JPH02217759A - エンジンヒートポンプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、エンジンによってヒートポンプを駆動する
エンジンヒートポンプ装置に間する。

［従来の技術］ エンジンヒートポンプ装置は、装置本体に、エンジンと
、このエンジンによつて駆動されるヒートポンプとを収
納している。

このようなエンジンヒートポンプ装置では、例えばｖＪ
６図に示すように、エンジンを冷却する温水用熱交換器
１００と、ヒートポンプの冷媒用熱交換器１０１とを上
下方向に重ね合せて一体にしたものが用いられ、この熱
交換器を装置本体の側部に配置している。

Ｃ発明が解決しようとする課！！！］ 般に、エンジンヒートポンプ装置の大能力化を図るには
、温水用熱交換器や冷媒用熱交換器の面積を大きくする
ことが考えられる。

この場合、従来の熱交換器の構造では、熱交換器を装置
本体の側部に配置し、さらに例えばファン等を側部に配
置しているため、エンジンヒートポンプ装置の大能力化
に応じて、熱交換器の面積が大きくなる分背高さも高く
せざるを得す、装置全体が大型化する傾向にある。

また、従来の一体となフた熱交換器では、装置本体の側
部の一部を利用して配置するのみであるため、レイアウ
ト的に無駄が生ずるのみならず、温水用熱交換器と冷媒
用熱交換器が一体であることにより、構造、配管等が複
雑にならざるを得ない。

この発明はかかる実状に鑑みてなされたものであって、
装置本体の背高さが抑制されたコンパクトなもので、レ
イアウト的に無駄が無く、しかも構造、配管等が簡単で
あるエンジンヒートポンプ装置を提供することを目的と
している。

［課題を解決するための手段］ 前記の問題点を解決するために、この発明は装置本体に
、エンジンと、このエンジンによって駆動されるヒート
ポンプとを収納するエンジンヒートポンプ装置において
、前記装置本体の周壁の一側部に沿７て温木用熱交換器
を設け、他側部に沿って冷媒用熱交換器を設けたことを
特徴としている。

［作用〕 この発明では、装置本体の周壁の一側部に沿りて温水用
熱交換器を設け、他側部に沿って冷媒用熱交換器を設け
、装置本体の周壁を有効に利用して比較的面積を有する
熱交換器を配置している。

このため、装置の大能力化に応じて温水用熱交１ｊ１１
器や冷媒用熱交換器の面積が大きくなりても、熱交換器
の配置スペースが容易に確保され、背高さを抑制したコ
ンパクトな装置にすることができる。

また、温水用熱交換器と冷媒用熱交換器を分離して配置
するため、レイアウト的に無駄が無くなるだけでなく、
それぞれ独立した構造で製作でき、さらに温水用熱交換
器をエンジン側に、冷媒用熱交換器をヒートポンプ側に
配置することができ、構造や配管等が簡単になる。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を添付図面に基いて詳細に説
明する。

第１図乃至第５図はこの発明のエンジンヒートポンプ装
置を示し、第１図は正面図、第２図は左側面図、第３図
は右側面図、第４図は背面図、第５図は平面図である。

図中符号１はエンジンヒートポンプ装置で、例えば室内
を暖房または冷房するために用いられ、この装置本体２
の内部にはエンジン３及びヒートポンプ４が収納されて
いる。

装置本体２は箱型になっており、第１図に示すように、
その中央から左側にエンジンルーム５が形成され、この
エンジンルーム５にエンジン３が配置され、必要時にメ
ンテナンスが可能なように、エンジンルーム５の開口部
５ａから出し入ね自在になっている。

装置本体２のエンジンルーム５の右側に形成された空間
には、ヒートポンプ４の冷媒系配管類６が集中して配置
され、このヒートポンプ４はエンジン３によって駆動さ
れる。

装置本体２の周壁のエンジンルーム５の開口部５ａを形
成した前側部フには、エンジンルーム５より上方位置の
略−面に温水用熱交換器８が、前側部７「沿って設けら
れている。温水用熱交換器８はエンジン３を冷却し、こ
の温水用熱交換器８をエンジン３に近接して設けること
で、エンジン側との接続を容易にしている。

装置本体２の周壁の他側部には、即ち左側壁９から後側
壁１０の略半分にかけて冷媒用熱交換器１１が、また右
側壁１２から後側壁１０の略半分にかけて冷媒用熱交＠
器１３が、それぞれ分割し周壁に沿って設けられている
。これらの冷媒用熱交換器１１．ｉ３は例えば室内を暖
房或いは冷Ｈするために、冷媒の熱を集取したり放出し
たりして熱伝達を行なう。

装置本体２の天井部１４には温水用熱交換器８と冷媒用
熱交・換器１３に囲まれる部分に、左右にファン１５．
１６が備えられている。

このように、温水用熱交換器８と冷媒用熱交換器ｉｆ、
１３とを分離して、それぞれを装置本体２の周壁に沿っ
て設けているため、装置の大能力化に応じて温水用熱交
換器８や冷媒用熱交換器１１．１３の面積が大きくなっ
ても、装置本体２０周壁を有効利用して配置されている
から、熱交換器の配置スペースの確保が容易で、背高さ
を抑制したコンパクトな装置となっている。

また、温水用熱交換器８と冷媒用熱交換器１１．１３と
を分１ｔノて周壁に配置し、この温水用熱交換器８と冷
媒用熱交換＠ｔｔ、ｔ３に囲まれる部分にファンｊ５．
＋６を上向きにして配置したため、温水用熱交換器の配
置に周壁を有効に利用でき、レイアウト的に無駄が無く
なる。

さらに、温水用熱交換器８より冷媒用熱交換器１１．１
３が大きいため、装置本体２の前側Ｍ７の１面に温水用
熱交換器８を、他の両側部９，１２と後側壁１０の３面
には冷媒用熱交換器ｌＩ２１３を配置している。

また、冷媒用熱交換器１１．１３は左右に一対に分割し
て、組立やメンテナンス時の取扱いを簡単にしているが
、この冷媒用熱交換器は一体に形成してもよい。

［発明の効果］ この発明は前記のように、装置本体の周壁の一側部に沿
って温水用熱交換器を設け、他側部に沿って冷媒用熱交
換器を設けているから、装置の大能力化によりて温水用
熱交換器や冷媒用熱交換器の面積が大ぎくなっても、熱
交換器の配置スペースが容易に確保され、背高さを抑制
したコンパクトな装置にすることができる。

また、温水用熱交換器と冷媒用熱交換器を分趙して配置
するため、レイアウト的に無駄が無くなるだけでなく、
それぞれ独立した構造で製作でき、さらに温水用熱交換
器をエンジン側に、冷媒用熱交換器をヒートポンプ側に
配置することができ、構造や配管等が簡単になる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図はこの発明のエンジンヒートポンプ装
置を示し、第１図は正面図、第２図は左側面図、′！Ｊ
３図は右側面図、′！Ｊ４図は背面図、第５図は平面図
、第６図は従来のエンジンヒートポンプ装置に使用され
る熱交換器を示す斜視図である。 図中符号１はエンジンヒートポンプ装置、２は装置本体
、３はエンジン％４はヒートポンプ、８は温水用熱交換
器、１１．１３は冷媒用熱交換器である。 特　許　出　願　人　　　ヤマハ発動機株式会社第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 装置本体に、エンジンと、このエンジンによつて駆動さ
   れるヒートポンプとを収納するエンジンヒートポンプ装
   置において、前記装置本体の周壁の一側部に沿って温水
   用熱交換器を設け、他側部に沿って冷媒用熱交換器を設
   けたことを特徴とするエンジンヒートポンプ装置。