JPH0823714B2 - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置

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JPH0823714B2
JPH0823714B2 JP61062014A JP6201486A JPH0823714B2 JP H0823714 B2 JPH0823714 B2 JP H0823714B2 JP 61062014 A JP61062014 A JP 61062014A JP 6201486 A JP6201486 A JP 6201486A JP H0823714 B2 JPH0823714 B2 JP H0823714B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は帯電された像担持体上に露光走査して静電潜
像を形成する行程を含む像形成装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] この種の像形成装置は、例えば第29図に示すように、
像担持体としてドラム状の感光体100を備えており、こ
の感光体100の周囲部には、矢印で示す回転方向に沿っ
て、第1帯電器101,第1露光部102,第1現像器103,第2
帯電器104,第2露光部105,第2現像器106,転写剥離チャ
ージャ107,クリーナ110,除電ランプ109を順次配設して
おり、感光体100を第1帯電器101により均一に帯電し、
第1露光部102で第1の静電潜像を形成し、第1現像器1
03で第1色目を可視化した後、第2帯電器104で感光体1
00を再び帯電し、第2露光部105で第2の静電潜像を形
成し、第2現像器106で第2色目を可視化し、図示しな
いが必要があれば2色のトナーの帯電極性を同一化する
ための制御処理を実行し、転写剥離チャージャ107によ
り、転写材108上に2色の情報を転写し、転写後に感光
体100上に残留するトナーをクリーナ110でクリーニング
し、除電器109で潜像を消去して一行程を終了する。
ところで、感光体100は、表面電位が感光体の固体
差、連続コピーによる疲労及び温度変化等によって変動
するから、従来にあってもその表面電位の変動を解消す
る為に帯電電位制御が行なわれていた。
しかしながら、従来にあっては、2色プリント及び単
色プリントの何れの場合でも表面電位を安定化させるた
め、各場合ともに各帯電手段の両方に対して同様の帯電
電位制御を実行していた。その為、表面電位を安定化さ
せる際の所要時間を短縮することに限界が生じ、コピー
スピードを向上させることが困難な状況にあった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的
は、帯電電位制御の所要時間が著しく短縮された記録装
置を提供することにある。
[発明の概要] 上記の目的を達成するため、本発明の記録装置は、多
色印字モード又は単色印字モードにより多色又は単色の
記録を行なう際に、各帯電手段の帯電量を制御する帯電
電位手段は、単色印字モードが指定された際には対応す
る単一の前記帯電手段のみについて帯電電位制御を実行
し、多色印字モードが指定された際には対応する前記各
帯電手段について個別に帯電電位制御を実行することを
特徴とする。
[発明の詳細な説明] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の像形成装置の概要を示すブロック図
である。
この像形成装置は、感光体1の周囲に帯電手段2a,電
位測定手段3a,静電潜像形成手段5a及び現像手段6aの第
1色用組合せと、帯電手段2b,電位測定手段3b,静電潜像
形成手段5b及び現像手段6bの第2色用組合せとが配置さ
れる。
そして、帯電手段2a及び同2bの帯電量を制御する帯電
量制御手段4は、電位測定手段3a及び同3bの測定結果を
所定の演算式に基づいて帯電量を制御を実行する。
このような帯電量制御手段4として、本発明では、多
色印字モードが指定された際に、帯電手段2a及び同2bに
対して多色印字モード制御信号を加え、これにより帯電
手段2a及び同2bの各帯電量を所定回数分だけ繰返し制御
する。
また、単色印字モードが指定された際に、帯電手段2a
又は同2bの対応する一方のみに対して短色印字モード制
御信号を加え、これにより帯電手段2a又は同2bの対応す
る一方のみを連続的に帯電量の制御を行なう。
なお、感光体1と静電潜像形成手段5a及び同5bと現像
手段6a及び同6bとは図示しない制御手段によって駆動制
御される。
このように、帯電量制御手段4において多色印字モー
ドのみを考慮した帯電電位制御と単色印字モードのみを
考慮した帯電電位制御との切換えがモード指定毎に実行
されるから、感光体1の表面電位を安定化させる所要時
間が短縮される。
第2図は本発明の像形成装置が適用された2色LBPの
1例のシステム全体の概略構成を示す図である。
この2色LBP199では、ホストシステム500(電子計算
機,ワードプロセッサ等の外部装置)と図示しない伝送
コントローラ(インターフェース回路等)を介して結合
され、これによりホストシステム500より2種類のドッ
トイメージデータを受付けて2本のレーザビームを各々
変調して記録媒体上への書込みを実行し、書込まれた2
種類のドットイメージデータを各々独立に現像して記録
用紙上に転写する。
即ち、この2色LBP199の内部には、画像形成のための
基本構成要素として第1図各部が備えられ、図中、200
はドラム状の感光体である。そして、感光体200の周囲
部は、矢印で示す回転方向に沿って順次示すように、第
1帯電器201,第1表面電位センサ202,第1現像器203,第
2帯電器204,第2表面電位センサ205,第2現像器206.転
写前帯電器207,転写帯電器208,剥離帯電器209,および除
電器211が配設されており、且つ第1表面電位センサ202
及び第1現像器203の間で第1レーザビーム309が感光体
200へ照射されて第1露光が行なわれ、また第2表面電
位センサ205及び第2現像器206の間で第2レーザビーム
310が照射されて第2露光が行なわれる構成である。
第3図は本発明の一実施例の2色LBPにおける画像形
成ユニットの全体を示す構成図である。
この一実施例にあっては、第2図と同様に、感光体20
0の周囲部には矢印で示す回転方向に沿って順次、第1
帯電電器201,第1表面電位センサ202,第1現像器203,第
2帯電器204,第2表面電位センサ205,第2現像器206,転
写前帯電器207,転写帯電器208,剥離帯電器209,クリーナ
210および除電器211が配設されている。
また、212はポリゴンキャナユニット,213は給紙装
置、214は上段給紙カセット,215は上段給紙ローラ,216
は第1搬送路,217はレジスト前パルスセンサ,218はレジ
ストローラ,219は第2搬送路,220は吸着ベルト,221は定
着器,222は排紙スイッチ,223は排紙ローラ,224は排紙ト
レイである。
上述した各部において、感光体200はSe-Tc層にて外周
面を形成している。その為、第1帯電器201は正極性の
帯電チャージャとしている。この第1帯電器201では感
光体200の帯電電位を600V又は1000Vの何れかの大きさに
する。
第1表面電位センサ202は第1帯電器201による感光体
200の帯電状態を検出する。
この第1表面電位センサ202の次段側では、第1レー
ザビーム309が感光体200へ照射されて第1露光が行なわ
れ、感光体200上に第1露光による静電潜像が形成され
る。
この第1露光による静電潜像を現像する第1現像器20
3は、第4図に示すような断面形状で、第5図に示すよ
うな外観を呈する非磁性1成分現像器である。
この第1現像器203において、現像スリーブ405は感光
体200とほぼ相対速度が零の関係で移動される。この現
像スリーブ405上には、コーティングブレード406によっ
てトナー層がコーティングされ、このトナー層によって
感光体200の第1露光による静電潜像が顕在化される。
なお、第4図において、402はミキサー,406はコーテ
ィングブレード,408はトナーである。
また、第5図において、403は供給ローラ,406はコー
ティングブレード,407はホルダー,410は回収ブレード,4
11はギャップ調整リング,412はサイドシール,413はトナ
ー色表示窓,414はトナー色検出部である。
次に第2帯電器204によって感光体200を再帯電する
が、ここでは第1現像までのプロセスで生じた感光体20
0の表面に生じた電位の凹凸を均一に戻す。本実施例で
は、第6図に示すようなスコロトロンを用いる。このス
コロトロンにおいて、チャージワイヤ160には6KVの電圧
が印加されており、シールド159はアース電位とされ、
グリッドには1200Vが印加される。161,163は各々高圧電
源,グリッド電源である。
第2表面電位センサ205は第2帯電器204による感光体
200の帯電状態を検出する。
この第2表面電位センサ205の次段側では、第1露光
同様に第2レーザビーム310が感光体200へ照射されて第
2露光が行なわれ、感光体200上に第2露光による静電
潜像が形成される。
この第2露光による静電潜像を現像する第2現像器20
6は第7図に示す断面形状であり、内部に非磁性1成分
トナー401が入っていると、ミキサー402と供給ローラ40
3とによってバッフル403と供給ローラ403との間の隙間
にその非磁性1成分トナー401が送り込まれる。この供
給ローラ403が現像スリーブ405と接触しながら、現像ス
リーブ405に対して逆回転されるので、現像スリーブ405
上で現像に寄与することなく残留されたトナー408をか
き落すと共に、新しいトナー401を現像スリーブ405上に
付着させる。なお、406は現像ブレード、407はホルダー
409はバイアス電源である。
次に、第3図に基づいて転写紙の給紙系について述べ
る。
上記感光体200の一側方部には給送部としての給紙装
置213として上・下2段とてさし給紙装置が設けられて
いる。ここでは上部給紙装置について動作説明する。
この上部給紙装置には転写紙Aを収納カセット214を
備え、前記転写紙Aを給紙ローラ215により1枚ずつ取
出すようになっている。この取出された転写紙Aは第1
の給送部としての第1の搬送路216を介して感光体200へ
向って搬送される。上記第1の搬送路216の途中には転
写紙Aの搬送方向に沿って第1の検知器217,レジストロ
ーラ218が配設されている。また219には転写紙Aの搬送
方向に沿って順次、剥離帯電器209,吸着ベルト220,定着
器221,第2の検知器222,排紙ローラー223が配設されて
いる。
画像形成時について説明すると、給紙カセット214か
ら転写紙Aが取出され、レジストローラ218に当接して
整位される。第1の検知器217で転写紙Aを検知し感光
体200面上の画像とタイミングをとった後レジストロー
ラ218を再スタートさせ転写チャージャ208へと送られそ
の片面に画像が転写される。この画像転写済みの転写紙
は剥離帯電器209により、紙に蓄積した静電気が除か
れ、ドラムから離れ、吸着ベルト220によって定着器221
へと送られ、ここで画像が定着される。この画像定着済
みの転写紙Aは定着器221を通過したのちローラ223を介
してトレイ224に排紙される。
前述の第2図〜第7図で説明した2色LBPの構成にお
いて、感光体200は、表面電位が(a)感光体の固体
差,(b)連続コピーによる疲労、(c)温度変化によ
り変動する。
このような感光体200の表面電位の変動を解消するた
め、以下説明するように表面電位フィードバックを実行
する。
第8図は連続疲労による表面電位変化(同図A)及び
温度による表面電位変化の(同図B)一例を示したもの
である。
連続疲労によっては一般に暗減衰が早くなり、そのた
め現像位置での表面電位が低下する。
温度による変化は一般に温度が高いほど暗減衰が早く
なり、そのため現像位置での表面電位は低下する。
グラフは帯電位置からマシンのプロセス配置によって
決定される所定の角度離れた現像位置にある表面電位系
で測定したものである。感光体は帯電位置である値にま
で帯電され感光体が帯電位置から現像位置に回転する時
間の間に暗減衰し電位が低下する。その電位が一般に表
面電位と呼ばれる値であり、現像条件に大きく関係しコ
ピー画像に直接的に影響してくる。そのため現像位置の
表面電位を一定に保つ事は重要になる。
本発明においては2つの帯電装置(第1帯電及び第2
帯電)があり、各々像の露光後に第1現像器及び第2現
像器で可視化される。又本発明においては2つの現像器
位置における表面電位を各々の所定の値にするために第
1帯電と第1現像の間及び第2帯電と第2現像の間に各
々表面電位センサーを有しており、その出力によって第
1帯電及び第2帯電をコントロールしている。特に第2
帯電のコントロールにより第2現像部での電位を所定の
値とする事は2色印字の場合には感光体上及び第2現像
器スリーグ上での混合防止で重要である。
帯電器のコントロールのしかたは種々考えられるが本
発明においては第1帯電にコロトロン,第2帯電にスコ
ロトロンを用いており、コロトロンにおいてはワイヤに
加えるDC高圧をコントロールし、スコロトロンにおいて
はグリッド電圧をコントロールした。
次にコントロールの方法について述べる。
まず第1の方法は第9図で示すように帯電器位置と現
像位置との間にあるセンサーで表面電位を測定し、その
位置での電位を一定とするようにコントロールしたもの
である。コントロールが無い場合は帯電位置と現像位置
との間の暗減衰の差により大きく変動していた表面電位
が、このコントロールをする事によりセンサー位置と現
像位置との間の暗減衰の差で変動する事になり、減衰時
間が短くなった事により、表面電位の変動巾が少なくな
る。
第1の方法においても表面電位の変動を少なくする事
が可能であるが、特に温度変化や連続コピー疲労の多い
感光体においては完全な補正が困難となる。この場合第
2の方向が考えられる。
それは変動分を感光体の特性から予測して予め裏面電
位センサー位置での電位の収束値を条件によって変える
事により、実際に必要な現像位置での表面電位の変動
を、より少なくする方法である。まず温度による変動を
より正確に補正する方法を説明する。
第10図は低温で暗減衰が遅く高温では暗減衰が早くな
る感光体の場合の表面電位コントロールの方法を説明す
るものである。センサー位置での表面電位を低温の場合
は低く、高温の場合は高く設定する事により現像位置で
の電位を一定にしている。連続コピー疲労においても同
様であり、連続コピー中の暗減衰の変化を予め予測しセ
ンサー位置での電位をコントロールすればよい。
これらの事は言い換ると、センサー位置と現像位置の
間を感光体が移動する時間をTとすると、T時間での暗
減衰ΔVが温度条件、連続コピー条件により異っている
わけで、現像位置での必要な電位をVとするセンサー位
置での電位は V+ΔV とすればよい。
温度の変化を補正する場合は、温度検知素子により感
光体温度を検知しΔVの値を自動的に変える事により実
現できる。
連続コピー変化の補正の場合はコピー枚数をカウント
しΔVの値を変化させる事により実現できる。
次に本発明の一実施例を電気的構成に基づいて更に詳
細に説明する。
第11図は、この2色LBPの制御部の構成を示すブロッ
ク図である。
この2色LBPの制御部は、CPU501を制御中枢として、
システムプログラムが格納されたROM502と、データテー
ブルが格納されたROM503と、ワーキングメモリとして使
用されるRAM504と、タイマー505と、I/Oデータの入出力
装置506と、印字データ書込制御回路513と、インターフ
ェース回路519とを基本的に備えている。
ROM503に格納されたデータテーブルの内容は、第12図
に示すように、アドレス(4000),(4001)には第1色
トップマージン制御用データ、アドレス(4002),(40
03)には第2色トップマージン制御用データ、アドレス
(4004),(4005)にはレフト制御マージン制御用デー
タが入っている。
アドレス(4006)(4007)には紙サイズA3の場合のボ
トムマージン制御用データ、アドレス(4008)(4009)
には同紙サイズのライトマージン制御用データがそれぞ
れ入っている。以下各種の紙サイズに対応するテーブル
が同様にアドレス(4083)まで入っている。
アドレス(4090)からはトップマージン粗調整用デー
タ、アドレス(40B0)からはトップマージン微調整用デ
ータ、アドレス(40DO)からはレフトマージン粗末調整
用データ、アドレス(4100)からはレフトマージン微調
整用データ、アドレス(4120)からは2ビーム走査長補
正用データが入っており、各々スイッチ1〜nに対応し
たデータとなっている。
そしてこれらのマージン制御用データ及び粗調整用デ
ータ、微調整用データは後述する印字データ書込制御回
路513のマージン制御用カウンタ及びバイナリカウンタ
のセットデータとして使用される。
アドレス(6000)(6001)には赤トナーの場合の第1
現像バイアスデータ、アドレス(6002)(6003)には第
2現像バイアスデータが入っている。以下青トナー、緑
トナー、黒トナー、の第1,第2現像バイアスデータが同
様にアドレス(600F)まで入っており、後述するプロセ
ス制御回路522の現像バイアス制御用のセットデータと
して使用される。
アドレス(6100)(6101)には第1帯電電位制御の目
標表面電位テーブルデータが入っており、25℃の基準値
となる。
アドレス(6102)(6103)には収束時誤差テーブルデ
ータが入っており、上記目標表面電位に対する許容制御
範囲を表わす。アドレス(6104)(6105)には初回制御
出力テーブルデータが入っており、ウォーミングアップ
時の最初に出力する第1帯電チャージャの設定値とな
る。
アドレス(6106)(6107)には最小補正テーブルデー
タが入っている。
アドレス(6108)(6109)には表面電位限界テーブル
データ、アドレス(610A)(610B)には制御出力上限テ
ーブルデータ、アドレス(610C)(610D)には制御出力
下限テーブルデータが入っており、上記表面電位限界テ
ーブルデータ及び上記制御出力上限テーブルデータ、上
記制御出力下限テーブルデータは制御系の自己診断に使
用される。
以下第2帯電電位制御に対応するテーブルが同様にア
ドレス(611B)まで入っている。アドレス(6120)から
は、温度範囲10℃〜40℃の帯電転位温度補正テーブルデ
ータが入っており、上記25℃の目標表面電位テーブルデ
ータに対する温度補正データとなる。
タイマー505は汎用タイマーであり、紙搬送及び感光
体廻りプロセス等の制御用基本タイミング信号を発生す
る。
入出力装置506では、走査表示部507への表示データの
出力及び各種スイッチデータ等の入力、制御部内の各検
出器508の入力、モータ,クラッチ、ソレノイド等の駆
動素子510を駆動する駆動回路509への出力、2本のレー
ザビームを走査するためのレーザスキャンモータ512を
駆動する駆動回路511への出力、電位センサ、温度セン
サ等の検知信号の入力に応答して高圧電源523等の出力
を制御するプロセス制御回路522の入・出力を行なう。
印字データ書込制御回路513は、第1色目のイメージ
データ書込用の第1半導体レーザ302の光変調を行なう
第1レーザ変調回路514と、第2色目のイメージデータ
書込用の第2半導体レーザ303の光変調を行なう第2レ
ーザ変調回路521とを駆動制御して、ホストシステム500
より転送されてきたビデオイメージの印字データを感光
体上の所定の位置へ書込制御を行なう。その際、光速応
答のPINダイオードが使用されたビーム検出器518ではレ
ーザスキャンモータによって走査されている2本の光ビ
ームのうち一方の光ビームを検出しており、ビーム検出
回路517ではビーム検出器518からのアナログ信号を光速
コンパレータでデジタル化して水平同期パルスを作り、
これを印字データ書込制御回路513へ送出している。
インタフェース回路519は、ホストシステム500へのス
テータスデータの出力を行なうと共に、ホストシステム
500からのコマンドデータ及び印字データの受取りを行
なう。
また、これ等制御部各部への電源供給を行なう為に電
源装置520が設けられている。
以下第11図に於ける主要ブロックの詳細について説明
する。
第13図は第11図に於けるインターフェース回路519と
ホストシステム500とのインターフェース信号の詳細を
示す図である。図に於いて、D7-DOは8bitの双方向デー
タバス、IDSTAは前記データバスの選択信号で、ホスト
システム500へのステータスデータバスとして使用する
のか、ホストシステム500からのコマンドデータバスと
して使用するのかを選択する。ISTBは上記コマンドデー
タをインターフェース回路内にラッチさせるためのスト
ローブ信号、IBSYは前記ストローグ信号ISTBの送出許可
及びステータスデータの読取り許可する信号である。
IHSTN1は第1色目の水平同期信号で印字データ1ライ
ンの送出を要求する。
IVCLK1は第1色目のビデオクロック信号で印字データ
1ドットの送出を要求する。
IPEND1は第1色目のページエンド信号でラインの終了
を知らせる。
ホストシステム500は前記IHSYN1、IVCLK1に基づいて
第1色目のドットイメージデータのビデオデータ信号IV
DAT1を送出し、IPEND1を受取ると送出を停止する。
同様にIHSYN2は第2色目の水平同期信号、IVCLK2は第
2色目のビデオクロック信号、IPEND2は第2色目のペー
ジエンド信号で、ホストシステム500は前記IHSYN2、IVC
LK2に基づいて第2色目のドットイメージデータのビデ
オデータ信号IVDAT2を送出し、IPEND2を受取ると送出を
停止する。このビデオデータ信号IVDAT1、IVDAT2は印字
データ書込制御回路に送られる。以上の関係を第14図に
示す。
IPRDYは2色LBP199がレディ状態であることを知らせ
る信号、IPREQはホストシステム500よりプリント開始信
号IPRNTの送出を許容する信号、IPRMEは2色LBP199を初
期状態にするプライム信号、IPOWは2色LBP199が通電中
を知らせる信号である。
次に2色LBP199で使用するコマンド及びステータスの
詳細を第15図(A)、(B)にそれぞれ示す。
第15図(A)に於いてSR1〜SR7は第49図(B)中のス
テータス1〜7に対応するステータス要求コマンド、CS
TUはカセットの上段給紙指定コマンド、CSTLは同じく下
段指定コマンド、VSYNCはホストシステム500より印字デ
ータの送出開始を指定するコマンド、SP1、SP2、DP1は
印字モードを指定するコマンドで、SP1は第1色のみの
印字動作、トセ2は第2色のみの印字動作、DP1は第1
色と第2色の両方の印字動作を指定するモードである。
ME1〜9は手差しモードの指定コマンドをそれぞれ示
す。
第15図(B)に置いて、紙搬送中は用紙の給紙が行な
われて2色LBP199内で用紙が搬送中であることを示すス
テータス、VSYNCリクエストは2色LBP199がプリント開
始指令を受け、印字データの受信が可能になったことを
知らせるステータス、手差しは給紙モードが手差し状態
であることを知らせるステータス、カセット上段1下段
はカセット給紙モードに於ける選択カセットの状態を示
すステータス、印字モード第1色1第2色12色は選択さ
れている印字モード状態を示すステータス、カセットサ
イズ(上段)及びカセットサイズ(下段)はそれぞれ装
着されているカセットのサイズコードを示すステータ
ス、トナー色(第1色)及びトナー色(第2色)は装着
されている現像器のトナー色コードを示すステータス、
テスト/メンテはラスト/メンテナンス状態であること
を示すステータス、データ再送要求はジャム等によって
雨印字が必要な場合を示すステータス、ウェイト中は2
色LBPが定着器のウォームアップ状態であることを示す
ステータス、オペレータコールはステータス5のオペレ
ータコール要因が発生していることを示す。サービスマ
ンコールはステータス6のサービスマンコール要因が発
生していることを示す。トナーパック交換はトナーパッ
クにトナーが満杯であることを示す。紙なしは指定され
ているカセットに用紙が無いことを示す、紙ジャムは用
紙が機体内でジャムしたことを示す。第1色トナーなし
は第1現像器内にトナーが無くなったことを示す。第2
色トナーなしは第2現像器内にトナーが無くなったこと
を示す、第1レーザ故障は第1レーザダイオードが規定
の出力に達しない、あるいはビーム検出器がビームを検
出できないことを示す、第2レーザ故障は第2レーザダ
イオードが規定の出力に達しないことを示す。スキャン
モータ故障はスキャンモータが規動時一定時間経過して
も規定回数に達しないあるいは規定回転数後何らかの原
因で規定回転数から外れたことを示す、第1電位センサ
故障及び第2電位センサ故障はそれぞれ、感光体の表面
電位を検出できなくなったことを示し、再送枚数は前記
データ再送要求ステータス発生時の再印字必要枚数を示
す。
第16図は、第15図に於ける各種検出器508の詳細ブロ
ック図である。第16図に於いて各種の検出器よりの信号
はI/Oボート506に入力される。530は上段カセットサイ
ズ検出スイッチであり、4ケのスイッチにより構成さ
れ、それらの組み合わせにより紙サイズを表わすように
なっている。531は下段カセットサイズ検出スイッチで
あり構成は前記上段カセットサイズスイッチと同様であ
る。532はカセット上段紙なしスイッチでありカセット
に紙がなくなるとスイッチがONになる。533は下段の紙
なしスイッチである。534はレジストローラ前のバスセ
ンサーで給紙カセットから送られた用紙の有無を検出す
る。535は手差しガイドよりの用紙を検出するマニュア
ルフィードスイッチ、537は定着ローラ部にある排紙ス
イッチを示す。538は第1現像器トナー色検出スイッチ
であり、3ケのスイッチにより構成され、それらの組み
合わせによりトナー色を表わすようになっている。539
は第2現像器トナー色検出スイッチであり構成は前記第
1現像器トナー色検出スイッチと同様である。540は第
1現像器トナーなし検出スイッチで第1現像器中のトナ
ーなしを検出するスイッチ、541は第2現像器トナーな
し検出スイッチで第2現像器中のトナーなしを検出する
スイッチ、542はトナーバックにトナーが満杯になった
とき動作するトナー満杯検出スイッチをそれぞれ示す。
543はフロントカバーの開閉によってON/OFFするドア
スイッチ、544はジャムリセットスイッチであり、フロ
ントカバーの中に設置されている。本スイッチは紙ジャ
ム、又はトナー満杯のオペレータコールが生じた場合オ
ペレータがジャム処理又はトナーバックを交換したのち
確認の意味でONするスイッチである。従って前記処理後
このスイッチをONしないとジャム又はトナー満杯の操作
表示はクリアーされない。
第17図は、第11図に於ける駆動回路509と出力素子510
の詳細を示すブロック図である。第17図に於いて、551
は現像器モータでありDC駆動のホールモータが使用され
ている。550は前記現像器モータのドライバでありPLL制
御を行なっている。553は定着器モータであり、DC駆動
のホールモータが使用されている。554は前記定着器モ
ータのドライバであり、PLL制御を行なっている。555は
機内冷却用のファンモータでありDC駆動のホールモータ
が使用されている。554は前記冷却ファンモータのドラ
イバであり、前述の現像器及び定着器ドライバーの様な
PLL制御は行なっていない。557は感光体ドラム200の駆
動用モータであり4相パルスモータを使用している。55
6は前記ドラムモータのドライバーであり、定電流1−
2相励磁方式を採用している。559はレジストローラ218
及び手差しローラを駆動させるレジストモータで4相パ
ルスモータを使用している。558は前記レジストモータ
のドライバであり定電圧2相励磁方式を採用している。
なおレジストモータは559は、回転方向を正転にすると
レジストローラ218が回転し、逆転させると、手差しロ
ーラが回転する。
561は、下段給紙ローラ及び上段給紙ローラを駆動さ
せる給紙モータで4相パルスモータである。560は前記
給紙モータのドライバであり、前記レジストモータドラ
イバ558と同様定電圧2相励磁を使用している。
563はトナー回収用プレードのソレノイドでこのソレ
ノイドがONになると感光体200にプレード210が押し当て
られる。562は前記プレードソレノイドのドライバーで
ある。
565は第1現像器用電磁クラッチでこのクラッチがON
の状態で前記現像器も−7551がONすると、第1現像器内
のスリーブが回転するようになっている。564は前記第
1現像器電磁クラッチのドライバー567は第2現像器用
電磁クラッチでこのクラッチがONの状態で、前記現像器
モータ551がONすると、第2現像器内のスリーブが回転
するようになっている。566は前記第2現像器電磁クラ
ッチのドライバーである。
第18図は、第11図に於けるプロセス制御回路522とそ
の入出力素子523の詳細を示すブロック図である。
第18図に於いて、201は第1帯電用のチャージャであ
り、チャージャのコロナ放電ワイヤは575の第1帯電用
高圧電源の出力端子に接続されており、第1帯電用高圧
電源575の入力には、高圧出力電流を変化させるD/Aコン
バータ576の出力と、高圧出力のON-OFFを行なう信号がI
/Oポートから入力されている。D/Aコンバータ576の入力
I/Oポート506に接続されており、CPU501よりD/Aコンバ
ータ576を経て第1帯電用高圧電源575の出力電流を制御
する。570は感光体200付近の温度を検出するドラム温度
センサーでA/Dコンバータ593に入力される。A/Dコンバ
ータ593の出力はI/Oポート506に入力され、CPU501で処
理される。202は感光体200の表面電位を検出する第1電
位センサでA/Dコンバータ593に入力される。309は第1
半導体レーザのビーム光、203は第1現像器であり、現
像器のスリーブには577の第1現像バイアス用高圧電源
の出力端子に接続されており、第1現像バイアス用高圧
電源577の入力には、高圧出力電圧を変化させるD/Aコン
バータ578の出力と、高圧出力のON-OFFを行なう信号がI
/Oポートから入力されている。前記第1現像バイアス用
高圧電源の出力はAC+DC出力となっている。
204は第2帯電用のチャージャであり、スコロトロ
ン、チャージャのコロナ放電ワイヤは579の第2帯電ワ
イヤ用高圧電源の出力端子に接続されており、チャージ
ャのグリッドは581の第2帯電用高圧電源の出力端子に
接続されている。579の第2帯電ワイヤ用高圧電源の入
力には高圧出力電圧を変化させるD/Aコンバータ580の出
力と高圧出力のON-OFFを行なう信号がI/Oポートから入
力されている。581の第2帯電グリッド用高圧電源の入
力には高圧出力電圧を変化させるD/Aコンバータ582の出
力と高圧出力のON-OFFを行なう信号がI/Oポートから入
力されている。前記第2帯電チャージャ以外のチャージ
ャは一般的なコロトロン、チャージャを使用している。
205は感光体100の表面電位を検出する第2の電位セン
サでA/Dコンバータ593に入力される。320は第2半導体
レーザのビーム光、206は第2現像器であり、現像器の
スリーブには583の第2現像バイアス用高圧電源の出力
端子に接続されており、第2現像バイアス用高圧電源58
3の入力には、高圧出力電圧を変化させるD/Aコンバータ
584の出力と、高圧出力のON-OFFを行なう信号がI/Oポー
トから入力されている。前記第2現像バイアス用高圧電
源の出力はDC出力となっている。207は転写前除電チャ
ージャで、585の転写前除電用高圧電源の出力端子に接
続されており、転写前除電用高圧電源585の入力には高
圧出力電圧を変化させるD/Aコンバータ586の出力と、高
圧出力のON-OFFを行なう信号がI/Oポートから入力され
ている。
208は転写チャージャで、587の転写用高圧電源の出力
端子に接続されており、転写用高圧電源587の入力には
高圧出力電圧を変化させるD/Aコンバータ588の出力と、
高圧出力のON-OFFを行なう信号がI/Oポートから入力さ
れている。
209は剥離チャージャで、589の剥離用高圧電源の出力
端子に接続されており、剥離用高圧電源589の入力には
高圧出力電圧を変化させるD/Aコンバータ590の出力と、
高圧出力のON-OFFを行なう信号がI/Oポートから入力さ
れている。
211は除電ランプで、573の除電ランプ用電源の出力端
子に接続されており、除電ランプ用電源573の入力には
除電ランプの出力光量を変化させるD/Aコンバータ574の
出力と、除電ランプ出力のON-OFFを行ない信号がI/Oポ
ートから入力される。
次に、2色LBP199の制御部から発する制御指令に応答
して動作する各部の作用を第19図〜第28図に示す各フロ
ーチャートに従って詳述する。
第19図〜第23図は2色LBP全体の動作を示すフローチ
ャートである。
第19図では2色LBP199の自己診断並びにウォーミング
アップの各処理を示す。
第19図において、オペレータが電源装置520をONする
と、ROM502に格納されたシステムプログラムがスタート
し、まず、ステップA101〜A104の自己診断処理が実行さ
れ、ドアスイッチがONのとき(ステップA101否定)、ド
アオープン処理(ステップA105)となり、排紙スイッチ
ON,マニュアルストップスイッチON、パスセンサONでジ
ャム処理(ステップA106)となる。
そして、テストプリントモード及びメンテナンスモー
ドでなければ(ステップ107否定、108否定)、レディ状
態となるまで比較的長時間を要する定着器221を加熱す
るヒータランプがONされ(ステップ111)、ウォーミン
グアップ処理が開始され、次に定着器221のモータ及び
スキャンモータ512がONされる(ステップA112)。なお
テストプリントモードであれば(ステップ107肯定)、
テストプリント処理が実行され(ステップA109)、メン
テナンスモードであればメンテナンス処理が実行される
(ステップA110)。
スキャンモータ512がONされてレディ状態になったと
きに(ステップA113肯定)、ブレードソレノイドがONさ
れる(ステップA114)。なお、スキャンモータ512がON
されて30秒経過してもレディ状態にならない時には(ス
テップA113否定、A115肯定)、スキャンモータ512の故
障処理が行なわれる(ステップ116)。
続く遅延処理(ステップ117)後、感光体200のドラム
モータ、現像器モータ425、第1現像器203のクラッチ,
第2現像器206のクラッチ及び除電器211のランプの夫々
がONされ(ステップ118)、遅延処理(ステップ119)を
経て、第1レーザユニット321、第2レーザユニット32
2、レーザテスト、転写前帯電器208のそれぞれがONされ
る(ステップA120)。
続く遅延処理(ステップA121)後、第1レーザユニッ
ト321及び第2レーザユニット322についてモニタで故障
判断し(ステップA122,A123)、正常であれば(ステッ
プA122肯定,ステップA123肯定)、水平同期信号HSYNC
でそれ等のビーム検出レディをみて(ステップA126肯
定)レーザテストOFF、転写チャージャONが実行される
(ステップA128)。なお、第1レーザユニット321が故
障していれば(ステップ122否定)、第1レーザ故障処
理(ステップA124)が実行され、第2レーザユニット32
2が故障していれば(ステップ123否定)、第2レーザ故
障処理(ステップA125)が実行される。また、水平同期
信号HSYNCでビーム検出されなければ(ステップ126否
定)、ビーム検出故障処理(ステップA127)が実行され
る。
続く遅延処理(ステップA129)後、剥離帯電器209がO
Nされ(ステップA130)、遅延処理(ステップA131)を
経て、第26図に示すようなウォーミングアップ時の電位
制御が実行される(ステップA132)。なお、ステップA1
32は最初のプリント時にできるだけ速くプリント可能と
するための処理である。
続く遅延処理(ステップA133)後は、ステップA134〜
A140の各処理へ進む。即ち、ステップA134では、転写前
帯電器207,転写帯電器208,剥離帯電器209の夫々がOFFさ
れる。ステップA136では、現像器モータ425,第1現像器
203のクラッチ,第2現像器206のクラッチ,第1帯電器
201,第2帯電器204の夫々がOFFされる。ステップA138で
は、感光体200のドラムモータ、除電器211,第1レーザ
ユニット321,第2レーザユニット322,定着器222のモー
タの夫々がOFFされる。ステップA140ではブレードソレ
ノイドがOFFされる。なお、これ等ステップA134〜A140
の各処理は、一括して同時実行しても良いが転写紙1枚
の中で電位な段差が生じないようにする観点から、この
実施例ではステップA135,ステップA137及びステップ139
の各遅延処理を設けている。
以後、定着器221がレディ状態となるのを待って(ス
テップ141肯定)、ステップA101〜A141の自己診断及び
ウォーミングアップの各処理を終え、第20図に示すルー
チンへ進む。
第20図はホストシステム500に対して2色LBP199の各
部状態を報告し、ホストシステム500から各部状態につ
いて正常判定を受けたときに、プリントリクエストを出
す処理を示す。
第20図において、まずROM503に格納されたテーブルか
ら読出したステータス5の内容についてホストシステム
から判定を得る(ステップA142〜A145)。即ち、ステッ
プA142では、トナーバックを交換するか否かが判断され
る。交換する必要があれば(ステップA142肯定)、トナ
ーバックが交換されるのを待ち(ステップA146)、交換
完了(ステップA146肯定、A147)で、ステップA143へ進
む。ステップA143では、第1現像器203のエンプテイス
イッチのON/OFFで第1色のトナー無し状態か否かが判断
される。第1色トナーが無ければ(ステップA143肯
定)、ステータス1により第2色モードであるか否かを
確認し(ステップA148)、第1色モード及び2色印字モ
ードであれば(ステップA148否定)、第1現像器203に
第1色トナーの補給完了(ステップA149肯定)、A150、
でステップA144へ進む。ステップA144では、第2現像器
206のエンプティスイッチのON/OFFで第2色のトナー無
し状態か否かが判断される。第2色トナーが無ければ
(ステップA144肯定)、ステータス1により第1色モー
ドであるか否かを確認し(ステップA151)、第2色モー
ド及び2色印字モードであれば(ステップA151否定)、
第2現像器206に第2色トナーの補給完了(ステップA15
2肯定、A153)でステップ145へ進む。また、第1色モー
ドであれば(ステップA151肯定)、ステップA152、A153
をスキップしてステップ145へ進む。
こうして第1現像器203及び第2現像器206のトナー状
況に異常が無ければ、ホストシステム500からコマンド
受付許可が出される(ステップA145)。
その為、第1色印字モードが指定するコマンドがあれ
ば(ステップA154肯定)、ステータス1に第1色モード
設定がなされ(ステップA157)、また第2色印字モード
を指定するコマンドがあれば(ステップA155肯定)、ス
テータス1に第2色モード設定がなされる(ステップA1
58)。
また、2色印字モードを指定するコマンドがあれば
(ステップA156肯定)、ステータス1に2色モード設定
がなされる(ステップA159)。
そして、続くステップA160にてIPRDYをONにし、IPREQ
をONにする処理が実行されると、続くステップA161では
IPRNTがONになったか否かの判断処理が行なわれ、OFFの
ままであれば(ステップA161否定)、ステップA142へ戻
り、ONになれば(ステップA161肯定)、プリントリクエ
ストの受付を終了して(ステップA162)、第21図に示す
ルーチン以降のプリント処理へ進む。
第21図において、ステップA163〜ステップA174はウォ
ーミングアップ処理のルーチン同様の処理が実行され
る。
続くステップA177ではステータス1により第2色モー
ドであるか否かを確認する。第2色モードでなければ
(ステップA177否定)、第1現像器203のクラッチがON
されて第1現像器203が駆動され(ステップA178)、ス
テップA179へ進む。第2色モードであれば(ステップA1
77肯定)、ステップA178をスキップしてステップA179へ
進む。
ステップA179ではステータス1により第1色モードで
あるか否かを確認する。第1色モードでなければ(ステ
ップA179否定)、第2現像器206のクラッチがONされて
第2現像器206が駆動され(ステップA180)、ステップA
181へ進む。第2色モードであればステップA180をスキ
ップしてステップA181へ進む。
ステップA181では、第1現像器203のトナー色につい
てのバイアステーブルデータを読取り、続くステップA1
82ではその読取ったバイアステーブルデータをD/Aコン
バータ578にセットし、続くステップA183では第2現像
器206のトナー色についてのバイアステーブルデータを
読取り、続くステップA184ではその読取ったバイアステ
ーブルデータをD/Aコンバータ584にセットする処理が実
行される。
続く遅延処理(ステップA185)後、第26図に示すよう
なファーストプリント前の電位制御が実行される(ステ
ップA186)。
続くステップA187では、ステータス1により第2色モ
ードであるか否かを確認する。第2色モードでなければ
(ステップA187否定)、第1現像器203の現像バイアス4
09をONし(ステップA188)、ステップA190へ進む。第2
色モードであれば(ステップA187肯定)、ステップA188
をスキップしてステップA190へ進むと共に、第27図及び
第28図に示すように第2帯電電位制御が行なわれること
になる(ステップA189)。
ステップ190の遅延処理に続くステップA191では、ス
テータス1により第1色モードであるか否かを確認す
る。第2色モードであれば(ステップA191否定)、第2
現像器206の現像バイアス409をONし(ステップA192)、
ステップA194へ進む。第1色モードであれば(ステップ
A191肯定)、ステップA192をスキップしてステップA194
へ進むと共に、第27図及び第28図に示すように第1帯電
電位制御が行なわれることになる(ステップA193)。
ステップA194では、ステータス1により給紙カセット
が上段であるか或いは下段であるか判断し、上段である
と判定されたときには、給紙モータが正転駆動されて上
段給紙が行なわれ(ステップA195)、ステップA199へ進
むと共に、ステップA208の遅延処理後に給紙モータをOF
Fする(ステップA209)。下段であると判定されたとき
には、ステップA195をスキップして、遅延処理(ステッ
プA196)後に、給紙モータを逆転して下段給紙が行なわ
れ(ステップA197)、ステップA199へ進むと共に、ステ
ップA208の遅延処理後に、給紙モータをOFFする(ステ
ップA209)。
ステップ199ではステータス1により第2色モードで
あるか否かを確認し、第1色モードであれば(ステップ
A199否定)、ステップA200の遅延処理後にステップA202
へ進む。第2色モードであれば(ステップA199肯定)、
ステップA201の遅延処理後にステップA202へ進む。
ステップA202では、水平同期信号HSYNCでビーム検出
レディをみてステップA204へ進む。なお、ビーム検出レ
ディが不可であれば(ステップA202否定)、ビーム検出
故障処理を実行する。
ステップA204では、第24図及び第25図に示すように、
ページトップカウンタ、ページエンドカウンタ、レフト
マージンカウンタ、ライトマージンカウンタ及び2ビー
ム走査長補正値がセットされる。
続くステップA205にてステータス1の垂直同期信号VS
YNCリクエストがセットされると同時に、垂直同期信号V
SYNCによる走査コマンドを待ち(ステップA206)、コマ
ンドが出たときに(ステップA206肯定)、ステータス1
の垂直同期信号リクエストをリセットする(ステップA2
07)。
続く第22図のステップA210でトップ/ボトムカウンタ
のカウントが開始されて画像書込が実行された後、ステ
ータス1により2色印字モードであるか否かが確認され
る(ステップA211)。そして、第1色モード及び第2色
モードであれば(ステップA211否定)、ステップA213に
進み、2色モードであれば(ステップA211肯定)、ステ
ップA213に進むと同時に第27図及び第28図に示すような
第1帯電位制御を5回繰り返す(ステップA212)。
続くステップ213では、再びステータス1により第2
色モードであるか否かを確認する。第2色モードでなけ
れば(ステップ213否定)、ステップA214の遅延処理後
ステップ216へ進み、第2色モードであれば(ステップ2
13肯定)、ステップA215の遅延処理後にステップ216へ
進む。
ステップ216において、レジストモータがON、トータ
ルカウンタがONされると、遅延処理(A217)後にトータ
ルカウンタがOFFされてステップA221に進むと共に、紙
サイズ分の遅延実行(A219)後に、レジストモータがOF
Fされる(ステップA220)。
ステップA221では、再び第2色モードであるか否かを
確認する。第2色モードでなければ(ステップA221否
定)、第1ページエンドが検出されたときに(ステップ
A222肯定)、第1色画像書込終了となってIPEND1パルス
が出力される(ステップA223)。
このとき、ステータス1が第1色モードであれば(ス
テップA224肯定)、第1現像器203に第1色トナーがあ
るときに(ステップA231否定)、ステップA238→ステッ
プA239→ステップA246の判断後、第1色印字モードの指
定コマンドが有れば(ステップA247肯定)、第2現像器
206の現像バイアス409及びそのクラッチがOFFされ(ス
テップA244)、第2帯電器204の帯電電位制御の停止で
この第2帯電器204がOFFされ(ステップA245)、ステー
タス1の第1色モードで設定が実行されて(ステップA2
45)、第23図に示すようにプリントリクエストIPREQがO
Nされる(ステップA248)。
この際、第1現像器203に第1色トナーが無く(ステ
ップA231肯定)、第2現像器206に第2色トナーも無い
(ステップA232肯定)ときには、第23図に示すようにプ
リントレディIPRDYがOFFされる(ステップA252)。
また、第1現像器203に第1色トナーが無くても(ス
テップA231肯定)、第2現像器206に第2色トナーが有
り(ステップA232否定)、且つ第1色及び第2色の何れ
も同一色であれば、(ステップA233肯定)、第2色印字
モードの指定コマンドが出されたときに(ステップA234
肯定)、第1現像器203の現像バイアス409及びそのクラ
ッチがOFFされ(ステップA235)、第1帯電器201の帯電
電位制御が停止されて、この第1帯電器201がOFFされ
(ステップA236)、ステータス1の第2色モードが設定
され(ステップA237)、ステップA246否定、次いでステ
ップA247否定を経てプリントリクエストIPREQがONされ
る(ステップA248)。
これらに対し、ステップA224においてステータス1が
第1色モードであり、第2現像器206に第2色トナーが
あるときに(ステップA238否定)、第2色印字モードの
指定コマンドがあれば(ステップA239肯定)、第1現像
器203の現像バイアス409及びそのクラッチがOFFされ
(ステップA235)、第1帯電器201の帯電電位制御へ停
止でこの第1帯電器201がOFFされ(ステップA236)、ス
テータス1の第2色モード設定が実行されて(ステップ
A237)、ステップA246及びステップA247の判断又はステ
ップA246の判断を経て、プリントリクエストIPREQがON
される(ステップA248)。
一方、ステップA221及びステップA224で第2色モード
であると判定されたときは、第2ページエンドが検出さ
れたときに(ステップA225肯定)、第2色画像書込終了
となってIPEND2パルスが出力される(ステップA226)。
このとき、ステータス1が第2色トナーが無くても
(ステップA240肯定)、第1現像器203に第1色トナー
が有り、(ステップA241否定)、且つ第1色及び第2色
の何れも同一色であれば(ステップA243肯定)、第1色
印字モードの指定コマンドが出されたときに(ステップ
A243肯定)、第2現像器206の現像バイアス409及びその
クラッチがOFFされ(ステップ244)、第2帯電器204の
帯電電位制御が停止されて、この第2帯電器204がOFFさ
れ(ステップA245)、ステータス1の第1色モードが設
定され(ステップA245a)た後、第23図に示すようにプ
リントリクエストIPREQがONされる(ステップA248)。
また、ステップA227において、ステータス1が第2色
モード以外であれば、ステップA228でステータス5によ
り第1色トナーなしであるか否かの判断を、ステップA2
29でスタータス5により第2色トナーなしであるか否か
の判断を行なう。そして、ステップA228,A229でトナー
なしであれば、第23図に示すようにプリントレディIPRD
YをOFFとする(ステップA252)。
また、第1色及び第2色のトナーが有れば(ステップ
A228否定、229否定)、ステップA248へ進むと同時に、
第27図及び第28図に示すような第2帯電電位制御を2回
行なう(ステップA230)。
なお、ステップA221〜A248のルーチンにおいて、ステ
ップA233とステップ242との判断を削除することによ
り、第1現像器203及び第2現像器206の各トナーが同色
以外であっても、現像器を切換えて継続現像が行なえ
る。
第23図において、ステップA248のプリントリクエスト
IPREQをONする処理後、プリントリクエストIPREQを5秒
待って判断処理(ステップA249,A250)が実行され、プ
リントリクエストIPREQが有れば(ステップA249肯
定)、プリントリクエストIPREQがOFFされて(ステップ
A251)、印字モードが変更したか否かが判断される(ス
テップA266)。
印字モードを変更している場合には(ステップA266肯
定)、ステップA177に戻り、ステップA177〜ステップA1
94の間で、ステータス1及びステータス2を見ながら第
1現像器203又は第2現像器206を現像可能状態にする。
印字モードを変更していない場合には(ステップA266
否定)、ステップA194に戻り、ステップA177〜ステップ
194の間の処理が省略される。
しかし何れの印字モードの場合であっても、ステップ
A101〜A174の処理を行なうことなく繰り返すことになる
から、2色LBP199を一旦停止することなく記録動作を継
続することになる。
これ等に対し、プリントリクエストIPREQを5秒待つ
判断処理(ステップA249,A250)が実行された時に、5
秒経過した場合には(ステップA250肯定)、ステップA2
53〜ステップA265の停止処理後、ステップA101に戻り、
ホストシステム500からのコマンド待ちの待機状態とな
る。
また、プリントレディIPRDYがOFFの場合には(ステッ
プA252)、プリント動作不要となるから、ステップA253
〜ステップA265の停止処理後、ステップA101に戻り、ホ
ストシステム500からのコマンド待ちの待機状態とな
る。
第24図及び第25図は、第21図に示すステップA204の処
理を示すフローチャートである。
第24図及び第25図に示すサブルーチンにあっては、ス
テップB101〜ステップB107のトップマージンを粗調整セ
ットする処理と、ステップB114〜ステップB119のトップ
マージンを微調整セットする処理と、ステップB120〜ス
テップB123のボトムマージンを微調整セットする処理
と、ステップB124〜ステップB128のレフトマージンを粗
調整セットする処理と、ステップB129〜ステップB131の
ライトマージンを粗調整セットする処理と、ステップB1
32〜ステップB136のライトマージンを微調整セットする
処理と、ステップB137〜ステップB141の2ビーム走査調
補正セットの処理とに大別され、これ等の詳細は図示の
通りである。
第26図はウォームアップ時の電位制御及びファースト
プリント前の電位制御を示すフローチャートである。
ウォーミングアップ時の電位制御は、第1帯電初回制
御出力の値CHDT1をテーブルデータから読取り(ステッ
プC101)、その読取値をD/Aコンバータ576にセットする
(ステップC102)。また、第2帯電初回制御出力の値
(CHDT2をテーブルデータから読取り(ステップC10
3)、その読取値をD/Aコンバータ582にセットする(ス
テップCc104)。
続くステップC105で第1帯電器201がONされると、第2
7図及び第28図に示すように第1帯電電位制御が実行さ
れる(ステップC106)。続く遅延処理(ステップC107)
後に、第27図及び第28図に示すように第2帯電電位制御
が実行される(ステップC109)。
そして、電位制御回数nを歩進し(ステップC110)、
この電位制御回数nが3回に達するまでは、ステップC1
05〜ステップC111)を繰返し、3回行なわれると、第1
帯電器201及び第2帯電器204がOFFされて(ステップ11
2)、このウォーミングアップ時の電位制御が終了とな
る。
ファーストプリント前の電位制御は、ステータス1が
第2色モードでなければ(ステップD101否定)、第1帯
電器201がONされて(ステップD102)、第27図及び第28
図に示すように第1帯電電位制御が実行され(ステップ
D103)、第1色モードのみであれば(ステップD104肯
定)、ファーストプリント前の電位制御の終了となる。
また、第2色モードも実行するのであれば(ステップ
D104否定)、遅延処理(ステップD105)後に、第2帯電
器204がONされて第27図及び第28図に示すように第2帯
電電位制御が実行され(ステップD107)、ファーストプ
リント前の電位制御の終了となる。
また、最初のステップD101でステータス1が第2色モ
ードであれば、第2色モードのみを実行するから、第2
帯電器204がONされて(ステップD106)、第27図及び第2
8図に示すように第2帯電電位制御が実行され(ステッ
プD107)、ファーストプリント前の電位制御の終了とな
る。
第27図及び第28図は帯電電位制御処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
第27図及び第28図に示すサブルーチンにあっては、ま
ずA/Dコンバータ593でドラム温度検出器570がセレクト
されて(ステップE101)、感光体200の温度測定が行な
われたときに(ステップE102)、第1帯電電位制御又は
第2帯電電位制御の何れかが選択され、(ステップE10
3)、ROM503のデータテーブルに基づいて、第1帯電電
位制御の場合には、ステップE104〜ステップE109の各処
理が実行され、また第2帯電電位制御の場合には、ステ
ップE113〜ステップE118の各処理が実行される。
そして、ステップE110及びステップE120では、現実の
感光体200の温度に対応するように夫々第1目標表面電
位データ(VOS1)及び第2目標表面電位データ(VOS2)
を補正し、対応する夫々の補正データVOS1′及びVOS2′
を得る。
続くステップE111及びステップE121では、ステップE1
04〜ステップE113で得られた各値及びステップE113〜E1
19で得られた各値を、共に共通のレジスタにストアする
ため、ステップE111及びステップE120に示す如くの演算
処理が実行される。
続くステップE112及びステップE121では、A/Dコン
バータ593で夫々第1電位センサ202及び第2電位センサ
205がセレクトされる。
次に、第1帯電電位制御及び第2帯電電位制御の何れ
であっても、ステップE122以降の各処理が実行される。
まず、第1,第2帯電器201,204と第1,第2表面電位セ
ンサ202,205との間の行程距離に相当する時間分だけ遅
延処理が実行されてその第1,第2表面センサ202,205に
より表面電位Vsが測定される(ステップE122,E123)。
続くステップ以降ではステップE111及びステップE120
に示す各データに基づいて処理が行なわれる。
即ち、ステップE124では、 Vs≧Vos+VOMAX の演算式に従って、読んだ値がVaより大ききか否か自己
診断する。大きければ(ステップE124肯定)、電位制御
エラー処理を実行する。(ステップE125)。小さければ
(ステップE124否定)、ステップE126へ進む。
ステップE126では、 Vs=Vos±Voz 演算式に従って、読んだ値が目標の値と誤差テーブル
の制御幅とに対して一致しているか否かを判断する。一
致してなければ(ステップE126否定)、目標に対してど
の程度例えば200V,100V,50Vずれているかをステップ的
にみて(ステップE127,E128,E129)、制御量をΔX1又は
ΔX2)と同じ又は2倍,4倍及び6倍の夫々の大きさに設
定する処理が実行される(ステップE130,E131,E132,E13
3)。
この設定後、ステップE134に進み、帯電出力が設定さ
れ、続くステップE135でその帯電出力が最大値よりも大
きいか否かがチェックされ、続くステップE136でその帯
電出力が最小値よりも小さいか否かがチェックされ、大
き過ぎたり小さ過ぎたりした場合(ステップE135肯
定)、ステップE136肯定)には、電位制御エラー処理が
実行される(ステップE137)。
そして、その帯電出力が制御幅の中にあれば(ステッ
プE135否定、ステップE136否定)、ステップE138に進
み、実際の電位制御対象が第1帯電器207及び第2帯電
器204の何れであるか判定される。
この判定結果が第1帯電器201であれば CHDT1=CHDT の設定後(ステップE139)、CHDT1をD/Aコンバータ576
にセットする処理が実行されて、ステップE145へ進む。
又、この判定結果が第2帯電器204であれば、 CHDT2=CHDT の設定後(ステップE141)、CHDT1をD/Aコンバータ582
にセットする処理が実行されて、ステップE145へ進む。
ステップE145では、帯電電位制御回数を歩進し、第28
図のステップE146以降のルーチンへ進む。
即ち、ファーストプリント前の電位制御であれば(ス
テップE146肯定)、電位制御回数mが3回で(ステップ
E151肯定)、電位制御による非収束が終了となり、それ
が2回まではステップE122へ戻る。
また、ウォーミングアップ時の電位制御であれば(ス
テップE147)、電位制御回数mが10回で(ステップE151
肯定)、電位制御エラー処理が実行され(ステップE15
3)、それが9回まではステップE122へ戻る。
また、ステータス1が2色モードでなく、第1色又は
第2色モードであれば(ステップE148否定)、ステップ
E122へ戻るから、主ルーチンにおいて、第1帯電電位制
御停止(ステップA254)又は第2帯電電位制御停止(ス
テップA256)となるまでは、ステップE122〜ステップE1
48が繰返し実行されて、第1帯電電位制御又は第2帯電
電位制御の何れか一方のみが連続的に繰返される。従っ
て、単色印字モードの1プリント動作において帯電電位
制御の所要時間が従来と比較して短縮される。
一方、ステータス1が2色モードであれば(ステップ
E148肯定)、電位制御対象が第1帯電器201及び第2帯
電電器204の何れかであるかを問合わせ、第1色モード
であれば電位制御を5回行なったときに(ステップ150
肯定)、電位制御の終了となり、第2色モードであれ
ば、電位制御を2回行なったときに(ステップ154肯
定)、電位制御終了となる。従って、多色印字モードの
1プリント動作において帯電電位制御の所要時間が従来
の連続的な繰返し制御のときより短縮される。
以上のように本発明が適用された一実施例の2色LBP
であれば、第1色印字モード又は第2色印字モード何れ
か一方か指定されたときに、対応する第1帯電器又は第
2帯電器についてのみ帯電電位制御を実行するから、記
録開始時の帯電電位制御時間を2色印字モード時に比べ
て速くできる。
また、2色印字モードが指定されたときには、静電潜
像形成終了毎に1つの帯電電位制御しか行なわないた
め、次の静電潜像形成開始までの時間を短くでき、よっ
てプリント速度を従来よりも速くできる。
[発明の効果] 以上のように本発明が適用された像形成装置であれ
ば、単色及び多色の何れのプリントを行なう場合であっ
ても、帯電電位制御の所要時間が著しく短縮されるか
ら、各場合ともにコピースピードが著しく向上されたも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の像形成装置の概略を示すブロック図、
第2図は本発明の像形成装置が適用された2色LBPの1
例のシステム全体の概略構成を示す図、第3図は本発明
適用の2色LBPにおける画像形成ユニットの全体を示す
構成図、第4図及び第5図は第1現像器の構成図、第6
図は第2帯電器に適用されたスコロトロン帯電器の構成
図、第7図は第2現像器の構成説明図、第8図は感光体
の表面電位特性を示す曲線図、第9図はその表面電位特
性を温度を考慮せずに補償した場合を示す曲線図、第10
図はその表面電位特性を温度を考慮して補償した場合を
示す曲線図、第11図は本発明適用の2色LBPにおける制
御の構成を示すブロック図、第12図はROMデータテーブ
ルの内容を示す図、第13図はインターフェース回路とホ
ストシステムのインターフェース信号の詳細を示す図、
第14図はインターフェース信号とデータ書込位置との関
係説明図、第15図は2色LBPで使用するコマンド及びス
テータスの各詳細説明図、第16図は各種検出器の詳細を
示すブロック図、第17図は駆動回路と出力素子との詳細
を示すブロック図、第18図はプロセス制御回路とその入
出力端子の詳細を示すブロック図、第19図〜第23図は2
色LBP全体の動作を示すフローチャート、第24図及び第2
5図はページトップカウンタ、ページエンドカウンタ、
レフトマージンカウンタ、ライトマージンカウンタ及び
2ビーム走査長補正値をセットするサブルーチンを示す
フローチャート、第26図はウォームアップ時の電位制御
及びファーストプリント前の電位制御のサブルーチンを
示すフローチャート、第27図及び第28図は帯電電位制御
のサブルーチンを示すフローチャート、第29図は従来の
像形成装置の構成説明図である。 199……2色LBP 200……感光体 201……第1帯電器 202……第1表面電位センサ 203……第1現像器 204……第2帯電器 205……第2表面電位センサ 206……第2現像器 207……転写前帯電器 208……転写帯電器 209……剥離帯電器 210……クリーナ 211……除電器 309……第1レーザビーム 310……第2レーザビーム 500……ホストシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 成人 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 神山 三明 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 剣持 修 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝自動 機器エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−263176(JP,A) 特開 昭61−99171(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体を帯電する帯電手段と、この帯電
    手段により帯電された前記像担持体上の帯電電位を測定
    する電位測定手段と、前記電位測定手段の測定結果を所
    定の演算式に基づいて演算し、且つこの演算結果により
    前記帯電手段の帯電量を制御する帯電量制御手段と、露
    光走査して前記像担持体上に静電潜像を形成する静電潜
    像形成手段と、前記静電潜像を現象する現象手段とを有
    し、且つ少なくとも前記帯電手段、前記電位測定手段、
    前記静電潜像形成手段及び前記現象手段を前記像担持体
    に対向させて複数組配置し、この配置構成で多色印字モ
    ード又は単色印字モードにより多色又は単色の記録を行
    なう記録装置において、 前記帯電量制御手段は、単色印字モードが指定された際
    には対応する単一の前記帯電手段について帯電電位制御
    を実行し、多色印字モードが指定された際には対応する
    前記各帯電手段について個別に帯電電位制御を実行する
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記帯電量制御手段は、単色印字モードが
    指定された際には対応する単一の前記帯電手段を回数設
    定することなく連続的に繰返し制御し、多色印字モード
    が指定された際には、対応する前記各帯電手段を各所定
    回数分だけ繰返し制御することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の記録装着。
  3. 【請求項3】前記帯電量制御手段は、2色印字モードが
    指定された際に、対応する前記各帯電手段のうち最初に
    帯電量が制御される第1の帯電手段と、次に帯電量が制
    御される第2の帯電手段とについて、前記第1の帯電手
    段には、この帯電後に動作する第1の静電潜像形成手段
    による静電潜像形成時に関係なく毎回所定期間だけ帯電
    量を制御し、前記第2の帯電手段には、この帯電後に動
    作する第2の静電潜像形成手段による静電潜像形成終了
    毎に帯電量を制御することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の記録装置。
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