JPH0555768U - 回転検出器 - Google Patents

回転検出器

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JPH0555768U
JPH0555768U JP10973291U JP10973291U JPH0555768U JP H0555768 U JPH0555768 U JP H0555768U JP 10973291 U JP10973291 U JP 10973291U JP 10973291 U JP10973291 U JP 10973291U JP H0555768 U JPH0555768 U JP H0555768U
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JP
Japan
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cylindrical body
bearing
rotary shaft
shaft
rotation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10973291U
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Inventor
恵延 小泉
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体の小型化をすることができると共
に、回転時の軸ブレによる振動を抑えることができる回
転検出器を提供する。 【構成】 外周に被検出体29が装着された円筒体30
の内周に軸受31を介して回転電気の回転軸27と貫通
させる軸受用円筒体22aを有する基台22が設けら
れ、回転軸27と円筒体30とを相対回転不能に連結す
ると共に回転軸27と円筒体30との間の芯ずれを吸収
するダイヤフラム状のバネ体34が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パルス検出器等に使用される磁気エンコーダ等の回転検出器に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、斯かる回転検出器としては、図3に示されるような磁気エンコーダEが ある。この磁気エンコーダEには基台1の内周側に軸受2,2を介して有底円筒 状の軸ホルダ3が設けられている。この軸ホルダ3の孔部3aには回転軸4の先 端が保持される。また、軸ホルダ3の底部3bには磁気信号を磁着したマグネッ ト5が取り付けられたマグネットホルダ6が設けられている。
【0003】 マグネットホルダ6には、ヨーク7が板バネ8に押さえつけられた状態でネジ 9,9を介して固定されている。このネジ9,9はマグネットホルダ6の軸ホル ダ3に対する固定手段を兼ねている。
【0004】 ヨーク7にはポールマグネット10が取り付けられている。また、ポールマグ ネット10の上方には回路基盤11に装着されたポールセンサ12と組み合わさ れていて、回転軸4の回転を受けて軸ホルダ3、マグネットホルダ6及びヨーク 7が回転し、この回転によりポールマグネット10の磁極をポールセンサ12が 検出して図示外のモータ、即ち、回転電気部のロータマグネットの回転位置を検 出するようになっている。
【0005】 なお、このような回転検出器としては、実開平3−68012号公報に示すよ うなものがある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成された回転検出器にあっては、軸ホルダ3は、その 剛性を確保するため厚肉に形成されている。このため、回転軸4の軸線と交差す る径方向が大型化し、装置全体が小型化することができないという問題が生じて いた。また、回転電気の回転軸4等のブレ等により回転時に検出器全体が振動し て部品に悪影響を及ぼす恐れもある。
【0007】 本考案は、上記実状に鑑み、装置全体の小型化をすることができると共に、回 転時の軸ブレによる振動を抑えることができる回転検出器を提供することを目的 とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、その目的を達成するため、外周に被検出体が装着された円筒体と、 該円筒体の内周に装着された軸受と、該軸受と回転電気の回転軸との間に位置す る軸受用円筒体を有する基台と、前記回転軸と前記円筒体とを相対回転不能に連 結すると共に前記回転軸と前記円筒体の回転中心との間の芯ずれを吸収するダイ ヤフラム状のバネ体とを有することを要旨とするものである。
【0009】
【作用】
このような構成においては、被検出体を外周に装着した円筒体の内周に軸受を 介して基台の軸受用円筒体が装着され、この軸受用円筒体に回転電気の回転軸が 挿入される。
【0010】 また、この回転軸と円筒体とはダイヤフラム状のバネ体を介して相対回転不能 に連結されていて、回転電気の駆動を受けた回転軸の回転に伴って円筒体が回転 する。このとき、回転軸と円筒体又は基台との間に芯ずれが発生したとしても、 この芯ずれは上記ダイヤフラム状のバネ体により吸収される。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の回転検出器の実施例を図1乃至図2に基づいて説明する。
【0012】 図1は本考案の回転検出器の要部を示す縦断面図、図2は本考案のバネ体の平 面図である。
【0013】 図1において、回転検出器Aは、下部カバー20と上部カバー21との間に基 台22が設けられ、この基台22により、回転電気部23が収納される密閉状の 下部収納室23aと、センサ部24が収納される密閉状の上部収納室24aとが 形成されている。
【0014】 回転電気部23は、下部カバー20に装着されたコイル巻線25と、下部カバ ー20に軸受26を介して出力軸側27aが支持された回転軸27と、回転軸2 7に装着されたロータ28とを備え、このロータ28とコイル巻線25とにより 回転軸27が回転する。また、回転軸27の他端27bは、基台22に一体に立 設形成された軸受用円筒体22aに対し相対回転可能に貫通して上部収納室24 aに臨まされている。
【0015】 センサ部24は、外周に被検出体としての磁気ドラム29が装着された円筒体 30と、円筒体30の内周に装着された軸受31,31と、回転軸27の他端2 7bにねじ32により装着されたヨーク33と、ヨーク33と円筒体30との間 に取り付けられ、円筒体30と回転軸27との芯ずれを吸収すると共に円筒体3 0が回転軸27と一体回転するよう連結するバネ体34とを備えている。
【0016】 磁気ドラム29は基台22に装着されたセンサ支持台35の磁気センサ35a と所定間隔を有して対向するように設けられている。
【0017】 ヨーク33には、ポールマグネット36が取り付けられている。また、ヨーク 33の上方には所定間隔を存して基台22に立設固定された支柱37を介して回 路基板38が設けられている。この基板38の下面にはポールマグネット36に 対向してポールセンサ39が設けられている。
【0018】 ポールマグネット36とポールセンサ39とは、回転軸27が回転したポール マグネット36の磁極をポールセンサ39が検出するものであり、回転電気部2 3のロータ28の回転位置を検出するようになっている。
【0019】 バネ体34は、図2に示すように、図1において上方から見たとき環状に形成 された、ダイヤフラム状に形成され、その外周側座部34aには円筒体30を支 持するためのネジ40,40…を挿入する複数のネジ孔41,41…が穿設され ている。また、バネ体34には回転軸27と円筒体30との間の芯ずれを吸収す るための複数の屈曲部34b,34b…が形成され、ダイヤフラム形状となされ ている。さらに、バネ体34の中心部にはヨーク33の軸取付部33aに嵌合す る取付孔34cが形成されている。
【0020】 上記の構成において、回転電気部23の駆動により回転軸27が回転すると、 この回転を受けて円筒体30が回転し、磁気ドラム29の磁気信号が磁気センサ 35aによって検出されると共に、ヨーク33に設けられたポールマグネット3 6の回転がポールセンサ39によって検出され、回転電気部23のロータ28の 回転位置を検出する。
【0021】 このとき、回転時の回転軸27等に軸ブレが生じても、その振動はバネ体34 の弾性力により吸収され、回転軸27及び円筒体30は安定した回転をすること ができる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の回転検出器にあっては、外周に被検出体が装着 された円筒体と、該円筒体の内周に装着された軸受と、該軸受と回転電気の回転 軸との間に位置する軸受用円筒体を有する基台と、前記回転軸と前記円筒体とを 相対回転不能に連結すると共に前記回転軸と前記円筒体との間の芯ずれを吸収す るダイヤフラム状のバネ体とを有することにより、装置全体の小型化をすること ができると共に、回転時の軸ブレによる振動を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の回転検出器の要部を示す縦断
面図である。
【図2】同じくバネ体の平面図である。
【図3】従来の回転検出器の要部を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
22 基台 22a 軸受用円筒体 27 回転軸 29 被検出体 30 円筒体 31 軸受 34 バネ体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に被検出体が装着された円筒体と、
    該円筒体の内周に装着された軸受と、該軸受と回転電気
    の回転軸との間に位置する軸受用円筒体を有する基台
    と、前記回転軸と前記円筒体とを相対回転不能に連結す
    ると共に前記回転軸と前記円筒体の回転中心との間の芯
    ずれを吸収するダイヤフラム状のバネ体とを有すること
    を特徴とする回転検出器。
JP10973291U 1991-12-13 1991-12-13 回転検出器 Withdrawn JPH0555768U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10973291U JPH0555768U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 回転検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10973291U JPH0555768U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 回転検出器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0555768U true JPH0555768U (ja) 1993-07-23

Family

ID=14517842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10973291U Withdrawn JPH0555768U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 回転検出器

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JP (1) JPH0555768U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998051996A1 (fr) * 1997-05-14 1998-11-19 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Structure de montage d'un capteur de mouvement rotatif
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Effective date: 19960404