JPH02221044A - カラー記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 電子写真方式の記録装置、特に複数の感光ドラムを用い
て、グリッパで搬送される記録紙上にカラー画像を形成
するカラー記録装置に関し、用紙搬送機構の低廉化と用
紙搬送の安定化を目的とし、 複数の感光ドラムを並置し、各感光ドラム上に色分解さ
れた画像を形成して、グリッパで搬送される記録紙上に
重ね転写してカラー画像を得るカラー記録装置において
、各感光ドラム手前側の記録紙搬送路中に金属または樹
脂繊維で構成されるブラシを設け、該ブラシの先端で記
録紙下面を支持するとともに、グリッパの通過時には該
ブラシが撓み、グリッパの通過を防げないように構成す
る。

〔産業上の利用分野〕

本発明は電子写真方式の記録装置、特に複数の感光ドラ
ムを用いて、グリッパで搬送される記録紙上にカラー画
像を形成するカラー記録装置に関する。

〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕第４図は
４つの感光ドラムを用いたカラー画像装置の一例を示す
もので、１は記録紙カセット、２はｍり出しローラ、３
はレジストローラ、４はグリッパ、５はグリッパを搬送
するベルト、６はベルト５の駆動プーリである。記録プ
ロセスはそれぞれ同一の部材で構成されており、ｌＯは
感光ドラム、１１は帯電器、１２は露光系、１３は現像
機、１４は転写器、１５はクリーナである。これらは４
組（Ｉ〜■）並置され、右から順にＹＭＣにのカラート
ナー像を形成、記録紙１６に重ね転写することによりカ
ラー記録を行う。この後、記録紙は定着装置２０へ送ら
れ、定着ローラ２１、加圧ローラ２２から与えられる熱
と圧力によってトナー像は記録紙上に定着される。

搬送中の記録紙１６が下方に垂れ下がると転写が不安定
になる他、紙ジヤムの原因になるので、第５図のように
搬送ベルト５に絶縁性ワイヤ１７を渡して記録紙を支持
する方法がとられている。

しかし、絶縁性ワイヤ１７を渡した搬送ベルト５の製造
性は悪く、コスト高になっていた。

本発明は上記従来の問題点に鑑み、記録紙搬送機構の低
廉化と用紙搬送を安定化したカラー記録装置を提供する
ことを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明のカラー記録装置は
、複数の感光ドラム１０を並置し、各感光ドラム１０上
に色分解された画像を形成して、グリッパ４で搬送され
る記録紙１６上に重ね転写してカラー画像を得るカラー
記録装置において、各感光ドラム１０手前側の記録紙搬
送路中に金属または樹脂繊維で構成されるブラシ３０を
設け、該ブラシ３０の先端で記録紙１６下面を支持する
とともに、グリッパ４０通過時には該ブラシ３０が撓み
、グリッパ４の通過を妨げないようにしたことを特徴と
する。

〔作　用〕

先端をグリッパ４で把持されて搬送される記録紙１６を
支持するブラシ３０を設けたことにより、記録紙１６の
後部がたれ下ることはなく安定した搬送ができる。また
グリッパ４がブラシ３０を通過するときはブラシ３０は
撓みグリッパ４の通過を妨げることはない。

〔実施例〕

第１図は本発明の実施例を示す図である。

同図において、３０はポリエステル樹脂に帯電防止剤を
コーティングした可撓性繊維（φ０．２ｍｍ）３０ａを
支持台３０ｂに多数並べたブラシであり、これらは各感
光ドラム１０の手前側の記録紙搬送路中に、第２図に示
すように紙幅方向に複数個設けている。その他は第４図
と同じ部材であり、同一の記号を用い説明は省略する。

以下、第１図の実施例につき、その動作について説明す
る。

用紙カセット１から取り出された記録紙１６は、レジス
トローラ３によって一旦停止されグリッパ４とのタイミ
ングがとられた後、グリッパ４の送り速度よりやや大き
な速度でレジストローラ３から送り出される。記録紙先
端がグリッパ４の中に入り込むとグリッパ４は閉じ、記
録紙１６を把持する。その後、レジストローラ３は定速
回転に戻る。

記録紙１６の先端がＹＭＣに各記録プロセスから所定の
位置に到達すると、各感光ドラム１０での画像露光が順
次開始され、公知の電子写真プロセスによって記録紙１
６上にカラーの重ね画像が形成される。第４の記録プロ
セス（Ｋ）の終了後、記録紙１６は定１着装置２０内に
送り込まれ画像の定着が行われ、排出される。

なお、記録紙１６の先端部を把持しているグリッパ４が
図示せぬカム機構により開かれた後は、。記録紙１６は
転写器１４から与えられる静電気力で感光ドラム１０に
吸引されているので、感光ドラム１０の回転によって定
着装置２０まで送られる。

このようなプロセスが繰り返されて、次々とカラープリ
ントが作られてゆく。

ブラシ３０の先端は通常、記録紙１６の走行面と同一面
上にあり、記録紙１６を支持している（第３図（ａ））
が、グリッパ４が到来するとグリッパ４によって第３図
（ｂ）に示すように変形し、グリッパ４０走行を妨げな
い。グリッパ４の通過後はブラシの復元力で元の位置（
第３図（ａ））に復帰し、記録紙の支持が行なえるよう
になる。

本実施例では、グリッパ４の駆動トルクを小さくするた
めに一個のブラシを幅狭として紙幅方向に複数個設置し
たが、幅広のブラシを一個用いてもよい。また、ブラシ
材料としては樹脂でなくピアノ線、リン青銅線等の金属
繊維を用いてよいのはもちろんである。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によれば、記録紙を支持する
ブラシを設けたことにより、言己録紙のたれ下りを防止
して安定した搬送ができ、また従来の如き製造性の悪い
搬送ベルトの絶縁性ワイヤを要しないので、装置の製造
コストが低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す図、 第２図は本発明の実施例の要部斜視図、第３図は本発明
の実施例の作用を説明するための図、 第４図は従来のカラー記録装置を示す図、第５図は従来
の記録紙支持機構を示す図である。 図において、 １は記録紙カセット、 ２は繰り出しローラ、 ３はレジストローラ、 ４はグリッパ、 ５はグリッパ搬送ベルト、 ６はプーリ、 ｌＯは感光ドラム、 １１は帯電器、 １２は露光系、 １３は現像機、 １４は転写器、 １５はクリーナ、 １６．１６’は記録紙、 ２０は定着装置、 ３０はブラシ、 ３０ａは可撓性の繊維、 ３０ｂは支持台 を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の感光ドラム（１０）を並置し、各感光ドラム
   （１０）上に色分解された画像を形成して、グリッパ（
   ４）で搬送される記録紙（１６）上に重ね転写してカラ
   ー画像を得るカラー記録装置において、 各感光ドラム（１０）手前側の記録紙搬送路中に金属ま
   たは樹脂繊維で構成されるブラシ（３０）を設け、該ブ
   ラシ（３０）の先端で記録紙（１６）下面を支持すると
   ともに、グリッパ（４）の通過時には該ブラシ（３０）
   が撓み、グリッパ（４）の通過を防げないようにしたこ
   とを特徴とするカラー記録装置。