JPH0221780Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0221780Y2
JPH0221780Y2 JP15499283U JP15499283U JPH0221780Y2 JP H0221780 Y2 JPH0221780 Y2 JP H0221780Y2 JP 15499283 U JP15499283 U JP 15499283U JP 15499283 U JP15499283 U JP 15499283U JP H0221780 Y2 JPH0221780 Y2 JP H0221780Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
att
output terminal
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15499283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6064620U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15499283U priority Critical patent/JPS6064620U/ja
Publication of JPS6064620U publication Critical patent/JPS6064620U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0221780Y2 publication Critical patent/JPH0221780Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、オーデイオ入力信号に対して1つの
チヤンネルについて2つの出力端子を有し、その
2つの出力端子のバランスを変化させるフエーダ
回路に関するものである。
従来の一般的なフエーダ回路は、2つの出力の
バランスを変化させる手段としてボリユームを用
い、第1図に示すように構成されていた。図にお
いて、1,2はそれぞれ抵抗値R1,R2の抵抗、
3はw(ダブル)カーブボリユームである。入力
信号線は2つに分割され、それぞれ抵抗1,2の
一端に接続されている。抵抗1,2のそれぞれの
他端はwカーブボリユーム3の両端に接続され、
この接続点がそれぞれ出力端子A,Bとなつてい
る。また、wカーブボリユーム3の共通端子はア
ースされている。
以上の構成により、入力された信号は2つに分
割され、それぞれ抵抗1,2に入力される。抵抗
1,2とwカーブボリユーム3は、出力端子A,
Bとアース間にそれぞれ可変抵抗VR1,VR2を接
続した第2図に示す等価回路の減衰器(ATT)
回路を構成する。ATT回路中の抵抗の値は通常、
R1=R2=R、VR1+VR2=γ、R/(γ/2)=
0dBとなるように設定される。そして、ボリユー
ム3の共通端子をその中心から出力端子A,B側
にそれぞれ移動することにより、出力端子A,B
の出力レベルは、第3図に破線と実線でそれぞれ
示すように変化する。
上述した回路はボリユームが手動式のものであ
るため、例えばその値を電子的に設定しようとす
る場合には適用できない。
そこで、ボリユームを複数の抵抗とそれに対応
した複数のスイツチで構成し、電子制御によつて
第3図に示す特性を得ることが考えられている。
第4図は第1図の可変抵抗部を抵抗41とアナ
ログスイツチ42で構成したものの、第5図は第
4図の抵抗41とアナログスイツチ42を上下2
段に分けたものをそれぞれ示し、両者共、減衰量
0dB〜−∞dBを細かく分けようとするとアナロ
グスイツチの数は非常に多くなる。1つの出力に
ついてn個に分けると、アナログスイツチ数は
2nとなり、例えば0dB〜−68dBを2dBステツプ
で変化させようとすると、1つの出力当り、35個
に分けられることになつて合計70個のアナログス
イツチが必要になる。
上述のようなことを回避するため、第5図の
ATT回路内を2段にし、1ステツプ当りの減衰
量が大きい、例えば10dBの上位と、小さい、例
えば2dBの下位とに重み付けを行つた第6図に示
すものが考えられている。同図において、61は
上位の直列抵抗、62はアナログスイツチ、63
は下位の直列抵抗、64はバツフアアンプである
が、バツフアアンプ64については、直列抵抗6
1及び62の抵抗値のとり方により必要無い場合
もある。また、重み付けも2段に限らず、より多
段にする場合もある。
第6図の構成では、0dB〜−68dBの範囲を2dB
のステツプで変化させようとして、上位を10dB
ステツプ、下位を2dBステツプとした場合、アナ
ログスイツチの数は、10dBステツプ分に7個、
2dBステツプ分に5個となつて1出力当り12個、
合計で24個となり、第4図、第5図のATT回路
の70個に比べ大幅にアナログスイツチの数が減ら
されている。
しかし、通常の通信路は2チヤンネルであり、
第6図に示すATT回路を2つ必要とし、これに
伴つてアナログスイツチ数も増大する。
本考案は、フエーダ回路では2つの出力がそれ
ぞれ独立に制御されるが、両方共に減衰出力とな
る状態が必要ないという状況に鑑み、減衰動作前
の信号と減衰動作後の信号を取り出し、この2つ
の信号を2つの出力端子に選択的に出力すること
により、より一層のアナログスイツチ数の削減を
図つた電子制御可能なフエーダ回路を提供するこ
とを目的としている。
以下本考案の一実施例を第7図以降を参照して
説明する。
第7図において、71は10dBステツプのATT
回路で、直列接続された複数の抵抗71aと複数
のアナログスイツチ71bで構成されている。7
2は2dBステツプのATT回路で、10dBステツプ
ATT回路71と同様に直列接続された複数の抵
抗72aと複数のアナログスイツチ72bで構成
されている。73はアナログスイツチSWA,
SWB,SWa,SWbからなる出力端子切り換えス
イツチで、SWAの一端は出力端子Aに、他端は
入力端子にそれぞれ接続され、SWaの一端は出
力端子Aに、他端はATT回路72の出力端にそ
れぞれ接続され、SWBの一端は出力端子Bに、
他端はATT回路72の出力端にそれぞれ接続さ
れ、SWbの一端は出力端子Bに、他端は入力端
子にそれぞれ接続されている。
以上の構成により、今出力端子切換スイツチ7
3のSWA,SWBがオン、SWa,SWbがオフと
すると、入力端子により入つた信号は、出力端子
Aからは減衰されずにそのままのレベルで、出力
端子Bからは制御によつて設定された量だけ減衰
されたレベルでそれぞれ出力される。次に、出力
端子切換スイツチ73のSWA,SWBがオフ、
SWa,SWbがオンとすると、上述とは逆に、出
力端子Aからは減衰したレベル、出力端子Bから
は減衰されないレベルの出力信号が得られる。そ
して、以上の動作を総合すると、第8図のような
特性が得られる。なお、破線は出力A、実線は出
力Bをそれぞれ表わす。
フエーダ回路では、2つの出力の1つは必らず
0dB出力で、他方が減衰動作の出力であり、両方
とも0dB出力のときを境に特性が入れ換わるが、
第8図の特性はまさにその通りになつている。
なお、上述の実施例では、ATT回路に10dBス
テツプと2dBステツプで構成したものを使用して
いるが、これに限られるものでなく、電子制御さ
れるATT回路であれば、どのようなものであつ
てもよい。
以上のように本考案によれば、1つのATT回
路の入力レベルと減衰したレベルの2出力を2つ
の出力端子に選択的に出力できるように構成した
ので、ATT回路は1チヤンネル当り1つでよく、
アナログスイツチの数を大巾に減らすことができ
る。
例えば、ATT回路のアナログスイツチ数がm
個とすると、従来例では2m個のスイツチを要す
るが、本考案ではm+4個で済み、従つてATT
回路にアナログスイツチを4個以上使用するもの
に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はボリユームを用いた従来のフエーダ回
路の一例を示す回路図、第2図は第1図の等価回
路図、第3図は一般的フエーダ回路の出力特性を
示すグラフ、第4図は電子制御可能にした従来の
フエーダ回路の一例を示す回路図、第5図は同じ
く電子制御可能にした従来のフエーダ回路の他の
例を示す回路図、第6図は第5図の回路を改良し
た従来例を示す回路図、第7図は本考案によるフ
エーダ回路の一実施例を示す回路図、及び第8図
は本考案の出力特性を示すグラフである。 A,B…出力端子、71,72…ATT回路、
73…出力端子切り換えスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オーデイオ入力信号に対して1チヤンネル当り
    2つの出力端子を有し、この2つの出力端子から
    の出力信号のバランスを電子制御により変えるフ
    エーダ回路であつて、電子制御されるATT回路
    の入力端と出力端とのそれぞれを切換スイツチを
    介して前記2つの出力端子のそれぞれに接続し、
    該切換スイツチの選択的な動作により、一方の出
    力端子に入力端を接続しているとき他方の出力端
    子の出力端を接続するようにしたことを特徴とす
    るフエーダ回路。
JP15499283U 1983-10-07 1983-10-07 フエ−ダ回路 Granted JPS6064620U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15499283U JPS6064620U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 フエ−ダ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15499283U JPS6064620U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 フエ−ダ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6064620U JPS6064620U (ja) 1985-05-08
JPH0221780Y2 true JPH0221780Y2 (ja) 1990-06-12

Family

ID=30342436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15499283U Granted JPS6064620U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 フエ−ダ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6064620U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6064620U (ja) 1985-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2532212B2 (ja) 可変減衰器
JP2891274B2 (ja) 可変信号減衰装置
JPS6028449B2 (ja) 可変減衰器
GB2079087A (en) Volume control
JPH0221780Y2 (ja)
US5216355A (en) Electronic volume controller
EP0482288B1 (en) Electronic volume controller
JPH07254830A (ja) 電子ボリューム回路
JP2993449B2 (ja) ステップアッテネータ
JPS61145918A (ja) 電子ボリユ−ム回路
JPH01318307A (ja) 電子アッテネータ
JP2509520Y2 (ja) 信号減衰回路
US5175623A (en) Method and apparatus for linear video mixer with digital control
JPS6145640Y2 (ja)
JPS6123862Y2 (ja)
JPS59161109A (ja) 可変利得増幅器
JPS6268311A (ja) 電子ボリユ−ム回路
JPH0133963B2 (ja)
JPH0127603B2 (ja)
JPH0419851Y2 (ja)
JPH0239131B2 (ja)
JPH084734Y2 (ja) 多段アッテネ−タ
JPH0215386Y2 (ja)
JPH04116426U (ja) 信号減衰回路
JPH05327387A (ja) プログラマブル減衰装置