JPH02214289A - カラー映像信号の時間軸補正装置 - Google Patents

カラー映像信号の時間軸補正装置

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JPH02214289A
JPH02214289A JP1034403A JP3440389A JPH02214289A JP H02214289 A JPH02214289 A JP H02214289A JP 1034403 A JP1034403 A JP 1034403A JP 3440389 A JP3440389 A JP 3440389A JP H02214289 A JPH02214289 A JP H02214289A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、カラー映像信号を線順次色信号と輝度信号
とが時間軸圧縮され且つ時間軸多重された時間軸圧縮多
重信号(TCI信号)の形で記録・再生する映像記録再
生装置において、再生信号の時間軸誤差、特に記録媒体
とヘッドとの相対速度の誤差に起因する時間軸変動を除
去して高品質なカラー映像信号を得る時間軸補正装置に
関する。
(従来の技術) 一般に、VTR(ビデオテープレコーダ)ような映像記
録再生装置においては、記録媒体とヘッドとの相対速度
の変動などにより再生信号に時間軸変動が生じる。この
時間軸変動を除去する時間軸補正の方法には、大別して
二つがある。一つは再生映像信号をディジタル信号に変
換するためのA/Dコンバータの変換用クロックを再生
映像信号から検出された速度誤差に基づいて位相変調す
る方法であり、もう一つはディジタル化された映像信号
をアナログ信号に戻すためのD/Aコンバータの変換用
クロックを速度誤差に基づいて位相変調する方法である
n番目の水平走査ラインに生じた速度誤差は、A/Dコ
ンバータの変換用クロックを1水平走査ライン分カウン
トしたものと、次のn+1番目の水平走査ラインのバー
スト信号とを位相比較することによって検出されるため
、時間軸補正をすべきラインに対して1ライン分の遅れ
を生じてしまう。従って、速度誤差によりA/Dコンバ
ータの変換用クロックを位相変調する前者の方法では、
速度誤差をそれ以前の数ラインの速度誤差から予測する
か、あるいはヘッドシリンダ1回転分の速度誤差情報を
記憶して、1回転前の情報で置き換える方法をとる必要
がある。
しかしながら、位相変調しようとする水平走査ラインの
速度誤差をそれより以前の数ライン分の速度誤差情報か
ら予t―jすると、速度誤差の変化点ではT−測誤差が
大きくなるため、時間軸の補正精度か低下する。また、
ヘッドシリンダ1回転分の速度誤差情報を記憶して1回
転前の情報で置き換える方法では、現在の速度誤差と1
回転前の速度誤差とで差が生じた場合に時間軸の補正が
適切に行なわれなくなり、また1回転分の速度誤差情報
を記憶するためのハードウェアが必要となるといった問
題が生じる。
一方、後者の方法によると、高精細VTRのようにカラ
ー映像信号を線順次色信号と輝度信号を時間軸圧縮して
1水平走査期間毎に時間軸多重した時間軸圧縮多重信号
、いわゆるT CI  (TimeCompresse
d Integratlon )信号の形で記録・再生
する装置では、D/Aコンバータに入力される信号がT
CIデコーダにより時間軸を伸長して元に戻した色信号
及び輝度信号であるため、TCI信号から検出した速度
誤差をそのまま利用してD/Aコンバータの変換用クロ
ックを位相変調することはできない。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、A/Dコンバータの変換用クロックを
再生信号から検出された速度誤差に基づいて位相変調す
ることにより映像信号の時間軸を補正する方法は、位相
変調しようとする水平走査ラインより以前の数ライン分
の速度誤差情報から速度誤差を予ri11すると、速度
誤差の変化点では予測誤差が大きくなって時間軸の補正
精度が低下してしまう。また、ヘッドシリンダ1回転分
の速度誤差情報を記憶して1回転前の情報で置き換える
方法では、現在の速度誤差と1回転前の速度誤差とで差
が生じた場合に時間軸の補正誤差が生じるとともに、1
回転分の速度誤差情報を記憶するためのハードウェアが
必要となるという問題がある。
更に、D/Aコンバータの変換用クロックを速度誤差に
基づいて位相変調する方法は、映像信号をTCI信号の
形で記録・再生する装置のようにD/Aコンバータに入
力される信号がTCIデコーダにより時間軸を伸長して
元に戻した色信号及び輝度信号である場合には、TCI
信号から検出した速度誤差をそのまま時間軸補正に利用
することができないという問題があった。
本発明は入力されるTCI信号の1周期分の速度誤差信
号から、時間軸を元に戻した色信号と輝度信号に対応す
る速度誤差を演算し、色信号と輝度信号の速度誤差を精
度よく、またハードウェアの複雑化を伴なうことなく補
正できるカラー映像信号の時間軸補正装置を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、TCI信号(時間軸圧縮多重信号)の1水平
走査期間における速度誤差をTCI信号信号線順次色信
号と輝度信号との時間比に応じて色信号の速度誤差成分
と輝度信号の速度誤差成分とに振り分け、これらの各速
度誤差成分を線順次色信号及び輝度信号の時間軸変換前
の時間軸における速度誤差に換算して、色信号速度補正
信号及び輝度信号速度補正信号を生成し、これらの補正
信号によって、時間軸が元に戻された後の二種の色信号
及び輝度信号の高周波領域の時間軸変動を除去して時間
軸補正を行なう。
TCI信号はA/Dコンバータによりディジタル信号に
変換された後、例えばTCIデコーダ及び垂直フィルタ
によって時間軸が元に戻された二種の色信号及び輝度信
号に分離され、その後D/Aコンバータによりアナログ
信号に戻されて出力信号となる。この場合、本発明にお
ける時間軸が元に戻された後の二種の色信号及び輝度信
号に対する時間軸補正は、D/Aコンバータの変換用ク
ロックの位相を前記の補正信号により変調することによ
って達成される。
垂直フィルタはTCIデコーダから出力される時間軸が
元に戻された線順次色信号から二種の色信号を分離し、
且つ注目水平走査ラインの前後2つの水平走査ラインの
線順次色信号を用いて補間処理を行なうが、この場合の
注目水平走査ラインに対する速度補正信号としては、前
後2つの水平走査ラインに対する速度補正信号の平均値
を用いることか望ましい。
(作 用) このようにTCI信号の速度誤差を元の時間軸を経た後
の色信号及び輝度信号の時間軸における速度誤差に換算
し、それに基づいて得られた補正信号により時間軸が元
に戻された後の二種の色信号及び輝度信号について高周
波成分の時間軸変動に対応する時間軸補正を行なうよう
にすると、TCI信号の形で記録・再生を行なう装置で
は実現が困難であったD/Aコンバータの変換用クロッ
クの位相補正による時間軸補正が可能となる。
従って、A/Dコンバータの変換用クロックを位相変調
する場合のように速度誤差を以前の数ラインの速度誤差
から予測したり、ヘッドシリンダ1回転分の速度誤差情
報を記憶して1回転前の情報で置き換える必要がなく、
速度誤差情報及び補正信号が補正対象の信号に対応した
適切なものとなるために時間軸補正精度が向上し、また
長時間にわたる速度誤差情報を記憶するための大容量メ
モリといったハードウェアも不要となる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図に本発明の一実施例た係る時間軸補正装置のブロ
ック図を示す。同図において、端子1にはVTRで再生
されたTCI信号が入力される。
このTCI信号はA/Dコンバータ2及び同期・バース
ト分離回路3に供給される。クロック発生回路4は同期
・バースト分離回路3からの同期信号及びバースト信号
に基づいて、TCI信号の時間軸変動に位相が追従した
クロック信号を発生する。発生されたクロック信号の一
部は、A/Dコンバータ2に変換用クロック(サンプリ
ングクロック)として供給される。
A/Dコンバータ2から出力されるディジタルTCI信
号は、メモリ制御回路5による制御の下で時間軸補正メ
モリ6に書込まれて読出されることにより、低周波領域
の時間軸軸変動が除去される。メモリ制御回路5はクロ
ック発生回路4から出力される、TCI信号の時間軸変
動に追従したクロック信号を書込みクロックとして、ま
たマスタクロック発生器20からのマスタクロックを読
出しクロック発生器21により例えば分周して得たクロ
ック信号を読出しクロックとしてそれぞれ時間軸補正メ
モリ6に供給する。
時間軸補正メモリ6から読出されたディジタルTCI信
号は、TCIデコーダ7に人力される。
TCIデコーダ7はディジタルTCI信号中の時・間軸
多重された線順次色信号Cと輝度信号Yとを分離し、か
つ時間軸伸長処理を行なって元の高精細映1象信号の水
平走査周期における時間軸に変換する。TCIデコーダ
7から出力される信号のうち、輝度信号YはD/Aコン
バータ9によりアナログ信号に変換されて端子12より
出力される。
また、TCIデコーダ7から出力される線順次色信号C
は垂直フィルタ8に入力され、二種の色信号(色差信号
)PR,PBに分離するとともに、垂直方向に補間処理
される。すなわち、垂直フィルタ8では第3図のCを線
順次色信号とすると、各水平走査ラインの色信号をその
ままPR,PB倍信号して出力するとともに、n番目の
ラインで伝送されていない色信号を前後2ライン、すな
わちn−1番目及びn+1番目の水平走査ラインの色信
号を用いて補間する。垂直フィルタ8から出力される二
種の色信号(PR,PB倍信号は、D/Aコンバータ1
0.11をそれぞれ通してアナログ信号に変換され、端
子13.14より出力される。
速度誤差検出回路15は、同期・バースト分離回路3の
出力とクロック発生回路4の出力とを入力とし、TCI
信号の1水平走査期間においてクロック信号とバースト
信号のゼロクロス点との位相を比較し、両者の位相差に
応じた信号を速度誤差信号として発生する。この速度誤
差信号は、VTRにおける磁気テープと記録/再生ヘッ
ドとの相対速度の変動にクロック発生回路4が追従でき
なかった残差を示す。
速度誤差検出回路15から出力される速度誤差信号は、
A/Dコンバータ16によりディジタル信号に変換され
た後、メモリ制御回路5による制御の下でメモリ17に
時間軸補正メモリ6と同じタイミングで書込まれて読出
される。これにより時l1ij軸補正メモリ6の出力か
ら出力されるディジタルTCI信号と、メモリ17から
読出される速度誤差信号とのタイミングが同期される。
メモリ17から読出された速度誤差信号は、輝度信号速
度誤差演算回路18及び色信号速度誤差演算回路19に
入力される。これらの速度誤差演算回路18.19では
、メモリ7の出力信号(TCI信号の水平走査期間にお
ける速度誤差信号)から、時間軸圧縮前の信号、換言す
れば端子12.13.14への出力信号の水平走査期間
における輝度信号及び色信号の速度誤差をそれぞれ演算
し、その速度誤差に応じてクロック位相変調器24.2
5.26からD/Aコンバータ9゜10.11へ供給さ
れるクロック信号の位相を変調して補正するための補正
信号を出力する。
すなわち、クロック位相変調器24にはマスタクロック
発生器20からのマスタクロックに基づいて輝度信号用
クロック発生器22から発生される輝度信号用クロック
が供給される。タロツク位相変調器24では輝度信号用
クロックを輝度信号速度誤差演算回路18からの補正信
号によって位相変調することにより、D/Aコンバータ
9から出力される輝度信号の速度誤差、つまり高周波領
域の時間軸変動を除去する。
また、クロック位相変調器25.26にはマスタクロッ
ク発生器20からのマスククロックに基づいて色信号用
クロック発生器23から発生される色信号用クロックが
供給される。クロック位相変調器25.26では色信号
用クロックを色信号速度誤差演算回路19からの補正信
号によって位相変調することにより、D/Aコンバータ
10゜11から出力される色信号の速度誤差(高周波領
域の時間軸変動)を除去する。
次に、第2図を参照して輝度信号及び色信号速度誤差演
算回路18.19における速度誤差演算の原理を説明す
る。第2図(a)は端子1に入力されるTCI信号波形
、(b)はこのTCI信号における時間軸圧縮多重され
た色信号Cと輝度信号Yとの時間軸の比T(:Tyを示
し、この例ではTC:TY−1:2と仮定する。また、
第2図(c)はTCI信号の1周期の速度誤差量をAと
仮定した図で、バースト信号のゼロクロスポイントでは
クロック発生回路4から発生されるクロック信号はバー
スト信号の位相に瞬時にロックしているものとして、色
信号の始端のタイミングでは速度誤差信号はゼロレベル
とする。
そして、色信号の始端から1水平走査期間後の輝度信号
Yの終端での速度誤差量はAとして、1水平走査期間内
は線形補間するものとする。このTCI信号における速
度誤差量を出力信号である色信号及び輝度信号の時間軸
に変換すると第2図(d) 、 (e)が得られる。こ
の場合、図ではTCI信号の周期と出力信号の周期は、
簡単のため1対1と仮定している。
第2図(d)に示す色信号の速度誤差ff1VcはTC
I信号における速度誤差ff1B−A/3を時間軸を3
倍に伸長するため、VC−3・A/3−Aとなる。輝度
信号の速度誤差量は第2図(e)に示すように台形とな
り、その始端での速度誤差量はVYI−B−A/3.後
端テノ速度誤差ju1.tVY2−B+3 (A−B)
/2−4A/3となる。
このように、本発明では色信号及び輝度信号の速度誤差
量がTCI信号の速度誤差量から換算により求められる
。第2図ではTCI信号の周期と出力信号の周期の比を
1=1としたが、それ以外の比でも同様に速度誤差量を
求めることができる。
ところで、第1図における垂直フィルタ8によって色信
号が補間されるn番目の水平走査ラインに対しては、色
信号速度誤差演算回路19で演算される速度誤差量をn
−1番目の水平走査ラインにおける速度誤差量とせずに
、前後2ライン(n−1番目及びn+1番目の水平走査
ライン)での速度誤差量の平均値とすることが望ましい
。第4図はその様子を示したもので、PRI信号の速度
誤差量をVPI−0,PR2信号の速度誤差量をVF6
とした場合、補間すべきn番目のラインの速度誤差量を
VPI2− (VP1+VP2) /2とする。
この速度誤差EI V PI3に基づいて色信号速度誤
差演算回路19により補正信号を生成し、n番目の水平
走査ラインの色信号に対応した色信号用クロックの位相
を制御することにより、V PI3.−VPIとする場
合に比べ、n番目の水平走査ラインにおける色信号の残
留速度誤差を小さくすることができる。
第5図は輝度信号用クロックの位相を制御する場合の補
正曲線、第6図は輝度信号用クロックの位相変調のため
のクロック位相変調器24の具体例を示すブロック図で
ある。第6図において、第1図の輝度信号用クロック発
生器22からのクロック信号は端子61に入力され、複
数の遅延段62a〜62dからなるタップ付遅延回路に
より遅延される。この遅延回路の各タップの信号、すな
わち遅延段62aの入力信号と遅延段62a〜62dの
出力信号はマルチプレクサ63に入力される。
また、端子64には第1図の輝度信号速度誤差演算回路
18から出力される補正信号が人力される。この補正信
号は第5図に実線で示す輝度信号速度誤差補正量を破線
で示すようなステップ波形で近似した信号であり、Dフ
リップフロップ65を通してマルチプレクサ63にセレ
クト信号として供給される。第5図の縦軸°は第6図に
おけるタップ付遅延回路のタップに対応しており、セレ
クト信号により選択されたタップの信号がマルチプレク
サ63を介して取出されることによって、位相変調され
た輝度信号用クロックが得られる。
なお、端子64より入力される補正信号を直接マルチプ
レクサ63にセレクト信号として入力すると、補正信号
と輝度信号用クロックとは非同期のため、マルチプレク
サ63の出力にいわゆる“ヒゲが現われる。これを防止
するため、第6図ではDフリップフロップ63により補
正信号をマルチプレクサ63の出力信号の立上がりでラ
ッチしてセレクト信号とすることで、セレクト信号を輝
度信号用クロックに同期させることにより、“ヒゲの発
生タイミングを固定さた上で、マルチプレクサ63の出
力信号と該信号の立上がりでトリガされる単安定マルチ
バイブレータ66の出力信号との論理和をオア回路67
によってとることで、出力の輝度信号用クロックに“ヒ
ゲ”が生じないようにしている。
[発明の効果] 以上述べたように本発明では、カラー映像信号をTCI
信号の形で記録再生するVTRなどの映像記録再生装置
において、再生されたTCI信号の速度誤差を元の時間
軸、換言すればTC!デコーダを経た後の色信号及び輝
度信号の時間軸における速度誤差に換算し、それに基づ
いて得られた補正信号により例えばD/Aコンバータの
変換用クロックの位相を補正することで、色信号及び輝
度信号の高周波成分の時間軸変動に対応する時間軸補正
を行なう。
従って、A/Dコンバータの変換用クロックを位相変調
する従来技術のように、速度誤差をそれ以前の数ライン
の速度誤差から予11)I したり、ヘッドシリンダ1
回転分の速度誤差情報を記憶して1回転前の情報で置き
換えるという方法をとる必要がなく、時間軸の補正精度
が向上するとともに、ヘッドシリンダ1回転分の速度誤
差情報を記憶する大容量のメモリが不要となる。
また、本発明における時間軸補正のための一連の処理は
全てディジタル信号処理で実現できるからIC化に適し
ており、無調整化も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の時間軸補正装置のブロック
図、第2図は同実施例における色信号及び輝度信号の速
度誤差演算の原理を説明するための図、第3図は第1図
における垂直フィルタの補間動作を説明するための図、
第4図は同実施例における線順次色信号の補間される水
平走査ライン及びその前後の水平走査ラインの速度誤差
波形を示す図、第5図は同実施例における輝度信号用ク
ロックに対する位相補正曲線を示す図、第6図は第1図
における輝度信号用クロックの位相変調のためのクロッ
ク位相変調器の具体例を示すブロック図である。 1・・・TCI信号入力端子、2・・・A/Dコンバー
タ、7・:・TCIデコーダ、8・・・垂直フィルタ、
9゜10.11・・・D/Aコンバータ、12〜14・
・・出力端子、15・・・速度誤差検出回路、18・・
・輝度信号用速度誤差演算回路、19・・・色信号用速
度誤差演算回路、24〜26・・・クロック位相変調器
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 2図 第5図 b 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラー映像信号を構成する線順次色信号と輝度信
    号とが時間軸圧縮され且つ1水平走査期間毎に時間軸多
    重された時間軸圧縮多重信号から、時間軸が元に戻され
    た二種の色信号及び輝度信号を分離生成する手段と、 前記時間軸圧縮多重信号の1水平走査期間における速度
    誤差を検出する速度誤差検出手段と、この手段により検
    出された速度誤差を前記時間軸圧縮多重信号の中の線順
    次色信号と輝度信号との時間比に応じて色信号の速度誤
    差成分と輝度信号の速度誤差成分とに振り分け、各速度
    誤差成分を前記線順次色信号及び輝度信号の時間軸変換
    前の時間軸における速度誤差に換算して、色信号速度補
    正信号及び輝度信号速度補正信号を得る演算手段と、 前記色信号速度補正信号及び輝度信号速度補正信号に基
    づいて前記時間軸が元に戻された二種の色信号及び輝度
    信号の時間軸を補正する補正手段とを備えたことを特徴
    とするカラー映像信号の時間軸補正装置。
  2. (2)カラー映像信号を構成する線順次色信号と輝度信
    号とが時間軸変換され且つ1水平走査期間毎に時間軸多
    重された時間軸圧縮多重信号をディジタル信号に変換す
    るA/D変換手段と、 この手段によりディジタル信号に変換された時間軸圧縮
    多重信号から時間軸が元に戻された二種の色信号及び輝
    度信号を分離生成する手段と、これら二種の色信号及び
    輝度信号を色信号用クロック信号及び輝度信号用クロッ
    ク信号を用いてアナログ信号に変換するD/A変換手段
    と、前記時間軸圧縮多重信号の1水平走査期間における
    速度誤差を検出する速度誤差検出手段と、この手段によ
    り検出された速度誤差を前記時間軸圧縮多重信号の中の
    線順次色信号と輝度信号との時間比に応じて色信号の速
    度誤差成分と輝度信号の速度誤差成分とに振り分け、各
    速度誤差成分を前記線順次色信号及び輝度信号の時間軸
    変換前の時間軸における速度誤差に換算して、色信号速
    度補正信号及び輝度信号速度補正信号を得る演算手段と
    、 前記色信号速度補正信号及び輝度信号速度補正信号に基
    づいて前記色信号用クロック信号及び輝度信号用クロッ
    ク信号の位相を補正する補正手段とを備えたことを特徴
    とするカラー映像信号の時間軸補正装置。
  3. (3)前記二種の色信号及び輝度信号を分離生成する手
    段は、入力される時間軸圧縮多重信号から線順次色信号
    と輝度信号とを分離し、且つ時間軸を元に戻すデコーダ
    と、このデコーダから出力される線順次色信号から二種
    の色信号を分離し、且つ注目水平走査ラインの前後2つ
    の水平走査ラインの線順次色信号を用いて補間処理を行
    なう垂直フィルタとにより構成され、 前記演算手段は前記注目水平走査ラインに対する速度補
    正信号を前記前後2つの水平走査ラインに対する速度補
    正信号の平均値とすることを特徴とする請求項1または
    2記載のカラー映像信号の時間軸補正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04142191A (ja) * 1990-10-02 1992-05-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 時間軸補正装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04142191A (ja) * 1990-10-02 1992-05-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 時間軸補正装置

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