JPH02212164A - 記録方法及び装置 - Google Patents

記録方法及び装置

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JPH02212164A
JPH02212164A JP1250560A JP25056089A JPH02212164A JP H02212164 A JPH02212164 A JP H02212164A JP 1250560 A JP1250560 A JP 1250560A JP 25056089 A JP25056089 A JP 25056089A JP H02212164 A JPH02212164 A JP H02212164A
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JP
Japan
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voltage
recording
heating element
thermal head
driving
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JP1250560A
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Yuichi Watanabe
雄一 渡辺
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
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    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/3555Historical control

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱を用いて記録媒体に画像の記録を行う記録方
法及び装置に関するものである。
ここで、前記記録装置としては、電子タイプライタ、プ
リンタ、ファクシミリ装置及び複写装置などの記録機能
を有する装置が含まれる。
[従来の技術] 以下、記録装置として熱転写プリンタを例にあげて説明
する。
一般に、熱転写プリンタなどのサーマルヘッドでは、サ
ーマルヘッドに印加されたエネルギーに対しインクシー
トへ伝達されるエネルギーの効率は極めて低く、その値
は約50%以下程度であるといわれている。この熱の損
失分は、サーマルヘッドの基材及び空気中へと伝達、あ
るいは放射などによるものである。このようにサーマル
ヘッドに印加されるエネルギーは全てインクシートの加
熱に使用されるのではな(、サーマルヘッドの発熱量は
、装置の置かれている環境や記録されるデータなどによ
り極めて大きく影響される。
そこで、このようなサーマルヘッドにおける発熱体の発
熱量を制御する方法として、過去数ライン分の記録情報
をもとにサーマルヘッドへの印加エネルギーを調整する
履歴補正、あるいはサーマルヘッドのグレーズ層の全体
的な温度上昇を、記録データをもとに予測し、サーマル
ヘッドへの印加エネルギーを調整する蓄熱補正などが行
われている。
このうち、後者の蓄熱補正に用いられている一般的な方
法は、例えばシリアル型の熱転写プリンタの場合では、
現在の印字行の先頭から次に印字しようとしている列ま
での間に黒ドツトが何個存在したかを計数し、その計数
値をもとに印加エネルギーを段階的に制御するものであ
る。従って、そのラインにスペースが含まれていると、
そのスペース量に応じて、所定の比率で印加エネルギー
を上昇するようにしている。このような、蓄熱補正の目
的は、その行内での記録濃度を均一に保つとともに、更
にはその頁の先頭から最後までの記録濃度を均一に保つ
ことにある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら従来の蓄熱補正法では、以下に示すような
問題があった。
(1)記録(印字)速度が遅い場合 例えば、アンダーライン付きの文字列を印字した後、引
き続きアンダーラインのみを印字すると、そのアンダー
ライン部分の印字が薄くなる。
これは、アンダーラインが連続しているためにスペース
に相当する部分が存在しなくなり、蓄熱補正処理のため
にサーマルヘッドへの印加エネルギーが段階的に低下し
続けるためである。
(2)記録(印字)速度が速い場合 ■サーマルヘッドへのエネルギーの印加周期が速くなる
ため、通常の文書の印字め場合に比べ、図形やグラフィ
ックの記録を行うと、急激な記録ドツト密度の変化に対
応できないため、その記録濃度が高くなりすぎてしまう
■また、■の場合と同じような理由より、文字ピッチや
文字フォントの違い、さらにはボールド文字や倍幅文字
、4倍角文字などを印字すると、それらの文字の記録濃
度が高くなってしまう。
■黒ドツト数をもとに行われる記録濃度の制御は、通常
CPUなとの制御により実行されているため、記録スピ
ードが速(なるとCPUの負担が増大する。このため、
従来の蓄熱補正ではある速度以上に記録スピードを挙げ
ることができず、そのスピードに限界があった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、鮮明な記
録を得ることができる記録方法及び装置を提供すること
を目的とする。
また本発明の他の目的は、記録濃度を一定にすることの
できる記録方法及び装置を提供することにある。
さらに本発明の他の目的は、記録ヘッドの蓄熱補正を行
うことができる記録方法及び装置を提供することにある
また、本発明の他の目的は、記録ヘッドで消費される電
流或は電力値により記録ヘッドの温度上昇を予測し、そ
の予測結果に基づいて適正に記録ヘッドの蓄熱補正を行
うことのできる記録方法及び装置を提供することにある
さらに本発明の他の目的は、発熱素子で消費される電流
あるいは電力値により発熱素子の温度上昇を予測し、そ
の温度上昇に対応して発熱素子の駆動電圧を調整するこ
とにより、適正に発熱素子の蓄熱補正を行って記録濃度
を一定に保つことができる記録方法及び装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の記録装置は以下の様
な構成からなる。即ち、 発熱素子を発熱駆動して記録媒体に画像記録を行う記録
装置であって、前記発熱素子を発熱駆動する基準電圧を
設定する設定手段と、前記基準電圧をもとに前記発熱素
子の駆動電圧を出力する電圧出力手段と、画像記録時に
、前記発熱素子に供給される電力値を検出する検出手段
と、前記電力値と前記基準電圧とをもとに前記電圧出力
手段を制御して、前記発熱素子への印加エネルギーを調
整する制御手段とを有する。
また他の発明の記録方法は以下の様な工程からなる。即
ち、 発熱素子を発熱駆動して記録媒体に画像記録を行う記録
方法であって、前記発熱素子を発熱駆動する基準電圧を
設定して、画像記録時に前記発熱素子に供給される電流
値と前記基準電圧とをもとにして、前記発熱素子への印
加エネルギーを制御する。
[作用] 以上の構成において、発熱素子を発熱駆動する基準電圧
を設定し、その基準電圧をもとに発熱素子の駆動電圧を
出力する。そして画像記録時、この発熱素子に供給され
る電力値、電圧値あるいは電流値を検出し、この検出さ
れた電力値あるいは電流値などを基に発熱素子の駆動電
圧を調整するように動作している。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。なお、以下に説明する実施例は、サーマル
ヘッドを発熱駆動する基準駆動電圧を設定し、その基準
駆動電圧をもとにサーマルヘッドの駆動電圧を出力する
。そして、画像記録時、このサーマルヘッドに供給され
る電力値あるいは電流値を検出し、この検出された電力
値あるいは電流値を基にサーマルヘッドの駆動電圧を調
整するように動作するものである。
[熱転写プリンタの説明 (第9図))]第9図は実施
例のシリアル型の熱転写プリンタの概略構成を示すブロ
ック図である。
図において、900はプリンタ全体の制御を行う制御部
で、例えばマイクロプロセッサなどのCPU100やC
PU100のワークエリアとして使用されるRAMなど
を備えている。901はホストコンピュータなどの外部
機器より記録データなどを入力する入力部、902はサ
ーマルヘッド101を駆動する駆動電圧を出力する駆動
回路で、この駆動回路902は後述するように、サーマ
ルヘッド101の温度上昇に伴なってサーマルヘッド1
01の駆動電圧を調整する調整回路を備えている。91
3は記録データで、制御部101はその記録データ91
3に対応してサーマルヘッド101の有する複数この発
熱素子(発熱抵抗体)72を発熱駆動している。904
はサーマルヘッド101やインクシート910(インク
リボンカセット)などを搭載したキャリッジを、記録紙
の走査方向と直交する方向に搬送するキャリッジモータ
である。906は記録紙を副走査方向に搬送するための
紙送り用モータである。903.905はそれぞれキャ
リッジモータ904や紙送り用モータ906を駆動する
モータドライバである。なお、106はサーマルヘッド
101の駆動回路902及び各モータのドライバ回路や
制御回路などへ電源を供給する電源部である。
907は記録紙の搬送指示を行うラインフィードスイッ
チや、オンライン指示を行うセレクトスイッチなどを備
えた操作部である。910はサーマルヘッド101によ
り加熱され、溶融あるいは昇華したインクを記録紙に転
写するためのインクシートで、例えばカートリッジなど
に収納されたインクリボンである。911はインクシー
ト910をキャリッジの搬送に対応して搬送する搬送部
で、例えばインクリボンの巻取り用モータや、キャリッ
ジの移動に伴なってインクシート91Oを巻取る機構部
などで構成されている。912はこれらサーマルヘッド
101や各モータ及びそれらの伝達機構系などからなる
記録部である。
[サーマルヘッドの説明(第7図、第8図)]第7図は
サーマルヘッド101の発熱部近傍の拡大図である。
図において、70は基材で、アルミナ(八ρ20、)や
セラミックなどの熱伝導性の高い部材で構成されている
。71はグレーズ層部分で、このグレーズ層71の上に
、複数個の発熱素子(発熱抵抗体)72やアルミ電極7
3、酸化防止層74及び耐摩耗層75が図示の如く重畳
して形成されている。そして、76で示す、アルミ電極
73がエツチングにより除かれた部分が、サーマルヘッ
ド101の発熱部分となっている。
第8図は第7図に示すサーマルヘッド101の発熱部7
6を有する面(記録面)から見た正面図と、その断面形
状を示している。
図において、#1〜#64で示すのは、縦方向(サーマ
ルヘッド101の移動方向に直交する方向)に配された
64ドツト分の発熱部(76)である。このサーマルヘ
ッドは、キャリッジモータ904の駆動により64ドツ
ト分の発熱部76が並んでいる方向(縦方向)に直交す
る方向(横方向)に移動され、シリアル(逐次式)に記
録紙上に記録を行う。なお、第7図には示していないが
、基材70の発熱部76が設けられている側の反対側(
図面下側)には、図示しないアルミニウムなどのヒート
シンクが接着されていて、サーマルヘッド101の熱量
を放射しサーマルヘッド101が過熱状態になるのを防
止している。
第7図に示すサーマルヘッド101の構造から、発熱部
76より発せられる熱量の約50%がグレーズ層71に
吸収されることがわかる。従って、発熱部76における
温度上昇は、50〜1゜0m5ecの時定数を有し、さ
らにグレーズ層71から基材70への熱伝導は、500
m5ec以上の時定数を有すると考えられている。
次に、このようなサーマルヘッドにおける蓄熱補正を具
体的に説明する。
[サーマルヘッドの駆動電圧制御回路の説明(第1図〜
第3図)] 第1図は本発明を適用した実施例の熱転写プリンタにお
けるサーマルヘッドの駆動回路902の概略構成を示す
ブロック図である。
図において、制御部900のCPU100は、プリンタ
の電源が投入されると、そのプリンタの周囲温度あるい
はサーマルヘッド101の温度、さらにはサーマルヘッ
ド101の発熱部76の平均抵抗値情報などをもとに、
サーマルヘッド101の駆動電圧を決定する。そして、
この駆動電圧値に対応するデジタル値をD/A変換器1
02に出力する。D/A変換器102はCPU100よ
りのデジタル値を人力すると、その値に対応した電圧値
を有するアナログ信号10を差動増幅器103に出力す
る。
差動増幅器103はD/A変換器102よりのアナログ
信号10と後述する積分回路104よりの電圧信号11
を入力し、(アナログ信号10)(電圧信号11)の計
算を行って、その結果である電圧を電圧制御部105に
出力している。
サーマルヘッド101が駆動される以前の段階では、積
分回路104の出力11は°°O”であるため、差動増
幅器103はD/A変換器102よりのアナログ信号1
0をそのまま電圧制御部105に出力する。
105は電圧制御部で、差動増幅器103よりの電圧信
号を入力し、その入力した電圧に対応してサーマルヘッ
ド101の駆動電圧を作成して出力している。また、こ
の電圧制御部105はサーマルヘッド101に印加され
る印加信号12の電圧値■。を入力し、この電圧値VH
が一定になるようにフィードバック制御している。10
6はこの印加電圧Vnよりも高い電圧を発生する電源部
である。107は電圧制御部105とサーマルヘッド1
01との間に挿入されている低インピーダンスの電流検
出器で、サーマルヘッド101への供給電流(i)を測
定して、その測定結果を変換器108に出力している。
変換器108は電流検出器107よりの電流値(i)を
入力すると、その電流値に対応する電圧を有する電圧信
号13を出力する。乗算器109はこの電圧信号13と
サーマルヘッド101への印加信号12を入力し、それ
ら2つの信号の掛は算を行う。そして、その計算結果に
対応する電圧を有する信号14を積分回路104にする
。これにより、乗算器109はサーマルヘッド101へ
の供給電力(V、1−i)を出力することになる。
積分回路104は、乗算器109からの供給電力値を入
力し、逐次その積分を行うことにより、サーマルヘッド
101のグレーズ層71(第7図)全体の温度上昇を予
測した予測値を示す電圧信号11を差動増幅器103に
出力する。このようにして差動増幅器103は、D/A
変換器102より入力したサーマルヘッド101への印
加電圧を指示するアナログ信号lOから、温度上昇を予
測した電圧信号11を差し引(ことにより、サーマルヘ
ッド101の温度上昇を考慮した電圧値を電圧制御部1
05に出力する。これによりサーマルヘッド101の全
体的な温度上昇に応じた駆動電圧を供給できる。
なお、サーマルヘッド101の印加信号12と接地(グ
ラウンド)との間にコンデンサ110が接続されており
、サーマルヘッド101に印加する電圧を平滑化してい
る。また、印加信号12の駆動電圧V、の初期設定時、
コンデンサ110へ充電電流が流れるため、サーマルヘ
ッド101の供給電力が、実際の供給電力よりも大きく
なってしまう。この補正については後述する。
第2図は第1図に示す本実施例の熱転写プリンタにおけ
るサーマルヘッド駆動回路の具体的な回路例を示す図で
、第1図と共通する部分は同一記号で示している。
第2図において、20はCPU100よりデジタル信号
を入力して、そのデジタル信号に対応する電圧信号を出
力するD/Aコンバータである。
このD/Aコンバータ20の出力は、オペアンプで構成
された増幅回路21で増幅されて、差動増幅器103を
構成するオペアンプ回路の非反転入力端子(+)に入力
されている。ここで出力ボート22を通して、セット信
号23 (SET/:/はロウツルー信号であることを
示す)とプリント可信号24 (PRTENBL/)が
共にハイレベルで出力されている。従って、このとき差
動増幅器103の反転入力(−)には、電圧“0”が入
力されている。
ここで、CPU100に記録開始指令が入力されると、
CPU100は出力ボート22を通してセット信号23
をロウレベルにする。これによりトランジスタ25がオ
フになるため、トランジスタ26とPNPトランジスタ
28がオン状態になる。こうして電源線27を介し、電
源部106からの電圧(24V)がトランジスタ28を
通してサーマルヘッド101に供給される。
29はサーマルヘッド101に供給される電流値(i)
を検出するための抵抗で、例えば0.1Ωの低抵抗であ
る。この抵抗29を電流iが流れることにより、抵抗2
9の両端に発生した電位差は、変換器108を構成する
オペアンプに入力され、増幅されて乗算器109に出力
される。この変換器108では、例えば0.5V/IA
の変換を実施している。乗算器109の主要部分を構成
する乗算回路30は、例えばJRC製のN JM420
0などが用いられている。31は乗算回路30の出力(
■□xi)を増幅した電圧値a(VHxi)を出力する
増幅回路である。
32はCPU100の指示により、プリント可信号24
がロウレベルになるとオンするスイッチ回路である。従
って、CPU100よりプリント可信号24がロウレベ
ルになると、積分回路104に乗算器109よりの出力
が入力される。この積分回路104は、ダイオードD1
、抵抗r1、インダクタL1の直列回路と、コンデンサ
C1に並列に接続された抵抗r2とで構成される所謂“
チャージポンプ回路”である。これら各構成要素の定数
は、サーマルヘッド101の蓄熱特性により、以下に示
すように実験的に求めることができる。即ち、 ここで、rlは発熱体74とグレーズ層71との熱抵抗
により決定され、実験では約1.2にΩである。また、
Llは熱的なダンパー材として機能しているグレーズ層
71全体の熱緩衝係数で、実験では10mHである。C
1はグレーズ層71全体の熱容量(グレーズ層71の容
量)により決定され、例えば1μFである。r2はグレ
ーズ層71と基材70間の熱抵抗により決定され、実験
では約100にΩである。なお、Dlは逆流防止用めダ
イオードである。
26はコンデンサC1の電位をインピーダンス変換する
ための回路で、この回路26の出力電圧はグレーズ層全
体の温度上昇値に近似している。
この回路26の出力は差動増幅器103を構成するオペ
アンプの反転入力端子(−)に入力され、サーマルヘッ
ド101のグレーズ層の温度上昇分に見合ったエネルギ
ーをサーマルヘッド101に供給するように減算を行っ
ている。
第3図は前述した動作時における各信号の波形を示すタ
イミング図である。
第3図において、44はCPU100から出力されるデ
ジタル電圧値を示し、このデジタル電圧値はタイミング
T1でD/Aコンバータ20にセットされる。次にタイ
ミングT2で、セット信号23がロウレベルになること
により、電源部106よりの電圧がトランジスタ28を
通してサーマルヘッド101に通電される。これにより
、印加信号12の電圧はV8まで上昇する。13は抵抗
29を流れる電流値を示している。また、41で示す部
分はコンデンサ110に流れる充電電流な示し、41a
はこの充電電流により乗算器109から出力される電力
値を示している。しかし、この時点ではプリント可信号
24は出力されていないため、このコンデンサ110に
よる充電時の消費電力が、電圧制御部105の入力電圧
を補正してしまうおそれがない。
タイミングT3でプリント可信号24がロウレベルにな
りプリント動作が開始されると、42゜43で示すよう
に記録動作に応じてサーマルヘッド101に電流が流さ
れる。42 a、 43 aはこのときにサーマルヘッ
ド101で消費される電力を示している。この状態では
プリント可信号24がロウレベルであるから、スイッチ
32を通して積分回路104にこの電力値が入力される
。積分回路104は前述した構成により、サーマルヘッ
ド101のグレーズ層の温度上昇を近似した信号11を
差動増幅器103に出力する。これにより差動増幅器1
03の出力電圧値は、43に示すように、44で示すサ
ーマルヘッド101の最大駆動電圧レベルよりも抑えら
れた電圧レベルとなる。
このように第3図に示すような電圧信号11の変化は、
記録される画像パターンや記録速度などに対応して上昇
する、サーマルヘッドの温度に対応して適正に変更され
る。
[第2の実施例の説明 (第4図〜第6図)]第4図は
第2の実施例の熱転写プリンタにおけるサーマルヘッド
駆動回路の概略構成を示すブロック図で、第1図と共通
する部分は同じ記号で示している。ここで第1図の場合
と比較すれば明らかなように、第2の実施例ではCPU
100によりサーマルヘッド101の駆動電圧を設定し
ていない。従って、この第2の実施例は、印字モードな
どに対応してサーマルヘッド101の駆動電圧をあまり
大きく変化させない熱転写プリンタを前提としている。
ここで、駆動電圧を近似的に定数とみなすことにより、
供給電力父供給電流の関係が成立するため、第4図の構
成により第1の実施例と同様の効果を得ることができる
201はサーマルヘッド101の基準駆動電圧を決定す
るための基準電圧を発生する基準電圧源である。202
はこの基準電圧源201よりの電圧から積分回路104
からの電圧値を差引いた電圧を入力し、対応する駆動電
圧を発生するための電圧安定化部で、この動作は前述し
た第1の実施例の電圧制御部105とほぼ同じである。
第5図は第4図の構成からなる回路の具体例を示す回路
図、第6図はこの回路における各信号のタイミング及び
波形の一例を示す図で、第2図と同じ部分は同一記号で
示している。
基準電圧源201はツェナーダイオード50で構成され
ている。103は基準電圧を発生するツェナーダイオー
ド50よりの電圧と、積分回路203よりの電圧信号5
7とを入力し、それらの差分をとって出力する差分増幅
器である。202はcpuiooよりセット信号(SE
T/)23を入力すると、トランジスタ51をオフに、
トランジスタ52.53をオンにしてサーマルヘッドl
O1に駆動電圧を出力している。
54はサーマルヘッド101に通電されている電流値を
検出するための抵抗で、例えば0.1Ωである。108
は抵抗54で検出された電流値を電圧信号に変換するた
めの電圧変換回路である。
この変換回路108の出力56は、aXiで表され、こ
の出力56は、例えば2.OV/IAとなるように設計
されている。スイッチ32は第1の実施例と同様に、C
PU100よりのプリント可信号(PRTENBL/)
24がロウレベルになることによりオンされる。積分回
路203は図示の如く、所謂”チャージポンプ回路を構
成している。この積分回路の各構成要素は、第2図の回
路(第1の実施例)の場合と同様に、サーマルヘッド1
01の蓄熱特性により実験的に求めることができる。こ
の積分回路203の出力は、オペアンプ26によりイン
ピーダンス変換され、サーマルヘッド101のグレーズ
層全体の温度上昇を近似する信号57を差動増幅器10
3に出力している。
第6図は第5図に示す回路における各信号のタイミング
を示す図である。
タイミングT4でセット信号23がロウレベルになると
サーマルヘッド101への通電が開始され、駆動電圧5
5が立上がる。61はコンデンサ110の充電のために
流れる電流を示している。
タイミングT5でCPU100よりプリント可信号24
がロウレベルで出力されると、スイッチ32がオンにな
るため積分回路203より電圧信号57が出力される。
プリント動作が開始されて記録動作が実行されると、そ
の記録動作に伴なって、62.63で示すようにサーマ
ルヘッド101に電流が供給される。64はこの電流値
を基に積分回路203から出力される電圧を示し、この
電圧信号64は第1の実施例と同様に、記録時における
サーマルヘッド101のグレーズ層全体の温度上昇を近
似している。この信号64により、サーマルヘッド10
1の駆動電圧は66で示すように、サーマルヘッド10
1の温度上昇に対応して最大駆動電圧65よりも低(抑
えられた電圧となっている。
[第3の実施例の説明(第11図〜第13図)]さらに
また、本発明の他の実施例を示す。
第11図は第3の実施例の熱転写プリンタにおけるサー
マルヘッド駆動回路の概略構成を示すブロック図で、第
1図と共通する部分は同じ記号で示している。
ここで第1図の場合と比較すれば明らかなように、第3
の実施例ではCPU100によりサーマルヘッド101
の駆動電圧を設定していない。従って、この第3の実施
例は、印字モードなどに対応してサーマルヘッド101
の駆動電圧をあまり太き(変化させない熱転写プリンタ
を前提としている。この実施例の場合、電圧安定化部3
01はチョッパ型増幅器を用いており、近似的に(供給
電力)oc(電圧安定化部301のオン・デユーティ)
の関係が成立するため、第11図の構成により第1の実
施例と同様の効果を得ることができる。
201はサーマルヘッド101の基準駆動電圧を決定す
るための基準電圧を発生する基準電圧源である。301
はこの基準電圧源201よりの電圧から積分回路104
からの電圧値を差引いた電圧を入力し、対応する駆動電
圧を発生するための電圧安定化部で、この動作は電圧チ
ョッパ型の増幅回路を形成している。即ち、サーマルヘ
ッド101への供給電力の増加に伴いオン・デユーティ
も大きくなる。
第12図は第11図の構成からなる回路の具体例を示す
回路図、第13図はこの回路における各信号のタイミン
グ及び波形の一例を示す図で、第2図と同じ部分は同一
記号で示している。
基準電圧源201はツェナーダイオード50で構成され
ている。103は基準電圧を発生するツェナーダイオー
ド50よりの電圧と、積分回路203よりの電圧信号5
7とを入力し、それらの差分をとって出力する差分増幅
器である。301はCPU100よりセット信号(SE
T/ ; /はロウツルー信号であることを示す)23
を入力すると、トランジスタ51をオフに、トランジス
タ52.53をオンにしてサーマルヘッド101に駆動
電圧を出力している。
54は駆動回路のチョッパ動作を安定させるための制限
抵抗で、その抵抗値は、例えば0.1Ω〜0.3Ωであ
る。比較器120はオーブンコレクタ形の出力を有して
おり、サーマルヘッド101への供給電圧vHが差動増
幅器103の出力より小さい時には高電位が保たれ、逆
にサーマルヘッド101への供給電圧VHが差動増幅器
103の出力より太き(なると出力はほぼ零電位となり
、駆動トランジスタ53をオフさせるように働く。
スイッチ32は第1の実施例と同様に、CPU100よ
りのプリント可信号(PRTENBL/)24がロウレ
ベルになることによりオンされる。積分回路203は図
示の如く、所謂“チャージポンプ回路を構成している。
この積分回路の各構成要素は、第2図の回路(第1の実
施例)の場合と同様に、サーマルヘッド101の蓄熱特
性により実験的に求めることができる。この積分回路2
03の出力は、オペアンプ26によりインピーダンス変
換され、サーマルヘッド101のグレーズ層全体の温度
上昇を近似する差動増幅み103に出力している。
第13図は第12図に示す回路における各信号のタイミ
ングを示す図である。
タイミングT6でセット信号23がロウレベルになると
サーマルヘッド101への通電が開始され、駆動電圧5
5が立上がる。71はコンデンサ110の充電のために
駆動回路が継続してオンすることを示している。タイミ
ングT7でCPUl00よりプリント可信号24がロウ
レベルで出力されると、スイッチ32がオンになるため
積分回路203より電圧信号57が出力される。
プリント動作が開始されて記録動作が実行されると、そ
の記録密度に伴って、駆動回路のオン・デユーティを示
す信号56は、印字密度が高ければ高いデユーティの信
号となり、また記録密度が低(なれば低いデユーティの
連続的なパルス波形となる。64はこの電流値を基に積
分回路203から出力される電圧を示し、この電圧信号
64は第1の実施例と同様に、記録時におけるサーマル
ヘッド101のグレーズ層全体の温度上昇を近似してい
る。この信号64により、サーマルヘッド101の駆動
電圧は66で示すように、サーマルヘッド101の温度
上昇に対応して最大駆動電圧65よりも低く抑えられた
電圧となっている。
[CPUの動作説明 (第10図)] 次に、第10図のフローチャートを基に、第1および第
2の実施例における制御部900のCPU100による
制御動作を説明する。この制御を実行する制御プログラ
ムは制御部900のROM100aに格納されている。
この処理は、例えば外部機器などより記録データなどが
人力され、記録開始状態になることにより開始される。
まずステップS1で、セット信号23とプリント可信号
24とを共にハイレベルにするように出力ボート22に
出力する。そして、ステップS2でサーマルヘッド10
1の駆動電圧を指示するデジタル値を、D/Aコンバー
タ20に出力する。これによりD/A変換器102より
そのデジタル値に対応する電圧値が差動増幅器103に
出力される。そして、ステップS3でセット信号23を
ロウレベルにする。これによりサーマルヘッド101に
駆動電圧が出力される。
次に、ステップS4でプリント開始状態なるのを待ち、
プリント開始状態になるとステップS5に進んでプリン
ト処理に移行する。ステップS5ではプリント可信号2
4をロウレベルにして出力する。これによりスイッチ3
2がオンになり、乗算器109よりの電力値14 (V
HX i )が積分回路104に出力される。しかし、
この時点ではサーマルヘッド101に記録データが出力
されていないため、サーマルヘッド101には電流が流
れておらず、積分回路104より出力される電圧信号1
1はほぼ”0”となっている。これによりサーマルヘッ
ド101の記録が開始されるときには、CPU100よ
り指示された駆動電圧にほぼ等しい電圧がサーマルヘッ
ド101に印加される。
ステップS6では1列分の記録データをサーマルヘッド
101に出力して発熱駆動し、ステップS7で1ライン
の画像記録処理が終了したか否かをみる。1ラインの画
像記録処理が終了していなければステップS6に戻り、
前述した処理を実行する。この画像記録処理中において
、例えば第3図の46で示すような電圧信号11がサー
マルヘッドlotの通電状態に対応して出力され、差動
増幅器103や電圧制御部105によりサーマルヘッド
101の駆動電圧VHが調整される。こうして、1ライ
ンの記録処理が終了するとステップS8に進み、セット
信号23とプリント°可信号24を共にハイレベルにし
て処理を終了する。
また、第2の実施例の場合では、ステップS2の処理が
不要なだけで、他は全く同じである。
なお、この実施例では、シリアル型の熱転写プリンタの
場合で説明したがこれに限定されるものでなく、ライン
型の記録ヘッドによる画像記録の場合にも適用できる。
また、記録媒体としては記録紙に限定されるものでなく
、記録が可能な材質のもの、例えば布、プラスチックシ
ートなどでもよい。
以上説明したようにこの実施例によれば、記録データに
対応して上昇するサーマルヘッドの時事刻々の温度を予
測し、その温度上昇に対応してサーマルヘッドへの印加
電圧を調節することにより、より均一な濃度で記録する
ことができる。
またこの実施例によれば、記録データの内容や記録スピ
ードに影響されることなく、常に一定した濃度で記録で
きる。
またさらにこの実施例によれば、記録動作中にCPUに
よるサーマルヘッドの蓄熱補正を行う必要がないため、
記録速度を高速にできる効果がある。
以上説明したように本実施例によれば、発熱素子で消費
される電流、電圧あるいは電力値などにより発熱素子の
温度上昇を予測し、その温度上昇に対応して発熱素子の
駆動電圧を調整することにより、適正に発熱素子の蓄熱
補正を行って記録濃度を一定に保つことができる効果が
ある。
なお、この実施例では熱転写プリンタの場合で説明した
が、本発明の記録装置はこれに限定されるものではな(
、熱を用いて記録媒体に記録を行うものであればよ(、
例えば発熱素子を発熱駆動して感熱シートに記録を行う
感熱記録装置や、発熱によりインク滴を発生して記録す
るインクジェット記録装置などにも適用できる。
より詳細に説明すれば、熱を用いて記録媒体に画像の記
録を行う記録装置としては、前述実施例で説明した、サ
ーマルヘッドにエネルギーを印加して発熱素子を発熱さ
せ、この熱によってインクシートの有するインクを転写
して記録を行う熱転写記録装置、あるいは前記発熱によ
って感熱シートを発色させて記録を行う感熱記録装置が
含まれる。さらに、熱エネルギー発生体としての発熱素
子から発生する熱エネルギーを利用して、吐出口から記
録液を吐出させて記録を行うインクジェット記録装置、
また前記熱エネルギー発生体としての発熱素子から発生
する熱エネルギーによって生成する気泡により生じる急
激な圧力変化を利用して、吐出口からインクを吐出する
所謂バブルジェット記録装置などが含まれる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、記録濃度を一定に
維持することができる記録方法及び装置が提供できた。
また本発明によれば、発熱素子で消費される電流、電圧
あるいは電力値などにより発熱素子の温度上昇を予測し
、その温度上昇に対応して発熱素子の駆動電圧を調整す
ることにより、適正に発熱素子の蓄熱補正を行って記録
濃度を一定に保つことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の熱転写プリンタにおけるサーマ
ルヘッドの駆動回路の概略構成を示すブロック図、 第2図は第1図の具体的な回路例を示す図、第3図は第
2図の回路の各信号の波形及びタイミング例を示す図、 第4図は第2の実施例の熱転写プリンタにおけるサーマ
ルヘッドの駆動回路の概略構成を示すブロック図、 第5図は第4図の具体的な回路例を示す図、第6図は第
5図の回路の各信号の波形及びタイミング例を示す図、 第7図はサーマルヘッドの断面図、 第8図はサーマルヘッドの正面及び断面形状を示す図、 第9図は実施例のシリアル型の熱転写プリンタの概略構
成を示すブロック図、 第10図は実施例のプリンタにおける制御動作を示すフ
ローチャート、 第11図は第3の実施例のサーマルヘッド駆動回路の概
略構成を示すブロック図、 第12図は第11図の回路の具体例を示す図、そして 第13図は第12図の回路の各部の信号タイミングを示
す図である。 図中、23・・・セット(SET)信号、24・・・プ
リント可(PRTENBL)信号、32・・・スイッチ
、72・・・発熱抵抗体、100・・・CPU、101
・・・サーマルヘッド、102・・・D/A変換器、1
03・・・差動増幅器、104・・・積分回路、105
・・・電圧制御部、106・・・電源部、107・・・
電流横比器、108・・・変換器、109・・・乗算器
、110・・・コンデンサ、201・・・基準電圧源、
202・・・電圧安定化部、301・・・電圧安定化部
、900・・・制御部、902・・・駆動回路、903
,905・・・モータドライバ、904・・・キャリッ
ジモータ、906・・・紙送り用モータ、910・・・
インクシートである。 特許出願人  キャノン株式会社 第 7図 第 図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発熱素子を発熱駆動して記録媒体に画像記録を行
    う記録装置であつて、 前記発熱素子を発熱駆動する基準電圧を設定する設定手
    段と、 前記基準電圧をもとに前記発熱素子の駆動電圧を出力す
    る電圧出力手段と、 画像記録時に、前記発熱素子に供給される電力値を検出
    する検出手段と、 前記電力値と前記基準電圧とをもとに前記電圧出力手段
    を制御して、前記発熱素子への印加エネルギーを調整す
    る制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
  2. (2)発熱素子を発熱駆動して記録媒体に画像記録を行
    う記録方法であつて、 前記発熱素子を発熱駆動する基準電圧を設定して、画像
    記録時に前記発熱素子に供給される電流値と前記基準電
    圧とをもとにして、前記発熱素子への印加エネルギーを
    制御するようにしたことを特徴とする記録方法。
  3. (3)発熱素子を発熱駆動して記録媒体に画像記録を行
    う記録装置であつて、 前記発熱素子を発熱駆動する基準電圧を設定する設定手
    段と、 前記基準電圧をもとに前記発熱素子の駆動電圧を出力す
    る電圧出力手段と、 画像記録時に、前記発熱素子に供給される電流値を検出
    する検出手段と、 前記電流値と前記基準電圧とをもとに前記電圧出力手段
    を制御して、前記発熱素子への印加エネルギーを調整す
    る制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
  4. (4)発熱素子を発熱駆動して記録媒体に画像記録を行
    う記録方法であつて、 前記発熱素子を発熱駆動する基準電圧を設定して、画像
    記録時に前記発熱素子に供給される電流値と前記基準電
    圧とをもとにして前記発熱素子への印加エネルギー制御
    するようにしたことを特徴とする記録方法。
  5. (5)発熱素子を発熱駆動して記録媒体に画像記録を行
    う記録装置であつて、 前記発熱素子を発熱駆動する基準電圧を設定する設定手
    段と、 前記基準電圧をもとに前記発熱素子の駆動電圧を出力す
    る電圧出力手段と、 画像記録時に、前記発熱素子に供給される電圧値を検出
    する検出手段と、 前記電圧値と前記基準電圧とをもとに前記駆動電圧の電
    圧値に応じてパルス信号を発生し、前記パルス信号によ
    り前記駆動電圧レベルを制御するようにしたことを特徴
    とする記録装置。
  6. (6)前記制御手段は前記パルス信号のデューティ比を
    積分した積分電圧値と前記基準電圧とを比較する比較手
    段を有し、前記比較手段の比較結果に応じて前記パルス
    信号のデューティ比を変更するようにしたことを特徴と
    する請求項第5項に記載の記録装置。
  7. (7)発熱素子を発熱駆動して記録媒体に画像記録を行
    う記録方法であつて、 前記発熱素子を発熱駆動する基準電圧を設定して、画像
    記録時に前記発熱素子に供給される電圧値と前記基準電
    圧とをもとに前記電圧値に応じてパルス信号を発生し、
    前記パルス信号により前記発熱素子へ印加する駆動電圧
    を制御するようにしたことを特徴とする記録方法。
  8. (8)前記発熱素子はサーマルヘッドに複数個設けられ
    た発熱抵抗体であることを特徴とする請求項第1項、第
    3項及び第5項のいずれかに記載の記録装置。
  9. (9)前記発熱素子はサーマルヘッドに複数個設けられ
    た発熱抵抗体であることを特徴とする請求項第2項、第
    4項及び第7項のいずれかに記載の記録方法。
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