられている。
(1)前管1、後管2に対するシリンダ19の回り止め
機構(第1回り止め機構、第4,6図参照) 前管1および後管2には、それぞれ内面に上下方向に凸
部材としての帯板状のガイドブレート25が固若されて
いる。このガイドブレート25は、同プレート25の上
下二個所に突設された固定ピン25aが、前管1、後管
2の周壁に設けられた孔26に管内側から挿入されて溶
接止めされることにより両管1,2に固定されている。
一方、ガススプリングs1.s2には、シリンダ19の
下端部に凹部材としての円筒状のガイド筒27が固着さ
れている。このガイド筒27には、外周面に上下方向に
ガイド溝(凹溝)27aが設けられ、このガイド溝27
aにガイドブレート25が相対的に上下スライド自在に
係合されている。
これにより、ガススプリングs1.s2の全伸縮ストロ
ークを通じて、前管1、後管2に対するシリンダ19.
19の回転が阻止される。
なお、前管1、後管2の上端部には、それぞれシリンダ
19が同管中心線上で貫通する円筒状のシリンダガイド
部材28が嵌合固定されている。
このシリンダガイド部材28により、シリンダ19が垂
直状態に保持されると同時に、ガイドブレー l−25
とガイド筒27の係合状態が確実に保持される。
(II)シリンダ19.19に対する天板U1U2の回
り止め機構(第2回り止め機構、第4゜7図参照) シリンダ19の上端に、外周面が上すぼまりのモールス
テーパとなったテーパ軸29が一体に設けられる一方、
天板U1 、U2の下面に固着された天板骨は金具30
の下面中央部に、上記テーパ軸29が密嵌する内周面が
モールスデーパとなったテーパ管31が固着され、これ
らによってシリンダ19.19に対する天板Uj 、U
2の基本的な回り止め作用が得られるようになっている
ただし、このテーパ嵌合による連結構造のみでは、天板
ttt 、 U2側に大きな回転モーメントが加えられ
た場合に十分対抗できない。
そこで、テーパ管31の上端部にロールピン(所謂Cビ
ン)32が、同管中心を通って径方向に貫通する状態で
取付けられる一方、テーパ軸29の上端面に、テーパ軸
29とテーパ管31が密嵌した状態でロールピン32が
係合する係合溝33が同軸中心を通って径方向に設けら
れている。
係合溝33は、ロールピン32の外面に対応する曲面を
有し、かつ、ロールピン32が天板回転力によって離脱
しないように同ピン32の半径寸法以上の深さ寸法をも
って形成されている。
このロールピン32と係合溝33の係合作用により、天
板側に大きな回転モーメントが作用した場合でも、テー
パ軸29(シリンダ19)に対するテーパ管31(天板
υ1.U2)の回転を有効に阻止することができる。
また、ロールピン32は、−旦取付輯はそのバネ力によ
って取付位置に確実に保持される(外力が加わっても抜
けない)ため、本来の回り止め機能の確実性が高いもの
となる。
さらに、組立時において、テーパ軸29をテーパ管31
に嵌合させる際に、ロールピン32と係合溝33の平面
位置関係に当初多少の狂いがあっても、ロールピン32
の曲面によって同ビン32を係合溝33に導くガイド作
用が働くため、組立が容易となる。
こうして、第1およびt142両回り止め機構によつて
天板υ1.U2の回転をわずかなガタ程度の最小限に抑
えることができる。このため、使用中に天板U、、U2
が外力により回転して使用不能となったり、この天板t
y1 、 U2の回転によって天板同士、もしくは機器
類同士、あるいは一方の天板と他方に載置された機器類
とが衝突したりすることを防止することができる。
その他の実施例 (1)上記実施例ではOA子テーブル適用対象として例
にとったが、本発明はハンガースタンドその他支柱を備
えたベースタイプの家具に広く適。
用することができる。
(2)前管1、後管2、連結管3の素材として、上記実
施例のように丸パイプ材で統一する必要は必ずしもなく
、これらのすべて、または任意のいくつかに角パイプや
断面長円形のパイプを用いてもよい。あるいは、−本の
パイプ材を曲げ加工して、前管と連結管部、連結管部と
後管をそれぞれ直角方向に一体に連続して形成してもよ
い。
(3)上記実施例では、第1回り止め機構として、ガス
スプリングs1   s2のシリンダ19の下端部に凹
部材としてのガイド溝27a付きガイド筒27、管体1
,2の内面に凸部材としての上下に長いガイドブレート
25をそれぞれ設けたが、シリンダ19側に上下に長い
凹部材、管体1,2側に部分的に凸部材をそれぞれ設け
てもよい。あるいは、シリンダ19側に凸部材、管体1
.2側に凹部材をそれぞれ設けてもよい。
(4)上記実施例では前管1および後管2にガススプリ
ングs1.s2を取付けて伸縮自在な前柱A1および後
柱A2を構成し、これにより天板高さを調整しうるよう
に構成したが、請求項1゜2記載の家具においては、高
さ調整機構を設けずに、前管1および後管2をそのまま
前柱AI 、後柱A2としてこれらに直接天板等の支持
部材を取付けてもよい。
〔発明の効果〕
上記のように本発明によるときは、前柱と後柱という実
質的に二本の支柱を備えているため、この両柱に天板等
の支持部材を別々に、すなわち、前後に独立して、また
昇降機構を組込むものにあっては別々に高さ:A整しう
る状態で取付けることができる。
とくに請求項2のように両柱に天板を取付けてテーブル
を構成すると、デイスプレィ装置とキーボードとを前後
に位置ずれして支持できるとともに、この両者を個別に
高さinできる点で使い勝手が非常に良いものとなる。
また、ベース取付座とベースとが二本のねじで、しかも
、主たる荷重のかかる方向である支柱中心の前後両側で
連結されているため、支柱の回転が確実に防止されると
とも・に、荷重支持力が高いものとなる。さらに、この
前後のねじ連結部分で支柱の前後方向の傾きを任意に:
JIJaすることができる。
一方、請求項3記載の家具においては、前柱および後柱
の昇降機構としてガススプリングを用いているため、こ
の種の家具に従来使用されているラックとビニオンによ
る歯車式昇降機構またはねじ軸とナツトによるねじ式昇
降機構と比較して昇降操作を簡単に行なうことができる
また、請求項4記載の家具によると、昇降機構としてガ
ススプリングを用いることと関連して、支柱の管体に対
するシリンダの回転、およびシリンダに対する天板等の
支持部材の回転を第1および第2両回り止め機構によっ
て阻止できるため、実用価値を高めることができる@ また、請求項5記載の家具によると、ガススプリングの
伸縮時に通気路を介して支柱の管体内外間で空気の出入
りが行なわれるため、伸縮抵抗が小さくてすむ。このた
め、高さ調整操作がスムースに行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図は同側面
図、第3図は同正面図、第4図は第3図mV −IV線
拡大断面図、第5図は第4図V−V線、第6図は同VT
−Vl線、第7図は同■−■線各拡大断面図である。 A・・・支柱、A1・・・支柱を構成する前柱、A2・
・・同後柱、1.2・・・両柱の管体、3・・・連結管
(連結管部)、4・・・ベース取付パイプ、5・・・ベ
ース、10.10・・・ねじ通し孔、11・・・ベース
取付座、12.12・・・ねじ孔、13.13・・・取
付ねじ、15゜16.17・・・通気路を構成する通気
孔、sl、sl・・・ガススプリング、18・・・ガス
スプリングのロッド、19・・・同シリンダ、25・・
・第1回り止め機構を構成する凸部材としてのガイドブ
レート、27・・・同四部材としてのガイド筒、27a
・・・同凹溝、29・・・第2回り止め機構を構成する
テーパ軸、31・・・同テーパ管、32・・・同ロール
ピン、33・・・同係含溝。 特許出願人      コクヨ株式会社代 理 人  
    弁理士 小谷悦司同        弁理士 
長1)1 同        弁理士 伊藤孝夫 第 図 第 図 第 図 β 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、天板等の支持部材が取付けられる支柱の下端に、こ
    の支柱を床面上に自立させるベースが取付けられる家具
    において、上記支柱が、前柱と、後柱と、この両柱を前
    後に間隔を置いて一体となす連結管部と、この連結管部
    の下面に下向きに取付けられたベース取付パイプとによ
    って構成され、上記ベース取付パイプには内部にベース
    取付座が固着され、このベース取付座にはねじ孔、上記
    ベースにはねじ通し孔がそれぞれベース取付パイプの中
    心を挟んで前後両側に設けられ、二本のベース取付ねじ
    が上記ねじ通し孔を介してねじ孔にねじ込まれることに
    より、ベースがベース取付パイプの下端に取付けられて
    なることを特徴とする支柱を備えた家具。 2、支柱における前柱および後柱にそれぞれ天板が取付
    けられたことを特徴とする請求項1記載の、支柱を備え
    た家具。 3、支柱の前柱および後柱が、それぞれ管体と、この管
    体に対しシリンダが可動側となる状態で取付けられたロ
    ック機構付きガススプリングとによって高さ調整自在に
    構成されたことを特徴とする請求項1または2記載の支
    柱を備えた家具。 4、ガススプリングのシリンダと管体との間に、管体に
    対するシリンダの回転を阻止する第1回り止め機構、同
    シリンダと支持部材との間にシリンダに対する天板の回
    転を阻止する第2回り止め機構がそれぞれ設けられ、上
    記第1回り止め機構は、ガススプリングのシリンダの外
    面と管体の内面のいずれか一方に上下方向のガイド溝を
    備えた凹部材、他方にガススプリングの全伸縮ストロー
    クを通じて上記ガイド溝に係合する凸部材がそれぞれ設
    けられて構成され、上記第2回り止め機構は、シリンダ
    上端に上すぼまりのテーパ軸、天板の下面にこのテーパ
    軸に密嵌するテーパ管がそれぞれ設けられ、かつ、この
    テーパ管の上部にテーパ管の径方向に貫通してロールピ
    ンが設けられる一方、上記テーパ軸の上端面に、上記ロ
    ールピンの外面に対応する曲面を有し上記テーパ軸とテ
    ーパ管とが密嵌した状態でロールピンが嵌まり込む係合
    溝が設けられて構成されたことを特徴とする請求項3記
    載の支柱を備えた家具。 5、管体の内部と外部とを連通させる通気路が、管体、
    連結管部、ベース取付パイプ、ベースに跨る経路で形成
    されたことを特徴とする請求項3または4記載の支柱を
    備えた家具。
JP1042702A 1989-02-21 1989-02-21 支柱を備えた家具 Expired - Fee Related JPH0799234B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1042702A JPH0799234B2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21 支柱を備えた家具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1042702A JPH0799234B2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21 支柱を備えた家具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02221794A true JPH02221794A (ja) 1990-09-04
JPH0799234B2 JPH0799234B2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=12643389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1042702A Expired - Fee Related JPH0799234B2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21 支柱を備えた家具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0799234B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09191945A (ja) * 1996-01-18 1997-07-29 Okamura Corp 昇降式テーブル
WO2016175241A1 (ja) * 2015-04-30 2016-11-03 株式会社岡村製作所 天板付什器および什器システム
JP2019076572A (ja) * 2017-10-26 2019-05-23 コクヨ株式会社 テーブル

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031043U (ja) * 1973-07-11 1975-04-07
JPS599268U (ja) * 1982-07-08 1984-01-20 三菱電機株式会社 冷凍サイクル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031043U (ja) * 1973-07-11 1975-04-07
JPS599268U (ja) * 1982-07-08 1984-01-20 三菱電機株式会社 冷凍サイクル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09191945A (ja) * 1996-01-18 1997-07-29 Okamura Corp 昇降式テーブル
WO2016175241A1 (ja) * 2015-04-30 2016-11-03 株式会社岡村製作所 天板付什器および什器システム
JP2019076572A (ja) * 2017-10-26 2019-05-23 コクヨ株式会社 テーブル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0799234B2 (ja) 1995-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4056903A (en) Wall support mechanism for adjusting the vertical orientation and height of a wall member
CN100553535C (zh) 搁架组件
JP2779802B2 (ja) 事務テーブル,デスク用ユニット構成型支持構造体
US20070277350A1 (en) Leveling caster system and method of using same
JPH02221794A (ja) 支柱を備えた家具
JP2001312219A (ja) フラットディスプレイ用架台装置
CN103411104A (zh) 可调倾斜角度的显示屏支架
US6086207A (en) Camera leveling head
JP6503236B2 (ja) 手摺り装置
JP4185594B2 (ja) 高さ調節装置を備える支柱
JPH02215408A (ja) 載置台
JP2514933Y2 (ja) 固定用ジグ
JP4185595B2 (ja) 支柱等の伸縮装置
TWM644928U (zh) 具有增高調整高架地板高度之腳架
CN116084743B (zh) 一种轻质双曲薄壳钢结构支撑系统及使用方法
JPH07114731B2 (ja) 載置台
JPH074961Y2 (ja) キャスター
JP2518369Y2 (ja) 油圧破砕機用バランサ装置及びそれを備えた破砕装置
JP2003310372A (ja) 並列棚の転倒防止具
JP2001073437A (ja) 便器取付フレーム
JP3000748U (ja) 回転可能な調節支柱
JPH0730833Y2 (ja) パイプサポート
JPH0217080Y2 (ja)
JP3078951U (ja) 脚構造
JP3945634B2 (ja) 床構造体支持具

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071025

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees