JPH022047Y2 - - Google Patents

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JPH022047Y2
JPH022047Y2 JP10841682U JP10841682U JPH022047Y2 JP H022047 Y2 JPH022047 Y2 JP H022047Y2 JP 10841682 U JP10841682 U JP 10841682U JP 10841682 U JP10841682 U JP 10841682U JP H022047 Y2 JPH022047 Y2 JP H022047Y2
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JP
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bracket
support plate
frame
attached
brush
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JP10841682U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は回転電機本体内に鉄心部と集電装置
を内装した回転電機に関するものである。
ここで鉄心部とは鉄心とコイルからなり、集電
装置とはスリツプリングと刷子保持装置からなる
ものを意味することとする。
従来の集電装置内装形回転電機として第1図に
示すものがあつた。図において、1はフレームで
あり、内部に鉄心部を収納している。20はフレ
ーム1の軸方向端部に設けられた端板、2はフレ
ーム1内周に固着された固定子鉄心、3は固定子
コイル、4は軸、5は回転子鉄心、6は回転子コ
イル、7は軸4を回転自在に支持する軸受、8は
軸受7を支持しフレーム1の端板20に取付けら
れたブラケツト、21は端板20内周に嵌着する
ようにブラケツト8の外周部に設けられた嵌合
部、22は軸受7を内側から覆う端カバー、9は
ブラケツト8の内面に溶着された取付座、10は
刷子保持装置であり、取付座9に螺合された刷子
保持器棒11と、この刷子保持器棒11に装着さ
れた刷子保持器12とから構成されている。13
は刷子保持器12に保持された刷子、14は軸4
に装着され刷子13と接触するスリツプリング、
15はスリツプリング14と回転子コイル6間を
接続するリード線である。
従来の回転電機は刷子保持装置がブラケツトに
取付けられており、軸受が端カバーによつて覆わ
れているから、端カバーの分だけ刷子保持器棒が
長くなつて強度上、問題が生ずる。そこで、でき
るだけ刷子保持器棒を短くするには、ブラケツト
に刷子保持器棒を取付けるための取付座を設けな
ければならなかつた。又、回転電機の容量の変化
によつてフレームの直径が変れば、それに応じて
ブラケツトとの嵌合寸法が変るので、ブラケツト
も変えなければならず、回転電機の標準化を困難
にしていた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、ブラケツトとフレ
ームとの間に刷子保持装置を支持する支持板を設
けることにより、ブラケツトに取付座を設ける必
要がなく、フレームの寸法が変つてもブラケツト
を変える必要がない回転電機を得ることを目的と
したものである。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第2図において、17は外径がフレーム1の
端板20とほぼ同一の直径に形成され、この端板
20に一方の面が取付けられた支持板であり、端
板20とは嵌合部23で嵌着されている。16は
外周が所定直径に形成され支持板17の他方の面
に取付けられるブラケツトであり、支持板17と
は嵌合部24で嵌着されている。7はブラケツト
16に支持される軸受であり、鉄心部から軸方向
端部へかけて延設された軸4を回転自在に支持し
ている。11は支持板17の他方の面に取付けら
れた刷子保持器棒、25は支持板17に形成され
た刷子保持器棒11螺合用のねじ穴である。
図に示すように支持板17は、板状に構成され
た簡単なものであり、一方の面がフレーム1の軸
方向端部に嵌合部23で嵌着され、他方の面がブ
ラケツト16に嵌合部24で嵌着されており、こ
の嵌合部24より小径の位置に刷子保持器棒11
が取付けられている。集電装置はブラケツト16
内に収納され、支持板17によつて鉄心部から区
分されている。
なお、その他の構成は従来のものと同様であ
る。
第2図の実施例においては、支持板17と軸4
とは僅かの径方向空隙Aによつて隔てられ、鉄心
部と集電装置とは遮へいされているので、回転子
の回転や図示しないフアンの作用によつて刷子粉
末が鉄心やコイル側へ吸込まれることはない。こ
のように支持板17が刷子粉末の遮へい板を兼ね
るので、別に遮へい板を設ける必要がない。
又、フレーム1とブラケツト16間に支持板1
7を介在させているから、外径が一定のブラケツ
ト16に対して、その径と同じか、それ以上の直
径のフレーム1を組合せることができ、フレーム
の多種類に対してブラケツトは1種類あればよい
ことになる。
なお、支持板17の内径を大きくして、この内
周に僅かの空隙を隔てて対向する回転子側の遮へ
い板を軸4に装着してもよい。
また、刷子粉末の発生が少ないものでは支持板
17の内径を大きくしたままにしてもよい。
以上のようにこの考案によれば、フレームとブ
ラケツトの間に支持板を配置し、支持板の一方の
面をフレームの軸方向端部に取付け、他方の面に
ブラケツトを取付け、更に他方の面のブラケツト
内周に刷子保持装置を取付けるようにしたので、
ブラケツトに刷子保持器棒用の取付座を設ける必
要がなくなる。また、径方向寸法が異なる複数種
類のフレームに対しても、簡単な構成の支持板を
変更することによつてブラケツトは1種類を共用
することができ、回転電機の標準化をはかること
が可能となる。更に刷子保持器棒の長さが短くな
ることにより、集電装置の振動及び火花発生の防
止ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転電機の要部を示す断面側面
図、第2図はこの考案の一実施例による回転電機
の要部を示す断面側面図である。 1……フレーム、2……固定子鉄心、3……固
定子コイル、4……軸、5……回転子鉄心、6…
…回転子コイル、7……軸受、10……刷子保持
装置、11……刷子保持器棒、13……刷子、1
4……スリツプリング、16……ブラケツト、1
7……支持板。なお、図中、同一符号は同一又は
相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鉄心部2,3,5,6を収納し軸方向端部が
    所定直径に形成されたフレーム1、このフレー
    ム1の軸方向端部に一方の面が取付けられた支
    持板17、外周が上記フレーム1の直径以下の
    所定寸法に形成され上記支持板17の他方の面
    に取付けられたブラケツト16、このブラケツ
    ト16に支持された軸受7、上記鉄心部2,
    3,5,6から延設され上記軸受7に回転自在
    に支持される軸4、この軸4に装着され上記ブ
    ラケツト16内に収納されるスリツプリング1
    4、このスリツプリング14に接触される刷子
    13を保持し上記支持板17の他方の面に取付
    けられ上記ブラケツト16内に収納される刷子
    保持装置10,11,12を備えた回転電機。 (2) 支持板17は、その内周が軸との間に僅かの
    径方向間隙を有するように構成され、刷子保持
    装置10,11,12及びスリツプリング14
    を鉄心部2,3,5,6から遮へいしたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の回転電機。
JP10841682U 1982-07-15 1982-07-15 回転電機 Granted JPS5913061U (ja)

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JP10841682U JPS5913061U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 回転電機

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JP10841682U JPS5913061U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 回転電機

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Publication Number Publication Date
JPS5913061U JPS5913061U (ja) 1984-01-26
JPH022047Y2 true JPH022047Y2 (ja) 1990-01-18

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