JPH02209358A - シート材排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、プリンター　ファクシミリ、複写機並びにマ
イクロ機器等の画像形成装置に適用するシート材排出装
置に係り、詳しくはシート材のサイズにより排出口を切
換えるようにしたシート材排出装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来の、例えばプリンターにおいては、原稿像を形成し
た転写材は一つの排紙口に排出されるように構成されて
いて、大または小サイズの転写材が一つの排紙口の直下
に積載されるようになっている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、一つの排紙口の直下にサイズの異なる転
写材が積載されているため、サイズによる分類が困難で
ある。特に、多量の転写材を作成する場合においては、
分類するのに大きな労力を要するのみならず、分類を間
違えるような問題を起す欠点がある。

また、排紙口を多段に構成することにより分類分けは可
能になるが、装置の筐体の寸法が大きくなる恐れがある
。

更に、装置の筐体の寸法をなるべく小さくするために、
装置の後方または高い位置に排紙口を構成する場合には
、転写材を取集めることに労力を使う等の欠点があった
。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであって、
例えば、第１図を参照して示すと、シート材搬送路（１
７）、（１９）から排出される複数のシート材（３）を
積載する１個のシート材排出部（２０）、（２１）を備
えてなるシート材排出装置（１）において、前記シート
材排出部（２０）　　　（２１）に形成した複数個のシ
ート材排出面（２０）、（２１）と、前記シート材搬送
路（９）に搬送されるシート材（３）のサイズを検知す
る検知手段（１２）と、前記シート材搬送路（９）に位
置し、かつ前記検知手段（１２）からの信号に基づき搬
送シート材（３）を前記複数個のシート材排出面（２０
）、（２１）に分岐して搬送する分岐手段（１５）、（
１６）と、を備えてなることを特徴とする。

また、前記シート材排出面（２０）、（２１）が装置（
１）の上面に位置し、かつ前記複数のシート材排出面（
２０）、（２１）を階段状に配設してなるものである。

（１作用 以上の構成に基づき、シート材搬送路（９）を搬送され
るシート材（３）はそのサイズを検知手段（１２）によ
り検知され、検知手段（１２）から発信される信号を受
けた分岐手段（１５）（１６）はシート材（３）を所定
のシート材搬送路（１７）または（１９）に案内し、シ
ート材排出口（２３）または（２５）を経てシート材排
出面（２０）または（２１）にシート材（３）をサイズ
別に排出する。

なお、カッコ内の符号は、何等構成を限定するものでは
ない。

（へ）実施例 以下、図面に沿って本発明の実施例について説明する。

第１図はプリンター１の断面図を示している。

２は転写材３が載置されるトレーで、該トレー２の給紙
部に給紙ローラ５が設けられ、ガイドバス６を介して、
レジストローラ対７ａ、７ｂが配設され、更にガイドバ
ス９がプリンター１の下面に平行に配設され、該ガイド
バス９の上側に感光ドラム１０ａ等を内蔵したプロセス
カートリッジが設けられ、該カートリッジ１０の下流の
ガイドバス９の下側に搬送ガイド１１が設けられ、この
搬送ガイド１１に転写材８のサイズを検出する検知手段
１２が設けられ、ガイドバス９の終端部手前に第１排紙
ローラ対１３ａ、１３ｂ等が設けられ、ガイドバス９の
終端部が上方に湾曲し、このガイドバス９の終端に分岐
部１５が形成され、該分岐部１５に、フラッパー１６が
設けられている。また、分岐部１５からプリンター１の
前面に沿い、かつ上面に沿って湾曲したガイドバス１７
が設けられると共に、直ちに湾曲して斜め後方に延出し
たガイドバス１９が設けられ、プリンター１の上面に斜
め後方に延出する第１段の載置部２０、が形成され、更
に後方に第２段の載置部２１が形成され、外装カバー２
２と第１段の載置部２０との段部に排紙口２３が形成さ
れ、第１段の載置部２０と第２段の載置部２１との段部
に排紙口２５が形成され、ガイドバス１７．１９の末端
が夫々排紙口２３．２５に対向すると共にこれらガイド
バス１７，１９の末端と排紙口２３．２５との間に第２
排紙ローラ対２６ａ、２６ｂ及び第３排紙ローラ対２７
ａ、２７ｂが介装されている。

次に上述実施例の作用を説明する。

転写材３は給紙ローラ５により駆動・搬送され、レジス
トローラ対７ａ、７ｂにより転写材３はプロセスカート
リッジ１０内の機器と協動させられてプリントされ、搬
送ガイド１１上を通過する際に転写材３は検知手段１２
によりサイズを検出される。そして、検出手段１２の信
号を受けた図示しない制御部により、フラッパー１６が
駆動される。

この際、例えばサイズが大きい信号が検知手段１２から
発信されると、第２図に示すようにフラッパー１６のガ
イド面はガイドパス１７に沿うように位置し、大サイズ
の転写材３はガイドパス１７に沿ワて、第２排紙ローラ
対２６ａ、２６ｂにより、排紙口２３を経て載置部２０
に排出される。また、小サイズの信号が検知手段１２か
ら発信されると、第３図に示すように、フラッパー１６
は、ガイドパス１７と１９により形成した開口部を閉じ
ることにより、転写材３はガイドパス１９に沿って、第
３排紙ローラ対２７ａ、２７ｂにより排紙口２５を経て
載置部２１に排出される。

第４図はプリンター１の斜め上方からの斜視図である。

載置部２０と２１との幅が同寸法に形成されている。従
って、大サイズの転写材３は載置部２０に幅方向も整置
されるが、小サイズで幅の小さい葉書や伝票等は載置部
２１に幅方向が整置されにくい、なお、鎖線２９で示す
ように載置部２０を更に前方に延設すると、大サイズで
かつ長い転写材３を前方に垂れることなく載置できる。

次に、他の実施例第５図を参照して説明する。

トレー２に幅の広い転写材３とその中心に幅の狭い転写
材３ａとを載置して給紙する場合、載置部２１の幅を狭
くし、載置部２０の両側な載置部２０の両側に延設する
と、幅の狭い小サイズの転写材３ａが載置部２１に幅方
向もそろえて整置される上に、大サイズで長い転写材３
も載置部２ｏに安定した状態に整置できる。

次に、更に他の実施例を第６図を参照して説明する。載
置部２１の両側に載置部２０の延長部３０．３０を位置
調節可能に配設すると、更に種々の幅の狭い小サイズ転
写材３ａを載置部２１に横方向を整列して載置できる。

なお、上述実施例においては、検知手段（１２）の信号
で分岐されるように説明したが、トレイ２からの信号で
分岐されるようにしてもよい。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によると、シート材（３）が
分岐手段（１５）、（１６）により、サイズ別にシート
材搬送路（１７）または（１９）に案内され、シート材
排出口（２３）または（２５）を経て、シート材排出面
（２０）または（２１）にシート材（３）がサイズ別に
排出されるので、シート材（３）の分類が自動的にでき
て、省力化を向上できる。また、排出面（２０）、（２
１）が１個のシート材排出部に形成されているので、シ
ート材排出装置（１）のスペース増大を軒減できると共
に、シート材排出面（２０）、（２１）の分散を防止で
きて、シート材・（３）の底線めの省力化を向上できる
。

また、シート材排出面（２０）、（２１）が装置（１）
の上面に位置し、階段状に配設されているので、排出さ
れたシート材（３）の取まとめの効率を大幅に向上でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシート材排出装置を適用したプリンタ
ーの断面図、第２図及び第３図は分岐部におけるフラッ
パーのサイズ分けしている状態を示す断面図、第４図は
シート載置部を示す斜視図、第５図は他の実施例のシー
ト材排出部を示す斜視図、第６図は更に他の実施例のシ
ート材排出部を示す斜視図である。 ３・・・シート材（転写材）　　　　９，１７．１９・
・・シート材搬送路（ガイドパス）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シート材搬送路から排出される複数のシート材を積
   載する１個のシート材排出部を備えてなるシート材排出
   装置において、 前記シート材排出部に形成した複数個のシ ート材排出面と、前記シート材搬送路に搬送されるシー
   ト材のサイズを検知する検知手段と、前記シート材搬送
   路に位置し、かつ前記検知手段からの信号に基づき搬送
   シート材を前記複数個のシート材排出面に分岐して搬送
   する分岐手段と、を備えてなることを特徴とするシート
   材排出装置。 ２、前記シート材排出面が装置の上面に位置し、かつ前
   記複数のシート材排出面を階段状に配設してなる請求項
   １記載のシート材排出装置。