JPH0220341B2 - - Google Patents

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JPH0220341B2
JPH0220341B2 JP60145248A JP14524885A JPH0220341B2 JP H0220341 B2 JPH0220341 B2 JP H0220341B2 JP 60145248 A JP60145248 A JP 60145248A JP 14524885 A JP14524885 A JP 14524885A JP H0220341 B2 JPH0220341 B2 JP H0220341B2
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JP
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groove
poly
forming
mold
peripheral wall
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Toshiaki Kanemitsu
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Kanemitsu KK
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Kanemitsu KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はV溝およびポリV溝を備えた板金製
Vプーリの製造方法に関し、さらに詳しくは、周
壁部の基板部側にV溝、および周壁部にこのV溝
に並設して所定ピツチで並ぶ複数のポリV溝をそ
れぞれに形成してなる板金製Vプーリの製造方法
に係るものである。
〔従来の技術〕
近時、ベルトによる強力で確実性に優れた伝動
手段として、張架方向に沿う複数のV形突条を、
内面側に所定ピツチで平行に突設した、いわゆる
ポリVベルトを用い、このポリVベルトを1組の
対向されるポリVプーリのポリV溝間に張架させ
た構成が多く利用されており、このポリVベルト
による動力伝達に使用されるポリVプーリ、特に
板金素材を成形加工してなるポリVプーリの開発
が盛んである。また一方、このポリVベルト伝動
に併せて、同一Vプーリにより通常のVベルト伝
動をもなし得るようにした2系統の伝動手段も利
用されていて、この場合のVプーリには、V溝と
ポリV溝とを併設した複合形式による板金製プー
リ、すなわちV溝およびポリV溝を備えた板金製
Vプーリが使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
こゝでこのようにVベルトとポリVベルトを併
用した伝動構成に適用される板金製Vプーリ、す
なわちV溝およびポリV溝を備えた板金製Vプー
リを使用する場合にあつて、駆動力の強力かつ確
実で円滑な伝動を得るためには、それぞれに板金
素材を塑性成形して形成するV溝とポリV溝のう
ち、特にポリVベルトの各V形突条を係合させる
ところの、相互に並設される複数条のポリV溝に
関して、そのポリV溝自体の溝巾および溝径、な
らびにポリV溝相互のピツチ間隔などにつき、こ
れを5/100mm程度までの高精度に仕上げる必要が
あり、しかもこの高精度な複数条のポリV溝を、
通常のV溝と併せて形成しなければならないため
に、これらのV溝、ポリV溝の両者それぞれの塑
性成形に伴なつて、素材内部に生ずる成形応力、
残留応力などが相互に影響し合い、両溝の成形寸
法などに狂いをきたす惧れがあり、殊に高精度で
あることを信条とする複数条のポリV溝相互の成
形加工が極めて困難になるもので、結果的には良
好な駆動力伝動をなし得なくなるなどの問題点が
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は従来のこのような問題点に鑑み、V
溝およびポリV溝を併有する板金製Vプーリを、
板金素材から可及的簡単かつ容易に、しかも高精
度に成形加工して構成させるための、量産性に優
れた製造方法を提供することを目的とし、特にV
溝形成後に、あらためてポリV溝を形成するとき
の、各溝相互間の影響を排除し得るようにしたも
のである。
すなわち、この発明の製造方法は、板金素材を
深絞り成形して、基板部と周壁部からなるカツプ
材素材を形成させるカツプ状素材形成工程と、 前記カツプ状素材の周壁部に段部を形成して、
周壁部を基板部側のV溝成形部と開口縁部側のポ
リV溝成形部とに区分させる段部形成工程と、 前記周壁部のV溝成形部にV溝を形成させるV
溝形成工程と、 前記V溝形成工程によつてV溝成形部にV溝が
形成された部分を外側から外押え成形型の環状の
突出保持成形部で包含し、該突出保持成形部と内
嵌させた成形型とで前記段部の基部を挟着保持さ
せた状態で、該突出保持成形部とポリV溝成形部
の外周側からの成形ローラとにより、前記段部と
前記ポリV溝成形部の基部側を絞り込んで、先端
が突出保持成形部側に傾く2重折り返し状のフラ
ンジ部を形成するとともに、外押え成形型の環状
の突出保持成形部と内嵌させた成形型とで前記段
部の基部を挟着保持させた状態で、前記周壁部の
ポリV溝成形部に複数条からなるポリV溝を並設
して形成させるポリV溝形成工程とを、備えるさ
せるようにしている。
〔実施例〕
以下この発明に係るV溝およびポリV溝を備え
た板金製Vプーリの製造方法の一実施例につき、
第1図ないし第6図を参照して詳細に説明する。
第1図aないしdはこの実施例に係る板金製V
プーリの製造方法の板金素材から製品に至る主要
段階毎の加工態様をそれぞれに示す半截断面図で
ある。
すなわち、まずこの第1図において、この実施
例方法の場合には、所定厚さの板金素材を深絞り
成形して、基板部11と周壁部12からなるカツ
プ状素材1を形成させるカツプ状素材形成工程
(同図a)と、このカツプ状素材1の周壁部12
に、基部21にも段付き部を有する段部23を形
成して、同周壁部12を基板部11側のV溝成形
部14と開口縁12a側のポリV溝成形部15と
に区分させる段部形成工程(同図b)と、前記周
壁部12のV溝成形部14に対して、V溝31を
形成させるV溝形成工程(同図c)と、前記周壁
部12のポリV溝成形部15に対して、相互に並
設される複数条のポリV溝41を形成させるポリ
V溝形成工程(同図d)とを順次に有し、これら
の各工程により板金素材を加工成形して、目的と
するV溝31およびポリV溝41を備えた板金製
Vプーリ100を製造するのである。
また第2図は前記板金製Vプーリ100同上製
造方法の一層具体的な製造工程を順次に示す断面
説明図、第3図ないし第6図は同上成形各部の詳
細を示す拡大断面図であり、各工程での詳細を次
に述べる。
(1) カツプ状素材形成工程(第1図a) このカツプ状素材形成工程では、第2図a1
に示すように、所定の厚さおよび外径の板金素
材を成形材料として用い、可動、固定の両内、
外絞り型111,112および押え型113に
より、所定の外径寸法および絞り深さ寸法に深
絞り成形して、基板部11と周壁部12とから
なるカツプ状素材1を形成させる。そしてこの
とき、前記周壁部12の開口縁部12aには、
絞り成形に伴なつた余剰材料による鍔部13が
残留される。
(2) 段部形成工程(第1図b) この段部形成工程では、まず第2図b1に示
すように、第1、第2の相互に重合された内押
え型211,212に、前記カツプ状素材1を
嵌合保持させた状態で、予備段押しローラ21
3により、同カツプ状素材1の基板部11側の
周壁部12の部分を予備転造し、同部分に傾斜
部22を成形させて、この周壁部12を基板部
11側のV溝成形部14と、開口縁部12a側
のポリV溝成形部15とに区分させた傾斜部付
きカツプ状素材2aを得る。
ついで第2図b2に示すように、第3、第4
の相互に重合された内押え型214,215
に、この傾斜段部付きカツプ状素材2aを同様
に嵌合保持させた状態で、仕上げ段押しローラ
216により、前記傾斜部22を仕上げ転造
し、第3図にその詳細を拡大して示す通り、基
部21にも段付き部を有する段部23を形成し
て、段付きカツプ状素材2とする。
すなわち、この段部形成工程においては、結
果的にカツプ状素材1の周壁部12に段部23
を形成することで、この周壁部12を、基板部
11側のV溝成形部14と、段部23を介して
これよりも大径にされた開口縁12a側のポリ
V溝成形部15とに区分される。
(3) V溝形成工程(第1図c) このV溝形成工程では、まず第2図c1に示
すように、第5、第6の相互に重合された内押
え型311,312に、前記段部付きカツプ状
素材2を嵌合保持させた状態で、外絞り型31
3により、同段部付きカツプ状素材2の基板部
11を同心的に逆方向内側へ絞り込んで、周縁
部所定範囲内に段違い端部32を予備成形させ
たのち、これを第2図c2に示すように、その
基板部11側にあつて、第7の外押え型314
と偏心された第8の内押え型315とにより保
持させた状態で、剪断ローラ316を用い、前
記ポリV溝成形部15を所定寸法位置から剪断
して、前記鍔部13、ひいては余剰材料部分を
予め除去整形させ、このようにして段部付き粗
整形カツプ状素材3aを得る。
ついで前記段部付き粗整形カツプ状素材3a
は、第2図c3に示すように、第9、第10の
内、外V溝予備成形型317,318間で同心
的に挟着保持させ、かつ特に前記段部23の基
部21の保持については、同第9の内V溝予備
成形型317の肩部317aにきつちりと嵌着
させた状態で、V溝予備成形ローラ319によ
り前記V溝成形部14を、外周から絞り込むよ
うに予備転造して、同部分にV溝成形のための
凹陥部33を予め形成させる。
そしてこのV溝成形部14に対するV溝成形
のための予備転造に際しては、前記V溝予備成
形ローラ319の肩部319aと前記第9の内
V溝予備成形型317の肩部317aとによ
り、段部23の基部21を常時、圧接保持させ
るようにし、これによつて同予備転造における
塑性成形の影響が、前記ポリV溝成形部15側
に及ばないようにするのである。
さらにその後、第2図c4に示すように、凹
陥部33を予備成形させた段部付き粗整形カツ
プ状素材3aは、前記の場合と同様に、第11、
第12の内、外V溝仕上げ成形型320,321
間で同心的に挟着保持させると共に、こゝでも
特に前記段部23の基部21については、同第
11の内V溝仕上げ成形型320の肩部320a
にきつちりと嵌着させた状態で、V溝仕上げ成
形ローラ322を用いてこの凹陥部33を、外
周からより深く絞り込んで仕上げ転造し、同凹
陥部33に対し通常のV溝31を成形させて、
V溝付き粗整形カツプ状素材3とする。
そしてまたこゝでも前記と同様に、このV溝
成形部14に対するV溝31の成形のための仕
上げ転造に際しては、前記V溝仕上げ成形ロー
ラ322の肩部322aと前記第11の内V溝仕
上げ成形型320の肩部320aとにより、段
部23の基部21を常時、圧接保持させるよう
にして、同仕上げ転造における塑性成形時の成
形圧力、ならびに成形後の残留圧力などの影響
が、前記ポリV溝成形部15側に及ばないよう
にするのであり、このようにして前記V溝成形
部14に通常のV溝31を成形させた状態で
は、第4図にその詳細を拡大して示した通り、
同V溝成形部14が、前記基板部11の段違い
端部32と段部23の基部21との間で、V字
形に曲げ込まれると共に、同段違い端部32側
では二重に折り返し補強されて、所定形状寸法
のV溝31を所期通りに高精度で形成し得るの
である。
(3) ポリV溝形成工程(第1図d) このポリV溝形成工程では、まず第2図d1
に示すように、第1ポリV溝予備成形型411
に前記V溝付き粗整形カツプ状素材3を嵌合さ
せ、かつその基板部11およびV溝31部を外
側から第13の外押え型412により、またその
V溝31を包含するようにして、段部23の基
部21を同様に外側から外押え成形型413に
よりそれぞれ同心的に挟着保持させると共に、
こゝでも特に前記段部23の基部21について
は、同第1ポリV溝予備成形型411の肩部4
11aと、外押え成形型413の突出保持成形
部413aとの間に、きつちりと強力に挟圧さ
せた状態とし、この状態で第1ポリV溝予備成
形ローラ414により、ポリV溝成形部の外周
側から前記段部23とポリV溝成形部15の基
部側を絞り込むよう第1予備転造をして、先端
が突出保持成形部413a側に傾く2重折り返
し状のフランジ部BとポリV溝成形のための基
準溝部42を予め形成させ、このようにしてV
溝付きカツプ状素材4aを得る。
そしてこの実施例のように特に基準溝部42
を形成する場合には、その基準溝部42の転造
に際して、前記段部23の基部21の部分を、
第1ポリ溝予備成形型411の肩部411a
と、外押え成形型413の突出保持成形部41
3aとによつて、常時、挟圧保持されているた
めに、こゝでも同転造における塑性成形の影響
が、前記V溝成形部14側に及ぶ惧れはなく、
またこのようにして前記ポリV溝成形部15に
基準溝部42を成形させた状態では、第5図に
その詳細を拡大して示した通り、同基準信号4
2は、V字形をなして曲げ込まれる。
ついでその後、第2図d2およびd3に示す
ように、前記第1ポリV溝予備成形型、成形ロ
ーラ411,414の組合せについて、これを
偏心された第2ポリV溝予備成形型415、お
よび成形ローラ416の組合せと、偏心された
第3ポリV溝予備成形型417、および成形ロ
ーラ418の組合せとに順次組替え、かつこゝ
でも前記と同様に段部23の基部21に対する
挟圧保持をなした状態で、前記ポリV溝成形部
15の基準溝部42を一つの基準点にして、こ
のポリV溝成形部15に対し第2、第3予備転
造としての、並列される複数条の予備ポリV溝
43,44を、漸次に所定の寸法形状に近付け
るように、少しづゝ絞り込むと共に、前記開口
縁部12a側に立上り耳部45を次第に立上ら
せて成形する。
さらに続いて最終的には、第2図d4に示す
ように、ポリV溝予備成形最終段の偏心された
第3ポリV溝予備成形型417、および第3ポ
リV溝予備成形ローラ418の組合せを、偏心
されたポリV溝仕上げ成形型419、およびポ
リV溝仕上げ成形ローラ420の組合せに組替
え、かつこゝでも前記と同様に段部23の基部
21に対する挟圧保持をなした状態で、前記第
3予備転造での並列される複数条の予備ポリV
溝44を、V溝仕上げ成形ローラ420によ
り、外周からより深く絞り込んで仕上げ転造
し、同ポリV溝成形部15に対して、並列され
る複数条のポリV溝41を成形させ、このよう
にしてV溝、ポリV溝付きVプーリ4を得る。
そしてまたこゝでも前記と同様に、このポリ
V溝成形部15に対するポリV溝41の成形の
ための仕上げ転造に際しては、前記ポリV溝仕
上げ成形型419の肩部419aと、外押え成
形型413の突出保持成形部413aとによつ
て、前記段部23の基部21を常時、強力に挟
圧保持させているために、前記V溝31の場合
と全く同様に、このポリV溝41の仕上げ転造
における塑性成形時の成形圧力、ならびに成形
後の残留圧力などの影響を、V溝31側に及ぼ
すことはなく、このようにして前記ポリV溝成
形部15に、並列される複数条のポリV溝41
を成形させた状態では、第6図にその詳細を拡
大して示した通り、同ポリV溝成形部15が、
並列する複数条のV字形に曲げ込まれると共
に、ポリV溝成形部15の基部側は、2重折り
返し状のフランジ部Bによつて補強され、かつ
前記開口縁部12a側では、立上り耳部45が
立上げられて、これらのフランジ部Bと立上り
耳部45によりポリVベルトの外れを防止で
き、このようにして所定形状寸法によるところ
の、相互に並列される複数条のポリV溝41を
所期通りに高精度で形成し得るのである。
すなわち、以上のようにして目的とするV溝3
1およびポリV溝41を、それぞれに高精度で形
成した製品としての板金製Vプーリ100(Vプ
ーリ4)を製造することができるのである。
なお、前記実施例では、ポリV溝形成工程にお
いて、フランジ部Bと同時に基準溝部42を形成
するようにしたが、勿論、基準溝部42を形成せ
ずにフランジ部Bのみを形成するようにしてもよ
く、また予備ポリV溝42,43を形成するとき
に、フランジ部Bを形成するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明方法によれば、基
板部と周壁部からなるカツプ状板金素材を用い、
その周壁部上にV溝と相互に並設される複数条の
ポリV溝とを形成させる場合、これらのV溝およ
びポリV溝の成形加工に先立つて、まず予め周壁
部に段部を形成させることにより、同周壁部を基
板部側のV溝成形部と開口縁側のポリV溝成形部
とに区分させておき、ついで前記V溝成形部にV
溝を形成し、しかる後V溝成形部にV溝が形成さ
れた部分を外側から外押え成形型の環状の突出保
持成形部で包含し、該突出保持成形部と内嵌させ
た成形型とで前記段部の基部を挟着保持させた状
態で、該突出保持成形部とポリV溝成形部の外周
側からの成形ローラとにより、前記段部の先端側
と前記ポリV溝成形部の基部側を絞り込んで、先
端が突出保持成形部側に傾く2重折り返し状のフ
ランジ部を形成するとともに、外押え成形型の環
状の突出保持成形部と内嵌させた成形型とで前記
段部の基部を挟着保持させた状態で、前記周壁部
のポリV溝成形部に複数条からなるポリV溝を形
成させるようにしているので、ポリV溝を作る場
合における塑性成形時の成形圧力、ならびに成形
後の残留圧力などの影響を、すでに形成している
V溝成形部のV溝に及ぼすことがない。しかもV
溝およびポリV溝相互の寸法形状、殊に複数条を
正確に並設する必要のあるポリV溝の寸法形状を
高精度に成形加工できるもので、結果的には、こ
の種のV溝およびポリV溝を並設する板金製Vプ
ーリの伝動効率を格段に向上でき、しかも構成自
体が頗る簡単で、容易に実施可能であるなどの特
長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aないしdはこの発明に係るV溝および
ポリV溝を備えた板金製Vプーリの製造方法の一
実施例による板金素材から製品に至る主要段階毎
の加工態様をそれぞれに示す半截断面図であり、
また第2図a1ないしd4は同上製造方法の一層
具体的な製造工程を順次に示すそれぞれ半截断面
説明図、第3図ないし第6図は同上成形各部の詳
細を示す拡大断面図である。 1…カツプ状素材、2…段付きカツプ状素材、
2a…傾斜部付きカツプ状素材、3…V溝付き粗
整形カツプ状素材、3a…段部付き粗整形カツプ
状素材、4…V溝、ポリV溝付きVプーリ、4a
…V溝付きカツプ状素材、11…基板部、12…
周壁部、14…V溝成形部、15…ポリV溝成形
部、21…段部の基部、23…段部、31…V
溝、32…段違い端部、41…ポリV溝、42…
基準溝部、100…製品としてのV溝およびポリ
V溝を備えた板金製Vプーリ、111…内絞り
型、112…外絞り型、211…第1の内押え
型、212…第2の内押え型、213…予備段押
しローラ、214…第3の内押え型、215…第
4の内押え型、216…仕上げ段押しローラ、3
11…第5の内押え型、312…第6の内押え
型、313…外絞り型、314…第7の外押え
型、315…第8の内押え型、316…剪断ロー
ラ、317…第9の内V溝予備成形型、317a
…同上成形型の肩部、318…第10の外V溝予備
成形型、319…V溝予備成形ローラ、319a
…同上成形ローラの肩部、320…第11の内V溝
仕上げ成形型、320a…同上成形型の肩部、3
21…第12の外V溝仕上げ成形型、322…V溝
仕上げ成形ローラ、322a…同上成形ローラの
肩部、411…第1ポリV溝予備成形型、411
a…同上成形型の肩部、413…外押え成形型、
413a…同上成形型の肩部、414…第1ポリ
V溝予備成形ローラ、415…第2ポリV溝予備
成形型、415a…同上成形型の肩部、416…
第2ポリV溝予備成形ローラ、417…第3ポリ
V溝予備成形型、417a…同上成形型の肩部、
418…第3ポリV溝予備成形ローラ、419…
ポリV溝仕上げ成形型、419a…同上成形型の
肩部、420…ポリV溝仕上げ成形ローラ、B…
フランジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板金素材を深絞り成形して、基板部と周壁部
    からなるカツプ状素材を形成させるカツプ状素材
    形成工程と、 前記カツプ状素材の周壁部に段部を形成して、
    周壁部を基板部側のV溝成形部と開口縁部側のポ
    リV溝成形部とに区分させる段部形成工程と、 前記周壁部のV溝成形部にV溝を形成させるV
    溝形成工程と、 前記V溝形成工程によつてV溝成形部にV溝が
    形成された部分を外側から外押え成形型の環状の
    突出保持成形部で包含し、該突出保持成形部と内
    嵌させた成形型とで前記段部の基部を挟着保持さ
    せた状態で、該突出保持成形部とポリV溝成形部
    の外周側からの成形ローラとにより、前記段部と
    前記ポリV溝成形部の基部側を絞り込んで、先端
    が突出保持成形部側に傾く2重折り返し状のフラ
    ンジ部を形成するとともに、外押え成形型の環状
    の突出保持成形部と内嵌させた成形型とで前記段
    部の基部を挟着保持させた状態で、前記周壁部の
    ポリV溝成形部に複数条からなるポリV溝を並設
    して形成させるポリV溝形成工程とを、備えるV
    溝およびポリV溝を備えた板金製Vプーリの製造
    方法。
JP14524885A 1985-07-02 1985-07-02 V溝およびポリv溝を備えた板金製vプ−リの製造方法 Granted JPS626724A (ja)

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