JPH0221583A - 低圧幹線分岐部のコネクター装置 - Google Patents

低圧幹線分岐部のコネクター装置

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JPH0221583A
JPH0221583A JP63172355A JP17235588A JPH0221583A JP H0221583 A JPH0221583 A JP H0221583A JP 63172355 A JP63172355 A JP 63172355A JP 17235588 A JP17235588 A JP 17235588A JP H0221583 A JPH0221583 A JP H0221583A
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稲葉 国道
Osamu Kajiya
梶家 治
Jiro Kakizaki
柿崎 治郎
Isamu Tsuchiya
土谷 勇
Tsuneaki Ochiai
落合 恒昭
Masaki Takamizu
高水 正貴
Yukio Mizome
見染 悠紀夫
Masaru Koyasu
子安 勝
Tatsuo Inagaki
稲垣 達夫
Yoshihito Munemasa
宗政 義仁
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビル等の電気シャフトに配置される低圧幹線
から、各階の負荷部分に給電を行うために用いられる分
岐装置に関し、特に、電源側コネクターと負荷側コネク
ターとの接続部分で、シールを良好に行い得るようにす
るととしに、ケーブルの扱は防止と通電性能を発揮出来
るようにする低圧幹線分岐部のコネクター5A四に関す
る。
(従来の技術) オフィスビル等のように電力使用tの大きい建物におい
ては、送電線の容量が大きく、送電能力の大きい平型ケ
ーブル等が多く使用されており、そのような送電線を用
いた低圧幹線から各階に給電線を分岐する際には、例え
ば、実開昭58−141574号公報等に示されるよう
な分岐手段を用いていることが多い。
上記したような従来の給電線の分岐手段としては、第4
図または、第5図に示されるような分岐部の接続方法が
用いられる。
例えば、第4図および第4a図に示されるように、分岐
スリーブを用いて分岐線を接続する方法による場合には
、幹線ケーブルの被覆として絶縁部材を剥離して′S電
線を露出させ、その露出部分を覆うようにして分岐スリ
ーブ7を固定し、該分岐スリーブ7から側部に突出して
形成した接続板7aに分岐線の端部を接続するようにし
ている。
これとは別に、第5図に示されるような接続方法が用い
られる場合がある。この第5図に示される接続方式にお
いては、幹線ケーブル1の絶縁部材を除去して、その導
電線2の露出部分に対して分岐スリーブ7を固定するが
、その分岐スリーブ7には、分岐線8の導電線9をも一
体に取付けることによって、直接分岐18を接続出来る
ようになっている。
そして、上記したようにして分岐スリーブを介して分岐
線を接続し、その周囲を絶縁テープ等を巻き付ける等し
て絶縁を行うとともに、分岐線の固定の作業を必要に応
じて随時行うことが出来る。
上記したような分岐線の接続方法としては、第4図に示
されるような例が多く用いられており、前記した従来例
の他に、例えば、実公昭52−21904号公報や、実
開昭58−141573号公報等に示されるような例が
ある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来の低圧幹線の分岐部
のコネクター保護装置においては、建物内の各階に給電
を行うための分岐線は、その建物の施工時に想定された
電力使用帛に応じて設けられているために、最近のOA
化等に対応させて、0AliI器を多く使用するように
なると、事務スペース内での電力使用量が飛躍的に増大
しで、従来の分岐線ではその電力需要に対応出来ない等
の問題が発生する。
そこで、幹線ケーブルに対して固定している容1の小さ
い分岐線を9?線ケーブルから取り外し、新たな大容量
の分岐線を接続することが必要になる。しかし、前述し
たような9?線ケーブルに接続されている分岐線は、容
易に取り外しが出来ない状B″cc固定ているものCあ
り、その工事のためには、導′F1線2を覆っている絶
縁テープ等の絶縁部材を除去し、接続部分Cの分岐スリ
ー1を外して新しい大容量の分岐線を固定する作業を行
う。
ところが、上記したような作業は、幹線ケーブルに通電
したままの状態では行い得ないものであり、当然その工
事の間は停電状態となる。また、オフィスビルのように
、テブントが引っ越しを行う都度、その階での電力使用
量が変化したり、社内セクションの移動等によって各W
i毎のOA機器の配置が変わった場合等には、それに対
応した容量の給電線を設置することが必要となる。
そして、その分岐線の各市アップの工事は、活線状態で
は行い得ないために、当然休日などを利用して工事を行
うことになるが、ビルのフロアの数が多い場合には、各
フロアに対応して設ける分岐線の数も多くなり、工事に
多くの人手を必要とすることのほかに、古い分岐線を取
り外して、新しい分岐線を接続し、それに対する絶縁部
材の施工等の多くの面倒な工事を行うことが要求される
さらに、通常のビルにおける電気シャフトは、比較的狭
い場所にケーブルを敷設するようになっており、その中
でケーブルの接続を行うことは、作業能率が非常に良く
ない等の問題がある。
また、上記したような従来例の分岐線引出し方法による
と、分岐部から引出した分岐線を直接配電線に接続する
ようになっているために、配線換えの工事を行う場合に
、コネクターの接続換え等のような簡便な手段を用いる
ことが出来ない等の欠点を持っている。
(発明の目的) 本発明は、上記したような従来より用いられている装置
の欠点を解消するもので、幹線ケーブルの分岐部に分岐
線を介して電源側コネクターを設け、該電源側コネクタ
ーに対して負荷側コネクターを接続することによって、
その配線の変更の作業を容易に出来るようにするととも
に、コネクターの接続に際して、該接続部分でのシール
性能を良好に発揮出来るようにする低圧幹線分岐部のコ
ネクター装置を提供覆ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明は、
幹線ケーブルの絶縁部材を剥離して導電線を露出し、該
導電線の露出部分を覆うようにして略リング状の分岐ス
リーブを一体に設け、該分岐部を絶縁部材および保護カ
バーで覆うようにして分岐部を形成し、該分岐部から分
岐線を分岐させて電源側コネクターを接続し、該電源側
コネクターに対して配′ffi線の負荷側コネクターを
接続して給電を行うように構成してなるコネクター装置
において、各々のコネクターが電気的に接続される導電
部材と、該導電部材を接触させた後で固定を行うための
ネジ手段、それぞれの導電部材の端部に配置する消弧子
を設け、両方のコネクターをカバーするためのゴムカバ
ーを設け、該ゴムカバーの一方は他方のコネクターにま
で延長出来る長さを有し、その先端部分には凹溝を形成
し、他方のコネクターの表面にリング状突起を突出させ
て形成し、前記リング状突起に凹溝を係止することによ
って、両方のゴムカバーが接合されるとともに、水密性
を得ることが出来るようにする装置である。
また、本発明の低圧幹線分岐部のコネクター装置におい
て、コネクターの表面をカバーするためのゴムカバーは
、該コネクターおよびコネクターが接続されるケーブル
の外径よりも若干小径に形成され、ケーブルとの摺動部
分にはシール手段を設けて、該コネクターの接続部分に
対する水密性を1qることが出来るように構成している
したがって、本発明の低圧t!9線分岐部のコネクター
装置は、電源側コネクターと負荷側コネクターとを接続
した際に、一方のコネクターに設けたゴムカバーによっ
て他方のコネクターをカバーするとともに、両方のゴム
カバーが先端部を接した状態で該コネクターを接続する
ので、該コネクタの水密性を確保出来るとともに、該ゴ
ムカバーによってもコネクターの接続性能を向上さぜる
ことが出来るものとなる。
ぞして、本発明の低圧幹線の分岐装置を用いると、建物
内の各フロアの電力需要に対応させて配線換えの作業を
行う場合でも、幹線ケーブルに対する接続は、単に幹線
ケーブルの分岐部に設けた電源側コネクターに対して、
給電線のコネクターを挿入するのみの作業で済むことよ
り、活線状態の幹線ケーブルに対して、その送電を中断
することなしに、人容量の給電線の接続を行うことが出
来る。
(実施例) 図示された例にしたがって、本発明の低圧幹線分岐部の
コネクター装置の構成を説明する。
第1図に示される実施例は、本発明の電源側コネクター
10と負荷側コネクター20との構成を示すもので、電
源側コネクター10は幹線ケーブルの分岐部から延長さ
れる分岐線8に接続されており、負荷側コネクター20
は負荷側の機器に直接接続されるか、または、ブレーカ
−1変圧器等に接続され、該部材を介して給電を行うよ
うに設けられる。
本発明の上記した2つのコネクターにおいて、分岐線8
に接続される電源側コネクター10は、該分岐線8の導
電線9の端部がレセツプ11に固着されており、レセツ
プ11の挿入側先端部には、多数のスリットが形成され
、負荷側コネクター20のプラグ21の挿入と、導電状
態を確保出来るようにされる。この実施例においては、
該レセツプ11はスリットにより8分割されており、そ
れぞれの先端部は径方向に若干絞った状態に形成して、
挿入されたプラグをそのバネ性により締付(プ、通電性
能を得ることが出来るようにされる。
また、前記レセツプ11の周囲には固定円筒12が設け
られており、該固定円筒12の先端部には、メネジ14
が形成され、その内側に消弧子13が配置される。この
消弧子13は、ポリアセタール樹脂等のように絶縁性の
良好な材料により略リング状に構成され、レセツプ11
の端部に接近した位置に設けられ、コネクターの接続に
際してアークが発生しても、該消弧子により周囲に影響
が生じないようにする。
さらに、本発明の電源側コネクター10の周囲には、ゴ
ムカバー16が設けられており、該ゴムカバー16によ
って絶縁を行うようにしている。
このゴムカバー16は、図示される実施例においては、
基部17が分岐線8に摺動するように配置されており、
該基部17の分岐線との摺動面には、複数本の溝18・
・・・・・が形成されていて、その溝18にシリコング
リスを収容することによって、分岐線に対する摺動が良
好に行われ得るようにするとともに、該摺動面でのシー
ル性能を得ることが出来るようにされる。
上記ゴムカバー16の本体部分は、固定円筒12のリン
グ状突起15の手前部分にまで延長されており、それに
よって、電源側コネクター10の周囲の絶縁を行い得る
ようになっている。なお、上記ゴムカバー16と、後)
!するレセツプ20のゴムカバー25とは、それぞれの
部分が係合するケーブル、および、固定円筒の各部材の
径よりも小径に構成されており、ゴム弾性を利用してセ
ルフシールの水密性能を得ることが出来るようにされて
いる。
上記した構成を有する電源側コネクター10は、それを
使用しない場合、または、搬送等を行う際には、その開
口部側に絶縁性の材料で形成した内蓋19を装着出来、
それによって電源側コネクターの先端部を保護するとと
もに、電源側コネクターを使用しない場合には、該開口
部での感電事故等が発生することを防止出来るようにす
る。
また、前記電源側コネクター10に対応して設けられる
負荷側コネクター20は、配電線30に接続され、電源
側コネクター10のレセツプ11に挿入されるプラグ2
1を設け1.該プラグ21の先端部に消弧子23を設け
ている。また、前記プラグ21の基部にはフランジ22
を設けておき、該フランジ22がレセツプ11の先端部
に接する状態で固定されるものとなる。
上記フランジ22に対して、その配電線側にはプラグ2
1に対して自由に回転が可能な状態でオネジ部材24を
設けてあり、該オネジ部材24を固定円筒12のメネジ
14にねじ込むことによって、レセツプ11とプラグ2
1とを接合した状態で固定づる。なお、前記オネジ部材
21よ消弧f13.23と同様な絶縁材料で構成される
ものであり、それによって、該オネジ部材の締付けに際
して、作業員が手で回転させても、感電したりすること
がないように、その安全性を確保出来るものとなる。
さらに、前記プラグ部材の周囲をカバーするために、ゴ
ムカバー25を設けている。このゴムカバー25は、前
記したゴムカバー16と同様に、本体の周囲をカバーす
るための本体部分と、配゛市線30に摺動する基部26
とから構成されており、基部26の内面には多数の溝2
7が形成され、該溝27にシリコングリスを収容するよ
うにし、該部分によって、ケーブルと基部との間のシー
ルを行うようにしている。
また、ゴムカバー25の本体の先端部の内面には、前記
固定円筒12の周囲に設けたリング状突起25に対応さ
せて凹溝28を設けており、該ゴムカバー25を固定円
筒12の先端部に重合して、リング状突起15に凹溝2
8を係止することによって、両方のゴムカバーの端部が
接合された状態で、コネクターの周囲の絶縁と、シール
とを行い得るようにされる。
上記したようにして構成された本発明の電源側コネクタ
ー10に対して、負荷側コネクター20を装着する際に
は、まず、電源側コネクター10の先端部をカバーして
いる「I9を取り去り、レセツプ11に対してプラグ2
1を挿入する。この挿入の動作を行うに際して、114
記レセツプ11の先端と円筒12の開口部との間隔L1
は、ブラグ21の長さL2に対して、11>12の関係
に設定されているので、プラグ21を挿入しても、レセ
ツプ11には消弧子23の先端が挿入されるのみである
その後、オネジ部材24を回転させてメネジ14にネジ
込むことによって、該プラグ21を萌進させ、レセツプ
11にプラグ21を挿入して、両者の置局的結合を完全
に行う。そして、負荷側コネクター20側のゴムカバー
25を摺動させて、その本体の先端部が固定円筒12を
カバー出来る位置に移動させ、リング状突起15に対し
てゴムカバー25の凹溝28を係合させる。したがって
、2つのコネクターはゴムカバーによって、完全にカバ
ーされて防水性が確保されることになる。
なお、上記した本発明のコネクターの接合に際して、両
方のコネクターにそれぞれ設けた消弧子13.23は、
両消弧子の間の小さい隙間の中にアークを閉込め、アー
クを消弧する竹節を発揮させることができる。
したがって、本発明のコネクターでは、レセツプとプラ
グの接合、ネジ部分の結合、および、ゴムカバーにより
固定との3つの結合手段が用いられることによって、電
源側コネクターと負荷側コネクターとの電気的な接合と
、抜は出し防止機能、および、シール性能を確保するこ
とが出来る。
上記した本発明のコネクターは、第2図または、第3図
に示されるように、建物の屋内配線に使用することが出
来る。
例えば、第2図に示される実施例においては、幹線ケー
ブル1の所定の部分に分岐部5を設け、該分岐部5から
延長した分岐線8の端部に電源側コネクター10を設け
、該電源側コネクター10に負荷側コネクター20を接
続することによって、配電線30を介して給電を行い得
るように構成している。
この幹線ケーブル1に対して分岐部5を形成するに際し
て、その分岐部分でその導電線(銅導体〉2をカバーし
ている絶縁部材3を剥離し、導電線2の露出部分を形成
し、該露出部に対して全部の導電線2・・・・・・をカ
バーするようにして2つ割り状のスリーブ部材を装着し
、該スリーブ部材に対して分岐線8の導電線9を挿入し
て、周囲から圧着を行い、これらの各部材の固定と電気
的な接続とを行い、分岐スリーブ7を形成する。
そして、該導電線の露出部分の周囲、および、充電部を
ビニールテープ等のような自己粘着性を有する絶縁テー
プによって覆い、さらに、その上に熱収縮チューブ等の
保護カバー6で覆うことによって、該分岐部を保護する
。また、前記保護カバーの端部に絶縁性のテープを巻き
付けることによって、該分岐部を完全にシールするよう
にしている。
なお、本発明の装着において用いられるケーブルは、通
常平型ケーブルと呼ばれている形式のもので、例えば、
600V単心架橋ポリエチレン絶縁ビニールシース平型
ケーブルであり、幹線が三相交流の場合には、該ケーブ
ルをビルのケーブルシャフト内に、3本並列させるよう
にして配線を行う。
また、第3図に示される実施例においては、分岐部5か
ら2本の分岐線8.8aを引き出し、それぞれの分岐線
の端部に電源側コネクター10゜10aを設けておき、
それぞれの電源側コネクターに対して別系統の負荷側コ
ネクター20.20aを装着し、2木の別系統の配電ね
30.30aに給電を行うことが出来るものとなる。
また、上記したような構成の負荷側コネクターの他に、
負荷側コネクターに対して2本の配電線を接続出来るよ
うな二叉部材(Y分岐コネクター)を設けることが可能
であり、その他に、任意の形状の分岐部を形成すること
が可能である。
なお、上記したような本発明の幹線ケーブルに対して、
分岐部を取付ける作業は、工事現場でも出来ることであ
るが、建物の仕様に合せて、工場で製造して、そのケー
ブルを工事現場に搬入し、建物の電気シャフトに取付け
て、各階の負荷側コネクターを順次接続するようにする
場合には、現場での工事を大幅に簡素化出来るものとな
る。
以上2叔した本発明の実施例においては、一般のオフィ
スビル等に多く使用される平型ケーブルに対して、負荷
側のコネクターを容易に接続することが出来るようにす
る場合の例を説明したが、本発明の分岐装置は、前述し
たような平型ケーブルに対してのみ適用されるものでは
なく、その他に、一般の丸型断面を有するケーブル等に
対しても、同様に適用が可能である。
その場合には、分岐スリーブの形状をそのケーブルの断
面に一致するように構成し、そのケーブルに対して、分
岐用コネクターを分岐スリーブに一体に圧着させる等の
手段によって固着し、該スリーブから電源側コネクター
を突出させて設けることによって、分岐部を容易に形成
出来る。
(発明の効果) 本発明の低圧幹線分岐部のコネクター装置は、上記した
ような構成を有するものであるから、電源側コネクター
と負荷側コネクターとの接合が正確に行われ得るととも
に、コネクターの接続部分でのシール性能を良好に維持
することが出来る。
また、本発明の幹線の分岐i置は、幹線ケーブルに電源
側コネクターを一体に設けることにより、幹線ケーブル
のプレハブ化を容易に行うことが出来、建物等の仕様に
合せた状態で任意の笥所に電源側コネクターを設は等の
作業を工場で行うことが可能である。
そして、−旦建物に設けたケーブルは、その電力需要が
増大した場合には、電源側コネクターに対して通電容量
の異なる給電線のコネクターを接続し直すことによって
、容易に対処が可能である。
また、幹線ケーブルを配設した各階の給電線の容量を変
更する場合には、甲に9?線ケーブルに対する分岐スリ
ーブ等を変更することなしに、人容量の給電線を接続す
るのみで、十分に対応が可能であり、その接続変更に際
しても、幹線ケーブルが通電の状態でも工事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低圧幹線分岐部のコネクター装置の構
成を示す断面図、第2図は本発明のコネクターを設ける
幹線ケーブルの分岐部の構成を示す説明図、第3図は本
発明の他の実施例の構成を示す説明図、第4図と第4a
図は従来の分岐スリーブを用いる場合の例を示し、第5
図は給電線としての分岐線を直接接続する場合の従来例
の説明図である。 図中の符号 1・・・・・・幹線ケーブル、2・・・・・・導電線、
3・・・・・・絶縁部材、5・・・・・・分岐部、6・
・・・・・保護カバー 7・・・・・・分岐スリーブ、
8・・・・・・分岐線、10・・・・・・電源側コネク
ター 11・・・・・・レヒツブ、12・・・・・・固
定円筒、13・・・・・・消弧子、14・・・・・・メ
ネジ、15・・・・・・リング状突起、16・・・・・
・ゴムカバー 18・・・・・・溝、20・・・・・・
負荷側コネクター 21・・・・・・プラグ、22・・
・・・・フランジ、23・・・・・・消弧子、24・・
・・・・オネジ部材、25・・・・・・ゴムカバー 2
7・・・・・・溝、28・・・・・・凹溝、30・・・
・・・配電線。 第3図 SO 第4 図 第5 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 幹線ケーブルの絶縁部材を剥離して導電線を露出し、該
    導電線の露出部分を覆うようにして略リング状の分岐ス
    リーブを一体に設け、該分岐部を絶縁部材および保護カ
    バーで覆うようにして分岐部を形成し、 該分岐部から分岐線を分岐させて電源側コネクターを接
    続し、該電源側コネクターに対して配電線の負荷側コネ
    クターを接続することにより、給電を行うように構成し
    てなるコネクター装置において、 各々のコネクターが電気的に接続される導電部材と、該
    導電部材を接触させた後で固定を行うためのネジ手段、
    それぞれの導電部材の端部に配置する消弧子を設け、 両方のコネクターをカバーするためのゴムカバーを設け
    、該ゴムカバーの一方は他方のコネクターにまで延長出
    来る長さを有し、その先端部分には凹溝を形成し、他方
    のコネクターの表面にリング状突起を突出させて形成し
    、 前記リング状突起に凹溝を係止することによって、両方
    のゴムカバーが接合されるとともに、水密性を得ること
    が出来るようにすることを特徴とする低圧幹線分岐部の
    コネクター装置。
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