JP2001092214A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2001092214A
JP2001092214A JP27089599A JP27089599A JP2001092214A JP 2001092214 A JP2001092214 A JP 2001092214A JP 27089599 A JP27089599 A JP 27089599A JP 27089599 A JP27089599 A JP 27089599A JP 2001092214 A JP2001092214 A JP 2001092214A
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color
toner
paper
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Takao Izumi
貴雄 泉
Toshihiro Kasai
利博 笠井
Masashi Hiroki
正士 廣木
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Toshiba TEC Corp
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    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
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    • G03G2215/0174Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy

Abstract

(57)【要約】 【課題】黒単色画像の画像形成における所要時間の短い
高速の単色画像形成が可能なカラー画像形成装置を提供
する。 【解決手段】この発明のカラー画像形成装置1は、カラ
ー画像を用紙に転写するための中間転写体9と、黒単色
画像を用紙に転写するために感光体2上のトナー像を直
接用紙に転写可能とする第2の転写ローラ31と、中間
転写体上のカラー画像を転写する第1の転写ローラ21
とを有し、黒単色画像のトナー像を用紙に転写する際
に、中間転写体からの転写の工程を分離したことによ
り、黒単色画像は、現像後すぐに用紙に転写して定着可
能としたので、黒単色画像を複写する速度、特にファー
ストコピー時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単色カラー画像
を重ね合わせてカラー画像を形成するカラー画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式によるカラー画像形成装置
は、原稿の画像を光の三原色に色分解し、補色関係にあ
るC(シアン),M(マゼンタ)およびY(黄)のトナ
ーと黒を強調するためのK(黒)トナーの5色の単色画
像を形成して、個々の単色画像を重ね合わせて出力材
(用紙)に転写するものである。なお、個々の単色画像
を重ね合わせる工程として、中間転写体により各トナー
像を重ね合わせてから用紙に一括転写する方法と、用紙
上で各トナー像を重ね合わせる方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】中間転写体を用いる方
式は、小型で安価に構成できるため、多くのカラー画像
形成装置に採用されているが、カラー画像を形成する速
度は、黒単色(白黒)の画像を形成する速度の1/4で
あり、黒単色画像を形成する場合においても中間転写体
に一旦トナー像を転写する工程を含むことから、黒専用
の画像形成装置に比べると黒単色画像形成速度(複写速
度)が遅い問題がある。なお、複写速度の問題は、原稿
の画像を1枚だけ複写する際の所要時間であるファース
トコピーにおいて、特に顕著である。
【0004】この発明の目的は、黒単色画像の画像形成
における所要時間の短い高速の単色画像形成が可能なカ
ラー画像形成装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題点に基づきなされたもので、感光体と、感光体を帯電
させる手段と、感光体を露光して静電潜像を形成する露
光手段と、静電潜像をトナーにより可視像化する現像手
段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を用紙に直
接転写する第1の転写手段と、感光体上に可視像化され
たトナー画像を一旦中間転写体上に転写後、用紙に再転
写する第2の転写手段と、用紙に保持されたトナー画像
を用紙に定着する定着手段と、を有することを特徴とす
るカラー画像形成装置を提供するものである。
【0006】またこの発明は、感光体と、感光体を帯電
させる手段と、感光体を露光して静電潜像を形成する露
光手段と、静電潜像をトナーにより可視像化する現像手
段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を用紙に直
接転写する第1の転写手段と、感光体上に可視像化され
たトナー画像を一旦中間転写体上に転写後、用紙に再転
写する第2の転写手段と、用紙に保持されたトナー画像
を用紙に定着する定着手段とを有するカラー画像形成装
置において、前記定着装置が、前記第1および第2の転
写転写手段によって転写された用紙上のトナー画像を定
着させることを特徴とするカラー画像形成装置を提供す
るものである。
【0007】さらにこの発明は、感光体と、感光体を帯
電させる手段と、感光体を露光して静電潜像を形成する
露光手段と、静電潜像をトナーにより可視像化する現像
手段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を用紙に
直接転写する第1の転写手段と、感光体上に可視像化さ
れたトナー画像を一旦中間転写体上に転写後、用紙に再
転写する第2の転写手段と、用紙に保持されたトナー画
像を用紙に定着する定着手段とを持つカラー画像形成装
置において、前記第1の転写手段と前記第2の転写手段
に用紙を給紙する給紙手段が、それぞれ異なることを特
徴とするカラー画像形成装置を提供するものである。
【0008】またさらにこの発明は、感光体と、感光体
を帯電させる手段と、感光体を露光して静電潜像を形成
する露光手段と、静電潜像をトナーにより可視像化する
現像手段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を用
紙に直接転写する第1の転写手段と、感光体上に可視像
化されたトナー画像を一旦中間転写体上に転写後、用紙
に再転写する第2の転写手段と、用紙に保持されたトナ
ー画像を用紙に定着する定着手段とを持つカラー画像形
成装置において、第1および第2の方向に用紙を給送可
能な1つの用紙保持部を有し、前記第1の転写手段には
第1の方向より用紙を供給し、前記第2の転写手段には
前記第2の方向より用紙を供給することを特徴とするカ
ラー画像形成装置を提供するものである。
【0009】さらにまたこの発明は、感光体と、感光体
を帯電させる手段と、感光体を露光して静電潜像を形成
する露光手段と、静電潜像をトナーにより可視像化する
現像手段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を用
紙に直接転写する第1の転写手段と、感光体上に可視像
化されたトナー画像を一旦中間転写体上に転写後、用紙
に再転写する第2の転写手段と、用紙に保持されたトナ
ー画像を用紙に定着する定着手段とを持つカラー画像形
成装置において、1つの用紙保持部を2つに分けること
ができ、分けられたそれぞれの保持部に保持された用紙
を別々の方向に給紙できる給紙手段によって、前記第1
の転写手段と前記第2の転写手段のそれぞれに用紙を給
紙することを特徴とするカラー画像形成装置を提供する
ものである。
【0010】またさらにこの発明は、感光体と、感光体
を帯電させる手段と、感光体を露光して静電潜像を形成
する露光手段と、静電潜像をトナーにより可視像化する
現像手段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を用
紙に直接転写する第1の転写手段と、感光体上に可視像
化されたトナー画像を周囲長が所定の長さの画像を保持
可能な長さである中間転写上に転写後、用紙に転写する
第2の転写手段と、用紙に保持されたトナー画像を用紙
に定着する定着手段とを有することを特徴とするカラー
画像形成装置において、所定の長さの1/2の長さのカ
ラー画像の画像形成と同様の長さの黒単色画像の画像形
成とが同時にリクエストされた際に、前記感光体上にカ
ラー画像のうちの1成分色分の画像であって所定の長さ
の1/2の長さの画像と同様の長さの黒単色画像を順に
作成し、黒単色画像は、直接用紙へ転写し、1成分色分
の画像は、前記中間転写体上に保持したまま引き続い
て、前記感光体上にカラー画像のうちの1成分色分の画
像であって所定の長さの1/2の長さの画像と同様の長
さの黒単色画像を再び順に形成し、黒単色画像は、直接
用紙へ転写して、以降同様の工程を繰り返し、カラー画
像のうちの1成分色分の画像が4成分色分形成されて重
ね合わせられた時点でカラー画像を用紙へ転写すること
を特徴とするカラー画像形成装置を提供するものであ
る。
【0011】さらにまたこの発明は、感光体と、感光体
を帯電させる手段と、感光体を露光して静電潜像を形成
する露光手段と、静電潜像をトナーにより可視像化する
現像手段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を用
紙に直接転写する第1の転写手段と、感光体上に可視像
化されたトナー画像を周囲長が所定の長さの画像を保持
可能な長さである中間転写上に転写後、用紙に転写する
第2の転写手段と、用紙に保持されたトナー画像を用紙
に定着する定着手段とを有することを特徴とするカラー
画像形成装置において、所定の長さの1/2の長さのカ
ラー画像の画像形成と同様の長さの黒単色画像の画像形
成とが同時にリクエストされた際に、前記感光体にカラ
ー画像のうちの1成分色分の画像であって所定の長さの
1/2の長さの画像と同様の長さの黒単色画像を順に作
成し、それぞれの画像を前記中間転写体上に一旦転写し
た後、黒単色画像を用紙へ転写し、前記中間転写体上が
1成分色分の画像を保持したままの状態で、再び前記感
光体にカラー画像のうちの1成分色分の画像であって所
定の長さの1/2の長さの画像と同様の長さの黒単色画
像を順に作成し、前記中間転写体において1成分色分の
画像を相互に重ね合わせるとともに、黒単色画像を用紙
へ転写し、以降同様の工程を繰り返し、カラー画像のう
ちの1成分色分の画像が4成分色分形成されて重ね合わ
せられた時点でカラー画像を用紙へ転写することを特徴
とするカラー画像形成装置を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態である画像形成装置について、説明する。
【0013】図1は、電子写真プロセスを用いたこの発
明のカラー画像形成装置を説明する概略図である。
【0014】図1に示されるように、カラー画像形成装
置1は、無端ベルト状の感光体2、感光体2を所定の電
位に帯電させる帯電装置3、帯電された感光体2に静電
潜像を形成する露光装置4、露光装置4により感光体2
に形成された静電潜像にトナーを供給して可視化する第
1ないし第4の現像装置5,6,7および8、各現像装
置5〜8により感光体2に形成されたトナー像を一旦保
持する中間転写体9、中間転写体9をクリーニングする
中間転写体クリーナー10および感光体2に残ったトナ
ーを除去するクリーニング装置11からなる画像形成部
12を有している。
【0015】感光体2は、中間転写体9の外周面と感光
体2とを密着させる第1および第2のローラ2a,2b
と、個々の現像装置と感光体2との間隔を一定の間隔に
維持するための第3および第4のローラ2c,2dによ
り、所定の張力が与えられて支持されているとともに、
いずれかのローラに設けられている図示しないモータの
回転により、矢印の方向に所定の速度で回転される。な
お、感光体2の全長と中間転写体9の外周長は等しい長
さであり、A4サイズの用紙を、短辺側を搬送方向と直
交する向きに向けた状態で2枚分(A3サイズの用紙
を、長辺側を搬送方向と直交する向きに向けた状態に等
しい)よりも長い長さが与えられている。
【0016】画像形成部12の下方には、所定のサイズ
を有する用紙(出力材)Pを保持している用紙カセット
13が設けられている。
【0017】用紙カセット13の近傍には、カセット内
の用紙を1枚ずつ取り出す給紙ローラ14と、取り出さ
れた用紙を、感光体2側または中間転写体9側に案内す
る切り換え機構19が設けられている。
【0018】用紙カセット13のと中間転写体9との間
には、中間転写体9に向けて用紙を搬送するための第1
の搬送系20が、また、用紙カセット13と感光体2を
支持する第4のローラ2dとの間には、感光体2(第4
のローラ2d)に向けて用紙Pを搬送するための第2の
搬送30が、それぞれ、設けられている。
【0019】第1の搬送系20において、中間転写体9
と搬送された用紙Pが接する位置には、中間転写体9に
形成されたカラートナー像を用紙Pに転写するための第
1の転写ローラ21が設けられている。なお、第1の転
写ローラ21の上流側(カセット13側)には、搬送系
20を搬送されている用紙Pを一旦停止させて、搬送方
向に対する用紙Pの傾きを除去するとともに、用紙Pの
先端と中間転写体9上のトナー像の先端とを一致させる
ための第1のアライニングローラ22が設けられてい
る。また、第1の転写ローラ21の下流側には、カラー
トナー像が転写された用紙Pを中間転写体9から剥離す
るためにACチャージを与える剥離装置23と用紙Pに
転写されたカラートナー像を用紙Pに定着する第1の定
着装置24が設けられている。
【0020】第2の搬送系30において、感光体2と搬
送された用紙が接する位置すなわち第4のローラ2dと
対向する位置には、感光体2に形成された黒単色トナー
像を用紙Pに転写するための第2の転写ローラ31が設
けられている。なお、第2の転写ローラ31の上流側
(カセット13側)には、搬送系30を搬送されている
用紙Pを一旦停止させて、搬送方向に対する用紙の傾き
を除去するとともに用紙の先端と感光体2上のトナー像
の先端とを一致させるための第2のアライニングローラ
32が設けられている。また、第2の転写ローラ31の
下流側には、用紙Pに転写された黒単色トナー像を用紙
に定着する第2の定着装置33が設けられている。
【0021】次に、図1に示したカラー画像形成装置1
の動作を説明する。
【0022】カラー画像の形成時には、まず、帯電装置
3によって、感光体2が一様に帯電される。続いて、露
光装置4により、第1のカラー画像であるBK(ブラッ
ク)画像が露光され、黒(BK)画像の静電潜像が形成
される。
【0023】感光体2に形成されたBK画像静電潜像
は、黒現像装置(第1現像装置)5で、黒トナーにより
現像されて、BK画像として、中間転写体9の表面に転
写される。
【0024】中間転写体9にY画像を転写させた感光体
2は、図示しない除電装置により光除電され、クリーニ
ング装置11により中間転写体9に転写されずに感光体
2上に残ったトナーが除去される。なお、クリーニング
されたトナーは、図示しない廃トナーボックスに回収さ
れる。
【0025】感光体2は、帯電装置3により再び帯電さ
れ、露光装置4によって、第2のカラー画像であるY
(イエロー)画像が露光され、イエロー(Y)画像の静
電潜像が形成される。
【0026】感光体2に形成されたY画像静電潜像は、
イエロー現像装置(第2現像装置)6で、イエロートナ
ーにより現像されて、Y画像として、中間転写体9の表
面に、先に転写されているBK画像に重ねて転写され
る。
【0027】以下、感光体2がクリーニングされたの
ち、第3のカラー画像であるM(マゼンタ)画像が露光
され、マゼンタ(M)画像の静電潜像が形成されて、マ
ゼンタ現像装置(第3現像装置)7で、マゼンタトナー
により現像されて、M画像として、中間転写体9の表面
に、先に転写されているBK画像とY画像に、さらに重
ねて転写される。
【0028】次に、感光体2がクリーニングされたの
ち、シアン画像であるC(シアン)画像が露光され、シ
アン(C)画像の静電潜像が形成されて、シアン現像装
置(第4現像装置)8で、シアントナーにより現像され
て、C画像として、中間転写体9の表面に、先に転写さ
れているBK画像とY画像とM画像に、さらに重ねて転
写される。
【0029】このようにして、中間転写体9に順次転写
されて積層状態にある4色のトナーからなるカラートナ
ー像は、所定のタイミングでカセット13から切り替え
機構14を経由して第1の搬送系20の第1のアライニ
ングローラ22に搬送されている用紙Pに、第1の転写
ローラ21により転写(2次転写)される。
【0030】4色のトナー画像が転写された用紙Pは、
剥離装置23により、中間転写体9から剥離され、第1
の定着装置24に搬送されて、4色トナー像が定着され
る。なお、カラー画像が定着された用紙P(出力)は、
トレイ25に排出される。
【0031】一方、中間転写体9上に残った用紙Pに転
写しきれなかったトナーは、2次転写完了後、図示しな
い駆動機構により中間転写体9に接触されるクリーナー
10によりクリーニングされる。もちろん、先に記述し
た4色のトナー像が中間転写体9上に転写されている工
程では、中間転写体クリーナー10は、中間転写体9か
ら離間していることはいうまでもない。
【0032】黒単色画像の形成においては、帯電装置3
によって、感光体2が一様に帯電されたのち、露光装置
4によって、黒(BK)画像が露光され、BK(黒)画
像の静電潜像が、感光体2に形成される。
【0033】感光体2に形成されたBK(黒)画像潜像
は、黒現像装置(第1現像装置)5により現像され、黒
トナー像が形成される。
【0034】感光体2に形成された黒トナー像は、切り
替え機構19により切り換えられた第2の搬送系30に
おいて、カセット13から第2のアライニングローラ3
2に搬送されている用紙Pに、第2の転写ローラ31に
より転写される。なお、第2の転写ローラ31は、通
常、感光体2に接触しない構成であり、図示しない駆動
機構により黒単色画像形成時のみ第4のローラ2dに向
けて付勢されて感光体2に接触される。
【0035】黒トナー像が転写された用紙Pは、第2の
定着装置33に向けて搬送され、黒トナー像が定着され
る。なお、黒トナー像が定着された用紙P(出力)は、
詳述しない表裏反転機構を経由してトレイ34に排出さ
れる。
【0036】一方、感光体2上に残った用紙Pに転写し
きれなかった黒トナーは、クリーニング装置11により
クリーニングされる。
【0037】このように、中間転写体9を有するカラー
画像形成装置1において、黒単色画像(BK)について
は、中間転写体9による2次転写の工程を必要としない
第2の搬送系30と第2の転写ローラ31を設け、黒単
色画像(BK)を形成する場合には、感光体2に形成さ
れたトナー像を用紙Pに直接転写することにより、黒
(BK)単色画像の出力を短時間で出力可能である。
【0038】図2は、図1に示したカラー画像形9成装
置の別の実施の形態を説明する概略図である。なお、図
2に示すカラー画像形成装置において、図1を用いて先
に説明した構成と同一の構成には、同じ符号を付して詳
細な説明を省略する。
【0039】図2に示されるように、カラー画像形成装
置101は、感光体2、帯電装置3、露光装置4、第1
ないし第4の現像装置5,6,7および8、中間転写体
9、中間転写体クリーナー10およびクリーニング装置
11からなる画像形成部12と、カセット13、第1の
搬送系120、第2の搬送系130および第2のカセッ
ト150を有している。
【0040】第1の搬送系120は、中間転写体9に向
けて用紙Pを供給するためにカセット13の中間転写体
9側に設けられた第1の給紙部121を有し、図示され
るように中間転写体9に向けて、僅かな搬送距離で用紙
Pを供給できる。
【0041】第2の搬送系130は、感光体2の第4の
ローラ2dに、図示しない駆動機構により黒単色画像形
成時のみ対向される第2の転写ローラ31と、アライニ
ングローラ32と第2の定着装置33と、第2の給紙部
131を有し、黒単色画像形成時に、転写ローラ31に
向けて第2のカセット150から用紙Pを供給する。
【0042】図2に示すカラー画像形成装置101にお
いて、カラー画像は、図1に示した工程と同一の工程に
より形成される。なお、中間転写体9に用紙Pが給送さ
れる時間は、上述したように、カセット13に対して設
けられた第2の給紙部121により、図1に示した構成
に比較して短縮される。
【0043】これに対して、黒単色画像は、黒現像装置
5により黒(BK)潜像が現像されて形成された黒トナ
ー像は、転写ローラ31において、第2のカセット15
0からの用紙Pに転写される。
【0044】図2から明らかなように、第2のカセット
150とアライニングローラ32との間の距離は、極わ
ずかであり、図1に示したカラー画像形成装置1におい
ては、黒単色画像を形成する際に、画像の露光および現
像に先立ってカセット13から用紙をアライニングロー
ラ32に向けて給送する必要があるが、図2に示す構成
では、用紙Pを予め給送する必要はなく、アライニング
ローラ32の位置まで用紙Pを搬送する時間の影響によ
り露光開始が遅れる問題が解消される。
【0045】従って、図2に示したカラー画像形性装置
では、黒単色画像を形成する場合のファーストコピー速
度が短縮される。
【0046】図3は、図1に示したカラー画像形成装置
のさらに別の実施の形態を説明する概略図である。な
お、図3に示すカラー画像形成装置において、図1を用
いて先に説明した構成と同一の構成には、同じ符号を付
して詳細な説明を省略する。
【0047】図3に示されるように、カラー画像形成装
置201は、感光体2、帯電装置3、露光装置4、第1
ないし第4の現像装置5,6,7および8、中間転写体
9、中間転写体クリーナー10およびクリーニング装置
11からなる画像形成部12と、第1の搬送系220、
第2の搬送系230およびカセット250を有してい
る。
【0048】第1の搬送系220は、中間転写体9に向
けて用紙Pを搬送するものでカセット250に収容され
ている用紙Pを第1の給紙ローラ221により、僅かな
搬送距離で中間転写体9と第1の転写ローラ31に向け
て給送できる。
【0049】一方、第2の搬送系230は、黒単色画像
形成時に、第2の転写ローラ31に向けて用紙Pを搬送
するものでカセット250に収容されている用紙Pを第
2の給紙ローラ231により、転写ローラ31(アライ
ニングローラ32)に向けて給送できる。
【0050】なお、カセット250は、第1の搬送系2
20の給紙ローラ221と第2の搬送系230の給紙ロ
ーラ231のそれぞれにより、カセット250内の用紙
Pを2方向に給送可能とするために、内部に用紙Pを押
し上げるための第1ないし第3のばね251,252お
よび253が設けられた構造である。また、それぞれの
給紙ローラ221,231は、カセット250に一体に
設けられてもよい。このとき、各給紙ローラの直後に位
置する搬送ローラ(通常は、搬送系内にある)もカセッ
ト250と一体であってもよい。
【0051】この構成では、カラー画像形成時における
用紙Pの搬送距離が低減されるとともに、黒単色画像形
成時においても同一のカセットから用紙Pを給送するこ
とができ、カラー画像形成時に、中間転写体9に向け
て、僅かな距離で用紙Pを供給できる。
【0052】図4は、図1に示したカラー画像形成装置
のさらに別の実施の形態を説明する概略図である。な
お、図4に示すカラー画像形成装置において、図1を用
いて先に説明した構成と同一の構成には、同じ符号を付
して詳細な説明を省略する。
【0053】図4に示されるように、カラー画像形成装
置301は、感光体2、帯電装置3、露光装置4、第1
ないし第4の現像装置5,6,7および8、中間転写体
9、中間転写体クリーナー10およびクリーニング装置
11からなる画像形成部12と、第1の搬送系320、
第2の搬送系330および2種類の用紙が保持可能なカ
セット350を有している。
【0054】第1の搬送系320は、中間転写体9に向
けて用紙Pを供給するためにカセット350の中間転写
体9側に設けられた第1の給紙部321を有し、図示さ
れるようにカセット350のうちの一方の区分室351
に収容されている用紙Paを、中間転写体9に向けて僅
かな搬送距離で供給できる。
【0055】第2の搬送系330は、黒単色画像形成時
に、第2の転写ローラ31に向けて用紙Pを搬送するも
のでカセット350のうちの他の一方の区分室352に
収容されている用紙Pbを第2の給紙ローラ331によ
り、転写ローラ31(アライニングローラ32)に向け
て給送できる。
【0056】このように、図4に示したカラー画像形成
装置では、カセット350は、2種類の用紙PaとPb
を同時に収容可能であり、それぞれの用紙Pa,Pb
は、第1および第2の搬送系320,330により独立
に、中間転写体9と感光体2に給送される。
【0057】図5は、図2に示したカラー画像形成装置
の別の実施の形態を説明する概略図である。なお、図5
に示すカラー画像形成装置において、図2を用いて先に
説明した構成と同一の構成には、同じ符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0058】図5に示されるように、カラー画像形成装
置401は、感光体2、帯電装置3、露光装置4、第1
ないし第4の現像装置5,6,7および8、中間転写体
9、中間転写体クリーナー10およびクリーニング装置
11からなる画像形成部12と、カセット13、第1の
搬送系120、第2の搬送系130および第2のカセッ
ト150を有している。なお、図5に示すカラー画像形
成装置401においては、1個のみの定着装置460が
用いられる。
【0059】詳細には、図5から明らかなように、中間
転写体9により形成されたカラー画像が用紙Paに転写
される面と、感光体1によりカセット150からの用紙
Pbに直接転写される面とは、定着装置460のそれぞ
れのローラ461,462に接する方向(用紙にトナー
が存在する方向)が互いに逆であるから、通常の構成の
定着装置のように一方のローラが弾性体ローラである場
合には、黒単色画像とカラー画像のいずれか一方の定着
性が劣化したり、カラー画像の色再現性が適正範囲が逸
脱する恐れがある。このため、ローラ461,462
は、例えばアルミニウム製の中空ローラの外周面に厚さ
4mmのシリコンゴムを接着し、その上にPFAチュー
ブを被せて外径をφ41mmともに金属製とすること
で、カラー画像も黒単色画像も良好な定着が可能とな
る。
【0060】図6は、図4に示したカラー画像形成装置
の別の実施の形態を説明する概略図である。なお、図6
に示すカラー画像形成装置において、図4を用いて先に
説明した構成と同一の構成には、同じ符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0061】図6に示されるように、カラー画像形成装
置501は、感光体2、帯電装置3、露光装置4、第1
ないし第4の現像装置5,6,7および8、中間転写体
9、中間転写体クリーナー10およびクリーニング装置
11からなる画像形成部12と、第1の搬送系320、
第2の搬送系330および2種類の用紙が保持可能なカ
セット350を有している。なお、図6に示すカラー画
像形成装置501においては、1個のみの定着装置55
5が用いられる。
【0062】図4を用いて先に説明したと同様に、カセ
ット350は、2種類(ここでは、同一のサイズを用い
る)の用紙PaとPbを同時に収容可能であり、それぞ
れの用紙Pa,Pbは、第1および第2の搬送系32
0,330により独立に、中間転写体9と感光体2に給
送される。
【0063】定着装置570は、図5に示した定着装置
460と実質的に同一の構成であり、2本とも金属製の
ローラが用いられている。
【0064】次に、図1ないし図6に示したカラー画像
形成装置の特別な動作(カラー画像形成中に、黒単色の
画像形成が割り込まれた状態)について、説明する。
【0065】例えば、A4サイズのカラー画像を連続し
て形成している際に、黒単色の複写を割り込ませるため
には、次のような特徴あるシーケンスをとなる。
【0066】先に説明したように、中間転写体9の外周
面の周長は、少なくともA4サイズの用紙を、短辺側を
搬送方向と平行に向けた状態(以下、A4横と呼称す
る)の2倍以上であるから、通常、カラー画像を形成す
る際には、中間転写体9の1回転の間に、A4横の大き
さの画像を2種類(2頁分)転写させることができる。
【0067】すなわち、A3サイズの用紙一杯に画像を
形成する場合には、中間転写体9の1回転毎に、BK画
像、Y画像、M画像およびC画像からなる4色の画像が
(中間転写体9に)順に転写されるが、A4横の大きさ
の画像を形成する際には、中間転写体9の外周面に、例
えば両面原稿の背面の画像のうちのBK画像、同表面の
BK画像を2枚同時に出力(転写)した後、Y画像、M
画像およびC画像を、順に重ねることができる。このよ
うな、制御を取り入れることで、A4サイズのカラー画
像を複数頁分もしくは複数枚形成する際の合計(通算)
時間を低減することができる。
【0068】この機能を利用して、感光体2に、カラー
画像のうちのBK画像、割り込み画像(黒単色画像)、
カラー画像のうちのY画像、割り込み画像、カラー画像
のうちのM画像、割り込み画像、カラー画像のうちのC
画像、割り込み画像、カラー画像のうちの(次頁の)B
K画像、割り込み画像・・・割り込み画像の順に、画像
を形成し、中間転写体9の1回転に、カラー画像のうち
のBK画像(1頁め)と割り込み画像(黒単色画像)に
対応する非出力画像(割り込み画像は、以下に説明する
ように、感光体2から用紙に直接転写されてカラー画像
とは独立に出力されるのでここに転写される画像は、最
終的に用紙に転写されない)を転写し、中間転写体9の
2回転めに、カラー画像のうちのY画像(1頁め)と割
り込み画像(2頁め)に対応する非出力画像を転写し、
中間転写体9の3回転めに、カラー画像のうちのM画像
(1頁め)と割り込み画像(3頁め)に対応する非出力
画像を転写し、中間転写体9の4回転めに、カラー画像
のうちのC画像(1頁め)と割り込み画像(4頁め)に
対応する非出力画像を転写し、この時点で、カラー画像
を中間転写体9から用紙に、再転写してカラー画像を形
成(出力)する。
【0069】このように、感光体2に、カラー画像の1
色成分分の画像と割り込み画像とを交互に形成し、中間
転写体9の周長の1/2を用いてカラー画像を形成し、
残りの1/2に対応する画像の領域に割り込み画像を形
成することで、割り込み画像を、独立に出力することが
できる。すなわち、カラー画像の形成速度は、1/2に
低下するが、カラー画像形成を中断することなく、割り
込み画像を、連続して形成(複写)することができる。
【0070】次に、A4サイズのカラー画像を形成中
に、同サイズの黒単色原稿を割り込み複写する別の実施
の形態を説明する。
【0071】例えば、A4カラー連続プリント中に、黒
単色複写の要求が割り込んだ場合に、中間転写体9のA
4縦サイズ2枚分の画像領域のうち、1枚分を黒単色複
写に割り当てる。
【0072】以下、帯電装置3により感光体2を一様に
帯電し、露光装置4により、カラー画像のうちのY画像
を露光して、感光体2にBK画像の静電潜像を形成す
る。
【0073】続いて、感光体2上の静電潜像をBK(ブ
ラック)現像装置5により現像して、BK(黒)トナー
画像を形成し、中間転写体9に転写する。
【0074】一方、感光体2には引き続き、黒単色画像
を露光し、黒現像装置5で現像して黒単色トナー像を形
成する。この黒単色トナー像は、中間転写体9の既に転
写されているY画像の下流に転写する。
【0075】この時点で、中間転写体9には、カラー画
像領域(中間転写体の上流側)に、黒単色トナー(B
K)画像が、その下流の黒単色画像領域に、黒単色トナ
ー(BK)画像が、保持されている。
【0076】このうち、割り込み複写による複写結果で
ある黒単色トナー画像(BK)は、転写ローラ21によ
り用紙Pに転写され、定着装置24で定着されて、図示
しないトレイ切換部により切り換えられて、例えば、通
常黒単色画像が出力されるトレイ34に出力される。従
って、中間転写体9上のカラー画像領域には(カラー画
像のうちの)黒単色トナー(BK)画像がそのまま残
る。
【0077】一方、クリーニング装置11によりクリー
ニングされた感光体2には、カラー画像のうちのイエロ
ー画像が露光され、イエロー現像装置6により現像され
て、イエロー(Y)画像が形成される。続いて、感光体
2に、黒単色画像が露光され、黒現像装置5により黒単
色トナー像(BK)が形成される。
【0078】この感光体2に形成されたY画像と黒トナ
ー(BK)画像は、中間転写体9に、順に転写される。
このとき、Y画像は、中間転写体9に保持されているB
K画像と重ね合わせられる。また、割り込み出力である
黒(BK)画像は、BK画像にY画像が重ねられた部分
の下流の領域に転写される。
【0079】以下、先に説明したと同様に、中間転写体
9に保持されているBK画像とY画像が重ねられたトナ
ー像と黒トナー画像すなわち割り込み複写による複写結
果のうちの割り込み複写による複写結果である黒単色ト
ナー画像(BK)は、転写ローラ21により用紙Pに転
写され、定着装置24で定着されて、図示しないトレイ
切換部により切り換えられて、例えば、通常黒単色画像
が出力されるトレイ34に出力される。従って、中間転
写体9上のカラー画像領域には(カラー画像のうちの)
黒単色トナー(BK)画像とY画像とが重なった状態の
トナーが残る。
【0080】次に、クリーニング装置11によりクリー
ニングされた感光体2には、カラー画像のうちのマゼン
タ画像が露光され、マゼンタ現像装置7により現像され
て、マゼンタトナー(M)画像が形成される。続いて、
感光体2に、黒単色画像が露光され、黒現像装置5によ
り黒トナー像が形成される。
【0081】この感光体2に形成されたM画像と黒トナ
ー(BK)画像は、中間転写体9に、順に転写される。
このとき、M画像は、中間転写体9に保持されているB
K画像とY画像が重ねられているトナー像にさらに重ね
合わせられる。また、黒(BK)画像は、カラー画像の
下流の領域に転写される。
【0082】次に、先に説明したと同様に、中間転写体
9に保持されているBK画像とY画像とM画像が重ねら
れたトナー像と黒トナー像のうちの黒トナー画像が転写
ローラ21により用紙Pに転写され、定着装置24で定
着されて、図示しないトレイ切換部により切り換えられ
て、例えば、通常黒単色画像が出力されるトレイ34に
出力される。従って、中間転写体9上のカラー画像領域
には、Y画像とM画像とC画像が重なった状態のトナー
が残る。
【0083】次に、クリーニング装置11によりクリー
ニングされた感光体2に、カラー画像のうちのシアン
(C)画像が露光され、シアン現像装置8により現像さ
れて、シアン(C)画像が形成される。続いて、感光体
2に、黒単色画像が露光され、黒現像装置5により黒ト
ナー像が形成される。
【0084】この感光体2に形成された黒トナー画像と
(割り込み画像の)黒トナー画像は、中間転写体9に、
順に転写される。このとき、黒トナー画像は、中間転写
体9に保持されているBK画像とY画像とM画像とさら
に重ね合わせられる。また、黒(割り込み)画像は、B
K画像にY画像とM画像とC画像が重ねられた部分の下
流の領域に転写される。
【0085】このとき、まず、4色トナーの合成画像が
用紙に一括転写され、定着装置24により定着されて、
トレイ25に出力される。
【0086】続いて、黒(割り込み)画像が用紙に転写
され、定着装置24で定着されて、トレイ34に出力さ
れる。
【0087】このようにして、黒単色画像を、中間転写
体9が1回転する間に1枚出力して、カラー画像を、中
間転写体9が4回転する間に1枚出力することができ
る。
【0088】従って、例えばカラー画像を2枚プリント
しているときに、黒単色画像を2枚複写する場合には、
中間転写体9上にカラー画像を作成し終わるまで(中間
転写体9が最低4回転する間)、黒単色画像派出力され
ないが、上述したこの発明の制御によれば、カラー画像
を作成している間であって、中間転写体9の2回転め
で、黒単色画像を得ることができる。なお、この方法に
よれば、同一種類の用紙に、カラー画像と黒単色画像を
形成することができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置は、カラー画像を用紙に転写する工程と黒単色画
像を用紙に転写する工程とを分離して、黒単色画像は、
現像後すぐに用紙に転写して定着可能としたので、黒単
色画像を複写するファーストコピー時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカラー画像形成装置の第1の実施の
形態を説明する概略図。
【図2】図1に示したカラー画像形成装置の別の実施の
形態を説明する概略図。
【図4】図1に示したカラー画像形成装置のさらに別の
実施の形態を説明する概略図。
【図5】図2に示したカラー画像形成装置の変形例を説
明する概略図。
【図6】図4に示したカラー画像形成装置の変形例を説
明する概略図。
【符号の説明】
2 ・・・感光体、 3 ・・・帯電装置、 4 ・・・露光装置、 5 ・・・第1(黒)現像装置、 6 ・・・第2(Y)現像装置、 7 ・・・第3(M)現像装置、 8 ・・・第4(C)現像装置、 9 ・・・中間転写体、 10 ・・・中間転写体クリーナー、 11 ・・・クリーニング装置、 13 ・・・用紙カセット、 20 ・・・第1の搬送系、 21 ・・・第1の転写ローラ、 22 ・・・第1のアライニングローラ、 23 ・・・除電装置、 24 ・・・第1の定着装置、 25 ・・・トレイ、 30 ・・・第2の搬送系、 31 ・・・第2の転写ローラ、 32 ・・・第2のアライニングローラ、 33 ・・・第2の定着装置、 P ・・・用紙。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月14日(1999.10.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカラー画像形成装置の第1の実施の
形態を説明する概略図。
【図2】図1に示したカラー画像形成装置の別の実施の
形態を説明する概略図。
【図3】図1に示したカラー画像形成装置の別の実施の
形態を説明する概略図。
【図4】図1に示したカラー画像形成装置のさらに別の
実施の形態を説明する概略図。
【図5】図2に示したカラー画像形成装置の変形例を説
明する概略図。
【図6】図4に示したカラー画像形成装置の変形例を説
明する概略図。
【符号の説明】 2 ・・・感光体、 3 ・・・帯電装置、 4 ・・・露光装置、 5 ・・・第1(黒)現像装置、 6 ・・・第2(Y)現像装置、 7 ・・・第3(M)現像装置、 8 ・・・第4(C)現像装置、 9 ・・・中間転写体、 10 ・・・中間転写体クリーナー、 11 ・・・クリーニング装置、 13 ・・・用紙カセット、 20 ・・・第1の搬送系、 21 ・・・第1の転写ローラ、 22 ・・・第1のアライニングローラ、 23 ・・・除電装置、 24 ・・・第1の定着装置、 25 ・・・トレイ、 30 ・・・第2の搬送系、 31 ・・・第2の転写ローラ、 32 ・・・第2のアライニングローラ、 33 ・・・第2の定着装置、 P ・・・用紙。
フロントページの続き (72)発明者 廣木 正士 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝テッ ク株式会社柳町事業所内 Fターム(参考) 2H027 EB04 EC20 ED16 ED17 ED24 ED25 EE07 EF06 EF09 FA28 2H030 AA06 AD04 AD05 AD07 AD16 BB23 BB33 BB42 BB44 BB46 BB63 BB71 2H032 AA05 BA08 BA19 BA23 CA13 CA15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体と、 感光体を帯電させる手段と、 感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、 静電潜像をトナーにより可視像化する現像手段と、 感光体上に可視像化されたトナー画像を用紙に直接転写
    する第1の転写手段と、 感光体上に可視像化されたトナー画像を一旦中間転写体
    上に転写後、用紙に再転写する第2の転写手段と、 用紙に保持されたトナー画像を用紙に定着する定着手段
    と、を有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記第1の転写手段は、黒単色画像のみを
    転写することを特徴とする請求項1記載のカラー画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】前記第2の転写手段は、カラー画像のみを
    転写することを特徴とする請求項1記載のカラー画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】感光体と、感光体を帯電させる手段と、感
    光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、静電潜
    像をトナーにより可視像化する現像手段と、感光体上に
    可視像化されたトナー画像を用紙に直接転写する第1の
    転写手段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を一
    旦中間転写体上に転写後、用紙に再転写する第2の転写
    手段と、用紙に保持されたトナー画像を用紙に定着する
    定着手段とを有するカラー画像形成装置において、 前記定着装置が、前記第1および第2の転写転写手段に
    よって転写された用紙上のトナー画像を定着させること
    を特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】感光体と、感光体を帯電させる手段と、感
    光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、静電潜
    像をトナーにより可視像化する現像手段と、感光体上に
    可視像化されたトナー画像を用紙に直接転写する第1の
    転写手段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を一
    旦中間転写体上に転写後、用紙に再転写する第2の転写
    手段と、用紙に保持されたトナー画像を用紙に定着する
    定着手段とを持つカラー画像形成装置において、 前記第1の転写手段と前記第2の転写手段に用紙を給紙
    する給紙手段が、それぞれ異なることを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
  6. 【請求項6】感光体と、感光体を帯電させる手段と、感
    光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、静電潜
    像をトナーにより可視像化する現像手段と、感光体上に
    可視像化されたトナー画像を用紙に直接転写する第1の
    転写手段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を一
    旦中間転写体上に転写後、用紙に再転写する第2の転写
    手段と、用紙に保持されたトナー画像を用紙に定着する
    定着手段とを持つカラー画像形成装置において、 第1および第2の方向に用紙を給送可能な1つの用紙保
    持部を有し、前記第1の転写手段には第1の方向より用
    紙を供給し、前記第2の転写手段には前記第2の方向よ
    り用紙を供給することを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】感光体と、感光体を帯電させる手段と、感
    光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、静電潜
    像をトナーにより可視像化する現像手段と、感光体上に
    可視像化されたトナー画像を用紙に直接転写する第1の
    転写手段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を一
    旦中間転写体上に転写後、用紙に再転写する第2の転写
    手段と、用紙に保持されたトナー画像を用紙に定着する
    定着手段とを持つカラー画像形成装置において、 1つの用紙保持部を2つに分けることができ、分けられ
    たそれぞれの保持部に保持された用紙を別々の方向に給
    紙できる給紙手段によって、前記第1の転写手段と前記
    第2の転写手段のそれぞれに用紙を給紙することを特徴
    とするカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記定着手段は、前記第1の転写手段によ
    って転写されたトナー像を保持する用紙にトナー像を定
    着する第1の定着手段と前記第2の転写手段によって転
    写されたトナー像を保持する用紙にトナー像を定着する
    第2の定着手段からなることを特徴とする請求項1記載
    のカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】感光体と、感光体を帯電させる手段と、感
    光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、静電潜
    像をトナーにより可視像化する現像手段と、感光体上に
    可視像化されたトナー画像を用紙に直接転写する第1の
    転写手段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を周
    囲長が所定の長さの画像を保持可能な長さである中間転
    写上に転写後、用紙に転写する第2の転写手段と、用紙
    に保持されたトナー画像を用紙に定着する定着手段とを
    有することを特徴とするカラー画像形成装置において、 所定の長さの約1/2の長さのカラー画像の画像形成と
    同様の長さの黒単色画像の画像形成とが同時にリクエス
    トされた際に、前記感光体上にカラー画像のうちの1成
    分色分の画像であって所定の長さの約1/2の長さの画
    像と同様の長さの黒単色画像を順に作成し、黒単色画像
    は、直接用紙へ転写し、1成分色分の画像は、前記中間
    転写体上に保持したまま引き続いて、前記感光体上にカ
    ラー画像のうちの1成分色分の画像であって所定の長さ
    の約1/2の長さの画像と同様の長さの黒単色画像を再
    び順に形成し、黒単色画像は、直接用紙へ転写して、以
    降同様の工程を繰り返し、カラー画像のうちの1成分色
    分の画像が4成分色分形成されて重ね合わせられた時点
    でカラー画像を用紙へ一括転写することを特徴とするカ
    ラー画像形成装置。
  10. 【請求項10】感光体と、感光体を帯電させる手段と、
    感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、静電
    潜像をトナーにより可視像化する現像手段と、感光体上
    に可視像化されたトナー画像を用紙に直接転写する第1
    の転写手段と、感光体上に可視像化されたトナー画像を
    周囲長が所定の長さの画像を保持可能な長さである中間
    転写上に転写後、用紙に転写する第2の転写手段と、用
    紙に保持されたトナー画像を用紙に定着する定着手段と
    を有することを特徴とするカラー画像形成装置におい
    て、所定の長さの約1/2の長さのカラー画像の画像形
    成と同様の長さの黒単色画像の画像形成とが同時にリク
    エストされた際に、前記感光体にカラー画像のうちの1
    成分色分の画像であって所定の長さの約1/2の長さの
    画像と同様の長さの黒単色画像を順に作成し、それぞれ
    の画像を前記中間転写体上に一旦転写した後、黒単色画
    像を用紙へ転写し、前記中間転写体上が1成分色分の画
    像を保持したままの状態で、再び前記感光体にカラー画
    像のうちの1成分色分の画像であって所定の長さの約1
    /2の長さの画像と同様の長さの黒単色画像を順に作成
    し、前記中間転写体において1成分色分の画像を相互に
    重ね合わせるとともに、黒単色画像を用紙へ転写し、以
    降同様の工程を繰り返し、カラー画像のうちの1成分色
    分の画像が4成分色分形成されて重ね合わせられた時点
    でカラー画像を用紙へ一括転写することを特徴とするカ
    ラー画像形成装置。
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