JPH022093A - Icモジュールおよびicカード - Google Patents
IcモジュールおよびicカードInfo
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Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明はICモジュールおよびICモジュールを装着し
たICカードに関する。
たICカードに関する。
(従来の技術)
近年、マイクロコンピュータ、メモリなどのICチップ
を装着したチップカード、メモリカード、マイコンカー
ドあるいは電子カードと呼ばれるカード(以下、単にI
Cカードという)に関する研究が種々進められている。
を装着したチップカード、メモリカード、マイコンカー
ドあるいは電子カードと呼ばれるカード(以下、単にI
Cカードという)に関する研究が種々進められている。
このようなICカードは、従来の磁気カードに比べて、
その記憶容量が大きいことから、銀行関係では預金通帳
に代わり預貯金の履歴を、そしてクレジット関係では買
物などの取引履歴を記憶させようと考えている。
その記憶容量が大きいことから、銀行関係では預金通帳
に代わり預貯金の履歴を、そしてクレジット関係では買
物などの取引履歴を記憶させようと考えている。
このようなICカードは、ICチップが搭載されたIC
モジュールと、このICモジュール装着用の四部が形成
されたカード基材とから構成されている。
モジュールと、このICモジュール装着用の四部が形成
されたカード基材とから構成されている。
このうち、ICモジュールは基板の一方の面に外部端子
を設け、基板の他方の面にパタン層およびICチップを
設け、このICチップならびに配線部の周囲を樹脂モー
ルドすることによって形成されている。ICチップは基
板の略中央部分に設けられ、樹脂モールドはこのICチ
ップを覆って行われるため、ICモジュールは全体とし
て断面が凸形状をなしている。
を設け、基板の他方の面にパタン層およびICチップを
設け、このICチップならびに配線部の周囲を樹脂モー
ルドすることによって形成されている。ICチップは基
板の略中央部分に設けられ、樹脂モールドはこのICチ
ップを覆って行われるため、ICモジュールは全体とし
て断面が凸形状をなしている。
さらに、基板の樹脂モールドされていない部分にスルー
ホールが複数貫通して設けられ、このスルーホール内面
に形成された導電メツキ(例えばCuメツキ+Niメツ
キ+Auメツキを施したもの)によって、外部端子とパ
タン層とが導通される。
ホールが複数貫通して設けられ、このスルーホール内面
に形成された導電メツキ(例えばCuメツキ+Niメツ
キ+Auメツキを施したもの)によって、外部端子とパ
タン層とが導通される。
(発明が解決しようとする課題)
上述のように、ICモジュールの基板には複数のスルー
ホールが貫通して設けられ、このスルーホール内面に形
成された導電メツキによって外部端子とパタン層とが導
通されている。また、ICモジュールは、カード基材の
ICモジュール装着用四部に接着剤を介して装着固定さ
れ、このようにしてICカードが作成される。
ホールが貫通して設けられ、このスルーホール内面に形
成された導電メツキによって外部端子とパタン層とが導
通されている。また、ICモジュールは、カード基材の
ICモジュール装着用四部に接着剤を介して装着固定さ
れ、このようにしてICカードが作成される。
しかしながら、ICモジュールをカード基材のICモジ
ュール装着用凹部に装着する場合、カード基材の凹部の
接む剤がスルーホールを通って外部端子側に流出する場
合がある。
ュール装着用凹部に装着する場合、カード基材の凹部の
接む剤がスルーホールを通って外部端子側に流出する場
合がある。
このように接着剤が外部端子側に流出すると、外観上問
題があるばかりでなく、ICカードの使用時に外部端子
と使用機械側の端子とが接触不良になってしまうという
問題がある。
題があるばかりでなく、ICカードの使用時に外部端子
と使用機械側の端子とが接触不良になってしまうという
問題がある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、
ICモジュール装着用の接着剤が外部端子側に流出する
ことのないICモジュールおよびICカードを提1共す
ることを目的とする。
ICモジュール装着用の接着剤が外部端子側に流出する
ことのないICモジュールおよびICカードを提1共す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、基板の一方の面に外部端子を設け、前記基板
の他方の面にICチップおよびパタン層を設け、このI
Cチップならびに配線部の周囲を樹脂モールドすること
によりなる断面凸形状のICモジュールであって、前記
基板を貫通して前記外部端子を前記パタン層とを導通す
るスルーホールを複数設け、これら各スルーホールの前
記パタン層側端部をソルダレジスト層で密閉したことを
特徴とするもの、およびカード基材の表面にICモジュ
ール装着用凹部を形成し、この凹部に接着剤を介して上
記のICモジュールを装着して構成したICカードであ
る。
の他方の面にICチップおよびパタン層を設け、このI
Cチップならびに配線部の周囲を樹脂モールドすること
によりなる断面凸形状のICモジュールであって、前記
基板を貫通して前記外部端子を前記パタン層とを導通す
るスルーホールを複数設け、これら各スルーホールの前
記パタン層側端部をソルダレジスト層で密閉したことを
特徴とするもの、およびカード基材の表面にICモジュ
ール装着用凹部を形成し、この凹部に接着剤を介して上
記のICモジュールを装着して構成したICカードであ
る。
(作 用)
本発明によれば、ICモジュールのスルーホールのパタ
ン層側端部がソルダレジスト層で密閉されているので、
カード基材の凹部にICモジュールを接着剤を介して装
着する場合、接着剤がスルーホールから外部端子側に流
出することはない。
ン層側端部がソルダレジスト層で密閉されているので、
カード基材の凹部にICモジュールを接着剤を介して装
着する場合、接着剤がスルーホールから外部端子側に流
出することはない。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。
。
第1図乃至第3図は、本発明によるICモジュールおよ
びICカードの一実施例を示す図である。
びICカードの一実施例を示す図である。
第1図において、柔軟性ならびに強度にすぐれた材料か
らなる基板(例えば、ガラスエポキシ、ガラスBTレジ
ン、ポリイミド等)12の一方の面に外部端子13が設
けられ、他方の面にパタン層15が設けられている。
らなる基板(例えば、ガラスエポキシ、ガラスBTレジ
ン、ポリイミド等)12の一方の面に外部端子13が設
けられ、他方の面にパタン層15が設けられている。
この外部端子13およびパタン層15は、いずれも銅箔
に銅メツキ、ニッケルメッキ、および金メツキを施して
形成されている。
に銅メツキ、ニッケルメッキ、および金メツキを施して
形成されている。
また、基板12のパタン層15側の面に、ICチップ1
7が搭載され、パタン層15との間でボンディングワイ
ヤ18によって必要な配線を行ったのち、ICチップ1
7ならびにボンディングワイヤ18を含む配線部の周囲
がモールド用樹脂により樹脂モールドされて樹脂モール
ド部19が形成されている。
7が搭載され、パタン層15との間でボンディングワイ
ヤ18によって必要な配線を行ったのち、ICチップ1
7ならびにボンディングワイヤ18を含む配線部の周囲
がモールド用樹脂により樹脂モールドされて樹脂モール
ド部19が形成されている。
この場合、樹脂モールドはトランスファーモールド法に
より行うことが好ましく、成形樹脂の寸法ならびに形状
は、ICチップ17や後述するカード基材20に合せて
適宜決定される。また、樹脂モールド部19の高さは後
述する第2凹部25bの深さよりも小さくなっている。
より行うことが好ましく、成形樹脂の寸法ならびに形状
は、ICチップ17や後述するカード基材20に合せて
適宜決定される。また、樹脂モールド部19の高さは後
述する第2凹部25bの深さよりも小さくなっている。
また、パタン層15上の樹脂モールド部19周縁に樹脂
モールド部19とパタン層15との密着性を高めるため
に保護レジスト層16が設けられている。
モールド部19とパタン層15との密着性を高めるため
に保護レジスト層16が設けられている。
さらに、第2図に示すように外部端子13、基板12、
およびパタン層15を貫通してスルーホール14が複数
段けられ、このスルーホール14内面には外部端子13
とパタン層15とを導通させる導電メツキ14aが形成
されている。
およびパタン層15を貫通してスルーホール14が複数
段けられ、このスルーホール14内面には外部端子13
とパタン層15とを導通させる導電メツキ14aが形成
されている。
また、スルーホール14のパタン層15側端部にソルダ
レジスト層27が設けられ、このソルダレジスト層27
によってスルーホール14のパタン層側端部が密閉され
る。
レジスト層27が設けられ、このソルダレジスト層27
によってスルーホール14のパタン層側端部が密閉され
る。
ソルダレジスト層27は、高粘度の樹脂により形成され
、例えば必要に応じて体質顔料等で流動性を調整して、
粘度400ps以上(25℃)、チキソトロピー指数8
以上とした低流動性の樹脂が好ましく、高粘度のエポキ
シ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、フェノール系樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性
樹脂、あるいは紫外線硬化樹脂、ゴム系樹脂からなり、
シルク印刷により設けられ、必要に応じて、適宜な手段
により硬化塗膜として形成されている。このソルダレジ
スト層27はスルーホール14を密閉し、後述する接着
剤24がスルーホール14を通って外部端子13側へ流
出することを防止するものである。
、例えば必要に応じて体質顔料等で流動性を調整して、
粘度400ps以上(25℃)、チキソトロピー指数8
以上とした低流動性の樹脂が好ましく、高粘度のエポキ
シ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、フェノール系樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性
樹脂、あるいは紫外線硬化樹脂、ゴム系樹脂からなり、
シルク印刷により設けられ、必要に応じて、適宜な手段
により硬化塗膜として形成されている。このソルダレジ
スト層27はスルーホール14を密閉し、後述する接着
剤24がスルーホール14を通って外部端子13側へ流
出することを防止するものである。
ところで、ICチップ17は基板12の略中央部に設け
られ、樹脂モールド部19はこのICチップ17を覆う
ものであるから、ICモジュール11は全体として断面
凸形状をなしている。
られ、樹脂モールド部19はこのICチップ17を覆う
ものであるから、ICモジュール11は全体として断面
凸形状をなしている。
一方、カード基材20は合成樹脂製となっており、その
表面には凹部25が形成され、この凹部25に接着剤2
4を介してICモジュール11を装着することによりI
Cカード10が構成される。
表面には凹部25が形成され、この凹部25に接着剤2
4を介してICモジュール11を装着することによりI
Cカード10が構成される。
る。
カード基材20の凹部25は比較的浅い形状の第1凹部
25aと比較的深い形状の第2凹部25bとからなり、
このうち第2凹部25bは主として樹脂モールド部19
を装着する部分である。
25aと比較的深い形状の第2凹部25bとからなり、
このうち第2凹部25bは主として樹脂モールド部19
を装着する部分である。
この場合、第2凹部25bの深さは、ICモジュール1
1が装着されたときにICモジュール11の樹脂モール
ド部19と第2凹部25bとの間に空間が生ずるか、あ
゛るいは接着状態ないし非接着状態で嵌合するような深
さであることが肝要である。
1が装着されたときにICモジュール11の樹脂モール
ド部19と第2凹部25bとの間に空間が生ずるか、あ
゛るいは接着状態ないし非接着状態で嵌合するような深
さであることが肝要である。
また、カード基材20に形成される四部25は、埋設さ
れるICモジュール11が挿入されやすいように、該I
Cモジュール11と同等かあるいは若干大きいことが望
ましい(0,05〜0.1m+s程度)。
れるICモジュール11が挿入されやすいように、該I
Cモジュール11と同等かあるいは若干大きいことが望
ましい(0,05〜0.1m+s程度)。
次にICカードの製造方法について説明する。
まず、第3図に示すように、カード基材20に形成され
た第1四部25aの底面に接着剤24を配置し、ICモ
ジュール11を挿入する。続いて、ホットスタンバ−(
図示せず)により外部端子13の表面のみを局部的に熱
押圧(たとえば、100〜170℃、5〜15kg/c
d、 5秒で充分である)することにより、ICモジュ
ール11をカード基材20の四部25内に装着固定し、
てICカード10を得る。
た第1四部25aの底面に接着剤24を配置し、ICモ
ジュール11を挿入する。続いて、ホットスタンバ−(
図示せず)により外部端子13の表面のみを局部的に熱
押圧(たとえば、100〜170℃、5〜15kg/c
d、 5秒で充分である)することにより、ICモジュ
ール11をカード基材20の四部25内に装着固定し、
てICカード10を得る。
この場合、接着剤24は、たとえば不織布の両面にアク
リル系粘着剤を塗布した両面粘着テープや常温硬化型ウ
レタン系接着剤により形成することができる。またより
強固な固着力を得るためには、たとえばポリエステル系
の熱接着シートも好ましく用いられる。
リル系粘着剤を塗布した両面粘着テープや常温硬化型ウ
レタン系接着剤により形成することができる。またより
強固な固着力を得るためには、たとえばポリエステル系
の熱接着シートも好ましく用いられる。
上述したホットスタンパ−による熱押圧は、このような
熱接着シートを用いた場合に必要となるものであり、通
常の接着剤を用いる場合は常温押圧を行なってもよい。
熱接着シートを用いた場合に必要となるものであり、通
常の接着剤を用いる場合は常温押圧を行なってもよい。
本実施例によれば、スルーホール14のパタン層側端部
がソルダレジスト層27で密閉されているので、カード
基材20の四部25に接着剤24を介してICモジュー
ル11を装着する場合、接着剤24がスルーホール14
から外部端子13側に流出することはない。
がソルダレジスト層27で密閉されているので、カード
基材20の四部25に接着剤24を介してICモジュー
ル11を装着する場合、接着剤24がスルーホール14
から外部端子13側に流出することはない。
以上説明したように、本発明によればスルーホールのパ
タン層15側端部がソルダレジスト層で密閉されている
ので、カード基材の凹部に接着剤を介してICモジュー
ルを装着する場合、接着剤がスルーホールから外部端子
側に流出することはない。このため、ICカードの使用
時に、外部端子と使用機械側の端子とが接触不良になっ
てしまうことはなく、ICカードの美観を損なうことは
ない。
タン層15側端部がソルダレジスト層で密閉されている
ので、カード基材の凹部に接着剤を介してICモジュー
ルを装着する場合、接着剤がスルーホールから外部端子
側に流出することはない。このため、ICカードの使用
時に、外部端子と使用機械側の端子とが接触不良になっ
てしまうことはなく、ICカードの美観を損なうことは
ない。
1つ・・・樹脂モールド部、2o・・・カード基材、2
4・・・接着剤、25・・・凹部、27・・・ソルダレ
ジスト層。
4・・・接着剤、25・・・凹部、27・・・ソルダレ
ジスト層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基板の一方の面に外部端子を設け、前記基板の他方
の面にICチップおよびパタン層を設け、このICチッ
プならびに配線部の周囲を樹脂モールドすることにより
なる断面凸形状のICモジュールにおいて、前記基板を
貫通して前記外部端子と前記パタン層とを導通するスル
ーホールを複数設け、これら各スルーホールの前記パタ
ン層側端部をソルダレジスト層で密閉したことを特徴と
するICモジュール。 2、ソルダレジスト層は高粘度樹脂からなることを特徴
とする請求項1記載のICモジュール。 3、カード基材の表面にICモジュール装着用凹部を形
成し、この凹部に接着剤を介して請求項1記載のICモ
ジュールを装着して構成したICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63142880A JPH022093A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | Icモジュールおよびicカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63142880A JPH022093A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | Icモジュールおよびicカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH022093A true JPH022093A (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=15325743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63142880A Pending JPH022093A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | Icモジュールおよびicカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH022093A (ja) |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP63142880A patent/JPH022093A/ja active Pending
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