JPH02204740A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH02204740A
JPH02204740A JP2369289A JP2369289A JPH02204740A JP H02204740 A JPH02204740 A JP H02204740A JP 2369289 A JP2369289 A JP 2369289A JP 2369289 A JP2369289 A JP 2369289A JP H02204740 A JPH02204740 A JP H02204740A
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JP
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silver halide
halide photographic
glycidyl
formula
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JP2369289A
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English (en)
Inventor
Yasuro Shigemitsu
靖郎 重光
Akiyoshi Tsuchida
槌田 昭義
Yasuhiko Kojima
児島 靖彦
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に関する。
さらに詳細には、特に印刷用写真製版工程に有用な極め
て硬調なネガチプ画像、特に良好な網点品質を有する網
点画像を形成する写真感光材料に関する。
(従来の技術) 写真製版工程に於てはシャープな網点画像あるいは線画
像の形成が要求されるため、極めて硬調な写真特性(特
にガンマが10以上)を示す画像形成システムが必要で
ある。
従来この目的のために、塩化銀の含有量が50モルチ、
好ましくは70%を超える塩臭化銀乳剤からなるリス壓
ノ・ロデン化銀写真感光材料を用い、現偉主薬としてノ
・イドロキノンのみを含む、遊離の亜硫酸イオン濃度を
極めて低く(通常0.1モVl以下)シタリス現像液で
処理する方法が用いられていた。しかし、リス現像液は
液中の亜硫酸イオン濃度が低いために容易に空気酸化を
受け、数日の保存で著しい性能劣化をもたらすという重
大な欠点を持りている。また、塩化銀含量の高い塩臭化
銀乳剤を用いまければならないため、高感度化の達成が
困難であった。
一方、安定な現像液を用いて硬調画像を形成するための
技術として、米国特許第4.168,977号、同第4
.224.401号、同第4.241.164号、同第
4.269.929号、同第4,311,781号、同
第4.650.746号等に開示されている特定のヒド
ラジン誘導体を用いる画像形成システムが提案されてい
る。この方法によれば、造核剤として特定のヒドラジン
誘導体(一般にアシルフェニルヒドラジン誘導体)を添
加した表面潜像型ハロダン化銀写真感光材料を0.15
モル/1以上の亜硫酸塩を含有するpH11〜12.3
の安定な現像液で処理してガンマが10を超える硬調画
像が得られている。この現像液中には高濃度の亜硫酸塩
を加えることが許容されているので現像液の保存安定性
がリス現像液に比べて飛躍的に向上した。
しかし、上記の特定ヒドラジン誘導体を含むハロゲン化
銀写真感光材料はいくつかの欠点を有することがわかり
てきた。
これらの欠点の一つは上記のハロゲン化銀写真感光材料
を安定な現像液で処理すると硬調なネガチブ画像が得ら
れると同時にペラパー(黒ボッ)の発生をともない写真
製版工程上大きな問題となっている。ペラパーというの
は、未露光部、例えば網点と網点の間の非現儂部となる
べき部分に発生する黒胡麻のようなスポットのことで、
写真製版感材としての商品価値を著しく低下させる故障
を引き起す。従って、(ツバ−抑制技術の開発に多大の
努力がなされているが、ペラパーの改良が感度及びガン
マの低下をもたらすことが多く、ペラパー発生をともな
わずに高感度硬調化を達成する画像形成システムの開発
が強く望まれていた。
また第2の欠点は、これまで開示されているヒドラジン
誘導体では高濃度側のコントラスト(濃度3.0から4
.0の間のシ欝ルダーコントラスト)が低いため良好な
網点品質を得ることが困難であった。この欠点を改良す
る方法として米国特許第4、269.929号にはコン
トラスト促進剤としてアミン化合物の使用が開示されて
いる。さらに、特開昭61−165752号にはコント
ラスト促進剤としてヒドロキシメチリジン基含有化合物
の使用が開示されている。しかし、これらのコントラス
ト促進剤を用いて10を超えるrが得られても、コンタ
クトスクリーンを使用するような製版用途に用いうるに
は網点品質が劣シ、いまだ不充分である。
本出願人は先に、上記の如き欠点を解決したものとして
、ハロゲン化銀感光材料をピリジノホルミルヒドラジン
誘導体の存在下、安定な現像液で処理して、硬調なネガ
チプ画像を得る方法を出願した(特願昭63−2633
83)。この方法によればペッツ臂−の発生をともなわ
ずにγが10を超える極めて硬調なネがチブ画像を形成
することができたが、網点品質の改良は充分ではなく、
更なる改良が望まれる。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明の第1の目的は、直線部ガンマ及びショ
ルダーガンマがともに10を超える極めて高感硬調なネ
ガチブ画像をうるためのハロゲン化銀写真感光材料を提
供することである。
本発明の第2の目的は、良好な網点品質を与えるハロゲ
ン化銀写真感光材料を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記目的は、ネガ型ハロゲン化銀写真乳剤層を
少くとも一層有し、該乳剤層又はその他の親水性コロイ
ド層にヒドラジン誘導体を含むノ・ロダン化銀感光材料
において、1分子中に少くとも二つのグリシジル基を有
する硬化剤によって硬膜されていることを特徴とするハ
ロゲン化銀写真感光材料によシ達成された。
本発明で用いられるヒドラジン誘導体としては一般式〔
I〕で示されるものが好ましい。
一般式CD 式中、R1及びR2は各々独立的に水素原子、置換され
てもよいアルキル基又はアリール基を表わす。アルキル
基は直鎖、分岐又は環状であり、アルキル基の炭素原子
数は1〜20である。
上記未置換アルキル基としては、例えば、メチル基、エ
チル基、n−7’ロピル基、1−−10ビル基、n−ブ
チル基、t−ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基
、シクロペンチル基等が挙げられる。
上記置換アルキル基における置換基としては、例えば、
単環もしくは二環の未置換もしくは置換されたアリール
基(置換基としては例えばアルキル基、ハロゲン原子、
ヒドロキシル基、アルコキシル基、アルキルチオ基、ア
ミノ基、置換アミン基、ウレイド基など)、ヘテロ環基
(イ/ト1−ル環、イミダゾール環、トリアゾール環、
ベンゾトリアゾール環、テトラゾール環、チアゾール環
、ベンゾチアゾール環、オキサゾール環、ベンゾオキサ
ゾール環など)、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アル
コキシル基等が挙げられる。
置換アルキル基としては、例えば、ベンジル基、7エネ
チル基、2−クロロエチル基、2−メトキシエチル基、
2−ヒドロキシエチル基、p−メチルペンジル基Sp−
イソプロピルベンジル基、p−ヒドロキシベンジル基、
p−メトキシベンジル基、p−メチルチオベンジル基、
p−アミノベンジル基、p −N、N−ジメチルアミノ
ベンジル基、p −N、N−ジメチルウレイドベンジル
基等が挙げられる。
上記未置換アリール基としては、例えば、フェニル基、
ナフチル基等が挙げられる。
上記置換アリール基の置換基としては、例えば、炭素原
子数1〜10のアルキル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ
ル基、炭素原子数1〜1oのアルコキシル基又はアルキ
ルチオ基、アミノ基、置換アミノ基、ウレイド基等が挙
げられる。
置換ナリール基としては、例えば、p −) IJル基
、m−トリル基、o−トリル基、p−イソプロピルフェ
ニル基、p−クロロフェニル基、o−クロロフェニル基
、p−メトキシフェニル&、p−メチルチオフェニル基
、p−アミノフェニル基、p −N、N−ジメチルアミ
ノフェニル基、p−アセチルアミノフェニル基、p−ヒ
ドロキシフェニル基、o−ヒドロキシフェニル基、p−
N、N−ジメチルウレイドフェニル基等が挙げられる。
一般式(1)のホルミルヒドラジノ基の置換位置はピリ
ジン環の2〜6位のいずれであってもよいが2−位が特
に好ましい。
一般式mで示される化合物の代表的な具体例を以下に示
す。
■ ! ! ■ ■ ■−10 (t−Am:第三級アミル基) ■−12 ■ ■ ■ ■ ■−13 ■−14 ■−15 ■−16 ■−17 ■−18 ■−19 ■−26 (t−Bu :第3級ブチル基) ■−28 ■−21 ■−23 ■−24 ■−29 ■−30 ■−31 !−32 ■−33 ■−34 ■−35 ■−36 ■−41 !−42 ■−43 ■−44 ■−37 ■−38 ■−39 ■−40 ■−45 ■−46 ■−49 ■−50 本発明で用いられるヒドラジン誘導体としては、一般式
〔■〕で示される化合物が特に好ましい。
式中、Ar Fi炭素原子数1〜1oのアルキル基、炭
素原子数1〜10のフルコキシル基もしくはアルキルチ
オ基、アミン基、置換アミン基、ハロゲン原子、ヒドロ
キシル基及びウレイド基から成る群から選ばれた置換基
を有してもよいフェニル基又はナフチル基を表わす。
ヒドラジン誘導体を写真感光材料中に含有させるには該
化合物を表面潜像型写真乳剤中に添加してもよいし、そ
れ以外の親水性コロイド層から成る乳剤層または非感光
性層、例えば保護層、中間層、ハレーシ嘗ン防止層、フ
ィルター層などの層中に添加してもよい。好ましいのは
1本発明に適用する表面潜像型写真乳剤に添加させるこ
とである。
ヒドラジン誘導体を写真乳剤中に添加する場合、その添
加は化学熟成の開始から塗布前までの任意の時期罠おこ
なうことができるが、化学熟成終了後に添加するのが最
も好ましい。
ヒドラジン誘導体を写真感光材料中に添加するには、写
真乳剤に添加剤を加える場合に通常用いられる方法を用
いることができる。例えば、水溶性の化合物は適当な濃
度の水溶液とし、水に不溶のまたは難溶の化合物は水と
混和しうる適当な有機溶媒、例えばアルコール類、ケト
ン類、エステル類、アミド類などに溶解し、溶液として
本発明に用いるネガ階調ハロゲン化銀写真乳剤もしくは
非感光性の親水性コロイド溶液に添加すればよい。
ヒドラジン誘導体の写真感光材料中への添加量はハロダ
ン化銀乳剤の粒子径、ノ・ロダン組成、化学増感の方法
及び程度、カブリ抑制剤の種類などに応じて最適量を選
択することが望ましい。通常はハロダン化銀1モル当り
10 モルないし10−1モル、好ましくはlOモルな
いし5×10 モルの範囲でm−られる。
本発明に用いられる硬化剤は1分子中に少くとも2個の
グリシジル基を含む化合物であり、具体的な構造は、例
えば米国特許第3.492.124、特開昭61−45
246などに記載されている。
少くとも二つのグリシジル基を含む硬化剤の具体例を以
下に示す。
C’H2−0−CH2−マH2 0H 本発明で用いられる1分子中に少くとも2つのグリシジ
ル基を有する硬化剤としては、一般式[111)で示さ
れる化合物が特に好ましい。
一般式〔■〕 式中Xはグリシジル基を表わし、YはグリシジH ルコキシル基(メトキシ基、エトキシ基など)、アシロ
キシル基(アセトキシ基、プロピオキシ基など)、又は
置換アミノ基(N、N−ジメチルアミノ基、N、N−ジ
エチルアミノ基など)を表わす。
本発明の1分子中に少くとも2個のグリシジル基を含む
硬化剤は、ゼラチン100fi当シ、l×10−3〜I
 X I O−’モル、好ましくは5 X 10−’〜
2X10 モル使用するのが良い。
本発明に於てハロダン化銀写真乳剤層に含まれるハロゲ
ン化銀粒子は表面潜像型の塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、
沃臭化銀、沃塩臭化銀のいずれでもよい。沃臭化銀また
は沃塩臭化銀の場合、沃化銀の含有は10モルチをこえ
ないのが好ましく、5モルチまでが特に好ましい。塩化
銀を含む場合、塩化銀は全ノ・ログン化銀の70モルチ
をこえないのが好ましく、50モルチをこえないのが特
に好ましい。
本発明に用いられるハロゲン化銀粒子は、平均粒径が0
.1〜0.7μの範囲にあり、全粒子の90チを占める
粒子サイズが平均粒径の±4040チにある単分散乳剤
であることが必要である。
本発明に用いられるハロゲン化銀粒子は任意の公知の方
法を用いて調製することができる。すなわち、酸性法、
中性法、アンモニア法などのいずれでもよく可溶性銀塩
と可溶性へログン塩の反応形式としては順混合法、逆混
合法、同時混合法、それらの組合せなどのいずれを用い
てもよい。同時混合法の一つとして、ハロゲン化銀の生
成される液相中の銀イオン濃度(pAg )を一定に保
つ方法、すなわち、pAgコンドロールド・ダブルジェ
ット法(C,D、J法)を用いると結晶形が揃い、かつ
粒子サイズが均一に近い単分散ハロゲン化銀粒子が得ら
れる。ハロダン化銀粒子形成壕フ:パ7は物理熟成の過
程においてハロゲン化銀乳剤のコント5ストを増大させ
るためにカドミウム塩、イリ・ゾウム壇又は、ロジウム
塩を共存させてもよい。
本発明に用いるハロダン化銀写真乳剤層に含まれるバイ
ンダーはノ・ロダン化銀1モル当り250gをこえない
ことが好ましい。バインダーと17ではゼラグーンが最
も好まし、いがゼラブーン以外の親水性コロイドを用い
ることもできる。例えば、アルブミン、カゼイン、ゼラ
チンと他の高分子とのグラフトビリマー ポリビニルア
ル;イー ル、ポリ゛アクリルアミドなどの親水性、1
?リマー・などを用いるととができる。
本発明に用いる・・ロダン化銀乳剤は化学増感を行なわ
なくともよいが、通常は化学増感される。
化学増感法とL2て硫黄増感、遺児増感3゜貴金属増感
及びそれらの組合せが用いられるが本発明の実施のため
に特に好ましい化学増感(・、を硫黄増感法をンるいは
硫黄増感と貴金属増感の−・つでちる金増感を組合せた
方法である。
硫黄増感剤としては活性ゼラチン、チオ確酸塩3チオ尿
素類、アリ力・チオカルバミド女ど今月いることができ
る。金増感剤としてはHAuC)、4゜Au (5CN
)i塩、Au(S20い、塩などを用いることができる
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は、所望の感光波長斌
に感光性を付与するために、一種また二種以」7の増感
色素を用いて分光増感される。増感色素としてはシアニ
ン色素、メロシアニン色素。
スチリル色X、、ヘミシアニン色素、ホロポーラ−シア
ニン色素、オオッ、ノール色素、およびヘミオキソノー
ル色素などを用いることができる。特に有用な色素はシ
アニン色素及びメロシアニン色素であZl。色素類の塩
基性異部環核としてシアニン色素に通常利用される核は
いずれも適用で責る。
すなわち、ビロリン核、オキサゾール核、オキナゾリ”
/核、チアゾール核、チアゾリン核、−ロール核、−ト
・)・・ノーゾール核、イミダゾール核、テトラゾ−・
ル核、ピリジン核、インドール核、(;、/ 、X”オ
キサゾール核、ベンゾチアゾール核、ペン・lセレナゾ
ール核、ベンズイミダゾール核、キ2ノリン核などが適
用できる。
本発明に係るハロダン化銀写真感光材料は支持体上にハ
ロゲン化銀乳剤を含有する少なくとも1つの親水性づロ
イド層を箪設置11、て成るが、それ以外の非感光性の
親水性コロ・イド層例えば、保護層、中間層、ハレ〜シ
卿ン防止M 、フィルターq、 などが塗設されていて
もよい。
本発明に用いられる上記親水性コロイド層には必要に応
じて各種写真用添加剤、例えば乳剤安定剤(6−ビドロ
キシ・−4−メチル−1,3,3帖7・テトラゾインデ
ンなどのヒドロキシブトラブインデン化合物)、延展剤
(慢ポニンなど)、ピラチン可塑剤(アクリル酸エステ
ルの共重合体など)、帯電防止7、塗布助剤、j?よび
写真特性改良(h・とえば現像促進、硬調化)など行々
の目的の:そめの各種界面活性剤(カチオン性、アニオ
ン性、非イオン性、両性界面活性剤)。カゾリ抑制剤(
5・−メチルベンゾトリアゾール、1 ・)87.τ9
ルー5〜メルカ!トチトンゾールなど)、イ・ット剤、
写真感光材料の寸度安だ件の改良などの目的で水不溶ま
たは離溶性ポリマーラテックス(アルキルアクリレート
、アルキルメタアクリレ−・ト、アクリル酸、などのホ
モ又はコポリマー)などを本発明の効果が損われない範
囲で使用することができる。
本発明のハロダン化銀感光材料を用いて高感度で超硬調
力ネガチブ画像を得るには、従来の伝染現像液や米国特
許第2,419,975月・K記載されているpH13
に近い高アルカリ現像液を用いる必要はなく、安定な現
像液を用いるととができる。
す々わち、本発明のハロダン化銀感光材料を画像露光[
、たのち保恒剤としての遊離の亜硫酸イオンを0.15
モル/7?以上含み、PHII〜12.5、特に好1L
2くは11.5〜12.3の現像液で処理することによ
ね充分に超硬調表ネガ画像を得ることができる。亜硫酸
イオンの供給源とL2ては亜硫酸ソーダ、亜硫酸カリウ
ノ・などの亜硫酸塩を用いるととができる。
本発明に用いられる現像液は公知の現像主薬を含むこと
ができる。現像主薬としてはジヒドロキシゝン(!” 
ン類(/%イドロキノンなど)、3−ピラゾリドン類(
1−フェニル−3−ピラゾリドンなト)、アミンフェノ
ール類(N−メチル−p−アミノフェノールなど)など
を用いることができる。
ジヒドロキシベンゼン類と3−ピラゾリドン類又はアミ
ンフェノール類から選ばれた一つとを含有スルフェニド
ン−ハイドロキノン(PQ ’)タイプまたはメト−ル
ーハイドロキノン(MQ )タイプの現像液が特に好ま
しい。
現像液にはこの他公知の保恒剤(ヒドロキシルアミンな
ど)、アルカリ剤、無機カブリ抑制剤(臭化カリウム、
臭化ナトリウムなど)、有機カプリ抑制剤(5−ニトロ
インダゾール、5−メチルベンゾトリアゾールなど)、
現儂促進剤(アルカノールアミン類など)、−緩衝剤(
リン酸ナトリウム、リン酸カリウムなど)、硬水軟化剤
(エチレンジアミン四酢酸ナトリウムなど)、界面活性
剤、色調剤、消泡剤などを含有してもよい。
定着液としては一般に用いられる組成のものを用いるこ
とができる。定着剤としてはチオ硫酸塩。
チオシアン酸塩のほか、定着剤としての効果が知られて
いる有機硫黄化合物を用いることができる。
定着液には硬膜剤として水溶性アルSニウム塩などを含
んでもよい。
本発明の方法における処理温度は18〜50℃の範囲、
特に25〜40℃が好ましい。
(実施例) 以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
が本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限
定されるものではない。
実施例1〜実施例6並びに比較例1〜比較例460℃に
保ったゼラチン水溶液中に、硝酸銀水溶液とAg1モル
当り1.2X10  モルの6臭化ロジウム(1)ナト
リウムを含む臭化カリ水溶液をPAJrを7.0に保ち
ながら同時に60分間に亘って加えることにより平均粒
径0.2μの単分散立方体臭化銀乳剤を調製した。常法
により可溶性塩類を除去した後、臭化銀1モル当り2.
5 X 10”−’モルのチオ硫酸ナトリウム及び5X
10 モルのHAuC!−aを加え60℃で70分間化
学熟成した。この乳剤には臭化銀1モル当り80Iのゼ
ラチンを含む。この乳剤の内部感度は表面感度と比較し
て無視できるほど低く、実質的に表面潜yJ型乳剤であ
る。
この臭化銀乳剤に、臭化銀1モル当り1.9gの6−ヒ
ドロキシ−4−メチル−t、3.3m+7−チトラザイ
ンデン及び4.2X10  モルのアンヒPロー5.5
1−ジクロロ−9−エチル−3,3′−ビス(3−スル
ホゾロビル)オキサカルボシアニントリエチルアンモニ
ウム塩を添加した。
さらに、t−1oのヒドラジン誘導体を臭化銀1モル当
り1.5 X 10””モル添加した後、表1に示すよ
うに本発明による硬化剤を添加し1.j? リエチレン
テレフタレー) (PET )ベース上に100cr!
12当り銀量40IIgになるように塗布した。この乳
剤層を表1に示す本発明の硬化剤を添加したオーバーコ
ート層によって保護した。
上述のようにして調製したフィルムのサンプルをLB−
200及びND−10フイルターを用い、2666にの
タングステン光源にて段差0.15のステップウェッジ
を通して10秒間露光した後、下記組成の現像液を用い
て38℃で40秒間現像し、写真特性を測定した。
N−メチル−p−アミンフェノールヘミ硫酸塩2.01
ハイドロキノン           40.O11無
水亜硫酸ナトリウム       75.01臭化カリ
ウム            3.512−ジエチルア
ミノエタノール        46.8.9エチレン
ジアミン四酢酸二ナトリウム塩     1,09重炭
酸ナトリウム         7.0F48チ水酸化
カリウム       70.0115−メチルベンゾ
トリアゾール         o、sI!水を加、t
て         11CPH12,0>一方、網点
画偉は次の方法によシ形成した。すなわち、市販のネガ
用グレイ・コンタクトスクリーン(150線/インチ)
を試料に密着せしめ。
これに連続階調露光ウェッジを通して白色タングステン
光で5秒露光した後、上記の現像液を用いて38℃で4
0秒間現像し、網点画偉を得た。
得られた写真特性を表2に示す。表2で相対感度は力′
りを除く濃度3.0が得られた露光量の逆数の相対値で
、比較例1の値をiooとして示しタモのである。コン
トラストγ1はカプリを除く黒化濃度0.5と3.0の
間の平均勾配・r2は同様に3、0と4.0の間の平均
勾配でそれぞれ示した。また網点品質は5段階で視覚的
に評価したもので「5」が最も良く、「1」が最も悪い
網点品質を表わす。r5Jr4Jが実用に適し、「3」
は低品質ながら何とか実用許容範囲内であり、「2」「
1」は実用不可能な品質の網点である。
表2から明らかなように、比較例1〜4はγ2が10を
越えない低コントラストで低品質の網点しか得られない
のに対して、本発明の硬化剤を含む実施例1〜6はγ、
及びr2と本に10を越える極めて高いコントラストと
高い感度が得られ網点品質も改良されている。
/ 比較化合物A 表 比較化合物B / 比較化合物C 表 比較化合物D ′−) 7′ (発明の効果) 本発明に係わるハロダン化銀写真感光材料は、高濃度側
のコントラストも高く、良好な網点品質を有している。
/ 代理人 弁理士 高 橋 勝 利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ネガ型ハロゲン化銀写真乳剤層を少くとも1層有し
    、該乳剤層又はその他の親水性コロイド層にヒドラジン
    誘導体を含むハロゲン化銀感光材料において、1分子中
    に少くとも2つのグリシジル基を有する硬化剤によって
    硬膜されていることを特徴とするハロゲン化銀写真感光
    材料。 2、ヒドラジン誘導体が一般式〔 I 〕で表わされる化
    合物である請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料。 〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1及びR_2は各々独立的に水素原子、置
    換されてもよいアルキル基又はアリール基を表わす。〕 3、ヒドラジン誘導体が一般式〔II〕で表わされる化合
    物である請求項2記載のハロゲン化銀写真感光材料。 〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Arは炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素
    原子数1〜10のアルコキシル基もしくはアルキルチオ
    基、アミノ基、置換アミノ基、ハロゲン原子、ヒドロキ
    シル基及びウレイド基から成る群から選ばれた置換基を
    有してもよいフェニル基又はナフチル基を表わす。〕 4、1分子中に少くとも2つのグリシジル基を有する硬
    化剤が一般式〔III〕で表わされる硬化剤である請求項
    1、2又は3記載のハロゲン化銀写真感光材料。 〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xはグリシジル基を表わし、Yはグリシジル基
    又は▲数式、化学式、表等があります▼を表わす。R_
    3は低級アルキル基、アシロキシル基又は置換アミノ基
    を表わす。〕
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