JPH0223017A - 低圧幹線分岐部形成方法 - Google Patents

低圧幹線分岐部形成方法

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JPH0223017A
JPH0223017A JP17235388A JP17235388A JPH0223017A JP H0223017 A JPH0223017 A JP H0223017A JP 17235388 A JP17235388 A JP 17235388A JP 17235388 A JP17235388 A JP 17235388A JP H0223017 A JPH0223017 A JP H0223017A
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Kunimichi Inaba
稲葉 国道
Osamu Kajiya
梶家 治
Jiro Kakizaki
柿崎 治郎
Isamu Tsuchiya
土谷 勇
Tsuneaki Ochiai
落合 恒昭
Masaki Takamizu
高水 正貴
Yukio Mizome
見染 悠紀夫
Masaru Koyasu
子安 勝
Tatsuo Inagaki
稲垣 達夫
Yoshihito Munemasa
宗政 義仁
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビル等の電気シャフトに配置される低圧幹線
から各階に給電を行うために用いられる分岐装置に関し
、特に、送電を中断することなしに、給電線を接続する
動作を行い得るようにするために、幹線ケーブルに対し
てコネクターを設けるための低圧幹線分岐部の接続装置
および分岐部の形成方法に関する。
(従来の技術) オフィスビル等のように電力使用mの大きい建物におい
ては、送電線の容量が大きく、送電能力の大きい平型ケ
ーブル等が多く使用されており、そのような送電線を用
いた低圧幹線から各階に給電線を分岐する際には、例え
ば、実開昭58−141574号公報等に示されるよう
な分岐手段を用いていることが多い。
上記したような従来の給電線の分岐手段としては、第8
図または、第9図に示されるような分岐部の接続方法が
用いられる。
例えば、第8図および第8a図に示されるように、分岐
スリーブを用いて分岐線を接続する方法による場合には
、幹線ケーブルの被覆として絶縁部材を剥離して導電線
を露出させ、その露出部分を覆うようにして分岐スリー
ブIOAを固定し、該分岐スリーブ10Aから側部に突
出して形成した接続板13に分岐線の端部を接続するよ
うにしている。
これとは別に、第9図に示されるような接続方法が用い
られる場合がある。この第9図に示される接続方式にお
いては、幹線ケーブル1の絶縁部材を除去して、その導
電線2の露出部分に対して分岐スリーブ10Bを固定す
るが、その分岐スリーブ10Bには、分岐I!19の導
電体19aをも一体に取付けることによって、直接分岐
819を接続出来るようになっている。
そして、上記したようにして分岐スリーブを介して分岐
線を接続し、その周囲を絶縁テープ等を巻き付ける等し
て絶縁を行うとともに、分岐線の固定の作業を必要に応
じて随時行うことが出来る。
上記したような分岐線の接続方法としては、第8図に示
されるような例が多く用いられており、前述の従来例の
他に、例えば、実公昭52−21904号公報や、実開
昭58−141573号公報等に示されるような例があ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来の低圧幹線の分岐装
置においては、建物内の各階に給電を行うための分岐線
は、その建物の施工時に想定された電力使用量に応じて
設けられているために、最近のOA化等に対応させて、
OA機器を多く使用するようになると、事務スペース内
での電力使用量が飛躍的に増大して、従来の分岐線では
その電力雪要に対応出来ない等の問題が発生する。
そこで、幹線ケーブルに対して固定している各型の小さ
い分岐線を幹線ケーブルから取り外し、新たな大容量の
分岐線を接続することが必要になる。しかし、前述した
ような幹線ケーブルに接続されている分岐線は、容易に
取り外しが出来ない状態で固定されているものであり、
その工事のためには、導電線2を覆っている絶縁テープ
等の絶縁部材を除去し、接続部分での分岐スリーブを外
して、新しい大容量の分岐線を固定する作業を行うこと
が一般的である。
ところが、上記したような作業は、幹線ケーブルに通電
したままの状態では行い得ないものであり、当然その工
事の間は停電状態となる。また、オフィスビルのように
、テナントが引っ越しを行う都度、その階での電力使用
醗が変化したり、社内セクションの移動等によって各階
部のOA機器の配置が変わった場合等には、それに対応
した容量の給電線を設置することが必要となる。
そして、その分岐線の容量アップの工事は、活線状態で
は行い得ないために、当然休日等を利用して工事を行う
ことになるが、ビルのフロアの数が多い場合には、各フ
ロアに対応して設ける分岐線の数も多くなり、工事に多
くの人手を必要とする等の問題がある。また、上記した
ような問題に加えて、古い分岐線を取り外して、新しい
分岐線を接続し、それに対する絶縁部材の施工等の多く
の面倒な工事を行うことが要求される。さらに、通常の
ビルにおける電気シャフトは、比較的狭い場所であり、
作業能率が非常に良くない等のWRWiがある。
(発明の目的) 本発明は上記したような従来の低圧幹線の分岐装置の欠
点を解消するもので、幹線ケーブルから分岐する電源側
コネクターを所定の位置に設けておき、該コネクターに
対して負荷側のコネクターを接続することのみによって
、容易に活線状態での工事を行い得るようにすることが
出来る手段を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明は、
幹線ケーブルのIN線を露出し、該導電線の露出部分を
覆うようにして略リング状の分岐スリーブを一体に設け
、該分岐スリーブを絶縁部材および保護カバーで覆うよ
うにして分岐部を形成してなる装置において、前記分岐
スリーブは2つの略U字状のスリーブ部材を用い、各々
のスリーブ部材の接合部は、部材の長手方向に摺動可能
な状態に設けられた溝状接合部材を噛合わゼるようにし
て、互いに対向する状態で接合され、一方のスリーブに
はコネクターの接続用の係止部材を設け、該係止部材を
介してTI′FA側コネクタコネクターるとともに、前
記2つのスリーブは、周囲から圧力を加えられることに
よって、それぞれの接合部がS′RSとともに一体に圧
着され、電気的に接続し得るようにする分岐部形成方法
、および、上記した工程を経て構成される分岐部の接続
装置である。
したがって、本発明の低圧幹線の分岐部は、導電線に対
する接触が良好に維持されるものとなり、電源側のコネ
クターの接続の作業を容易に行い得るものとなる。
そして、前記したような低圧幹線分岐部の形成方法によ
ると、幹線ケーブルの分岐部に分岐スリーブを取付ける
に際して、導電線の露出部分に対するスリーブの固定を
良好に行うことが出来るとともに、電源側コネクター用
のネジ孔を損傷したりすることがないので、該コネクタ
ーの取付けを容易に行うことが出来るものとなる。
また、本発明の低圧幹線分岐部の接続装置によると、建
物内の各フロアの電力需要に対応させて配線式えの作業
を行う場合でも、幹線ケーブルに対する接続は、単に幹
線ケーブルの分岐部に設けた電源側コネクターに対して
、給電線のコネクターを挿入するのみの作業で済むこと
より、活線状態の幹線ケーブルに対して、その送電を中
断することなしに、人容暑の給N1mの接続を行うこと
が出来る。
そして、本発明の幹線ケーブルを用いることにより、通
常の業務を行っている状態で、その配線式えの作業を行
うことが出来るので、休日を選んで停電状態での作業を
行う必要がなくなる。
また、給電容量を変更する必要がある分岐部が多数存在
する場合でも、各分岐部の接続は、単に幹線ケーブルに
対して、古い給電線のコネクターを扱取り、新しい線の
コネクターを装着するのみの作業を行うことにより容易
に行い得るものとなる。
(実施例) 図示された例にしたがって、本発明の低圧幹線分岐部の
接続装置の構成を説明する。
本発明の幹線ケーブルの分岐部は、第1図に示されるよ
うにして構成されることが出来る。木発明の図示される
実施例においては、幹線ケーブルの絶縁部材を剥離し、
導電線(銅導電体)2を露出させた部分に対して、略リ
ング状の分岐スリーブ10を取付けるようにしている。
本発明の実施例に示されるケーブルは、通常平型ケーブ
ルと呼ばれている形式のケーブル(例えば、600■単
心架橋ポリエチレン絶縁ビニールシース平型ケーブル)
であり、3相交流の場合には、同様なケーブルが3重亜
列に電気シャフト内で配置されるようになる。
この分岐スリーブ10は、略U字状の2つのスリーブ部
材10a、10bを嵌合組合せ等の手段により、一体に
組み合わせて形成しており、各々のスリーブ部材には、
その端部に溝と突起とを組合せて形成した係合部材10
c、10dを設けておき、該部材10c、10dを互い
にハシ箱状の嵌合部分をスライドさせて、両者を噛合わ
せる状態で組合せるようにしている。つまり、この係合
部材は、スリーブの長さ方向には摺動可能な状態に形成
されるが、該スリー1の巾方向には移動不能に設けられ
ている。
そして、導電線2の巾方向の両側からスリーブ部材10
aと10bとを配置し、その2つの部材を係合部を介し
て組み合わせた模で、例えば、実開昭59−14689
0号公報等に示されるような構成の電線接続用の圧縮装
置を用いて、両方のスリーブ部材を一体に接続し、それ
によって、導電線に対して分岐スリーブ10を固定する
ようにしている。
すなわち、本発明の分岐スリーブを導電線に圧着するた
めの装置としては、例えば、第2図にポされるような構
成のものを用いることが出来る。
この第2図に示される装置は、分岐スリーブ10の上下
に配置される上ダイス17と下ダイス18とから構成さ
れるもので、各ダイスをそれぞれ上板17aと下板18
aとによって支持し、上ダイス17に対して下ダイス1
8を油圧機構(図示を省略)等によって移動させるよう
に構成している。
また、導電線2に対して分岐スリーブを装着する際には
、第1図に示されるようにして、分岐スリーブの2つの
スリーブ部材を組合せ、一方のスリーブ部材10aの挿
入孔11に対して、炭素鋼等のような硬い材料で構成し
たネジを係止した状態で、第2図に示される上下のダイ
スの凹部に挿入し、スリーブ部材の接合と導電線の圧着
の作用を行うようにする。
そのような作業を行うことによって、鋼鋳物製の分岐ス
リーブ10の孔に挿入された導電体をそれぞれ圧縮する
ものとなり、導電線に対して分岐スリーブを電気的に接
続した状態で固定出来るようになる。
また、上記したような圧接の作業によって、導Ff?J
と一体に構成した本発明の分岐スリーブ10は、成形の
作業の侵で、一方のスリーブ部材10aの側部のネジ穴
11から成形に際して使用した硬いネジ部材を取去り、
このネジ穴11に対して電源側コネクター15のネジ部
分16をネジ込むことによって、該分岐スリーブ10に
対して一体に電源側コネクター15のネジ部16を挿入
することによって、分岐部コネクターが一体に形成され
ることになる。
そして、前記電源側コネクター15の先端部を、分岐部
5を覆うようにして設けた絶縁部材、および、該絶縁部
材の表面を覆うようにして設けた保護カバー7から突出
させることによって、その電源側コネクタ−15突出部
分を介して、給電線21のコネクター20を接続するこ
とが出来るようになっている。
第3図ないし第6図に示される実施例は、前述したよう
な分岐部の接続手段を、幹線ケーブルに適用する場合の
例を示しているものであり、幹線ケーブル1は複数本の
導電線2.2・・・・・・を並列状態に配置し、その周
囲を絶縁部材3で被覆して1本のケーブルとして形成し
ている。図示されるケーブルは、通常平型ケーブルと呼
ばれている形式のケーブルであり、3相交流の場合には
、同様のケーブルが3重亜列に電気シャフト内で配置さ
れ、ビル内での各フロア−に設けたOAi器等に対して
、該幹線ケーブル1より、それぞれの位相の単線に対し
て設けた分岐部5を介して、給電を行い得るようにされ
ている。なお、本発明の装置は、その対象とするケーブ
ルが、通常の丸断面のものでも良いものであるが、この
実施例においては、平型ケーブルの場合について説明す
る。
第3図に示される例においては、幹線ケーブル1から各
階の給電線21に分岐する際に、該幹線ケーブル1の所
定の箇所に設けた分岐部5から、その側方に突出してい
る電源側コネクター1.5に対して、給電線21のコネ
クター20を接続することによって、給電を行い得るよ
うになっている。
この実施例において、例えば、600″V以下の低圧電
源が3相交流である場合には、分岐部5を同一の位置に
設けた3木の幹線ケーブル1、・・・・・・を並列して
設け、需要側の3本の給電線をそれぞれ接続するように
なる。
前記幹線ケーブル1から分岐スリーブ10を介して設け
たコネクター15に対して、各階に配線した給電線21
の端末に設けたコネクター23を装着することによって
、容易に給電を行うことが出来る状態にすることが可能
である。
前記M3図に示された例が、電源側コネクターに対して
負荷側コネクターを直接接続する場合の例であるが、第
4図に示される実施例においては、2つのコネクター1
5.20の間にレジューサ27を介在させるようにして
いる。
この実施例においては、電源側のコネクターの容量を例
えば、500Aに設定しておいても、負荷側のコネクタ
ーの容】が200Aでよい場合に、該レジューサ27の
出力側を20OAに設定したものを介在させて、安全な
状態で負荷側の給電線に給電を行い得るようにする。
また、その特定の分岐部5に対して、電力需要が増大し
た場合には、レジューサの出力側を大容量のものに換え
て、そのレジューサに対して容量の大きい給電線を接続
するようにして、需要に対応出来るものとなる。
第5図に示される本発明の別の実施例は、幹線、ケーブ
ル1に対して1個の分岐部5を設けるが、その分岐部5
に対して2つの給電線21.21aに接続する二叉部材
(Y分岐コネクター)25を設けている。
そして、1つの分岐部から複数の給電線を引き出すこと
が必要となる場合に、上記したような二叉部材25を用
いると、その電源側コネクターが1個の場合にも、2系
統の給電線に対する給電を行い得るように構成すること
が可能である。
また第6図に示される本発明の別の実施例においては、
分岐部5に複数個の電源側コネクター15.15a、1
5bを設けておき、それぞれの電源側コネクターに対し
て別系統の給ff1l121.21a、21bを接続出
来るようにしている。そして、上記したように分岐部を
構成する場合には、各電源側コネクターに対してそれぞ
れ別系統の給電線を3系統接続することが出来るので、
負荷系統が異なる場合でも、容易に給電系統の工事を行
い得るものとなる。
なお、上記したように、分岐部に3つの電源側コネクタ
ーを設ける場合は、1個の分岐スリーブに対して3つの
ネジ孔を設け、それぞれのネジ孔に対して、?!i源側
コネクターを取付ける等の手段を用いること、または、
1個の分岐部に対して3個の分岐スリーブを固定し、各
々の分岐スリーブに電源側コネクターを設けること等の
、任意の手段を用いることが出来るものである。そして
、いずれの場合でも、1個の°電源側コネクターを設け
る場合に比較して、分岐スリーブの導電線に対する接触
面積を、その給電容量に比例させて大きく設定すること
が必要となる。
そして、上記したように構成する場合には、前記2つの
実施例の場合に比較して、各階での電力の使用の余裕が
生じるものとなり、その後の配線換え等の工事が容易に
行い得るものとすることが可能である。
また、前記第5図および第6図に示される例においても
、2つのコネクターの間にレジューサを設けることが出
来るものであり、その特定の分岐部に対して、電力需要
が増大した場合には、レジューサ30の出力側を大容量
のものに変換して、大容量の給電線側の需要に対応させ
ることが出来ることになる。
第7図に示されるコネクターは、本発明の電源側コネク
ターと、負荷側コネクターとして用いられ得るものの例
である。この実施例においては、符号を異るもので表し
ているが、上記実施例において示された電源側コネクタ
ー15を符号30で示し、負荷側コネクター20を符号
40で示している。
この第7図に示されるコネクターの例において、電源側
のコネクター30には、その中央部にし←ツブ31を、
該レセツプ31の周囲に固定円筒32を設けており、そ
の周囲にゴムカバー35を配置している。
また、前記固定円筒32の解放部側に消弧子33を設け
ているが、この消弧子をポリアセタール樹脂等のような
絶縁性能の高い合成樹脂材料で形成し、レセツプ31と
負荷側コネクター40のプラグ41との離接に際して、
アークが発生した際に、そのアークが周囲に影響を及ぼ
さない状態とするために用いられる。
前記コネクター30に対して設けられる負荷側コネクタ
ー40は、前記したようなプラグ41と、該プラグ41
の先端部に対して消弧子43と、プラグ41の基部にネ
ジ部材44とを設けるとともに、これ等の各部材を覆う
ことが出来るようにゴムカバー45を設けている。なお
、前記ネジ部材44は、コネクターの接続に際して、直
接手が触れる部材であるから、消弧子の場合と同様に、
ポリアセタール樹脂等のような絶縁体で構成され、プラ
グ41の外周部で自由に回転出来るように設けられる。
前記プラグ41の先端部に設けられる消弧子43として
は、上記コネクター30に設けた消弧子33と同様な材
料で構成することが出来、2つの消弧子によってレセツ
プとプラグとが離接する際のアークを、狭い隙間の中で
消弧する作用を行うようにして、そのアークが外部に漏
れ出すことを防止出来るようにする。
そして、電源側コネクター30に対して、負荷側コネク
ター40を装着する際に、まず、最初にレセツプ31に
対してプラグ41の先端部の消弧子43が挿入されて、
その侵のプラグの摺動のガイドとしての役目を行い、そ
の優で、プラグ41がレセツプ31に挿入されるように
なる。
本発明の実施例において、前記電源側コネクター30は
、レセツプ31の先端と、円筒32の挿入側先端部との
間隔L1と、負荷側コネクターのプラグ41の長さL2
とは、L 1 、> 12の関係に形成されている。し
たがって、プラグ41をレセツプ31に向けて挿入する
間は、レセツプ31に対してプラグ41の先端部に設け
た消弧子43が係合される状態となり、両者の導電体は
直指接続されることがないので通電状態とはならない。
そして、上記したような状態でプラグが挿入された襖で
、プラグ41の後部に設けたネジ部材を、プラグ本体に
対して自由に回転させて、前記固定円筒の先端部に設け
たメネジ34に対してネジ込む動作を行う途中で、プラ
グ41がレセツプ31に挿入され、両者は導電体が直接
接触されて通電状態になる。
また、上記した通電状態の設定に際しては、導1体の間
でアークが発生したとしても、そのアークは密閉状態に
設定された円筒の内部で消弧されるので、外部に漏れ出
すことは完全に防止されるものとなる。
そして、前記したように、ネジ部材44をメネジ34に
全部ネジ込むことによって、両者は完全に固定され、通
電状態を確保することが出来るものとなる。なお、前記
したコネクターの装着に際して、ネジ部材44はプラグ
41の周囲で自由に回転することが出来るので、該ネジ
部材44を回転させても負荷側ケーブルがねじられたり
することはなく、プラグがレセツプ31の内部に深く挿
入されるような動作が行なわれるのみとなる。
前述したコネクターの固定の動作の後で、負荷側コネク
ター40のカバー45を、電源側コネクター30の端部
に接するようにして、その固定円筒32に対して移動さ
せて、該2つのゴムカバー35.45によって接続部を
シールする。
なお、図示される実施例においては、カバー35と45
とは、ケーブルの外径、および固定円筒32よりも若干
小径に形成されており、さらに、ケーブル19と、給電
線21とのそれぞれに摺動する部分のカバーには、それ
ぞれ、リング状の溝36と、46とが設けられていて、
それらの溝にシリコングリスを収容することによって、
該カバーの摺動を良好に行い得るようにするとともに、
その部分での水密性能を得ることが出来るようにされる
。したがって、本発明のコネクタ一部分゛では、本体の
周囲をゴムカバーで覆うことによって、接続部でのシー
ルを完全に行うことが出来るものとなる。
なお、上記したような本発明の幹線ケーブルに対して、
分岐部を取付ける作業は、工事現場でも出来ることであ
るが、建物の仕様に合せて、工場で製造して、そのケー
ブルを工事現場に搬入し、建物の電気シャフトに取付け
て、各階の負荷側コネクターを順次接続するようにする
場合には、現場での工事を大幅に簡集化出来るものとな
る。
以上記載した本発明の実施例においては、一般のオフィ
スビル等に多く使用される平型ケーブルに対して、負荷
側のコネクターを容易に接続することが出来るようにす
る場合の例を説明したが、本発明の分岐装置は、前述し
たような平型ケーブルに対してのみ適用されるものでは
なく、その他に、一般の丸型断面を有するケーブル等に
対しても、同様に適用が可能である。
その場合には、分岐スリーブの形状をそのケーブルの断
面に一致するように構成し、そのケーブルに対して、分
岐用コネクターを分岐スリーブに一体に圧着させる等の
手段によって固着し、該スリーブから電源側コネクター
を突出させて設けることによって、分岐部を容易に形成
出来るものとなる。
(発明の効果) 本発明の低圧幹線接続部形成方法は、幹線ケーブルに対
して、分岐スリーブを容易に固定することが出来るもの
であり、その分岐スリーブの固定を行うための圧着の作
業を行うに際して、給電側コネクター用のネジ孔を潰す
等の不都合な状態が発生することがない。
また、本発明の低圧幹線分岐部の接続装置は、上記した
ような構成を有するものであるから、幹線ケーブルに電
源側コネクターを一体に設けることを容易に行うことが
出来、建物等の仕様に合せた状態で工場での生産が可能
である。
そして、−旦建物に設けたケーブルは、その電力需要が
増大した場合には、電源側コネクターに対して通電容量
の異なる給電線のコネクターを接続し直すことによって
、容易に対処出来るものとなる。
また、幹線ケーブルを配設した各階の給電線の容量を変
更する場合には、単に9?線ケーブルに対する分岐スリ
ーブ等を変更することなしに、大容量の給電線を接続す
るのみで、十分に対応が可能であり、その接続変更に際
して幹線ケーブルが通電の状態でも工事を行うことが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低圧幹線分岐部の接続装置の構成を示
す斜視図、第2図は分岐スリーブの圧着に用いられる治
具の説明図、第3図は本発明の分岐スリーブを適用する
幹線ケーブルの斜視図、第4図はレジューサを介在させ
る場合の例を示す斜視図、第5図は負荷側のコネクター
に二叉部材を用いる場合の斜視図、第6図は分岐部に複
数のコネクターを設ける場合の斜視図、第7図は本発明
の実施例で用いられるコネクターの構成を示す断面図、
第8図と第8a図は従来の分岐スリーブを用いる場合の
例を示し、第9図は給電線としての分岐線を直接接続す
る場合の従来例の説明図である。 図中の符号 1・・・・・・幹線ケーブル、2・・・・・・導電線、
3・・・・・・絶縁部材、5・・・・・・分岐部、7・
・・・・・保護カバー 10・・・・・・分岐スリーブ
、11・・・・・・ネジ孔、15・・・・・・電源側コ
ネクター 20・・・・・・負荷側コネクター 21・
・・・・・給電線、22・・・・・・導電線、25・・
・・・・二叉部材、27・・・・・・レジューサ。 第1 図 第2図 台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)幹線ケーブルの絶縁部材を除去して導電線を露出
    させ、該露出された導電線を覆うように設けるスリーブ
    として2つのスリーブ部材を組合せて用い、 前記スリーブ部材の端部には、それぞれ溝と突起とを組
    合せて形成した係合手段を設けておき、該係合手段は、
    2つのスリーブ部材を対向して組合せた際に、それぞれ
    の突起と溝が互いに嵌合され得るように配置し、一方の
    スリーブ部材にはコネクターを挿入するためのネジ孔を
    設け、 ケーブルの導電線にスリーブ部材を固定する際に、ケー
    ブルの導電線の露出部に対して、両側から2つのスリー
    ブ部材を嵌合し、該2つのスリーブ部材の係合手段をケ
    ーブルの長さ方向にスライドさせることによつて係合さ
    せるとともに、前記一方のスリーブ部材に設けたネジ孔
    に、硬いネジ部材を挿入し、 前記組合せたスリーブ部材の外側から圧接工具を用いて
    、圧着する動作を行つて導電線とスリーブ部材とを一体
    に固着し、 該圧着の作業の後で、一方のスリーブ部材の挿入してい
    る硬いネジ部材を抜き取り、 前記ネジ孔に電源側コネクターのネジ部材を挿入して係
    止し、該コネクターの接続端部が露出されるようにして
    、外部被覆を設けるようにすることを特徴とする低圧幹
    線分岐部形成方法。
  2. (2)幹線ケーブルの導電線を露出し、該導電線の露出
    部分を覆うようにして略リング状の分岐スリーブを一体
    に設け、該分岐部を絶縁部材および保護カバーで覆うよ
    うにして分岐部を形成してなる接続装置において、 前記分岐スリーブは2つの略U字状のスリーブ部材を用
    い、各々のスリーブ部材の接合部は、部材の長手方向に
    摺動可能な状態に設けられた溝状接合部材を噛合わせる
    ようにして、互いに対向する状態で接合され、 一方のスリーブにはコネクターの接続用の係止部材を設
    け、該係止部材を介して電源側コネクターを配置すると
    ともに、 前記2つのスリーブ部材は周囲から圧力を加えられるこ
    とによって、それぞれの接合部が導電線とともに一体に
    圧着され、電気的に接続し得るように構成したことを特
    徴とする低圧幹線分岐部の接続装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5241832A (en) * 1992-03-23 1993-09-07 Robert R. Pisano Automobile air conditioning system
JP2002171666A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Osaka Gas Co Ltd エネルギおよび情報の供給方法

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