JPH02215983A - スクロールコンプレッサを備えた冷凍サイクル - Google Patents

スクロールコンプレッサを備えた冷凍サイクル

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JPH02215983A
JPH02215983A JP3672989A JP3672989A JPH02215983A JP H02215983 A JPH02215983 A JP H02215983A JP 3672989 A JP3672989 A JP 3672989A JP 3672989 A JP3672989 A JP 3672989A JP H02215983 A JPH02215983 A JP H02215983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
scroll
scroll compressor
suction
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP3672989A
Other languages
English (en)
Inventor
Denji Mashita
真下 傳二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH02215983A publication Critical patent/JPH02215983A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、始動時にスクロールコンプレッサを逆転させ
てなるスクロールコンプレッサを備えた冷凍サイクルに
関する。
(ロ)従来の技術 本発明に先行する実開昭57−162981号公報に記
載された従来の技術では、コンプレッサの始動時に一定
時間低速回転させて液圧縮等の危惧を解消した後に高速
の通常運転に移行させている。
しかしながらこの種従来の技術では、圧縮要素に対する
液冷媒の侵入を前述の低速回転骨だけ抑制できるものの
、多少の液冷媒は依然として圧縮要素に侵入する危惧が
あり、また前記液冷媒の蒸発、解消のために電気ヒータ
を設けた場合にはこのヒータへの通電時間が長期化して
電力消費量の増加する欠点、また寝込み液冷媒防止用の
電磁弁等をコンプレッサの各所に設けた場合にはそれら
の増設構造分だけコストアップし且つ絶対的信頼性の低
下する等の欠点がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、前述の欠点を解消し、冷凍サイクルの始動時
における液圧縮等の不所望状態を簡単な構成だけで回避
するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、吸込管の連通された密閉容器と、該密閉容器
に収納したスクロール圧縮要素と、該スクロール圧縮要
素を駆動する電動要素と、該電動要素を制御する制御装
置と、を備えたものにおいて、 前記制御装置は、前記スクロール圧縮要素の始動時に前
記電動要素を逆転ずべく構成してなるものである。
(ホ) 作用 本発明によれば、スクロール圧縮要素はその始動時に逆
転すると、レシプロ型圧縮要素、ロータリー型圧縮要素
とは異なり、冷媒が逆流して膨張機として作用するよう
になり、よって、密閉容器内の寝込み液冷媒は吸込管か
ら一旦排出され圧縮要素の液圧縮が防止されると共に、
始動時の潤滑油の密閉容器内からの吐出も防止される。
(へ)実施例 次に本発明の一実施例について説明する。
第1図において(1)はコンプレッサ(C)の密閉容器
で、この容器内にはフレーム(2)と、このフレームの
上側に配置されたスクロール圧縮要素(3)と、下側に
配置された電動要素(4)とが夫々収納されている。フ
レーム(2)の中央には回転軸(5)を軸支する軸受部
(6)が一体に設けられている。電動要素(4)は固定
子(7)と、この固定子の内部で回転軸(5)に挿着さ
れた回転子(8)とで構成されている。スクロール圧縮
要素(3)は固定スクロール(9)と旋回スクロール(
lO)とで構成されている。固定スクロール(9)は円
板状の端板(11)と、この端板の一方の面周縁に突設
された環状壁<’tz>と、この環状壁に囲まれて端!
(11)に立設されてインボリュート状またはこれに近
似の曲線からなる渦巻き状のラップ(13)とで構成さ
れている。固定スクロール(9)の端板(11)には中
央に吐出口(14)が設けられている。 (151はカ
ップマフラーで、このカップマフラーは吐出口(14)
を覆うように端板(11)に取付けられている。そして
、固定スクロール(9)は環状壁(12)およびラップ
(13)の突出方向を下方向としてこの環状壁がフレー
ム(2)の周縁にボルト等で固定されている。旋回スク
ロール(lO)は固定スクロール(9)の環状壁(12
)の内径より小さい外径の端板(16)と、この端板の
一方の面に立設されてインボリュート状またはこれに近
似の曲線からなる渦巻き状のラップ(17)と、端板(
16)の他方の面の中央に突設されたピン部(18)と
で構成されている。そして、旋回スクロール(10)は
ラップ(17)の突出方向を上方としてこのラップが固
定スクロール(9)のラップ(13)にかみ合うように
している。 (1・9)は旋回スクロール(lO)と回
転軸(5)との間に設けられた中間軸受部材で、この中
・間軸受部材には旋回スクロール(10)のビン部(1
8)を挿入するボス穴(20)と、この回転軸(5)の
先端を嵌合わせる嵌合孔(21)とが偏位して設けられ
ている。中間軸受部材(19)はフレーム(2)で形成
された空間(22)内を回転している。(23)はオル
ダムリングで、旋回スクロール+10)を固定スクロー
ル(9)に対して相対的に自転しないようにして円軌道
上を公転させる。フレーム(2)の外周には密閉容器(
1)内の吸入流体をスクロール圧縮要素(3)に導く吸
込通路(24) (25)が形成されている。また、固
定スクロール(9)の端板(11)には密閉容器(1)
とカップマフラー(15)との間を低圧空間にする連通
孔(26)が形成されている。 (27)は吸込管で、
この吸込管は電動要素(4)の下方の密閉容器(1)内
に開口している。 (28)は電動要素(4)の固定子
(7)の下端に取付けられて吸込管(27)から流入す
る冷媒を案内する案内部材である。
空間(22)を形成するフレーム(2)には下部に油排
出孔(29)が設けられ、この油排出孔には固定子(7
)の外周に延びるパイプ(3G)が接続されている。 
(31)は密閉容器(1)の上部を貫通してカップマフ
ラー(15)に取付けられた吐出管であるゆ(32)は
密閉容器(1)の底部に貯溜した潤滑油で、コンプレッ
サの正常運転時には液面が矢印して示すように低レベル
にあってオイルポンプ(33)にて汲み上げられ各摺動
箇所に供給されると共に、コンプレツナの停止時には吸
込管(27)から流入する液冷媒等が混入することで液
面が矢印Hで示すように高レベルとなる。 +34)は
電動要素(4)の制御装置で、電気回路にて形成され密
封端子(35)を介して固定子(7)の巻線に接続され
ており、その詳細は後述する。
第2図において、(36)は前記コンプレッサ(C)を
備えた冷凍サイクルで、順次、凝縮器(37)、膨張弁
(38)及び蒸発器(39)等を配管(40)にて連結
して冷媒を循環させる。
而して前記制御装置(34)は、第3図に示すように、
交流電源(41)と3相交流方式の電動要素(4)とに
介在し、この電動要素(4)をその始動時に所定時間逆
転するように構成しである。制御装置(34)は、具体
的には、タイマー回路部とスイッチ切り替え回路部(い
ずれも図示しない)を有し、3相巻線+42) (43
1(44)のうちの2相巻線を回路的に入れ替えること
で電動要素(4)を逆転させ、タイマー時間後に前記2
相巻線を正常状態に復帰接続することで電動要素(4)
を正転させるように構成しである。
前記冷凍サイクルでは、その始動時においてはスクロー
ル圧縮要素(3)は所定時間だけ逆転して潤滑油(32
)をその高レベル(H)から寝込み液冷媒と共に吸込管
(27)から逆流させて略低レベル(L)とすることで
、吸込通路(241(25)からの急激な液冷媒等の吸
込みが阻止され、これによって、液圧縮更には潤滑油の
密閉容器(1)内からの吐出現象も防止されるようにな
る。
前記冷凍サイクルでは、所定時間後にはスクロール圧縮
要素(3)は正転状態に復帰して第2図の実線矢印で示
す方向で冷媒を潤滑して正常の冷凍運転を行なう。
尚、前記冷凍サイクルでは、電動要素(4)を単相交流
電動機で構成しその主巻線と補助巻線とを回路的に入れ
替えることで逆転させるものも実施される。
(ト)  発明の効果 本発明は、以上のように構成したから、冷凍サイクルの
始゛動時には、スクロール圧縮要素が逆転して、密閉容
器内の寝込み液冷媒と潤滑油が逆流して吸込管から一旦
排出され正常運転時と略同等の低レベルに規制され、従
って、スクロールコンプレッサにおける始動時の液圧縮
と潤滑油の吐出現象を簡単な構成で防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の冷凍サイクルに備えたスク
ロールコンプレッサの縦断面図、第2図は本発明の一実
施例の概略的構成図、第3図は同実施例の要部の説明図
である。 (1)・・・密閉容器、(3)・・・スクロール圧縮要
素、(4)・・・電動要素、(27)・・・吸込管、(
34)・・・制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 吸込管の連通された密閉容器と、該密閉容器に
    収納したスクロール圧縮要素と、該スクロール圧縮要素
    を駆動する電動要素と、該電動要素を制御する制御装置
    と、を備えたものにおいて、前記制御装置は、前記スク
    ロール圧縮要素の始動時に前記電動要素を逆転すべく構
    成してなることを特徴とするスクロールコンプレッサを
    備えた冷凍サイクル。
JP3672989A 1989-02-15 1989-02-15 スクロールコンプレッサを備えた冷凍サイクル Pending JPH02215983A (ja)

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JP3672989A JPH02215983A (ja) 1989-02-15 1989-02-15 スクロールコンプレッサを備えた冷凍サイクル

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JP3672989A JPH02215983A (ja) 1989-02-15 1989-02-15 スクロールコンプレッサを備えた冷凍サイクル

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ID=12477820

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0652372A1 (en) * 1993-10-27 1995-05-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Reversible rotary compressor and reversible refrigerating cycle

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61213556A (ja) * 1985-03-20 1986-09-22 株式会社日立製作所 スクロール圧縮機を用いた冷凍装置の起動方法

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