JPH0220676A - ヘミング接合部の結合方法 - Google Patents

ヘミング接合部の結合方法

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Publication number
JPH0220676A
JPH0220676A JP63170252A JP17025288A JPH0220676A JP H0220676 A JPH0220676 A JP H0220676A JP 63170252 A JP63170252 A JP 63170252A JP 17025288 A JP17025288 A JP 17025288A JP H0220676 A JPH0220676 A JP H0220676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hemming
laser welding
door
joined
filler metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP63170252A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyokazu Mori
清和 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP63170252A priority Critical patent/JPH0220676A/ja
Publication of JPH0220676A publication Critical patent/JPH0220676A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車のドア等におけるヘミング接合部の結合
方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来のヘミング接合部(別称はぜ折り部)の結合手段の
典型的なものとしては例えば第6図および第7図に示す
ようなものがある(実開昭60−11225号公報参照
)。すなわち、図において、2はドア1のアウタパネル
、4はドア1のインナパネルである。アウタパネル2の
端末部は折り返され、この折り返し部5をプレスにより
インナパネル4の端末部6に重合接合していわゆるヘミ
ング接合されている。さらに、ドア1全体の剛性を確保
するためにこのヘミング接合部7はドア1の全周に亘っ
て所定間隔をおいて複数のスポット)容接Wを施して結
合していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような手段にあっては、車室内に水が
侵入しないように水密性を確保するため、ドア1の全周
に亘ってアウタパネル2における折り返し部5の仮木端
に塩化ビニール等の樹脂性のシール材3を塗付しなけれ
ばならないばかりでなく、ドア外観の品質を確保する必
要上、スポット溶接Wの打点を十分に多くとることがで
きずアウタパネル2およびインナパネル4の剛性も不足
していた。
そこで、スポット溶接Wに変わってレーザー溶接を施す
手段が考えられたが、この手段は外表面を傷めず、全周
にわたってヘミング接合部を溶着できるのでパネルの剛
性が向上するものの、ヘミング接合部7における均一な
断面の連続部である一般部位では、一定の溶込み深さを
保つことが可能であるが、第8図に示すように、ドア1
のコーナ一部1aや第9図に示すように、キャラクタ−
ライン設定部1b等の断面形状が三次元的に変化する部
位では適正なレーザー加工条件、例えばレーザー光の焦
点位置を保つことが難しく、この結果部分的な溶融不良
の発生により、水密性を保てないという課題があった。
したがって、この手段にあっても、なお全周に水密用の
シール材の塗付が必要であるという課題があった。
本発明はこのような課題に着目してなされたもので、パ
ネルの剛性を向上するとともに、シール材の塗付も不要
としたヘミング接合部の結合方法を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成するため、本発明はアウタパネルの端
末部を折り返してインナパネルの端末部と重合接合して
なるヘミング接合部を、その断面形状が三次元的に変化
する部位における前記アウタパネルとインナパネルとの
間にろう材を挾み込んで形成するとともに、該ヘミング
接合部をその全長に亘ってレーザー溶接して結合したも
のである。
〔作 用〕
ヘミング接合部の断面形状が三次元的に変化する部位六
はレーザーの熱によりろう材が溶融し、その後固化した
固化ろう材とレーザー溶接とにより結合されている。
ヘミング接合部の一般部位ではシール性の良いレーザー
溶接により結合されているため、水密性が充分確保され
ており、また断面形状が三次元的に変化する部位も固化
ろう材が万遍なくいきわたっているため、水密性が充分
確保される。
さらに、ヘミング接合部の一般部位では結合強度を大き
くするレーザー溶接が施され、かつ断面形状が三次元的
に変化する部位ではレーザー溶接と共に固化ろう材が結
合に寄与しているため、アウタパネルおよびインナパネ
ルの剛性も向上する。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
なお、従来と同一の部品1部分には同一符号を付す。
第1図および第2図において、2はドア1 (第6図参
照)のアウタパネル、4はインナパネルである。アウタ
パネル2の端末部は折り返され、この折り返し部5をプ
レスによりインナパネル4の端末部6に重合接合してい
わゆるヘミング接合されている。
このヘミング接合部7は1、例えばドア1のコーナ一部
1aに相当する断面形状が三次元的に変化する部位にお
けるアウタパネル2の折り返し部5とインナパネル4の
端末部6との間にろう材8を挟み込んでプレスにより形
成する。
この状態で該ヘミング接合部7をその全長に亘ってレー
ザーにより溶接9する。
かくして、第3図および第4図に示すように、ヘミング
接合部7はその一般部位では前記レーザー溶接9により
結合され、かつ断面形状が三次元的に変化する部位すな
わちドア1のコーナ一部1aでは前記レーザーの熱によ
り前記ろう材8が溶融し、その後固化した固化ろう材8
aと前記レーザー溶接9とにより結合される。
上記のような方法ではヘミング接合部7の一般部位では
シール性の良いレーザー溶接9により結合されているた
め、水密性が充分確保されており、また断面形状が三次
元的に変化する部位もレーザー溶接9では均一な溶込み
が得られなくても固化ろう材8aが万遍なくいきわたっ
ているため水密性が充分確保される。したがって従来の
ような樹脂製シール材の塗付が不要となる訳である。
また、ヘミング接合部7の一般部位では比較的結合強度
を大きくするレーザー溶接9を施し、かつ断面形状が三
次元的に変化する部位ではレーザー溶接9と共に固化ろ
う材8aが結合に寄与しているため、アウタパネル2お
よびインナパネル4の剛性も向上する訳である。
さらに、比較的高価なろう材8は必要部位にのみ用いて
いるため、コストアンプとならない。
第5図は本発明の他の実施例を示す。
この例はろう材8をアウタパネル2の折り返し部5の基
部近傍とインナパネル4の端末部6との間に挟み込んだ
もので、前記実施例に比し一層水密効果が期待できる。
〔効 果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、シール材の
塗付が不要となるとともに、パネルの剛性も向上すると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明方法の一実施例を示す図で
、第1図はろう材の挟み込み状態を示す斜視図、第2図
は第1図のn−n線断面図、第3図はレーザー溶接後の
状態を示す斜視図、第4図は第3図のIV−TV線断面
図、第5図は本発明の他の実施例を示す第2図相当断面
図、第6図は従来例を示すドアの正面図、第7図は第6
図の■−■線断面図、第8図、第9図は夫々ヘミング接
合部の三次元的形状変化部を示す斜視図である。 2・・・・・・アウタパネル、4・・・・・・インナパ
ネル、5・・・・・・折り返し部、6・・・・・・端末
部、7・・・・・・ヘミング接合部、8・・・・・・ろ
う材、8a・・・・・・固化ろう材、9・・・・・・レ
ーザー溶接。 宴q目 Q。 寡5コ 箋θ関 滲7窮 喜9目 算9■

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アウタパネルの端末部を折り返してインナパネルの端末
    部と重合接合してなるヘミング接合部を、その断面形状
    が三次元的に変化する部位における前記アウタパネルと
    インナパネルとの間にろう材を挟み込んで形成するとと
    もに、該ヘミング接合部をその全長に亘ってレーザー溶
    接して結合したことを特徴とするヘミング接合部の結合
    方法。
JP63170252A 1988-07-08 1988-07-08 ヘミング接合部の結合方法 Pending JPH0220676A (ja)

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