JPH02207535A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH02207535A
JPH02207535A JP2745189A JP2745189A JPH02207535A JP H02207535 A JPH02207535 A JP H02207535A JP 2745189 A JP2745189 A JP 2745189A JP 2745189 A JP2745189 A JP 2745189A JP H02207535 A JPH02207535 A JP H02207535A
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JP
Japan
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gate
layer
film
oxide film
side wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP2745189A
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English (en)
Inventor
Masataka Minami
正隆 南
Takahiro Nagano
隆洋 長野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体基板上に形成したMOSFET等のMI
SまたはMOS構造の半導体装置に係り、特に信頼性が
高く、高性能のこの種の装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、MOSFET等の半導体装置における微細加工技
術の進歩に伴って、そのゲート長が著しく微細化され、
これにより、MOSFETで構成される集積回路の集積
度および性能は飛躇的に向上してきた。
しかし、ゲートの微細化が進むにつれ、多くの問題が生
じている。その一つにホットキャリアによる特性劣化等
の信頼性の低下の問題がある。
ホットキャリアによるMOSFETの特性劣化に対する
解決策として最もよく知られた従来技術として、例えば
、昭和53年度電子通信学会総合全国大会(予稿集p、
2−20)で提案されたLDD(Lightly Do
ped Drain)構造のMOSFET (以下LD
DMO5FETという)が知られている。第6図はLD
DMOSFETの構造を示す図である。第6図において
、1はp型基板、2はゲート酸化膜、3はゲート、4は
n型低濃度層(n−層)、5はサイドウオール、6はソ
ース及びドレイン拡散層である。
LDDMOSFETの特徴は、ソース及びドレイン拡散
層6とゲート3の下層に形成されるチャネル領域との中
間にn−層4によるオフセット領域を設けたことにある
、このn″″層の導入により、ドレイン近傍での電界が
緩和され、ドレインからチャネル方向に拡がる空乏層の
幅も減少するため、ホットキャリア効果、ソース・ドレ
イン間耐圧、ショートチャネル効果に対して有効である
しかし、LDDMO5FETには、サイドウオール5の
中に発生したホットエレクトロンが蓄積され、サイドウ
オール5が負に帯電し、n″″層4の部分の抵抗が増大
し、伝達コンダクタンスgmが低下するという、特有の
劣化機構がある。
この問題を解決するために1例えば、1986年IED
Mテクニカルダイジェストpp、742〜745で提案
された。n−膜の上にまでゲートをオーバラップさせた
改良型の100MOSFETがある。
第7図にその構造を示す。n−膜の上にゲート3がある
ため、ゲート3に電圧をかけるとn−層の表面が電子の
蓄積状態となり、この部分が通常の100MOSFET
より低抵抗となり、電流利得が大きくなる。また、LD
DMO5FETのサイドウオールに相当する部分がゲー
トになっているため、この部分に電子が蓄積されること
がなく、LDDMOSFET特有の劣化を防ぐことがで
きる。また、ゲートをn″″層にオーバーラツプさせる
ことによりピンチオフ領域のチャネル電界を緩和するこ
とができるため、ホットキャリアの発生を抑制でき、電
子ドリフト速度飽和を緩和できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来技術によるMOSFETは、ゲート容
量の増加の点について考慮がされておらず、容量が増加
することにより回路速度が遅くなるという問題があった
。ゲート電極をn″″層の上にまで拡げることにより、
ゲートとソース・ドレイン拡散層との間の容量が増加す
る。サイドウオールの幅は、0.25μm程度であるか
ら、ゲート長が0.5μmのものではサイドウオールを
導電性にするとゲート長が約1μmに拡がったことにな
り、ゲート容量も通常のLDDMO5FETの約2倍に
なってしまう。回路速度はMOSFETのトレイン電流
が大きくなると速くなり、容量が大きくなると遅くなる
ゲート電極をn−層の上にまで拡げることにより、ドレ
イン電流は10%程度しか増加しないのに対し、ゲート
容量は約2倍になり、回路速度は遅くなる。
本発明の目的は、MOSFETのホットキャリアによる
信頼性を充分確保しつつ、回路速度の低下を最小限に抑
制したMOSFET半導体装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、前記目的は、ゲート電極をソース・ド
レインのn″″層の上にまで拡げてn−層の上のゲート
絶縁膜の厚さをチャネル形成領域の上のゲート絶縁膜の
厚さより厚くすることにより達成される。
〔作用〕
ゲート電極をソース・ドレインのn−層の上にまで拡げ
たため、チャネル電界が緩和され、また、100MOS
FETのサイドウオールにあたる部分までゲート電極が
形成されているため、この部分に電子が蓄積されること
がないため、ホットキャリアによる特性劣化を抑制する
ことができる。また、n−層の上のゲート絶縁膜をチャ
ネル形成領域の上の部分のゲート絶縁膜より厚くしてい
るため電界緩和の効果はゲート絶縁膜°を一定の厚さに
した場合より小さくなり、ホットキャリア寿命も短くな
るが、ホットキャリア寿命が規格を満たす範囲内でn−
層の上のゲート絶縁膜の厚さをできるだけ厚く設定すれ
ば、ゲート容量の増加を最小限にすることができ、回路
速度の低下を最小限にすることができ、ホットキャリア
寿命も充分確保することができる。
〔実施例〕 以下、本発明による半導体装置の一実施例を図面により
詳細に説明する。
第1図は本発明による半導体装置の一実施例であるMO
SFETの構造を示す図である。第1図において、21
はサイドウオールの下のゲート酸化膜、51は導電性の
サイドウオールであり、他の符号は第6図、第7図に示
した従来技術の場合と同一である。
本発明によるMOSFETは、ソース及びドレイン拡散
層6と、ゲート3の下層に形成されるチャネル領域との
中間に形成されたn−層4によるオフセット領域と、ゲ
ート3に接して形成された導電性のサイドウオール51
とにより第1図に示すように構成される。導電性のサイ
ドウオール51は電気的にゲート3と接続されており、
実質的にゲートがn″″層の上にまで拡大されたことと
同じであり、第7図の従来例と同様である。このMOS
FETが従来技術と違う点は、サイドウオールの下のゲ
ート酸化膜21の厚さが、ゲート3の下のゲート酸化膜
2の厚さより厚くしている点である。ゲート酸化膜21
の厚さを厚くすると従来技術と比べこの部分の容量が減
るが、ドレイン電流も減りホットキャリア耐圧も低くな
る。ゲート酸化膜21の厚さは、ホットキャリア耐圧が
規格を満たす範囲内で最も厚くするのが望ましい。本実
施例によれば、ゲートをn−層4の上にまでオーバーラ
ツプさせたことによるチャネル電界の緩和の効果とサイ
ドウオールを導電性にしてゲートと電気的に接続して電
子が蓄積されないようにしたことにより、第6図に示し
た従来のLDDMO5FETより謔ットキャリア耐圧が
高くなり、また、導電性サイドウオール51の下のゲー
ト酸化膜21の厚さをゲート3の下のゲート酸化膜2の
厚さより厚くしたことにより、ゲート容量が第7図に示
した従来技術のMOSFETより小さくなるため、高信
頼性でかつ回路速度も遅くならない。
次に、このような構造の半導体装置の製造プロセスの一
例を図面により説明する。
第2図(a)〜(h)は、この製造プロセスを説明す、
る図である。
(a)通常のMOSFETの製造プロセスと同様にp型
半導体基板1の表面にゲート酸化膜2を形成し、その上
に多結晶シリコンをデポジションし、これにリンをドー
プして低抵抗化した後、ホトリソグラフィ技術により所
望の形状のゲート3を形成し、ゲート3をマスクとして
リンをイオン打込みして、ソース及びドレインの一部と
なるn型低濃度層4によるオフセット領域を形成する(
第2図(a) ) 。
(b)窒化シリコン膜7を100人程度の厚さにデポジ
ションする(第2図(b))。
(c)異方性のドライエツチングをして窒化シリコンを
エツチングし、ゲート3の側壁部にのみ窒化シリコン膜
7を残す(第2図(C))。
(d)2回目のゲート酸化により、ゲート3の下の以外
の部分を酸化して、ゲート酸化膜2より厚いゲート酸化
膜21を形成する(第2図(d))。
(e)窒化シリコン膜7を除去し、ゲート3の側壁を露
出させる(第2図(e))。
(f)多結晶シリコン52をデポジションする(第2図
(f))。
(g)異方性のドライエツチングをして多結晶シリコン
をエツチングし、ゲート3の側壁に多結晶シリコン51
を残し、導電性サイドウオールとする。その後、ゲート
3及びサイドウオール51をマスクとしてヒ素をイオン
打込してソース及びドレイン拡散層6を形成する。
以上により、本実施例のMOSFETを得ることができ
る。
第3図は本発明の第2の実施例である6第1の実施例と
違う点は、ゲートをn−層とオーバーラツプさせるため
にサイドウオールを用いず、ゲートを拡げている点であ
る。本実施例による効果は第1の実施例と同じであるが
、第1の実施例の場合、ゲート3の側面に自然酸化膜が
つくことは避けられず、サイドウオール51とゲート3
の間に自然酸化膜がはさまることになり、これが抵抗と
なって特性に悪影響を与えるおそれがあるのに対し、本
実施例の場合その心配はない。
第4図(a)〜(d)に本実施例のMOSFETを製造
するプロセスの一例を示す。
(a) p型半導体基板1の表面を酸化してゲート酸化
膜2を形成し、その上に窒化シリコン膜をデポジション
してホトリソグラフィ技術により所望の形状しこ加工し
、この窒化シリコン膜8をマスクとしてリンをイオン打
込みしてn−層4を形成する(第4図(a))。
(b)選択酸化により厚いゲート酸化膜21を形成する
(第4図(b))。
(c)窒化シリコン膜を除去する(第4図(c))。
(d)多結晶シリコンをデポジションしてリンをドープ
して低抵抗化し、ホトリソグラフィ技術により所望の形
状に加工してゲート3とし、ゲート3をマスクとしてヒ
素をイオン打込みしてソース及びドレイン拡散層6を形
成する。
以上により、本実施例のMOSFETが得られる。
第5図に本発明による第3の実施例を示す。
第1の実施例と違う点は、n−層4の深さがソース及び
ドレイン拡散層6の深さより深い点である。これにより
、第1の実施例の効果に加え、不純物濃度の高いソース
及びトレイン拡散層6が直接p基板1と接することがな
くなるため、ソース及びドレインの接合容量を低減でき
、接合耐圧を上げることができ、短チヤネル効果にも強
くなる。
以上、本発明をnチャネルMO5FETの実施例につい
て説明したが、本発明は不純物の導電型を変更すること
により、pチャネルMO5FETにも応用することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、LDDMO5F
ETのn−層の上にまでゲートをオーバーラツプさせ、
その部分のゲート酸化膜の厚さをチャネル領域の上のゲ
ート酸化膜の厚さより厚くすることにより、ホットキャ
リア耐圧が高く、かつ、ゲート容量の増加が小さく回路
速度の低下の小さい、高性能・高信頼性のMOSFET
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるMOSFETの構造を
示す図、第2図(a)〜(h)は本発明の一実施例によ
るMOSFETの製造プロセスを説明する図、第3図は
本発明の第2の実施例によるMOSFETの構造を示す
図、第4図(a)〜(d)は本発明の第2の実施例によ
るMOSFETの製造プロセスを説明する図、第5図は
本発明の第3の実施例によるMOSFETの構造を示す
図、第6図は従来技術によるLDDMOSFETの構造
を示す図、第7図は従来技術による改良型LDDMOS
FIETの構造を示す図である。 1・・・p型半導体基板、2・・ゲート酸化膜、3・・
・ゲート、4・・・n型低濃度層、5・・・サイドウオ
ール、6・・・ソース及びドレイン拡散層、7・・・窒
化シリコン膜、8・・・窒化シリコン膜、9・・・酸化
膜、21・・・ゲート酸化膜、51・・・導電性サイド
ウオール、52・・・多結晶シリコン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、半導体基板上に形成した金属−絶縁膜−半導体によ
    るMISあるいはMOS構造の半導体装置で、ソース及
    びドレインが低濃度の拡散層と高濃度の拡散層より形成
    されており、ゲート電極が前記低濃度のソース及びドレ
    イン拡散層の上を完全に履つている構造の半導体装置に
    おいて、前記低濃度のソース及びドレイン拡散層の上の
    ゲート絶縁膜の厚さがチャネル形成領域の上のゲート絶
    縁膜の厚さより厚いことを特徴とする半導体装置。
JP2745189A 1989-02-08 1989-02-08 半導体装置 Pending JPH02207535A (ja)

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JP2745189A JPH02207535A (ja) 1989-02-08 1989-02-08 半導体装置

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JP2745189A JPH02207535A (ja) 1989-02-08 1989-02-08 半導体装置

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JPH02207535A true JPH02207535A (ja) 1990-08-17

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ID=12221483

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JP2745189A Pending JPH02207535A (ja) 1989-02-08 1989-02-08 半導体装置

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JP (1) JPH02207535A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04346440A (ja) * 1991-05-23 1992-12-02 Samsung Electron Co Ltd 電界効果型半導体素子の構造およびその製造方法
JP2009004554A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Oki Electric Ind Co Ltd Mos型半導体装置およびmos型半導体装置の製造方法

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