JPH0357101Y2 - - Google Patents

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JPH0357101Y2
JPH0357101Y2 JP9264085U JP9264085U JPH0357101Y2 JP H0357101 Y2 JPH0357101 Y2 JP H0357101Y2 JP 9264085 U JP9264085 U JP 9264085U JP 9264085 U JP9264085 U JP 9264085U JP H0357101 Y2 JPH0357101 Y2 JP H0357101Y2
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JP
Japan
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stator
oil
integrally
bearing
rotating shaft
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JP9264085U
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JPS622349U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、アウターロータ型モータに関す
る。
〔従来の技術〕
通常、扇風機等に使用されているアウターロー
タ型モータは、たとえば実公昭58−40770号公報
に示されているように、円筒状支持筒の外側に固
定子が一体に支持されるとともに、支持筒の内側
に軸受を介して回転軸が回転自在に支持され、該
回転軸に固定子の外側に位置する回転子が一体に
連結されている。
ところで、この種モータにおいては、回転軸の
軸受として油含浸の軸受が利用されるため、回転
軸の回転による軸受からのオイル飛散を防止する
必要があり、このため、従来では、別部品として
オイル飛散防止用オイルキヤツプを取り付けてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような別部品としてのオイルキヤ
ツプを使用すると、モータ構成部品が増加するの
みならず、モータの製造および組み立てが複雑化
する欠点がある。
そこで、この考案においては、前記従来欠点を
解消し、モータ構成部品を増加することなく軸受
からのオイル飛散を防止し得る手段を提供するこ
とを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、支持筒の外側に固定子を一体に支
持するとともに、前記支持筒の内側に軸受を介し
て回転軸を支持し、前記回転軸に前記固定子の外
側に位置する回転子を一体に連結してなるアウタ
ーロータ型モータにおいて、前記固定子の固定子
絶縁外被に前記軸受からのオイルの飛散防止壁を
一体に形成したものである。
〔作用〕
したがつて、前述のように構成されたこの考案
のアウターロータ型モータでは、支持筒の内側の
軸受からのオイルの飛散が、支持筒の外側の固定
子における固定子絶縁外被に一体に形成された防
止壁により防止される。
〔実施例〕
つぎに、この考案を、扇風機に適用した場合の
一実施例を示した図面とともに詳細に説明する。
これらの図面において、1は扇風機の基台、2
は基台1上に立設されたスタンド、3はスタンド
2の上端に俯仰角調節自在に支持されたネツクピ
ース、4は下面に突設された支柱5を介してネツ
クピース3に支持された支持ケースであり、前面
が開口されている。
6は支持ケース4内に一体に支持され該ケース
4の前面開口より前方へ突出されたほぼ円筒状の
支持筒、7は支持筒6の内側に油含浸軸受8を介
して回転自在に支持され前端におねじ部9が形成
されたアウターロータ型モータの前後方向の回転
軸であり、回転軸7の後端に抜け止め用Cリング
10を嵌着するとともに位置決め体11および弾
性環体12を嵌装したのち、支持筒6の軸受8内
へ後方から挿入することにより取り付けられてお
り、その後、回転軸7に前方から弾性環体12を
介して位置決め体11が圧入されている。
13は支持筒6の外側に圧入して一体に支持さ
れたアウターロータ型モータの固定子であり、固
定子鉄心14と、該鉄心14の軸方向両端面等に
インサート成形された固定子絶縁外被(インシユ
レータ)15と、固定子巻線16とからなつてい
る。17は固定子13の絶縁外被15に一体に形
成され回転軸7の軸受8の一部を覆う円筒状のオ
イル飛散防止壁であり、油含浸軸受8からのオイ
ルの飛散を防止する。この防止壁17は絶縁外被
15のインサート成形時に一体成形されている。
18は防止壁17の内側に挿入された軸受8への
給油用のオイルフエルト、19は防止壁17の前
面開口部に溶着されたオイルフエルト18の保持
用リングである。
20は回転軸7の前部に嵌合されて一体に連結
された回転子ベース、21はベース20の外周の
環状取付部に圧入された円筒状のヨーク、22は
ヨーク21の内側に円環状に配置して固定された
複数個の円弧状のマグネツトであり、ベース2
0、ヨーク21、マグネツト22により固定子1
3の外側に位置するアウターロータ型モータの回
転子が構成されており、回転軸7をこれに圧入さ
れた両位置決め体11により固定子13に対して
軸方向に位置決めすることにより、回転子の固定
子13に対する位置決めが行なわれる。
23は支持筒6の基部外側に一体に支持された
検出素子取付板であり、取付板23の外周部に前
記各マグネツト22に対向してホール素子等から
なる位置検出素子24が取り付けられている。
25は椀状のフアンボス26の外側に複数枚の
羽根27を一体に取り付けてなるフアンであり、
フアンボス26をアウターロータ型モータの回転
子の外側を覆うように嵌装したのち、フアンボス
26より前方へ導出された回転軸7のおねじ部9
にスピンナ28を螺着することにより、フアン2
5がアウターロータ型モータの回転子に一体的に
取り付けられる。29は支持ケース4に一体に支
持されフアン25の外側を覆うガードである。
したがつて、実施例のように構成すれば、回転
軸7の回転による油含浸軸受8からのオイルの飛
散が、固定子13の絶縁外被15に一体のオイル
飛散防止壁17により防止され、別部品としての
オイルキヤツプが不要となる。
〔考案の効果〕
以上ように、この考案のアウターロータ型モー
タによると、固定子の固定子絶縁外被に一体に軸
受からのオイルの飛散防止壁を形成したことによ
り、別部品としてのオイルキヤツプが不要とな
り、モータ構成部品を減少させることができると
ともに、モータの製造、組み立てを容易に行なう
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案のアウターロータ型モータを扇
風機に適用した場合の1実施例を示し、第1図は
要部の切断側面図、第2図は扇風機の概略全体側
面図である。 6……支持筒、7……回転軸、8……軸受、1
3……固定子、15……固定子絶縁外被、17…
…オイル飛散防止壁、20……ベース、21……
ヨーク、22……マグネツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持筒の外側に固定子を一体に支持するととも
    に、前記支持筒の内側に軸受を介して回転軸を支
    持し、前記回転軸に前記固定子の外側に位置する
    回転子を一体に連結してなるアウターロータ型モ
    ータにおいて、前記固定子の固定子絶縁外被に前
    記軸受からのオイルの飛散防止壁を一体に形成し
    たアウターロータ型モータ。
JP9264085U 1985-06-19 1985-06-19 Expired JPH0357101Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9264085U JPH0357101Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9264085U JPH0357101Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS622349U JPS622349U (ja) 1987-01-08
JPH0357101Y2 true JPH0357101Y2 (ja) 1991-12-25

Family

ID=30649616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9264085U Expired JPH0357101Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

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JP (1) JPH0357101Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS622349U (ja) 1987-01-08

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