JPH0221233Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0221233Y2
JPH0221233Y2 JP9033284U JP9033284U JPH0221233Y2 JP H0221233 Y2 JPH0221233 Y2 JP H0221233Y2 JP 9033284 U JP9033284 U JP 9033284U JP 9033284 U JP9033284 U JP 9033284U JP H0221233 Y2 JPH0221233 Y2 JP H0221233Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type belt
wax
belt
printing device
pulley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9033284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS615646U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9033284U priority Critical patent/JPS615646U/ja
Publication of JPS615646U publication Critical patent/JPS615646U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0221233Y2 publication Critical patent/JPH0221233Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フレームに設けられた2つの軸に
夫々支持されるドライブプーリとアイドラプーリ
との間に巻装された活字ベルトと、前記活字ベル
トを前記両プーリから取り外すために前記2つの
軸のいずれか一方を移動させて軸間距離を短かく
するレバーと、前記活字ベルトの裏面に潤滑材を
塗布する塗布機構とを備えた印字装置に関するも
のである。
第3図は活字ベルトを用いる印字装置の斜視図
である。
図において、30は活字ベルトを使用する印字
部、6はインクリボン、32は媒体搬送装置、3
3は上部カバー、34は開閉扉である。
第4図,第5図は第3図に示される印字装置の
印字部30を説明するための図である。
第4図において、1はドライブプーリであつ
て、駆動モータ2によりベルト3を介して図中記
号Aで示す矢印方向に回転駆動される。4はアイ
ドラプーリ、5は表面に複数個の活字18とこの
活字18に対応して設けられるクロツクマークと
を有する活字ベルトであつて、ドライブプーリ1
とアイドラプーリ4の間に巻装され、ドライブプ
ーリ1の回転に伴なつて図中記号Bで示す矢印方
向に移動する。
6はインクリボンであつて、活字ベルト5の搬
送に対応して搬送され、順次繰込みローラ11に
よりリボンケース12内に折り畳まれて収納され
る。7はプラテン、8は印字行方向に沿つて、例
えば136個設けられるハンマ、9はハンマ8に対
応して設けられ、上位装置からの信号に基づいて
励磁されることによつてハンマ8を駆動するマグ
ネツトである。10は所定の長さ毎にミシン目を
有する連続折畳用紙である。
第5図において、4はプラテン、5は活字ベル
ト、6はインクリボン、8はハンマ、9はマグネ
ツト、10は連続折畳用紙である。13はインク
リボンセパレータ、14はストツパ、19は戻し
ばねである。15は周面上に複数個のトラクタピ
ン20を有し、モータ17によりベルト16を介
して回転駆動され、連続折畳用紙10に設けられ
た紙送り孔とトラクタピン20とを係合した状態
で連続折畳用紙10を供給側Cから排出側Dへ搬
送する紙送りトラクタである。24は活字18と
ハンマ8の対向する位置での連続折畳用紙10の
たるみを防止し、常に連続折畳用紙10に対して
一定の張力を付与するためのブレーキ機構であつ
て、パツド22を部材23に押し付けるスプリン
グ、連続折畳用紙10を部材23との間に挾むパ
ツド、図示しない装置筐体に設けられた部材23
より構成される。
以上説明した構成において、上位装置からの信
号に基づいてマグネツト9を励磁することにより
ハンマ8を駆動し、該ハンマ8に対向する位置に
ある活字18を打撃することにより連続折畳用紙
10への印字を行なう。1行の印字が行なわれた
連続折畳用紙10は、紙送りトラクタ15により
1行づつ間欠送りされて排出側Dへ送り込まれ、
図示しない後処理装置により1シート毎に切断、
あるいは折り畳まれてスタツカ内へ収納される。
以上説明したような印字装置においては、プラ
テン7の材料として「鉄」を使用し、活字ベルト
5の材料として「ステンレス」を使用しており、
ハンマ8による打撃時にプラテン7と活字ベルト
5が接触すると活字ベルト5が摩もうし、最終的
には活字ベルト5が切れる場合がある。
このため、両者間での摩もうを極力少なくする
ために、接触面にワツクス(2硫化モリブデン、
2硫化タングステン)を塗布することが行なわれ
ている。
〔従来技術〕
第6図,第7図,第8図はワツクス塗布機構を
有する従来の印字装置の説明図である。
第6図において、第4図と同一部分には同一番
号を付す。また、25はワツクス塗布機構であ
る。
第7図は第6図に示すワツクス塗布機構25の
説明図である。
図において、40はワツクス、41はワツクス
40を保持するホルダ、42はホルダ41と係合
する係合部43と、ワツクス40が突出する開口
44と、スプリング45の一端側が引つ掛けられ
る穴46と、ベアリング47を保持する軸48を
有する部材である。スプリング45の他端側はホ
ルダ41の穴49に引つ掛けられる。
ベアリング47は活字ベルト5の上方向への移
動を防止すると供に、ワツクス40の案内する役
目を持つている。
すなわち、第8図cに示すように、ワツクス4
0を保持するホルダ41はスプリング45により
常にワツクス40を活字ベルト5側へ押圧するよ
うに付勢されている。従つて、活字ベルト5の保
守、交換時に、活字ベルト5を上から下ろして来
てセツトする際に、ワツクス40を切断する状態
となつてしまう。このため、第8図bに示すよう
に、ベアリング47を設け、活字ベルト5のセツ
ト時にワツクス40を切断せず、且つ取付け操作
を簡単にしている。そして、印字時は、第8図a
に示すような状態とし、ベアリング47は活字ベ
ルト5の上方向への移動を規制すると共に、ワツ
クス40を活字ベルトの裏面に塗布する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような構成の印字装置にあつては、以下の
欠点を有する。
上ガイドであるベアリング47の寸法は、活
字ベルト5の走行上種々の制約があり、ワツク
ス40の押し付けストローク(消費量)を大き
くすることができない。
すなわち、ワツクス40の押し付けストロー
クを大きくするために、ベアリング47の幅寸
法を大きくすると、活字ベルト5をドライブプ
ーリ1とアイドラプーリ4にセツトする際に両
者の軸間距離をかなり短かくする必要がある
が、プーリ軸の直立度(活字ベルト5の打撃時
における上下動を少なくする要因の一つ)を一
定に保つた状態で軸間距離を短かくするのは困
難であり、また実現するとしても装置の各部品
を極めて高精度に仕上げねばならず高価にな
る。
印字状態において、ワツクスの消耗度合が判
別しにくい。
すなわち、ワツクス40を案内するベアリン
グ47が部材42の開口44の上部にあり、ワ
ツクス40が見にくい。
上ガイドであるベアリング47があるため、
ワツクス40の交換作業が面倒である。
ここで、プーリ軸の軸間距離を変更する機構に
ついて第9図を用いて説明する。
図において、4はアイドラプーリ、50はプー
リ軸、51はプーリ軸50を軸支する軸受、52
は軸受51を矢印方向に付勢するスプリング、5
3は切欠53aがプーリ軸50に引つ掛けられて
おり、またカム54を有し、一端にベルト・レリ
ーズ・レバー55が接続される軸56のカム54
と係合する開口部53bを有するステーである。
以上説明した構成において、プーリ軸の軸間距
離を短かくする動作は、まず、ベルト・レリー
ズ・レバー55を回転させることによりカム54
と開口部53bとが係合し、ステー53をスプリ
ング52の付勢方向とは逆の方向に移動させるこ
とにより、ステー53の切欠53aに引つ掛けら
れているプーリ軸50を移動させることにより行
なう。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前述した問題点を解消することがで
きる印字装置を提供するもので、その手段は、
夫々軸に支持されるドライブプーリとアイドラプ
ーリとの間に巻装された活字ベルトと、前記活字
ベルトを前記両プーリから取り外すために前記2
つの軸のいずれか一方を移動させて軸間距離を短
かくするレバーと、前記活字ベルトの裏面に潤滑
材を塗布する塗布機構とを備えた印字装置であつ
て、前記塗布機構は前記活字ベルト裏面に潤滑材
を塗布する塗布位置と前記活字ベルトから離間し
た離間位置とに位置付け可能に構成されて成ると
共に、前記レバーは軸間距離を短かくさせる動作
に連動して前記塗布機構を離間位置に移動させる
部材を備えた印字装置である。
〔作用〕
前記印字装置は、活字ベルトの保守、交換時に
操作するベルト・レリーズ・レバーの回転操作に
連動しワツクス塗布機構を回転動作させて、活字
ベルトから離間した位置に位置付けることにより
活字ベルトの交換が容易であり、且つワツクスを
大きくすることが出来、交換周期、保守周期を長
くすることが出来、またワツクスの消耗状態を容
易に判別できるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本考案に係る印字装置の実施例を図面を
用いて詳細に説明する。
第1図,第2図は本考案に係る印字装置の実施
例を説明するための図である。
図において、40は活字ベルト5の裏面に塗布
されるワツクス、57はワツクス40を保持する
保持部材であつて、軸58を中心にして回動可能
に設けられて成ると共に、スプリング59により
図中記号Sで示す矢印方向に付勢されている。
尚、軸58は保持部材57の回動を規制するス
トツパ63と共に、平板60に設けられており、
この平板60を介して装置本体に取付けられてい
る。61はスプリング59の一端が引つ掛けられ
る軸である。
また、53はプーリ軸50と係合するステー、
53bはステー53に設けられた開口部、55は
保持部材57を回転動作させるアクチユエータ部
62を有するベルト・レリーズ・レバー、56は
軸であつて、第9図を用いて説明したように、開
口部53bとの係合部にカム54(図示されな
い)を備える。
以上説明した構成において、ベルト・レリー
ズ・レバー55を図中記号Tで示す矢印方向に回
転させ、一点鎖線で示す位置に位置付けることに
よつて、プーリ軸50を移動させて軸間距離を短
かくさせると共に、保持部材57をスプリング5
9の付勢力に抗して二点鎖線で示す位置に位置付
ける。
これにより、ワツクス40は活字ベルト5から
離間した位置に位置付けられるので、活字ベルト
5の交換に際し、何等邪魔にならず、活字ベルト
5の交換を容易に行なうことができる。
また、活字ベルト5の交換時に必要な上ガイド
を設ける必要がない(活字ベルト5の上方向への
移動を防止する部材は必要)ので、ワツクスを大
きくすることができ、ワツクスの押し付けストロ
ーク(消費量)を大きくすることができ、ワツク
スの交換周期、保守周期を長くすることが可能と
なると共に、ワツクスの消費量を一目で判断する
ことができる。
また、活字ベルト5の交換終了後は、ベルト・
レリーズ・レバー55を実線位置に複帰させるこ
とにより、保持部材57がスプリング59の付勢
力により実線位置に復帰する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、活字ベ
ルトの交換を容易に行なうことができると共に、
ワツクスを大きくすることができるので、ワツク
スの押し付けストローク(消費量)を大きくする
ことができ、ワツクスの交換周期、保守周期を長
くすることができると共に、ワツクスの消費量を
も一目で判断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本考案に係る印字装置の実施
例の説明図、第3図は活字ベルトを用いる印字装
置の斜視図、第4図,第5図は第3図に示される
印字装置の印字部30を説明するための図、第6
図,第7図,第8図はワツクス塗布機構を有する
従来の印字装置の説明図、第9図はプーリ軸の軸
間距離を変更する機構の説明図である。 図において、5は活字ベルト、40はワツク
ス、50はプーリ軸、53はステー、55はベル
ト・レリーズ・レバー、57は保持部材、58は
軸、59はスプリング、60は平板、61は軸、
62はアクチユエータ部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々軸に支持されるドライブプーリとアイドラ
    プーリとの間に巻装された活字ベルトと、前記活
    字ベルトを前記両プーリから取り外すために前記
    2つの軸のいずれか一方を移動させて軸間距離を
    短かくするレバーと、前記活字ベルトの裏面に潤
    滑材を塗布する塗布機構とを備えた印字装置であ
    つて、前記塗布機構は前記活字ベルト裏面に潤滑
    材を塗布する塗布位置と前記活字ベルトから離間
    した離間位置とに位置付け可能に構成されて成る
    と共に、前記レバーは軸間距離を短かくさせる動
    作に連動して前記塗布機構を離間位置に移動させ
    る部材を備えた印字装置。
JP9033284U 1984-06-18 1984-06-18 印字装置 Granted JPS615646U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9033284U JPS615646U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9033284U JPS615646U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS615646U JPS615646U (ja) 1986-01-14
JPH0221233Y2 true JPH0221233Y2 (ja) 1990-06-08

Family

ID=30645227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9033284U Granted JPS615646U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS615646U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS615646U (ja) 1986-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5560293A (en) Linerless label printer and transport system
JP2002144655A (ja) プリンタ
KR930000181B1 (ko) 인자기
JPH0136434B2 (ja)
JPH0221233Y2 (ja)
KR100218865B1 (ko) 밸러데이션용지 이송기구를 구비한 프린터
JPS5931953B2 (ja) インパクト・プリンタ
US4639154A (en) Dual station printer mechanism
US4747345A (en) Foil stamping bed and cylinder press
JP2008265239A (ja) プリンタ
JPH07115774B2 (ja) 用紙搬送装置
JPS61235172A (ja) 熱転写記録装置
JP2958769B1 (ja) サーマルスタンパ
JPH04220374A (ja) 携帯用プリント装置
JPH01237198A (ja) 通帳類印字装置
JPS5852138Y2 (ja) ラベル用印字機
JPH01122468A (ja) 印字装置へのカット紙セット方法
JP2926799B2 (ja) 印字装置の紙送り構造
JPS60286Y2 (ja) 印字装置
JPS59209173A (ja) 印字装置の紙送り機構
JPH0755082Y2 (ja) プリンタ
JPH0524672Y2 (ja)
JP2881200B2 (ja) プリンタの紙送り機構
JPH0378272B2 (ja)
JPH065896Y2 (ja) 媒体搬送装置