JPH02165177A - カラー記録装置の記録紙支持機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 複数の感光ドラムを用いて、グリッパで搬送される記録
紙上にカラー画像を形成するカラー記録装置の記録紙支
持機構に関し、 用紙搬送機構の低廉化と用紙搬送の安定化を目的とし、 複数の感光ドラムを並置し、各感光ドラム上に色分解さ
れた画像を形成し、該画像をグリッパで搬送される記録
紙上に重ね転写してカラー画像を得るカラー記録装置に
おいて、上記各感光ドラム手前側の記録紙搬送路中に記
録紙の下面を支持し、且つグリッパの通過時には下方に
撓むことができる可撓性部材を設けるように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は複数の感光ドラムを用いて、グリッパで搬送さ
れる記録紙上にカラー画像を形成するカラー記録装置の
記録紙支持機構に関する。

〔従来の技術〕

従来のカラー記録装置の１例を第４図に示す。

これは４つの感光ドラムを用いたカラー記録装置であり
、１は記録紙カセット、２は用紙繰り出しローラ、３は
レジストローラ、４はグリッパ、５はグリッパを搬送す
るベルト、６はベルト５の駆動ブーりである。記録プロ
セスはそれぞれ同一の部材で構成され、１０は感光ドラ
ム、１１は帯電器、１２は露光器、１３は現像器、１４
は転写器、１５はクリーナであり、これらは４組（■〜
■）並置され、右から順にＹＭＣＫのカラートナー像を
形成し、記録紙１００に重ね転写することによりカラー
記録を行う。この後、記録紙は定着装置２０へ送られ、
定着ローラ２１、加圧ローラ２２、から与えられる熱と
圧力によってトナー像は記録紙上に定着される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来のカラー記録装置では、搬送中の記録紙１００
が下方に垂れ下がると転写が不安定になる他、紙ジヤム
の原因になるので、第５図に示すように搬送ベルト５に
絶縁性ワイヤ３０を渡して記録紙を支持する方法がとら
れている。しかし、絶縁性ワイヤ３０を渡した搬送ベル
ト５の製造性は悪く、コスト高になるという問題がある
。

本発明は上記従来の問題点に鑑み、用紙搬送機構の低廉
化と用紙搬送の安定化をしたカラー記録装置の記録紙支
持機構を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明のカラー記録装置の
記録紙支持機構は、複数の感光ドラム１０を並置し、各
感光ドラム１０上に色分解された画像を形成し、該画像
をグリッパ４で搬送される記録紙１００上に重ね転写し
てカラー画像を得るカラー記録装置において、上記各感
光ドラム１０手前側の記録紙搬送路中に記録紙１００の
下面を支持し、且つグリッパ４の通過時には下方に撓む
ことができる可撓性部材５０を設けたことを特徴とする
。

〔作　用〕

各感光ドラム１０の手前の記録紙搬送路中に記録紙１０
０の下面を支持する可撓性部材５０を設けたことにより
記録紙の垂れ下りを防止し、安定した転写が可能となる
。またグリッパ４の通過時には可撓性部材５０は下方に
撓みグリッパ４の通過を妨げることはない。

〔実施例〕

第１図は本発明の実施例をカラー記録装置と共に示す図
である。

同図において、１は記録紙カセット、２は繰出しローラ
、３はレジストローラ、４はグリッパ、５はグリッパを
搬送するベルト、６はベルト５の駆動用プーリ、Ｉ〜■
は４組の記録プロセスであり、それぞれ同一部材、即ち
感光ドラム１０、帯電器１１、露光器１２、現像器１３
、転写器１４、クリーナ１５とよりなり右から順にＹＭ
ＣＫのカラートナー像を形成する。また２ａは定着装置
で、定着ローラ２１、加圧ローラ２２、シリコンオイル
塗布用のローラ２３からなる。以上のカラー記録装置は
第４図で説明した従来例と同様であり、本発明の記録紙
支持機構は、各感光ドラム１００手前側の記録紙１００
の下面を支持する可撓性部材５０と該可撓性部材２０の
記録紙支持部を下方より支えるばね５１を設けたもので
ある。

なお可撓性部材５０は可撓性のある薄板、例えばポリエ
ステルフィルムを逆り字状に形成し、表面に帯電防止剤
をコーティングしている。

このように構成された本実施例の動作を次に説明する。

用紙カセット１から取り出された記録紙１００は、レジ
ストローラ３によって一旦停止されグリッパ４とのタイ
ミングがとられた後、グリッパ４の送り速度よりやや大
きな速度でレジストローラ３から送り出される。記録紙
先端がグリッパ４の中に入り込むとグリッパ４は閉じ、
記録紙１００を把持する。その後、レジストローラ３は
定速回転に戻る。

記録紙１００の先端がＹ　Ｍ　ＣＫ各記録プロセスから
所定の位置に到達すると、各感光ドラムでの画像露光が
順次開始され、公知の電子写真プロセスによって記録紙
１００上にカラーの重ね画像が形成される。第４の記録
プロセス（Ｋ）の終了後、記録紙１００は定着装置２０
内に送り込まれ画像の定着が行われ、排出される。

なお、記録紙１００は、その先端部を把持しているグリ
ッパ４が図示せぬカム機構によ′り開かれた後、Ｋ画像
転写のため転写器１４から与えられる静電気力で吸引さ
れている感光ドラム１０の回転によって定着装置２０ま
で送られる。

このようなプロセスが繰り返されて、次々とカラープリ
ントが作られてゆく。

可撓性部材５０は通常、記録紙１００の走行面と同一面
となっているが、グリッパ４が到来するとグリッパ４に
よって第２図（ｂ）に示すように下方に押し下げられ、
グリッパの走行を妨げない。

グリッパ４の通過後はバネ５１の作用で元の位置（第２
図（ａ））に復帰し、記録紙の支持が行なえるようにな
る。

第３図に本発明の他の実施例を示す。本実施例は可撓性
部材５０に吸引箱６０を付加し、図示せぬ負圧系と結び
走行中の記録紙１００を弱い力で吸引し記録紙にバック
テンションを付与することにより、記録紙１００のバタ
ツキを抑え、転写を安定化することができる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によれば、極めて簡単な構成
であり、従来の搬送ベルトに絶縁ワイヤを張り渡すもの
に比し安価に製造できる。また吸引箱を付加することに
より記録紙のバタッキを抑え転写を安定化することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例をカラー記録装置と共に示す図
、 第２図は本発明の実施例の作用を説明するための図、 第３図は本発明の他の実施例を示す図、第４図は従来の
カラー記録装置を示す図、第５図は従来の記録紙支持機
構を示す図である。 図において、 ■は記録紙カセット、 ２は繰出しローラ、 ３はレジストローラ、 ４はグリッパ、 ５は搬送ベルト、 ６は駆動用プーリ、 １０は感光ドラム、 １１は帯電器、 １２は露光器、 １３は現像器、 １４は転写器、 １５はクリーナ、 ２０は定着装置、 ２１は定着ローラ、 ２２は加圧ローラ、 ２３はシリコンオイル塗布ローラ、 ５０は可撓性部材、 ５１はばね、 ６０は吸引箱、 １００は記録紙 を示す。 本発明の実施例の作用を説明するための図第２図 負圧系へ 本発明の他の実施例を示す図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の感光ドラム（１０）を並置し、各感光ドラム
   （１０）上に色分解された画像を形成し、該画像をグリ
   ッパ（４）で搬送される記録紙（１００）上に重ね転写
   してカラー画像を得るカラー記録装置において、 上記各感光ドラム（１０）手前側の記録紙搬送路中に記
   録紙（１００）の下面を支持し、且つグリッパ（４）の
   通過時には下方に撓むことができる可撓性部材（５０）
   を設けたことを特徴とするカラー記録装置の記録紙支持
   機構。