JPH02211195A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JPH02211195A
JPH02211195A JP3219189A JP3219189A JPH02211195A JP H02211195 A JPH02211195 A JP H02211195A JP 3219189 A JP3219189 A JP 3219189A JP 3219189 A JP3219189 A JP 3219189A JP H02211195 A JPH02211195 A JP H02211195A
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Yasuo Yamashita
康雄 山下
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Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はきわ剃り刃ユニットを備えた形態の電気かみそ
りに関する。
〔従来の技術〕
この種の電気かみそりとしては、一般に、例えば第12
図に示すように、その本体ケース1の上部の定位置にき
わ剃り刃ユニット35を軸53まわりに揺動自在に備え
、不使用時には該刃ユニ・ント35を本体ケース1側に
倒しておき、使用時には該刃ユニット35がその刃先を
ケース外方に向けて突出するよう起きるものとなってい
る。
しかし、これでは、きわ剃り刃ユニット35を本体ケー
ス1にコンパクトに納めること、およびきわ剃り刃ユニ
ット35を突出揺動させるときに該刃ユニット35の刃
先が小型化している本体ケース1の下方握り部を握って
いる手に触れて危害を加えることのないようにする等の
ために、きわ剃り刃ユニット35の突出方向長さが制約
されることになる。そのため、本体ケース1の握り部に
対してはきわ剃り刃ユニット35の刃先の横向き外方へ
の突出量βが少なくなり、きわ剃り時にきわ剃り刃先を
ミラーに写す場合もこれが見づらくなり、刃先を適切に
動かし難くなる。とくに、きわ剃り髪が長く、また多い
場合にかかる不具合が顕著に認められる。
そこで、例えば、第13図(alに示すように、本体ケ
ース1の上部に、きわ剃り刃ユニット35を支軸53ま
わりに揺動自在に収納してなるきわ剃りケース52を、
ケース上方へ真っ直ぐに突き出るように取りつけてきわ
剃り刃先を幾分見やすくしたものがある。しかし、これ
でも、本体ケース1の握り部に対してはきわ剃り刃先の
横向き外方への突出量lが前述した従来例のものと変わ
るところがない。その点、第3図(b)に示すように、
本体ケース1の上部を斜め上向きに形成し、その傾斜面
に沿ってきわ剃りケース52をケース上部から斜め上方
へ突き出すようにしたものにあっては、きわ剃り刃先の
横向き外方への突出量lを大きくとることができて有利
である(実開昭61−143573号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、第13図(b)に示すもののごとく、きわ剃り
ケース52が本体ケース1の上方へ斜め上向きにスライ
ド突出させるものでは、例えば、本体ケース1の上部を
特別に斜め上向き形状に形成しなければならず、本体ケ
ース1の形状が限定されるという不利な面が認められる
本発明はこうした問題点を解消するためになされたもの
で、本体ケースの形状のいかんを問わず、きわ剃り刃ユ
ニットの刃先を横向き外方へ十分に突出させることがで
きて使い勝手を良くすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の電気かみそりでは、例えば第1図に示すように
、本体ケース1の外表面の縦方向一部に凹所48を横向
き外方へ開口するよう形成し、この凹所48内にきわ剃
り刃ユニット35を出し入れ自在に組み込むが、この際
、きわ剃りケース52を用意し、このきわ剃りケース5
2内にきわ剃り刃ユニット35を支軸53まわりに揺動
自在に軸支したうえで、前記凹所48内にそのきゎ剃り
ケース52を凹所48内に退入する位置と凹所48から
出る位置とにわたって横方向に平行移動自在に組み込ん
でなるものである。
〔作用〕
しかるときは、きわ剃り刃ユニット35の本体ケースl
の外表面からの最終的な突出量は、きわ剃り刃ユニット
35がきわ剃りケース52内で支軸53まわりに揺動し
て本体ケース1の外表面から突出するきわ剃り刃ユニッ
ト35の突出量に加えて、更にきわ剃りケース52が凹
所48内からその横方向外方へ平行移動することによっ
て、きわ剃り刃ユニット35の揺動支点たる支軸53が
横方向外方へ移動する移動骨だけ、増えることになる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第11図に基づきロー
タリ式電気かみそりに適用した場合について説明する。
第2図および第3図において、これの本体ケース1は、
前後ケース1a・1bを突き合わせてネジ等で一体的に
結合している。この本体ケース1内の下半部には、前後
一対の回路基Fi2・2、およびこれらの間に挟持され
た2本の充電式電池3・3が組み込まれ、かつケース底
に充電用プラグ4が装着されている。
本体ケースlの上部には網目状の外刃6が外刃ホルダ5
を介してアーチ状に屈曲されて装着され、本体ケース1
内の上半部には、シリンダ型の内刃7を横架軸支した内
刃ユニット8が上下動自在にかつ押上げ付勢された状態
に装備されている。更に、前ケース1aの前面にはスイ
ッチ操作ノブ24が、また後ケース1bの後面上端には
きわ剃りユニット9がそれぞれ装着されている。
第2図において、外刃ホルダ5は本体ケース1の右側上
端に設けた係止爪12aに係合支持されるとともに、外
刃ホルダ5の左壁部が本体ケース1の左側上端にばね1
3を介して装着したノブ付き係止爪12bに係合支持さ
れている。したがって、左側のノブ付き係止爪12bを
ばね13に抗して押し込むと、外刃ホルダ5は外刃6と
共に本体ケース1から取り外すことができる。
第2図および第10図において、内刃ユニット8は、シ
リンダ型の内刃7、これを従動軸14を介して横架支持
する左右−組の内刃支持フレーム15・16、モータ1
7、およびモータ17の回転を従動軸14に伝達する多
段ギヤ群からなる内刃駆動機構18とからなり、この内
刃ユニット8は本体ケース1内に上下の支持部材19・
20で上下動可能に支持される。
シリンダ型の内刃7は、第10図に示すように、そのシ
リンダ外周面に複数本の切刃7aを軸心方向に向かって
螺旋状に形成してなり、その軸心方向の両端部のみにお
いて切刃無しの真円柱状に構成している。
第2図において、左右の内刃支持フレーム15・16は
金属もしくは硬質プラスチックからなって本体ケース1
の上壁1cに上下貫通状に組み込まれるとともに、両フ
レーム15・16の下端どうしが底フレーム21にねじ
10で結合されて、全体として正面視U形に組み立てら
れる。左右の内刃支持フレーム15・■6の各上端には
従動軸14を回転可能に支承する軸受ボス15a・16
aが設けられ、第4図に示すよう右側の内刃支持フレー
ム16には内刃駆動機構18が組付けられている。
第2図において、左右の内刃支持フレーム15・16の
底フレーム21の底側には上下のプラスチック製の支持
部材19・20を重ね合わせてねじ25で一体的に結合
されている。そして、下側の支持部材20の中央に一体
形成した筒形のモータホルダ22にモータ17が縦向き
姿勢で嵌入支持されている。モータ17の上端からモー
タホルダ22の上方へ突出する出力軸17aに固定した
出力ギヤ23が前記内刃駆動機構18に伝動連結されて
いる。その内刃駆動機構18は、底フレーム21の上方
の内刃支持フレーム15・16間に原動軸11を回転自
在に支持し、該原動軸11の軸方向中央部に固定された
ギヤ31を前記出力ギヤ23と直交状に噛合させ、原動
軸11の軸端に固定されたギヤ32を従動軸14の軸端
に固定されたギヤ33に中間ギヤ34群を介して伝動し
ている(第4図参照)。なお、上記支持部材19および
底フレーム21は、第10図に示すように、それぞれの
中央部に開口部39・40を形成することによって、こ
れらが出力ギヤ23およびギヤ31と接当干渉するのを
避けている。
出力軸14aの出力ギヤ23の下方には偏心カム36が
固定され、この偏心カム36に後述するようにこれにき
わ剃りユニット9に組み込まれたきわ剃り刃ユニット3
5を駆動するきわ剃り刃駆動機構37に伝動連結される
上側の支持部材19は、第10図に示すように、底フレ
ーム21の底側に重合締結される厚肉板部19cの左右
端に薄肉状の弾性アーム19a・19aを左右方向外方
に向けて水平に一体に突設され、各弾性アーム19a・
19aの先端には本体ケース1の内面側に固定するため
の棒状の固定端部19b・19bが形成されている。ま
た下側の支持部材20はモータホルダ22の左右端に薄
肉状の弾性アーム20a・20aおよび、厚肉の固定端
部20b・20bを一体形成している。
他方、第2図に示すように、本体ケース1の内面には、
左右一対の係合凹部26・26および27・27が上下
に突設される。この係合凹部26・27に前記弾性アー
ム19a・20aの各固定端部19b・20bが係合支
持される。これによって、支持部材19・20が上下お
よび左右一対ずつの弾性アーム19a・20aを介して
本体ケース1内を上下動自在に支持される。この各弾性
アーム19a・20aは、上下方向の板厚を薄く、また
前後方向の板幅は広幅に形成することによって、上下方
向にのみ弾性揺動可能に構成されている。従って、内刃
ユニット8は前後に位置決めされた状態で上下動が可能
である。
第2図に示すように、下側の支持部材20のモータホル
ダ22と、本体ケース1の内面から突設した突片29と
の間にねじりコイルばねによるばね30が介装されてお
り、内刃ユニット8の全体が該ばね30で常に上方に押
上げ付勢されている。
第3図および第7図において、本体ケース1の前ケース
1aの外面側に装着されるスイッチ操作ノブ24は、前
ケース1aの内面側に上下スライド自在に係止されるス
イッチプレート41と前ケースlaを介して一体的に結
合されている。スイッチ操作ノブ24のスライドの上限
および下限は前ケース1aの外面側に形成した上段部4
2および下段部43との接当によってそれぞれ規制され
る。スイッチプレート41の下端には左右一対の節度用
の弾性アーム44・44が連設されるとともに、前ケー
ス1aの内面に該弾性アーム44の先端部に係合してス
イッチ操作ノブ24をスライド下限の非使用位置より一
段上方の中間位置と、スライド上限の使用位置に弾性的
に位置決め保持する突部45が上下二段に設けられてい
る。またスイッチプレート41の下部には1対のスライ
ド接点46が備えられるとともに、前側の基板2の前面
には、それらスライド接点46に対応するモータ起動停
止用の回線がプリント形成されていて、スイッチ操作ノ
ブ24が下限の非使用位置になるときはモータ17と電
池3との接続が断たれ、中間位置と上限の使用位置にあ
るときはモータ17が電池3に接続されて駆動されるよ
うになってい。
る。
第2図および第3図において、本体ケース1の上部の後
面側には毛受器47が後方へ引き出し可能に装着されて
いる。その毛受器47は前記内刃ユニット8の左右の内
刃支持フレーム15・16間の内刃7の直下に配設され
る。なお、第2図に示すように、本体ケース1の上壁I
Cと内刃支持フレーム15・16との間の隙間はゴム等
からなる毛止板38で塞ぐことによって、内刃7から毛
くずが落ちて本体ケース1の内部に侵入することのない
ようにしている。
第1図および第3図に示すように、本体ケース1の上部
の後面側における前記毛受器47の下方には、きわ剃り
ユニット9が格納される凹所48が後方開口状に形成さ
れている。きわ剃りユニット9は、ホルダ49に固定し
た固定くし刃50に対し可動くし刃51を左右方向に往
復摺動自在に重ね合わせてなるきわ剃り刃ユニット35
と、該きわ剃り刃ユニット35を収納するきわ剃りケー
ス52とからなる。
きわ剃りケース52は、前記凹所48内に退入収納する
位置(第3図)と、凹所48の後方外部へその一部を出
す位置(第1図)とにわたって凹所48内に前後横方向
に平行移動自在に組み込まれる。そして、きわ剃り刃ユ
ニット35は、ホルダ49の左右側面から突設した支軸
53をきわ剃りケース52の左右側壁の内面に枢着する
ことにより、第3図に示すごとくきわ剃りケース52内
にその刃先を下向きにして退入する姿勢と、第1図に示
すごとくきわ剃りケース52の後方外部へその刃先を後
向きに突出させる突出姿勢とにわたって前記支軸53ま
わりに上下揺動可能である。
きわ剃りケース52全体を凹所48内で前後方向に平行
移動させる動作と、きわ剃りケース52内できわ剃り刃
ユニット35を支軸53まわりに出退揺動させる動作と
は、前記スイッチ操作ノブ24を、下方限界の位置から
一段押上げた中間位置と上方限界の位置との間で上下ス
ライド操作することにより、これに連動して行えるよう
にする。
すなわち、きわ剃りケース52とスイッチ操作ノブ24
との間に、スイッチ操作ノブ24の上下動をきわ剃りケ
ース52の前後動およびきわ剃り刃ユニット35の揺動
に変換伝達する出退操作機構54が設けられる。その出
退操作機構54について、第10図に示すように、きわ
剃り刃ユニット35のホルダ49から左右1対のアーム
55を突設し、該アーム55の先端に左右のピン56・
57を同軸心状に突設している。そして、第1図および
第9図に示すように前記アーム55の先端をきわ剃りケ
ース52の本体ケース1内に向く壁59の一部に開口し
た切欠部52aから突出させ、該アーム55の先端のピ
ン56を本体ケース1の凹所48より内方の左右側壁の
内面に形成した「て」の字形状のビンガイド溝58に摺
動自在に係合させる。きわ剃りケース52は、ピン56
を「て」の字形状のピンガイド溝58の前後方向に水平
な直線状溝部58aに沿って摺動することに゛より凹所
48内を前後方向に平行移動し、また前記ピン56を前
記ピンガイド溝58の支軸53を中心とする円弧状溝部
58bに沿って摺動することによりきわ剃り刃ユニット
35がきわ剃りケース52内で支軸53まわりにほぼ9
0度揺動する。
また、本体ケース1内の凹所48より内方に揺動板60
が組み込まれるとともに、この揺動板60とスイッチ操
作ノブ24との間に昇降板61が組み込まれる。
揺動板60は、第1図および第5図に示すように、その
左右端から支軸62を突設し、該支軸62を本体ケース
1の内壁側に設けた軸孔63に嵌入させることにより、
該支軸62まわりに上下揺動可能である。この揺動板6
0の後端から長孔64を有する腕部65を突設し、該腕
部65の長孔64に、前記きわ剃り刃ユニツト35例の
アーム55のピン57を係合させる。更に、揺動板60
はその前端に横杆66を左右方向に挿通固定してなり、
その横杆66の左右端部と本体ケース1内のばね受は部
67との間に引張ばね68を掛け、このばね68によっ
て揺動板60の前端側を常に下方に引っ張っている(第
3図参照)。
この揺動板60の前端部の下方位置に対応して前記昇降
板61が、第7図に示すように、本体ケース1の内面に
沿って上下スライド自在に取りつけられ、この昇降板6
1のスライド下限位置で前記揺動板60の横杆66が昇
降板61の上端に二叉状に設けた腕部69で受は止めら
れている(第3図参照)。
したがって、いま、第3図に示すようにスイッチ操作ノ
ブ24が下方限界の位置およびこの位置より一段押上げ
る中間位置にあるときは、きわ剃りケース52は凹所4
8内に格納されている。そして、スイッチ操作ノブ24
を中間位置より更にもう一段押上げると、第1図に示す
ように昇降板61がそのノブ24と一体のスイッチプレ
ート41の上端で突き上げられ、昇降板61の上昇によ
り揺動板60がばね68の力に抗し支軸62まわりに矢
印aで示す時計方向に揺動し、この揺動板60の揺動に
よってその腕部65がきわ剃り刃ユニット35のピン5
6をピンガイド溝58の直線状溝部58a内を後方へ押
し、きわ剃りケース52が凹所48内を後方外部へ平行
移動する。きわ剃りケース52が凹所48内を矢印すで
示す外方へ平行移動し終えたのち、これに引き続いて、
前記揺動板60の時計方向の揺動によってきわ剃り刃ユ
ニット35のピン56がピンガイド溝58の円弧状溝部
58bを下方に滑り移動し、きわ剃り刃ユニット35が
支軸53まわりに矢印Cで示す反時計方向に揺動してそ
の刃先を後方外部へ突出する。なお、この突出状態は、
スイッチ操作ノブ24が第7図に示すように弾性アーム
44を上段の突部45の上方に乗り越えた位置に停止す
ることにより、保持される。
スイッチ操作ノブ24を上方限界の位置から下方へ引き
下げると、ばね68の引っ張り力により揺動板60が前
記と反対に反時計方向に揺動すると同時に昇降板61が
その横杆66により押し下げられ、これら揺動板60お
よび昇降板61は原位置に戻される。揺動板60の前記
揺動により、第3図に示すように、きわ剃り刃ユニット
35がきわ剃りケース52内に退入揺動するとともに、
きわ剃りケース52が凹所48内に退入することになる
きわ剃り刃ユニット35は上記のようにきわ剃りケース
52から突出揺動すると、その可動くし刃5.1が前記
モータ17を動力源として駆動される。すなわち、その
駆動は、きわ剃り刃ユニット35とモータ17の出力軸
17aとの間にきわ剃り刃駆動機構37を前記内刃駆動
機構18とは別に設けることによって行われる。
そのきわ剃り刃駆動機構37は、モータ17の回転を直
線往復動に変換して可動くし刃51に伝達する。具体的
には、モータ17の出力軸17a上の前記出力ギヤ23
の下方に偏心カム36を固定する。またモータ17の出
力軸17aときわ剃りユニット9との間に、プラスチッ
ク製の振動子70を配設する。その振動子70は、第6
図および第10図に示すように、その中間に狭幅孔部7
1aと広幅孔部71bとが前後にして連続する形の長孔
71を有する振動子本体72の後端左右から左右1対の
薄肉状の支持アーム73・73を前向きに片持ち連出し
、各アーム73の後端に下向きのピン74を突設してな
り、該ピン74が第6図に示すように前記支持部材20
のモータホルダ22の上面に載置した振動子受台75に
嵌入固定されている。振動子70の長孔71内には前記
偏心カム36を係入している。
第1図に示すように、きわ剃りケース52の壁59には
、その上下端に二叉状の係合部76・77を有する駆動
ピース78がその上下方向中央部を結合ピン79をもっ
て左右揺動自在に取りつけられる。その駆動ピース78
の上側の保合部76に対しては、きわ剃り刃ユニット3
5が後方へ突出する状態で可動くし刃51から突設した
突片80が係入し、きわ剃り刃ユニット35が退入する
ことで前記突片80が前記保合部76から離脱する。ま
た駆動ピース78の下側の保合部77に対しては、前記
振動子70の後端中央から突設した突片81が前記スイ
ッチ操作ノブ24の上下スライド動作は連動して係脱す
るようにする。すなわち、第6図に示すように、振動子
受台75はこの左右端の各後部からそれぞれ突設したス
ライド突起82を本体ケース1の内部に前後方向に設け
た左右の固定ガイド83の溝84に摺動自在に係合する
ことによって、前後方向に水平移動可能とする。また、
第1図に示すように、その振動子受台75の左右端の各
前部からピン85を突設し、該ピン85に連結リンク8
6の一端を回動自在に枢結し、該連結リンク86の他端
を前記昇降板61の左右端の各下部に突設したピン87
に回動自在に枢結する。
かくして、スイッチ操作ノブ24が下方限界位置にある
ときには、第3図および第6図に示すように振動子受台
75が前方位置にあり、偏心カム36が振動子70の広
幅孔部71bに位置していて振動子70と偏心カム36
との接触が回避されて、振動子70は駆動されない。ス
イッチ操作ノブ24が上方限界位置にまで押上げられる
と、第1図に示すように昇降板61が前述したように上
昇し、この上昇に伴い振動子受台75が振動子70を載
せたまま後方へ連結リンク86を介して水平移動し、振
動子70の突片81が駆動ピース78の下側の保合部7
7に係太し、また偏心カム36がこれの外径と同寸法に
設定した狭幅孔部71aに係入し、偏心カム36の回転
に伴って振動子70が支持アーム73・73の弾性変形
によって振動子受台75上で略平行に左右方向へ往復駆
動する。振動子70の駆動により駆動ピース78が結合
ピン79を中心として左右に揺動して可動くし刃51を
駆動する。
スイッチ操作ノブ24を上方限界位置から引き下げると
、昇降板61が前述のようにばね68の引っ張りによっ
て下降し、この下降に伴い振動子受台75が連結リンク
86を介して前方位置に引き戻され、振動子70の突片
81が駆動ピース78の下側の係合部77から離脱する
なお、上記振動子受台75は、第6図に示すように、そ
の中央部にモータホルダ22から突設した左右のボス8
日・88を貫通する透孔89を有し、該透孔89内の左
右の孔縁89a・89bを薄肉状の弾性変形自在な波形
状に形成して前記ボス88の周面に外接する前後の凹部
90・91を設け、第6図に実線状態で示すごとく振動
子受台75が前方退入位置にあるとき後側の凹部91が
ボス88に係入し、第6図に二点鎖線状態で示すごとく
振動子受台75が後方進入位置にあるとき前側の凹部9
0がボス88に係入して振動子受台75がそれぞれの位
置に位置決め保持される。
〔別実施例〕
上記実施例では、きわ剃り刃ユニット35を凹所48内
を横方向外方へ移動させる移動方式を採用しているため
、このきわ剃り刃ユニット35の上方に毛受器47を配
置可能にならしめているが、その毛受器47は必ずしも
必要とするものではない。
また上記実施例では、きわ剃りケース52が凹所48内
を横方向外方へ平行移動するこの移動終端位置で始めて
きわ剃り刃ユニット35が突出揺動するようにしである
が、これに代えて、例えば、きわ剃りケース52が凹所
48内を横方向外方へ平行移動させながらきわ剃り刃ユ
ニ・ノド35を突出揺動させるようにしてもよい。また
、きわ剃りケース52からきわ剃り刃ユニ・ソト35を
突出揺動させたのち、きわ剃りケース52を凹所48内
を横方向外方へ平行移動させるようにしてもよい。
さらに、上記実施例では凹所48が本体ケース1の後面
に後向き外方へ開口するように形成しであるが、これに
代えて、凹所48は本体ケース1の前面に前向き外方へ
開口するように形成してもよい。
なお、本発明はロークリ式電気かみそり以外に、例えば
回転式、あるいは往復動式電気かみそりにも同様に適用
できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明の電気かみそりは、本体ケース1の外表面の縦方
向一部に横向き外方へ開口するよう形成した凹所48内
に、支軸53まわりに出退揺動自在なきね剃り刃ユニッ
ト35を内蔵したきわ剃りケース52を、凹所48内に
退入する位置と、凹所48から横方向外方へ出る位置と
にわたって横方向に平行移動自在に組み込んでなる。し
たがって、本体ケース1からのきわ剃り刃ユニット35
の横向き外方への突出量は、本体ケース1の形状のいか
んにかかわらず、きわ剃りケース52が凹所48内を横
方向外方へ移動する移動骨だけ増量できるため、少々剃
り髪毛が長く、また多い場合も、その刃先はよく見える
ようになり、きわ剃り作業が適切かつ容易に行え、加え
て本体ケース1のデザイン上の制約を受けることもない
等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第11図は本発明に係る電気かみそりの一
実施例を示しており、第1図は要部の縦断側面図、第2
図は縦断正面図、第3図は第2図におけるA−A線断面
図、第4図は第2図におけるB−B線断面図、第5図は
第2図におけるCCvA断面図、第6図は第2図におけ
るD−D線断面図、第7図は第3図におけるE−E線断
面図、第8図は第2図におけるF−F線断面図、第9図
は第2図におけるG−G線断面図、第10図は内刃ユニ
ットおよびきわ剃りユニットそれぞれの分解斜視図、第
11図は外観斜視図である。 第12図および第13図(a) (b)はいずれも従来
例の電気かみそりをそれぞれ示す側面図である。 1・・・・・本体ケース、 6・・・・・外刃、 7・・・・・内刃、 35・・・・きわ剃り刃ユニット、 48・・・・凹所、 52・・・・きわ剃りケース、 53・・・・支軸。 第  1  図 発    明    者

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体ケース1の外表面の縦方向一部に凹所48が
    横向き外方へ開口するよう形成されており、きわ剃りケ
    ース52内にきわ剃り刃ユニット35が支軸53まわり
    に揺動自在に枢着されており、前記凹所48内に前記き
    わ剃りケース52が該凹所48内に退入する位置と、凹
    所48からその一部が出る位置とにわたって横方向に平
    行移動自在に組み込まれていることを特徴とする電気か
    みそり。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5302231A (en) * 1990-11-26 1994-04-12 General Electric Company CVD diamond by alternating chemical reactions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027803A (ja) * 1983-07-23 1985-02-12 Anritsu Corp ワ−ク測定装置

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