JPH02218416A - 乾燥剤 - Google Patents

乾燥剤

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Publication number
JPH02218416A
JPH02218416A JP3803589A JP3803589A JPH02218416A JP H02218416 A JPH02218416 A JP H02218416A JP 3803589 A JP3803589 A JP 3803589A JP 3803589 A JP3803589 A JP 3803589A JP H02218416 A JPH02218416 A JP H02218416A
Authority
JP
Japan
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deliquescent
inorganic compound
moisture
paste
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP3803589A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Komori
敬之 小森
Makoto Samejima
鮫嶋 誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soda Co Ltd filed Critical Nippon Soda Co Ltd
Priority to JP3803589A priority Critical patent/JPH02218416A/ja
Publication of JPH02218416A publication Critical patent/JPH02218416A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塩化カルシウム等の潮解性無機化合物を吸湿
主成分とする乾燥剤に関するものである。
〔従来の技術〕
塩化カルシウム等の潮解性無機化合物は、@湿部力が大
きく、また安価であるため、乾燥剤として利用されてい
る。しかしながら、潮解性化合物は吸湿すると液状化す
るため、取扱いにくいものであり、実用化のために種々
の改良が行われている0例えば、特公昭52−1070
42号公報には、潮解性無機化合物とカルボキシメチル
セルロース等の親水性ポリマーとを混合使用し、吸湿後
も固体状の形態を保つようにした乾燥剤が記載されてい
る。
また、乾燥剤を使用する場合、透湿性の容器、例えば、
布、紙、あるいは不織布等で作った袋に封入して使用さ
れることが多いが、通常の透湿性材料では潮解液が外部
に滲み出てくる恐れがあり、この改良のために、水蒸気
は透過するが水あるいは水溶液は透過しない特殊なシー
トが開発されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
潮解性無機化合物を一吸湿成分とする乾燥剤を、紙等の
通常の透湿性シートで包装した場合、前記の如く、潮解
液が滲み出て(る、また、水蒸気は透過するが水あるい
は水溶液は透過しない特殊なシートは、潮解性無機化合
物を吸湿成分とする乾燥剤の包装材料として優れたもの
であるが、高価なものである。
本発明の目的は、潮解性無機化合物を吸湿成分とし、安
価な通常の透湿性シートで包装した場合にも、潮解液の
漏出のない乾燥剤を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、潮解性無機化合物、糊形成物質およびステア
リン酸金属塩を含有することを特徴とする乾燥剤に関す
るものである。
本発明乾燥剤の吸湿主成分である潮解性無機化合物とし
ては、乾燥剤として使用可能な通常の潮解性無機化合物
が使用でき、例えば、塩化リチウム、塩化カルシウム、
塩化マグネシウム、塩化ストロンチウム、沃化マグネシ
ウム、硫酸マグネシウム、五酸化二項等の金属塩化物、
金属硫酸塩、金属酸化物が挙げられる。吸湿力、安全性
、および経済性の面から、塩化カルシウムおよび塩化マ
グネシウムが好ましい。
本発明における糊形成物質は、保水剤として作用するも
のである。糊形成物質としては、水と混合することによ
り、流動性の少ない糊状物を形成する物質が使用でき、
例えば、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、メチルセルロース等のセルロース誘導
体、グアーガム等が挙げられる。
潮解性無機化合物に糊形成物質を配合することにより、
吸湿により生成する潮解液が糊形成物質とともに糊状物
となり、液状化を防止することはできるが、包装材料が
紙、布、あるいは不織布等の通常の透湿性シートからな
る場合は、潮解液が外部に滲み出てくる。
本発明においては、更に、ステアリン酸金属塩が配合さ
れており、これにより、通常の透湿性シートで包装した
場合においても、潮解液の漏出のない乾燥剤となる。
ステアリン酸金属塩としては、粉末状のものであれば使
用でき、例えば、Na、 K 、 Ca、 Ba5Mg
Zns Cu、 Pb、 Ni、 AI等の塩を挙げる
ことができる。
糊形成物質の配合量は、潮解性無機化合物100重量部
に対し、50〜200重量部が好ましい、5(重量部よ
り少ないと、ステアリン酸金属塩の効果が十分に発揮さ
れない、200重量部より多い場合は、潮解液の漏出防
止効果の点ではなんら問題ないが、吸湿主成分である潮
解性無機化合物の含有量が相対的に少なくなるため吸湿
能力が低下し、また乾燥剤の価格が高(なるので好まし
くない。
ステアリン酸金属塩の添加量は、糊形成物質の配合量に
よりその最適量は異なるものであるが、通常、潮解性無
機化合物too 重量部に対して2重量部以上、好まし
くは5f[置部以上である。上限は特にないが、経済性
を考慮すれば50重量部以下が好ましい。
本発明乾燥剤を製造するには、粉末状または粒状の各成
分を単に混合すればよいが、好ましくは、潮解性無機化
合物を糊形成物質で造粒した後、該造粒物とステアリン
酸金属塩とを混合して製造する。この場合、ステアリン
酸金属塩の量がより少量で十分な濁水防止効果が得られ
る。
糊形成物質で造粒した潮解性無機化合物は、例えば以下
の方法で製造できる。
潮解性無機化合物の粉末と糊形成物質の粉末とを混合し
、噴霧器等で少量の水を加えなから混練機で混練するこ
とにより造粒する。必要に応じて、更に粉砕、整粒する
以下、実施例を挙げ本発明を更に詳細に説明する。
実施例1゜ 第1表に示した割合(重量)で、塩化カルシウム2水塩
、カルボキシメチルセルロース(商品名セロゲンEP:
第−工業製薬■)およびステアリン酸カルシウムを配合
し、よく振り混ぜて乾燥剤を調製した。この乾燥剤を、
不織布/ポリエチレン補強材/穴あきポリエチレンの構
成の包材で作成した袋に約10g充填し、25℃、90
%RHの恒温恒湿機内に放置して吸湿限界まで吸湿させ
、袋からの漏水の状態を調査した。その結果を第1表に
示す。
第1表 表中、漏水状態を示す記号の意味は、下記の通りである
0:I水なし。
Δ:包材の一部から漏水。
×:包材の全面から漏水。
本発明乾燥剤No、2〜5では、漏水防止効果が十分に
発揮され、包材からの潮解液漏水は認められなかった。
比較例であるNo、1の乾燥剤においても、ステアリン
酸カルシウムの効果は得られてはいたが十分でなく、吸
湿限界に達する前に包材の一部から漏水していた。また
他の比較例であるN016の内容物は比較的硬い餅状を
していたが、包材との接触面全面において潮解液が滲み
出ていた。
実施例2゜ 無水塩化カルシウム粉末200gとカルボキシメチルセ
ルロース(商品名セロゲンEP:第−工業製薬@I)3
00gとを混合して混線機に入れ、約30gの水を噴霧
器により加えながら混練、造粒し、20メツシエ篩上で
粉砕、整粒して約500gの造粒物を得た。この造粒物
とステアリン酸カルシウムを第2表に示す割合(ii量
)で混合し、実施例1と同様に吸湿試験を行った。その
結果を第2表に示す。
第2表 表中、漏水の状態を示す記号の意味は、M1表における
ものと同一である。
No、lでは、吸湿限界付近で包材の一部に潮解液の滲
み出しが見られたが、No、2〜4では漏水は全く認め
られなかった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、強力な吸湿能力を有する塩化カルシウ
ム等の潮解性無機化合物を乾燥剤として使用する際の欠
点である潮解液の生成という問題が解決される0本発明
の乾燥剤は、保水性が極めて優れており、透湿性の包材
で包装して乾燥剤として使用する場合、従来、特殊な包
材を使用する必要があったが、本発明乾燥剤の場合、安
1−な通常の′!s湿性包材が使用できる。
出願人 (430)   日本曹達株式会社代理人 (
7125)  検出 古臭 (9648)  東海 裕作

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、潮解性無機化合物、糊形成物質およびステアリン酸
    金属塩を含有することを特徴とする乾燥剤。
JP3803589A 1989-02-17 1989-02-17 乾燥剤 Pending JPH02218416A (ja)

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JP3803589A JPH02218416A (ja) 1989-02-17 1989-02-17 乾燥剤

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005058481A1 (en) * 2003-12-17 2005-06-30 Stopak (Pty) Ltd Desiccant composition
JP2012021064A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Murakashi Sekkai Kogyo Kk 酸性粉末状化合物とアルカリ性粉末状化合物の混合組成物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005058481A1 (en) * 2003-12-17 2005-06-30 Stopak (Pty) Ltd Desiccant composition
JP2012021064A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Murakashi Sekkai Kogyo Kk 酸性粉末状化合物とアルカリ性粉末状化合物の混合組成物

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