JP2008278643A - ステッピングモータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、回路規模が増大することなく、回転数全域に渡り、発生する振動を低減し、特に、高速回転領域において動作する場合に、発生するトルクの減少を抑制することができるステッピングモータ駆動装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るステッピングモータ駆動装置は、励磁パターン信号及び電流指令信号に従ってコイルに流れる電流を制御するステッピングモータ駆動回路と、基本次指令信号に高調波信号を重畳した電流指令信号を生成する指令信号生成回路とを具備する
また、指令信号生成回路は、基本次指令信号に高調波信号を重畳する際に、ステッピングモータの回転数に応じて、高調波信号の振幅を変更することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば電子写真式の複写機、プリンタ、又は、ファクシミリ等の画像形成装置に搭載されるステッピングモータ駆動装置に関し、特に、マイクロステップ方式によってステッピングモータを駆動するためのステッピングモータ駆動装置に関する。
従来、電子写真式の複写機、プリンタ、又は、ファクシミリ等の画像形成装置に内蔵される給紙搬送装置の駆動には、ステッピングモータが広く用いられている。ステッピングモータは、外部から入力されたパルス信号に同期することによって回転するので、例えば、回転子の位置を検出して制御回路にフィードバックする回路を不要とするオープンループ位置制御システムを構成することができる。
例えば、2相ステッピングモータを駆動する駆動方式として、1相励磁方式と、2相励磁方式と、1−2相励磁方式とが広く知られている。一般的に、そのような駆動方式が用いられたステッピングモータ駆動装置においては、ステッピングモータの励磁される相のコイル(巻線)に流れる電流(以下、巻線電流ともいう)を一定とするために定電流制御回路が用いられている。その結果、ステッピングモータは、安定したトルクを出力することができる。
ここで、従来のステッピングモータ駆動装置の構成について簡単に説明する。
図13は、従来におけるステッピングモータ駆動装置の構成の一例を示す図である。図13のステッピングモータ駆動回路は、指令信号生成回路300とステッピングモータ駆動回路200とで構成される。指令信号生成回路300は、入力された駆動パルス信号に従い、各相(A,A*,B,B*)のオン・オフシーケンスを生成する。ステッピングモータ駆動回路200は、各相(A,A*,B,B*)のオン期間において、ステッピングモータの巻線電流を一定電流値に制御する。ステッピングモータ駆動回路200においては、ステッピングモータ10の各巻線LA、LA*、LB、LB*に流れる電流ia+ia*、ib+ib*が、それぞれA相電流検出回路230、B相電流検出回路240で検出される。PWM制御回路210、220は、各相の電流が規定の電流値となるように、その電流値に応じて設定された基準電圧と、A相電流検出回路230、B相電流検出回路240による検出値とによりオンオフ比率を制御されたパルス信号を生成する。その出力信号を、AND回路401,402,403、404により各相の励磁パターンでゲートして、各巻線に接続されたスイッチ13,14,15,16の駆動信号とする。こうすることで、所定の駆動期間内に流れる各巻線の電流がほぼ一定値となるように制御される。
図14は、図13のステッピングモータ駆動回路におけるマイクロステップ駆動方式を説明する図である。マイクロステップ駆動方式では、ステッピングモータの1ステップに対する入力電流が一般に正弦波になることに着目し、入力電流を段階状に変化させて微小な送りを実現するものである。即ち、ステッピングモータのステータとロータの機構特性で決まる基本ステップ角よりも細かい分解能のマイクロステップで駆動するものであり、A相及びB相コイルの巻線電流は、図14に示すような正弦波状の指令信号に従って変化する。
所定の時間における巻線電流値がia1及びib1である場合に、回転子は、それぞれの巻線電流によって発生したトルクが釣り合う位置i1に静止する。
このような正弦波状の指令信号に従って、ステッピングモータの各コイルの巻線電流を正弦波状に変化させることによって、回転子のステップ角を電気的に制御することができる。
基本のステップ角は、モータの回転子(ロータ)と固定子(ステータ)との間の構造に基づいて決定される。例えば、2相ハイブリッド型(以下、HB型という)ステッピングモータの場合においては、1.8度、5相ハイブリッド型ステッピングモータの場合においては、0.72度等となる。
マイクロステップ方式を用いることによって、ステップ角がより細分化されるので、2相励磁方式や1−2相励磁方式と比較して、発生する騒音や振動をより低減できる。また、マイクロステップ方式においては、電気的にステップ角を、例えば1/4〜1/256等の所望の値に設定することができる。
図15は、従来、ステッピングモータが低速領域(図15では200pps)において動作する場合に、フルステップ駆動方式による巻線電流と、1/8マイクロステップ駆動方式による巻線電流とを比較する図である。
図15に示すように、フルステップ駆動方式と1/8マイクロステップ駆動方式とにおいて巻線電流の振幅値を同じとした場合には、1/8マイクロステップ駆動方式の場合は、フルステップ駆動方式の場合よりも電流供給比が小さくなる。その結果、ステッピングモータの低速領域における動作において、振動を低減することができる。
図16及び図17は、高速領域(図では4000pps)マイクロステップ駆動方式における指令信号及び巻線電流と、フルステップ駆動方式の場合の巻線電流とを比較する図である。高速領域では、マイクロステップ駆動であっても、多くの時間で巻線電流が各マイクロステップにおける指令電流値に達せず、電流波形はフルステップ駆動とほぼ同じものとなる。しかし、マイクロステップ駆動方式では、巻線電流が、正弦波状に変化する指令信号に従って制御されているので、電流が小さくなるステップでは、指令電流値を超え、PWM制御によって巻線電流がカットされることになる。そのために、図16及び図17に示すように、指令信号と1/8マイクロステップ駆動方式の場合の巻線電流との交点近傍において、マイクロステップ駆動方式の場合の巻線電流はフルステップ駆動方式の場合に比しても歪んでしまう。このような巻線電流の歪みはトルクの変動を引き起こしてしまうので、ステッピングモータの高速領域における動作における振動特性が劣化してしまう。
このような問題に対処するために、様々な技術が開発されている。
下記の特許文献1には、マイクロステップ駆動によりコイルに流す励磁電流を形成し、駆動電流波形をフーリエ変換し、高調波の3次成分の絶対値を三角波形の3次成分である1/9より大きくなるように制御するステッピングモータが開示されている。
このステッピングモータによれば、ステッピングモータの振動の発生を著しく低減させることができ、高精度に制御が行われることができるとされている。
このステッピングモータは、フーリエ変換によって求められる高調波成分の絶対値に基づいて制御量が決定するとともに、電流指令値を三角波としている。
従って、上述したステッピングモータが高速領域において動作する場合に発生するトルクの減少と、マイクロステップ駆動方式に用いられる指令値による影響についての課題を解決できない。
また、特許文献2には、低速回転から高速回転に、又は、高速回転から低速回転に移行する際に、ある一定の回転速度を境に、回転速度に応じて出力素子のオンオフのデューティを演算に基づいて変化させるステッピングモータの駆動方法が開示されている。この駆動方法では、低速回転から高速回転に移行する際に基準となる回転数を超えると、各相電流制御パターンからフルステップ駆動のパターンに除除に近づける。逆に、高速回転から低速回転に移行する際に、一定の回転速度未満では、回転速度に応じて出力素子のオンオフのパターンを演算に基づいてフルステップ駆動のパターンから各相電流制御パターンに除除に近づけるように駆動する。このステッピングモータは、高速領域において動作する場合に、マイクロステップ駆動時の影響を低減できるとされている。しかしながら、PWMパターンの変調等、回転速度の切り替え時における制御が複雑となり、また、ステッピングモータが低速領域において動作する場合に、より振動を低減化することについては、言及されていないし、課題とされてもいない。
特開2003−9592号公報(第1頁、図1) 特許第3223216号公報(第1頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、回路規模が増大することなく、回転数全域に渡り発生する振動を低減し、また、特に高速回転領域において動作する場合に発生するトルク減少を抑制できるステッピングモータ駆動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るステッピングモータ駆動装置は、電流指令信号によってコイルの巻線電流を変化させることでステッピングモータをステッピングモータの機構特性で決まるステップ角よりも細かい分解能のマイクロステップでマイクロステップ駆動制御するためのステッピングモータ駆動装置であって、コイルに接続されたスイッチを含み、励磁パターン信号及び電流指令信号に従って、コイルの巻線電流を制御するステッピングモータ駆動回路と、スイッチをオン又はオフする励磁パターン信号を出力するとともに、基本周波数を有する基本次指令信号に、ステッピングモータの回転数に応じた振幅を有する、基本次指令信号に対する高調波信号を重畳した電流指令信号を生成する指令信号生成回路とを備える。
本発明によれば、回路規模を増大させることなく、回転数全域に渡り発生する振動を低減し、また、特に高速回転領域において動作する場合に発生するトルクの減少を抑制する。
以下に、本発明を実施するために最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るステッピングモータ駆動装置の構成を示す図である。
図1に示すステッピングモータ駆動装置1は、ステッピングモータ10と、入力電流検出回路100と、ステッピングモータ駆動回路200と、指令信号生成回路300とを含んでいる。
ステッピングモータ10は、図示されていないロータ及びヨーク及びポール、電流が流れるA相コイル11(以下、コイル11という)及びB相コイル12(以下、コイル12という)を有するステッピングモータである。このステッピングモータは、後述の電流指令信号によってコイルの巻線電流が変化し、ステッピングモータの機構特性で決まるステップ角よりも細かい分解能のマイクロステップでマイクロステップ駆動制御される。
また、電源電圧Vinが、コイル17及びコンデンサ18を含む入力電流検出回路100を介して、それぞれのコイルに印加されている。
ステッピングモータ駆動回路200は、PWM制御回路(Pulse Width Modulation:パルス幅変調制御回路)210及び220と、A相電流検出回路230と、B相電流検出回路240とを含んでいる。
さらに、ステッピングモータ駆動回路200は、半導体スイッチ(以下、スイッチという)13、14、15、16と、AND回路401、402、403、404とを含んでいる。
PWM制御回路210は、コンパレータ211及び212を含み、PWM制御回路220は、コンパレータ221及び222を含んでいる。
また、A相電流検出回路230は、抵抗231及び232と、コンデンサ233とから構成され、B相電流検出回路240は、抵抗241及び242と、コンデンサ243とから構成されている。
図1に示すスイッチ13、14、15、16として、例えば、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor FET:MOS型電界効果トランジスタ)が用いられている。
指令信号生成回路300は、スイッチ13、14、15、16にゲート信号を供給するAND回路401、402、403、404に励磁パターン信号を供給する。
PWM制御回路210の出力が、AND回路401及び402のそれぞれの入力端子に入力されている。また、指令信号生成回路300から出力された励磁パターン信号が、AND回路401及び402のそれぞれの入力端子に入力されている。また、PWM制御回路220の出力が、AND回路403及び404のそれぞれの入力端子に入力されている。また、指令信号生成回路300から出力された励磁パターン信号が、AND回路403及び404のそれぞれの入力端子に入力されている。以上のような構成によって、スイッチ13、14、15、16は、励磁パターン信号と第1又は第2の電流指令信号によって、オン又はオフされる。
図1に示すように、ステッピングモータ駆動回路200の内部に構成されたA相電流検出回路230及びB相電流検出回路240によって、ステッピングモータ10のA相及びB相に流れる電流が検出される。
また、PWM制御回路210及び220によって、励磁パターン信号のデューティ比が変化し、巻線電流が一定となるように制御される。
図1に示すステッピングモータ駆動装置1において、第1及び第2の電流指令信号が、指令信号生成回路300において生成され、PWM制御回路210及び220に供給される。この構成において、図1と図13の回路構成は異なる。本実施形態において、指令信号生成回路300は、PWM制御回路210に第1の電流指令信号を出力し、PWM制御回路220に第2の電流指令信号を出力する。また、各相のコイル11,12には直流の巻線電流が、スイッチ13,14,15,16により制御されて通電される。
次に、本実施形態に係るステッピングモータ駆動装置1の動作について、図1及び図2を参照しながら説明する。
図2は、図1に示す指令信号生成回路300から出力された第1又は第2の電流指令信号の一例を示す図である。第1又は第2の電流指令信号とは、離散的な値をとりつつも、正弦波又は余弦波の波形を有する信号である。
まず、ステッピングモータの速度と位相と駆動量とに基づいて、周波数とパルス数が決定された駆動パルス信号が、指令信号生成回路300に入力される。ステッピングモータの位相とは、回転子と固定子との位置関係をいう。またステッピングモータの速度とは回転子の角速度である。指令信号生成回路300は、第1の電流指令信号と第2の電流指令信号について、駆動パルス信号に同期して振幅を切り換えて、ステッピングモータ駆動回路200に供給する。図2に示す第1の電流指令信号及び第2の電流指令信号は、基本周波数を有する正弦波又は余弦波の信号(基本次指令信号)である。
本実施形態において、指令信号生成回路300は、基本次指令信号から基本周波数の奇数倍の高次周波数を含む高調波信号を生成し、高調波信号を基本次指令信号に重畳して第1又は第2の電流指令信号を生成し、ステッピングモータ駆動回路200に供給する。
基本次指令信号と高調波信号のいずれの電流指令信号も連続的な信号ではなく、マイクロステップ角に対応する時間ごとに変化する離散値で与えられている。また、図2に示すように、第1及び第2の電流指令信号は、互いに90度の位相のずれがある。このような位相のずれを発生させることによって、ステップ角を調節することができる。ステッピングモータ10のコイル11及びコイル12に流れる巻線電流が、それぞれ第1及び第2の電流指令信号に従って生成されるデューティ比の励磁パターン信号に応じて変化する。PWM制御回路210及び220は、コイル11及びコイル12に流れる電流が、安定的に変化するように、第1及び第2の電流指令信号に従って、制御される。このため、励磁パターン信号と第1及び第2の電流指令信号をまとめて駆動制御信号と呼ぶ場合がある。
指令信号生成回路300は、FPGA(Field Programmable Gate Array:フィールドプログラマブルゲートアレイ)、マイクロプロセッサ、制御プロセッサ等で構成される。例えば、指令信号生成回路300がマイクロプロセッサで構成される場合に、後述する図4に示す手順を実現するプログラムが実装され、そのプログラムが実行されることによって、指令信号生成回路300が、第1及び第2の電流指令信号等を生成する。その場合に、マイクロプロセッサの駆動クロック信号は、図4に示す処理手順を実行すべく、十分に高周波である必要がある。
また、指令信号生成回路300は、図4の処理手順を実現するハードウエア回路として実現されることもできる。例えば、図3は、そのようなハードウエア回路を実現するためのグラフィカルプログラムの一例である。本実施形態においては、そのようなプログラムとして、日本ナショナルインスツルメンツ社製の計測制御用グラフィカルプログラム開発環境ソフトウエア「LabVIEW」(登録商標)が用いられている。本実施形態において、このようなプログラムを用いることによって、後述する位相のオフセット値、又は、参照位置を参照する開始ポイント等を、効率良く設定することができる。
以下に、図4〜図8を参照しながら、本発明の実施形態に係る、高調波が重畳された第1及び第2の電流指令信号を生成する方法について説明する。
図4は、図1に示す指令信号生成回路300において、高調波信号が重畳された第1の電流指令信号を生成する方法を示すフローチャートである。
まず、図4におけるステップS1において、図1に示す駆動パルス信号の立ち上がり又は立下がりに同期して、例えば、外部のメモリ等に格納されているデータテーブルから所望の参照位置に該当するデータが参照される。ここで、データテーブルとは、図5に示すようなテーブルをいう。このデータテーブルにおいては、それぞれの参照位置と振幅(電圧値を示す)とが対応しており、横軸を参照位置、縦軸を振幅としてグラフ化すると、図6に示すような正弦波状の電流指令信号となる。既に説明したように、マイクロステップ方式においては、コイルの巻線電流(相電流)が、図2に示す電流指令信号に従って、正弦波状に制御される。即ち、図5に示す参照位置は、図2に示す横軸(時間軸)に対応しており、また、マイクロステップ駆動制御における相電流の位相を示すインデックスともいえる。また、図5に示すデータテーブルは、例えば、外部のメモリ等に格納されていて、指令信号生成回路300が、そのメモリに格納されているデータテーブルの、例えば参照位置「0」の振幅データを参照する。図4のステップS1において、Indx0とは、図6に示すグラフの参照位置を表していて、例えば、参照位置「0」から「29」のいずれかの参照位置を表している。
次にステップS2において、参照された参照位置Indx0の位相が変更される要否が判断される。参照位置Indx0の位相が変更される場合には、ステップS3に進み、位相が変更される。位相が変更される場合には、ステップS3において、参照された参照位置Indx0に対して、所望のオフセット値を加算する。例えば、図3に示すプログラムにおいては、参照された参照位置Indx0に対して、所望の位相のオフセット値を表すパラメータID_Offsetが加算されている。参照位置Indx0の位相が変更されない場合には、ステップS3を実行せずにステップS4に進む。
図9A及び図9Bは、指令信号が、既に説明したオフセット値によって変更される様子を示す図である。図9A及び図9Bに示すパルス信号は、図1に示す駆動パルス信号を示している。図9Aの位相は、オフセット値が0度と設定された場合の指令信号を表している。また、図9Bは、オフセット値が45度と設定された場合の指令信号を表している。図9A及び図9Bに示すように、図9Bにおける指令信号と時間軸である横軸との交点が、図9Aにおける指令信号と時間軸との交点より位相が45度遅れている。
ステップS4において、3次高調波成分を有する電流指令信号(以下、3次指令信号という)、5次高調波成分を有する電流指令信号(以下、5次指令信号という)を生成する要否を判断する。
ここで、生成する場合にはステップS5に進み、生成しない場合にはステップS5を実行せずにステップS6に進む。
ここで、図6、図7、図8を参照しながら、ステップS5に示す3次指令信号と5次指令信号の生成方法について説明する。
図6は、外部のメモリ等に格納されているデータテーブルに基づいて生成された基本次指令信号を示す図である。
また、図7は、図6に示す基本次指令信号に基づいて生成された3次指令信号を示す図であり、図8は、図6に示す基本次指令信号に基づいて生成された5次指令信号を示す図である。
なお、図6に示す基本次指令信号において、1周期は、例えば、基本ステップ角が1.8度である2相HB型のステッピングモータの場合における機械角の7.2度(即ち、4ステップ分)に相当している。
本実施形態においては、図6に示す基本次指令信号の1周期における参照位置0〜29から、例えば、丸印で示された参照位置0、3、6・・・のように3間隔に参照され、図7に示すような3次指令信号が生成される。同様に、図6に示す基本次指令信号の1周期分における参照位置0〜29から、菱形印で示された参照位置0、5、10・・・のように5間隔に参照され、図8に示すような5次指令信号が生成される。
図7又は図8に示す3次指令信号又は5次指令信号における、それぞれの参照位置「Indx3」又は「Indx5」は、次式(1)、(2)が用いられる。

Indx3 = (Indx0 + Offset3) MOD 3 ・・・(1)
Indx5 = (Indx0 + Offset5) MOD 5 ・・・(2)

ここで、Offset3は、3次指令信号を生成する場合に、参照位置「Indx0」に対して設定された(ステップS3)位相のオフセット値である。同様に、Offset5は、5次指令信号を生成する場合に、参照位置「Indx0」に対して設定された(ステップS3)位相のオフセット値である。また、MODは、剰余計算を表している。即ち、式(1)に示すように、3次指令信号における参照位置「Indx3」は、位相のオフセット差が加えられた基本次指令信号の参照位置「Indx0」を、3次指令信号の基本次指令信号に対する周波数の次数3で剰余した結果によって求められる。例えば、図6に示す基本次指令信号の参照位置「3」「6」・・・が、3次指令信号の基本次指令信号に対する次数「3」と剰余した結果が「0」となる参照位置であるので、図7に示す3次指令信号の参照位置とされる。
なお、本実施形態においては、オフセット値Offset3は、4〜6の範囲において固定とされ、オフセット値Offset5は、2〜4の範囲において固定とされているが、可変とされても良い。例えば、図1に示すステッピングモータ駆動装置1に、軸速度検出回路や、モータ振動検出回路等を加え、オフセット値を軸速度やモータの振動を検出することによって、オフセット値がフィードバック制御されるようにしても良い。
図7及び図8に示す参照位置を図6に示す参照位置のタイミングで読み出した場合に、図7に示す信号は、図6に示す信号の3倍の周波数を有し、図8に示す信号は、図6に示す信号の5倍の周波数を有する。
再び、図3を参照すると、ステップS6において、参照位置Indx0、Indx3又はIndx5と、それぞれの上限値とが比較される。例えば、基本次指令信号の場合には、参照位置Indx0の上限値は、「29」とされる。その場合に、参照位置Indx0が上限値より小さい場合には、ステップS8に進む。また、参照位置が上限値以上である場合には、ステップS7において、参照位置Indx0、Indx3、又は、Indx5の値が、0に初期化され、ステップS1からステップS6を繰り返す。
ステップS8において、3次指令信号又は5次指令信号が生成されている場合には、それらの信号が、基本次指令信号に重畳される。
本実施形態においては、既に説明したように、データテーブル等で定義された基本次指令信号から、式(1)又は(2)により、3次指令信号又は5次指令信号が生成され、さらに、それらの高次指令信号が、振幅が変更され、基本次指令信号に重畳される。
本実施形態において、重畳された信号のそれぞれの参照位置における振幅は、次式(3)及び(4)によって表される。
3次指令信号の振幅A3、及び、5次指令信号の振幅A5は、次式(3)及び(4)によって表される。

A[Indx03]=A[Indx0]+振幅比率×A[Indx3]・・(3)
A[Indx05]=A[Indx0]+振幅比率×A[Indx5]・・(4)

以上の式(3)及び(4)において、A[Indx03]は、基本次指令信号に3次指令信号が重畳された信号の各参照位置における振幅を表している。
また、A[Indx0]は、基本次指令信号の各参照位置における振幅を表し、A[Indx3]は、3次指令信号の各参照位置における振幅を表している。
A[Indx05]は、基本次指令信号に5次指令信号が重畳された信号のそれぞれの参照位置における振幅を表し、A[Indx5]は、5次指令信号のそれぞれの参照位置における振幅を表している。
さらに、振幅比率とは、3次又は5次指令信号の振幅を変更するために用いられるパラメータであり、例えば、3次指令信号の振幅を10%(パーセント)にして、基本次指令信号に重畳させる場合には、振幅比率は0.1とされる。
ステップ8において重畳された信号が、ステップ9において指令信号として、ステッピングモータ駆動回路200に出力される。
本実施形態において、汎用的なステッピングモータ駆動ICとして知られている三洋セミコンデバイス社製のSTK672−400シリーズを、ステッピングモータ駆動回路200として用いることができる。そのような汎用駆動ICの内部には、Vref端子に接続され正弦波信号を生成する回路が含まれている場合がある。既に説明したように、基本次指令信号によってステッピングモータ駆動回路200を駆動する場合には、指令信号生成回路300からステッピングモータ駆動回路200に正弦波状の電流指令信号が供給される必要がある。上述の汎用駆動ICを用いると、Vref端子に一定電圧を印加することによって、基本次指令信号によってステッピングモータを駆動することができる。また、Vref端子に一定の周波数を有する電圧信号を印加することによって、高調波信号を重畳させることもできるので、本実施形態においては、汎用駆動ICを用いることによって、回路の大規模化を防ぐことができる。
図10、図11、図12の下図は、本実施形態に係るステッピングモータ駆動装置1において、計測されたステッピングモータ軸の振幅の変動を示す図である。なお、図10、図11、図12においては、上述の汎用駆動ICを用いて計測されている。また、図10、図11、図12の上図は、汎用駆動ICのVref端子に供給される基準電圧Vrefと、指令信号に従って、ステッピングモータに流れる巻線電流Ipと、駆動パルス信号を示している。
図10は、特に、基本次指令信号がステッピングモータ駆動回路に供給された場合に、計測されたステッピングモータ軸の振幅の変動を示す図である。ここで、汎用駆動ICは、電気角360度を32分割した形で電流設定が変化する1/8マイクロステップ動作をし、Vref端子に固定電圧が印加される。汎用駆動ICは、Vref端子に固定電圧が印加されることによって、ステッピングモータ10を基本次指令信号で駆動する。
図11は、特に、ステッピングモータが低速領域において動作する場合のステッピングモータ軸の振幅変動を示す図である。
図11においては、3次指令信号の振幅比率を0.1(即ち、10パーセント(%))として、また、5次指令信号の振幅比率を0.1(即ち、10%)として基本次指令信号に重畳している。本実施形態においては、汎用駆動ICのVref端子に図11に示すような基準電圧が印加されることによって、そのような重畳が可能となる。プログラム上においては、参照位置の開始ポイントが、「Index=7」と設定されている。また、3次指令信号について「ID_offset=4」、5次指令信号について「ID_offset=2」と設定されている。従って、3次指令信号と基本次指令信号との位相差は60度であり、5次指令信号と基本次指令信号との位相差は30度と設定される。
図11の下図に示すように、図10の下図と比べて、ステッピングモータ軸の振幅の変動が30%程低減している。本実施形態においては、3次指令信号の振幅比率及び5次指令信号の振幅比率が10パーセント未満の範囲において、図11に示すような変動の低減の効果が計測されている。なお、ここでいう低速領域とは、例えば、一定の基準速度未満の回転域をいう。例えば、どの位相であっても電流検出回路によって測定されたコイルの巻線電流がそのとき流すべき電流を越え、PWM制御回路によってスイッチング制御が実行される程度の回転域が低速領域である。逆に、いずれかの位相(たとえば最も電流が大きくなる位相)において、電流検出回路によって測定された巻線電流がそのとき流すべき電流を越えず、PWM制御回路によってスイッチング制御が実行されない程度の回転域が高速領域である。もちろん、低速と高速の区別はこの例に限らず、電流検出回路によって測定されたコイルの巻線電流がそのとき流すべき電流を越えた時間の、電流指令信号の1周期に占める率を基準値と比較し、基準値以上であれば低速、基準値未満なら低速などとしてもよい。
また、図12は、特に、ステッピングモータが高速領域において動作する場合のステッピングモータ軸の振幅変動を示す図である。図12においては、3次指令信号の振幅比率及び5次指令信号の振幅比率を0.2(即ち、20%)として基本次指令信号に重畳している。本実施形態においては、汎用駆動ICのVref端子に図12に示すような基準電圧が印加されることによって、そのような重畳が可能となる。また、5次指令信号と基本次指令信号との位相差が90度と設定されている。
図12の上図に示すように、ステッピングモータ10が高速領域において動作する場合に、電流指令信号に基づいて発生する巻線電流の不要な振動が抑制されている。その結果、トルクの不要な振動も抑制されるので、ステッピングモータ軸の振動特性を向上することができる。本実施形態においては、3次指令信号の振幅比率及び5次指令信号の振幅比率が10パーセント以上かつ20パーセント以下の範囲において、図12に示すような振動の低減の効果が計測されている。
また、上述した低回転と高回転との境界を示す基準値を、上述した基準値に相当するモータの回転数を測定し、その回転数を回転数の基準値(基準回転数)として予め記憶しておいても良い。その場合、指令信号生成回路300は、駆動パルス信号の周波数に基づいてステッピングモータの回転数を監視し、回転数が前述の基準回転数以上となれば、上記高回転域の制御を行う。一方、回転数が基準回転数未満であれば、上記低回転域の制御を行う。
ここで、さらに、3次指令信号と基本次指令信号との位相差を45度に設定することによって、巻線電流の波形をフルステップ駆動時における電流波形とほぼ同じにすることができることが確認されている。従って、電流供給量が増大するので、トルクの出力を高めることができる。既に説明したように、位相差の設定についてはプログラム上において、簡易に設定することができる。
以上のように、本実施形態において、基本次指令信号に基づいて高調波信号を簡易な方法によって生成し、その基本次指令信号に、ステッピングモータ10の動作速度領域に応じた所定の振幅比率で高調波信号を重畳する。
その結果、ステッピングモータの回転数全域に渡って、ステッピングモータ軸に発生する振動を効果的に抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るステッピングモータ駆動装置の構成を示す図である。 図1に示す指令信号生成回路から出力された電流指令信号の一例を示す図である。 ハードウエア回路を実現するためのグラフィカルプログラムの一例を示すである。 図1に示す指令信号生成回路において、高調波信号が重畳された第1の電流指令信号を生成する方法を示すフローチャートである。 基本次指令信号を生成するためのデータテーブルの一例を示す図である。 基本次指令信号を示す図である。 基本次指令信号に基づいて生成された3次指令信号を示す図である。 基本次指令信号に基づいて生成された5次指令信号を示す図である。 図4に示すステップS2において、位相が設定された電流指令信号の一例を示す図である。 図4に示すステップS2において、位相が設定された電流指令信号の他の例を示す図である。 基本次指令信号が供給された場合において、計測された基準電源、巻線電流、及び、ステッピングモータ軸の振幅の変動を示す図である。 ステッピングモータが低速領域において動作する場合に、計測された基準電源、巻線電流、及び、ステッピングモータ軸の振幅の変動を示す図である。 ステッピングモータが高速領域において動作する場合に、計測された基準電源、巻線電流、及び、ステッピングモータ軸の振幅の変動を示す図である。 従来におけるステッピングモータ駆動装置の構成を示す図である。 従来のステッピングモータ駆動回路において用いられるマイクロステップ駆動方式を説明する図である。 従来、ステッピングモータが低速領域において動作する場合に、フルステップ駆動方式とマイクロステップ駆動方式とによる巻線電流の比較を示す図である。 従来のフルステップ駆動方式による巻線電流と、マイクロステップ駆動方式による電流指令信号及び巻線電流との比較例を示す図である。 従来のフルステップ駆動方式による巻線電流と、マイクロステップ駆動方式による電流指令信号及び巻線電流との他の比較例を示す図である。
符号の説明
1 ステッピングモータ駆動装置
10 ステッピングモータ
11 A相コイル
12 B相コイル
13、14、15、16 スイッチ
17 コイル
18、19、20、233、243 コンデンサ
100 入力電流検出回路
200 ステッピングモータ駆動回路
210、220 PWM制御回路
211、212、222、221 コンパレータ
230 A相電流検出回路
231、232、241、242 抵抗
240 B相電流検出回路
300 指令信号生成回路
401、402、403、404 AND回路

Claims (6)

  1. 電流指令信号によってコイルの巻線電流を変化させることでステッピングモータを前記ステッピングモータの機構特性で決まるステップ角よりも細かい分解能のマイクロステップでマイクロステップ駆動制御するためのステッピングモータ駆動装置であって、
    前記コイルに接続されたスイッチを含み、励磁パターン信号及び前記電流指令信号に従って、前記コイルの巻線電流を制御するステッピングモータ駆動回路と、
    前記スイッチをオン又はオフする前記励磁パターン信号を出力するとともに、基本周波数を有する基本次指令信号に、前記ステッピングモータの回転数に応じた振幅を有する、前記基本次指令信号に対する高調波信号を重畳した前記電流指令信号を生成する指令信号生成回路と、
    を備えることを特徴とするステッピングモータ駆動装置。
  2. 前記ステッピングモータ駆動回路は、前記コイルの巻線電流を検出し、前記励磁パターン信号のデューティ比を変化させて、前記コイルの巻線電流を一定とするパルス幅変調制御回路を、さらに備える請求項1記載のステッピングモータ駆動装置。
  3. 前記指令信号生成回路は、前記ステッピングモータの回転数が基準値以上の場合、前記基本次指令信号の10パーセント以上かつ20パーセント以下の振幅を有する前記高調波信号を、前記基本次指令信号に重畳することを特徴とする請求項1又は2記載のステッピングモータ駆動装置。
  4. 前記指令信号生成回路は、前記ステッピングモータの回転数が基準値未満の場合、前記基本次指令信号の10パーセント未満の振幅を有する前記高調波信号を、前記基本次指令信号に重畳することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のステッピングモータ駆動装置。
  5. 前記指令信号生成回路は、基本次指令信号の位相を表す参照位置に対してオフセット値を加算し、その結果を、前記高調波信号の前記基本次指令信号に対する周波数の次数と剰余することによって、前記高調波信号の参照位置とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のステッピングモータ駆動装置。
  6. 前記指令信号生成回路は、前記基本次指令信号の3倍または5倍の周波数を有する前記高調波信号を、前記電流指令信号として、生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のステッピングモータ駆動装置。
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