JPH02206387A - リラクタンスモータのトルク制御方法 - Google Patents

リラクタンスモータのトルク制御方法

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JPH02206387A
JPH02206387A JP1023205A JP2320589A JPH02206387A JP H02206387 A JPH02206387 A JP H02206387A JP 1023205 A JP1023205 A JP 1023205A JP 2320589 A JP2320589 A JP 2320589A JP H02206387 A JPH02206387 A JP H02206387A
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supply current
torque
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reluctance motor
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Kazunobu Oyama
大山 和伸
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はリラクタンスモータのトルク制?:8h法に
関し、さらに詳細にいえば、トルク指令値の如何に拘ら
ず回転速度の増加に伴なう発生トルクの減少を低減する
新規なトルク制御方法に関する。
〈従来の技術、および発明が解決しようとする課題〉 従来から産業川口ボットの各軸を駆動するための機構と
して一般的に、高速回転するモータと減速比が大きい減
速機構とを採用することにより、軸駆動トルクを大きく
するようにしている。
しかし、このような機構を採用した場合には、減速機構
が一般的に複数個のギヤで構成されている関係上、バッ
クラッシュの影響を完全には排除することができず、高
い位置決め精度が必要な産業用ロボットには適用するこ
とができない。また、大トルクを得るために減速比を大
きく設定してあれば、高速動作を行なわせることができ
ない。
このような問題を解消させるために各軸にモータの回転
力を直接伝達するダイレクトドライブ方式を採用するこ
とが検討されており、ダイレクトドライブ方式を採用し
た場合に十分に大きい駆動力を得ることができるモータ
としてリラクタンスモータが注目されている。このリラ
クタンスモータはモータに供給されるエネルギとモータ
の内部に蓄えられるエネルギとの差に基づいてトルクが
発生する。具体的には、3相リラクタンスモータの発生
トルクτは、自己インダクタンスに比べて相互インダク
タンスが著しく小さいことが知られているのであるから
、 τ■τ(θta、 i a、 i b、 i c)嬌(
1/2)(dLa /dθm)ia2+ (1/2)(
dLb/dθ1I)ib2+ (1/2)(dLc /
dθII)ic2(但し、iは電流値、Lは自己インダ
クタンス、添字a、b、cは相、θlは回転子位置をそ
れぞれ示している) となる。しかし、リラクタンスモータ自体の機械的構成
から発生トルクに脈動が発生するので、産業用ロボット
に組込む場合には、上記発生トルクの脈動を大巾に低減
させることが必要であり、このような要求を実現するた
めに各相の供給電流を制御するようにしている(特開昭
83−35194号公報および「メガトルクモータの理
論解析とそのトルク11制御法」田中他、電気学会研究
会、 5PC−87−14゜PP、1〜10.1987
参照)。
しかし、このようにリラクタンスモータに対する所望の
供給電流パターンを得ることができても、リラクタンス
モータ自体が大きいインダクタンスを有している関係上
、実際の巻線電流が指令値に追従しなくなり、所期のト
ルクを発生させることができなくなってしまうという問
題がある。具体的には、3相リラクタンスモークの各相
の自己インダクタンスLa、Lb、Lcは、基本波成分
のみを考慮すれば、 (但し、θ0は電気角、LO,LLはそれぞれ磁気飽和
の影響を受けて変化するインダクタンス)となる。
したがって、上記自己インダクタンスLaは、第16図
に示すように、LO−LlとLO+LI 17)範囲内
で周期的に変化する。尚、他の自己インダクタンスLb
、Leについても同様である。
マタ、モータ停止時の指令電流波形として、効率よくト
ルクを発生させることができる位置、即ちインダクタン
ス変化が大きい位置で電流を流す場合についてみれば、
上記自己インダクタンスL a、 L b、 L eの
変化曲線を考慮して、π/6≦θe≦5π/6の範囲で
1a−1p、他の範囲でia −0(第17図参照)、
5π/6≦θ0≦3π/2の範囲で1b−1p。
他の範囲でib −0、 θe≦π/6または3π/2≦θeの範囲で1c−Ip
、他の範囲でic −0 となるように定めればよいのであるが、自己インダクタ
ンスが大きいことに起因して所期の巻線電流を得ること
ができず、特に高速回転状態において十分な発生トルク
を達成することができないという問題がある。
第18図A、B、(:は風流指令値に対する実際の巻線
電流および一相分の発生トルクを示す図であり、リラク
タンスモータの回転速度が0.1rps、0.5rps
、1.0rpsの場合をそれぞれ示している。この図か
ら明らかなように、回転速度が増加すれば巻線電流の立
上り、立下りの遅れが大きくなるとともに、発生トルク
も小さくなる。特に、1.0rpsの場合には、巻線電
流値が指令電流波形達することがなく、シたがって発生
トルクも著しく小さくなっている。
以上には、回転速度の増加に伴なう巻線電流および発生
トルクの変化のみについて説明したが、同じ回転速度で
あっても、発生トルク指令値が増加すれば、やはり巻線
電流の立上り、立下りの遅れが大きくなるとともに、発
生トルクも小さくなってしまう。
したがって、適正な供給電流パターンが得られたとして
も、巻線電流はかなり供給電流パターンからずれてしま
うことになり、側底所期の目標どおりにリラクタンスモ
ータを回転させることはできない。
〈発明の目的〉 この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
回転速度、トルク指令値により変化する巻線電流のずれ
を効果的に補償して、発生トルクの減少を大巾に抑制す
ることができるリラクタンスモータのトルク制御方法を
提供することを目的としている。
く課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この発明のリラクタンス
モータのトルク制御方法は、n相のリラクタンスモータ
の各相に電気角2π/nずつ位相が異なる電流を供給す
る制御方法において、リラクタンスモータの回転速度お
よびトルク指令値に基づいて励磁タイミングのずれ角度
を得、ずれ角度だけずらせたタイミングで各相に電流を
供給する方法である。
但し、皇紀励磁タイミングのずれ角度は、各相に対する
通電開始時点と通電終了時点とに対応してそれぞれ得ら
れることが好ましいが、両ずれ角度が同一の角度として
得られてもよい。
これらの場合において、上記励磁タイミングのずれ角度
は、回転速度およびトルク指令値の2次元テーブルに予
め格納されているずれ角度を読出して補間演算を行なう
ことにより得られることが好ましい。
また、上記リラクタンスモータが3相のリラクタンスモ
ータであり、何れかの相に対する励磁区間を3個の区間
に区分し、該当する相のみが励磁される単独区間につい
てはM1定データにより得られた発生トルク特性に基づ
いて発生トルクを一定にする供給電流パターンを算出し
、該当する相および他の相が同時に励磁される複合区間
の一方については任意の供給電流パターンを設定し、複
合区間の他方については他の相を任意の供給電流パター
ンで励磁した場合に発生トルクを一定にする供給電流パ
ターンを、測定データにより得られた発生トルク特性に
基づいて算出し、上記供給電流パターンを連続させたパ
ターンに基づいて各相の供給電流値を算出し、算出され
た値の電流をずれ角度だけずらせたタイミングで各相に
供給することが好ましい。
さらに、上記リラクタンスモータが3相のリラクタンス
モータであり、何れかの相に対する励磁区間を3個の区
間に区分し、該当する相のみが励磁される単独区間につ
いては予め設定された損失に基づいて発生トルクを最大
にする供給電流パターンを算出し、該当する相および他
の相が同時に励磁される複合区間の一方については測定
データにより得られた発生トルク特性および予め設定さ
れた損失に基づいて発生トルクを最大にする該5相およ
び他の相の供給電流パターンを算出し、上記複合区間(
I) [[[Dの他方については上記他の相の供給電流
パターンを適用し、上記供給電流パターンを連続させた
パターンに基づいて各相の供給電流を算出し、算出され
た値の電流をずれ角度だけずらせたタイミングで各相に
供給することが好ましい。
さらにまた、上記リラクタンスモータが3相のリラクタ
ンスモータであり、何れかのt目に対する励磁区間を3
個の区間に区分し、該当する相のみが励磁される単独区
間については測定データにより得られた発生トルク特性
に基づいて発生トルクを一定にする供給電流パターンを
算出し、該当する相および他の相が同時に励磁される複
合区間の一方については任意の供給電流パターンを設定
し、複合区間の他方については他の相を任意の供給電流
パターンで励磁した場合に発生トルクを一定にする供給
電流パターンを、1tlll定データにより得られた発
生トルク特性に基づいて算出し、上記供給電流パターン
を連続させた第1パターンを得てお(とともに、該当す
る相のみが励磁される中独区間(II)についてはpめ
設定された損失に基づいて発生トルクを最大にする供給
電流パターンを算出し、該当する相および他の相が同時
に励磁される複合区間m圓の一方については測定データ
により得られた発生トルク特性および予め設定された損
失に基づいて発生トルクを最大にする該5相および他の
相の供給電流パターンを算出し、上記複合区間(11(
I[]の他方については上記他の相の供給電流パターン
を適用し、上記供給電流パターンを連続させたパターン
を得ておき、第1パターンまたは第2パターンを選択し
て、選択されたパターンに基づいて各相の供給電流値を
算出し、算出された値の電流をずれ角度だけずらせたタ
イミングで各相に供給することが好ましい。
く作用〉 以上の発明のトルク制御方法であれば、n相のリラクタ
ンスモータの各相に電気角2π/nずつ位相が異なる電
流を供給することにより発生トルクを制御する場合にお
いて、リラクタンスモータの回転速度およびトルク指令
値に基づいて、所定の演算を行ない、または既に得られ
ている実測値を読出すことにより、励磁タイミングのず
れ角度を得、ずれ角度だけずらせたタイミングで各相に
電流を供給するので、供給電流と実際の巻線電流とのず
れを大巾に抑制することができ、回転速度、トルク指令
値の増加に伴なう発生トルクの低下を大巾に抑制するこ
とができる。
そして、励磁タイミングのずれ角度が、各相に対する通
電開始時点と通電終了時点とに対応してそれぞれ得られ
る場合には、各ずれ角度を異ならせることにより発生ト
ルクを大きくすることができる。しかし、ずれ角度を異
ならせると損失が増加する可能性があるので、特に発生
トルクを大きくする必要がなければ、両ずれ角度が同一
の角度として得られればよい。
これらの場合において、励磁タイミングのずれ角度が、
回転速度およびトルク指令値の2次元テーブルに予め格
納されているずれ角度を読出して補間演算を行なうこと
により得られれば、実測値の数を少なくすることができ
、しかも簡単な補間演算を行なうだけで供給電流と実際
の巻線電流とのずれを大巾に抑制することができ、回転
速度、トルク指令値の増加に伴なう発生トルクの低下を
大巾に抑制することができる。
また、第4番目の発明のトルク制御方法であれば、少な
い実測値に基づいてトルク脈動を大巾に低減させる供給
電流波形を得ることができ、1%られた供給電流波形を
ずれ角度だけずらせたタイミングで各相に供給するので
、供給電流と実際の巻線電流とのずれを大+l+に抑制
することができ、回転速度、トルク指令値の増加に伴な
う発生トルクの低下を大巾に抑制することができ、ひい
てはトルク脈動の増加をも大巾に抑制することができる
さらに、第5の発明のトルク制御方法であれば、少ない
実測値に基づいて効率よくトルクを発生させる供給電流
波形を得ることができ、得られた供給電流波形をずれ角
度だけずらせたタイミングで各相に供給するので、供給
電流と実際の巻線電流とのずれを大巾に抑制することが
でき、回転速度、トルク指令値の増加に佇なう発生トル
クの低下を大巾に抑制することができ、全範囲にわたっ
て発生トルクの減少を大巾に抑制することができる。
さらにまた、第6の発明のトルク制御方法であれば、少
ない実測値に基づいてトルク脈動を大巾に低減させる供
給電流波形および効率よくトルクを発生させる供給電流
波形を得ておき、得られた供給電流波形の一方を選択し
て、ずれ角度だけずらせたタイミングで各相に供給する
ので、供給電流と実際の巻線電流とのずれを大巾に抑制
することができる。したがって、回転速度、トルク指令
値の増加に伴なう発生トルクの低下を大i+に抑制して
、トルク脈動の増加をも大巾に抑制することができる状
態と、全範囲にわたって発生トルクの減少を大巾に抑制
することができる状態とを選択することができる。
この場合において、再供給電流パターンの選択は、トル
ク指令値の大小に基づいて行なわれてもよく、一般的に
高速動作が要求される場合にはトルク指令値が大きく、
逆に位置決め動作が要求される場合にはトルク指令値が
小さいのであるから、リラクタンスモータのトルク制御
に最適なパターンが選択される。また、両供給電流パタ
ーンの選択は、位置偏差の大小または速度1m差の大小
に基づいて行なわれてもよく、実際の動作が目標に対し
てどの程度追従しているかに対応して何れかのパターン
が選択される。
上記供給電流パターンについて詳細に説明する。
3相のリラクタンスモータの発生トルクτ(θm、ia
、ib、1e)(但し、iは電流値、添字a、b、cは
相、0mは回転子位置をそれぞれ示している)は、 τ(θm、ia、ib、1c)−ra(θa+、i a
、i b、i c)+τI)(θm、i a、i b、
i c)+ re(θrn、 i a、 i b、 i
 c)となるのであるが、リラクタンスモータは相互イ
ンダクタンスが著しく小さいのであるから、rH(θt
s、 i a、 i b、 i c):、r a(θm
、ia、0.0)rb(θta、 i a、 i b、
 i c): r b(θm、o、ib、O)τc(0
m、 i a、 i b、 i c)”: r c(θ
m、0,0.ie)と近似することができ、この結果、
発生トルクもて(0m、 i a、 i b、 i c
) −r a(θm、ia、0.0) +τb(θa+
、0.  ib、o)  +τC(θm、0. 0. 
 ic)と近似することができる。したがって、必要な
実測値は1相励磁時のみでよく、3次元データを1次元
データにすることができる。
そして、極対数をp、電気角をθCとすれば、各極間の
特性が等しいのであるから、 τ(θc、 i a、 i b、 i c)−τ(θc
 +2nπ/p、ia、ib、1c)(但し、nは任意
の整数) であり、必要な実alll値は電気角がO〜2πの範囲
内のみでよく、全回転範囲のデータ数の1/pに減少さ
せることができる。
また、各相間の特性が等しいのであるから、rH(θe
+ i a、 i 11. i c)mrb(θe−2
yr/3.ia、ib、ic)mare(θe +2y
r/3.ia、ib、ie)であり、必要な実測値は1
相分のみでよく、1/3に減少させることができる。
さらに、第12図に示すように、各相の特性が対称であ
る場合には、 τ (θc、i  a、i  b、i c)−−τ(−
θc、i  a、i  b、i c)であり、必要な実
測値は対称な片側の区間のみでよく、1/2に減少させ
ることができる。
したがって、これらを考慮することにより必要な実測値
の数を著しく減少させることができ、しかも測定値を離
散的に得ておき、測定値同士に基づいて補間演算を行な
うことにより、トルク脈動を低減させるための供給電流
パターンおよび損失を増加させることなく発生トルクを
最大にするための供給電流パターンを得るようにすれば
、必要な実測値の数をさらに減少させることができる。
そして、必要な出力トルクτ* r*−r(θrn、 i a、 i b、 i c)(
τ*は一定1直) 得るために必要な各相の供給電流i a、 i b、 
i eを前者の供給@流パターンに基づいて求めること
により、トルク変動が・著しく少ない、即ちトルク脈動
が著しく少ない状態でリラクタンスモータのトルク制御
を行なうことができる。
そして、損失が予め設定されている場合には、ia2+
ib2+1c2−1p2 (但し、Ipは予め設定された損失に基づいて定まる定
数) を充足し、かつ各相r1を独励磁により得られる発生ト
ルクτa、τb、τCの和を最大にするために必要な各
相の供給電流i a、 i b、 i cを後者の供給
電流パターンに基づいて求めることにより、トルク発生
効率が高い状態でリラクタンスモータを高速回転させる
ことができる。
尚、以上には3相のリラクタンスモータについてのみ詳
細に説明しているが、1モ愈の相数のリラクタンスモー
タについても同様である。
く実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第6図はこの発明のトルク制御方法を実施するリラクタ
ンスモータ制御装置の電気的構成の一例を示すブロック
図であり、図示しない上位コントローラ等から供給され
るトルク指令値を人力とし、かつ所定のトルクを発生さ
せるために必要な1相の供給電流パターンが格納されて
いるパターンテーブルロ)から供給電流値を読込んで所
定の演算を行なうことにより各相に対する供給電流値を
算出する演算部(1)と、算出された供給電流値が必要
な励磁タイミングのずれ角度を算出して、ずれ角度だけ
ずらされた状態で供給電流値を出力する励磁タイミング
変更部(5)と、励磁タイミングが変更された、各相に
対する供給電流値を入力として各相に対する供給電力に
変換する電力変換部(3)と、電力変換部(3)により
変換された電力が供給されることにより、指令されたト
ルクを発生させるべく回転する3相リラクタンスモータ
(4)とを有しており、3相リラクタンスモータ(4)
に組込まれた回転子位置センサ(4a)から出力される
回転子位置検出信号をそのまま上記演算部(1)に供給
しており、演算部(1)が読出しアドレスを生成してパ
ターンテーブル■に供給している。また、上記回転子位
置検出信号は位置−速度変換部(6)において速度信号
に変換されて励磁タイミング食更部(5)に供給されて
いる。
尚、上記トルク指令値も励磁タイミング変更部(5)に
供給されている。
尚、上記パターンテーブル(2)には、所定の発生トル
クを得るための供給電流の変化を示す供給電流パターン
が実測値に基づく演算結果として格納されており、しか
も、発生トルクを変化させた場合に対応する複数の供給
電流パターンが格納されている(第4図参照)。
また、上記励磁タイミング変更部(5)は、所定のトル
ク指令値が与えられた場合における回転速度に対する位
相進み角が実測値に基づいて格納されており、しかもト
ルク指令値を変化させた場合に対応する複数の位相進み
角パターンが格納されている(第5図参照)。
第1図はこの発明のトルク制御方法の一実施例を示すフ
ローチャートであり、ステップ■において3相リラクタ
ンスモークの位相のみを直流励磁してリラクタンスモー
タを動作させて発生トルクパターンを測定し、ステップ
■において、発生トルクパターンに基づいて位相の供給
電流パターンを算出してパターンテーブル■に格納し、
ステップ■において複数のトルク指令値のそれぞれに対
応させて、回転速度に対する位相進み角を測定し、ステ
ップ■において、得られた複数の位相進み角パターンを
励磁タイミング変更部(5)に格納することにより初期
設定を完了する。その後は、ステップ■においてトルク
指令値τ*が供給されるまで待って、ステップ■におい
てトルク指令値τ*および回転子位置センサ(4a)に
より検出される位置θを読込み、ステップ■において、
読込まれた位置θに基づいて速度dθ/dtを算出する
。そして、ステップ■において、上記トルク指令値τ*
および速度dθ/dtに基づいて定まる位相進み角θa
を得、新たにθ−θ十θaとする。次いで、ステップ■
においてトルク指令値τ*およびあたらしいθに対応す
る供給電流taを算出し、ステップσΦにおいて位置θ
を2π/3だけずらし、ステップ■においてステップ■
と同様にして供給電流ibを算出し、ステップ■におい
て位置θをさらに2π/3だけずらし、ステップ■にお
いてステップ■と同様にして供給電流icを算出する。
そして、ステップ■において、算出された供給電流i 
a、 i b、 i cをそれぞれリラクタンスモータ
(4)に供給することにより、発生トルクの減少を大巾
に抑制することができる。
即ち、上記供給電流i a、 i b、 i cが、そ
れぞれπ/6≦θC≦5π/6の範囲で1B−1p、他
の範囲でia −0s 5π/6≦θC≦3π/2の範囲で1b−1p。
他の範囲でib −0、 θC≦π/6または3π/2≦θCの範囲で1c−Ip
、他の範囲でic −0 となるようにパターンテーブル(2)に供給電流パター
ンが格納されている場合には、何ら位相をずらすことな
く各供給電流i a、 i b、 i eを供給すれば
、トルク指令値τ*が一定であっても、回転速度に対応
して実際の巻線電流が、第18図A、B、Cに示すよう
に変化し、巻線電流の変化に伴なって発生トルクも減少
する。
しかし、上記トルク制御方法を適用すれば、供給電流の
位相のみがθaだけ進められるので(第2図参照)、回
転速度が1.0rpsの場合であっても、実際の巻線電
流が十分に立上り(第3図A参照)、第18図Cと比較
して発生トルクを大巾に増加させることができる(第3
図B参照)。尚、第3図には最も発生トルクの減少が著
しい場合についてのみ示しているが、他の回転速度の場
合にも同様に発生トルクの減少を抑制することができ、
さらに、同一回転速度であっても、トルク指令値τ*の
大小に対応させてずれ角度を変化させることにより、同
様に発生トルクの減少を抑制することができる。
第7図A、B、Cはそれぞれパターンテーブル(2)に
格納された供給電流パターンの他の例を示しており、同
図Aはトルク脈動を著しく少なくする場合に好適な供給
電流パターン、同図Bは最も効率よくトルクを発生させ
る場合に好適な供給電流パターン、同図Cはトルク指令
値τ*が小さい場合にはトルク脈動を著しく少なくし、
トルク指令値τ*が大きい場合には効率よ(トルクを発
生させる場合に好適な供給電流パターンである。
したがって、上記の供給電流パターンが格納されたパタ
ーンテーブル(2)を採用した場合にも、自己インダク
タンスに起因する供給電流と実際の巻線電流との位相の
ずれを大巾に抑制し、上記各目的に適したリラクタンス
モータ(4)のトルク制御を行なうことができる。但し
、この場合には、ステップ■においてトルク指令値τ*
に対応する供給電流iaを算出する場合に、例えばτ1
くτ*くτ2であり、かつθ1くθくθ2となる4点を
パターンテーブル(2)から読出し、読出された4つの
供給電流値に基づく補間演算を行なうことにより供給電
流を算出し、ステップ[有]において、得られた供給電
流iaをリラクタンスモータ(4)に供給すればよい。
第8図は著しく少ない実DI Iiに基づいてa相の供
給電流パターン(第7図A参照)を算出する方法を示す
フローチャートであり、ステップ■において、電気角が
π/3〜2π/3の区間(f59図B中区間■参照)に
ついて 7*−ra(θc、ia、o、  O)(但し、τ*は
pめ設定された所定値)となるように各電気角θeに対
する供給電流iaを求める。具体的には、複数個の実測
値に基づいて、第1O図Aに示すように、供給電流ia
を求めるのであるが、上記発生トルクパターンは離散的
に得られているだけであるから、例えば、電気角がθe
であり、供給電流がそれぞれial、ia2である場、
今の発生トルクがτal、  ra2であり、しがもr
al<τ*くra2であれば、上記供給電流iHは、i
H(θe)−ial+f(τ*−τa1)/(ra2−
ral)l  (ia2−ial)の演算を行なうこと
により得られる。但し、上記のような直線捕間演算に代
えて高次の補間演算を行ない、近似精度を高めるように
してもよい。
次いで、ステップ■において、電気角が0〜π/3の区
間(第9図B中区間I参照)についてτ*−τa (θ
e、ia、0.0) +τa (θe+2π/3,0.O,ic)となるよう
に各電気角θe、θe+2π/3に対する供給電流i 
at i cを求める。しかし、上記の関係を充足する
供給電流i at i cは多数存在するので一義に定
めることはできない。したがって、具体的には、例えば
上記区間■における供給電流iaのパターンを直線パタ
ーン(第10図Bに示すようにθ−θ0の場合に1a−
0であり、θ−θlの場合にia’−11(但し、11
はτ*−τa (θ1.11.o、0)を満たす電流値
)となる直線パターン)とし、区間°Iにおける供給電
流i3および上記関係に基づいて供給電流ic (第1
0図C参照)を算出すればよい。そして、この場合にも
必要に応じて補間演算が行なわれることは勿論である。
その後、ステップ■において、区間Iにおける供給電流
icのパターンをそのまま区間■における供給電流ia
のパターンとして採用することにより、第1O図りに示
すように、電気角が0〜πの全範囲にわたる供給電流i
aのパターンを得ることができる。但し、第9図Bはト
ルク指令値τ*が負の場合に対応しており、トルク指令
値τ*が0以上の場合には第9図Aに示す区分にしたが
って各相供給電流L a、 i b、 i cを算出す
ればよい。
第11図は著しく少ない実AI値に基づいてC相の供給
電流パターン(第7図C参照)を算出する方法を示すフ
ローチャートであり、ステップ■において、電気角がπ
/3〜2π/3の区間について1a−I* となるように供給電流iaを定める(第7図C参照)。
次いで、ステップ■において、電気角がO〜π/3の区
間について ia2+1c2−I*2 となり、かつ両相励磁時の発生トルク τa (θc、ia+o、0) +τa (θc+2π/3,0,0.ic)が最大にな
るように各電気角θC1θc+2π/3に対する供給電
流i a、 i cを求める。具体的には、パターンテ
ーブル(3)に格納されている複数の実A11+値に基
づいて、第12図B、Cに示すように、供給電流i a
、 i cを求めるのであるが、上記実n1値は離散的
に得られているだけであるから、例えば、実測値に基づ
いて補間演算を行なうことによりきめ細かい発生トルク
パターンを得、得られた発生トルクパターンに基づく演
算を行なうことが好ましい。
その後、ステップ■において、得られたC相の供給電流
パターンをC相の区間圓に適用することにより、第12
図りに示すように、全区間に対するC相の供給電流パタ
ーンを得ることができる。
第13図は著しく少ない実測値に基づいてC相の供給電
流パターン(第7図C参照)を算出する方法を示すフロ
ーチャートであり、ステップ■において、電気角がπ/
3〜2π/3.の区間についてr*1−ra(θO,i
n、o、O) (但し、τ*1はpめ設定された比較的小さい所定値) となるように各電気角θeに対する供給電流iaを求め
る。具体的には、複数個の実測値に基づいて、第10図
Aに示すように、供給電流iaを求めるのであるが、上
記発生トルクパターンは離散的に得られているだけであ
るから、例えば、電気角がθeであり、供給電流がそれ
ぞれi al、  i a2である場合の発生トルクが
τal、  ra2であり、しかもrat<τ*1くr
a2てあれば、上記供給電流iaは、 ia  (θe)=ial+t(r本1−rat)/(
τa2−τal) l  (i a2− i al)の
anを行なうことにより得られる。但し、上記のような
直線補間演算に代えて高次の補間演算を行ない、近似精
度を高めるようにしてもよい。
次いで、ステップ■において、電気角が0〜π/3の区
間について r*1−ra(θc、ia、0.0) +ra  (θc +2yr/3.0,0.ic)とな
るように各電気角θC1θc+2π/3に対する供給電
流i a、 i cを求める。しかし、上記の関係を充
足する供給電流i a、 i cは多数存在するので一
義に定めることはできない。したがって、具体的には、
例えば上記区間Iにおける供給電流iaのパターンを直
線パターン(第10図Bに示すようにθ−θ0の場合に
1a−0であり、θ−θ1の場合に1B−If  (但
し、11はτ*1−τa (θ1.II、0.O)を満
たす電流値)となる直線パターン)とし、区間Iにおけ
る供給電流iaおよび上記関係に基づいて供給電流ie
  (第1O図C参照)を算出すればよい。そして、こ
の場合にも必要に応じて補間演算が行なわれることは勿
論である。
その後、ステップ■において、区間Iにおける供給電流
icのパターンをそのまま区間■における供給電流ia
のパターンとして採用することにより、第1O図りに示
すように、電気角がO〜πの全区間にわたる供給電流i
aのパターンを得ることができる。
次いで、ステップ■において、電気角がπ/3〜2π/
3の区間について 1a−1*2 (I*2は比較的大きいトルク指令値τ*2に対応する
電流指令値) となるように供給電流iaを定める(第12図A参照)
次いで、ステップ■において、電気角が0〜π/3の区
間について ia”+1c2−r*22 となり、かつ両相励磁時の発生トルク τa (θe、ia、0.0) 十τa (θe+2π/3,0,0.ic)が最大にな
るように各電気角θe、θe+2π/3に対する供給電
流i a、 i cを求める。具体的には、パターンテ
ーブル(3)に格納されている複数の実測値に基づいて
、m12図B、Cに示すように、供給電流i a、 i
 cを求めるのであるが、上記実測値は離散的に得られ
ているだけであるから、例えば、実測値に基づいて補間
演算を行なうことによりきめ細かい発生トルクパターン
を得、得られた発生トルクパターンに基づく演算を行な
うことが好ましい。
その後、ステップ■において、得られたC相の供給電流
パターンをa柑の区間圓に適用することにより、第12
図りに示すように、全区間に対するC相の供給電流パタ
ーンを得ることができる。
以上のようにして供給電流i1のパターンが得られた後
は、供給電流iaのパターンを2π/3ずつずらせるこ
とにより供給電流i b、 i cのパターンに対応さ
せることができるので、C相の供給電流パターンのみに
基づいて第1図のフローチャートに示される供給電流の
制御を行なうことにより、3相リラクタンスモータ(4
)を動作させることができる。
以上の説明から明らかなように、3相リラクタンスモー
タ(4)に対する供給電流のパターンは、高調波および
磁気飽和の影響が考慮されており、しかも回転速度およ
びトルク指令値τ*に対応して位相進み角度が設定され
るのであるから、回転速度、トルク指令値に起因する発
生トルクの減少を人中に抑制して、供給電流パターンに
基づいて定まるトルク制御に近いトルク制御を達成する
ことができる。
また、パターンテーブル(2)には離散的に実測値を格
納しておくだけでよいから、必要な実測鎖の数を著しく
減少させることができ、しかも供給電流のパターンにつ
いても、電気角2π/3の範囲においてのみ演算を行な
えばよく、演算量をも著しく減少させることができる。
さらに、実際に発生させられるトルクがトルク指令値に
対して線形になるので、上位コントローラにおける負荷
が低減されることになる。
3相リラクタンスモータ(4)の回転方向を逆に設定す
る場合には、電気角の増加方向を反転させた状態で上記
と同様の一連の処理を行なえばよい。
また、第5図に示す位相進み角パターンから明らかなよ
うに、トルク指令値τ*が小さい場合には位相のずれ角
度が著しく小さく、殆ど発生トルクが減少させられない
のであるから、トルク指令値1本を予め定められた閾値
と比較し、閾値より大きい場合にのみ励磁タイミング変
更部(5)により位相進み角を設定することもできる。
尚、上記ずれ角度パターンは、第5図から明らかなよう
に2次曲線であるから、実測値に基づいてずれ角度パタ
ーンを設定する代わりにシミュレーションにより設定す
ることもで墜る。
さらに、上記実施例においては、供給電流パターンの両
端部における励磁タイミングのずれ角度を同一に設定し
ているが、第14図に示すように、供給電流パターンの
、通電開始側における位相進み角θasを通電終了側に
おける位相進み角θacよりも大きく設定す゛ることに
より、第15図中実線で示すように発生トルクを大きく
することができるので、より大きい発生トルクを必要と
する場合には、θas>θaeとすればよい。但し、位
相進み角をこのように設定すれば、損失が増加すする可
能性があり、しかも発生トルクの増加も4%程度である
ため、一般的にはθas−θaeとすればよい。
尚、第15図ウニ点鎖線はθas−θaeの場合におけ
る発生トルクを示している。
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば、任意の相数のリラクタンスモーフのトルク制
御に適用することが可能であるほか、上記実施例と異な
る供給電流パターンを設定しておくことが可能であるほ
か、第7図Cに示す供給電流パターンを設定する代わり
に、位置偏差、速度偏差等の大小に対応させて第7図A
、Bに示す供給電流パターンを選択的に使用することが
可能であり、さらに、供給電流パターンに代えてトルク
パターンを使用することが可能であるほか、この発明の
要旨を変更しない範囲内において種々の設計変更を施す
ことが可能である。
〈発明の効果〉 以上のように第1の発明は、リラクタンスモータの回転
速度およびトルク指令値に基づいて励磁タイミングのず
れ角度を得、ずれ角度だけずらせたタイミングで各相に
電流を供給するので、供給電流と実際の巻線電流とのず
れを大巾に抑制することができ、回転速度、トルク指令
値の増加に伴なう発生トルクの低下を大巾に抑制するこ
とができるという特有の効果を奏する。
第2の発明は、通電開始時点と通電終了時点とに対応し
てずれ角度を異ならせることにより発生トルクを大きく
することができるという特有の効果を奏する。
第3の発明は、ずれ角度の実71pI値の数を少なくす
ることができ、しかも簡単な補間演算を行なうだけで供
給電流と実際の巻線電流とのずれを大巾に抑制すること
ができ、回転速度、トルク指令値の増加に伴なう発生ト
ルクの低下を大[11に抑制することができるという特
有の効果を奏する。
第4の発明は、少ない実測値に基づいてトルク脈動を大
111に低減させる供給電流波形を得ることができ、得
られた供給電流波形をずれ角度だけずらせたタイミング
で各相に供給するので、供給電流と実際の巻線電流との
ずれを大巾に抑制することができ、回転速度、トルク指
令値の増加に伴なう発生トルクの低下を大巾に抑制する
ことができ、ひいてはトルク脈動の増加をも大巾に抑制
することができるという特有の効果を秦する。
第5の発明は、少ない実測値に基づいて効率よくトルク
を発生させる供給電流波形を得ることができ、得られた
供給電流波形をずれ角度だけずらせたタイミングで各相
に供給するので、供給電流と実際の巻線電流とのずれを
大111に抑制することができ、回転速度、トルク指令
値の増加に伴なう発生トルクの低下を大111に抑制す
ることができ、全範囲にわたって発生トルクの減少を大
111に抑制することができるという特有の効果を奏す
る。
第6の発明は、少ない実測値に基づいてトルク脈動を大
巾に低減させる供給電流波形および効率よくトルクを発
生させる供給電流波形を得ておき、得られた供給電流波
形の一方を選択して、ずれ角度だけずらせたタイミング
で各相に供給するので、供給電流と実際の巻線電流との
ずれを大巾に抑制することができる。したがって、回転
速度、トルク指令値の増加に伴なう発生トルクの低下を
大巾に抑制して、トルク脈動の増加をも大巾に抑制する
ことができる状態と、全範囲にわたって発生トルクの減
少を大巾に抑制することができる状態とを選択すること
ができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のトルク制御方法の一実施例を示すフ
ローチャート、 第2図は供給電流パターンの励磁タイミング変更動作を
概略的に説明する図、 第3図は励磁タイミングの変更に伴なう巻線電流および
1相分の発生トルクの変化を概略的に説明する図、 第4図はパターンテーブルに格納された供給電流パター
ンの一例を示す図、 第5図は励磁タイミング食更部に格納された位相進み角
パターンの一例を示す図、 第6図はこの発明のトルク制御方法を実施するリラクタ
ンスモータ制御装置の電気的構成の一例を示すブロック
図、 第7図は供給電流パターンの他の例を示す図、第8図、
第11図および第13図はそれぞれ供給電流パターンを
得る方法を説明するフローチャート、第9図は電気角が
0〜2πの範囲における各相の電流供給状態を示す概略
図、 第10図は順次算出される、トルク脈動を低減するため
の供給電流パターンを説明する概略図、第12図は順次
算出される、効率よくトルクを発牛させるための供給電
流パターンを説明する概略図、 第14図は通電開始側および通電終了側における位相ず
れ角度が異なる場合を概略的に示す図、第15図は両位
相ずれ角度が等しい場合および異なる場合に対応する発
生トルクパターンを示す図、第16図は自己インダクタ
ンスの変化を示す図、m17図はインダクタンス変化が
大きい領域で電流を流すための供給電流パターンを示す
図、第18図は第17図の供給電流パターンに対応する
巻線電流および一相分の発生トルクを示す図。 (1)・・・演算部、(2)・・・パターンテーブル、
(4)・・・3相リラクタンスモータ、(4a)・・・
回転子位置センサ、 (5)・・・励磁タイミング変更部、 (6)・・・位置−速度変換部、 (θa)(θas)  (θae) (11(If) (I[l・・・区間 ・・・位相進み角度、 第 図 第 図 電気角8e (B) 第 図−2 (C) 電気角θe 第 図 第 図 (A) θO θ1 θt θ。 θ4 θ6 θ6 第 図 第15図 位相進み角 (deg) 第 図 a

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.n相のリラクタンスモータの各相に電 気角2π/nずつ位相が異なる電流を供 給するトルク制御方法において、リラク タンスモータの回転速度およびトルク指 令値に基づいて励磁タイミングのずれ角 度を得、ずれ角度(θa)(θas) (θac)だけずらせたタイミングで各相 に電流を供給することを特徴とするリラ クタンスモータのトルク制御方法。
  2. 2.励磁タイミングのずれ角度(θas) (θae)が、通電開始時点と通電終了時 点とに対応してそれぞれ得られる上記特 許請求の範囲第1項記載のリラクタンス モータのトルク制御方法。
  3. 3.励磁タイミングのずれ角度(θa) (θas)(θae)が、回転速度およびトルク指令値
    の2次元テーブルに予め格納 されているずれ角度を読出して補間演算 を行なうことにより得られる上記特許請 求の範囲第1項または第2項に記載のリ ラクタンスモータのトルク制御方法。
  4. 4.リラクタンスモータ(4)が3相のリラクタンスモ
    ータであり、何れかの相に対す る励磁区間を3個の区間( I )(II)(III)区分し、
    該当する相のみが励磁される単独区間(II)については
    測定データにより得られた発 生トルク特性に基づいて発生トルクを一 定にする供給電流パターンを算出し、該 当する相および他の相が同時に励磁され る複合区間( I )(III)の一方については任意の供給
    電流パターンを設定し、複合区間の 方については他の相を任意の供給電流 パターンで励磁した場合に発生トルクを 一定にする供給電流パターンを測定デ ータにより得られた発生トルク特性に基 づいて算出し、上記供給電流パターンを 連続させたパターンに基づいて各相の供 給電流値を算出し、算出された値の電流 をずれ角度(θa)(θas)(θae)だけずらせた
    タイミングで各相に供給する 上記特許請求の範囲第1項から第3項の 何れかに記載のリラクタンスモータのト ルク制御方法。
  5. 5.リラクタンスモータ(4)が3相のリラクタンスモ
    ータであり、何れかの相に対す る励磁区間を3個の区間( I )(II)(III)に区分し
    、該当する相のみが励磁される単独区間(II)について
    は予め設定された損失に基づい て発生トルクを最大にする供給電流パタ ーンを算出し、該当する相および他の相 が同時に励磁される複合区間( I )(III)の一方につ
    いては測定データにより得られた発 生トルク特性および予め設定された損失 に基づいて発生トルクを最大にする該当 相および他の相の供給電流パターンを算 出し、上記複合区間( I )(III)の他方については上
    記他の相の供給電流パターンを適用 し、上記供給電流パターンを連続させた パターンに基づいて各相の供給電流を算 出し、算出された値の電流をずれ角度 (θa)(θas)(θac)だけずらせたタイミング
    で各相に供給する上記特許請 求の範囲第1項から第3項の何れかに記 載のリラクタンスモータのトルク制御方 法。
  6. 6.リラクタンスモータ(4)が3相のリラクタンスモ
    ータであり、何れかの相に対す る励磁区間を3個の区間( I )(II)(III)に区分し
    、該当する相のみが励磁される単独区間(II)について
    は測定データにより得られた発 生トルク特性に基づいて発生トルクを一 定にする供給電流パターンを算出し、該 当する相および他の相が同時に励磁され る複合区間( I )(III)の一方については任意の供給
    電流パターンを設定し、複合区間の 他方については他の相を任意の供給電流 パターンで励磁した場合に発生トルクを 一定にする供給電流パターンを、測定デ ータにより得られた発生トルク特性に基 づいて算出し、上記供給電流パターンを 連続させた第1パターンを得ておくとと もに、該当する相のみが励磁される単独 区間(II)については予め設定された損失に基づいて発
    生トルクを最大にする供給電 流パターンを算出し、該当する相および 他の相が同時に励磁される複合区間(I)(III)の一
    方については測定データにより得ら れた発生トルク特性および予め設定され た損失に基づいて発生トルクを最大にす る該当相および他の相の供給電流パター ンを算出し、上記複合区間(I)(III)の他方につい
    ては上記他の相の供給電流パターン を適用し、上記供給電流パターンを連続 させたパターンを得ておき、第1パター ンまたは第2パターンを選択して、選択 されたパターンに基づいて各相の供給電 流値を算出し、算出された値の電流をず れ角度(θa)(θas)(θac)だけずらせたタイ
    ミングで各相に供給する上記 特許請求の範囲第1項から第3項の何れ かに記載のリラクタンスモータのトルク 制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008193789A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Mitsuba Corp スイッチトリラクタンスモータの制御装置
US8519651B2 (en) 2010-10-11 2013-08-27 Mabe, S.A. De C.V. Dephasing control

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62225105A (ja) * 1986-03-26 1987-10-03 Nissan Motor Co Ltd 電気自動車用走行制御装置

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