JPH0986752A - 画像形成装置の排紙機構 - Google Patents
画像形成装置の排紙機構Info
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- JPH0986752A JPH0986752A JP7249802A JP24980295A JPH0986752A JP H0986752 A JPH0986752 A JP H0986752A JP 7249802 A JP7249802 A JP 7249802A JP 24980295 A JP24980295 A JP 24980295A JP H0986752 A JPH0986752 A JP H0986752A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成装置にソーター等の後処理機構部や
両面複写機構部を接続した際の用紙の搬送機能の維持を
図る。 【解決手段】 複写機本体1のソーター中継ユニット3
0は、画像が形成された用紙を排出するための第1排出
ローラ対20と、第1排出ローラ対20のさらに後方に
配置され第1排出ローラ対20から排出された用紙を受
入れ、ソーター本体33側と排出口39側へ選択的に搬
送可能な切り換え搬送部31と、この切り換え搬送部3
1の排出口39側へ搬送された用紙を排出するための第
2排出ローラ対40とを備え、第1及び第2排出ローラ
対20、40は、少なくともそれぞれのローラ対のうち
の一方のローラ22が他のローラ対のうちの一方のロー
ラ42と互いに着脱交換可能に形成されるとともに、こ
の1組のローラ22、42のうちの一方は、搬送された
用紙に腰付けを行う鍔部62を有する。
両面複写機構部を接続した際の用紙の搬送機能の維持を
図る。 【解決手段】 複写機本体1のソーター中継ユニット3
0は、画像が形成された用紙を排出するための第1排出
ローラ対20と、第1排出ローラ対20のさらに後方に
配置され第1排出ローラ対20から排出された用紙を受
入れ、ソーター本体33側と排出口39側へ選択的に搬
送可能な切り換え搬送部31と、この切り換え搬送部3
1の排出口39側へ搬送された用紙を排出するための第
2排出ローラ対40とを備え、第1及び第2排出ローラ
対20、40は、少なくともそれぞれのローラ対のうち
の一方のローラ22が他のローラ対のうちの一方のロー
ラ42と互いに着脱交換可能に形成されるとともに、こ
の1組のローラ22、42のうちの一方は、搬送された
用紙に腰付けを行う鍔部62を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置の排
紙機構に関し、さらに詳しくは、画像が形成された用紙
を排出するための第1排出ローラ対と、第1排出ローラ
対のさらに後方に配置され第1排出ローラ対から排出さ
れた用紙を受入れ、ソーター側と排出口側へ選択的に搬
送可能な切り換え搬送部と、この切り換え搬送部の排出
口側へ搬送された用紙を排出するための第2排出ローラ
対とを備えた画像形成装置の排紙機構に関する。
紙機構に関し、さらに詳しくは、画像が形成された用紙
を排出するための第1排出ローラ対と、第1排出ローラ
対のさらに後方に配置され第1排出ローラ対から排出さ
れた用紙を受入れ、ソーター側と排出口側へ選択的に搬
送可能な切り換え搬送部と、この切り換え搬送部の排出
口側へ搬送された用紙を排出するための第2排出ローラ
対とを備えた画像形成装置の排紙機構に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置では、通常、定
着ローラ対で定着処理がなされた用紙は、搬送方向下流
側に設けられた排出ローラ対により機外に設けられた排
出トレイ上に排出される構成となっている。しかし、上
記定着ローラでの熱による定着処理によって用紙にカー
ルが生じるため、前記排出ローラ対の一方のローラに鍔
部を設け、用紙のカールを矯正する構成が提案されてい
る。すなわち、排出ローラ対による用紙排出時に上記鍔
部により用紙面に搬送方向と平行な波状湾曲部を作り出
すことで用紙に腰付けを施し、カールを矯正する。
着ローラ対で定着処理がなされた用紙は、搬送方向下流
側に設けられた排出ローラ対により機外に設けられた排
出トレイ上に排出される構成となっている。しかし、上
記定着ローラでの熱による定着処理によって用紙にカー
ルが生じるため、前記排出ローラ対の一方のローラに鍔
部を設け、用紙のカールを矯正する構成が提案されてい
る。すなわち、排出ローラ対による用紙排出時に上記鍔
部により用紙面に搬送方向と平行な波状湾曲部を作り出
すことで用紙に腰付けを施し、カールを矯正する。
【0003】また、近年、上記複写機等の画像形成装置
にオプションとしてあるいは後付けでソーター等の後処
理機構部や両面複写機構部を本体排出口に接続して使用
される場合が増加している。上記したソーターと複写機
の排出口とは、通常、用紙をソーター側へ搬送するソー
ター搬送路と、ソーターを使用しない場合(大型の用紙
に複写する場合等)に用紙をトレイを備えた最終排出口
へ搬送する最終搬送路と、これら搬送路を選択的に切り
換える切り換え手段を備えたユニット(切り換え搬送
部)とで接続されている。
にオプションとしてあるいは後付けでソーター等の後処
理機構部や両面複写機構部を本体排出口に接続して使用
される場合が増加している。上記したソーターと複写機
の排出口とは、通常、用紙をソーター側へ搬送するソー
ター搬送路と、ソーターを使用しない場合(大型の用紙
に複写する場合等)に用紙をトレイを備えた最終排出口
へ搬送する最終搬送路と、これら搬送路を選択的に切り
換える切り換え手段を備えたユニット(切り換え搬送
部)とで接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した切り換え搬送
部を複写機に接続して用紙をソーター側へ搬送する場
合、複写機側の排出ローラ対で「腰付け」を施された用
紙がソーター搬送路を経てソーターに搬送される。しか
し、この経路は比較的長くまた湾曲部を伴うので、腰付
けを施された用紙はこの経路でジャムを生じ易い。
部を複写機に接続して用紙をソーター側へ搬送する場
合、複写機側の排出ローラ対で「腰付け」を施された用
紙がソーター搬送路を経てソーターに搬送される。しか
し、この経路は比較的長くまた湾曲部を伴うので、腰付
けを施された用紙はこの経路でジャムを生じ易い。
【0005】この発明の課題は、画像形成装置にソータ
ー等の後処理機構部や両面複写機構部を接続した際の用
紙の搬送機能の維持を図ることにある。
ー等の後処理機構部や両面複写機構部を接続した際の用
紙の搬送機能の維持を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、画像
が形成された用紙を排出するための第1排出ローラ対
と、第1排出ローラ対のさらに後方に配置され第1排出
ローラ対から排出された用紙を受入れ、ソーター側と排
出口側へ選択的に搬送可能な切り換え搬送部と、この切
り換え搬送部の排出口側へ搬送された用紙を排出するた
めの第2排出ローラ対とを備えた画像形成装置の排紙機
構において、第1及び第2排出ローラ対は、少なくとも
それぞれのローラ対のうちの一方のローラが他のローラ
対のうちの一方のローラと互いに着脱交換可能に形成さ
れるとともに、この1組のローラのうちの一方は、搬送
された用紙に腰付けを行う鍔部を有することを特徴とす
る画像形成装置の排紙機構が提供される。
が形成された用紙を排出するための第1排出ローラ対
と、第1排出ローラ対のさらに後方に配置され第1排出
ローラ対から排出された用紙を受入れ、ソーター側と排
出口側へ選択的に搬送可能な切り換え搬送部と、この切
り換え搬送部の排出口側へ搬送された用紙を排出するた
めの第2排出ローラ対とを備えた画像形成装置の排紙機
構において、第1及び第2排出ローラ対は、少なくとも
それぞれのローラ対のうちの一方のローラが他のローラ
対のうちの一方のローラと互いに着脱交換可能に形成さ
れるとともに、この1組のローラのうちの一方は、搬送
された用紙に腰付けを行う鍔部を有することを特徴とす
る画像形成装置の排紙機構が提供される。
【0007】この発明における第1及び第2排出ローラ
対とは、少なくとも一方のローラが駆動して従動側のロ
ーラとの間で処理済用紙、例えば、定着処理が済んだ用
紙を挟持して排紙するものである。
対とは、少なくとも一方のローラが駆動して従動側のロ
ーラとの間で処理済用紙、例えば、定着処理が済んだ用
紙を挟持して排紙するものである。
【0008】この発明におけるソーターとは、複数の処
理済用紙を所定の順に並べる装置である。この発明にお
ける腰付けとは、搬送中の用紙面に搬送方向と平行な波
状湾曲部を形成し、用紙が搬送方向と直交する方向に曲
がりにくいよう、ローラにより施される用紙の強度付与
処理である。
理済用紙を所定の順に並べる装置である。この発明にお
ける腰付けとは、搬送中の用紙面に搬送方向と平行な波
状湾曲部を形成し、用紙が搬送方向と直交する方向に曲
がりにくいよう、ローラにより施される用紙の強度付与
処理である。
【0009】この発明における鍔部とは、第1または第
2排出ローラ対のいずれかのローラに形成され、このロ
ーラの周面において円周方向に連続、または不連続に突
出する突出部である。この鍔部は、ローラと一体に樹脂
成形により製造されたものであってもよいし、ローラと
は別の部材を接着、溶着、螺合等により接合したもので
あってもよい。
2排出ローラ対のいずれかのローラに形成され、このロ
ーラの周面において円周方向に連続、または不連続に突
出する突出部である。この鍔部は、ローラと一体に樹脂
成形により製造されたものであってもよいし、ローラと
は別の部材を接着、溶着、螺合等により接合したもので
あってもよい。
【0010】さて、この発明の画像形成装置の排紙機構
によれば、ソーター使用時には、第1排出ローラ対に平
坦なローラ対を、第2排出ローラ対の一方のローラに鍔
部を有するローラ対を配設し、切り換え搬送部を介して
ソーター側へ用紙を選択的に搬送する。第1排出ローラ
対では、鍔部のない平坦なローラ対で用紙が排出される
ので、搬送方向下流側における用紙のジャムが抑えられ
る。
によれば、ソーター使用時には、第1排出ローラ対に平
坦なローラ対を、第2排出ローラ対の一方のローラに鍔
部を有するローラ対を配設し、切り換え搬送部を介して
ソーター側へ用紙を選択的に搬送する。第1排出ローラ
対では、鍔部のない平坦なローラ対で用紙が排出される
ので、搬送方向下流側における用紙のジャムが抑えられ
る。
【0011】ソーターを使用しない複写の場合は、切り
換え搬送部を介して排出口側へ用紙を選択的に搬送し、
第2排出ローラ対の鍔部にて腰付けされ、定着部にて生
じたカールを除去されて排出トレイへと排出される。
換え搬送部を介して排出口側へ用紙を選択的に搬送し、
第2排出ローラ対の鍔部にて腰付けされ、定着部にて生
じたカールを除去されて排出トレイへと排出される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一つの実施形
態による排紙機構を備えた複写機を示す。図において、
複写機本体1の図上部には、原稿載置台2及び原稿カバ
ー3が配置されている。原稿載置台2の下方には、図示
しない光学系及び感光体ドラム4が配置されている。感
光体ドラム4の周囲には、静電潜像を現像する現像装置
5、クリーニング装置6、トナー像を記録用紙に転写す
る帯電装置7が配置され、感光体ドラム4の図中左方に
は搬送ベルト8及び定着装置9が配置されている。
態による排紙機構を備えた複写機を示す。図において、
複写機本体1の図上部には、原稿載置台2及び原稿カバ
ー3が配置されている。原稿載置台2の下方には、図示
しない光学系及び感光体ドラム4が配置されている。感
光体ドラム4の周囲には、静電潜像を現像する現像装置
5、クリーニング装置6、トナー像を記録用紙に転写す
る帯電装置7が配置され、感光体ドラム4の図中左方に
は搬送ベルト8及び定着装置9が配置されている。
【0013】定着装置9は、図2に示したように、加熱
ローラ10及び加圧ローラ11の上下一対からなる定着
ローラ対により形成されている。定着装置9の後段に
は、上下一対のローラ21、22からなる第1排出ロー
ラ対20が配置され、排出ローラ対20の搬送方向下流
側には排紙口23が形成されている。排出ローラ対20
は、後述するソーター中継ユニット30をオプションと
して排紙口23に接続した場合にはこのユニット30に
用紙を搬送する給紙用ローラ対となり、ソーター中継ユ
ニット30を複写機本体1に接続しない場合、すなわ
ち、用紙の片面のみに複写した後、通常の排出を行う場
合には機外のトレイ12(図1)に排紙する最終の排出
ローラ対となる。
ローラ10及び加圧ローラ11の上下一対からなる定着
ローラ対により形成されている。定着装置9の後段に
は、上下一対のローラ21、22からなる第1排出ロー
ラ対20が配置され、排出ローラ対20の搬送方向下流
側には排紙口23が形成されている。排出ローラ対20
は、後述するソーター中継ユニット30をオプションと
して排紙口23に接続した場合にはこのユニット30に
用紙を搬送する給紙用ローラ対となり、ソーター中継ユ
ニット30を複写機本体1に接続しない場合、すなわ
ち、用紙の片面のみに複写した後、通常の排出を行う場
合には機外のトレイ12(図1)に排紙する最終の排出
ローラ対となる。
【0014】ソーター中継ユニット30は、図3に示し
たように、切り換え搬送部31と、主搬送部32とから
構成されている。切り換え搬送部31は、定着装置9の
排紙口23に連通する給紙口34と、最終搬送路35及
び下部搬送路36と、搬送路切り換え手段37と、最終
搬送路35の搬送方向下流側に配設された第2排出ロー
ラ対40とから主に構成される。第1排出ローラ対20
と第2排出ローラ対40とは、後述するように、互換性
を有する軸及び軸受け構造を備えている。
たように、切り換え搬送部31と、主搬送部32とから
構成されている。切り換え搬送部31は、定着装置9の
排紙口23に連通する給紙口34と、最終搬送路35及
び下部搬送路36と、搬送路切り換え手段37と、最終
搬送路35の搬送方向下流側に配設された第2排出ロー
ラ対40とから主に構成される。第1排出ローラ対20
と第2排出ローラ対40とは、後述するように、互換性
を有する軸及び軸受け構造を備えている。
【0015】最終搬送路35は、給紙口34から給紙方
向に対して上方に傾斜して形成され、第1排出ローラ対
20から第2排出ローラ対40までの距離は第1排出ロ
ーラ対20により搬送される用紙の短辺より短くなるよ
う形成されている。下部搬送路36は、給紙口34から
給紙方向に対して下方に傾斜して形成され、下方に向か
って開口した排紙口39において主搬送部32の各搬送
路に連通している。
向に対して上方に傾斜して形成され、第1排出ローラ対
20から第2排出ローラ対40までの距離は第1排出ロ
ーラ対20により搬送される用紙の短辺より短くなるよ
う形成されている。下部搬送路36は、給紙口34から
給紙方向に対して下方に傾斜して形成され、下方に向か
って開口した排紙口39において主搬送部32の各搬送
路に連通している。
【0016】搬送路切り換え手段37は、図4及び5に
示したように、給紙口34に配設された第1切り換えレ
バー38及び下部搬送路36に配設された第2切り換え
レバー44とからなる。第1切り換えレバー38は、最
終搬送路35と下部搬送路36の分岐点近傍に配設され
た支軸43周りに揺動可能に設けられ、給紙口34から
供給された用紙をガイドして第2排出ローラ対40に向
かう最終搬送路35か、主搬送部32のいずれかに切り
換えて給紙できる。第2切り換えレバー44は、下部搬
送路36の排紙口39内に配設された支軸45周りに揺
動可能に設けられ、下部搬送路36から搬送された用紙
をガイドしてソーター本体33側か、複写機1の両面複
写機構部60側のいずれかに切り換えて給紙できる。
示したように、給紙口34に配設された第1切り換えレ
バー38及び下部搬送路36に配設された第2切り換え
レバー44とからなる。第1切り換えレバー38は、最
終搬送路35と下部搬送路36の分岐点近傍に配設され
た支軸43周りに揺動可能に設けられ、給紙口34から
供給された用紙をガイドして第2排出ローラ対40に向
かう最終搬送路35か、主搬送部32のいずれかに切り
換えて給紙できる。第2切り換えレバー44は、下部搬
送路36の排紙口39内に配設された支軸45周りに揺
動可能に設けられ、下部搬送路36から搬送された用紙
をガイドしてソーター本体33側か、複写機1の両面複
写機構部60側のいずれかに切り換えて給紙できる。
【0017】主搬送部32は、ソーター本体33に用紙
をガイドするソーター搬送路50と、両面複写搬送路5
1とから構成されている。ソーター搬送路50は、給紙
ローラ52及び排紙ローラ対53を備え、下方に向かっ
て開口する排紙口54を介してソーター本体33に接続
されている。両面複写搬送路51は排紙ローラ対55を
備え、両面複写機構部60に連通する排紙口56を介し
て複写機1内の中間トレイ(図示せず)に接続されてい
る。
をガイドするソーター搬送路50と、両面複写搬送路5
1とから構成されている。ソーター搬送路50は、給紙
ローラ52及び排紙ローラ対53を備え、下方に向かっ
て開口する排紙口54を介してソーター本体33に接続
されている。両面複写搬送路51は排紙ローラ対55を
備え、両面複写機構部60に連通する排紙口56を介し
て複写機1内の中間トレイ(図示せず)に接続されてい
る。
【0018】第1排出ローラ対20は、図6に示したよ
うに、下側の駆動ローラ22と、上側の従動ローラ21
とで構成され、駆動ローラ22は、歯車70を有する図
示しない駆動手段により回転される駆動軸60に、4個
の単ローラ23が搬送中心Oに対し対称に配設されてい
る。各単ローラ23は平坦なローラ面23aをそれぞれ
備えている。
うに、下側の駆動ローラ22と、上側の従動ローラ21
とで構成され、駆動ローラ22は、歯車70を有する図
示しない駆動手段により回転される駆動軸60に、4個
の単ローラ23が搬送中心Oに対し対称に配設されてい
る。各単ローラ23は平坦なローラ面23aをそれぞれ
備えている。
【0019】従動ローラ21は、前記駆動ローラ22の
単ローラ23と対向する同一で4個の単ローラ23が従
動軸64にそれぞれ回転可能に設けられている。各単ロ
ーラ23は、上記した平坦なローラ面を有する単ローラ
23で構成され、駆動ローラ22の単ローラ23との間
で用紙を挟圧・搬送できるようになっている。
単ローラ23と対向する同一で4個の単ローラ23が従
動軸64にそれぞれ回転可能に設けられている。各単ロ
ーラ23は、上記した平坦なローラ面を有する単ローラ
23で構成され、駆動ローラ22の単ローラ23との間
で用紙を挟圧・搬送できるようになっている。
【0020】第2排出ローラ対40は、図7に示したよ
うに、下側の駆動ローラ42と、上側の従動ローラ41
とで構成されている。駆動ローラ42は、歯車70を有
する図示しない駆動手段により回転される駆動軸60
に、4個の単ローラ61が搬送中心Oに対し対称に配設
されている。各単ローラ61は外側端部に鍔部62をそ
れぞれ備え、この鍔部62により用紙を局所的に波状湾
曲させ、「腰付け」できるよう構成されている。
うに、下側の駆動ローラ42と、上側の従動ローラ41
とで構成されている。駆動ローラ42は、歯車70を有
する図示しない駆動手段により回転される駆動軸60
に、4個の単ローラ61が搬送中心Oに対し対称に配設
されている。各単ローラ61は外側端部に鍔部62をそ
れぞれ備え、この鍔部62により用紙を局所的に波状湾
曲させ、「腰付け」できるよう構成されている。
【0021】従動ローラ41は、前記した従動ローラ2
1と同一の構成であり、駆動ローラ42の単ローラ61
と対向するよう4個の単ローラ23が従動軸64にそれ
ぞれ回転可能に設けられている。各単ローラ23は、上
記した鍔部62のない平坦なローラ面で構成され、駆動
ローラ42の単ローラ61との間で用紙を挟圧・搬送で
きるようになっている。
1と同一の構成であり、駆動ローラ42の単ローラ61
と対向するよう4個の単ローラ23が従動軸64にそれ
ぞれ回転可能に設けられている。各単ローラ23は、上
記した鍔部62のない平坦なローラ面で構成され、駆動
ローラ42の単ローラ61との間で用紙を挟圧・搬送で
きるようになっている。
【0022】上記した駆動ローラ22、42の両端は、
定着装置9、切り換え搬送部31の各フレーム9a、1
3aの突出部に形成された軸受孔65により支持されて
いる。軸受孔65は、図8に示したように、駆動ローラ
22、42のそれぞれの軸端に配設された軸受け66の
小径部67が貫通し大径段部68がその開口縁部に当接
するよう構成されている。軸受孔65の突出部先端側に
は、駆動軸60を軸受孔65に着脱可能に挿通させる軸
着脱溝65aが形成されている。駆動軸60のさらに外
側には、軸の抜け止めようのスナップリング69が配設
されている。
定着装置9、切り換え搬送部31の各フレーム9a、1
3aの突出部に形成された軸受孔65により支持されて
いる。軸受孔65は、図8に示したように、駆動ローラ
22、42のそれぞれの軸端に配設された軸受け66の
小径部67が貫通し大径段部68がその開口縁部に当接
するよう構成されている。軸受孔65の突出部先端側に
は、駆動軸60を軸受孔65に着脱可能に挿通させる軸
着脱溝65aが形成されている。駆動軸60のさらに外
側には、軸の抜け止めようのスナップリング69が配設
されている。
【0023】複写機1の動作及び取扱について説明す
る。複写機1にソーター中継ユニット30を接続する前
に、初期状態にある複写機1本体の第1排出ローラ対2
0の鍔部を有する駆動ローラを取り外し、ソーター中継
ユニット30の第1排出ローラ対40の平坦な駆動ロー
ラと付け替える。その後、ソーター中継ユニット30を
複写機1に追加装着してソート、両面複写及び通常複写
が選択的に設定できるよう初期設定を行う。ソーター装
着時には、トレイ12を取り外し、上記したようにソー
ター中継ユニット30を定着装置9の排紙口34に接続
する。切り換えレバー38、44はそれぞれ所定の搬送
方向に設定される。
る。複写機1にソーター中継ユニット30を接続する前
に、初期状態にある複写機1本体の第1排出ローラ対2
0の鍔部を有する駆動ローラを取り外し、ソーター中継
ユニット30の第1排出ローラ対40の平坦な駆動ロー
ラと付け替える。その後、ソーター中継ユニット30を
複写機1に追加装着してソート、両面複写及び通常複写
が選択的に設定できるよう初期設定を行う。ソーター装
着時には、トレイ12を取り外し、上記したようにソー
ター中継ユニット30を定着装置9の排紙口34に接続
する。切り換えレバー38、44はそれぞれ所定の搬送
方向に設定される。
【0024】定着装置9の定着ローラ対10、11から
排出された用紙は、第1排出ローラ対20に挟持され
る。ここでは、平坦なローラ面23aを有する単ローラ
23で用紙が排出されるので、腰付けのないままの柔軟
な用紙が排紙口23から切り換え搬送部31へ供給され
る。この用紙は、図4に示したように切り換えレバー3
8にガイドされ下部搬送路36、切り換えレバー38、
44を経てソーター搬送路50に入り単ローラ52、ロ
ーラ対53によりソーター本体33に送られる。ソータ
ー搬送路50のローラ対53には、上記した第2排出ロ
ーラ対40と同様の鍔部62を備えたローラが下側の駆
動ローラ53aとして配設されているので、腰付けされ
た用紙が排紙口54からソーター本体33に送られる。
このように、比較的経路が長くかつ湾曲部が多数あるソ
ーターの搬送路36、50において用紙の腰付けに起因
するジャムの発生が防止される。
排出された用紙は、第1排出ローラ対20に挟持され
る。ここでは、平坦なローラ面23aを有する単ローラ
23で用紙が排出されるので、腰付けのないままの柔軟
な用紙が排紙口23から切り換え搬送部31へ供給され
る。この用紙は、図4に示したように切り換えレバー3
8にガイドされ下部搬送路36、切り換えレバー38、
44を経てソーター搬送路50に入り単ローラ52、ロ
ーラ対53によりソーター本体33に送られる。ソータ
ー搬送路50のローラ対53には、上記した第2排出ロ
ーラ対40と同様の鍔部62を備えたローラが下側の駆
動ローラ53aとして配設されているので、腰付けされ
た用紙が排紙口54からソーター本体33に送られる。
このように、比較的経路が長くかつ湾曲部が多数あるソ
ーターの搬送路36、50において用紙の腰付けに起因
するジャムの発生が防止される。
【0025】用紙の両面に複写する際は、図4に示した
切り換えレバー44を両面複写搬送路51側に切り換え
ればよい。両面複写搬送路51の排紙ローラ対55も第
2排出ローラ対40と同様の鍔部62を備えたローラが
下側の駆動ローラ55aとして配設されているので、腰
付けされた片面複写済の用紙が排紙口56から両面複写
機構部60に送られる。排紙ローラ対55と両面複写機
構部60とは比較的接近し湾曲部も少ないので、この搬
送経路において用紙の腰付けに起因するジャムの発生が
防止される。
切り換えレバー44を両面複写搬送路51側に切り換え
ればよい。両面複写搬送路51の排紙ローラ対55も第
2排出ローラ対40と同様の鍔部62を備えたローラが
下側の駆動ローラ55aとして配設されているので、腰
付けされた片面複写済の用紙が排紙口56から両面複写
機構部60に送られる。排紙ローラ対55と両面複写機
構部60とは比較的接近し湾曲部も少ないので、この搬
送経路において用紙の腰付けに起因するジャムの発生が
防止される。
【0026】駆動ローラ22、44の交換は以下の手順
で行うことができる。まず、歯車70と反対側のスナッ
プリング69を取り外し、軸受け66を軸60端から抜
き出す。次に、歯車70側に軸60を引き、図8に示す
ように、歯車70側の軸60端を軸着脱溝65aを通っ
て軸受孔65から抜き出す。組立は上記分解と逆の手順
で行うことができる。これにより駆動ローラ22または
駆動ローラ44は容易に定着装置9及び切り換え搬送部
31の各フレーム9a、13a間で互いに着脱して交換
することができる。
で行うことができる。まず、歯車70と反対側のスナッ
プリング69を取り外し、軸受け66を軸60端から抜
き出す。次に、歯車70側に軸60を引き、図8に示す
ように、歯車70側の軸60端を軸着脱溝65aを通っ
て軸受孔65から抜き出す。組立は上記分解と逆の手順
で行うことができる。これにより駆動ローラ22または
駆動ローラ44は容易に定着装置9及び切り換え搬送部
31の各フレーム9a、13a間で互いに着脱して交換
することができる。
【0027】切り換えレバー38は、図5に示したよう
に、最終排出ローラ対となる第2排出ローラ対40の搬
送方向に設定される。定着装置9の定着ローラ対10、
11から排出された用紙は、第1排出ローラ対20に挟
持される。ここでは、鍔部62を有する単ローラ61に
より駆動ローラ22が形成されているので、腰付けされ
て容易に曲がらない用紙が排紙口23から最終搬送部3
5を経て第2排出ローラ対40へ供給される。ローラ対
40には、上記した平坦なローラ23が駆動ローラ42
として配設されているが、排紙口39から排出された用
紙はただちにトレイ12に載置されて停止するので、ジ
ャムを生じることはない。
に、最終排出ローラ対となる第2排出ローラ対40の搬
送方向に設定される。定着装置9の定着ローラ対10、
11から排出された用紙は、第1排出ローラ対20に挟
持される。ここでは、鍔部62を有する単ローラ61に
より駆動ローラ22が形成されているので、腰付けされ
て容易に曲がらない用紙が排紙口23から最終搬送部3
5を経て第2排出ローラ対40へ供給される。ローラ対
40には、上記した平坦なローラ23が駆動ローラ42
として配設されているが、排紙口39から排出された用
紙はただちにトレイ12に載置されて停止するので、ジ
ャムを生じることはない。
【0028】
【発明の効果】この発明にかかる画像形成装置の排紙機
構によれば、第1及び第2排出ローラ対が相互に着脱可
能に形成されているので、ソーター使用時には、第1排
出ローラ対に平坦なローラ対を、第2排出ローラ対の一
方のローラに鍔部を有するローラ対を配設すれば、第1
排出ローラ対では、鍔部のない平坦なローラ対で用紙が
排出されるので、ソーター側に通じる搬送路に湾曲部が
ある場合でも、ソーターへ搬送される用紙のジャムが抑
えられる。
構によれば、第1及び第2排出ローラ対が相互に着脱可
能に形成されているので、ソーター使用時には、第1排
出ローラ対に平坦なローラ対を、第2排出ローラ対の一
方のローラに鍔部を有するローラ対を配設すれば、第1
排出ローラ対では、鍔部のない平坦なローラ対で用紙が
排出されるので、ソーター側に通じる搬送路に湾曲部が
ある場合でも、ソーターへ搬送される用紙のジャムが抑
えられる。
【0029】この発明によれば、双方のローラは互いに
互換性を有して着脱可能に構成されているので、具体的
には第1排出ローラ対の鍔付きの排出ローラ対を取り外
して鍔部のない平坦なローラ対に交換しても、取り外し
た鍔付きの排出ローラは第2排出ローラ対に装着できる
ので、廃棄する部材がなく無駄が生じない。このよう
に、この発明の画像形成装置の排紙機構によれば、ソー
ター等の後処理機構部や両面複写機構部を接続した際の
用紙の搬送機能の維持を図ることができる。
互換性を有して着脱可能に構成されているので、具体的
には第1排出ローラ対の鍔付きの排出ローラ対を取り外
して鍔部のない平坦なローラ対に交換しても、取り外し
た鍔付きの排出ローラは第2排出ローラ対に装着できる
ので、廃棄する部材がなく無駄が生じない。このよう
に、この発明の画像形成装置の排紙機構によれば、ソー
ター等の後処理機構部や両面複写機構部を接続した際の
用紙の搬送機能の維持を図ることができる。
【図1】この発明の一つの実施形態による排紙機構を備
えた複写機の概略を説明する正面図。
えた複写機の概略を説明する正面図。
【図2】図1の定着装置の拡大図。
【図3】図1のソーター中継ユニットの概略を説明する
正面図。
正面図。
【図4】図3の切り換え搬送部に装着された切り換えレ
バーの動作を説明する図(ソーターを使用する場合)。
バーの動作を説明する図(ソーターを使用する場合)。
【図5】図3の切り換え搬送部に装着された切り換えレ
バーの動作を説明する図(通常の排紙の場合)。
バーの動作を説明する図(通常の排紙の場合)。
【図6】平坦なローラ面を有する排出ローラの側面図。
【図7】鍔部を有する排出ローラの側面図。
【図8】図6、7の排出ローラを支持する軸受け部分を
説明する図。
説明する図。
9 定着装置 20 第1排出ローラ対 21 従動ローラ 22 駆動ローラ(鍔付きローラまたは
平坦なローラ) 30 ソーター中継ユニット 33 ソーター本体 38 切り換えレバー 40 第2排出ローラ対 41 従動ローラ 42 駆動ローラ(平坦なローラまたは
鍔付きローラ) 62 鍔部
平坦なローラ) 30 ソーター中継ユニット 33 ソーター本体 38 切り換えレバー 40 第2排出ローラ対 41 従動ローラ 42 駆動ローラ(平坦なローラまたは
鍔付きローラ) 62 鍔部
Claims (1)
- 【請求項1】 画像が形成された用紙を排出するための
第1排出ローラ対と、第1排出ローラ対のさらに後方に
配置され第1排出ローラ対から排出された用紙を受入
れ、ソーター側と排出口側へ選択的に搬送可能な切り換
え搬送部と、この切り換え搬送部の排出口側へ搬送され
た用紙を排出するための第2排出ローラ対とを備えた画
像形成装置の排紙機構において、 前記第1及び第2排出ローラ対は、少なくともそれぞれ
のローラ対のうちの一方のローラが他のローラ対のうち
の一方のローラと互いに着脱交換可能に形成されるとと
もに、この1組のローラのうちの一方は、搬送された用
紙に腰付けを行う鍔部を有することを特徴とする画像形
成装置の排紙機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249802A JPH0986752A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 画像形成装置の排紙機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249802A JPH0986752A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 画像形成装置の排紙機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0986752A true JPH0986752A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17198434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7249802A Pending JPH0986752A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 画像形成装置の排紙機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0986752A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7672628B2 (en) | 2006-10-30 | 2010-03-02 | Seiko Epson Corporation | Post-fixing support unit and image forming apparatus using the same |
US20150147104A1 (en) * | 2013-11-25 | 2015-05-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image Forming Apparatus |
JP2017001879A (ja) * | 2015-06-09 | 2017-01-05 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP7249802A patent/JPH0986752A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7672628B2 (en) | 2006-10-30 | 2010-03-02 | Seiko Epson Corporation | Post-fixing support unit and image forming apparatus using the same |
US20150147104A1 (en) * | 2013-11-25 | 2015-05-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image Forming Apparatus |
US9316985B2 (en) * | 2013-11-25 | 2016-04-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2017001879A (ja) * | 2015-06-09 | 2017-01-05 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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